JPH02289559A - チアジアゾール置換されたアクリル酸エステル及び中間体 - Google Patents

チアジアゾール置換されたアクリル酸エステル及び中間体

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JPH02289559A
JPH02289559A JP2073590A JP7359090A JPH02289559A JP H02289559 A JPH02289559 A JP H02289559A JP 2073590 A JP2073590 A JP 2073590A JP 7359090 A JP7359090 A JP 7359090A JP H02289559 A JPH02289559 A JP H02289559A
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    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/82Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms five-membered rings with three ring hetero atoms
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なチアゾール置換されたアクリル酸エステ
ル、その多数の製造方法、有害生物(pest)を防除
する際のその使用及び新規な中間体に関する。
ある置換されたアクリル酸エステル例えば化合物3−メ
トキシ−2−(2−メチル7エニル)ーアクリル酸メチ
ルは殺菌・殺カビ( fungicidal)特性を持
つ(例えばヨーロッパ特許第178,826号参照)。
しかしながら、これらの従来公知の化合物はすべての施
用分野において、殊に低い施用割合及び濃度で完全には
満足できるものではない。
一般式(I) I?1 式中、R1は水素、未置換もしくは置換されたアルキル
またはアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしくは
置換されたアラルキル、アラルケニル、アリールまたは
へテロアリールを表わし、 R2はアルキルを表わし、 R3はジアルキルアミノまたは基−Z−R’を表わし、 Yは酸素、硫黄または基一N一を表わし、R′ ここに R4はアルキルまたは未置換もしくは置換されたアラル
キルを表わし、 RSは水素またはアルキルを表わし、モしてZは酸素ま
たは硫黄を表わす、 の新規なチアジアゾール置換されたアクリル酸エステル
が見い出された。
式(I)の化合物は立体異性体または異なった組成の異
性体混合物として存在し得る。純粋な異性体及び異性体
混合物は共に本発明によるものである。
更に一般式(I) R3ハジアルキルアミノまたは基−Z−R’を表わし、 Yは酸素、硫黄または基一N一を表わし、R5 ここに R’lまアルキルまたは未置換もしくは置換されたアラ
ルキルを表わし、 Rsは水素またはアルキルを表わし、そしてZは酸素ま
たは硫黄を表わす、 の新規なチアジアゾール置換されたアクリル酸エステル
が次に記載の方法の1つにより得られることが見い出さ
れた: (a)式( I a) 式中、R1は水素、未置換もしくは置換されたアルキル
またはアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしくは
置換されたアラルキル、アラルケニル、アリールまたは
へテロアリールを表わし、 R2はアルキルを表わし、 式中、R1、R2R4及びYは上記の意味を有する、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステルが式(
II) 式中、Mは水素またはアルカリ金属陽イオンを表わし、
そして R1、R2及びYは上記の意味を有する、のヒドロキシ
アクリル酸エステルまたはそのアルカリ金属塩を適当な
らば希釈剤の存在下及び適当ならば反応助剤の存在下で
式(I[l)R4−E1        (■) 式中、E1は電子吸引性脱離基を表わし、そして R4は上記の意味を有する、 のアルキル化剤と反応させる場合に得られるか、(b)
式( I b) 式中、R3−1はジアルキルアミノを表わし、R1、R
!及びYは上記の意味を有する、のチアジアゾール置換
されたアクリル酸エステルが式(IV) 式中、RI  R2及びYは上記の意味を有する、の置
換された酢酸エステルを適当ならば希釈剤の存在下で式
(V) (V) 式中、R1及びR7は各々の場合に相互に独立してアル
コキシまたはジアルキルアミノを表わし、そして R3−1は上記の意味を有する、 のホルムアミド誘導体と反応させる場合に得られるか:
或いは (C)式( 1 c) そして 式中、Rl,R2、R4及びYは上記の意味を有する、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステルか式(
Vl) p1 式中、E2は電子吸引性脱離基を表わし、そして RIR2及びYは上記の意味を有する、の置換されたア
クリル酸エステルを適当ならば希釈剤の存在下及び適当
ならば反応助剤の存在下で式(■) R’−SH             (■)式中、R
4は上記の意味を有する、 のチオールと反応させる場合に得られる。
最後に、一般式(I)の新規なチアジアゾール置換され
たアクリル酸エステルが有害生物に対して良好な作用を
持つことが見い出された。
驚くべきことに、本発明による一般式(I)のチアジア
ゾール置換されたアクリル酸エステルは例えば化学的に
、そしてその作用に関して緊密に関連した化合物である
従来から公知のアクリル酸エステル例えば化合物3−メ
トキシ−2−(2−メチルフエニル)一アクリル酸メチ
ルよりかなり良好な殺菌・殺カビ活性を示す。
上記及び下記の式に示される好適な置換基または基の範
囲を次に示す: 一般式におけるR1、R”  R’及びR5の定義にお
ける未置換もしくは置換されたアルキルは好ましくは炭
素原子1〜IO個、殊に好ましくはl〜8個、殊に1〜
4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルにより
表わされる。挙げ得る例には未置換もしくは置換された
メチル、エチル、n−プロピル、i−プロビル、n−ブ
チル、SeG−ブチル、i−ブチル、し−ブチル、n−
ベンチル、1−ペンチル及びt−ベンチルがある。
一般式におけるRlの定義における未置換もしくは置換
されたアルケニルなる用語は好ましくは炭素原子2〜8
個、殊に好ましくは2〜6個、殊に2〜4個、極めて殊
に好ましくは3個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のア
ルケニルにより表わされる。挙げ得る例には未置換もし
くは置換されたビニル、アリル、フロポー2−エニル、
ブトー1−エニル、フトー2−エニル、フl−−3−エ
ニル及びl−メチルアリルがある。
R3の定義におけるジアルキルアミノは各々の場合に直
鎗状もしくは分校鎖状であることができるか、または同
一もしくは相異なり、且つ各々の場合に炭素原子1〜6
個、殊に1〜4個を含み、ここにメチル、エチル、n一
及びi−プロビルを挙げ得る、2個のアルキル基を有す
るアルキル基を表わす。挙げ得る例にはジメチルアミノ
、ジエチルアミン、ジーn−プロピルアミン及びジー1
−プロビルアミノがある。
一般式におけるRlの定義中の未置換もしくは置換され
たアリールは好ましくはアリール部分に炭素原子6〜I
O個を有するアリールの意味として考えられる。挙げ得
る例には未置換もしくは置換された7エニルまたはナフ
チル、殊に7エニルがある。
R1及びR1の定義における未置換もしくは置換された
アラルキルは好ましくは直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キル部分に炭素原子1〜6個及びアリール部分として好
ましくはフエニルを含む。挙げ得るアラルキル基の例に
はベンジル及び7工不チルがある。
Rlの定義における未置換もしくは置換されたアラルウ
゜ニルは好ましくは直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニ
ル部分に炭素原子2〜6個、殊に2〜4個、極めて殊に
好ましくは3個及びアリール部分として好ましくはフエ
ニルを含む。挙げ得るアルケニル基の例にはスチリルが
ある。
R1の定義におけるヘテロアリールは一般に1個または
それ以上のへテロ原子、好ましくは1〜3個の同一もし
くは相異なるヘテロ原子を含む5または6員環を表わす
。ヘテロ原子として酸素、硫黄及び窒素を好適に挙げる
ことができ:挙げ得る例にはピリジル、チェニルまたは
フリルがある。
アリール基そのまま、または例えばアリールアルキル、
アリールオキシ、アリールチオ、アラルキルオキシとの
組合せ及び複素環式環例えばヘテロアリールアルキル及
びヘテロアリールに対する置換基は特に次に示す意味を
有する。
該基の置換基としてのハロゲンは一般にフッ素、塩素、
臭素及びヨウ素、好ましくはフッ素、塩素及び臭素、殊
に好ましくはフッ素及び塩素を表わす。
該基のみか、または例えばアルコキシイミノアルキルと
の組合せの置換基としてのアルキルは一般に好ましくは
炭素原子1〜6個、殊に好ましくは1〜4個を有する直
鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表わし、その際にメ
チル、エチル及びtーブチルが極めて殊に好ましい。例
の解明は上記に対応する。
該基のみか、または例えばアルコキシイミノアルキルと
の組合せの置換基としてのアルコキシは一般にアルキル
基1個当り1〜6個、殊に好ましくは1〜3個の炭素原
子を育する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシを表わ
し;挙げ得る例にはメトキシ、エトキシ、n一及び1−
プロポキシ、n −及びi−プロポキシ、n一、l−、
S一及び【−ブトキシ、n−ヘキソキシ及びi−ヘキソ
キシがある。
該基における置換基としてのアルキルチオは一般に好ま
しくは炭素原子l〜6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖
状のアルキルチオを表わし、例えば次の基として理解さ
れる:メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチル
チオ、ベンチルチオ並びにその異性体例えばi−プロピ
ルチオ、1−S一及び【−ブチルチオ、l−メチルーブ
チルチオ、2−メチルーブチルチオ及び3−メチルーブ
