JPH02286763A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPH02286763A
JPH02286763A JP1111080A JP11108089A JPH02286763A JP H02286763 A JPH02286763 A JP H02286763A JP 1111080 A JP1111080 A JP 1111080A JP 11108089 A JP11108089 A JP 11108089A JP H02286763 A JPH02286763 A JP H02286763A
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JP
Japan
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resin
acid
kohmg
coating film
hydroxyl value
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JP1111080A
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Hiroaki Konze
紺世 博昭
Haruhisa Shigeno
滋野 晴久
Takayuki Abiko
安孫子 高之
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、顔料分散系塗料において表層に樹脂多量偏在
層形成による耐汚染性および耐候性に優れる塗膜、とく
に耐黒シミ汚染性の良好な塗膜を形成することのできる
塗料組成物に関する。
〔従来の技術〕
自動車など車両の上塗りや建築物の外装塗装の塗膜には
、外観と共に優れた耐汚染性、耐候性等の性能が要求さ
れる。この要求に沿う顔料被覆塗料として、アクリル樹
脂、アルキッド樹脂あるいはポリエステル樹脂をヘース
にしたものが汎用されているが、これらの塗料は塗膜外
観には優れるものの耐汚染性および耐候性などの面で十
分な塗膜性能は得られていない。とくに自動車の車体塗
装工程において、塗膜不良部分の補修塗装時に発生する
黒シミ現象(補修部分に汚染物質が入り込んで薄黒くな
る状態)はホワイト系塗装のような淡彩色上塗りにおい
て品質低下を招く大きな問題となっている。
これら問題の解決を図るため従来から種々の提案がなさ
れており、例えば水酸基価が120〜200のオイルフ
リーポリエステル樹脂およびメラミン化合物のビヒクル
成分に一定量の淡彩色顔料を配合した上塗塗料組成物(
特開昭62−138565号公報)、溶解性パラメータ
の異なる活性水素基を有する共重合体、アクリル共重合
体混合物および硬化剤とからなる被覆組成物(特開昭6
3−234068号公報)、2種の静的Tgをもつポリ
エステル樹脂とメラミン樹脂に一定量の顔料を配合した
塗料組成物(特開昭64−14279号公報)などが開
示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、外装系上塗塗膜の耐汚染性、耐候性などを
改善するための試みは従来からなされているが、未だに
十分に満足する効果は得られていない。
本発明者らは、従来技術の問題点につき多角的に検討を
加え塗料組成成分の挙動を詳細に解明した結果、溶解パ
ラメーターの異なる限定された特定の樹脂をビヒクルと
し、これに特定の架橋剤を配合すると塗膜の表層部に樹
脂の多量偏在層が形成されて耐汚染性、とくに黒シミ汚
染性に対して良好な塗膜が形成される事実を確認した。
本発明は、上記の知見に基づいて開発されたもので、そ
の目的とするところは耐汚染性および耐候性に優れる塗
膜、とくに耐黒シミ汚染性に対して効果の高い塗料組成
物を提供するにある。
〔課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明による塗料組成物は
、下記の成分および配合割合からなることを構成上の特
徴としている。
〔A〕酸価5〜15 KOHmg/g、水酸基価1oo
〜130KOHmg/Hのポリエステル樹脂(a−1)
 、酸価5〜15KOHmg/g 、水酸基価70〜1
00 KOHmg/g (Dフルー+ド樹脂(a−2)
 、酸価5〜30 KOHmg/g、水酸基価40〜8
0 KOHmg/g、数平均分子量3ooo〜7ooO
のアクリル樹脂(a−3)および酸価5〜15 KOl
1mg/g、水酸基価4(1−80KOHmg/g、数
平均分子量2ooo〜5oooノフツ素含有樹脂(a−
4)から選ばれた少くとも1種の塗膜形成樹脂100重
量部。
〔B〕酸価15〜50 KOI(mg/g、水酸基価6
