JPH02283777A - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

熱硬化性樹脂組成物

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JPH02283777A
JPH02283777A JP1106738A JP10673889A JPH02283777A JP H02283777 A JPH02283777 A JP H02283777A JP 1106738 A JP1106738 A JP 1106738A JP 10673889 A JP10673889 A JP 10673889A JP H02283777 A JPH02283777 A JP H02283777A
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JP
Japan
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alkyl
halogen
resin
formula
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Pending
Application number
JP1106738A
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English (en)
Inventor
Shinji Nakano
仲野 伸司
Koji Osugi
大杉 宏治
Hisanori Tanabe
久記 田辺
Yasuhiko Nakae
泰彦 中江
Yoshio Eguchi
江口 芳雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE68921243T priority patent/DE68921243T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本主班■丘量 本発明は、塗料、接着剤、印刷インキ等のビヒクルとし
て有用な熱硬化性樹脂組成物に関する。
カチオン重合性の環状官能基を有する樹脂、例えばエポ
キシ樹脂に、熱的に開裂するカチオン重合開始剤として
スルホニウム塩を配合してなる熱硬化性樹脂組成物が特
開昭58−37003、開閉58−37004に提案さ
れている。
これらの組成物で使用するカチオン重合開始剤は、熱的
に開裂してカルボニウムカチオンを生し、重合を開始さ
せるので、例えば−液エポキシ樹脂の硬化剤として使用
すると、常温では反応せず、120°C以上のような高
温において重合反応を開始し、そのためポットライフが
長く、貯蔵安定性にすぐれたー液型エポキシ樹脂組成物
が得られる。
水酸基を有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂等とメラミン樹脂とよりなる熱硬化性樹脂組成
物は塗料分野において広(使用されている。これらメラ
ミン樹脂硬化系の樹脂組成物は、硬化反応の触媒として
プロトン供与体、例えばパラトルエンスルホン酸を含ん
でいる。しかしながら遊離酸を含む系は樹脂がゲル化し
易く、組成物の低温硬化性と貯蔵安定性とは一般に両立
し難い。そこでスルホン酸をアミンでブロックした化合
物を触媒として使用することなどが提案されているが、
その硬化性と貯蔵安定性は必ずしも満足できるものでは
なかった。
特公昭63−33512には、アルコキシシリル結合を
側鎖に有するビニル系重合体と、ポリヒドロキシ化合物
と、硬化触媒を含んでいる硬化性樹脂組成物が開示され
ている。このような系にあっては、アルコキシシランの
自己縮合反応RO5i   +   5iOR+ Hz
O→ −3i−0−3i +2ROHおよびアルコキシ
シランと水酸基との共縮合反応ROSi −+)10−
C−→−3i−0−C−+RO’%とによって硬化が起
こるものと考えられている。
従来これらの自己縮合および共縮合反応の触媒としては
、ブチルアミン、ジブチルアミン、1−ブチルアミン、
エチレンジアミン等のアミン類、テトライソプロピルチ
タネート、テトラブチルチタネート、オクチル酸スズ、
オクチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、オクチル酸カルシウム
、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジアセテー
ト、ジブチルスズジラウレートなどの含金属化合物、p
トルエンスルホン酸、トリクロロ酢酸などの酸性化合物
が使用されていた。
ところがこのような触媒を含む系は、常温硬化も可能で
あることからも理解できるように、触媒を含んだまま長
期間安定に貯蔵することができない。そのため長期間の
貯蔵安定性が望まれるときは、2液として使用直前に触
媒を配合するか、触媒量を減少するか、または硬化時揮
発性のアミンまたは酸でブロックする等の対策が必要で
ある。
しかし2液とすると作業性に問題があり、またポットラ
イフ以内に使用しなければならない等の制約があり、他
の対策も膜性能の低下、完全なブロック化が困難なため
十分な貯蔵安定性が得られない、ブロックするアミンま
たは酸が揮発して着色、異臭を発生する等の問題がある
特開昭58−37003、開開58−37004には熱
的に開裂し、カルボニウムカチオンを発生するスルホニ
ウム塩型カチオン重合開始剤が開示されている。
最近本発明者らは、同様に熱的に開裂するピリジニウム
塩カチオン重合開始剤を新たに開発した。
特願昭62−255388参照。
これらの開始剤は、熱的に開裂して発生するカルボニウ
ムカチオンをカチオン重合反応に利用することを目的と
して開発されたものであるが、これらの開始剤を使用す
る反応系にOH化合物が存在する時、開裂により生成し
たカチオンが水酸基と反応して発生するプロトンをメラ
ミン樹脂やアルコキシシラン化合物の架橋反応触媒とし
て利用することができる。
前記スルホニウムやピリジニウム塩は、熱的に開裂し、
OH基と反応しない限りプロトンを放出しないので、そ
の開裂温度以下においてはメラミン樹脂やアルコキシシ
ラン化合物の架橋反応は実質上生起しない。従ってこの
ような熱的に開裂してカルボニウムカチオンを利用すれ
ば、臨界的な貯蔵安定性を有する熱硬化性樹脂組成物が
得られる。
しかしながらスルホニウム塩型開始剤は副生ずるイオウ
化合物が悪臭を発し、使用面で制約を受ける。そこで本
発明者らは、特願昭62−255388号において熱潜
在性カチオン開始剤として有用なベンジルピリジニウム
塩を提案した。ところがこれらベンジルピリジニウム塩
は、高温において副反応を生じ、重合体の着色の原因と
なることがわかった。
本発明は、これらの欠点を有しない熱潜在性カチオン重
合開始剤として有用な新規ベンジルアンモニウムを使用
した熱硬化性樹脂組成物を提供することを課題とする。
本光皿■景1 本発明は、熱硬化性樹脂組成物において、式1のベンジ
ルアンモニウム塩を使用することを特徴とする。
式中、R+ 、Rz 、Rsは水素、ハロゲン、アルキ
ル、アルコキシ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、シ
アノ、アルコキシカルボニルまたはカルバモイルであり
、 Ra 、Rs 、Rhはアルキル、アルケニルまたはフ
ェニル(アルキル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アルコ
キシ、アミノもしくはジアルキルアミノにより置換され
ていてもよい)であって、そのうち少なくとも一つはフ
ェニルまたは置換フェニルであり、 MはAs、sb、BまたはPである。
Xはハロゲンであり、 nはMがBである時は4であり、他の場合は6である。