チルチオ。好適なアルキルチオ基は炭素原子1〜4個を
含む。メチルチオ、エチルチオ、n−、i一及びS−プ
ロビルチオ並びにn一、i一、S一及びt−ブチルチオ
が殊に好ましい。
該基における置換基としてのハロゲノアルキル及びハロ
ゲノアルコキシは一般に各々炭素i子1〜4個、殊に好
ましくはlまたは2個及び各々の場合にハロゲンとして
定義される同一もしくは相異なるハロゲン原子1〜9個
またはそれぞれ1〜5個を有する直鎖状もしくは分枝鎖
状の基を表わし;挙げ得る例には次のものがあるニフル
オ口メチル、クロロメチル、プロモメチル、フルオロエ
チル、クロロエチル、プロモエチル、フルオロ一〇一フ
ロビル、クロローn−プロビル、ジ7ル才口メチル、ト
リフルオロメチル、ジクロ口メチル、トリクロロメチル
、ジフルオ口エチル、トリフル才口エチル、トリクロロ
エチル、クロロジフルオローメチル、トリフルオローク
ロロエチル、クロロブチル、フル才口ブチル、フルオロ
メトキシ、クロロメトキシ、プロモメトキシ、フル才口
エトキシ、クロロエトキシ、プロモエトキシ、フル才口
プロポキシ、クロロプロポキシ、プロモプロポキシ、フ
ルオロブトキシ、クロロブトキシ、7ルオロ−i−ブロ
ポキシ、クロロ−i−プロポキシ、ジフル才口メトキシ
、トリフル才口メトキシ、ジクロ口メトキシ、トリクロ
ロメトキシ、ジ7ルオロエトキシ、トリフルオロエトキ
シ、テトラフルオ口エトキシ、トリクロロエトキシ、ク
ロロジフル才口メトキシ及びトリフル才ロクロ口エトキ
シ。
該基における置換基としてのハロゲノアルキルチオは一
般に炭素原子l〜4個、殊に好ましくはlまたは2個及
び各々の場合にハロゲンとして定義される同一もしくは
相異なるハロゲン原子1〜9個またはそれぞれl〜5個
を有する直鎖状もしくは分枝鎖状の基を表わし;挙げ得
る例には次のものがある:フルオメチルチオ、クロロメ
チルチオ、プロモメチルチオ、フル才ロエチルチオ、ク
ロロエチルチオ、プロモエチルチオ、フル才口プロピル
チオ、クロロプロピルチオ、プロモプロピルチオ、フル
オロブチルチオ、クロロブチルチオ、プロモブチルチオ
、フル才口ーi−プロピルチオ、クロローi−プロピル
チ才、ジフル才口メチルチオ、トリ7ルオロメチルチオ
、ジクロ口メチルチオ、トリクロロメチルチオ、ジ7ル
才口エチルチオ、トリフルオ口エチルチオ、テトラフル
才口エチルチオ、トリクロロエチルチオ、クロロジ7ル
才ロメチルチオ及びトリフル才ロクロ口エチルチオ。
該基における置換基としてのアルコキシ力ルポニルは一
般にアルコキシ基中に炭素原子1〜4個、好ましくはl
または2個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキ
シ力ルポニルを表わし:挙げ得る例には次のものがある
:メトキシ力ルポニル、エトキシ力ルポニル、n−プロ
ボキシ力ルボニル、l−プロポキシ力ルボニル並びにn
+、i+、s−及びt−ブトキシ力ルポニル。
該基における置換基としてのシクロアルキルは一般に好
ましくは炭素原子3〜8個、殊に3、5または6個を有
するシクロアルキルを表わす。挙げ得る例には未置換も
しくは置換されたシクロプ口ビル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチルがある
式(I)は本発明によるチアジアゾール置換されたアク
リル酸エステルの一般的定義を与える。
好適な式(I)の化合物はRlが水素、または炭素原子
1〜8個を有し、未置換もしくは同一もしくは相異なる
置換基で1〜多置換され、その際に適当な置換基にはフ
ッ素、塩素、臭素、ヨウ素または各々アリール部分に炭
素原子6〜IO個を有し、且つ各々の場合に未置換もし
くは同一もしくは相異なる置換基でl〜5置換され、こ
こにRlの定義において下記のアリール置換基をアリー
ル置換基として挙げ得るアリールチオ及びアリールオキ
シがある直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表わすか
, R lが更に炭素原子2〜8個を有する直鎖状もし
くは分枝鎖状のアルケニル、直鎖状もしくは分枝鎖状の
アルキル部分に炭素原子l〜6個を有するアラルキル、
各々の場合に未置換もしくはアリール部分において同一
もしくは相異なるR換基で1〜5置換される、直鎖状も
しくは分枝鎖状のアルケニル部分に炭素原子2〜6個を
有するアラルケニルまたはそれぞれアリール部分に炭素
原子6〜lO個を有するアリールを表わし、その際に適
当なアリール部分には各々の場合にハロゲン、シアノ、
ニトロ、各々炭素原子1〜6個を有する各々の場合に直
鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、アルコキシまたはア
ルキルチす、各々炭素原子1〜4個及び同一もしくは相
異なるハロゲン原子1〜9個を有する各々の場合に直鎖
状もしくは分枝鎖状のハロゲノアルキル、ハロゲノアル
コキシまたはハロゲノアルキルチオ、炭素原子1〜4個
を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキン力ルポニ
ルまたは個々のアルキル部分に各々炭素原子I〜6個を
有するアルコキシイミノアルキル、炭素原子3〜8個を
有するシクロアルキル、炭素原子3〜5個を有する二重
結合されたアルカンジイル、各々アリール部分に炭素原
子6〜lO個及び随時直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキ
ル部分に炭素原子1〜4個を有し、且つ各々の場合に未
置換またはアリール部分において、ハロゲン、炭素原子
1〜4個及び随時同一もしくは相異なるハロゲン原子1
〜9個を有するアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、
ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシまたはハロゲノ
アルキルチオよりなる群からの同一もしくは相異なる置
換基でl〜多置換されるアリール、アラルキル、アリー
ルオキシまたはアラルキルオキシ、或いは各々へテロア
リール部分に炭素原子2〜8個及び同一もしくは相異な
るヘテロ原子、殊に窒素、酸素及び/または硫黄1〜4
個並びに随時直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル部分に炭
素原子1〜4個を有し、且つ各々の場合に随時ハロゲン
、各々炭素原子l〜4個及び随時同一もしくは相異なる
ハロゲン原子1〜9個を有するアルキル、アルコキシ、
アルキルチオ、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ
またはハロゲノアルキルチオよりなる群からの同一もし
くは相異なる置換基でヘテロアリール部分において1〜
多置換されていてもよいヘテロアリールアルキルまたは
へテロアリールがあるか:Rlが加えて同一もしくは相
異なるヘテロ原子、殊に窒素、酸素及び/または硫黄l
〜3個を有し、且つ随時同一もしくは相異なる置換基で
1〜多置換されていてもよく、その際に適当な置換基に
は上記のアリール置換基がある5または6員のへテロア
リール基を表わし、R″が基−Z − R ’ヲ表hし
、Yが酸素、硫黄または一N一を表わし、ここI Rl1 にR4が炭素原子1〜6個を有する直鎖状もしくは分枝
鎖状のアルキルまたは直鎖状もしくは分枝゜鎖状のアル
キル部分に炭素原子l〜4個及びアリール部分に炭素原
子6〜lO個を有し、且つアリール部分において同一も
しくは相異なる置換基で1〜多置換され、その際に適当
なアリール置換基にはRlに対して挙げられるものがあ
るアラルキルを表わし、R6が水素または炭素原子l〜
6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表わ
し、そして2が酸素または硫黄を表わすものである。
殊に好適な式(I)の化合物はRlが水素、メチル、エ
チル、n一もしくはi−プロビル、n−i −、S一も
しくはt−ブチル、炭素原子1〜4個を有し、フッ素及
び塩素よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基で
1〜6置換される直鎖状もしくは分校鎖状のアルキル、
または炭素原子1〜4個を有し、各々の場合に未置換ま
たは同一もしくは相異なる置換基で1〜3置換され、そ
の際に挙げ得る適当なフエニル置換基には下のRlの定
義において挙げられる置換基がある直鎖状もしくは分枝
鎖状のアルキルを表わすか,Rlがアリル、n一もしく
はi−ブテニル、或いは各々の場合にアリール部分また
はへテロアリール部分において同一もしくは相異なる置
換基で置換されるベンジル、7エニルエチル、フエニル
エテニル、7エニル、ナフチル、ビリジル、チェニルま
たはフリルを表わし、その際に各々の場合に適当な置換
基にはフッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、
エチル、n一もしくはi−プロビル、n−、i−S一も
しくはt−ブチル、メトキシ、エトキシ、n −もしく
はi−プロボキシ、メチルチオ、トリフル才ロメチル、
トリ7ルオロメトキシ、ジ7ル才口メトキシ、トリ7ル
オロメチルチオ、メトキシカノkポニル、エトキシ力ル
ポニル、メトキシイミノメチル、エトキシイミノメチル
、メトキシイミノエチル、エトキシイミノエチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、1.3−グロパンジイル
、ブトー2−エンージ−1.4−イル、1.4−プタン
ジイル、或いは各々の場合に未置換または7エニル部分
においてフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキ
シ、エトキシ、メチルチオ、トリ7ルオロメチル、ジ7
ルオ口メトキシ、トリフルオロメトキシ及びトリフルオ
口メチルチオよりなる群からの同一もしくは相異なる置
換基で1〜3個置換される7エニノレ、ベンジノレ、フ
エノキシまたはべ冫ジルオキシがあり、R!がメチル、
エチル、n−もしくはi−プロビル、n一、i一、S一
もしくはt−ブチルを表わし、R3が各々個々の直鎖状
もしくは分枝鎖状の、同一もしくは相異なるアルキル部
分に炭素原子1〜4個を有するジアルキルアミノまたは
−Z−R’を表わし、Yが酸素、硫黄または基一N−を
表わし%R’がメチル、エチル、n −」 R′ もしくはi−プロビル、n一、i一、S一もしくはt一
ブチルーいは未置換または同一もしくは相異なる置換基
で1〜3置換され、その際に適当な置換基にはR1に対
して挙げられるものがあるペンジルを表わし;R″が水
