JPH02286407A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤのビード部構造 - Google Patents
重荷重用空気入りラジアルタイヤのビード部構造Info
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- JPH02286407A JPH02286407A JP1108747A JP10874789A JPH02286407A JP H02286407 A JPH02286407 A JP H02286407A JP 1108747 A JP1108747 A JP 1108747A JP 10874789 A JP10874789 A JP 10874789A JP H02286407 A JPH02286407 A JP H02286407A
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- bead
- wire
- wires
- pneumatic radial
- radial tire
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- 239000011324 bead Substances 0.000 title claims abstract description 54
- 238000010276 construction Methods 0.000 title 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 abstract description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はトラック、バスなどに用いられる重荷重用空気
入りラジアルタイヤのビード部構造に関する。
入りラジアルタイヤのビード部構造に関する。
従来、重荷重用空気入りラジアルタイヤにおけるビード
部構造は第4図に示される如くなっている。
部構造は第4図に示される如くなっている。
すなわち、このようなど−ド部構造において、ビードコ
ア52は、カーカスプライを形成する繊維や鋼線のコー
ドの端部を巻付は固定するとともに、タイヤ本体の内周
の寸法を規定し、ホイールリム54とのはめ合いを確保
している。
ア52は、カーカスプライを形成する繊維や鋼線のコー
ドの端部を巻付は固定するとともに、タイヤ本体の内周
の寸法を規定し、ホイールリム54とのはめ合いを確保
している。
また、このビードコア52は、以下の方法で製造されて
いる。第5図に示される如く、同一円形断面を有するワ
イヤ56の周囲に生ゴム58を一定の厚さで付着し、ビ
ードワイヤ60とする。このビードワイヤ60を所定の
型に巻付け、これを生タイヤの内部に組込み、モールド
の内部で圧縮加熱して、各々のビードワイヤ60の化ゴ
ム58を固着させる。
いる。第5図に示される如く、同一円形断面を有するワ
イヤ56の周囲に生ゴム58を一定の厚さで付着し、ビ
ードワイヤ60とする。このビードワイヤ60を所定の
型に巻付け、これを生タイヤの内部に組込み、モールド
の内部で圧縮加熱して、各々のビードワイヤ60の化ゴ
ム58を固着させる。
ところが、従来このビードワイヤの束(ビードコア)の
剛性及び強度を向上させる方法としては、ビードワイヤ
の総巻回数を増やしていた。しかしながらこの場合には
、ビードワイヤの強度アップが不充分であった。つまり
ビードワイヤ60の総巻回数を増加させれば剛性の向上
は望めるが、コストアップ、重量増及びリム組みの困難
さという欠点があった。
剛性及び強度を向上させる方法としては、ビードワイヤ
の総巻回数を増やしていた。しかしながらこの場合には
、ビードワイヤの強度アップが不充分であった。つまり
ビードワイヤ60の総巻回数を増加させれば剛性の向上
は望めるが、コストアップ、重量増及びリム組みの困難
さという欠点があった。
本発明は上記事実を考慮し、ビードワイヤの束の剛性及
び強度を充分に向上できる重荷重用空気入りラジアルタ
イヤのと一ド部構造を得ることが目的である。
び強度を充分に向上できる重荷重用空気入りラジアルタ
イヤのと一ド部構造を得ることが目的である。
本発明は、円形断面を有するワイヤにゴムを付着させた
ビードワイヤの束を備えた重荷重用空気入りラジアルタ
イヤであって、隣接する前記ワイヤの中心間距離の前記
ワイヤ直径に対する比が1.01以上1.2以下である
ことを特徴としている。
ビードワイヤの束を備えた重荷重用空気入りラジアルタ
イヤであって、隣接する前記ワイヤの中心間距離の前記
ワイヤ直径に対する比が1.01以上1.2以下である
ことを特徴としている。
このため本発明では、重荷重用空気入りラジアルタイヤ
に空気圧及び荷重が作用した場合に、カーカスプライを
介してビードワイヤの東向部に張力が発生するが、ゴム
層が薄いため、各ワイヤの所謂引揃効率が向上し、応力
が均一に分散されるとともにゴム自体への局部的な応力
集中がないため、ゴム破損によるワイヤの束の形状の崩
れを防止できる。
に空気圧及び荷重が作用した場合に、カーカスプライを
介してビードワイヤの東向部に張力が発生するが、ゴム
層が薄いため、各ワイヤの所謂引揃効率が向上し、応力
が均一に分散されるとともにゴム自体への局部的な応力
集中がないため、ゴム破損によるワイヤの束の形状の崩
れを防止できる。
従って、ビードワイヤの束の剛性及び強度を充分向上さ
せることができる。
せることができる。