式Iにおいてアルキルおよびアルコキシの炭素数は好ま
しくは4以下である。
式(1)のベンジルアンモニウム塩は、以下の系に使用
することができる。
■、カチオン重重合硬化 力チオン重合可能な官能基を含むモノマー、ポリマーま
たはそれらの混合物と、式(1)のベンジルアンモニウ
ム塩を含む熱硬化性樹脂組成物。
■、ポリオールを含むカチオン重合硬化系カチオン重合
可能な官能基を含むモノマー、ポリマーまたはそれらの
混合物と、ポリオールと、式(1)のベンジルアンモニ
ウム塩を含む熱硬化性樹脂組成物。
■、メラミン樹脂硬化系 (a)水酸基を含有するフィルム形成性樹脂と、(b)
前記水酸基含有樹脂に対して固形分重量比で50150
〜9515の量のメラミン樹脂と、(c)固形分重量比
で前記水酸基含有樹脂およびメラミン樹脂の合計量の0
.01ないし10重量%の式(1)のベンジルアンモニ
ウム塩を含む熱硬化性樹脂組成物。
■、アルコキシシリル基の自己縮合反応を利用する系 (a)アルコキシシリル結合を含有するシリコン樹脂と
、 (b)固形分重量比で前記シリコン樹脂の0.01ない
し10重量%の式(1)のベンジルアンモニウム塩を含
む熱硬化性樹脂組成物。
■、アルコキシシリル基の共縮合反応を利用する系 (a)アルコキシシリル結合を含有するシリコン樹脂と
、 ら)前記シリコン樹脂のアルコキシシリル結合1個あた
り水酸基の数が0.1〜IO個となるような量の水酸基
を含有する樹脂と、 (c)固形分重量比で前記シリコン樹脂および前記水酸
基含有樹脂の合計量の0.01ないし10重量%の式(
1)のベンジルアンモニウム塩を含む熱硬化性樹脂組成
物。
昆緻久復論 A、ベンジルアンモニウム塩 式(1)の化合物は、式(II) (式中、Ra 、Rs 、Rhは前記に同じ。)の3級
アミンを、式(III) (式中、Rt 、Rz 、R3およびXは前記に同じ。
)のベンジルハライドで4級化し、生成する4級アンモ
ニウム塩ハライド陰イオンをMXn−イオンで交換する
ことによって合成することができる。
すなわち、式(1)のアンモニウム塩に対応するアンモ
ニウムハライドに、MXn−イオンのアルカリ金属塩を
反応させることによって式(1)の化合物が得られる。
B、熱硬化性樹脂組成物 ■、カチオン重合硬化性およびポリオールを含むカチオ
ン重合硬化系 カチオン重合可能な官能基を有する七ツマ−の例は、エ
ポキサイド、環状イミン、環状エーテル、ビニルなどで
ある。
また組成物を塗料、接着剤、印刷インキ等のビヒクルと
して使用するため硬化前常温で液状のカチオン重合可能
なオリゴマー/ポリマーも使用し得る。これらオリゴマ
ー/ポリマーはその少なくとも一部に前記カチオン重合
可能なモノマーと同じ構造を含まなければならない。組
成物は前記低粘度ポリオールおよび/またはカチオン重
合可能なモノマーを反応性希釈剤として使用し、無溶剤
型とすることもできるが、塗装時の粘度調節のため溶剤
を含んでいてもよい。
カチオン重合可能な硬化性樹脂の典型例はエポキシ樹脂
である。その例としては、ビスフェノールA1ビスフエ
ノールS1ビスへエノールF等のビスフェノールエポキ
シ樹脂およびノボラック型エポキシ樹脂のほか、ブタン
ジオール、ヘキサンジオール、水添ビスフェノールA等
のグリコール類のジグリシジルエーテル;ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレン
グリコール、ビスフェノールとアルキレンオキサイドと
の付加物等のポリオキシアルキレングリコール類のジグ
リシジルエーテル;テレフタル酸、イソフタル酸、フタ
ル酸、アジピン酸等のジカルボン酸のジグリシジルエス
テル;パラオキシ安息香酸、メタヒドロキシ安息香酸等
のヒドロキシカルボン酸のグリシジルエーテルエステル
等がある。
カチオン重合可能な樹脂成分の好ましい他の例は、エポ
キサイド基を含むアクリル系樹脂がある。
これはグリシジル(メタ)アクリレートと、(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)
アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2−エチル
ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル等
の(メタ)アクリル酸エステル;スチレンおよびその誘
導体、(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル等の他の
単量体とを常法により共重合させることによって得られ
る。
ポリオールとしては、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、テトラメチレングリコール、ジエチレング
リコール、グリセリン、トリメチルプロパン、ペンタエ
リスリトールなどの低分子量ポリオールを使用し得るが
、このような低分子量ポリオールでは、連鎖移動により
発生するH゛がカチオン重合性官能基の重合を新たに引
き起こし、結果として重合体の平均分子量を低下させ、
機械的物性を低下させる場合もあるので、ポリエーテル
ポリオール、ポリエステルポリオール、カプロラクトン
ポリオール、アクリルポリオールなどのオリゴマーポリ
オールが一層好ましい。
これらのポリオールは、カチオン重合性官能基に対して
1〜100モル%、好ましくは5〜50モル%配合され
る。配合量が少な過ぎると硬化開始温度の調整の効果が
発揮されず、またハイソリッド化も達成できず、また過
剰に配合すると硬化性が低下する。
本発明の組成物は前記開始剤を樹脂成分の固形分に対し
て0.01〜10重量%好ましくは0.05〜5重量%
含む。開始剤の量があまり少ないと硬化性が低下し、過
剰に使用すると硬化物の着色、耐水性の低下など、外観
および物性面で悪影響が生じる。
組成物はその用途に応じ、顔料、充填剤などの添加剤を
含むことができる。
本発明の組成物は、ハイソリッドないし無溶剤型とする
ことができ、常温において貯蔵安定性にすぐれ、硬化温
度において前記開始剤の開裂によりカチオン重合反応が
開始され、硬化する。
■、メラミン樹脂を含む系 メラミン樹脂を硬化剤とする皮膜形成性樹脂は塗料分野
において広く使用されている。
それらの例は、ポリエステル樹脂、ポリラクトン樹脂、
エポキシ樹脂、アクリル樹脂等である。
ポリエステル樹脂は、多価カルボン酸またはその酸無水
物と多価アルコールとの縮合反応によって得られ、ポリ
エステル鎖の末端および/または中間にヒドロキシ基を
含んでいる樹脂を使用し得る。
水酸基末端のポリラクトン樹脂も使用し得る。
エポキシ樹脂としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂
および/またはノボラック型エポキシ樹脂等、末端にエ
ポキサイド基と、分子鎖中間にヒドロキシ基を有する樹
脂が挙げられる。
水酸基を有するアクリル樹脂は、(メタ)アクリル酸2
−ヒドロキシエチル等のヒドロキシi含有モノマーと、
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸ブチル
、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシル等の(メタ)アクリル酸アルキル1
スチレンおよびその誘導体、(メタ)アクリロニトリル
、酢酸ビニル等の他の単量体とを常法により共重合させ
ることによって得られる。
メラミン樹脂は、メラミン、ベンゾグアナミンまたはア
セトグアナミン等のトリアジン化合物と、ホルムアルデ
ヒドとを反応せしめ、場合により縮合生成物のメチロー
ル基をメタノールおよびブタノールのような低級アルカ
ノールによって部分的もしくは完全にエーテル化するこ
とによって得られる。
水酸基を有する皮膜成形性樹脂とメラミン樹脂の組合せ
