JPH02283737A - 乗物用の座席シート - Google Patents

乗物用の座席シート

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JPH02283737A
JPH02283737A JP1104321A JP10432189A JPH02283737A JP H02283737 A JPH02283737 A JP H02283737A JP 1104321 A JP1104321 A JP 1104321A JP 10432189 A JP10432189 A JP 10432189A JP H02283737 A JPH02283737 A JP H02283737A
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浩司 須田
Shigeo Fujii
茂夫 藤井
Masahiko Masuda
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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/30Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium with solid or semi-solid material, e.g. pasty masses, as damping medium

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) 〈産業上の利用分野〉 本発明は例えばスノーモービル、モーターポート、鉄道
車両、航空機、自動車、自動二輪車、自転車、遊技場座
席などの座席シート等に関するものであって、特に下面
からの突き上げ衝撃を受けるような座席シート用に適し
た素材並びにこれを用いた座席シートにかかるものであ
る。
〈発明の背景〉 一般に車両その他の輸送機器、あるいはi】場、遊技場
等の座席シートは、乗員、乗客等にとって快適な座り心
地を与えるべく種々の工夫がなされている。ところで例
えば輸送用機器にあっても、スノーモービル、モーター
ボート、自動二輪車等は走航路自体の凹凸が・激しく、
座席シートに求められる性能、機能は多様なものがある
。即ちスノーモービルや自動二輪車、中でも非舗装路を
走行するのに適した自動二輪車等は下面からの突き上げ
が極めて激しい一方、走行時にライダーが腰を始めとし
て身体全体を使って、例えば着座位置を変化させるなど
して安定した走行を常に試みている。このため例えば耐
1fi撃吸収の点だけで言えば、座席シートの素材たる
発泡樹脂、合成ゴム、発泡合成ゴム等の厚さを充分なも
のとして衝撃吸収を行えばよいのであるが、例えば自動
二輪車のようにコーナリング時において車体を大きく傾
けながら走行し、且つその間にも種々の衝撃を路面から
受けるようなモトクロス走行等の場合には座席シート自
体もいわゆるクツシラン機能とともに、ある程度充分な
剛性が求められて、車体を押さえ込むことのできるライ
ディングフオームがとり易い゛ような設計がなされてい
る。また自動二輪車で障害物が設けられているセクショ
ンを足を着くことなく通過するトライアル競技にあって
は、セクション通過中はライダーは腰を浮かせてバラン
スどりを行うから、シートは殆ど不要なものであるが、
セクション間の移動や市街地走行のことを考慮するとト
ライアル用の自動二輪車とはいえ、シートにも相応のク
ツション性能が求められる。このように機種によっては
座席シートも多様で且つ複合的な性能要求が存在するも
のであり、従来このような要求に対応するにはせいぜい
硬さの異なった発泡樹脂等を組み合わせるなどの手段で
対応しているに過ぎず、それ以上の積極的な工夫はなさ
れていない、更にこのような特殊な用途の座席シート以
外、例えばほぼ静止状態に座ることの多い劇場あるいは
鉄道車両等の座席シートにあっても身体を支える位置に
よつて負荷は自ずと異なり、その荷重分布に応じて本来
は座席シート用素材そのものを部分的に緩衝性能ないし
