JPH02288105A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、天井取付は型の照明装置に関し、特に格子状
枠材により天井を構成したシステム天井への装着に適し
た照明装置に関するものである。

［従来の技術］ 店舗、劇場、ホールあるいは事務所等の天井面に取付け
る照明装置として従来天井吊り下げ式照明装置が用いら
れていた。この天井吊り下げ式照明装置は重量バランス
上灯体背面の中央に吊り下げ用バイブが備わっている。

また従来、灯体背面の天井板を天井面より内側に埋込ん
だ堀上げ構造とし、この堀上げ天井板で一旦光を反射さ
せてランプからの直接光とともに室内を照射する半間後
照明器具が用いられていた。

一方近年Ｈ型アルミやＴ型アルミからなるＨバー　Ｔバ
ーを天井面に配設し、これらのＨバーやＴバー上に沿っ
て照明装置、スプリンクラ等の各種設備装置や天井板等
を組み込んだシステム天井が開発されている。

［発明が解決しようとする課題］ 前記従来の天井吊り下げ式の照明装置においては、吊り
下げ用バイブと灯体との接続構造トランプを灯体内の中
央に配置できず所望の配向特性が得られない場合があっ
た。またこのような天井吊り下げ式の照明装置を前述の
半間後照明構造として用いると灯体背面の吊り下げ用バ
イブにより光が遮られ天井面に影を生じ照明効果を低下
させていた。

また半間接照明式の天井吊り下げ照明装置をシステム天
井に組み込もうとした場合、Ｔバー等と灯体を保持する
パイプとの接続構造が複雑となり取付は作業も面倒なも
のであった。

本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであっ
て、簡単な構造で照度ムラ、を減少させ良好な配向特性
が得られるとともに特にシステム天井構造において天井
面への取付は作業性を向上させた照明装置の提供を目的
とする。

［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、天
井の一部を構成する矩形枠体と、該矩形枠体より天井内
面側に埋込まれて設けられた堀上げ形天井板と、ランプ
を収容すると灯体と、該灯体を前記矩形枠体の中央部に
配置するために該矩形枠体のほぼ対角線に沿って設けた
灯体支持用アームとを具備している。

［作用］ Ｔバー等により天井面に構成された矩形枠体の４隅部に
灯体支持用アームの先端が搭載支持される。アームは矩
形枠体のほぼ対角線に沿って灯体に固定され、灯体を矩
形枠体の中央部に保持する。アームは灯体に対し天井面
と平行に４方向に放射状に固定され灯体背面中央には吊
り下げパイプ等の灯体固定用の支持部材は設けられない
。従ってランプは灯体内の中央に設けられる。

灯体支持用アームを伸縮可能構造として矩形枠体の対角
線に応じて長さを調整可能とすることができる。またア
ームを中空構造とすればアーム内に電気配線を通すこと
ができる。

堀上げ形天井板の下縁は矩形枠体上に支持される。

［実施例］ 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。

第１図は本発明に係る照明装置の上面図、第２図は側面
図である。天井面に沿って縦横にＴパー１ａ、ｌｂが格
子状に配設され各格子が矩形枠体を構成する。上面が開
口した筐体からなる灯体３内にランプ４が装着される。

灯体３の下面にはランプ４の光を通してランプ４からの
光で室内を直接照明するための光ルーパー５が設けられ
る。灯体３の４隅には矩形枠のほぼ対角線に沿って水平
な放射状に４本の灯体支持アーム２が固定される。この
支持アーム２は伸縮可能構造であって先端支持アーム６
が矢印Ａのように引出し可能とすることが望ましい、こ
れにより矩形枠の対角線の長さに応じてアーム２の長さ
を調節することができる。アーム２の先端支持アーム６
は直角に屈曲した矢先形の端部フを有する。このような
直角な矢先形端部７を設けることによりＴバーからなる
矩形枠体の隅部にアーム２の先端支持アーム６を確実に
搭載することができる。アーム６の先端は矢先形に限ら
ず矩形枠体の構成部材や隅部の構成に応じて最適な形状
とする。

Ｔパー１ａ、ｌｂからなる矩形枠体の内面側（上面）に
は、第３図の斜視図に示すように、２つの側面フレーム
８およびこれらの側面フレーム８を連結するクロスパー
９が装着され１つの照明器具配置部のフレームユニット
を構成する。このフレームユニットに対し頂部天井板１
０および４枚の傾斜側面天井板１１が取付けられる。こ
れらの天井板ｔｏ、ｔｔはＴバー１ａ、ｌｂからなる矩
形枠体による天井面より内側に埋込まれた掘上げ天井を
構成する。

矩形枠体を構成するＴパー１ａ、ｌｂの内側には取付は
金具１３を介してＬ形式−１４が固定される。このＬ形
式−１４は、第４図の断面図に示すように、Ｔバーの横
片より突出して天井板１１の下縁を支持する。

照明器具本体を構成する灯体３の詳細を第５図から第７
図に示す、第５図は平面図であり図の右半分は上面図、
左半分は下面図である。第６図は横方向垂直断面図、第
７図は縦方向垂直断面図である。正面板１９および側板
２０により上面が開口した筐体が構成される。正面板１
９の中央部には光ルーパー５が設けられる。この光ルー
パー５の上部にランプ４が装着される。１５はランプソ
ケットである。ランプ４としては図示したような小型蛍
光ランプの他白熱灯や高圧放電ランプ等を用いることが
できる。

灯体３の４隅部には角パイプからなる支持アーム２が固
定される。この支持アーム２内に電源線等の電気配線１
６が配設される。１７．１８は各々電気配線接続用端子
およびスターダ用グローランプの取付は位置を示す。２
１は安定器である。

このような灯体３はアーム２の長さを調整後（第１図参
照）Ｔバー１ａ、ｌｂからなる矩形枠体に対しアーム２
を介して支持される。アーム２の先端（第１図の矢先形
端部７）は適当な手段によりＴバーに固定保持される。

この場合、アーム２は矩形枠の最長部である対角線に沿
って設けられているため位置がずれてもアームがＴバー
から外れて灯体３が落下することはない。このような灯
体からなる照明装置は天井面に多数並列して配設するこ
とができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明に係る照明装置においては
、矩形枠体の対角線に沿ったアームにより灯体を支持し
ているため、簡単な構造で容易にしかも確実に灯体を格
子状枠材の各格子に取付けることかできる。また灯体背
面（上面）中央には吊り下げパイプ等の構造部材が設け
られないため、ランプ配設位置が制約を受けずランプを
灯体中央に設けることができ所望の最適配向特性が得ら
れる。またランプ背面の光を遮る部材がなく影が生じな
いため効率の良い照明効果が得られ照度ムラも減少する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る照明装置の上面図、第２図は本発
明に係る照明装置の側面図、第３図は本発明に係る照明
装置の斜視図、第４図は第３図の照明装置の部分詳細図
、第５図は本発明に係る照明装置の灯体部の平面図、第
６図は第５図の灯体の横方向垂直断面図、第７図は第５
図の灯体の縦方向垂直断面図である。 ｌａ、ｔｂ：Ｔパー　　　２：アーム、３：灯体、　　
　　４：ランプ、 １０．１１：天井板。 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 天井面の一部を構成する矩形枠体と、該矩形枠体より天
   井の内面側に埋込まれて設けられた掘上げ形天井板と、
   ランプを収容すると灯体と、該灯体を前記矩形枠体の中
   央部に配置するために該矩形枠体のほぼ対角線に沿って
   設けた灯体支持用アームとを具備したことを特徴とする
   照明装置。