による熱硬化性樹脂組成物は塗料分野において周知であ
り、本発明の組成物は、硬化反応の触媒として前記の熱
開裂性のベンジルアンモニウム塩を使用することを除き
、公知のメラミン樹脂硬化型の熱硬化性組成物と同じで
よい。
水酸基を有する皮膜形成樹脂とメラミン樹脂との比率は
、重量で50150〜9515の割合でよい。
式(1)のベンジルアンモニウム塩は、樹脂固形分に対
して0.01〜10重量%、好ましくは0゜05〜5,
0重量%配合される。この配合量があまり少なければ硬
化性が低下し、過剰であれば硬化物の着色、耐水性の低
下など外観および物性面で悪影響を生ずる。
組成物はその用途に応じ、顔料、充填剤などの添加剤を
含むことができる。
■、アルコキシシリル基の自己縮合または共縮合反応を
利用する系 アルコキシシリル ム    る21371分子あたり
少なくとも2個のアルコキシシリル結合を含有するシリ
コン樹脂の典型例には以下のようなものがある。
(1)アルコキシシリル 1 アクリル分子内にアルコ
キシシリル基とエチレン性二重結合とを有するモノマー
は、単独重合により、まタハ他の重合性モノマーとの共
重合によってアルコキシ基含有アクリル重合体または共
重合体をつくる。
このようなモノマーの第1のクラスは、−数式%式%) で表わされるアクリル酸もしくはメタクリル酸のアルコ
キシシリルアルキルエステルである。式中Rは水素また
はメチル、Xは1以上の整数、R’、R”はアルキル、
nは0.1または2である。
これらの具体的化合物の例としては、T−メタクロイル
オキシプロピルトリメトキシシラン、Tメタクロイルオ
キシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクロイ
ルオキシプロピルジメチルメトキシシラン、T−メタク
ロイルオキシプロピルトリエトキシシラン、T−メタク
ロイルオキシプロピルメチルジェトキシシラン、T−メ
タクロイルオキシプロピルトリプロポキシシラン、γメ
タクロイルオキシプロピルメチルジプロポキシシラン、
γ−メタアクロイルジメチルプロポキシシラン、γ−メ
タクロイルオキシプロピルトリブトキシシラン、γ−メ
タクロイルオキシプロピルメチルジブトキシシラン、γ
−メタクロイルオキシプロピルジメチルブトキシシラン
等がある。
第2のクラスは、(メタ)アクリル酸とエポキシ基含有
アルコキシシラン、例えばT−グリシドキシプロビルト
リメトキシシランまたは°δ−(3゜4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシランとの付加体であ
る。
第3のクラスは、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエ
チル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ
)アクリル酸4−ヒドロキシブチル等の(メタ)アクリ
ル酸のヒドロキシアルキルエステルと、−数式 %式%) の化合物、例えばT−イソシアナートプロピルトリメト
キシシラン、γ−イソシアナートプロピルメチルジメト
キシシラン、T−イソシアナートプロピルトリエトキシ
シラン、T−イソシアナートプロピルメチルジェトキシ
シラン等との付加体である。
最後のクラスは(メタ)アクリル酸グリシジルエステル
と、アミノ基含有アルコキシシラン、例えばT−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、Tアミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−(2アミノエチル)−3−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチ
ル)−3=アミノプロピルトリメトキシシラン、T−ア
ミノプロピルジメチルエトキシシラン、T−アミノプロ
ピルメチルジェトキシシラン等との付加体である。
アルコキシシリル基含有アクリルモノマーと共重合可能
なモノマーとしては、種々の(メタ)アクリル酸エステ
ル、スチレン、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロ
ニトリル、(メタ)アクリルアミド、塩化ビニル、酢酸
ビニルなどがある。
(2)シリコン・ エポキシ4ヒ 直前に挙げたアミノ基含有アルコキシシラン化合物は、
同様にエポキシ基との付加反応によってアルコキシシリ
ル基含有変性エポキシ樹脂を製造するために使用するこ
とができる。
(3)シリコン  ポリエステル 遊離カルボキシル基を有するポリエステル樹脂は、アル
コキシシリル基を含有するアクリルモノマーを製造する
ために(メタ)アクリル酸との付加反応に使用する同じ
エポキシ基含有アルコキシシランによって変性し、シリ
コン変性ポリエステル樹脂とすることができる。
遊離水酸基を有するポリエステル樹脂は、アルコキシシ
リル基含有アクリルモノマーを製造するため(メタ)ア
クリル酸ヒドロキシアルキルエステルと付加反応させる
同じイソシアナート基含有アルコキシシランによって変
性し、シリコン変性ポリエステル樹脂とすることができ
る。
氷敢基會宜門用 水酸基を含有する樹脂としては、水酸基含有ポリエステ
ル樹脂、水酸基末端ポリラクトン樹脂、エポキシ樹脂お
よび水酸基含有アクリル樹脂が典型例である。
ポリエステル樹脂は、多価カルボン酸またはその酸無水
物と多価アルコールとの縮合反応によって得られ、ポリ
エステル鎖の末端および/または中間にヒドロキシ基を
含んでいる樹脂を使用し得る。水酸基末端のポリラクト
ン樹脂も使用し得る。
エポキシ樹脂としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂
および/またはノボラック型エポキシ樹脂等、末端にエ
ポキシサイド基と、分子鎖中間にヒドロキシ基を有する
樹脂が挙げられる。
水酸基を有するアクリル樹脂は、(メタ)アクリル酸2
−ヒドロキシエチル等のヒドロキシ基含有モノマーと、
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸ブチル
、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシル等の(メタ)アクリル酸アルキル;
スチレンおよびその誘導体、(メタ)アクリロニトリル
、酢酸ビニル等の他の単量体とを常法により共重合させ
ることによって得られる。
アルコキシシリル基の自己縮合反応を利用する本発明の
熱硬化性樹脂組成物は、前記シリコン樹脂と、式(1)
のベンジルアンモニウム塩とを必須成分とする。
アルコキシシリル基と水酸基との共縮合反応を利用する
本発明の熱硬化性樹脂組成物にあっては、前記シリコン
樹脂のアルコキシシリル結合1個あたり、水酸基の数が
0.1〜10個となるような量の前記水酸基含有樹脂と
、式(1)のベンジルアンモニウム塩とが必須成分であ
る。
式(1)のベンジルアンモニウム塩は、いずれの場合も
樹脂固形分に対して0.01〜10重量%好ましくは0
.05〜5.0重量%配合される。この配合量があまり
少なければ硬化性が低下し、過剰であれば硬化物の着色
、耐水性の低下など外観および物性面で悪影響を生ずる
組成物はその用途に応じ、顔料、充填剤などの添加剤お
よび溶剤を含むことができる。
これらの組成物は式(1)のベンジルアンモニウム塩の
開裂温度以下では硬化せず、従って貯蔵安定性が良いが
、開裂温度以上の温度に加熱する時硬化する。硬化時間
は温度にもよるが一般に1時間以内である。
以下実施例により本発明を例証する。実施例中r部」お
よび1%」は重量による。
■、製造例 ボ1エスール1″のム 製造例1 加熱装置、攪はん機、還流装置、水分離器、精留塔およ
び温度計を備えた反応槽にヘキサヒドロフタル酸36部