素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロビル、n一
、i一、S一もしくはt−ブチルを表わし、そしてZが
酸素または硫黄を表わすものである。
極めて殊に好適な式CI)の化合物はRlが水素、メチ
ル、エチル、n一もしくはi−プロビル、t−ブチル、
炭素原子lまたは2個を有し、フッ素及び塩素よりなる
群からの同一もしくは相異なる置換基で1〜5置換され
るアルキル或いは炭素原子lまたは2個を有し、各々の
場合に未置換または同一もしくは相異なる置換基で1ま
たは2置換され、その際に挙げ得る適当な7エニル置換
基にはRlの定義における下記のものがあるフエニルチ
オ及びフエニルオキシで置換されるアルキルを表わすか
、或いはR1が各々の場合に随時同一もしくは相異なる
置換基で1〜3置換されていてもよく、その際に各々の
場合に適当な置換基にはフッ素、塩素、臭素、シアノ、
ニトロ、メチル、エチル、n一もしくはi−プロビル、
n,i−、Sーもしくはt−ブチル、メトキシ、エトキ
シ、n一もしくはi−プロポキシ、メチルチオ、トリ7
ルオロメチル、トリフル才口メトキシ、ジ7ルオ口メト
キシ、トリフル才ロメチルチオ、メトキシ力ルポニル、
エトキシ力ルボニル、メトキシイミノメチル、エトキシ
イミノメチル、メトキシイミノエチル、エトキシイミノ
エチル、シクロ口ペンチル、シクロヘキンル、l,3−
プロパンジイル、1.4−ブタンジイル或いは各々の場
合に随時フッ素、塩素、臭素、メチル及びエチルよりな
る同一もしくは相異なる置換基で1または2置換されて
いてもよいフエニル、フエノキシ、ベンジルまたはペン
ジルオキシがあるフエニルまたはナフチルを表わし、R
2がメチルまたはエチルを表わし R3がジメチルアミ
ノ、ジエチルアミノまたは基Z−R’を表わし、Yが酸
素、硫黄または基−N−を表わし、R4がメチル、エチ
ル、n− もしR5 くはi−プロビルまたはベンジルを表わし% R’が水
素、メチルまたはエチルを表わし、そして2が酸素また
は硫黄を表わすものである。
特に好適な式(I)の化合物はR1が水素、メチル、エ
チル、n一もしくは1−プロビル、t−ブチル、フッ素
及び塩素よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基
で1〜3置換されるメチル或いは各々の場合に随時同一
もしくは相異なる置換基でlまたは2置換され、その際
に適当な置換基にはフッ素、塩素、臭素、シアノ、ニト
ロ、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、メチルチ才
、トリ7ルオロメチル、トリ7ルオロメトキシ、トリ7
ルオロメチルチオ、メトキシ力ルポニル、エトキシ力ル
ポニル、メトキシイミノメチル、シクロペンチル、1.
3−プロパンジイル、メトキシイミノエチル或いは随時
フッ素、塩素、臭素またはエチルよりなる群からの同一
もしくは相異なる置換基で1または2置換されていても
よいフエニル、フエノキシ、ベンジルまたはペンジルオ
キシがある7エニル、フエニルオキシメチルまたはフエ
ニルチオメチルを表わし、Rzがメチルまたはエチルを
表わし R3がメトキシ、エトキシ、メチルチオまたは
ジメチルアミノを表わし、そしてYがN−メチル基また
は硫黄を表わすものである。
製造実施例に挙げる化合物に加えて、次の第1表に示す
一般式(I) p+ 2.4−チアジアゾル−5−イル)−N−メチル−2−
アミノー3−ヒドロキシーアクリル酸メチル及びジメチ
ル硫酸を用いる場合、本発明による工程(a)の反応の
径路は次式により表わし得る:CH3  COOCR3 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステルを殊に
挙げ得る: 策上麦 CH,  COOCH, 例えば出発物質としてN− (3−トリフル才口メチル
−1.2.4−チアジアゾル−5−イル)一メチルーグ
リシンメチルエステル及びジメチルホルムアミドジメチ
ルアセタールを用いる場合、本発明による工程(b)の
反応の径路は次式により表わし得る: 例えば出発物質としてN−(3−フエニル−1.例えば
出発物質としてN−(3−フエニル−1.2.4−チア
ジアゾル−5−イル)−N−メチルー2−アミノー3−
メチルスルホニルオキシーアクリル酸メチル及びメチル
メルカブタンを用いる場合、本発明による工程(c)の
反応の径路は次式により表わし得る二 記載に関連してこれらの置換基に対して好適なものとし
て既に挙げられた基を表わす。
Mは好ましくは水素またはナトリウム、カリウムもしく
はリチウム陽イオンを表わす。
式(II)のヒドロキシアクリル酸エステルは従来未知
であり、そしてまた本発明の目的である。
これらのものは式(IV) H3C  COOCR, 式(I[)は本発明による工程(a)を行う際に出発物
質として必要とされるヒドロキシアクリル酸エステルま
たはそのアルカリ金属塩の一般的定義を与える。この式
(II)において、R’,R″及びYは好ましくは本発
明による式(I)の物質の式中、Rl,R!及びYは上
記の意味を有する、の置換された酢酸を適当ならば希釈
剤例えばジメチルホルムアミドの存在下及び適当ならば
塩基性反応助剤例えば水素化ナトリウムの存在下にてー
20乃至50゜C間の温度で式(■) II R’−0−C−H           (■)式中、
R’はアルキル、殊にメチルまたはエチルを表わす、 のギ酸エステルと反応させ、次に適当ならば酸例えば塩
酸を用いて加水分解する場合に得られる。
式(■)のギ酸エステルは一般的に公知の有機化学の化
合物である。
式(III)は本発明による工程(a)を行う際に出発
物質として更に必要とされるアルキル化剤の一般的定義
を与える。この式(I[[)において、R′は好ましく
は本発明による式(I)の物質の記載に関連してこの置
換基に対して好適なものとして既に挙げられた基を表わ
す。
Elはアルキル化剤における通常の脱離基、好ましくは
随時置換されていてもよいアルキル、アルコキシまたは
アリールスルホニルオキシ基例えばメトキシスルホニル
オキシ基、エトキシスルホニルオキシ基またはp−トル
エンスルホニルオキシ基或いはハロゲン、殊に塩素、臭
素またはヨウ素を表わす。
式(III)のアルキル化剤は一般的に公知の有機化学
の化合物である。
式(IV)は本発明による工程(b)を行う際及び式(
II)の先駆体の合成に対する出発物質として必要とさ
れる置換された酢酸エステルの一般的定義を与える。こ
の式(IV)において、Rl、R!及びYは好ましくは
本発明による式(I)の物質の記載に関連してこれらの
置換基に対して好適なものとして既に挙げられた基を表
わす。
式(mV)の置換された酢酸エステルのあるものは公知
である[例えば米国特許第4.207.090号、英国
特許第1.574.430号、ドイツ国特許第2.05
0..346号及び薬学雑誌、88、1437〜49(
I968)参照1。
式(IVa) 式中、Y′は酸素または好ましくは炭素原子1〜4個を
有するN−アルキル基、殊にN−メチル基またはN一エ
チル基を表わし、そして Rl及びR2は化合物N−メチルーN−[3−(トリク
ロ口メチル)−1.2.4−チアジアゾルー5−イル1
 −グリシンエチルエステル及びN−メチルーN− [
3− (トリフルオロメチル)−1.2.4−チアジア
ゾル−5−イル1−グリシンエチルエステルを除いた上
記の意味を有する(米国特許第4 .2 0 7 ,0
 90号参照)、 の置換された酢酸エステルは従来未知であり、そしてま
た本発明の目的である。
式(IVa)の新規な置換された酢酸エステルは式(I
I) 式中、R1は上記の意味を有し、そしてXはハロゲン、
好ましくはフッ素または塩素、殊に塩素を表わす、 の1,2.4−チアジアゾール誘導体を適当ならば希釈
剤の存在下及び適当ならば塩基の存在下で式(X) HY’−CH2−GOOR2   (X)式中、R2及
びY1は上記の意味を有する、の酢酸エステル誘導体ま
たはその塩酸塩と反応させることにより得られる。
本発明による式(IVa)の新規な置換された酢酸エス
テルの製造方法は好ましくは希釈剤を用いて行う。適当
なものは不活性有機溶媒である。これらのものには殊に
脂肪族、脂環式または芳香族の、随時ハロゲン化されて
いてもよい炭化水素例えばペンジル、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、ジクロ口メタン、クロロホルムま
たは四塩化炭素、エーテル例えばジエチルエーテル、ジ
オキサン、テトラヒド口フランまたはエチレングリコー
ルジメチルエーテルもしくはエチレングリコールジエチ
ルエーテル、ニトリル例えばアセトニトリルまたはプロ
ビオニトリル、アミド例えばジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、N−メチルホルムアニリド、N−
メチルピロリドンまたはヘキサメチルリン酸アミド或い
はスルホキシド例えばジメチルスルホキシドが含まれる
新規な出発化合物の製造に対する本発明による方法は好
ましくは適当な塩基性反応補助剤の存在下で行う。適当
なものは好ましくはすべての通常に使用される無機及び
有機塩基である。アルカリ金属の水素化物、水酸化物、
アミド、アルコラート、炭酸塩または炭酸水素塩例えば
水素化ナトリウム、ナリトウムアミド、水酸化ナトリウ
ム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、カ
リウムL−ブチラート、炭酸ナトリウムまたは炭酸水素
ナトリウム或いは他に第三級アミン例えばトリエチノレ
アミン、N,N−ジメチノレアニリン、ピリジン、N,
N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシク口オクタン
(DABCO) 、ジアザビンクロノネン(D B N
)またはジアザビシクロウンデセン(D B U)を好
適に用いる。
本発明による工程(a)を行う場合、反応温度は比較的
広い範囲内で変え得る。一般に、反応は50乃至200
℃間の温度、好ましくは−20乃至150℃間の温度で
行う。
本発明による方法を行冫際に、出発成分及び塩基は一般
に等価比で用いる。1つの成分または他のものの過剰は
通常実質的な利点を有しない。反応成分は一般に塩基の
存在下で上記の溶媒の1つの中で一緒にし、そして対応
する温度で1時間またはそれ以上撹拌する。反応混合物
の処理は常法により行う。
式(I!)のチアジアゾール誘導体は公知であるか、ま
たは公知の方法と同様に得ることができる[例えばドイ
ツ国特許第2,242,185号、同第3.228.1
47号、Chem. Ber. 9 0、l82(I9
52)、同誌1度、892 (I957)参照1。