0〜90 KOHmg/g、数平均分子量が前記アクリ
ル樹脂(a−3)以上で5000〜12000の範囲に
あるアクリル樹脂(b−1)および酸価5〜15 KO
Hmg/g、水酸基価70〜1o。
KOHmg/g、数平均分子量が前記フッ素含有樹脂(
a−4)以上で3000〜8000の範囲にあるフッ素
含有樹脂(b−2)から選ばれた少くとも1種であり、
がっ〔A〕の塗膜形成樹脂に比べ溶解性パラメーターが
0.3〜3低い樹脂5〜50重量部。
(C)〔A〕の塗膜形成樹脂と〔B〕の樹脂に対する固
形分重量比[(A+g)/(C−i) )が95〜55
75〜45の範囲にあるアルキルエーテル化メラミン樹
脂(C−1)および〔A〕の塗膜形成樹脂と〔B〕の樹
脂が含有する水酸基に対するイソシアネート基のモル比
(”/、c、 )が110.3〜l/1.5の範囲にあ
るイソシアネート系化合物(C−2)から選ばれた架橋
剤。
〔D〕顔料15〜50重量部。
本発明において使用する溶解性パラメータ(SP値)δ
spは、以下171KyW、SUH,J、M、C0RB
ETTの式%式% 9、1968 )にて求めたものである。
δsp  (Cal/cm”)=   m   ・  
δml+  Vmh  ・ δmhF五了十、/F漬不
一 (ml:低sp溶剤、mh:高Sp溶剤、δ:溶解性パ
ラメータ、■=濁点における分子量)本発明の塗膜形成
樹脂〔A〕となるポリエステル樹脂(a−1)は、下記
の多価アルコールと多塩基酸を公知の方法で縮合反応さ
せることにより得ることができる。
多価アルコールとしてエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、1,2−1■、8−
12,3−1■、4−ブタンジオール、ll5−ベンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、水添ビスフェ
ノールA、ヒドロキシアルキル化ビスフェノールA、1
.4−シクロヘキサンジメタツール、2,2−ジメチル
−3−ヒドロキシプロピル−2,2ジメチル−3−ヒド
ロキシプロピオネート(BASHPN)、N、N−ビス
−(2−ヒドロキシエチル)ジメチルヒタントレン、ポ
リテトラメチレンエーテルグリコール、ポリカプロラク
トンポリオール、グリセリン、ソルビトール、アンニト
ール、トリメチルロールエタン、トリメチロールプロパ
ン、トリメチロールブタン、ヘキサントリオール、ペン
タエリスリートル、ジペンタエリスリトール、トリス−
(ヒドロキシエチル)イソシアナート等の1種以上の多
価アルコールを組合わせて用いることもできる。
エポキシ樹脂も多価アルコールとして使用できる。
また、多塩基酸としては、フタル酸、無水フタル酸、テ
トラヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキ
サヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチル
テトラヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル
酸、無水ハイミック酸、トリメリット酸、無水トリメリ
ット酸、ピロメリット酸、無水ピロメリット酸、イソフ
タル酸、テレフタル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、コハク酸、無水コハク酸、乳酸、ドデセニル
コハク酸、ドデセニル無水コハク酸、シクロヘキサン−
1,4−ジカルボン酸、無水エンド酸等の1種以上の多
塩基酸を組合わせて用いることもできる。
上記のポリエステル樹脂は、酸価が5〜15 KOHm
g/g、水酸基価が100〜130 KOH+nc/g
の特性を有することが要件となり、この範囲を下廻る場
合には硬化性が不良となる。また、酸価が15 KOH
mg/gを越えると耐水性の低下を招き、水酸基価が1
30KOHmg/gを越えると分散性が損われる。より
好適な範囲は、酸価が5〜10 KOHmg/g、水酸
基価が110〜120 KOHmg/gである。
このほかポリエステル樹脂の数平均分子量は、1000
〜3000の範囲、好ましくは1500〜2500にあ
ることが適切で、この範囲を下廻ると硬化性が不良とな
り、逆に上廻ると平滑性が低下する。
アルキド樹脂(a−2)は、上述したポリエステル樹脂
の原料となる多価アルコールと多塩基酸に、桐油、オリ
ーブ油、ヤマシ油、ヤシ油、脱水シマシ油、アマニ油、
大豆油、サフラワー油、綿実油または米糖油等、および
これらの脂肪酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、バルミチ
ン酸、ステアリン酸等、あるいはトール油脂肪酸、カー