、トリメチロールプロパン42部、ネオペンチルグリコ
ール50部、1.6−ヘキサンジオール56部を仕込み
、加熱する。原料が融解し、撹はんが、可能となったら
攬はんを開始し、210″Cまで昇温す条。210°C
から230℃まで2時間かけて一定温度で昇温させ、生
成する縮合水は系外へ留去する。
230°Cに達したらそのまま温度を一定に保ち、樹脂
酸価1.0で冷却する。冷却後イソフタル酸153部を
加え、再び190″C迄昇温する。190°Cから21
0°Cまで3時間かけて一定速度で昇温させ、生成する
縮合水は系外へ留去する。210°Cに達したら反応槽
にキシレン3部を添加し、溶剤存在下の縮合に切り換え
、樹脂酸価5.0で冷却する。
冷却後、キシレン190部を加えて、ポリエステル樹脂
溶液〔A〕を得た。
アクチルゝ2の入 製造例2 攬はん機、温度計、還流冷却器、N2ガス導入管及び滴
下ロートを備えた反応容器に、ツルペッツ100を90
部仕込み、N2ガスを導入しつつ160 ’Cに昇温し
た後、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル23.2部、
アクリル酸n−ブチル35゜65部、メタクリル酸メチ
ル38.85部、メタクリル酸2.3部およびtert
−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート10部
の混合物を滴下ロートで等速滴下した。
混合物の滴下終了後1時間の後、キシレン10部および
tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト1部の混合物を30分で等速滴下した。−滴下終了後
2時間熟成の後、冷却しアクリル樹脂(A)を得た。
製造例3 攪はん機、温度計、還流冷却器、N2ガス導入管及び滴
下ロートを備えた反応容器に、ツルペッツ100を90
部仕込み、N2ガスを導入しつつ120°Cに昇温した
後、メタクリル酸イソブチル1.88部、アクリル酸n
−ブチル2.59部、メタクリル酸メチル28.11部
、スチレン25. O0部、グリシジルメタクリレート
30.00部およびtert−ブチルパーオキシ−2−
エチルヘキサノエート5部の混合物を滴下ロートで等速
滴下した。
混合物の滴下終了後1時間の後、キシレン10部および
tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト1部の混合物を30分で等速滴下した。滴下終了後2
時間熟成の後、冷却しアクリル樹脂(B)を得た。
製造例4 攪はん機、温度計、還流冷却器、N2ガス導入管及び滴
下ロートを備えた反応容器に、ツルペッツ100を90
部仕込み、N2ガスを導入しっつ120°Cに昇温した
後、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル12.42部、
アクリル酸n−ブチル2゜59部、メタクリル酸メチル
23.11部、スチレン30. O0部、グリシジルメ
タクリレート30部およびtert−ブチルパーオキシ
−2−エチルヘキサノエート5部の混合物を滴下ロート
で等速滴下した。
混合物の滴下終了後1時間の後、キシレン10部および
tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト1部の混合物を30分で等速滴下した。滴下終了後2
時間熟成の後、冷却しアクリル樹脂(c)を得た。
シ1コン1七の人 製造例5 攬はん機、温度計、還流冷却器、N2ガス導入管及び滴
下ロートを備えた反応容器に、キシレン45部を仕込み
、N2ガスを導入しつつ130°Cに昇温した後、T−
メタクロイルオキシプロピルトリメトキシシラン50部
およびtert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート4部の混合物を滴下ロートより3時間で等速滴
下した。
混合物の滴下終了後30分保温の後、反応系内を90°
Cに冷却し、保温下でtert−ブチルパーオキシ−2
−エチルヘキサノエート1部およびキシレン5部の混合
物を滴下ロートより1時間で等速滴下した。
滴下終了後90°Cで2時間熟成の後、冷却しシリコン
樹脂溶液(A)を得た。
製造例6 攪はん機、温度計、還流冷却器、N2ガス導入管及び滴
下ロートを備えた反応容器に、キシレン45部を仕込み
、N2ガスを導入しつつ130℃に昇温した後、T−メ
タクロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラン50
部およびtertブチルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート4部の混合物を滴下ロートより3時間で等速滴
下した。
混合物の滴下終了後30分保温の後、反応系内を90°
Cに冷却し、保温下でtert−ブチルパーオキシ−2
−エチルヘキサノエート1部およびキシレン5部の混合
物を滴下ロートより1時間で等速滴下した。
滴下終了後90°Cで2時間熟成の後、冷却しシリコン
樹脂溶液(B)を得た。
製造例7 攪はん機、温度計、還流冷却器、N2ガス導入管及び滴
下ロートを備えた反応容器に、キシレン45部を仕込み
、N2ガスを導入しつつ130°Cに昇温した後、γ−
メタクロイルオキシプロピルジメチルメトキシシラン5
0部およびtert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘ
キサノエート4部の混合物を滴下ロートより3時間で等
速滴下した。
混合物の滴下終了後30分保温の後、反応系内を90″
Cに冷却し、保温下でtert−ブチルパーオキシ−2
−エチルヘキサノエート1部およびキシレン5部の混合
物を滴下ロートより1時間で等速滴下した。
滴下終了後90°Cで2時間熟成の後、冷却しシリコン
樹脂溶液(c)を得た。
製造例8 攪はん機、温度計、還流冷却器、N2ガス導入管及び滴
下ロートを備えた反応容器に、キシレン45部を仕込み
、N2ガスを導入しつつ130°Cに昇温した後、γ−
メタクロイルオキシプロピルトリエトキシシラン50部
およびtert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート4部の混合物を滴下ロートより3時間で等速滴
下した。
混合物の滴下終了後30分保温の後、反応系内を90℃
に冷却し、保温下でtert−ブチルパーオキシ−2−
エチルヘキサノエート1部およびキシレン5部の混合物
を滴下ロートより1時間で等速滴下した。
滴下終了後90°Cで2時間熟成の後、冷却しシリコン
樹脂溶液(D)を得た。
製造例9 撹はん機、温度計、還流冷却器、N2ガス導入管及び滴
下ロートを備えた反応容器に、キシレン45部を仕込み
、N2ガスを導入しつつ130°Cに昇温した後、γ−
メタクロイルオキシプロピルトリエトキシシラン25部
、メタクリル酸メチル25部およびjert−ブチルパ
ーオキシ−2−エチルヘキサノエート4部の混合物を滴
下ロートより3時間で等速滴下した。
混合物の滴下終了後30分保温の後、反応系内を90°
Cに冷却し、保温下でtert−ブチルパーオキシ−2
−エチルヘキサノエート1部およびキシレン5部の混合
物を滴下ロートより1時間で等速滴下した。
滴下終了後90°Cで2時間熟成の後、冷却しシリコン
樹脂溶液(E)を得た。
製造例10 攬はん機、温度計、還流冷却器を備えた反応容器にポリ
エステル樹脂(A)を100部仕込み、100°Cに昇
温した後、ジブチル錫ジラウレート0.2部を加えKB
M−9007(信越化学■製:構造弐〇CN(cH2)
 3Si(QC)Ii) i)  10部を滴下ロート
より30分で等速滴下した。1時間熟成の後、冷却しシ
リコン樹脂溶液CF)を得た。得られた樹脂溶液のIR
スペクトクルにおける1720cm〜1のNGO基に起
