JPH0229048Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0229048Y2
JPH0229048Y2 JP1987189190U JP18919087U JPH0229048Y2 JP H0229048 Y2 JPH0229048 Y2 JP H0229048Y2 JP 1987189190 U JP1987189190 U JP 1987189190U JP 18919087 U JP18919087 U JP 18919087U JP H0229048 Y2 JPH0229048 Y2 JP H0229048Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
plate
conveyor belt
stage
brush material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987189190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0194310U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987189190U priority Critical patent/JPH0229048Y2/ja
Publication of JPH0194310U publication Critical patent/JPH0194310U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0229048Y2 publication Critical patent/JPH0229048Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Belt Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はコンベアベルト表面の塵埃等の拭掃を
ブラシ材を用いて行なうコンベアベルトクリーニ
ング装置に関する。
従来技術と問題点 コンベアベルト表面のクリーニング用ブラシと
して、動力駆動の回転ブラシを用い、該回転ブラ
シを回転させつつ毛先をベルト表面に摺擦させ清
掃を行なうようにした場合、該回転ブラシの回転
によりコンベアベルト表面の塵埃等が飛散し、周
囲を汚損する欠点がある。又回転ブラシは定軸回
転をしているため、毛先が摩耗すると接触面積や
押圧力が低下するという欠点があつた。又回転ブ
ラシを駆動させるための動力部を必要とするた
め、装置全体の設置スペースを多く占有し、加え
て構造が複雑で高価である。
問題点を解決するための手段 本考案は従来例が持つ上記のような問題点を解
決するため、くの字形のバネ板を担体とするブラ
シユニツトを構成して、該バネ板によりブラシ材
をバツクアツプすると共に、このブラシユニツト
が複段になるように一体締結し、各バネ板の弾力
により各ブラシ材先端部をコンベアベルト表面へ
前段から後段にかけ大きくなる角度で接触するよ
う押圧し拭掃を行なわせるように構成したもので
ある。
作 用 本考案は上記のように各バネ板にバツクアツプ
された各ブラシ材を各バネ板の弾力によりコンベ
アベルト表面へ前段から後段にかけ大きくなる接
触角度で押圧接触させることにより、コンベアベ
ルト表面に付着した塵埃等がコンベアベルトの走
行に伴なつて各段のブラシ材が前段では鋭角に後
段では鈍角に接しながら良好に拭掃でき、又従来
の回転ブラシによる場合のような塵埃等の飛散を
効果的に防止できる。又ブラシ材をバネ板によつ
てバツクアツプし複段に一体締結する簡素な構造
で構成でき、小形簡素にして安価、加えて設置ス
ペースを多く要しない、設置の容易なコンベアベ
ルトクリーニング装置を提供できる。
実施例 以下本考案の実施例を第1図に基いて説明す
る。
第1図C,Dに示すように、3はくの字形に折
曲されたバネ板から成るブラシ担体であり、該ブ
ラシ担体3たるバネ板の一端を取付板部3bと
し、他端をブラシ材2に押圧力を付与するバツク
アツプ板3aとする。
該バツクアツプ板3aの先端部にブラシ材2を
取付け、毛先をバツクアツプ板3aの延長方向に
延出する。ブラシ材2は例えばその基部をブラシ
押え板4を以つてバツクアツプ板3aの先端部一
側面との間で挟持するようにボルト(又はリベツ
ト)5aで締付けし一体とする。
上記の如くしてブラシユニツト2Aを形成し、
第1図Bに示すようにブラシユニツト2Aのブラ
シ担体3たるバネ板を取付板部3bにおいて複数
枚重ねてバツクアツプ板3a及びブラシ材2を複
段に並設し、該重ねられた取付板部3bをブラシ
保持板6と押え板7により挟持してボルト(リベ
ツト)5bで締付けし一体とする。又上記ブラシ
保持板6のバツクアツプ板3a側の端部を延出し
て後述するブラシ設置に必要な差込部6aを形成
する。
斯くしてブラシ組立体2Bを構成する。この時
バツクアツプ板3aの折曲角度α1,α2,α3、即ち
ブラシ材2の接触角度をコンベアベルト走行方向
前段から後段にかけて漸次大きくし、各ブラシユ
ニツト2A間に間隔を設定すると共に、ブラシユ
ニツト2Aの個々においてブラシ材2がコンベア
ベルト表面へ前段から後段へ漸次緩やかとなる接
触角度で接触するように設定する。
又ブラシ材2を構成するブラシ単位素線とし
て、短直線形態のものを用いる他、第1図Eに示
すように波形曲げした波付ブラシ線2′を用いる。
この場合好ましくは該波付ブラシ線2′のピツチ
Pをベルト走行方向前段から後段にかけて漸次小
さくなるようにする。
他方、第1図Bに示すように、ブラシ取付支持
板9aの片面に断面鈎形の係止片9bを設けて同
取付支持板9aの一端方向に開口せる差込口9c
を有する取付ホルダー9を形成し、第1図Aに示
すように該差込口9c内へ前記ブラシ組立体2B
のブラシ保持板6の差込部6aを嵌入し、同保持
板6をブラシ取付支持板9a上に添設支持させ
る。
斯くしてブラシホルダー9にブラシ組立体2B
を装着固定し、クリーニング装置を構成する。又
該クリーニング装置は全体のコンベアベルト1に
対する取付角度θを設定できるように、例えばブ
ラシ取付支持板9aの一端を固定フレーム等に設
けられた取付片10aに枢着し、該枢着部を支点
として全体が回動できるようにすると共に、他端
を取付片10bに上下の取付位置を変更できるよ
うに取付けて任意の角度θで設置し、ブラシ組立
体2B全体の取付角度及びブラシユニツト2A群
の全体の設置角度を設定し、各ブラシ材2の先端
部がコンベアベルト1の表面へ適性に接触した状
態が得られるように構成する。
考案の効果 以上説明した如く本考案によれば、各段のブラ
シ材の毛先がくの字形にしたバネ板一端側の各段
のバツクアツプ板の弾力によりコンベアベルト表
面へ前段ではより鋭角に、後段では鈍角に押圧接
触される構成となつているので、コンベアベルト
が走行することによつてコンベアベルト表面が各
段のブラシ材によつて良好に拭掃される。又回転
ブラシによる場合のような塵埃等が飛散せず周囲
を汚損することがない。又各段のブラシ材が摩耗
しても各段のバツクアツプ板の弾力により摩耗を
吸収し長期間に亘りコンベアベルトに対するブラ
シ材の押圧接触と接触面積を確保することがで
き、従来のコンベアベルト清掃ブラシと比べて長
寿命で且つ拭掃効果が良好である上、設置スペー
スが少なく、構造が簡素にして安価なコンベアベ
ルトクリーニング装置を提供することができる。
又ブラシ担体を形成するバネ板をくの字形にして
弾性を富化すると共に接触角度を設定し、各段の
ブラシ材を担持させコンベア表面に接触させたの
で、走行するコンベアベルト表面へブラシ材毛先
を良好な弾力を以つて接触させ拭掃効果を上げる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,C,D,Eは本考案の実施例を
示し、第1図Aはベルトクリーニング装置を設置
稼動状態を以つて示す側面図、同図Bはブラシ組
立体とブラシホルダーの分解側面図、同図Cはブ
ラシユニツトの背面図、同図Dは同側面図、同図
Eはブラシ材を構成するブラシ素線を示す側面図
である。 1……コンベアベルト、2……ブラシ材、2A
……ブラシユニツト、2B……ブラシ組立体、3
……ブラシ担体、3a……バツクアツプ板、3b
……取付板部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. くの字形に折曲されたバネ板の一端を取付板部
    とし、他端をブラシ材に押圧力を付与するバツク
    アツプ板とし、該バツクアツプ板の先端部にブラ
    シ材を取付けて毛先をバツクアツプ板の延長方向
    に延出し、上記バネ板を上記取付板部において複
    数板重ねて一体に締結し、該一体締結にて上記バ
    ツクアツプ板の折曲角度即ちブラシ材の接触角度
    をコンベアベルト走行方向前段から後段にかけ大
    にしコンベアベルト表面に接触するようにしたこ
    とを特徴とするコンベアベルトクリーニング装
    置。
JP1987189190U 1987-12-12 1987-12-12 Expired JPH0229048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987189190U JPH0229048Y2 (ja) 1987-12-12 1987-12-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987189190U JPH0229048Y2 (ja) 1987-12-12 1987-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0194310U JPH0194310U (ja) 1989-06-21
JPH0229048Y2 true JPH0229048Y2 (ja) 1990-08-03