ジュラE(シェル石油)等を配合し、公知の方法で縮合
反応させることによって得ることができる。
上記のアルキド樹脂は、酸価が5〜15 KOHmgノ
g、水酸基価が70〜100 KO11mg/gの特性
を有することが要件となり、この範囲を下廻る場合には
硬化性が不良となる。酸価が5 KOI(mg/gを越
えると耐水性の低下を招き、水酸基価が100 KOH
mg/gを越えると分散性が悪化する。より好適には、
酸価を5〜10 KOHmg/g、水酸基価を75〜9
0 KOHmg/gに保持することである。
また、アルキド樹脂は、数平均分子量が2500〜50
00にあり、油長が20〜50の範囲にあることが望ま
しい。数平均分子量が2500未満では硬化性の不良を
越し、5000を越えると平滑性を劣化させる因となる
。油長が20を下廻ると外観が劣る傾向を示し、50を
上廻ると反応性が低下する。
アクリル樹脂(a−3)は、例えば以下のようなモノマ
ーから重合することができる。
(1)(メタ)アクリル酸ヒドロキシルメチル、(メタ
)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチ
ル、N−メチロールアクリルアミン等のヒドロキシル基
を有するエチレン性モノマ、(2)(メタ)アクリル酸
、クロトン酸、イタコン酸、フマール酸、マレイン酸等
のカルボキシル基を有するエチレン性モノマー、(3)
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル
、(メタ)アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アク
リル酸n−オクチル、アクリル酸n−ドデシル等の(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル等の前記モノマー(1
)及び(2)と共重合可能なエチレン性モノマー、並び
に(メタ)アクリロニトリル、スチレン等が用いられる
なお、アクリル系共重合樹脂は一般方法、例えば前記各
種のモノマーを各々所定割合で配合し、通常の方法で重
合することによって得られる。例えばモノマー配合物を
公知の重合触媒(例えば、アブビスイソブチロニトリル
、ベンゾイルパーオキサイド等)と混合し、重合可能な
温度(例えば、60〜140°C)に加熱した溶剤(例
えば、キシレン、トルエン、ミネラルスピリット等)を
含む反応容器中へ滴下、熟成することによって得ること
ができる。
上記のアクリル樹脂は、酸価が5〜30 KOHmg/
g、水酸基価が40−80 KOHmg/g、数平均分
子量が3000〜7000の性状を有することが要件と
なる。この場合、酸価が前記範囲を下廻ると硬化性が不
良となり、これを越えると耐水性が低下する。水酸基価
が40 KOHmg/g未満では硬化性が低下し、80
 KOHmg/gを下廻ると分散性が不良となる。また
、数平均分子量が3000を下廻ると硬化性を阻害し、
7000を越えると平滑性を劣化させる。これら特性の
より好適な範囲は、酸価10〜20 KOHmg/g、
水酸基価50〜70 KOFImg/g、数平均分子量
4000〜6000の範囲である。
フッ素含有樹脂(a−4)としては、好ましくは、フル
オロオレフィン40〜60モル%、シクロヘキシルビニ
ルエーテル45〜5モル%、アルギルビニルエーテル1
5〜5モル%、ヒドロキシアルキルビニルエーテル3〜
15モル%及び他の共単量体0〜30モル%からなる含
フツ素共重合体である。前記含フツ素共重合体は、特公
昭60−21686号に開示されている様に、フルオロ
オレフィン含有量が低すぎると、耐候性の点から余り好
ましくなく高すぎるものは製造面と塗り重ね性に難があ
る。また、シクロヘキシルビニルエーテル含有量の低す
ぎるものは塗膜における硬度が、アルキルビニルエーテ
ル含有量の低すぎるものは可塑性が、それぞれ低下する
傾向にあるので好ましくない。
又ヒドロキシアルキルビニルエーテルを前記範囲の割合
で含有することが塗料ベースとしての種々の有用な特性
を損うことなく硬化性を改善するという面から特に重要
である。即ちヒドロキシアルキルビニルエーテル含有量
の高すぎるものは共重合体の有機溶媒に対する溶解性が
低下するだけでなく、塗膜の可塑性も低下し、逆に低す
ぎるものは、塗膜の耐久性や密着性が低下する傾向にあ
るので好ましくない。フルオロオレフィンとしてはバー
ハロンオレフィン、特にクロロトリフルオロエチレン、
あるいはテトラフルオロエチレンが好ましい。アルキル
ビニルエーテルとしては、炭素数2〜8の直鎖状又は分
岐状のアルキル基を含有するもの、特に、アルキル基の
炭素数2〜4であるものが好適である。