因する吸収は消失していた。
製造例11 攪はん機、温度計、還流冷却器を備えた反応容器にビラ
フェノールAジグリシジルエーテル100部仕込み、1
50°Cに昇温した後T−アミノプロピルトリメトキシ
シラン100部を滴下ロートより1時間で等速滴下した
。1時間熟成の後、冷却しシリコン樹脂溶液(G)を得
た。
■、カチオン重合硬化系 実施例1 アクリル樹脂C90部及びERL−4206CUCC社
製脂環式エポキシ化合物)10部に対して2.3ジメチ
ルベンジルN、Nジメチルアニリニウムヘキサフルオロ
アンチモネート0.5部を加え、ブリキ板上に塗布して
120 ’Cで焼付けし硬化塗膜9を得た。その硬化反
応性、硬化膜の着色および混合液の貯蔵安定性試験を表
1に示す条件で行い、表1に示す結果を得た。
実施例2 アクリル樹脂C70部及びERL−4206(UCC社
製脂環式エポキシ化合物)30部に対してp−クロロベ
ンジルN、N−ジメチルアニリニウムヘキサフルオロア
ンチモネート0.5部を加え、ブリキ板上に塗布し12
0°Cで焼付けし硬化塗膜lOを得た。その硬化反応性
、硬化膜の着色および混合液の貯蔵安定性試験を表1に
示す条件で行い、表1に示す結果を得た。
比較例1 アクリル樹脂C90部及びERL−4206(UCC社
製脂環式エポキシ化合物)10部に対して23ジメチル
ベンジル4−シアノビリジニウムヘキサフルオロアンチ
モネート0.5部を加え、ブリキ板上に塗布し120°
Cで焼付けし硬化塗膜9を得た。その硬化反応性、硬化
膜の着色および混合液の貯蔵安定性試験を表1に示す条
件で行い、表1に示す結果を得た。
比較例2 アクリル樹脂C70部及びERL、−4206(UCC
社製脂環式エポキシ化合物)30部に対してP−クロロ
ベンジル4−シアノビリジニウムヘキサフルオロアンチ
モネート0.5部を加え、ブリキ板上に塗布し120″
Cで焼付けし硬化塗膜10を得た。その硬化反応性、硬
化膜の着色および混合液の貯蔵安定性試験を表1に示す
条件で行い、表1に示す結果を得た。
表1 混合液および硬化塗膜の特性 実施例   比較例 硬化反応性1) ◎ ○   ○ ○ 貯蔵安定性2) ○ ◎   ○ ◎ 着色 3)○O×× 1)MEKラビングテスト(往復100回)後の塗膜外
観 ◎:塗膜異常無し、  ○:若干塗膜溶解。
Δ:塗膜白濁、×:塗膜溶解 2)40°C密閉系での粘度変化(2週間)◎:増粘無
し、    ○:わずかに増粘。
Δ:増帖、       ×:2週間後ゲル化3)目視
判定−〇・・・着色無し、  × 着色有り実施例3 アクリル樹脂B 固形分90部に対してN−ベンジル−
N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフルオロアンチ
モネート0.1部を加え混合し、ブリキ板に塗布し12
0 ’Cで焼付けし硬化塗膜を得た。その硬化反応性、
硬化膜の着色、および混合液の貯蔵安定性試験を表2に
示す条件で行ない、表2に示す結果を得た。
実施例4 アクリル樹脂B 固形分90部に対してN−(p−クロ
ロベンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサ
フルオロアンチモネート2部を加え混合し、ブリキ板に
塗布しl 20 ’Cで焼付けし硬化塗膜を得た。その
硬化反応性、硬化膜の着色、および混合液の貯蔵安定性
試験を表2に示す条件で行ない、表2に示す結果を得た
実施例5 アクリル樹脂B 固形分90部に対してN−(P−メチ
ルベンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサ
フルオロアンチモネート0,07部を加え混合し、ブリ
キ板に塗布し120°Cで焼付けし硬化塗膜を得た。そ
の硬化反応性、硬化膜の着色、および混合液の貯蔵安定
性試験を表2に示す条件で行ない、表2に示す結果を得
た。
実施例6 アクリル樹脂B 固形分90部に対してN−(0−メチ
ルベンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサ
フルオロアンチモネート0.5部を加え混合し、ブリキ
板に塗布し120 ’Cで焼付けし硬化塗膜を得た。そ
の硬化反応性、硬化膜の着色、および混合液の貯蔵安定
性試験を表2に示す条件で行ない、表2に示す結果を得
た。
実施例7 アクリル樹脂C固形分90部に対してN−ベンジル−N
、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフルオロアンチモ
ネー)1部を加え混合し、ブリキ板に塗布し120°C
で焼付けし硬化塗膜を得た。
その硬化反応性、硬化膜の着色、および混合液の貯蔵安
定性試験を表2に示す条件で行ない、表2に示す結果を
得た。
実施例8 アクリル樹脂C固形分90部に対してN−(p−クロロ
ベンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフ
ルオロアンチモネート0.05部を加え混合し、ブリキ
板に塗布し120°Cで焼付けし硬化塗膜を得た。その
硬化反応性、硬化膜の着色、および混合液の貯蔵安定性
試験を表2に示す条件で行ない、表2に示す結果を得た
実施例9 アクリル樹脂C固形分90部に対してN−(p−メチル
ベンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフ
ルオロアンチモネート4部を加え混合し、ブリキ板に塗
布し120°Cで焼付けし硬化塗膜を得た。その硬化反
応性、硬化膜の着色、および混合液の貯蔵安定性試験を
表2に示す条件で行ない、表2に示す結果を得た。
実施例10 アクリル樹脂C固形分90部に対してN−(0−メチル
ベンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフ
ルオロアンチモネート0.3部を加え混合し、ブリキ板
に塗布し120°Cで焼付けし硬化塗膜を得た。その硬
化反応性、硬化膜の着色・および混合液の貯蔵安定性試
験を表2に示す条件で行ない、表2に示す結果を得た。
比較例3 アクリル樹脂B 固形分100部に対して1−(p−メ
チルベンジル)−4−シアノピリジニウム−ヘキサフル
オロアンチ上ネート2部を加え混合し、ブリキ板に塗布
し120°Cで焼付けし硬化塗膜を得た。その硬化反応
性、硬化膜の着色、および混合液の貯蔵安定性試験を表
2に示す条件で行ない、表2に示す結果を得た。
比較例4 アクリル樹脂B 固形分90部に対して1−ヘンシル−
4−シアノピリジニウムーヘキサフルオロアンチモネー
ト0.2部を加え混合し、ブリキ板に塗布し120°C
で焼付けし硬化塗膜を得た。その硬化反応性、硬化膜の
着色、および混合液の貯蔵安定性試験を表2に示す条件
で行ない、表2に示す結果を得た。
表2.混合液および硬化塗膜の特性 硬化反応性1)○ 着色 無 貯蔵安定性2)◎ 000 ◎ ◎ ◎ ◎ 缶  缶  缶  飢  龍  缶  脩◎ ○ ◎ 
○ ◎ ◎ ○ 1)MEKラビングテスト(往復100回)後の塗膜外
観 ◎:塗膜異常無し、  O:若干塗膜溶解。
Δ:塗膜白濁、×;塗膜溶解 2)40’C密閉系での粘度変化(2週間)◎:増粘無
し、     ○:わずかに増粘Δ:増粘、     
  ×:2週間後ゲル化実施例11 ERL−4206(UCC社製脂肪環式エポキシ樹脂)
100部に対してN−(2,3−ジメチルベンジル)−
N、N−ジメチルアニリニウムヘキサフルオロアンチモ
ネート0.5部を加え、ブリキ板上に塗布し120°C
で焼付けし硬化塗膜を得た。その硬化反応性、硬化膜の
着色および混合液の貯蔵安定性試験を表3に示す条件で
行ない、表3に示す結果を得た。
実施例12 エピコート1001(シェル化学社製エポキシ樹脂)1
00部に対してN−(p−メチルベンジル)−N、N−