は緩衝機能が異なるようにすることが理想的であるが、
この場合にも部分的に異なる材料を通用するなどして対
策がとられているに過ぎず、それ以上の工夫はされてい
ない。
(開発を試みた技術的事項〉 本発明はこのような背景に鑑みなされたものであって、
優れた緩衝機能とともに操縦性をも損なうことのない新
規な座席シート用素材並びにこれを用いた座席シートの
開発を試みたものである。
(発明の構成) (目的達成の手段〉 即ち本出願に係る第一の発明たる座席シート用素材は、
一種または二種以上の発泡樹脂材料が組み合わされて成
る発泡樹脂基材に対しシリコーンゲルを含ませて成る吸
振強化域を設けたことを特徴として成るものである。
また本出願に係る第二の発明たる座席シートは、一種ま
たは二種以上の発泡樹脂材料が組み合わされて成る発泡
樹脂基材に対しシリコーンゲルを含ませて成る吸振強化
域を設けて成る座席シート用素材を着座部に通用したこ
とを特徴として成るものである。
これら発明により前記目的を達成使用とするものである
(発明の作用〉 本発明たる座席シート用素材は発泡樹脂基材内にシリコ
ーンゲルを含浸状態に組み合わせて成る吸振強化域を設
けたものであり、吸振強化域が優れた吸振作用を行うと
ともに、発泡樹脂基材そのものの吸振作用をも伴って、
複合的な優れた吸振緩衝作用を奏するものである。
更にまたこのような素材を用いた座席シートにあっては
、特に下面からの突き上げ衝撃の激しいスノーモービル
、非舗装路走行用自動二輪車等、最も要求される性能が
厳しいものに通用する場合であっても優れた衝撃吸収作
用と、更に乗車時の優れたtjHI性を提供する。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
。符号1は本発明たる座席シート用素材1であって、例
えば第1図(a)(b)に示すようにこの座席シート用
素材1を利用した座席シートSはスノーモービルMある
いはトライアル競技用の自動二輪車MC等に利用する。
この座席シート用素材lは発泡樹脂基材Bの内部に未硬
化のゲル原液gを含浸させ、その後ゲル化させて成る吸
振強化域2を有するものであり、この吸振強化域2を囲
む原質域3は発泡樹脂基材B本来の発泡層としての性状
をそのまま維持するように構成されている。座席シート
用素材1の構成基材たる発泡樹脂基材Bは一例としてウ
レタンフオーム、ゴム、スポンジ等を用いている。そし
て吸振強化域2を形成するにあたり使用されるシリコー
ンゲルGは、例えば針入度50〜200程度のものが望
ましく、更に物質の安定性やそのダンピング特性からし
てシリコーンゲル、例えば商品名トーレシリコーンCF
3027(トーレシリコーン株式会社製造)やKE−1
051(信越化学株式会社製造)や更にはこれらを微細
粉粒の煙霧状シリカで強化したもの等を用いる。また特
開昭61−268756号公報に開示されているような
シリコーンゲルに微小中空球体、例えば商品名フィライ
ト (日本フィライト株式会社製造)やエクスパンセル
(日本フィライト株式会社販売)等を混合して成る複合
されたシリコーンゲルを用いることもできる。そしてこ
のようにして構成される座席シート用素材1は以下のよ
うな方法で種々の構成のものが製造される。
まず第2図に示すものは本発明の最も基本的な実施例で
あり、発泡樹脂基材Bに対しその内部の一点に集中して
ゲル原液gを注入し、そのまま硬化させ、ゲル化させる
ようにしたものである。尚ゲル原液gが硬化した状態、
即ちゲル化し、シリコーンゲルGとなったものが注入で
きる場合にはこれを注入することもできる。そして前記
シリコーンゲルGの針入度はシリコーンゲルGの硬化具
合に応じ設定されるものであり、適宜選択できる。これ
を応用した座席シ・−トSを構成するには、例えば充分
な剛性を有する合成樹脂板から成るシートベースSll
に対し、座席シート用素材lを適宜の形状に成形し、そ
れらを合成讐射脂レザー等から成る表装体Scによって
表装して構成する。この第2図(a)に示すような座席
シート用素材1によって座席シートSを構成した場合に
は、その緩衝作用を担う座席シート用素材1内に何カ所