前記含フツ素共重合体または30モル%を越えない範囲
で前記4種の必須構成成分以外の他の共単量体を含有す
ることができる。かかる共単量体としてはエチレン、プ
ロピレン、イソブチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン
、メタクリル酸メチル、酢酸ビニル等が挙げられる。
前記含フツ素共重合体は、特公昭60−21686号記
載の方法に準拠して所定割合の単量対混合物に重合媒体
(例えばキシレン、トルエン等の芳香族炭化水素及びエ
ステル系、エーテル系有機溶剤)の共存下に重合開始剤
(例えばベンゾイルパーオキサイド等のパーオキサイド
化合物及びアゾビスイツブチロニトリル等のアゾ系化合
物)を作用せしめて共重合反応を行わしめることによっ
て製造することができる。なお、共重合反応温度には特
に制限はないが重合開始剤が開裂するに十分な一般的な
温度を保持する必要がある。
このようなフッ素含有樹脂としては、旭硝子株式会社の
「ルミフロンL FJ 100.200.210.30
0.400.502.504.550.552.554
.700.800.916などを挙げることができる。
また、アクリル樹脂の末端をフルオロオレフィンで置換
した物質、具体的には通常のアクリル樹脂共重合体にフ
ルオロオレフィンをグラフト重合したフッ化アクリルエ
ステル共重合体も使用することができ、これは三菱レー
ヨン株式会社製「AS 2950 Jとして市販されて
いる。
上記のフッ素含有樹脂は酸価が5〜15 KOHmg/
g、水酸基価が40−80 KOHmg/g、数平均分
子量が2000〜5000の性状を有することが要件と
なる。酸価が前記範囲を下廻ると硬化性が不良となり、
上限を越えると耐水性が低下する。水酸基が40 KO
Hmg/g未満では硬化性が低下し、80 KOHmg
/gを上廻ると分散性が不良となる。また、数平均分子
量が2000を下廻ると硬化性を阻害し、5000を越
えると平滑性が劣化する。より好適な性状範囲は、酸価
5〜10 KOHmg/g、水酸基価45〜75 KO
Hmg/g、数平均分子量2500〜4000である。
なお、フッ素含有樹脂をアクリル樹脂と併用して塗膜形
成樹脂とする場合には、フッ素含有樹脂/アクリル樹脂
の配合比率として971〜8/2とすることが望ましい
上記のポリエステル樹脂(a−1) 、アルキド樹脂(
a−2) 、アクリル樹脂(a−3)およびフッ素含有
樹脂(a−4)の少くとも1種からなる塗膜形成樹脂に
は、それら塗膜形成樹脂〔A〕に比べて溶解性パラメー
タ(δsp)が0.3〜3低い下記性状のアクリル樹脂
(b−1)およびフッ素含有樹脂(b−2)から選ばれ
た少くとも1種の樹脂〔B〕が配合される。
すなわち、アクリル樹脂(b−1) としては、酸価1
5〜50 KOHmg/g、好ましくは、20〜35 
KO11mg/g。
水酸基価60〜90 KOHmg/g、好ましくは65
〜85KOHmg、/g、数平均分子量が塗膜形成用ア
クリル樹脂(a3)以上で5000〜12000、好ま
しくは8000〜10000の性状のものが用いられる
。酸価および水酸基価が上記の下限を下廻るとクリアー
層の分離が不十分となる。他方、酸価が上記の上限値を
越すと耐水性が低下し、水酸基価が上限値を上廻ると分
散不良を起こす。また、数平均分子量が上記の下限未満
であるとクリヤー層の分離性が低下し、上限値を越すと
平滑性を低下させる結果を招く。
フッ素含有樹脂(b−2)としては、酸価5〜15KO
Hmg/g、好ましくは10〜15 KOHmg/g、
水酸基価70〜100 KOHmg/g 、好ましくは
80〜90、平均分子量が塗膜形成用フッ素含有樹脂(
a−4)以上であって3000〜8000、好ましくは
4000〜7000の性状のものを用いる。酸価および
水酸基価が上記下限を下廻るとクリヤー層の分離が不十
分となり、他方、酸価が上限を上廻ると耐水性が低下し
、水酸基価が上限値を越す場合には分離性を阻害する。
また、数平均分子量が上記の下限未満であるとクリヤー
層の分離が不十分となり、上限値を越すと平滑性の低下
を招く。
上記の樹脂〔B〕の溶解パラメータを塗膜形成樹脂〔A
〕のそれよりも低くする理由は、塗膜形成樹脂類と本来
的に不相溶性である上記樹脂を混合してセツティング時
または焼付時に相互分離させることにより塗膜表面に樹
脂分の偏在層を形成するために設定される要件で、この
低下範囲が0゜3〜3を外れると二層分離が効果的にお
こなわれなくなる。
架橋剤(C〕は(A〕の塗膜形成樹脂と〔B〕の樹脂に
対する固形分重量比〔(A十B)/(C+1) )が9
5〜5575〜45の範囲にあるアルキルエーテル化メ
ラミン樹脂(C−1) 、および〔A〕の塗膜形成樹脂
