JPH02290526A - 密封容器の永久変型を防止した内圧検査方法 - Google Patents

密封容器の永久変型を防止した内圧検査方法

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JPH02290526A
JPH02290526A JP23147289A JP23147289A JPH02290526A JP H02290526 A JPH02290526 A JP H02290526A JP 23147289 A JP23147289 A JP 23147289A JP 23147289 A JP23147289 A JP 23147289A JP H02290526 A JPH02290526 A JP H02290526A
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sealed container
internal pressure
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Hisaichi Shibazaki
柴崎 久市
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は密封容器の内圧検査方法と装置に関し、さらに
詳しくは室温において大気圧より高い内圧(本明細書に
おいては正内圧とよぶ)を有する密封容器の内圧検査方
法と装置に関する。
飲食品等Q充填,密封された密封容器の内圧検査法又は
装置として、従来ほぼ平坦な蓋部又は底部を打撃して、
発生した打音の周波数を測定するタイプのもの、もしく
は該打音の滅衰時間を測定するタイプのもの、あるいは
内圧による蓋部又は底部の変形を光学的凹面鏡作用で光
の集光力として測定するタイプのもの等が提案されてい
る.しかしながらこれらの従来のタイプのものは、主と
してホ,ト・譬,ク法や真空充填法,もしくは水蒸気置
換法等によって充填密封された、ほぼ平泪な蓋部又は底
部を有する負内ギ性金属容器に適したものであって、一
般に半球面状で比較的肉厚の、内圧に応じた変形が殆ん
ど行なわれな一底部、およびグルタブが着設された開口
容易な蓋を備えな、正内圧性金属密封容器の漏洩の有無
の検査等に対しては適用が困難である。また最近2軸延
伸一吹込成形ポリエステル(例えばポリエチレンテレフ
タレート)がトルが、ビールや炭酸飲料用容器として使
用される傾向にあるが、この種の音響特性が悪く、かつ
光反射性の乏しい正内圧性プラスチック密封容器に対し
ても、従来のタイプのものは適用が困難である。
最近、充填された(ヘッドスペースを残して)器が提案
されている。この場合、滴下する液体窪素の量が少なす
ぎると、十分な正内圧が得られず、従って薄肉の胴壁部
が凹み易く、一方多すぎると内圧が高くなレすぎて、レ
トルト加熱殺菌処理等のさいに容器が永久変形もしくは
破裂するおそれがある。従って密封後の内圧を測定して
滴下装置にフィードバックして、内圧を一定範囲内に管
理する必要があるが、従来のタイグの内圧検査法又は装
置によっては、この種の要求を満すことが困難である。
本発明は以上に述べた従来技術の問題点の解決を図るこ
とを目的とする. 上記目的を達成するため、本発明は正内圧性を有し、弾
性的に変位可能表壁面を備える密封容器の内圧検査方法
であって、該壁面を外部ふら局部的に押圧して弾性的に
変位させ、該変位に対する反力の測定値にもとづいて内
圧を判別することを特徴とする密封容器の内圧検査方法
を提供するものである. さらに本発明は、正内圧性を有し、弾性的に変位可能な
壁面を備える密封容器の内圧検査装置であって、該装置
は、該壁面を局部的に押圧して弾性的に変位させるため
の押圧具,該変位に対する反力を感知する荷重センサ,
該荷重センサの電気出力信号の最大値をホールドする回
路,該出力信号が最大値に達したとき・譬ルス信号を発
