JPH0229034Y2 - - Google Patents

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JPH0229034Y2
JPH0229034Y2 JP12186485U JP12186485U JPH0229034Y2 JP H0229034 Y2 JPH0229034 Y2 JP H0229034Y2 JP 12186485 U JP12186485 U JP 12186485U JP 12186485 U JP12186485 U JP 12186485U JP H0229034 Y2 JPH0229034 Y2 JP H0229034Y2
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JP
Japan
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rubber boat
divided
central rectangular
arc
air
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JP12186485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はゴムボートに関する。
(従来技術) 最近、ゴムボートによる川下りが盛んに行なわ
れる様になり、これに伴つて川下り用のゴムボー
トが開発されている。
従来の川下り用のゴムボートとは、輪状気胴型
ゴムボート本体の船底をエアーマツトにて形成
し、さらに、同船底を前円弧部31、中央矩形部
32、後円弧部に分割し、これら各部の分割部同
士を連結紐33で連結すると共に、この船底の周
囲を気胴下面部に連結紐にて結合して固定するこ
とによりゴムボート内に多量の水が入り込んだ際
の浮力を確保すると共に、侵入した水を各結合部
の〓間から排水できる様にしている。
しかし、上記した如く、エアーマツトから成る
船底の中央矩形部32と前及び後円弧部との結合
部、及び船底周縁と気胴下面部との結合部には、
第5図に示す様に大きな段差34が生じてしまう
ので、船底に沿う水の流れが上記段差34によつ
て乱されて、大きな渦を生じ、ゴムボートが前進
する際の抵抗となつてしまう問題が有る。
(技術的課題) 本考案の技術的課題は、上記した結合部の段差
によつて生じる水流の乱れを防止することであ
る。
(技術的課題を解決する為の手段) 本考案が上記した技術的課題を解決する為に講
ずる手段は、輪状気胴型ゴムボート本体の船底を
エアーマツトにて形成し、この船底を前円弧部と
中央矩形部及び後円弧部とに分割し、これら各部
の分割部同士、及び船底周縁と気胴の下面部とを
連結紐にて結合し、この結合部の船底側を整流カ
バーで覆つたものである。
(作用と効果) 本考案は以上の様に、船底の各結合部の船底側
を整流カバーにて覆つたものであるから、結合部
に生じる段差を整流カバーにて埋めて船底を流線
化し、結合部に沿つて流れる水を乱すことなくき
れいに流すことができる。
而るに、ゴムボートが前進する際に船底に生ず
る抵抗を減少させ、従来より船足を速くすること
ができるものである。
(実施例) 以下、本考案の一例を図面に基づいて説明す
る。
ゴムボート本体Aは輪状型の気胴1と該気胴1
の底面に嵌合させた状態で取付ける船底2とから
なる。
船底2は該船底2の中間部分を成す中央矩形部
2aと、この中央矩形部2aの前及び後に連続す
る円弧形状の船底部分を成す前円弧部2b及び後
円弧部2cとから構成し、且つ上記中央矩形部2
aと前及び後円弧部2b,2cとの境から分割せ
しめる。
分割した3部材2a,2b,2cは、表面の凹
凸が少ないタイプのエアーマツト構造にて構成す
る。
中央矩形部2aは、気胴1平行部の船底部分に
嵌合する様に長方形状に形成し、且つ前及び後円
弧部2b,2cは気胴1前後の円弧部の底面に嵌
合する様に略半円状に形成する。また、各部材2
a,2b,2cの周囲には結合縁4a,4b,4
cを周設すると共に、該縁4a,4b,4cには
所定間隔を置いてハトメ金具を固着して通し穴5
a,5b,5cを開設する。
船底2、中央矩形部2aの前後端の結合縁4a
には、前及び後円弧部2b,2cの接合縁4b,
4cを重合させ、次いで、丈夫な連結紐6を相方
の通し穴5a,5b,5cに順次通して結合せし
め、3部材2a,2b,2cの分割部を連結す
る。
ここで、上記3部材2a,2b,2cの分割部
には第3図に示す如き段差が生じる。この段差を
なくす為に、両分割部における中央部2aと前円
弧部2b、及び中央矩形部2aと後円弧部2cの
両者の縁部間に、ゴム引き布を帯状に切断した整
流カバー3を張りわたし、同カバー3の長辺側の
両側縁を上記各縁にそれぞれ接着して上記段差を
覆う。
また、上記の如く3部材2a,2b,2cを連
結して構成した船底2は、気胴1の船底部分に嵌
合させると共に、船底2各部材2a,2b,2c
の船底周縁に面する結合縁4a,4b,4cを気
胴1の下面部に沿つて設けた取付け縁7と重合さ
せた後に、連結紐6にて全周にわたつて結合して
気胴1に固定する。
尚、川下り用のゴムボートは激流中でのピツチ
ング方向の姿勢を安定させる為に気胴及び船底の
前後円弧部を上に反り上げている。
前記したゴムボート本体Aも同様に円弧部分を
反り上げており、分割部を設けた船底2は同部か
ら屈曲させ易いので、気胴1に沿わせ、船底2の
前後円弧部2b,2cを上に反り上げた状態で取
付け固定するのが容易である。
第4図に示した実施例は、前後分割部の他に、
船底2、中央矩形部2aの両長辺部分の結合部を
も整流カバー3にて覆つたものであり、より一層
の抵抗減少効果を望めるものである。
尚、整流カバー3にはゴム引き布の代わりに丈
夫な合成樹脂製布を用いるも、又は合成樹脂製板
などを取外し可能に装着するも任意である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したゴムボートを示す底
面図、第2図は同一部切欠側面図、第3図は第2
図における分割部の拡大断面図、第4図は中央矩
形部両側の結合部も整流カバーにて覆つたゴムボ
ートの底面図、第5図は従来のゴムボートの分割
部を示す断面図である。 図中、A……ゴムボート本体、1……気胴、2
……船底、2a……中央矩形部、2b……前円弧
部、2c……後円弧部、3……整流カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 輪状気胴型ゴムボート本体の船底をエアーマツ
    トにて形成し、この船底を前円弧部と中央矩形部
    及び後円弧部とに分割し、これら各部の分割部同
    士、及び船底周縁と気胴の下面部とを連結紐にて
    結合し、この結合部の船底側を整流カバーで覆つ
    たゴムボート。
JP12186485U 1985-08-07 1985-08-07 Expired JPH0229034Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12186485U JPH0229034Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12186485U JPH0229034Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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JPS6229995U JPS6229995U (ja) 1987-02-23
JPH0229034Y2 true JPH0229034Y2 (ja) 1990-08-03

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JP12186485U Expired JPH0229034Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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JPH0634229Y2 (ja) * 1987-04-16 1994-09-07 アキレス株式会社 エアボート
KR100805333B1 (ko) 2007-10-29 2008-02-20 주식회사 우성아이비 평탄성을 갖는 공기 주입식 보트 및 그의 제조방법

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Publication number Publication date
JPS6229995U (ja) 1987-02-23

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