か、はぼ球状の吸振強化域2が形成される。また第3図
に示すものは第2図と同様の手法でゲル原液gを注入し
た後、硬化前において機械的に応力をかけ、圧縮し、そ
の後圧力を解除し、ゲル原液gが分散された状態で硬化
させるようにしたものである。これを応用した座席シー
トSは直接緩衝作用を担う座席シート用素材1における
吸振強化域2が比較的分散したような状態で構成される
更に第4図に示すものは第3図に示す実施例と同一の技
術思想より成るものであり、機械的応力の作用方向を圧
縮方向から捩じり方向に置換させたものである。これを
応用した座席シートSはシリコーンゲルGが不定形に分
散した状態となって、座席シートSの緩衝作用を担う座
席シート用素材l内に吸振強化域2を分散した状態で形
成される。そして第5図に示すものは第3.4図に示す
実施例において外部応力として機械的応力を用いたのに
対し、密封室内の空気の圧力を可変するようにしたもの
である。具体的にはゲル原液g注人後の発泡樹脂基材B
を減圧室5内に入れてその後、減圧室5内の気圧を下げ
、ゲル原液gが分散したところで発泡樹脂基材Bを取り
出し、ゲル原液gを硬化させ、ゲル化させることにより
吸振強化域2を形成するようにしたものである。このよ
うな座席シート用素材lを応用した座席シートSは、第
5図(d)に示すようにシリコーンゲルGを一部粒状に
分離したように形成された状態となる。また前記各実施
例においては発泡樹脂基材B内部の一点に集中してゲル
原液gを注入する場合を取り扱っているが、発泡樹脂基
材Bの内部の複数カ所にゲル原液gを注入することもで
きる。このような技術思想をとり入れたのが次に述べる
第6〜8図に示す実施例である。第6図に示すものは発
泡樹脂基材Bに対し多数のノズル状の注入針7が並設さ
れて成る注入体8を接近させ、注入針7が発泡樹脂基材
B内部の所定の位置まで至ったところでゲル原液gを一
滴あるいは数滴注入し、その後硬化させ、ゲル化後球状
になるようにしたものである。尚、図示の実施例では注
入体8における注入針7は長さの異なるものをマトリッ
クス配置したものを示す。これを応用した座席シートS
は内部の発泡樹脂基材B中に比較的粒径が小さいシリコ
ーンゲルGが多数分散した状態で形成される。また第7
図に示すものは第6図の実施例において、注入針7を発
泡手封脂基材B内部の所定の位置まで挿入したところで
ゲル環mgを連続的に注入するとともに、注入針7を徐
々に上方に引き上げ、吸振強化域2が多数の針棒状のシ
リコーンゲルGにより構成されるようにしたものである
。尚、第7図(b)に示すものはこの針棒状のシリコー
ンゲルGをX、Y、Z軸方向に三次元的に設け、吸振強
化域2を構成するようにしたものである。
これを応用した座席シートSは第7図(C)に示すよう
に吸振作用を担う発泡樹脂基材B中に細い針棒状のシリ
コーンゲルGがx、ySz軸方向に三次元的に万遍なく
設けられて吸振強化域2を形成する。このような技術思
想は後述する第8図に示す実施例にも通用できる。更に
X、Y、Z軸方向に加え、これらの軸と、更に方向を異
ならせた例えば斜行するような複数の軸上に針棒状のシ
リコーンゲルGを設けることも勿論できる。更に第8図
に示すものは、第7図に示す実施例においてゲル原液g
を連続的に注入せずに断続的に注入した実施例である。
このものを通用した座席シートSは同様に内部に点状あ
るいは幾分か長い針棒状の多数の吸振強化域2が形成さ
れたものとして構成される。またゲル原液gを注入して
成る前記各手法は発泡樹脂基材B全体の性状を改善する
目的で使用される場合のみならず、第9図に示すモトク
ロス競技用の自動二輪車MCの実施例のように発泡樹脂
基材Bの特定個所のみを性状改善する目的としても使用
できる0例えば衝撃、荷重等が集中的にかかる個所、あ
るいは構造上どうしても弱くなり、強度を増したいよう
な個所にゲル原液gを注入し、性状改善を図るようにす
ることもできる0例えばこの実施例のように路面衝撃の
激しい非舗装路等を高速走行する場合の操縦性を良好に
するために、燃料タンクTの上面まで座席シートSの先
端が覆うようなタイプのものの場合にはその部分の厚み