生する回路,および該ノ4ルス信号にもとづいてホール
ドされな該出力信号の最大値をディジタル化信号に変換
する〜勺コンパータを備えることを特徴とする密封容器
の内圧検査装置を提供するものである。
以下実施例である図面を参照しながら本発明について説
明する。
飲食品等が充填密封された、比較的小型の(通常内容積
が約100〜3 0 0 0 mlの)正内圧性密封容
器の胴壁部は、一般に円筒状であり、かつ弾性的に変形
し易い(密封前の状態で)薄肉の材料よりなっている。
例えば錫めクき鋼板やアルミニウム合金板の絞りーしご
き成形によって形成された金属缶の胴壁部の厚さは約0
.10〜0.15−である。また前記の2゜軸延伸一吹
込成形ポリエチレンテレフタレート?トルの胴壁部の厚
さハ約0.3鴎である.しかし密封して正内圧になると
、胴壁部には張力が生じ、外力により変形し難くなる。
この外力に対する抵抗は内圧と相関関係を有する。
これを以下に実験例によって説明する.第1図の101
は、外径5 3 ml.高さ130m.胴壁部1011
の厚さ0. 1 1 wm .牛球状に凹大した底部1
0lbの厚さ0. 3 2 mm ,容* 2 5 0
 IIlの錫めっき鋼板より形成された絞り−しごき缶
である。これに内容物102をへッドス{−ス103を
残して充填した後、プルタブ付(図示されない)の厚さ
0. 3 5 asの蓋部102を2重巻締して、種種
の内圧の密封容器104を製造し、図示のようにアンピ
ル105上に横置した。
胴壁部1011の中央真上部に、先端部106&が半径
10−の半球面形となクてψる押圧具106を、図示さ
れない押圧装置により押込んだときの、押込量CD)と
反力(F)との関係を、異なる正の内圧(P)について
測定しな結果を第2図に示す.この実験の範囲内では、
比較的厚い底部10lbおよび蓋部102は実質的に変
形せず、胴壁部101mの上部近傍のみが変形したが、
押込み解除後は、胴壁部l01&は弾性的に原形状に復
帰した。
第3図は、第2図の押込量(D)が1日の場合について
、内圧CP)と反力(F)との関係を示しなものであっ
て、内圧(P) Fi反力(F)と共に単調に増加して
いる.従って密封容器の胴壁部の定位置における所定の
押込t (D)における反力(F)を測定することによ
って、内圧を判別することが可能である.tた押込具1
06の先端部1061の形状,寸法,および押込f (
D)を所定の範囲内に定めることによって、胴壁部10
1mの変形(す彦わち変位)を弾性的範囲内に止め、測
定後、胴壁部10l1に永久凹み等の欠陥の発生を防止
することが可能である。
第4図の201は、外径7 5 m .高さ250m,
胴壁部201鳳の厚さ0. 3 0 m .半球状に凸
出した底部20lbの平均厚さ0. 6 m ,容1i
1000W/の2軸延伸一吹込成形ポリエチレンテレ7
タレート?トルである。これに内容物を充填後、ねじ蓋
202によクて密封してなる密封容器204について、
第1図の場合と同様にして、押込量(D)と反力(F)
との関係を、各内圧について測定した結果を第5図に示
す.第6図は押込量(D)が1一の場合について、内圧
(P)と反力(F)との関係を示し念ものであって、本
図からこの場合も、所定の押込量(D)における反力(
F)を測定することによって内圧を判別することができ
ることが分る.次に本発明の方法を実施するための装置
の例について説明する。
第7図において、301はガイドグレートであって、そ
の上を密封容器302が横置された状態で、図示されな
≠送り装置によって矢印人方向に搬送される。ガイドゾ
レー} 3 0 1 f)孔部301 mを挿通して、
棒状の押圧具303が、ガイドグレー}301の上面3
0lbから所定高さ(D)だけ突出するように、ロード
セル306を介して固定板316に固設されている.突
出高さDは、前記の押込量に相当する。突出高さDの調
節は、固定板316に設けられたねじ機構317にょク