第1図に示される本発明の重荷重用空気入りラジアルタ
イヤにおいては、図中符号11はホイールのホイールリ
ムを示している。また図中符号lOはカーカスを示して
おり、このカーカス10は、カーカスプライコードから
なり、放射状に延設するカーカス10の折り返し端部1
0Aは、ビードコア12の周りにタイヤ軸方向の内側か
ら外側へ向けて折り返されている。
イヤにおいては、図中符号11はホイールのホイールリ
ムを示している。また図中符号lOはカーカスを示して
おり、このカーカス10は、カーカスプライコードから
なり、放射状に延設するカーカス10の折り返し端部1
0Aは、ビードコア12の周りにタイヤ軸方向の内側か
ら外側へ向けて折り返されている。
また、ビードコア12のタイヤ軸方向に沿った断面形状
は6角形とされており、ビードベース部11Aに面した
辺32のワイヤ26の総配列本数は8本とされている。
は6角形とされており、ビードベース部11Aに面した
辺32のワイヤ26の総配列本数は8本とされている。
また、この辺32に垂直な方向の各ワイヤ層のワイヤ2
6の総配列本数は、それぞれ8本、9本、10本、11
本、10本、9本、8本とされており、計65本となっ
ている。
6の総配列本数は、それぞれ8本、9本、10本、11
本、10本、9本、8本とされており、計65本となっ
ている。
次に、本実施例の作用について説明する。
重荷重用空気入りラジアルタイヤに空気圧及び荷重が作
用した場合には、カーカス10が第1図上方へ引っ張ら
れ、ビードコア12(ビードワイヤの束)に張力が作用
する。この場合第1図に示す本実施例においては、第2
図に示される、各ワイヤ26の直径りに対する、各ワイ
ヤ26の中心間距離Hの比(H/D)は従来のH/Dと
比較して小さくなっている。
用した場合には、カーカス10が第1図上方へ引っ張ら
れ、ビードコア12(ビードワイヤの束)に張力が作用
する。この場合第1図に示す本実施例においては、第2
図に示される、各ワイヤ26の直径りに対する、各ワイ
ヤ26の中心間距離Hの比(H/D)は従来のH/Dと
比較して小さくなっている。
従って、ゴム28を介してビードコア12の内部に発生
する張力が各ワイヤ26に均一に分散されるとともに、
各ワイヤ26間のゴム28の厚さが薄すぎることによる
ゴム28自体の破損によるビードワイヤの束の形状の崩
れを防止できる。
する張力が各ワイヤ26に均一に分散されるとともに、
各ワイヤ26間のゴム28の厚さが薄すぎることによる
ゴム28自体の破損によるビードワイヤの束の形状の崩
れを防止できる。
従って、ビードワイヤの束の剛性及び強度を充分向上さ
せることができる。
せることができる。
また、本実施例においては、ビードワイヤの総巻回数を
増やす場合と比較して、ビードワイヤの束(ビードコア
12)全体の容積が増加しないため、発熱量の増加を少
なくでき、耐久性の低下を防止できる。
増やす場合と比較して、ビードワイヤの束(ビードコア
12)全体の容積が増加しないため、発熱量の増加を少
なくでき、耐久性の低下を防止できる。
(実験例)
本実施例(第1図)及び従来技術(第4図)に示される
重荷重用空気入りラジアルタイヤ(タイヤサイズ11R
22,5、正規内圧7.75kg/ CTfl 、正規
荷重2630kg、ビードワイヤの直径1、 55mm
、ゴムの引張強さ100%伸展時モジュラス値57kg
/cJ)の、各ワイヤ26の直径りに対する、各ワイヤ
26の中心間距離Hの比(H/D)とビードコア12の
耐久力(ビード耐久指数)との関係を比較すると、第3
図に示される如くなる。すなわち、本実施例の重荷重用
、空気入りラジアルタイヤ(H/D=1.04)におけ
るビード耐久指数Aは、従来の重荷重用空気入りラジア
ルタイヤ(H/Dζ1.25)におけるビード耐久指数
Bに対して、150%を超える。
重荷重用空気入りラジアルタイヤ(タイヤサイズ11R
22,5、正規内圧7.75kg/ CTfl 、正規
荷重2630kg、ビードワイヤの直径1、 55mm
、ゴムの引張強さ100%伸展時モジュラス値57kg
/cJ)の、各ワイヤ26の直径りに対する、各ワイヤ
26の中心間距離Hの比(H/D)とビードコア12の
耐久力(ビード耐久指数)との関係を比較すると、第3
図に示される如くなる。すなわち、本実施例の重荷重用
、空気入りラジアルタイヤ(H/D=1.04)におけ
るビード耐久指数Aは、従来の重荷重用空気入りラジア
ルタイヤ(H/Dζ1.25)におけるビード耐久指数
Bに対して、150%を超える。
なお、このビード耐久指数は、隣接するワイヤ26の中
心間距離Hのワイヤ26の直径りに対する比(H/D)
が1.02以上1.08以下で最も大きくなる。
心間距離Hのワイヤ26の直径りに対する比(H/D)
が1.02以上1.08以下で最も大きくなる。
また、このビード耐久指数は、ゴム28の引張強さが1
00%伸展時モジュラス値で40kg/c1以上60k
g/cnl以下で最も大きくなる。
00%伸展時モジュラス値で40kg/c1以上60k
g/cnl以下で最も大きくなる。
この実験結果によって上記説明した本発明の重荷重用空
気入りラジアルタイヤが特に優れたものであることが明
らかになっている。
気入りラジアルタイヤが特に優れたものであることが明
らかになっている。
〔発明の効果]
本発明は上記の構成としたのでビードワイヤの束の剛性
及び強度を充分に向上できる優れた効果を有する。
及び強度を充分に向上できる優れた効果を有する。
第1図は本発明の実施例による重荷重用空気入リラジア
ルタイヤのビード部構造を示す断面図、第2図は本発明