と〔B〕の樹脂が含有する水酸基に対するイソシアネー
ト基のモル比(011/N、。)が110.3〜171
.5の範囲にあるイソシアネート系化合物(C−2)か
ら選定されねばならず、この特性要件を満さないと架橋
が円滑に進行しなくなる。
上記架橋剤のうちアルキルエーテル化メラミン樹脂とし
ては、例えばメチルエーテル化、プチルエーテル化、イ
ソブチルエーテル化、メチルブチル混合エーテル化など
のアルキルエーテル化されたメラミン樹脂、尿素樹脂、
ヘンゾグアナミン樹脂などが挙げられる。これらの樹脂
は通常メラミン、ヘンゾグアナミン等のアミノ化合物に
、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド等のアルデ
ヒドを付加反応または付加縮合反応させで得られたもの
に、炭素数1〜4の1価アルコールでエーテル化して得
られる。
本発明の目的に特に好適なメラミン樹脂系架橋剤は、ブ
チルエーテル化メラミン樹脂である。
なお、硬化促進の為に必要に応して酸触媒(例えばP−
)ルエンスルホン酸等の有機スルホン酸系触媒)を添加
することができる。
また、イソシアネート系化合物としては、例えばポリイ
ソシアネート化合物があげられ、ポリイソシアネート化
合物としては、例えばエチレンジイソシアネート、プロ
ピレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネ
ート、ヘギサメチレンジイソシアネート、フェニレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げ
られる。
またブロック化したポリイソシアネート化合物としては
、上記のようなポリイソシアネート化合物をブロック化
剤でブロックしたものが挙げられ、ブロック化剤として
は、例えばフェノール系、アルコール系、メルカプタン
系、オキシム系、ラクタム系、イミン系などの化合物が
挙げられる。
〔A〕と〔B〕の共重合体樹脂混合物に対するアルキル
エーテル化メラミン樹脂の使用比率は、重量基準で好ま
しくは55〜9575〜45、更に好ましくは60〜8
0/20〜40とすることである。
アルキルエーテル化メラミン樹脂の使用量が前記範囲よ
り多過ぎるとアルキルエーテル化メラミン樹脂同志の反
応が起り易くなり、塗膜の可塑性等が低下し、逆に少な
すぎると満足な硬化性が得られず架橋密度が低いため、
耐候性、耐溶剤性および耐汚染性が低下する傾向にある
ので好ましくない。
架橋剤としてイソシアネート系化合物を用いる場合の共
重合体樹脂混合物〔(A)+ 〔B〕)とイソシアネー
ト系化合物との使用割合は、イソシアネート基/水酸基
のモル比で好ましくは0.3〜1.5、更に好ましくは
0.5〜1.0である。
イソシアネート系化合物が前記範囲より多過ぎると、得
られる塗膜の内部に多量のイソシアネートが残存したり
、又空気中の水分等と反応し、耐候性、密着性等が低下
し、又、逆に少な過ぎると塗膜の機械的性質、耐薬品性
等が低下する傾向にあるので好ましくない。
本発明に用いられる顔料としては、黒シミに対する耐汚
染性の観点から白色顔料が主体となる。
白色顔料成分には、二酸化チタン、硫化亜鉛、鉛白等が
あるが、隠蔽性の点で二酸化チタンが最も好適である。
二酸化チタンを用いる場合には全顔料中に95重量以上
を含有させることが望ましい。
白色顔料には、明度を損ねない範囲で下記の着色顔料、
光輝性顔料、体質顔料などを併用することができる。
着色顔料;フタロシアニンブルー、フタロシアニングリ
ーン、キナクリドン、インダンスロン、イソインドリノ
ン、ペリレン、アンスラピリミジン、カーボンブラック
、ヘンズイミダゾロン、グラファイト、黄色酸化鉄、赤
色酸化鉄等。
光輝性顔料;マイカ顔料および/またはアルミ箔、ブロ
ンズ箔、スズ箔、金箔、銀箔、チタン金属箔、ステンレ
ススチール箔、Ni−Cu等の合金箔、プラスチックで
被覆した金属箔、箔状フタロシアニンブルーなどの金属
箔等。
体質顔料;炭酸カルシウム系、炭酸マグネシウム系、硫
酸バリウム系、珪酸系、珪酸塩系、アルミニウム水和物
系、硫酸カルシウム系等。
有機溶媒には、塗料において慣用的に使用されている任
意の有i液体または、液体混合物、例えばトルエンまた
はキシレンのような芳香族炭化水素、n−ヘキサンやヘ
プタンのような脂肪族炭化水素、主として、脂肪族炭化
水素よりなり若干の芳香族炭化水素を含有する種々の沸
点範囲の石油留分、酢酸ブチル、エチレングリコールジ
アセテート、2−エトキシエチルアセテートのようなエ
ステル、アセテートまたはメチルイソブチルケトンのよ
うなケトン類及びブチルアルコールのようなアルコール
類等が使用できる。
その他の添加成分として、ヘンシフエノール系等の紫外