式(X)の酢酸エステル誘導体は一般的に公知の有機化
学の化合物である。
式(V)は本発明による工程(b)を行う際の出発物質
として更に必要とされるホルムアミド誘導体の一般的定
義を与える。この式においてRゝ−3は好ましくは個々
の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル部分に各々炭素原
子1〜6個、殊に1〜4個を有するジアルキルアミノを
表わす。
R3−1は極めて殊に好ましくはジメチルアミノまたは
ジエチルアミノを表わす。
R′及びR7は好ましくは各々の場合に炭素原子1〜4
個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、殊に
メトキシもしくはエトキシ、または各々の場合に個々の
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル部分に炭素原子1〜
6個、殊に1〜4個を有するジアルキルアミノ基を表わ
す。
式(V)のホルムアミド誘導体は一般的に公知の有機化
学の化合物である。
式(Vl)は本発明による工程(C)を行う際に出発物
質として必要とされる置換されたアクリル酸エステルの
一般的定義を与える。この式(Vl)において、R1、
R2及びYは好ましくは本発明による式(I)の物質の
記載に関連してこれらの置換基に対して好適なものとし
て既に挙げられた基を表わす。
E2は好ましくは適当なアシルオキシまたはスルホニル
オキシ基、殊にアセトキシ、メタンスルホニルオキシま
たはp一トルエンスルホニルオキシ基を表わす。
式(Vl)の置換されたアクリル酸エステルは従来未知
である。
これらのものは式(II) 式中、R’,R”及びYは上記の意味を有する、のヒド
ロキシアクリル酸エステルを適当ならば希釈剤例えばジ
クロ口メタンの存在下及び適当ならば酸結合剤例えばト
リエチルアミンまたはピリジンの存在下にて−20乃至
120°C間の温度で式(XI) R”−CQ            CXI)式中、R
″はアシルまたはスルホニル基、殊にアセチル、メタン
スルホニルまたはp一トルエンスルホニル基ヲ表ワス、 の酸塩化物と反応させる場合に得られる。
式(U)の酸塩化物は一般的に公知の有機化学の化合物
である。
式(■)は本発明による工程(C)を行う際に出発物質
として更に必要とされるチオールの一般的定義を与える
。この式(■)において、R4は好ましくは本発明によ
る式(I)の物質の記載に関連してこの置換基に対して
好適なものとして既に挙げられた基を表わす。
式(■)のチオールは一般的に公知の有機化学の化合物
である。
本発明による工程(a)を行う際に適する希釈剤は不活
性有機溶媒である。これらのものには殊に脂肪族、脂環
式または芳香族の、随時ハロゲン化されていてもよい炭
化水素例えばベンジル、ベンゼン、トルエン、キシレン
、クロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、ジクロヘ
キサン、ジクロロメタン、クロロホルムまたは四塩化炭
素、工−テル例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒド口フランまたはエチレングリコールジメチノレ
エーテノレもしくはエチレングリコーノレジエチルエー
テル、ニトリル例えばアセトニトリルまたはプロピオニ
トリル、アミド例えばジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチル
ビロリドンまたはへキサメチルリン酸アミド或いはスル
ホキシド例えばジメチルスルホキシドが含まれる。
また本発明による工程(a)は随時2相系例えば水/ト
ルエンまたは水/ジクロ口メタンにおいて、適当ならば
相関移動触媒の存在下で行うことができる。挙げ得るか
かる触媒の例には次のものがある:ヨウ化テトラプチル
アンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、集化ト
リブチルーメチルホスホニウム、塩化トリメチルーC 
+s/ C +s −アルキルアンモニウム、メチル硫
酸ジベンジルージメチルーアンモニウム、塩化ジメチル
ーCI!/C.−アルキルベンジルアンモニウム、水酸
化テトラプチルアンモニウム、l5−クラウン−5、l
8−クラウン−6、塩化トリエチルペンジルアンモニウ
ム、塩化トリメチルベンジルアンモニウムまたはトリス
ー [2−(2−メトキシエトキシ)一エチル]一アミ
ン。
本発明による工程(a)は好ましくは適当な反応補助剤
の存在下で行う。適当なものはすべての通常に使用され
る無機及び有機塩基である。アルカリ金属の水素化物、
水酸化物、アミド、アルコラート、炭酸塩または炭酸水
素塩例えば水素化ナ・トリウム、ナトリウムアミド、水
酸化ナトリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエ
チラート、カリウムt−ブチラート、炭酸ナトリウムま
たは炭酸水素ナトリウム或いは他に第三級アミン例えば
トリエチルアミン、N.N−ジメチルアニリン、ピリジ
ン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシク口
オクタン(DABCO) 、ジアザビシクロノネン(D
 B N)またはジアザビシクロウンデセン(D B 
U)を好適に用いる。
本発明による工程(a)を行う場合、反応温度は比較的
広い範囲内で変え得る。一般に、反応は一30乃至12
0℃間、好ましくは−20乃至60゜C間の温度で行う
本発明による工程(a)を行う際に、3−ヒドロキシア
クリル酸エステルまたは対応する式(If)のアルカリ
金属塩1モル当り1.0〜10.0モル、好ましくは1
.0〜5.0モルの式(I[I)のアルキル化剤及び随
時1.0〜5.0モル、好ましくは1.0〜2.0モル
の反応補助剤を一般に用いる。ここにまた本発明による
工程(a)を行う際に出発化合物として必要とされる式
(II)の3−ヒドロキシアクリル酸エステルまたはそ
のアルカリ金属塩を予備反応において反応容器中で直接
製造し、そして更に本発明による工程(a)に従って反
応混合物から単離せずに直接式(nI)のアルキル化剤
と更に反応させることができる[[ワンーポソト( o
ne − pot)法」]。反応を行い、そして反応生
成物を一般的に通常の方法により処理し、単離する(製
造実施例も参照)。
本発明による工程(b)を行う際に適する希釈剤は不活
性有機溶媒である。これらのものには殊に脂肪族、脂環
式または芳香族の、随時ハロゲン化されていてもよい炭
化水素例えばベンジン、ベンゼン、トルエン、キシレン
、クロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘ
キサン、ジクロロメタン、クロロホルムまたは四塩化炭
素、エ−テル例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒド口7ランまたはエチレングリコールジメチルエ
ーテルもしくはエチレングリコールジエチルエーテル、
ニトリル例えばアセトニトリルまたはプロピオニトリル
、アミド例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチルピロリ
ドンまたはへキサメチルリン酸アミド或いはスルホキシ
ド例えばジメチルスルホキシドが含まれる。
しかしながらまた、希釈剤を添加せずに本発明による工
程(b)を行うことができる。
本発明による工程(b)を行う場合、反応温度は比較的
広い範囲内で変え得る。一般に、反応は一20乃至22
0℃、好ましくは0乃至200°C間の温度で行う。
本発明による工程(b)を行う際に、式(IV)の置換
された酢酸エステル1モル当り1.0〜30.0モル、
好ましくは1.0〜15.0モルの式(V)のホルムア
ミド誘導体を一般に用いる。反応を行い、そして一般的
に通常の方法により反応生成物を処理し、単離する[こ
こにまたG.マシx − (Mathieu)  ; 
J .ウエイルーレイナル(Weill−Raynal
)  rC−C結合の生成( F ormation 
or  C−C  Bond)J、第■巻.229〜2
44頁;チーメ・ベルラグ・シュツツツガルト(Thi
eme  Verlag  Stuttgart) l
 9 7 3参照]。
本発明による工程(c)を行う際に適当な希釈剤は不活
性有機溶媒である。これらのものには殊に脂肪族、脂環
式または芳香族の、随時ハロゲン化されていてもよい炭
化水素、例えばベンジル、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロ
ヘキサン、ジクロ口メタン、クロロホルムまたは四塩化
炭素、工一テル例えばジエチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒド口フランまたはエチレングリコールジメチル
エーテルもしくはエチレングリコールジェチルエーテル
、ニトリル例えばアセトニトリルまたはブロビオニトリ
ル、アミド例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチルピロ
リドンまたはヘキサメチルリン酸アミド或いはスルホキ
シド例えばジメチルスルホキシドが含まれる。
本発明による工程(C)は好ましくは適当な反応補助剤
の存在下で行う。適当なものはすべての゜通常の無機及
び有機塩基である。これらのものには゛例えばアルカリ
金属水酸化物例えば水酸化ナトリウムまたは水酸化カリ
ウム、アルカリ金属炭酸塩例えば炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムまたは炭酸水素ナトリウム、或いは第三級アミ
ン例えばトリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン
、ビリジン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザ
ビシク口オクタン【DABCO),ジアザビシクロノネ
ン(DBN)またはジアザビシクロウンデセン(D B
 U)が含まれる。
本発明による工程(c)を行う場合、反応温度は比較的
広い範囲内で変え得る。一般に、反応は−20乃至18
0℃間、好ましくは0乃至150℃間の温度で行う。
また本発明による方法は例えば式(■)の低沸点チオー
ルを用いる場合、用いる反応成分の沸点に依存して、随
時圧力下でも行い得る。
本発明による工程(c)を行う際に、式(rV)の置換
されたアクリル酸エステル1モル当’ll1、0〜20
.0モル、好ましくは1.0〜5.0モルの式(■)の
チオール及び随時1.0〜5.0モル、好ましくは1.