ジメチルアニリニウムーヘキサフルオロアンチモネート
0.06部を加え、ブリキ板上に塗布し120°Cで焼
付けし硬化塗膜を得た。
その硬化反応性、硬化膜の着色および混合液の貯蔵安定
性試験を表3に示す条件で行ない、表3に示す結果を得
た。
比較例5 ERL−4206(UCC社製脂肪環式エポキシ樹脂)
100部に対してN−(2,3−ジメチルベンジル)−
2−シアノビリジニウムーヘキサフルオロアンチモネー
ト0.5部を加え、ブリキ板上に塗布し120°Cで焼
付けし硬化塗膜を得た。
その硬化反応性、硬化膜の着色および混合液の貯蔵安定
性試験を表3に示す条件で行ない、表3に示す結果を得
た。
比較例6 エビコー)1001  (シェル化学社製エポキシ樹脂
)100部に対してN−(2,3−ジメチルベンジル)
−2−シアノピリジニウムーヘキサフルオロアンチモネ
ート0.06部を加え、ブリキ板上に塗布し120°C
で焼付けし硬化塗膜を得た。
その硬化反応性、硬化膜の着色および混合液の貯蔵安定
性試験を表3に示す条件で行ない、表3に示す結果を得
た。
(以下余白) 表3.混合液および硬化塗膜の特性 実施例  比較例 硬化反応性!〉 ◎ ○  ○ O 着色  無熱 有有 貯蔵安定性2ゝ O◎  O◎ 1)MEKラビングテスト(往復100回)後の塗膜外
観 ◎:塗膜異常無し、  ○:若干塗膜溶解。
Δ:塗膜白濁、×:塗膜溶解 2)40℃密閉系での粘度変化(2週間)◎:増粘無し
、    ○:わずかに増粘。
Δ:増粘、      ×:2週間後ゲル化■、ポリオ
ールを含むカチオン重合硬化系実施例I3 アクリル樹脂B100部に対しN−(p−t−ブチルベ
ンジル)−N、N−ジメチルアンモニウムーヘキサフル
オロアンチモネート0.5部及びプラクセル308(ダ
イセル社製3官能ポリカプロラクトンポリオール、分子
1860)2.95部を加え、ブリキ板上に流し塗り塗
布した。この塗り板を130°Cで30分焼き付けた後
、その硬化反応性、硬化膜の着色および混合液の粘度及
び貯蔵安定性試験を表4に示す条件で行ない、表4に示
す結果を得た。
実施例14 アクリル樹脂B100部に対しN−(p−メチルベンジ
ル)−N、N−ジメチルアンモニウムーヘキサフルオロ
アンチモネート0.5部及び1.6−ヘキサンジオール
5部を加え、ブリキ板上に流し塗り塗布した。この塗り
板を130°Cで30分焼き付けた後、その硬化反応性
、硬化膜の着色および混合液の粘度及び貯蔵安定性試験
を表4に示す条件で行ない、表4に示す結果を得た。
実施例15 アクリル樹脂B100部に対しN−ベンジル−N、N−
ジメチルアニリニウムーヘキサフルオロアンチモネート
0.5部及びポリエーテルポリオール(3官能2分子量
800)5部を加え、ブリキ板上に流し塗り塗布した。
この塗り板を130°Cで30分焼き付けた後、その硬
化反応性、硬化膜の着色および混合液の粘度及び貯蔵安
定性試験を表4に示す条件で行ない、表4に示す結果を
得た。
比較例7 アクリル樹脂B100部に対しN−(p−1−ブチルベ
ンジル)−4−シアノビリジニウムーヘキサフルオロア
ンチモネート0.5部を加え、ブリキ板上に流し塗り塗
布した。この塗り板を130°Cで30分焼き付けた後
、その硬化反応性、硬化膜の着色および混合液の粘度及
び貯蔵安定性試験を表4に示す条件で行ない、表4に示
す結果を得た。
比較例8 アクリル樹脂B100部に対しN−(p−t−ブチルベ
ンジル)−4−シアノピリジニウムーヘキサフルオロア
ンチモネート0.5部及びプラクセル3082.95部
を加え、ブリキ板上に流し塗り塗布した。この塗り板を
130°Cで30分焼き付けた後、その硬化反応性、硬
化膜の着色および混合液の粘度及び貯蔵安定性試験を表
4に示す条件で行ない、表4に示す結果を得た。
表4.混合液および硬化塗膜の特性 硬化反応性1) ◎ ◎ OO○ 着色  無熱無 有有 貯蔵安定性”>  o  o  ◎  ◎ O粘 度”
)   L−MJ  K   S  Ml)MEKラビ
ングテスト(往復100回)後の塗膜外観 ◎:塗膜異常無し、  O:若干塗膜溶解。
Δ:塗膜白濁、×:塗膜溶解 2)40℃密閉系での粘度変化(2週間)◎:増粘無し
、    O:わずかに増粘。
Δ:増粘、       ×:2週間後ゲル化3)ガー
ドナー気泡粘度計で測定(25°C)(以下余白) ■、メラミン樹脂硬化系 実施例16 プラクセル308(ダイセル社製3官能ポリカプロラク
トンポリオール、分子量860)70部に対してサイメ
ル303(三井東圧社製メラミン樹脂)30部及びN−
(4−メチルベンジル)−N、N−ジメチルアニリニウ
ムーヘキサフルオロアンチモネート2部を加え混合し、
ブリキ板に塗布し140″Cで焼付けし硬化塗膜を得た
。その硬化反応性および混合液の貯蔵安定性試験を表5
に示す条件で行い、表5に示す結果を得た。
実施例17 プラクセル308(ダイセル社製3官能ポリカプロラク
トンポリオール、分子量860)70部に対してサイメ
ル303(三井東圧社製メラミン樹脂)30部及びN−
(4−クロロベンジル)−NN−ジメチルアニリニウム
ーヘキサフルオロアンチモネ゛−ト4部を加え混合し、
ブリキ板に塗布し140 ’Cで焼付けし硬化塗膜を得
た。以下実施例16と同様に検討を行った。
実施例18 プラクセル308(ダイセル社製3官能ポリカプロラク
トンポリオール、分子量860)50部ニ対シてサイメ
ル3o3(三井東圧社製メラミン樹脂)50部及びN−
(2,4−ジクロロベンジル−N、N−ジメチルアニリ
ニウムーへキサフルオロフォスフェート1部を加え混合
し、ブリキ板に塗布し140°Cで焼付けし硬化塗膜を
得た。以下実施例16と同様に検討を行った。
実施例19 ポリエステル樹脂A 固形分9oに対しサイメル303
(三井東圧社製メラミン樹脂)10部及びN−(2−メ
チルベンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーへキ
サフルオロフォスフェート0、1部を加え混合し、ブリ
キ板に塗布し140″Cで焼付けし硬化塗膜を得た。以
下実施例16と同様に検討を行った。
実施例20 ポリエステル樹脂A 固形分60に対しニーパン203
E(三井東圧社製メラミン樹脂)を樹脂固形分として4
0部及びN−(2,4−ジメチルベンジル)−N、N−
ジメチルアユリニウム−テトラフルオロボレート2部を
加え混合し、ブリキ板に塗布し140℃で焼付けし硬化
塗膜を得た。
以下実施例16と同様に検討を行った。
実施例21 ポリエステル樹脂A 固形分70に対しニーパン20S
E(三井東圧社製メラミン樹脂)を樹脂固形分として3
0部及びN−(4−メトキシベンジル)−N、N−ジメ
チルアニリニウムーテトラフルオロボレート7部を加え
混合し、ブリキ板に塗布し1 ’40 ’Cで焼付けし
硬化塗膜を得た。以下実施例16と同様に検討を行った
実施例22 アクリル樹脂A 固形分90に対しサイメル303(三
井東圧社製メラミン樹脂)10部及びN−ベンジル−N
、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフルオロアンチモ
ネート2部を加え混合し、ブリキ板に塗布し140°C
で焼付けし硬化塗膜を得た。以下実施例16と同様に検
討を行った。
実施例23 アクリル樹脂A 固形分60に対しニーパン20SE(
三井東圧社製メラミン樹脂)を樹脂固形分として40部
及びN−(2−クロロベンジル)N、N−ジメチルアニ
リニウムーへキサフルオロフォスフェート2部を加え混
合し、ブリキ板に塗布し140°Cで焼付けし硬化塗膜
を得た。以下実施例16と同様に検討を行った。
実施例24 アクリル樹脂A 固形分7oに対しニーパン20SE(
三井東圧社製メラミン樹脂)を樹脂固形分として30部
及びN−(4−メトキシベンジル)−N、  N−ジメ
チルアニリニウムーヘキサフルオロアンチモネート0.