線吸収剤、フェノール系、スルフォイド系の酸化防止剤
、シリコーンや有機高分子等の表面調整剤、タレ止め剤
、増粘剤等を塗料中0.1〜5%程度使用することがで
き、これらの併用は塗料性能、塗膜性能の改善に効果的
であり望ましい。
以上の各組成成分の配合比率は、塗膜形成樹脂〔A〕1
00重量部に対し、〔B〕の樹脂5〜50重量部、顔料
を15〜50重量部、好ましくは20〜45重量部の範
囲に設定する。〔B〕樹脂の配合比率が5重量未満では
クリヤー層の分離が不十分となり、50重量部を越える
と塗膜外観が不良となる。また、顔料が15重量部を下
層る場合には隠蔽力の不足や塗膜強度の低下を招き、5
0重量部を越えると汚染度が増大する。
これらの配合比率により、例えばデイスパーボールミル
、サンドグラインドミル、ニーダ−デイシルバーなど常
用の装置を用いて分散混合して塗料を得る。
本発明の塗料組成物の塗装方法を、自動車用上塗りとし
て使った場合を例にとって説明すると以下のようになる
本発明の塗料は、一般に下塗り及び中塗り後上塗りとし
て塗装する。下塗りとしては、必要に応じて金属表面を
除錆又は除錆処理した後リン酸亜鉛処理などによる皮膜
化成処理などで表面処理したうえで、下塗り塗料として
電着塗料を塗装し、焼き付ける。電着塗料としてカチオ
ン型電着塗料、アニオン型電着塗料のどちらをも用いる
ことができるが、耐久性の点でカチオン型電着塗料が好
ましい。−数的な方法により塗装、焼き付けをして得ら
れるカチオン型電着塗料の塗膜の膜厚は15〜40μm
とする。
次に、電着塗料塗膜の上に、中塗り塗料としてアルキド
樹脂系又はポリエステル樹脂系塗料を一般的方法、例え
ば静電吹付塗装によって塗装し、常法に従って焼き付け
て膜厚20〜60pmの中塗り塗膜を形成する。
中塗り塗膜上に、上塗り塗装をおこなう。上塗り塗料は
溶液型のものが好ましく、溶液型のものであれば、例え
ば通常の溶剤型のほかに、ハイソリッド、非水分散型、
水溶性、エマルジョン、スラリー等の任意の塗料を用い
ることができる。
上塗り塗料の塗装機としては霧化式塗装機を用いること
が好ましく、たとえば、エアースプレー塗装機、エアレ
ススプレー塗装機およびエアー霧化式もしくは回転式静
電塗装機などがあげられ、塗装時のトップコート塗料の
粘度(20°C)は、フォードカップ#4で20〜40
秒、特に25〜35秒の範囲内に調整しておくことが好
ましい。このようにして形成された上塗り塗料の膜厚に
は特に限定はないが、溶液型」二塗り塗料の塗膜厚は通
常10〜40μm程度が好ましい。
〔作 用〕
本発明は、塗膜表面の黒シミ汚染を防止するために塗膜
表層部に樹脂の多量偏在層を積層させることによって補
修時の研摩による顔料の欠落を期すものである。このた
めに塗膜形成樹脂と不相溶性の樹脂を混合し、セツティ
ング時または焼付時に2層分離作用を介して塗膜表面に
樹脂分が多く偏在する層を形成させるのである。
本発明によれば塗膜形成樹脂〔A〕の溶解性パラメータ
値に対し0.3〜3低い樹脂〔B〕の選定使用と特定性
状の樹脂類、架橋等の適用が、顔料を多く含んだ樹脂層
を下層に形成させ、また溶解性のパラメーターの小さい
樹脂を表層に配向させて上記の偏在層を形成するために
有効に機能する。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
(1)塗料組成 〔A〕塗膜形成樹脂 (a−1)ポリエステル樹脂 ネオペンチルグリコール、トリメチロールおよびヒドロ
キシピハレイック酸ネオペンチルグリコールエステルか
らなる多価アルコールとへキサヒドロフタル酸/イソフ
タル酸(6/4)の多塩基酸を縮合反応させた酸価9 
KOHmg/g、水酸基価110 KOHmg/g 、
数平均分子量1500.溶解性パラメータ10、7の性
状を有するワニスを用いた。
(a−2)アルキド樹脂 トリメチロールエタンとネオペンチルグリコールからな
る多価アルコールおよびフクル酸/イソフタル酸(7/
3)の多塩基酸にヤシ油を配合して縮合反応させた酸価
5 KOHmg/g、水酸基価80 KOHmg/g、
数平均分子量3400、溶解性パラメータ1O03の性
状を有するワニスを用いた。
(a−3)アクリル樹脂 組成比がスチレン5、メチルメタアクリレート28.2
、フマル酸エステル13.1、メタアクリル酸1゜8、
エチルアクリレート45.2−へキサエチレンメタアク
リレート7.0のモノマーを重合させた酸価11.7 
KOHmg/g、水酸基価60 KOHmg/g、数平
均分子量5000、溶解性パラメータ11.05のワニ
スを用いた。
(a−4)フッ素含有樹脂 酸価8XOIImgノg、水酸基価53 )fOHmg
/g、数平均分子量3000、溶解性パラメータ10.