0〜1.5モルの反応助剤を一般に用いる。反応を行い
、そして一般的に通常の方法により反応生成物を旭理し
、単離する。
本発明による活性化合物は有害生物に対して強い作用を
示し、そして実際望ましくない有害微生物を防除する際
に使用し得る。本活性化合物は例えば植物保護剤、殊に
殺菌・殺カビ剤(fungicide)としての用途に
適している。
植物保護の殺菌・殺カビ剤はプラスモジオフ才口ミセテ
ス(P Iasmodiophoromycetes)
,卵菌類(O omyceLes) %チトリジオミセ
テス(C hytridiomycetes)、接合菌
類( Z ygomycetes)、嚢子菌類( A 
scomycetes) 、担子菌類( B asid
omycetes) 、及び不完全菌類( D eut
eromycetes)を防除する際に用いられる。
上記の主な見出に含まれる菌・カビ気のある原因生物を
非限定例として下に挙げる:ピチウム( P ythi
um)種、例えば苗立枯病( P ythiumulL
imum)  ;フィト7トラ( P hytopht
hora)種、例えば疫病( P hyLophtho
ra  infestans) ;グソイドペロノスポ
ラ( P seudoperonospora)種、例
えばべと病( P seudoperonospora
  humuliまたはP seudoperonos
pora  cubense)  ;プラスモパラ( 
P Iasmopara)種、例えばべと病( P l
asmoparaviticola) ;ペロノスポラ
( P eronospora)種、例えばゝと病( 
P eronospora  posiまたはP.br
assicae) ;エリシ7工( E rysiph
e)種、例えばうどんこ病( E rysiphe  
graminis) ;スフエロテ力( S phae
roLheca)種、例えばうどんこ病( S pha
erotheca  fuliginea) ;ポドス
フエラ( P odosphaera)種、例えばうど
んこ病( P odosphaera  leucot
richa)  ;ベンチュリア( V enturi
a)種、例えば黒星病( V elturiainae
qualis) ;ビレノ7オラ( P yrenop
hora)種、例えば網斑病( P yrenopho
ra  teresまたはP.gramine) ; 
(分生胞子器状: D rechslara,同義H 
elminthosporium)  ;コクリオポル
ス( C ochliobolus)種、例えば斑点病
(Cochliobolus  sativus) ;
 (分生胞子状=D rechs leraq同義: 
HelminLhosporium) ;ウロマイセス
( U romyces)種、例えばさび病( U r
omyces  appendiculaLus) ;
プシニア( P uccinia)種、例えば赤さび病
( P ucciniarecondita) ;テイ
レテイア( T illetia)種、例えば網なまぐ
さ黒穂病( T illetia  caries) 
 ;ウステイラゴ( U stilago)種、例えば
裸黒穂病(υsLilago  nudaまたはU s
tilago  avenae) ;ペリキュラリア(
 Pell icularia)種、例えば紋枯病( 
P ellicularia  sasakii) ;
ビリキュラリア( P yricularia)種、例
えばいもち病( P yricularia  ory
zae) ;フーザリウム( F usarium)種
、例えばフーザリウム・クルモルム( F ussar
ium  culmorum)  ;ポツリテイス( 
B otryt is)種、例えば灰色かび病( f3
 otryt iscinerea) ;セプトリア(
 S eptoria)種、例えばふ枯病( S ep
toria  nodorum)  ;レプト7. 7
 エリア( L eptosphaeria)種、例え
ばレプト7. 7 xリア拳ノドルム( L epto
sphaeria  nodorum)  ;セルコス
ポラ( C ercospora)種、例えばセルコス
ポラ1カネソセンス(C ercospora  ca
nescens) ;アルテルナリア( A l1er
naria)種、例えば黒斑病( A lternar
ia  brassicae)  ;プソイドセルフス
ボレラ( P seudocercosporella
)種、例えばプソイドセルコスボレラ・ヘルポトリコイ
デス(Pseudocercosporella  h
erpotrichoides)。
植物の病気を防除する際に必要な濃度で、本活性化合物
の植物による良好な許容性があるために、植物の地上部
分、生長増殖茎および種子、並びに土壌の処理が可能で
ある。
ここに本発明による活性化合物は穀物の病気例えば小麦
の斑点病( L eptosphaeria  nod
oram)の病原菌またはイネのいもち病( P yr
iculariaoryzae)に対する保護的防除に
殊に良好な効果で使用し得る。
更に加えて本発明による活性化合物のあるものは殊に穀
物における真性のうどんこ病菌・カビ、及びリンゴ黒星
病に対する殺菌・殺カビ作用を示す。
その特殊な物理的及び/または化学的特性に依存して、
本活性化合物は普通の塑性物、例えば溶液、乳液、懸濁
液、粉末、泡沫剤、塗布剤、顆粒、エアロゾル、種子用
の重合物質中の極く細かいカプセル及びコーティング塑
性物、並びにULV冷ミスト及び温ミスト組成物に変え
ることができる。
これらの組成物は公知の方法において、例えば活性化合
物を伸展剤、即ち液体溶媒及び/または固体の担体と随
時表面活性剤、即ち乳化剤及び/または分散剤及び/ま
たは発泡剤と混合して製造される。また伸展剤として水
を用いる場合、例えば補助溶媒として有機溶媒を用いる
こともできる。
液体溶媒として、主に、芳香族炭化水素例えばキシレン
、トルエンもしくはアルキルナフタレン、塩素化された
芳香族もしくは塩素化された脂肪族炭化水素例えばクロ
ロベンゼン、クロロエチレンもしくは塩化メチレン、脂
肪族炭化水素例えばシクロヘキサン、またはパラフィン
例えば鉱油留分、鉱油及び植物油、アルコール例えばプ
タノールもしくはグリコール並びにそのエーテル及びエ
ステノレ、ケトン例えば゛アセトン、メチノレエチノレ
ケトン、メチルイソブチルケトンもしくはシクロヘキサ
ノン、強い存極性溶媒例えばジメチルホルムアミド及び
ジメチルスルホキシド並びに水が適している;液化した
気体の伸展剤または担体とは、常温及び常圧では気体で
ある液体を意味し、例えばハロゲン化された炭化水素並
びにブタン、プロパン、窒素及び二酸化炭素の如きエア
ロゾル噴射基剤である:固体の担体として、粉砕した天
然鉱物、例えばカオリン、クレイ、タルク、チョーク、
石英、アタパルジャイト、モン!・モリロナイト、また
はケイソウ土並びに粉砕した合成鉱物例えば高度に分散
性ケイ酸、アルミナ及びシリケートが適している:粒剤
に対する固体の担体して、粉砕し且つ分別した天然岩、
例えば方解石、大理石、軽石、海泡石及び白雲石並びに
無機及び有機のびさわり合成顆粒及び有機物質の顆粒例
えばおがくず、やしがら、トウモロコシ穂軸及びタバコ
茎が適している:乳化剤及び/または発泡剤として非イ
オン性及び陰イオン性乳化剤例えばポリオキシエチレン
ー脂肪酸エステル、ボリオキシエチレン脂肪族アルコー
ルエーテル例えばアルキルアリールボリクリコールエー
テル、アルキルスルホネート、アルキルスルフエート、
アリールスルホ不−1・並びにアルブミン加水分解生成
物が適している;分散剤として、例えばリグニンスルフ
ァイト廃液及びメチルセルロースが適している。
接着剤例えばカルポキシメチルセルロース並びに粉状、
粒状またはラテンクス状の天然及び合成重合体例えばア
ラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリビニルアセ
テート並びに天然リン脂質例えばセファリン及びレンチ
ン、及び合成リン脂質を組成物に用いることができる。
更に添加物は鉱油及び植物油であることかできる。
着色剤例えば無機顔料、例えば酸化鉄、酸化チタン及び
プルシアンブル一並びに有機染料例えばアリザリン染料
、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料、及びa量の栄
養剤例えば鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリ
ブテン及び亜鉛の塩を用いることができる。
調製物は一般に活性化合物0.1乃至95重量%間、好
ましくは0.5乃至90重量%間を含有する。
本発明による活性化合物は他の公知の活性化合物、例え
ば殺菌・殺カビ剤、殺虫剤、殺ダニ剤及び除草剤との混
合物として、並びに肥料及び他の生長調節剤との混合物
として調製物中に存在することができる。
本活性化合物はそのままで、その調製物の形態或いは該
調製物から更に希釈して調製した使用形態、例えば調製
済液剤、懸濁剤、永和剤、塗布剤、可溶性粉剤、粉剤及
び粒剤の形態で使用することができる。これらのものは
普通の方法において、例えば液剤散布、スプレー、アト
マイジング、粒剤散布、粉剤散布、7オーミング( f
oaming)、はけ塗り等によって施用される。更に
、超低容量法に従って活性化合物を施用するか、或いは
活性化合物の調製物または活性化合物自体を土壌中に注
入することができる。また植物の種子を処理することも
できる。
植物の部分を処理する場合、施用形態における活性化合
物濃度は実質的な範囲内で変えることができる。一般に
濃度はl乃至0.0001重量%、好ましくは0.5乃
至0.001重量%間である。
種子を処理する際には、一般に種子1kg当り0.00
1〜50g1好ましくは0.01−10gの活性化合物
を必要とする。
土壌を旭理する際には、一般に作用場所に0.0000
 1〜0.1重量%、好ましくはo.oool〜0.0
2重量%の活性化合物濃度を必要とする。
本発明による活性化合物の製造及び使用は下記の実施例
に従って行う。
製造実施例 実施例l 工程(a)一ワンーポット変法 ギ酸メチルl 3 0.Og (2.1 7モル)及び
N−(3−フエニル−1 .2 .4−チアジアゾル−
5一イル)一N−メチル−2−アミノアセテート11.
