JPH02289202A - フアスナ - Google Patents

フアスナ

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JPH02289202A
JPH02289202A JP11065089A JP11065089A JPH02289202A JP H02289202 A JPH02289202 A JP H02289202A JP 11065089 A JP11065089 A JP 11065089A JP 11065089 A JP11065089 A JP 11065089A JP H02289202 A JPH02289202 A JP H02289202A
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JP
Japan
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hole
fastener
molding
locking
molds
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JP11065089A
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Norio Omori
憲男 大森
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、首部と首部上端で半径方向に膨出する係止
部とを備えてなる係止突起が基板上に複数形成され、基
板下面側を成形する割型と基板上面側を成形する割型と
からなる成形用型により一体成形される合成樹脂製の面
状のファスナに関する。
〈従来の技術とその課題〉 従来、面状のファスナは、基板の上面側に、首部上端で
傘状に開いたり5字形状に屈曲させた係止部を備えた係
止突起を、複数突設させて構成されている(特公昭83
−36761号公報、実開昭56−20508号公報参
照)。
そして、傘状に開いた係止部を備えたファスナの製造に
おいては、まず、上下方向で対向させて基板を配置させ
、それら基板の対向面に、順次係止突起を形成するため
の単繊維を切断することなく波状に融着させ、その後、
それら基板間に融着された単繊維の中間部位を切断する
。そして、各基板の複数の単繊維端部に熱板等を押しっ
け、それらの先端に傘状に開いた係止部を形成し、所定
のファスナを製造していた。
また、3字形状の係止部を備えたファスナの製造におい
ては、係止部を形成されていない状態の棒状の係止突起
と基板とを射出成形により一体成形し、その後、棒状の
係止突起先端に熱板等を押しつけ、各先端に5字形に屈
曲した係止部を形成し、所定のファスナを製造していた
したがって、従来のファスナでは、基板を製造する工程
と、係止部を製造する工程との少なくとも二つの工程が
必要となって、製造に手間がかかつていた。
この発明は、上述の課題を解決するものであり、手間取
らず製造することができ、製造工数・製造コストを低減
できるファスナを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 この発明に係るファスナは、首部と該首部上端で半径方
向に膨出する係止部とを備えてなる係止突起が基板上に
複数形成され、前記基板下面側を成形する割型と前記基
板上面側を成形する割型とからなる成形用型により一体
成形される合成樹脂製の面状のファスナであって、 前記基板に上下方向に複数の貫通孔が形成され前記各貫
通孔内に、貫通孔の一部を塞いで貫通孔内周面に連結さ
れる連結部が形成され、前記首部が、その断面形状を前
記連結部の断面形状と路間−として、前記連結部から上
方へ前記貫通孔の軸方向に沿って形成され、 前記係止部が、前記首部上端で、前記貫通孔の開口形状
より小さくして前記貫通孔の半径方向に突出して形成さ
れていることを特徴とする。
〈発明の作用・効果〉 この発明に係るファスナでは、係止突起における首部上
端の係止部が、その首部の半径方向に突出していても、
首部下部における貫通孔の開口形状より小さく形成され
ている。
そのため、基板下面側を成形する割型に、貫通孔を経て
その上面で係止部下面側部位を成形する成形部を設ける
ことができ、ファスナの係止部下面側部位を基板下面側
を成形する割型により成形することができる。
また、ファスナの首部は、貫通孔内で貫通孔の一部を塞
いで貫通孔内周面に連結される連結部と路間−の断面形
状として、連結部から上方へ貫通孔の軸方向に沿って形
成されている。そのため、この首部外周面も連結部外周
面や貫通孔内周面とともに、基板下面側を成形する割型
の既述の係止部下面側部位を成形する成形部の側面によ
り、同時に成形することができる。
そして、ファスナの係止部上面側は、基部上面側を成形
する割型により容易に成形することができる。
したがって、この発明に係るファスナでは、基板の下面
側と基板の上面側とをそれぞれ成形する二つの割型に、
所定の成形部を設けることによりスライドコア等の複雑
な機構を設けることなく、これら二つの割型だけで一回
の射出成形により成形することができて、手間なく容易
に製造でき、製造工数・製造コストを低減することがで
きる〈実施例〉 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜3図に示す実施例のファスナ1は、ポリアセター
ル等の硬質合成樹脂から射出成形により一体成形されて
形成されている。
そして、ファスナ1は、長方形状の基板2に複数の係止
突起6が形成され、各係止突起6のそれぞれ二本ずつの
元部側には、長方形状に開口して上下方向に設けられる
貫通孔、4が形成されている、なお、実施例では、基板
2の横方向の寸法を約351、縦方向の寸法を約131
1%厚さ寸法を約1II11としている。また、貫通孔
4の横方向の寸法を4゜5mw *縦方向の寸法を約1
7am 、貫通孔4の横方向のピッチを約5.6a+m
 、縦方向のピッチを約2.211mとしている。
これらの貫通孔4は、第2図の紙面上の上下方向で、貫
通孔4内周面に両端を連結させた二つずつの連結部5に
よって、その一部を塞がれている各連結部5の上部には
、貫通孔4から貫通孔4の軸方向に沿って上方へ突出す
る係止突起6の首部7が形成されている。これらの首部
7は、その水平方向の断面形状を、各首部7下部の連結
部5の水平方向の断面形状と路間−としている。なお、
実施例では、連結部5と首部7のそれぞれの断面の横方
向の寸法を約0.5o+mとしている。
そして、各首部7の上端には、貫通孔4の半径方間(第