5の性状を有するワニスを用いた。
〔B〕樹脂 (b−1)アクリル樹脂 組成比がスチレン30、エチルへキシルメタアクリレー
ト45,2、エチルへキシルアクリレート5.5.2−
ヘキサエチレンメタアクリレート16.2、メタアクリ
ル酸3.1のモノマーを重合させた酸価20 K011
mg/g、水酸基価70 KOHmg/g、数平均分子
量8500、溶解性パラメータ9.5の性状をもつワニ
スを用いた。
(b−1°)アクリル樹脂 組成比がスチレン30、メチルメタアクリレート40.
3、エチルへキシルアクリレ−) 12.3.2−へキ
サエチレンメタアクリート15.8、メタアクリル酸1
.6のモノマーを重合させた酸価25 KOHmg/g
、水酸基価80 KOHmg/g、数平均分子量100
00 、溶解性パラメータ9.7の性状を有するワニス
を用いた。
(t+−1”)アクリル樹脂 組成比がメチルメタアクリレート45、エチルアクリレ
ート4.1.2−へキサエチレンメタアクリレート7.
5、メタアクリル酸1.6のモノマーを重合させた酸価
12 KOHmg/g、水酸基価33 KOHmg/g
、数平均分子量19000 、i解性パラメータ10の
性状を有するワニスを用いた。
(b−2)フッ素含有樹脂 酸価10 MO11mgノg、水酸基価90 MO11
mg/g、数平均分子量4000、溶解性パラメータ9
.7の性状を有するワニス〔ルミフロンLF916、旭
硝子■製〕を用いた。
〔C〕架橋剤 (C−1)ブチルエーテル化メラミン樹脂ニーパン20
 N 60 (三井東圧化学製)を用いた。
(C−2)メチルエーテル化メラミン樹脂すイメル20
2(三井サイアナミツド製)を用いた。
(C−3)イソシアネート系化合物 ?容解パラメータが10.2のフ゛ロックイソシアネー
トワニス(住人バイエル製、N−3590)を用いた。
CD)顔料 (D−1)白色顔料 酸化チタン顔料〔石原産業■製、“チタンCR90″′
〕を用いた。
(D−2)黄色顔料 酸化鉄顔料〔利根産業■製、“マピコエローLL−XL
O”)を用いた。
(E)添加剤 (E−1)フロー調整剤 アクリルオリゴマー〔モンサントケミカル社製、“モダ
ブロー“〕を用いた。
(E−2)エポキシ樹脂 エポキシ樹脂ワニス〔油化シェル■製、“エピコート1
010°′〕を用いた。
(F)有機溶媒 ツルペッツ100とキシレンを配合比(重量)7:3で
混合したものを用いた。
(2)塗膜の形成方法 まず、リン酸亜鉛処理を施した厚さ0.8 mmのダル
鋼板に、カチオン電着塗料(日本ペイント■製、パワー
トップU−30)を乾燥塗膜の厚さが約20μmとなる
ように電着塗装した。
次に、得られた電着塗膜上にポリエステル/メラミン系
中塗り塗料(日本ペイント■製、オルガS−93)を乾
燥塗膜の厚さが約30μmとなるようにエアースプレー
塗装し、140°Cで30分間焼き付けて試験板を作成
した。その上に前述の上塗り塗料をフオードカンブ#4
で30秒(20°C)になるように粘度調整し、乾燥膜
厚約30μmになるように塗装した。塗装は静電塗装機
Auto REA(ランズバーグゲマ社製)により霧化
圧2 kg/cm2で行った。塗装中のブースの雰囲気
は気温20°C1湿度65%に保った。塗装後10分間
セツティングを行ったのち、140°Cで30分間焼付
けた。
(3)形成塗膜の性能評価 第1表に塗料組成成分の配合比率(重量部)を、また第
2表に形成された各塗膜の性能評価結果を示した。
なお、性能評価は以下の測定方法および評価基準でおこ
なった。
刀、−観。
目視により次の基準で平滑性を評価した。
◎・・・・・・異常なし O・・・・・・極めて部分的に艶引け △・・・・・・若干艷引け ×・・・・・・著るしい艷引は 豊ll生 試験片へJIS−に−54006,15に従って、10
0個のマス目をつくり、この上に市販のセロファンテー
