JPH02285160A - 浴室装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は住宅等に組み込まれる浴室装置に関する。

従来の技術 立上り壁にテレビ受像機を配設した従来の浴室装置は第
３図及び第４図で示すような構造になっていた。

すなわち、第３図は従来の浴室装置の全体組立図であり
、１は洗い場付き浴槽、２は洗い場、３は浴槽である。

４．５及び６は浴室の壁であり、７は天井である。８は
テレビ受像機であり、前記壁６の中央部に開口部を設け
、画像面を浴室装置内側に向けて、前記テレビ受像機８
を前記壁開口部の中に固定し内在せしむる構造となって
いる。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、テレビ受像機８の
内蔵部が過熱し、故障の原因となるとともに、一方では
、浴室装置内部の湿気により、テレビ受像機８の画面が
曇って、画像が見にくくなるという問題があった。

そこで、本発明はテレビ受像機の過熱を防ぐとともに、
画面の曇シを防ぐようにするものである。

課題を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
前記浴室装置の立上り壁面にテレビ受像機収納部を設け
、前記テレビ受像機の前面に透光性の蓋体を設けて密閉
し、且つ、前記収納部には室外と連通ずる通気孔を設け
るとともに、前記蓋体上方部に、前記収納部と連通ずる
通風ダクトを設け、この通風ダクト内には前記蓋体表面
に送風するファン装置及び送風空気を暖める加熱器を設
けるものである。

作　　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、通風ダクト内のファン及び、収納部の通気孔
により、収納部に室外からの空気を吸引し、送風を行な
うことにより、テレビ受像機を冷却し過熱を防止する。

一方、ファンによって通風ダクト内に誘引された空気は
加熱器により加熱されて蓋体上方部よシ蓋体表面に温風
となって吹きつけられ、蓋体表面の曇りが除去されるよ
うになる。

この結果テレビ受像機の過熱及びそれによる故障が防止
されるとともに、湿気による画面の曇りも除去され、鮮
明な画像を見ることができるようになる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図、第２図において８はテレビ受像機であり、立上
り壁５の開口部に埋設され、その表面は透明な蓋体１ｏ
でおおわれている。９は通風ダクトで、前記蓋体１Ｑの
上方に取付けられている。

１１はテレビ受像機８の収納部であり、その底部には室
外が連通ずる通気孔１４を有し、前記蓋体１０の上方に
取付けられた通風ダクト９は前記収納部１１の上方に接
続されている。また、前記通風ダクト９の中にファン装
置１２とヒータなどの加熱器１３からなる温風装置１４
が配設されている。

その結果、ファン装置が駆動すると外気が通気孔より収
納部に吸引され、吸引された空気は収納部の中で対流し
て通風ダクトに誘引される。

発明の効果 本発明は、浴室装置の立上シ壁にテレビ受像機の収納部
を設け、前記収納部に外気と連通ずる通気孔を設けると
ともに、収納部蓋体上方に通風ダクトを配設し前記、通
風ダクト内にファン装置及び加熱器を配設したものであ
るので、通気孔を通して吸引された空気によってテレビ
受像機の内蔵物が冷却され、過熱を防止する効果がある
とともに、前記吸入空気はファン装置によって通風ダク
トの中に入り、さらに通風ダクト内の加熱器によって暖
められ蓋体上方より蓋体表面に吹きつけられ、湿気によ
る画面の曇シを除去するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における浴室装置を示す斜視
図、第２図は同浴室装置の要部部分断面図、第３図及び
第４図は従来の浴室装置における斜視図および断面図で
ある。 ８・・・・・・テレビ受像機、９・・・・・・通風ダク
ト、１０・・・・・・蓋体、１１・・・・・・収納部、
１４・・・・・・温風装置。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名冨１
図 ８・−テレヒ受イ龜機 ９−　通風ダクト １０・−１体 Ｉｆ−４尺網郷 ４・−・差風浪置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 立上り壁面にテレビ受像機収納部を設け、このテレビ受
   像機の前面に透光性の蓋体を設けて密閉し、且つ、前記
   収納部には室外と連通する通気孔を設けるとともに、前
   記蓋体上方部には前記収納部と連通する通風ダクトを設
   け、この通風ダクト内には前記蓋体表面に温風を送風す
   る温風装置を設けてなる浴室装置。