5部を加え混合し、ブリキ板に塗布し140″Cで焼付
けし硬化塗膜を得た。以下実施例16と同様に検討を行
った。
比較例9 プラクセル308(ダイセル社製3官能ポリカプロラク
トンポリオール、分子ff1860)70部に対してサ
イメル303(三井東圧社製メラミン樹脂)30部及び
N−1ベンジル)−4−シアノビリジニウムヘキサフル
オロアンチ上ネート2部を加え混合し、ブリキ板に塗布
し140″Cで焼付けし硬化塗膜を得た。その硬化反応
性および混合液の貯蔵安定性試験を表5に示す条件で行
い、表5に示す結果を得た。
比較例10 ポリエステル樹脂A 固形分90に対しサイメル303
(三井東圧社製メラミン樹脂)10部及びN−(p−ク
ロロベンジル)−4−シアノピリジニウムへキサフルオ
ロフォスフェート2部を加え混合し、ブリキ板に塗布し
140°Cで焼付けし硬化塗膜を得た。以下実施例16
と同様に検討を行った。
比較例11 アクリル樹脂A 固形分60に対しニーパン20SE(
三井東圧社製メラミン樹脂)を樹脂固形分として40部
及びN−(4−メトキシベンジル)−4−シアノピリジ
ニウムテトラフルオロボレート2部を加え混合し、ブリ
キ板に塗布し140 ’Cで焼付けし硬化塗膜を得た。
以下実施例16と同様に検討を行った。
(以下余白) 表5.混合液および硬化塗膜の特性 硬化反応性1) ◎ ○ ○ O◎ ○ ◎ ○ O貯
蔵安定性2′O◎ ◎ ◎ O◎ ◎ ◎ O着色  
懐條!IE慨鉦慨條慨慨 硬化反応性lゝ O◎ ◎ 貯蔵安定性2) ○ 00 着色  有有有 1)MEKラビングテスト(往復100回)後の塗膜外
観 ◎:塗膜異常無し、 O:若干塗lI!溶解。
Δ:塗膜白濁、×:塗膜溶解 2)40℃密閉系での粘度変化(2週間)◎:増粘無し
、   ○:わずかに増粘。
Δ:増粘、     ×:2週間後ゲル化■、アルコキ
シシリル基自己縮合および共縮合系実施例25 アクリル樹脂(A)を100部、シリコン樹脂(A)を
30.7部、メタノール5部およびN−ベンジル−N、
N−ジメチルアニリニウムーヘキサフルオロアンチモネ
ートを2.62部混合し、その混合液を鋼板上に均一に
塗布して2時間セツティングした後、140°Cで30
分間焼付けし、硬化塗膜を得た。その塗膜の硬化反応お
よび混合液の貯蔵安定性試験を表6に示す条件で行い、
表6に示す結果を得た。
実施例26 アクリル樹脂(A)を100部、シリコン樹脂(Blを
28.9部、メタノール5部およびN−(2−クロロベ
ンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフル
オロアンチモネートを2.58部混合し、その混合液を
鋼板上に均一に塗布して2時間セツティングした後、1
40″Cで30分間焼付けし、硬化塗膜を得た。以下実
施例25と同様に検討を行った。
実施例27 アクリル樹脂(A)を100部、シリコン樹脂(c)を
26.9部、メタノール5部およびN−(2,4−ジク
ロロベンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキ
サフルオロアンチモネートを2.54部混合し、その混
合液を鋼板上に均一に塗布して2時間セツティングした
後、140℃で30分間焼付けし、硬化塗膜を得た。以
下実施例25と同様に検討を行った。
実施例28 アクリル樹脂(A)を100部、シリコン樹脂(D)を
36.2部、メタノール5部およびN−(2−メチルベ
ンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフル
オロアンチモネートF2.72部混合し、その混合液を
鋼板上に均一に塗布して2時間セツティングした後、1
40°Cで30分間焼付けし、硬化塗膜を得た。以下実
施例25と同様に検討を行った。
実施例29 アクリル樹脂(A)を100部、シリコン樹脂(E)を
43.4部、メタノール5部およびN−(4−ニトロベ
ンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフル
オロアンチモネートを2.87部混合し、その混合液を
鋼板上に均一に塗布して2時間セツティングした後、1
40°Cで30分間焼付けし、硬化塗膜を得た。以下実
施例25と同様に検討を行った。
実施例30 ポリエステル樹脂(A)を100部、シリコン樹脂(F
)を30部、メタノール5部およびN−(2−メチルベ
ンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーヘキサフル
オロフオスフエートを2.87部混合し、その混合液を
鋼板上に均一に塗布して2時間セツティングした後、1
40 ’Cで30分間焼付けし、硬化塗膜を得た。以下
実施例25と同様に検討を行った。
実施例3I ポリエステル樹脂(A)を100部、シリコン樹脂CG
)を18部、メタノール5部およびN(4−メトキシベ
ンジル)−N、N−ジメチルアニリニウムーへキサフル
オロフォスフェートを2.87部混合し、その混合液を
鋼板上に均一に塗布して2時間セツティングした後、1
40 ”Cで30分間焼付けし、硬化塗膜を得た。以下
実施例25と同様に検討を行った。
実施例32 シリコン樹脂(B)を100部、メタノール5部および
N−ベンジル−N−(2−)リル)−N。
N−ジメチルアンモニウムーヘキサフルオロアンチモネ
ートを2.58部混合し、その混合液を鋼板上に均一に
塗布し、2時間セツティングした後、140°cr3o
分間焼付けし、硬化膜を得た。以下実施例25と同様に
検討を行った。
比較例12 アクリル樹脂(A)を100部、シリコン樹脂(A)を
30,9部およびメタノール5部およびN−ベンジル−
4−シアノピリジニウム−へキサフルオロフォスフェー
トを2.62部混合し、その混合液を鋼板上に均一に塗
布し2時間セツティングした後、140℃で30分間焼
付けし、硬化塗膜を得た。以下実施例25と同様の検討
を行った。
比較例13 アクリル樹脂(A)を100部、シリコン樹脂(A)を
28.9部、N−(2−クロロベンジル)−4−シアノ
ピリジニウム−テトラフルオロボレー) 2.58部お
よびメタノール5部を混合し、その混合液を鋼板上に均
一に塗布し2時間セツティングした後、140°Cで3
0分間焼付けし、硬化塗膜を得た。以下実施例25と同
様の検討を行った。
(以下余白) 表6゜ 混合液および硬化塗膜の特性 硬化反応性1)◎ 貯蔵安定性り○ 着色 無 比較例 硬化反応性I) ○ ◎ 貯蔵安定性2) ○ O 着色  官有 1)MEKラビングテスト(往復100回)後の塗膜外
観 ◎:塗膜異常なし、○:若干塗膜溶解、Δ:塗膜白濁、
  ×:塗膜溶解 2)室温密閉系で粘度変化(2週間)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カチオン重合可能なモノマー、ポリマーまたはそ
    れらの混合物と、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、R_2、R_3は水素、ハロゲン、ア
    ルキル、アルコキシ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ
    、シアノ、アルコキシカルボニルまたはカルバモイルで
    あり、 R_4、R_5、R_6はアルキル、アルケニルまたは
    フェニル(アルキル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アル