5g(0.044モル)の混合物を90分間にわたって
5〜lO℃で滴下しながら鉱油中の80%水素化ナトリ
ウム懸濁液3.3g(0.1 1モル)の懸濁液に加え
た。初期の激しい反応が静まった後、混合物を最初に室
温に戻し、次に30°Cで2時間撹拌しI;。
次にジメチル硫酸13.9g(0.1 1モル)を未単
離のN− (3−7エニルー1.2.4−チアジアゾル
−5−イル)−N−メチル−2−アミノー3−ヒドロキ
シアクリル酸メチルに加え、そして混合物を室温で一夜
撹拌した。処理のために、混合物を氷水2Q上に注ぎ、
ジエチルエーテルで3回抽出し、そして有機相を硫酸ナ
トリウムを用いて乾燥した。溶媒を留去後、粗製生成物
をシリカゲル上でクロマトグラフにかけた(溶離液、ト
ルエン/ブロパノールlo:3)。
N− (3−7エニルー1.2.4−チアジアゾルー5
−イル)−N−メチル−2−アミノー3−メトキシアク
リル酸メチル6.0g(理論値の44%)が得られた。
実施例2 CH, 工程(b) N−(3−トリフルオ口メチル−1 .2 .4−チア
ジアゾル−5−イル)−N−メチルーグリシンメチルエ
ステル12.8g(0.05モル)及びジメチルホルム
アミドジエチルアセタール14.7g(0.1 0モル
)を還流下で48時間加熱した。冷却後、混合物を減圧
下で濃縮し、残渣をエーテルと共に撹拌し、そして沈澱
した結晶を吸引濾過した。
融点130〜l 3 1 ’(!のN一(3−トルフル
オ口メチル−1 .2 .4−チアジアゾル−5−イル
)一N−メチル−2−アミノー3−N’,N’−ジメチ
ルアミノーアクリル酸メチルio.og(理論値の65
%)が得られた。
次の第2表に示す弐(I)の最終生成物が実施例l及び
2に記載の方法と同様に、そして本発明による方法に対
する記載を考慮して得られた。
出発化合物の製造 実施例(TV−1) 5−クロロ−3−7エニル−1.2.4−チアジアゾー
ル2 4g(0.1 2モル)、N−メチルアミノ酢酸
メチル1 6.8g(0.1 2モル)及び粉砕した炭
酸カリウム3 3.2g(0.2 4モル)を乾燥1,
4−ジオキサン20Omff中で一夜加熱した。
処理のために、反応混合物を氷水上に注ぎ、そして酢酸
エチルで3回抽出した。硫酸ナトリウム上で乾燥した後
、溶媒の留去及びエーテル/エタノールからの再結晶後
に融点92℃のN−メチルーN−(3−フエニルー1.
2.4−チアジアゾル−5−イル)−2−アミノ酢酸メ
チル14.2g(理論値の45%)が得られた。
次の第3表に示す式(IV)の生成物が実施例(■−1
)に記載の方法と同様に、そして本発明による方法の記
載を考慮して得られた。
用例 次の使用例において、 比較物質として下記の化 物を用いた: 3−メトキシー2−(2−メチルフエニル)一クリル酸
メチル(ヨーロソバ特許第178.86号から公知)。
施例A もち病( P yricularia)試験(イ不)/
保護媒:アセトン12.5重量部 化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.3
重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、性化合物
1重量部を上記量の溶媒と混合し、こ濃厚物を水及び上
記量の乳化剤で希釈して所望濃度にした。
保護活性を試験するために、若いイネ植物に活化合物の
調製物をしたたり落る程度にぬれるまで噴霧した。噴霧
コーティングが乾燥した後、植物にいもち病( P y
ricularia  oryzae)の水性胞子懸濁
液を接種した。′次に植物を相対湿度100%及び25
°Cの温床に置いた。
病気感染の評価を接種の4日後に行った。
この試験において、当該分野において公知の化合物と比
較して、例えば製造実施例1による化合物は明らかにす
ぐれた活性を示した。その結果を第A表に示す。
いもち病試験(イ不)/保護 CH30一CH=C COOCH 3 (A)(公知) 第A表 実施例B レプトスフエリア・ノドルム( L epLospha
erianodorum)試験(小麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部乳化剤:ア
ルキルアリールポリグリコールエーテル0.25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚物を水で希釈して所望の濃度にし tこ 。
保護活性を試験するために、若い植物に活性化合物の調
製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧した。噴霧コー
ティングが乾燥した後、植物にレプトスフエリア・ノド
ルム( L eptosphaeria  nodor
um)の胞子懸濁液を噴霧した。植物を培養室中に20
゜C及び相対大気湿度100%で48時間保持した。植
物を温床中に温度約l5゜C及び相対大気湿度約80%
で置いた。
評価を接種IO日後に行った。
この試験において、例えば製造実施例lによる化合物は
従来公知のものと比較して明らかにすぐれた活性を示し
た。その結果を第B表に示す。
箸旦酉 レプトスフエリア・ノドルム試験(イネ)/保護(A)
(公知) 本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
l . 一般式(T) p1 式中、 Rlは水素、 未置換もしくは置換され たアルキルまたはアルケニル、或いは各々の場合に未置
換もしくは置換されたアラルキル、アラルケニル、アリ
ールまたはへテロアリールを表わし、 R2はアルキルを表わし、 R3はジアルキルアミノまたは基−Z−R’を表わし、 Yは酸素、硫黄または基−N−を表わし、R6 ここに R6はアルキルまたは未置換もしくは置換されたアラル
キルを表わし、 R6は水素またはアルキルを表わし、モして2は酸素ま
たは硫黄を表わす、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステル、その
異性体及び異性体混合物。
2.R1が水素、または炭素原子l〜8個を有し、未置
換もしくは同一もしくは相異なる置換基で1〜多置換さ
れ、その際に適当な置換基にはフッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素または各々アリール部分に炭素原子6〜lO個を有
し、且つ各々の場合に未置換もしくは同一もしくは相異
なる置換基で1〜5置換され、ここにR1の定義におい
て下記のアリール置換基として挙げ得るアリールチオ及
びアリールオキシがある直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キルを表わすか,Rlが更に炭素原子2〜8個を有する
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニル、直鎖状もしくは
分枝鎖状のアルキル部分に炭素原子1〜6個を有するア
ラルキル、各々の場合に未置換もしくはアリール部分に
おいて同一もしくは相異なる置換基でl〜5置換される
、直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケニル部分に炭素原子
2〜6個を有するアラルケニルまたはそれぞれアリール
部分に炭素原子6〜lO個を有するアリールを表わし、
その際に適当なアリール部分に各々の場合にハロゲン、
シアノ、ニトロ、各々炭素原子1〜6個を有する各々の
場合に直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、アルコキシ
またはアルキルチオ、各々炭素原子1〜4個及び同一も
しくは相異なるハロゲン原子1〜9個を有する各々の場
合に直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲノアルキル、ハロ
ゲノアルコキシまたはハロゲノアルキルチオ、炭素原子
1〜4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ
力ルポニルまたは個々のアルキル部分に各々炭素原子1
〜6個を有するアルコキシイミノアルキル、炭素原子3
〜8個を有するシクロアルキル、炭素厚子3〜5個を有
する二重結合されたアルカンジイル、各々アリール部分
に炭素原子6〜10個及び随時直鎖状もしくは分枝鎖状
のアルキル部分に炭素原子1〜4個を有し、且つ各々の
場合に未置換またはアリール部分においてハロゲン、炭
素原子l〜4個及び随時同一もしくは相異なるハロゲン
原子1〜9個を有するアルキル、アルコキシ、アルキル
チす、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシまたはハ
ロゲノアルキルチオよりなる群からの同一もしくは相異
なる置換基で1〜多置換されるアリール、アラルキル、
アリールオキシまたはアラルキルオキシ、或いは各々へ
テロアリール部分に炭素原子2〜8個及び同一もしくは
相異なるヘテロ原子1〜4個並びに随時直鎖状もしくは
分枝鎖状アルキル部分に炭素原子l〜4個を有し、且つ
各々の場合に随時ハロゲン、各々炭素原子1〜4個及び
随時同一もしくは相異なるハロゲン原子1〜9個を有す
るアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲノアル
キル、ハロゲノアルコキシまたはハロゲノアルキルチオ
よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基でヘテロ
アリール部分において1〜多置換されていてもよいヘテ
ロアリールアルキルまたはへテロアリールがあるか,R
lが加えて同一もしくは相異なるヘテロ原子1〜3個を
有し、且つ随時同一もしくは相異なる置換基で1〜多置
換されていてもよく、その際に適当な置換基には上記の
アリール置換基がある5または6員のへテロアリール基
を表わし、R2が基−Z−R ’を表わし、Yが酸素、
硫黄または一N−を表わし、ここにR4が炭素原子R5 1〜6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルま
たは直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル部分に炭素原子
1〜4個及びアリール部分に炭素原子6〜lO個を有し
、且つアリール部分において同一もしくは相異なる置換