1・2図中の左右方向)に突出して略四角錐台形状とす
る係止突起6の係止部8が形成されている。これらの係
止部8は、各貫通孔4の開口形状より小さく形成されて
いる。なお、実施例では、係止部8の平面形状の寸法を
約1.5mm角とし、連結部5下面から係止部8上端ま
での高さを約2.7mmとしている。
なお、3は、ファスナ1を所定の取付部材に取り付ける
際に使用する取付孔である。
このファスナ1の成形に使用する成形用型10は、第4
図に示すように、基板2の上面側を成形する固定側の割
型11と、基板2の下面側を成形する可動側の割型15
と、から構成されている。
割型11には、ファスナ1における各貫通孔4部位を除
いた基板2上面を成形する一般成形部12と、ファスナ
1における各係止突起6の係止部8上面を成形する係止
部成形部13と、が形成されている。また、この割型1
1には、型締め時に形成される所定のキャビティ10a
へ成形材料Mを注入できるように、図示しないゲートや
スプル等が形成されている。
割型15には、ファスナ1における各貫通孔4部位を除
いた基板2の下面、基板2の外周面、取付孔3の内周面
、及び各連結部5の下面を成形する一般成形部16が形
成されている。なお、各連結部5の下面を成形する一般
成形部16の部位には、それぞれ押出ビン17が配置さ
れている。
さらに、この割型15には、上面でファスナ1の各係止
部8の下面を成形する係止部成形部18が形成されてい
る。これらの係止部成形部18は、その側面で各係止突
起の首部7やその下部の連結部5のそれぞれ外周面を成
形できるとともに、各貫通孔4の内周面を成形できるよ
うに構成されている。
したがって、この成形用型10を使用して、割型11・
15を型締めし、そのキャビティ10a内に成形材料M
を注入後、成形品を取り出せば、所定のファスナ1を得
ることができ、−回の射出成形により手間無くファスナ
1を製造することができる。
このファスナ1の使用態様について述べれば、取付孔3
を介してねじ止めあるいはリベット止めなどしてファス
ナ1を所定の取付部材と被取付部材とに取り付け、相互
のファスナト1を圧着させれば、係止部8・8相互が当
接した後、首部7が撓み、その後、第5図に示すように
、相互の係止部8・8が係止し合い、その取付部材を被
取付部材に取り付けることができる。
なお、この取付時、実施例のファスナ1では、係止突起
6間の間隙が、一つの貫通孔4内の係止突起6間では狭
い(係止部8間の間隙を約0.91としている)ものの
、貫通孔4が異なる係止突起6間では広く(係止部8間
の間隙を約1.7mmとしている)構成されており、全
て均一でない、そのため、隣合う係止突起6・6が狭い
間隙側へ撓めなくとも広い間隙側へ撓む余裕を有するこ
とから、どの位置でファスナト1相互を圧着させても円
滑に係止突起6が撓み、ファスナト1相互をずらすこと
なく、相互の係止部8・8を円滑に係止させることがで
きる。
また、実施例のファスナ1では、一つの貫通孔4に二つ
ずつの係止突起6を配設したものを示したが、勿論、一
つの貫通孔4に一つ若しくは三つ以上の係止突起6を配
設しても良い。
さらに、実施例のファスナ1では、第2図に示すように
、紙面上の上位置の第1列の貫通孔4群と第2列以降の
貫通孔4群とにおいて各貫通孔4を同列に配置したもの
を示した。しかし、第6図に示すように、略半ピツチず
つずらして各貫通孔4を配置し、前列の係止部8・8間
に後列の係止部8を配置させるようにして、ファスナ1
相互の係止時に、ファスナ11相互が縦方向へずれる虞
れを防止するようにしても良い。
さらにまた、実施例のファスナ1では、所定の部位に取
り付けるために取、付孔3を設けたものを示したが、勿
論、接着材や両面テープを使用して所定部位にファスナ
を取り付ける場合には、取付孔は不要であり、また、公
知のクリップを基板2と一体的に形成し、そのクリップ
を利用してファスナを所定部位に取り付けるように構成
して・も良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施0−を示すファスナの断面
図であり、第2図の1−1断面図、第2図は、同実施例
の平面図、 第3図は、同実施例の第2図のIII −I11部位の
断面図、 第4図は、同実施例の成形時を示す断面図、第5図は、
同実施例の使用態様を示す部分断面図、 ¥S6図は、他の実施例を示す平面図である。 1・・・ファスナ・ 2・・・基板、 4・・・貫通孔、 5・・・連結部、 6・・・係止突起、 7・・・首部、 8・・・係止部。 特  許  出  願 @3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 首部と該首部上端で半径方向に膨出する係止部とを備え
    てなる係止突起が基板上に複数形成され、前記基板下面
    側を成形する割型と前記基板上面側を成形する割型とか
    らなる成形用型により一体成形される合成樹脂製の面状
    のファスナであつて前記基板に上下方向に複数の貫通孔
    が形成され前記各貫通孔内に、貫通孔の一部を塞いで貫
    通孔内周面に連結される連結部が形成され、 前記首部が、その断面形状を前記連結部の断面形状と略
    同一として、前記連結部から上方へ前記貫通孔の軸方向
    に沿つて形成され、 前記係止部が、前記首部上端で、前記貫通孔の開口形状
    より小さくして前記貫通孔の半径方向に突出して形成さ
    れていることを特徴とするファスナ。
JP1110650A 1989-04-28 1989-04-28 フアスナ Expired - Lifetime JPH069521B2 (ja)

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JPH069521B2 JPH069521B2 (ja) 1994-02-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584213U (ja) * 1992-04-24 1993-11-16 吉田工業株式会社 一体成形面ファスナー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3808648A (en) * 1970-12-04 1974-05-07 Velcro France Separable fastening sheet
JPS55174319U (ja) * 1980-05-19 1980-12-13

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