    コキシ、アミノ、もしくはジアルキルアミノにより置換
    されていてもよい)であって、そのうち少なくとも一つ
    はフェニルまたは置換フェニルであり、 MはAs、Sb、BまたはPであり、 Xはハロゲンであり、 nはMがBである時は4であり、他の場合は6である。 〕のベンジルアンモニウム塩を含有することを特徴とす
    る熱硬化性樹脂組成物。
  2. (2)カチオン重合可能な官能基を有するモノマーもし
    くはポリマーまたはそれらの混合物と、カチオン重合開
    始剤とを含む熱硬化性組成物において、前記組成物はポ
    リオールをさらに含み、前記カチオン重合開始剤が 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、R_2、R_3は水素、ハロゲン、ア
    ルキル、アルコキシ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ
    、シアノ、アルコキシカルボニルまたはカルバモイルで
    あり、 R_4、R_5、R_6はアルキル、アルケニルまたは
    フェニル(アルキル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アル
    コキシ、アミノ、もしくはジアルキルアミノにより置換
    されていてもよい)であって、そのうち少なくとも一つ
    はフェニルまたは置換フェニルであり、 MはAs、Sb、BまたはPであり、 Xはハロゲンであり、 nはMがBである時は4であり、他の場合は6である。 〕のベンジルアンモニウム塩であることを特徴とする熱
    硬化性組成物。
  3. (3)(a)水酸基を含有するフィルム形成性樹脂と、
    (b)前記水酸基含有樹脂に対して固形分重量比で50
    /50〜95/5である量のメラミン樹脂と、(c)固
    形分重量比で前記水酸基含有樹脂およびメラミン樹脂の
    合計量の0.01ないし10重量%の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、R_2、R_3は水素、ハロゲン、ア
    ルキル、アルコキシ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ
    、シアノ、アルコキシカルボニルまたはカルバモイルで
    あり、 R_4、R_5、R_6はアルキル、アルケニルまたは
    フェニル(アルキル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アル
    コキシ、アミノ、もしくはジアルキルアミノにより置換
    されていてもよい)であって、そのうち少なくとも一つ
    はフェニルまたは置換フェニルであり、 MはAs、Sb、BまたはPであり、 Xはハロゲンであり、 nはMがBである時は4であり、他の場合は6である。 〕のベンジルアンモニウム塩を含むことを特徴とする熱
    硬化性樹脂組成物。
  4. (4)(a)アルコキシシリル結合を含有するシリコン
    樹脂と、 (b)固形分量比で前記シリコン樹脂の0.01ないし
    10重量%の式 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、R_2、R_3は水素、ハロゲン、ア
    ルキル、アルコキシ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ
    、シアノ、アルコキシカルボニルまたはカルバモイルで
    あり、 R_4、R_5、R_6はアルキル、アルケニルまたは
    フェニル(アルキル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アル
    コキシ、アミノ、もしくはジアルキルアミノにより置換
    されていてもよい)であって、そのうち少なくとも一つ
    はフェニルまたは置換フェニルであり、 MはAs、Sb、BまたはPであり、 Xはハロゲンであり、 nはMがBである時は4であり、他の場合は6である。 〕のベンジルアンモニウム塩とを含むことを特徴とする
    熱硬化性樹脂組成物。
  5. (5)(a)アルコキシシリル結合を含有するシリコン
    樹脂と、 (b)前記シリコン樹脂のアルコキシシリル結合1個あ
    たり水酸基の数が0.1〜10個となるような量の水酸
    基を含有する樹脂と、 (c)固形分量比で前記シリコン樹脂および前記水酸基
    含有樹脂の合計量の0.01ないし10重量%の 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、R_2、R_3は水素、ハロゲン、ア
    ルキル、アルコキシ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ
    、シアノ、アルコキシカルボニルまたはカルバモイルで
    あり、 R_4、R_5、R_6はアルキル、アルケニルまたは
    フェニル(アルキル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アル
    コキシ、アミノ、もしくはジアルキルアミノにより置換
    されていてもよい)であって、そのうち少なくとも一つ
    はフェニルまたは置換フェニルであり、 MはAs、Sb、BまたはPであり、 Xはハロゲンであり、 nはMがBである時は4であり、他の場合は6である。 〕のベンジルアンモニウム塩とを含むことを特徴とする
    熱硬化性樹脂組成物。
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US07/356,903 US5070161A (en) 1988-05-27 1989-05-25 Heat-latent, cationic polymerization initiator and resin compositions containing same
CA000600832A CA1329607C (en) 1988-05-27 1989-05-26 Heat-latent, cationic polymerization initiator and resin compositions containing the same
DE68921243T DE68921243T2 (de) 1988-05-27 1989-05-29 Wärmelatenter, kationischer Polymerisationsinitiator und diesen enthaltende Harzzusammensetzungen.
EP89109665A EP0343690B1 (en) 1988-05-27 1989-05-29 Heat-latent, cationic polymerization initiator and resin compositions containing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020526760A (ja) * 2017-07-11 2020-08-31 イントレイ リミテッド 時間温度インジケータラベル

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