JPH02284306A - 自動車用薄肉低圧電線 - Google Patents

自動車用薄肉低圧電線

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Publication number
JPH02284306A
JPH02284306A JP10553489A JP10553489A JPH02284306A JP H02284306 A JPH02284306 A JP H02284306A JP 10553489 A JP10553489 A JP 10553489A JP 10553489 A JP10553489 A JP 10553489A JP H02284306 A JPH02284306 A JP H02284306A
Authority
JP
Japan
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polyether imide
melt index
mainly containing
resin
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP10553489A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
Takanori Yamazaki
孝則 山崎
Hideki Yagyu
柳生 秀樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用薄肉低圧電線に関するものである。
[従来の技術] 近年、自動車ワイヤハーネス等に使用する低圧電線には
、高密度実装を行うため、軽量であること及び配線スペ
ースをとらないことが要求されており、このため1ll
Effl厚を薄くすることが要望されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来、この分野の電線に用いられているポリ塩化ビニル
を主体とする樹脂組成物は、薄肉としたときの機械的強
度、特に摩耗特性に劣ることから、350μm程度が薄
肉化の限界であった。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、絶
縁厚を大幅に低減できる自動車用薄肉低圧電線を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明の要旨は
、自動車用薄肉低圧電線の絶縁体としてメルトインデッ
クス6〜12のポリエーテルイミド樹脂を主体とする組
成物を用いたことにあり、それによって絶縁厚を大幅に
低減させたものである。
本発明で用いるポリエーテルイミド樹脂は、で表わされ
る熱可塑性樹脂である。
本発明ではポリエーテルイミド樹脂としてメルトインデ
ックス6〜12のものを使用するが、ヤの理由はメルト
インデックスが6未満では押出外観が悪くなり、メルト
インデックスが12を越えると押出時に発泡しやすくな
る傾向があるからである。
本発明において、ポリエーテルイミドを主体とする樹脂
組成物には、ポリエーテルイミドの共重合体、例えばシ
リコーンゴム成分を共重合したもの及びこのような共重
合体とポリエーテルイミドをブレンドしたものも含まれ
る。
なお、本発明の樹脂組成物には適宜、着色剤、酸化防止
剤、軟化剤等の添架剤を加えることもできる。
また、本発明におけるメルトインデックスは、T1n1
us 01sen ExtrusIon Plasto
meterを用い、加熱温度343.5℃、荷重660
0g、プランジャ100gの条件板でASTM規格D規
格38のMethodAに準拠して測定した値である。
[実施例] 次に、本発明を実施例及び比較例を用いて説明する。
評価に用いた電線は、0.35m2の軟銅撚線導体上に
表の熱可塑性樹脂を被覆厚100〜200μmとなるよ
うに押出被覆したものである。
摩耗試験は、自動車用低圧電線の規格であるJASOD
−611のスクレープ試験に準じた。
すなわち、図に示すように電線1の被覆11表面にエツ
ジ半径0.125+mの刃(ブレード)2を当て、10
tstaストロークを毎分60回の速さで往復させる。
被覆11が摩耗し、刃が導体12に接触するまでの往復
回数を求め、150回以上耐えるものを合格とした。な
お、刃にががる荷重は510gに調整した。
また押出性の評価は、電線の外観を目視観察することに
より行った。
表から分かるように、実施例1〜4は本発明で規定する
メルトインデックスを有するポリエーテルイミドを用い
た例であり、耐摩耗性、押出性とも良好である。特に実
施例2では被覆厚を100μmにしても耐摩耗性は合格
である。
一方、比較例1は従来のポリ塩化ビニルを用いた例であ
るが、被覆厚を200μmとしたとき不合格である。比
較例2はメルトインデックスが本発明の規定値より小さ
いポリエーテルイミドを用いた例であり、押出外観に荒
れが見られる。比較例3はメルトインデックスが本発明
の規定値より大きいポリエーテルイミドを用いた例であ
り、発泡が見られ、被覆の薄肉化は実現できない。
[発明の効果] 以上説明してきた通り、本発明の自動車用薄肉低圧電線
は被覆厚が薄く、軽量化及び配線スペースの縮小化に有
利であり、その工業的価値はきわめて高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクレープ摩耗試験機の概略を示す説ド先端形
状の説明図である。 四回、第2図はプレー 1=電線、 11:被覆、 12:導体、 2ニブレード、 3二おもり、 4:クランプ、 5:試験台、 6:往復動試験機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.導体上にメルトインデックス6〜12のポリエーテ
    ルイミドを主体とする樹脂組織物を被覆厚が200μm
    以下となるように押出成形してなることを特徴とする自
    動車用薄肉低圧電線。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009181850A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Autonetworks Technologies Ltd 絶縁電線

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009181850A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Autonetworks Technologies Ltd 絶縁電線

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