プを圧着後、−気に剥離し、剥離後の試験片の残在マス
目を数えることにより、上塗塗膜とクリヤー塗膜の密着
性を確認した。
100/100・・・・・・剥離なし 0/100  ・・・・・・全面剥離 孟之ま性 黒シミの再現方法は、塗装されたテストピース表面をワ
ックスで磨きゴミを取除く。この上にススを落下してハ
ケで直径約200薗まで塗り拡げ、更にティシュペーパ
ーで表面を擦りなからススを擦り込んだ。ついで、軟か
い布でススを拭き取った。黒シミ性の評価は目視による
明度差で判定した。
◎・・・・・・汚れなし O・・・・・・やや汚れあり △・・・・・・汚れあり ×・・・・・・極端に黒ずんでいる 耐it士 促進−:ウエザオメーター(サンシャインWO−M)で
2000時間試験した。
O・・・・・・異常なし △・・・・・・若干駆引け ×・・・・・・艷引は 曝露−二沖縄で2ケ年に亘り天然暴露を実施し、塗膜の
光沢(60°グロス)を測定した。
O・・・・・・異常なし △・・・・・・若干艷引け ×・・・・・・艷引け 第2表の結果から、本発明の要件を満す実施例はいずれ
も優れた外観、密着性、耐黒シミ性および耐候性を示し
たが、比較例では特に黒シミ性の改善効果は認められな
い。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明の塗料組成物によれば塗膜表面に
生じる顔料欠落現象を抑え、黒シミの発生を有効に防止
する効果がもたらされる。そのうえ外観、密着性、耐候
性等にも優れる塗膜が形成されるから、自動車の上塗り
、建築物の外装塗装などに極めて有効である。
出願人  日本ペイント株式会社 代理人 弁理士 高 畑 正 也

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の成分および配合割合からなることを特徴とす
    る塗料組成物。 〔A〕酸価5〜15KOHmg/g、水酸基価100〜
    130KOHmg/gのポリエステル樹脂(a−1)、
    酸価5〜15KOHmg/g、水酸基価70〜100K
    OHmg/gのアルキド樹脂(a−2)、酸価5〜30
    KOHmg/g、水酸基価40〜80KOHmg/g、
    数平均分子量3000〜7000のアクリル樹脂(a−
    3)および酸価5〜15KOHmg/g、水酸基価40
    〜80KOHmg/g、数平均分子量2000〜500
    0のフッ素含有樹脂(a−4)から選ばれた少くとも1
    種の塗膜形成樹脂100重量部。 〔B〕酸価15〜50KOHmg/g、水酸基価60〜
    90KOHmg/g、数平均分子量が前記アクリル樹脂
    (a−3)以上で5000〜12000の範囲にあるア
    クリル樹脂(b−1)および酸価5〜15KOHmg/
    g、水酸基価70〜100KOHmg/g、数平均分子
    量が前記フッ素含有樹脂(a−4)以上で3000〜8
    000の範囲にあるフッ素含有樹脂(b−2)から選ば
    れた少くとも1種であり、かつ〔A〕の塗膜形成樹脂に
    比べ溶解性パラメーターが0.3〜3低い樹脂5〜50
    重量部。 〔C〕〔A〕の塗膜形成樹脂と〔B〕の樹脂に対する固
    形分重量比〔(A+B)/(C−1)〕が95〜55/
    5〜45の範囲にあるアルキルエーテル化メラミン樹脂
    (C−1)および〔A〕の塗膜形成樹脂と〔B〕の樹脂
    が含有する水酸基に対するイソシアネート基のモル比(
    OH/NCO)が1/0.3〜1/1.5の範囲にある
    イソシアネート系化合物(C−2)から選ばれた架橋剤
    。 〔D〕顔料15〜50重量部。
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