Family

ID=31480237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987189190U Expired JPH0229048Y2 (ja) 1987-12-12 1987-12-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0229048Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110482173A (zh) * 2019-08-22 2019-11-22 安徽金星钛白(集团)有限公司 高输送率的钛白粉传送系统

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019055A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Nikki-Plantech Inc ケースコンベア
CN108117022A (zh) * 2017-12-05 2018-06-05 肖君清 一种饮料灌装机

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4423142Y1 (ja) * 1964-11-24 1969-09-30

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177785U (ja) * 1974-12-16 1976-06-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4423142Y1 (ja) * 1964-11-24 1969-09-30

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110482173A (zh) * 2019-08-22 2019-11-22 安徽金星钛白(集团)有限公司 高输送率的钛白粉传送系统
CN110482173B (zh) * 2019-08-22 2021-08-03 安徽金星钛白(集团)有限公司 高输送率的钛白粉传送系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0194310U (ja) 1989-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4755344B2 (ja) 自動車ウィンドシールドをクリーニングするワイパブレード及びワイパブレードを組み立てる方法
JPH11512999A (ja) ワイパブレード
JPH0229048Y2 (ja)
US3526797A (en) Stabilizing spring assembly for brushholder
JP2002521635A (ja) 鉄道または汎用車両用のデイスクブレーキパッド
EP0901947A2 (en) Wiper blade with wedge shaped neck
US20030092368A1 (en) Surface treatment tool
US4057870A (en) Windshield wiper blade
US5361442A (en) Pool tile scrubber
JPH106932A (ja) ウインター用ワイパーブレードにおけるバーティブラ
US3769653A (en) Clip for windshield wiper blade refill
JPH09276195A (ja) 清掃具
CN211194089U (zh) 一种切刀辊模清理用刮刀组件
JP3005077U (ja) 布製回転ブラシ
JPH0213058Y2 (ja)
KR100226064B1 (ko) 샌더의 베이스 조립체 구조
EP0320206A1 (en) Blade rubber of windshield wiper
EP0808601A3 (de) Reinigungsgerät, insbesondere zum Feucht- und Nasswischen
CN212772135U (zh) 一种滚刷机的滚刷结构
JP3725225B2 (ja) 嵌着用クリップの仮止め構造
JP2000254852A (ja) サンダーのクランプ装置
JPH022239Y2 (ja)
KR200190132Y1 (ko) 자동차의 스페어 타이어 고정구조(spare tire fixing means of automobile)
JPH0557219U (ja) 剥離装置
JP2004001102A (ja) ベルトサンダ