基でl〜多置換され、その際に適当なアリニル置換基に
はR1に対して挙げられるものがあるアラルキルを表わ
し、R′が水素または炭素原子1〜6個を有する直鎖状
もしくは分枝鎖状のアルキルを表わし、モして2が酸素
または硫黄を表わす、上記lに記載の式(I)のチアジ
アゾール置換されたアクリル酸エステル。
3.R’が水素、メチル、エチル、n一もしくはi−プ
ロビル、n一、i一、S−もしくはt−プチル、炭素原
子l〜4個を有し、フッ素及び塩素よりなる群からの同
一もしくは相異なる置換基で1〜6置換される置換状も
しくは分枝鎖状のアルキル、または炭素原子1〜4個を
有し、各々の場合に未置換または同一もしくは相異なる
置換基で1〜3置換され、その際に挙げ得る適当な7エ
ニル置換基には下のRlの定義において挙げられる置換
基がある直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを表わすか
,Rlがアリル、n−もしくはi−ブテニル、或いは各
々の場合にアリール部分またはヘテロアリール部分にお
いて同一もしくは相異なる置換基”c’i換サれルヘン
ジル、フェニルエチル、フエニルエテニル、フェニル、
ナフチル、ピリジル、チェニルまたはフリルを表わし、
その際に各々の場合に適当な置換基にはフッ素、塩素、
臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−もしくは
i−プロビル、n一、i一、S一もしくは【−プチル、
メトキシ、エトキシ、n一もしくはi−プロポキシ、メ
チルチオ、トリ7ルオロメチル、トリフル才口メトキシ
、ジフルオ口メトキシ、トリフルオロメチルチす、メト
キシ力ルボニル、エトキシ力ルボニル、メトキシイミノ
メチル、エトキシイミノメチル、メトキシイミノエチル
、エトキシイミノエチJ呟 シクロペンチル、シクロヘ
キシル、1.3−プロパンジイル、ブトー2−エンージ
−1.4−イル、l,4−プタンジイル、或いは各々の
場合に未置換またはフエニル部分においてフッ素、塩素
、臭素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、メチル
チオ、トリ7ルオロメチル、ジ7ルオロメトキシ、トリ
7ルオロメトキシ及びトリ7ルオロメチルチオよりなる
群からの同一もしくは相異なる置換基でl〜3置換され
るフェニル、ベンジル、7エノキシまたはペンジルオキ
シがあり、R”がメチル、エチル、n−もしくはi−プ
ロビル、n−1−、s一もしくはL−ブチルを表わし、
R3が各々個々の直鎖状もしくは分枝鎖状の、同一もし
くは相異なるアルキル部分に炭素原子1〜4個を有する
ジアルキルアミノまたは基−Z−R’を表わし、Yが酸
素、硫黄または基一N−を表わし、R4が看 RS メチル、エチル、n一もしくはi−プロビル、n−i−
、s−もしくはE−ブチル或いは未置換または同一もし
くは相異なる置換基で1〜3置換され、その際に適当な
置換基にはRlに対して挙げられるものがあるベンジル
を表わし,Riが水素、メチル、エチル、n一もしくは
i−プロビル、n −i−、s−もしくはt−ブチルを
表わし、そしてZが酸素または硫黄を表わす、上記lに
記載の式(I)のチアジアゾール置換されたアクリル酸
エステル。
4.R’が水素、メチル、エチル、n一もしくはi−プ
ロビル、t−ブチル、炭素原子1または2個を有し、フ
ッ素及び塩素よりなる群からの同一もしくは相異なる置
換基で1〜5置換されるアルキル或いは炭素原子lまた
は2個を有し、各々の場合に未置換または同一もしくは
相異なる置換基で1または2置換され、その際に挙げ得
る適当なフエニル置換基にはRlの定義における下記の
ものがあるフエニルチオ及びフェニルオキシで置換され
るアルキルを表わすか、或いはR1が各々の場合に随時
同一もしくは相異なる置換基で1〜3置換されていても
よく、その際に各々の場合に適当な置換基にはフッ素、
塩素、臭素、シアノ、二トロ、メチル、エチル、n一も
しくはi−プロビル、n,i−、S一もしくはt−ブチ
ル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ
、メチルチオ、トリフル才口メチル、トリフルオロメト
キシ、ジフル才口メトキシ、トリフル才ロメチルチオ、
メトキシ力ルボニル、エトキシ力ルボニル、メトキシイ
ミノメチル、エトキシイミノメチル、メトキシイミノエ
チル、エトキシイミノエチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、l,3−プロパンジイル、1.4−プタンジ
イル或いは各々の場合に随時フッ素、塩素、臭素、メチ
ル及びエチルよりなる同一もしくは相異なる置換基で1
または2置換されていてもよいフエニル、フエノキシ、
ベンジルまたはペンジルオキシがあるフエニルまたはナ
7チルを表わし、R2がメチルまたはエチルを表わし、
R3がジメチルアミノ、ジエチルアミノまたは基−Z−
R’を表わし、Yが酸素、硫黄または基一N−を表わし
、R4がメチル、エチル、n一R5 もしくはi−プロビルまたはベンジルを表わし、R6が
水素、メチルまたはエチルを表わし、そして2が酸素ま
たは硫黄を表わす、上記lに記載の式(I)のチアジア
ゾール置換されたアクリル酸エステル。
5.R1が水素、メチル、エチル、n−もしくはi−プ
ロビル、t−ブチル、フッ素及び塩素よりなる群からの
同一もしくは相異なる置換基でl〜3置換されるメチル
或いは各々の場合に随時同一もしくは相異なる置換基で
1または2置換され、その際に適当な置換基にはフッ素
、塩素、臭素、シアノ、二トロ、メチル、エチル、メ]
・キシ、エトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、
トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、メト
キシ力ルポニル、エトキシカルボニノレ、メトキシイミ
ノメチル、シクロベンチル、1.3−7’ロバンジイル
、メトキシイミノエチル或いは随時フッ素、塩素、臭素
またはエチルよりなる群からの同一もしくは相異なる置
換基で1または2置換されていてもよいフエニル、フエ
ノキシ、ベンジルまたはペンジルオキシがあるフエニル
、フエニルオキシメチルまたは7エニルチオメチルを表
わし、R2がメチルまたはエチルを表わし R3がメト
キシ、エトキシ、メチルチオまたはジメチルアミノを表
わし、モしてYがN−メチル基または硫黄を表わす、上
記lに記載の式(I)のチアジアゾール置換されたアク
リル酸エステル。
6.一般式(I) 式中、Rlは水素、未置換もしくは置換されたアルキル
またはアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしくは
置換されたアラルキル、アラルケニル、アリールまたは
へテロアリールを表わし、 R2はアルキルを表わし、 R3はジアルキルアミノまたは基−Z−R’を表わし、 Yは酸素、硫黄または基一N一を表わし、Rs ここに R4はアルキルまたは未置換もしくは置換されたアラル
キルを表わし、 R′は水素またはアルキルを表わし、そして2は酸素ま
たは硫黄を表わす、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステル、その
異性体及び異性体混合物を製造する際に、(a)式( 
I a) 炉 式中、R’,R”、R4及びYは上記の意味を有する、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステルが式(
II) jul1 式中、Mは水素またはアルカリ金属陽イオンを表わし、
そして R’,R″及びYは上記の意味を有する、のヒドロキシ
アクリル酸エステルまたはそのアルカリ金属塩を適当な
らば希釈剤の存在下及び適当ならば反応助剤の存在下で
式(III)R’−E’         (III)
式中、E1は電子吸引性脱離基を表わし、そして R4は上記の意味を有する、 のアルキル化剤と反応させる場合に得られるか、(b)
式( I b) 式中、R 3−1はジアルキルアミノを表わし、そして R1、R2及びYは上記の意味を有する、のチアジアゾ
ール置換されたアクリル酸エステルが式(IV) 式中、Rl,R2及びYは上記の意味を有する、の置換
された酢酸エステルを適当ならば希釈剤の存在下で式(
V) R1 ?中、R6及びR′は各々の場合に相互に独立してアル
コキシまたはジアルキルアミノを表わし、そして R3″■′は上記の意味を有する、 のホルムアミド誘導体と反応させる場合に得られるか;
或いは (C)式( I c) 式中、R’1R”、R’及びYは上記の意味を有する、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステルが式(
Vl) 式中、E2は電子吸引性脱離基を表わし、そして Rl,H!及びYは上記の意味を有する、の置換された
アクリル酸エステルを適当ならば希釈剤の存在下及び適
当ならば反応助剤の存在下で式(■) R’−SH             (■)式中、R
4は上記の意味を有する、 のチオールと反応させる場合に得られることを特徴とす
る、一般式(I)のチアジアゾール置換されたアクリル
酸エステルの製造方法。
7.上記1〜6のいずれかに記載の少なくとも1つの式
(I)のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステル
を含有することを特徴とする、殺菌・殺カビ剤。
8.上記1′−6のいずれかに記載の式(I)のチアジ
アゾール置換されたアクリル酸エステルを菌・カビ及び
/またはその環境上に作用させることを特徴とする、菌
・カビの防除方法。
9.菌・カビを防除する際の上記1〜6のいずれかに記
載の式(I)のチアジアゾール置換されたアクリル酸エ
ステルの使用。
10.上記1〜6のいずれかに記載の式(I)のチアジ
アゾール置換されたアクリル酸エステルを増量剤及び/
または表面活性物質と混合することを特徴とする、殺菌
・殺カビ剤の製造方法。
11.式(n) g1 式中、Rlは水素、未置換もしくは置換されたアルキル
またはアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしくは
置換されたアラルキル、アラルケニル、アリールまたは