て行なわれる.上記調節は、密封容器302の外径,胴
壁部3021の厚さ,材質,あるいは内外面の塗装,印
刷の種類等に応じて行なわれる。突出高さDが低すぎる
と、内圧の判別精度が低下し、方高すぎると、胴壁部3
02mに永久変形が残ったり、あるψは塗装,印刷面に
傷が発生するおそれがあるからである。
305は、常時矢印B方向に回転しているパックア, 
f o−ルであクて、軸線が押圧具303の軸線と交叉
するように、またその下端部3051がガイドプレート
301の上面30lbよりも、密封容器302の外径に
実質的に等しいか、それより僅かに小さい高さだけ上方
に位置するように配設されている。パックア,!ロール
305は、ゴム硬度、JIS (A) 5 0〜60程
度の比較的軟かいゴムロールよりなることが好ましい。
密封容器302のロール305と接する面が変形して、
測定内圧値に影響を及ぼすのを防止するなめである.ま
たガイドグレート301およびロール305の幅は、こ
れらが密封容器302の胴壁部302aすると、該部の
直径が張出して、測定内圧値の変動を招くからである。
306は押圧具303に加わる力を感知する賞一ド七ル
であクて、固定板316上に固設されている。p−ド七
ル306の出力信号3061は、前置増幅器307によ
うて、次に述べる処理を施すのに適当な電圧(通常約1
〜10ゲルト)まで増幅される.信号306mは、第8
図(.)に示すように、密封容器302が押圧具303
の半球面状の先端部3031に接触し始めると同時に立
上りを始め、密封容器302の転勤(矢印C方向への)
につれて高さを増し、密封容器302の軸線が押圧具3
03の軸線上を通過するさいに、胴壁部302&の押込
量は最大値に達し、同時に信号3061も最大値を示し
、以後密封容器3020転動とともに下降し、峰山形の
/ぐルス波形となる。
上記信号波形の最大値を読取って、反力(F)を求める
次に上記最大値を読取る処理回路について述べる.30
9はピークホールド回路であって、前置増幅器307の
出力信号308が入力する。ピークホールド回路309
は、増大する入力に対してはそのまま応答して、入力と
同じ値の出力を行ない、下降する入力に対しては応答せ
ず、従って過去の最大値を保持する特性を有する。従っ
てピークホールド回路309の出力信号312は、第8
図6)に示される波形を有する。
310H[圧コンノ譬レータであって、入力した前置増
幅器307の分岐した出力信号308と、ピークホール
ド回路309の出力信号312を比較する。そして信号
312〉信号308となクたとき、すなわち信号308
が下降し初めたとき、電圧フン・母レータ310は、第
8図(C)に示す/ぐルスを出力信号311として発す
る。
313はk勺コンパータであって、ピークホールド回路
309の出力信号312とノクルス信号311が入力す
る。そしてノ4ルス信号311をトリガーとして、信号
312のディジタル化を行ない、ディジタル化信号31
4を出力する。rイジタル化信号314は、読取りのた
めの数字表示,記録,あるいは内圧の良否判別につψて
、従来のディジタル表示器,プリンタ.あるいは数値比
較によって処理される。同時に・fルス信号311は、
上記の表示,記録,判別等の処理を制御する信号として
用いられる。
315は遅延回路であって、ノ臂ルス信号311の入力
にもとづいて、0コンパータ313の動作終了に十分々
だけの時間遅延を行なって、第8図(d)に示すディレ
ー・9ルス318を出力する。rイL/ − /奢ルス
318によクてピークホールド回路309をリセ,トシ
て、一連の処理を終了する。
以上の装置により内圧検査を行なう前に、ねじ機構31
7によって、密封容器3020種別に応じて、突出高さ
Dを予め調節設定するのであるが、押圧具303の先端
部3031の曲率半径が10■で、胴壁部の高さ方向は
ほ中央部を押圧する場合、外径53■,胴壁部厚さ0.
11一の絞りーしごきアル1ニウム缶ではDの値約0.
