JP2788232B2 - リールボックス - Google Patents

リールボックス

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JP2788232B2
JP2788232B2 JP26970496A JP26970496A JP2788232B2 JP 2788232 B2 JP2788232 B2 JP 2788232B2 JP 26970496 A JP26970496 A JP 26970496A JP 26970496 A JP26970496 A JP 26970496A JP 2788232 B2 JP2788232 B2 JP 2788232B2
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清 鬼頭
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線コードなど
の長尺の紐状物または管状物の長さを調節するために用
いるリールボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】長尺の紐状物または管状物の代表的なも
のとしては配電線コードがある。この配電線コードに
は、一端にコンセントタップ、他端にコンセントプラグ
を取り付けた所定の長さの延長用コードや、このコンセ
ントタップの部分がタップを兼ねたリールボックスに構
成されている延長用コードなどがあるが、前者の延長用
コードでは、使用時の長さより若干長めの長さのものを
購入するなどして使用するのであって、余った分を放置
しておくと物が引っ掛かったりして具合が悪いので、適
当に丸めて適当な紐で括っておくのが普通であって、こ
の場合には見た目に良くないだけでなく、長さを加減し
ようとすると初めからやり直さなければならないという
不具合があった。
【0003】また、ドラムに配電線コードを巻き付け、
ドラム側面にはコンセントタップを設けて配電線コード
の長さを調節できる電源用リールボックスもあるが、こ
のようなリールボックスでは、上記した不具合は解消し
ているものの、一般には全体に大型となるので、業務用
の大容量型の配電線コードを対象にしたものが普通で、
家庭用の小容量で長さの短い配電線コードを対象にした
ものでは、ボックス部分が大型で簡便には使用しにくい
ものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、長尺の紐状物
や管状物、例えば、通常に使用される延長コードなどの
配電線コードを対象にして、長さの余った部分を簡単に
巻き取って整理できるとともに、構造が簡単で壊れにく
く、外観にも優れた小型で見た目のよいリールボックス
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、容器と、
容器の内部に枢支された巻芯本体とフランジを備えた巻
芯と、この巻芯の脱落を防止するために容器に被せられ
る蓋体とからなる、長尺物品を外部から取り込み前記巻
芯本体に巻き回して外部に取り出すリールボックスであ
って、前記蓋体には開口部が設けられるとともに、前記
フランジの外面には一対の突起が、前記開口部から外部
に臨ませたものとして形成されていることを特徴とする
リールボックス、により解決することができる。
【0006】また、好ましくは、前記巻芯が、その巻芯
本体を筒状軸受として前記容器内に設けた凸軸に嵌合さ
せて枢支されたものであり、その凸軸の先端部と前記筒
状軸受の底部に噛み合い係合部が設けられ、前記筒状軸
受を軸方向に前進後退させることにより、前記噛み合い
係合部を係合離脱自在なものとした構造に具体化するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、図1〜3に基づいて本発明
の実施形態を説明する。図1は、この実施形態のリール
ボックスの側面断面図であり、図2は、巻芯と長尺物品
の例として示す配電線コードとの係合の態様を表してい
る同じく要部斜視図である。この実施形態の基本部品
は、容器1とそれに収容された巻芯3とこれらに被せら
れた蓋体2からなる。
【0008】容器1は、プラスチック製の、例えば縦横
100×100mm、高さ40mmで素材厚さ2mm程
度の四角容器であり、その底面(図1では右側)には、
後記巻芯3を枢支するための凸軸11が内方に向けて形
成されている。
【0009】そして、この容器1には、巻芯本体32と
その両端に設けられたフランジ31a、3bを備えた巻
芯3が収容されている、この場合、巻芯本体32が内面
が前記容器1の凸軸11に嵌合可能な筒状に形成されて
軸受を兼ねたものとして、前記凸軸11に嵌合されて枢
支されている。さらに、容器1と同素材からなる高さ1
0mm程度の蓋体2が容器1に嵌着され、巻芯3の脱落
を防止している。
【0010】容器1、蓋体2と巻芯3とは、このように
配置されているので、巻芯3は、蓋体2によって脱落防
止されながら、容器1に内部で自由に回動可能に配置さ
れている。また、蓋体2は容器1に着脱自在に嵌着され
ているので、前記の容器1、蓋体2と巻芯3とは適宜な
ときに取り外し、組付けすることができるものである。
【0011】さらに、この実施形態の構造のリールボッ
クスにおいて、前記蓋体2には円形の開口部21が、巻
芯3の回動軸に中心を一致させて設けられるとともに、
前記外側のフランジ31bの外面には中空空間のある筒
状に突出した一対の突起33、33が、前記開口部21
から外部に臨ませたものとして形成されていることを特
徴とする。
【0012】また、フランジ31bにはリング状スペー
サ34が前記開口部21より大径に形成され、蓋体2を
取り付けたときに、蓋体2裏面に立設されたリング状ガ
イド片22の内側に収められて、巻芯3が脱落しないよ
う設定されている。なお、このリング状スペーサ34に