の実施例による重荷重用空気入りラジアルタイヤのビー
ドコアの拡大断面図、第3図はワイヤ直径りと各ワイヤ
間の中心間距離Hの比(H/D)とビード耐久指数との
関係を示すグラフ、第4図は従来の重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤのビード部構造を示す断面図、第5図は従
来の重荷重用空気入りラジアルタイヤのビードワイヤの
断面図である。 12・・・ビードコア、 26・・・ワイヤ、 28・・・ゴム。
ルタイヤのビード部構造を示す断面図、第2図は本発明
の実施例による重荷重用空気入りラジアルタイヤのビー
ドコアの拡大断面図、第3図はワイヤ直径りと各ワイヤ
間の中心間距離Hの比(H/D)とビード耐久指数との
関係を示すグラフ、第4図は従来の重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤのビード部構造を示す断面図、第5図は従
来の重荷重用空気入りラジアルタイヤのビードワイヤの
断面図である。 12・・・ビードコア、 26・・・ワイヤ、 28・・・ゴム。
Claims (3)
- (1)円形断面を有するワイヤにゴムを付着させたビー
ドワイヤの束を備えた重荷重用空気入りラジアルタイヤ
であって、隣接する前記ワイヤの中心間距離の前記ワイ
ヤ直径に対する比が1.01以上1.2以下であること
を特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤのビード
部構造。 - (2)隣接する前記ワイヤの中心間距離の前記ワイヤ直
径に対する比が1.02以上1.08以下であることを
特徴とする請求項(1)記載の重荷重用空気入りラジア
ルタイヤのビード部構造。 - (3)前記ゴムの引張強さが100%伸展時モジュラス
値で40kg/cm^2以上60kg/cm^2以下で
あることを特徴とする請求項(1)又は請求項(2)記
載の重荷重用空気入りラジアルタイヤのビード部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1108747A JPH02286407A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤのビード部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1108747A JPH02286407A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤのビード部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02286407A true JPH02286407A (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=14492487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1108747A Pending JPH02286407A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤのビード部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02286407A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0707986A2 (en) | 1994-10-20 | 1996-04-24 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tires for small-size passenger cars |
JPH0948218A (ja) * | 1995-05-31 | 1997-02-18 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
-
1989
- 1989-04-27 JP JP1108747A patent/JPH02286407A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0707986A2 (en) | 1994-10-20 | 1996-04-24 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tires for small-size passenger cars |
EP0707986A3 (en) * | 1994-10-20 | 1996-11-27 | Bridgestone Corp | Radial tire for passenger cars |
US5626695A (en) * | 1994-10-20 | 1997-05-06 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tires with monostrand bead core for small-size passenger cars |
JPH0948218A (ja) * | 1995-05-31 | 1997-02-18 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
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