 5〜1. 5 mが適当であり、同サイズの絞りーし
ごきスチール缶ではDの値約0.5〜2.0目が適当で
ある。また外径75闘,胴壁部厚さ0.3簡の2軸延伸
一吹込成形ポリエチレンテレフタレートサトルでは、好
適なDの範囲はより広く、0。5〜3.0mで問題を生
じなかった.そして内圧が約0. 5〜7. 0 k9
7cm”で、外径が約50〜100msの通常用いられ
る密封飲料容器の場合、突出高さDを2.0簡にして、
殆んどすべての場合に共用可能のことが判明した。
以上の調節後、検査されるべき密封容器302を、図示
されない送り装置によクて、ロール30叫とガイドグレ
ート3010間に、高さ方向の定位置が押圧具303上
を通過するように、矢印人方向に送り込もと、密封容器
302はロール305との摩擦によって矢印C方向に回
転し、ガイドプレート301に軽く押付けられながら転
動する.このとき密封容器302は、押圧具303の先
端部303&によって押込み変形を受け、このときの反
力をロード七ル306が感知する。感知された反力の最
大値は前述のようにして、デ{ジタル化信号314とし
て出力される.従って夫々の密封容器の種別,押込位置
,および突出高さD毎K,予め内圧とディジタル化信号
314の関係を較正しておくことによって、内圧の測定
,基準値との比較kよる内圧の良否(内圧が適正な範囲
内にあるか否かり判別等の検査を行なうことができる。
本発明の装置は以上の実施例によって限定されるもので
なく、例えば第1図又は第4図に示す押圧具106に、
第7図に示すロード七ルおよびその出力信号の最大値を
rイジタル化信号に変換する電気回路を付設して、第1
図又は第4図に示すように、密封容器をアンビル上に横
置し、上記押圧具を胴壁部に所定深さ押込bタイプのも
のであってもよい。
本発明の方法によれば、正内圧性を有する密封容器の弾
性的に変位可能な壁面を、外部から局部的に押圧して弾
性的に変位させ、この変位に対する反力の測定値にもと
づいて内圧を判別するのであるから、壁面の音響特性や
光反射性等に影響されることなく、金属やグラスチック
よ抄なる壁面を有する正内圧密封容器の漏洩の有無、も
しくは内圧が所定の範囲内にあるか等の内圧検査を、安
定した信頼度で行なうことができるという効果を奏する
ことができる。
まな本発明の装置は、押圧具による壁面の変位に対する
反力を、荷重センサによクて電気信号として検出し、こ
の信号の最大値を電気的処理によってrイジタル値とし
出力するのであるから、高い精度で密封容器の高速内圧
検査を行なうことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の1実施の態様を示す1部切断正
面図、第2図は第1図の方法で測定された押込量と反力
との関係を示す線図、第3図は第2図にもとづいて求め
られた反力と内圧との関係を示す線図、笛4図は本発明
の方法の他の実施の態様を示す正面図、第5図は第4図
の方法で測定された押込量と反力との関係を示す線図、
第6図は第5図にもとづいて求められた反力と内圧との
関係を示す線図、第7図は本発明の1実施例である装置
の正面図と、その電気回路のブロック図、第8図(L)
 l (b) # (C) I (d)は閉7図の電気
回路の信号波形図である。 104,204,302・・・密封容器、1 0 1 
*.2 0 1 m , 3 0 2 m−−−胴壁部
(壁面)、106,303・・・押圧県、306・・・
ロード七ル(荷重七ンサ)、309・・・ピークホール
ド回路、3lo・・・電圧コンパレータ(・9ルス信号
を発生する回路)、3・・・〜勺コンパータ。 第 図 第 図 (D),mm 『0 へ 【 田 目 ゝ\、 ?

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、間隙の幅を胴壁部の外径より小さい巾とし互いに対
    抗して配設された押圧具と受け部材の間の間隙を胴壁部
    が通るように密封容器を押圧具と接触させつつ移動させ
    て、移動中に胴周壁面部を局部的に押圧して弾性的に変
    位させ内圧を検査する、正内圧性を有し弾性的に変位可
    能な胴壁部を備える缶詰等の密封容器の内圧検査方法で
    あつて、押圧具による押し込み量を密封容器の弾性的範
    囲内とし、永久変型を発生しない所定の範囲に設定する
    ことを特徴とする密封容器の永久変型を防止した内圧検
    査方法。
JP23147289A 1989-09-08 1989-09-08 密封容器の永久変型を防止した内圧検査方法 Granted JPH02290526A (ja)

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