は適宜数の切り欠き35(図2においては4か所)が設
けられている。
【0013】ここで、一対の突起33、33は、コード
4の直径より大きな寸法の空間を隔てて並列した、筒状
に突出した形状をなしているが、これは、外部から手動
で巻芯3を回わし動かすための利便を目的としたもの
で、本発明ではこの形状に限定されるものでないこと
は、言うまでもない。
【0014】この実施形態のリールボックスにおいて、
配電線コードを対象にして使用する事例を説明すると、
先ず蓋体2を取り外した状態で、図2に示すように、長
さを調節しようとする対象のコード4を容器1の出入孔
12から取り込み、リング状スペーサ34の切り欠き3
5を通して一対の突起33、33の間を通した形態に設
定する。そして、蓋体2を嵌着して配電線コードの巻取
の準備が完成するのである。この後、開口部21に露出
している一対の突起33、33に指先をかけて適宜方向
に回動させれば、2本のコードを同時に巻き取ることが
できるのである。なお、巻取の方向は、右左いずれの方
向でも差し支えなく、また、巻き戻すには、2本のコー
ドを持って左右に引き延ばすようにすれば容易に巻き戻
すことができる。
【0015】本発明のリールボックスは、以上に説明し
たように構成されているので、配電線コードを取り込ん
で巻き回すだけで、余分なコードをまとまりよく整理し
て、コードの長さを簡単に調節できるものであるが、配
電線コードを折り返して2本にして同時に巻き回すこと
ができるので、長さ調節が効率的の行えるという特徴が
ある他、蓋体が着脱自在に設けられているので、配電線
コードの適宜な位置においてこのリールボックスを取り
付けることができるという特徴もあり、また、縦横各1
00mm、厚さ50mm程度のごく小型に、かつ外観に
も優れたものに構成することができる利点がある。
【0016】なお、上記のリールボックスでは、図2に
示すコード4の配置形態とは異なり、図3に示すよう
に、1か所の出入孔12を通じてコード4の両方を取り
込むように設定してもよいものである。この場合、コー
ド4を突起33、33に対してたすき掛けの形態(図
2)に配置してもよく、図3にように、一方の突起33
の周りに引き回すだけでも差し支えがない。以上の説明
のように、本発明では配電線コードのような電線類を対
象にするのが好適ではあるが、その他の長尺物品、例え
ば、配水用ホース類、ロープ類にも適用できるものであ
る。
【0017】さらに、本発明の好ましい実施形態を図1
により説明すると、前記巻芯3が、先に示した通り、そ
の巻芯本体32を筒状軸受として前記容器1内に設けた
凸軸11に嵌合させて枢支されたものにおいて、凸軸1
1の先端部と筒状軸受(巻芯本体32)の底部に噛み合
い係合部を設けておき、この筒状軸受を軸方向に前進、
後退させることにより、その噛み合い係合部を係合離脱
自在に配置する。このようにしておけば、簡単な操作に
よって、噛み合い係合部を係合させて、巻芯3の回動を
制止して配電線コードの巻き回しが弛むのを防止し、ま
た噛み合い係合部を外せば、巻芯3の回動が自由になる
から巻き取り、巻き戻し操作が容易に行えるという利点
が得られる。
【0018】
【発明の効果】本発明のリールボックスは、以上に説明
したように構成されているので、既に使用されている長
尺物品、例えば配電線コードに取り付けて巻き回すだけ
で、コードの長さを簡単に調節でき、また、構造が小型
で簡単で壊れにくく、外観にも優れているうえ、簡単な
操作によって巻き回した配電線コードの緩むのを防止す
るようにできるなどという優れた効果がある。よって本
発明は、従来の問題点を解消した新規なリールボックス
として、その工業的価値に大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す側面断面図。
【図2】実施形態の使用例を説明するための要部斜視
図。
【図3】同じく実施形態の使用例を説明するための要部
斜視図。
【符号の説明】
1 容器 11 凸軸 2 蓋体 21 開口部 3 巻芯 31a フランジ 31b フランジ 32 巻芯本体 33 突起 4 コード。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器と、容器の内部に枢支された巻芯本
    体とフランジを備えた巻芯と、この巻芯の脱落を防止す
    るために容器に被せられる蓋体とからなる、長尺物品を
    外部から取り込み前記巻芯本体に巻き回して外部に取り
    出すリールボックスであって、前記蓋体には開口部が設
    けられるとともに、前記フランジの外面には一対の突起
    が、前記開口部から外部に臨ませたものとして形成され
    ていることを特徴とするリールボックス。
  2. 【請求項2】 前記巻芯が、その巻芯本体を筒状軸受と
    して前記容器内に設けた凸軸に嵌合させて枢支されたも
    のであり、その凸軸の先端部と前記筒状軸受の底部に噛
    み合い係合部が設けられ、前記筒状軸受を軸方向に前進
    後退させることにより、前記噛み合い係合部を係合離脱
    自在なものとした請求項1記載のリールボックス。
JP26970496A 1996-10-11 1996-10-11 リールボックス Expired - Lifetime JP2788232B2 (ja)

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JP26970496A JP2788232B2 (ja) 1996-10-11 1996-10-11 リールボックス

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JPH10114470A JPH10114470A (ja) 1998-05-06
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