へテロアリールを表わし、 R2はアルキルを表わし、 Yは酸素、硫黄または基−N一を表わし、R″ ここに R5は水素またはアルキルを表わし、そしてMは水素ま
たはアルカリ金属陽イオンを表わす、 のヒドロキシ酢酸エステル。
12.式(IV) p皇 式中、R1、R!及びYは上記11に記載の意味を有す
る、 のチアジアゾール置換された酢酸を適当ならば希釈剤の
存在下及び適当ならば塩基性反応補助剤の存在下にて−
20乃至50°C間の温度で式(■)R”−0−C−H
        (■)式中 RBはアルキルを表わす
、 のギ酸エステルと反応させることを特徴とする、上記1
1に記載のヒドロキシアクリル酸エステルの製造方法。
13.化合物N−メチルーN− [3− (I−リクロ
口メチル)−1.2.4−チアジアゾール−5一イル]
一グリシンエチルエステルを除<式(IVa)式中、Y
竃ま酸素まt;はN−アルキル基を表わし、 R1は水素、未置換もしくは置換されたアルキルまたは
アルケニル、或いは各々の場合に未置換もしくは置換さ
れたアラルキル、アケルケニル、アリールまたはへテロ
アリールを表わし、そして R!はアルキルを表わす、 のチアジアゾール置換された酢酸エステル。
14.式(ff) 式中、Rlは上記l3に記載の意味を有し、そして Xはハロゲンを表わす、 の1、2.4−チアジアゾール誘導体を適当ならば希釈
剤の存在下及び適当ならば塩基の存在下で式(X) HY’−OH,−COOR”    (X)式中、R2
及びY1は上記l3に記載の意味を有する、 の酢酸エステル誘導体またはその塩酸塩と反応させるこ
とを特徴とする、上記l3に記載の式(IVa)のチア
ゾール置換された酢酸エステルの製造方法。
15.式(Vl) 式中、Rlは水素、未置換もしくは置換されたアルキル
またはアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしくは
置換されたアラルキル、アラルケニル、アリールまI;
はヘテロアリールを表わし、 R″はアルキルを表わし、 Yは酸素、硫黄または基一N−を表わし、R! ここに R′は水素またはアルキルを表わし、モしてE2は電子
吸引性脱離基を表わす、 の置換されたアクリル酸エステル。
16.式(II) 炉 式中、R1,R!及びYは上記l5に記載の意味を有す
る、 のヒドロキシアクリル酸エステルを適当ならば希釈剤の
存在下及び適当ならば酸結合剤の存在下にて−20乃至
120℃間の温度で式(XI)R”−CQ      
 (n) 式中 RSはアシルまたはスルホニル基ヲ表わす、 の酸塩化物と反応させることを特徴とする、上記l5に
記載の式(■)の置換されたアクリル酸エステルの製造
方法。
1 7. 中間体としての上記1 1〜16のいずれ かに記載の式(n) (■a) 及び (Vl) の化合 物の使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1は水素、未置換もしくは置換されたアルキ
    ルまたはアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしく
    は置換されたアラルキル、アラルケニル、アリールまた
    はヘテロアリールを表わし、 R^2はアルキルを表わし、 R^3はジアルキルアミノまたは基−Z−R^4を表わ
    し、 Yは酸素、硫黄または基▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を表わし、 ここに R^4はアルキルまたは未置換もしくは置換されたアラ
    ルキルを表わし、 R^5は水素またはアルキルを表わし、そしてZは酸素
    または硫黄を表わす、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステル、その
    異性体及び異性体混合物。 2、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1は水素、未置換もしくは置換されたアルキ
    ルまたはアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしく
    は置換されたアラルキル、アラルケニル、アリールまた
    はヘテロアリールを表わし、 R^2はアルキルを表わし、 R^3はジアルキルアミノまたは基−Z−R^4を表わ
    し、 Yは酸素、硫黄または基▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を表わし、 ここに R^4はアルキルまたは未置換もしくは置換されたアラ
    ルキルを表わし、 R^5は水素またはアルキルを表わし、そしてZは酸素
    または硫黄を表わす、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステル、その
    異性体及び異性体混合物を製造する際に、(a)式(
    I a) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) 式中、R^1、R^2、R^4及びYは上記の意味を有
    する、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステルが式(
    II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、Mは水素またはアルカリ金属陽イオンを表わし、
    そして R^1、R^2及びYは上記の意味を有する、のヒドロ
    キシアクリル酸エステルまたはそのアルカリ金属塩を適
    当ならば希釈剤の存在下及び適当ならば反応助剤の存在
    下で式(III) R^4−E^1(III) 式中、E^1は電子吸引性脱離基を表わし、そして R^4は上記の意味を有する、 のアルキル化剤と反応させる場合に得られるか、(b)
    式( I b) ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) 式中、R^3^−^1はジアルキルアミノを表わし、そ
    して R^1、R^2及びYは上記の意味を有する、のチアジ
    アゾール置換されたアクリル酸エステルが式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 式中、R^1、R^2及びYは上記の意味を有する、の
    置換された酢酸エステルを適当ならば希釈剤の存在下で
    式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 式中、R^6及びR^7は各々の場合に相互に独立して
    アルコキシまたはジアルキルアミノを表わし、そして R^3^−^1は上記の意味を有する、 のホルムアミド誘導体と反応させる場合に得られるか;
    或いは (c)式( I c) ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) 式中、R^1、R^2、R^4及びYは上記の意味を有
    する、 のチアジアゾール置換されたアクリル酸エステルが式(
    VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式中、E^2は電子吸引性脱離基を表わし、そして R^1、R^2及びYは上記の意味を有する、の置換さ
    れたアクリル酸エステルを適当ならば希釈剤の存在下及
    び適当ならば反応助剤の存在下で式(VII) R^4−SH(VII) 式中、R^4は上記の意味を有する、 のチオールと反応させる場合に得られることを特徴とす
    る、一般式( I )のチアジアゾール置換されたアクリ
    ル酸エステルの製造方法。 3、特許請求の範囲第1又は2項記載の少なくとも1つ
    の式( I )のチアジアゾール置換されたアクリル酸エ
    ステルを含有することを特徴とする、殺菌・殺カビ剤。 4、菌・カビを防除する際の特許請求の範囲第1又は2
    項記載の式( I )のチアジアゾール置換されたアクリ
    ル酸エステルの使用。 5、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、R^1は水素、未置換もしくは置換されたアルキ
    ルまたはアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしく
    は置換されたアラルキル、アラルケニル、アリールまた
    はヘテロアリールを表わし、 R^2はアルキルを表わし、 Yは酸素、硫黄または基▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を表わし、 ここに R^5は水素またはアルキルを表わし、そしてMは水素
    またはアルカリ金属陽イオンを表わす、 のヒドロキシ酢酸エステル。 6、化合物N−メチル−N−[3−(トリクロロメチル
    )−1,2,4−チアジアゾール−5−イル]−グリシ
    ンエチルエステルを除く式(IVa)▲数式、化学式、表
    等があります▼(IVa) 式中、Y^1は酸素またはN−アルキル基を表わし、 R^1は水素、未置換もしくは置換されたアルキルまた
    はアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしくは置換
    されたアラルキル、アラルケニル、アリールまたはヘテ
    ロアリールを表わし、そして R^2はアルキルを表わす、 のチアジアゾール置換された酢酸エステル。 7、式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式中、R^1は水素、未置換もしくは置換されたアルキ
    ルまたはアルケニル、或いは各々の場合に未置換もしく
    は置換されたアラルキル、アラルケニル、アリールまた
    はヘテロアリールを表わし、 R^2はアルキルを表わし、 Yは酸素、硫黄または基▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を表わし、 ここに R^5は水素またはアルキルを表わし、そしてE^2は
    電子吸引性脱離基を表わす、 の置換されたアクリル酸エステル。
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