が比較的薄く、必ずしも充分な緩衝性能が得られていな
いから、この部分に集中的にゲル原液gを注入するよう
にしてもよい、また前記各実施例ではゲル原液gを注入
する前の発泡樹脂基材Bには何ら加工処理は施されてい
なかったが、例えば第10図(a)(b)(c)に示す
ように発泡樹脂基材Bに対してゲル原液gを注入するに
先立って、前加工として注入スリットlOを設けておき
、注入針7を挿入し、吸振強化域2を形成することもで
きる。この注入スリット10は前述した注入針7、ある
いは後述する注入シュート12が挿入できるのに必要な
最低限度の隙間Cがあればよく、好ましくは前記注入針
の外径d、あるいは注入シュートの厚さtより若干小さ
め(実際には発泡樹脂基材Bの復元性により隙間Cは肉
眼では確認できないくらいの微小なものである)に構成
するものであって、注入針7あるいは注入シェード12
が挿入されることにより、注入シュート12の隙間Cが
押し広げられるような状態となるように構成されるのが
望ましい、第10図(a)(i)に示すものは一例とし
て立方体状の発泡樹脂基材Bに対し、注入スリット10
を一方の面〈図中では上面〉から対向する面(図中では
底面)にかけてスリット空間が平板状となるように形成
したものである。そしてこのようにして形成された注入
スリットlOに対し、注入針7を挿入し、所定の位置に
至ったところでゲル原液gの注入を開始するとともに、
注入針7を左右に往復させながら上面に引き上げること
により、ジグザグ状のゲル軌跡から成る吸振強化域2が
形成できる。また第10図(b)に示すものは第10図
(a)(i)の実施例における注入スリット10の形状
をスリット空間が筒状になるように形成したものである
。このような注入スリット10に対し吸振強化域2を形
成するにあたり、所定の位置まで挿入した注入針7を注
入スリット10の壁面に沿って弧を描くようにして上方
に引き上げることにより螺旋状のゲル軌跡を有するよう
にすることもできる。更に第10図(C)に示すものは
第10図(a )(1)と同様な形状を有する注入スリ
ット10に対し、幅方向に比べ厚さtを小さくとったヘ
ラ状の注入シュート12を挿入し、注入スリット10に
おけるスリット空間のほぼ全面にゲル原液gが行きわた
るようにして吸振強化域2を形成したものである。これ
らを応用した座席シートSをそれぞれ対応させて図面に
示すと、第1019 (a)(ii>のように内部に上
下に向かってジグザグ伏のシリコーンゲルGによる吸振
強化域2が形成されたものや、第10図(b ) (i
i )のように吸振強化域2が螺旋状に内部で構成され
たもの、あるいは第10図(C)(ii)のように平板
状に構成されたもの等が通用される。尚、平板状に構成
した第10図(c)に示す実施例の場合には、吸振強化
域2に対してはいわゆる座屈応力としてこれが作用する
以上述べた実施例においては発泡樹脂基材B内に部分的
に吸振強化域2を形成したが、例えば第3図に示す実施
例等においてはゲル原液gの注入量、外部応力のかけ方
如何で発泡樹脂基材Bのほぼ全域が吸振強化域2となる
場合もある。尚、以上述べた実施例は発泡樹脂基材Bに
対して部分的に吸振強化域2が形成されるようにしたも
のであるが、第11図に示すように発泡樹脂基材Bの全
域にわたって吸振強化域2を形成したものを別途組み合
わせるように構成してもよい。
(発明の効果) 本発明は以上述べたように発泡樹脂基材Bの内部に吸振
強化域2が形成されているから、従来の発泡樹脂単体か
ら成る座席シート用素材1に比べ、はるかに耐衝撃性に
優れ、吸振性の高い座席シート用素材1を提供できる。
特に本発明にあっては緩衝性能ないしは吸振性能の要求
が厳しいスノーモービルやモトクロス競技、トライアル
競技用自動二輪車等の座席シート等を構成するのにより
通している。またこのようなスノーモービルやモトクロ
ス骸技用自動二輪車は晴雨、降雪等の天候に拘りなく競
技が行われ、また使用されるので、座席シート用素材1
それ自体がシリコーンゲルGを複合させることにより、
撥水性が生じてこの点で耐候性をも発揮する。更にシリ
コーンゲルGは温度依存性が低いものであるから、極寒
環境から高熱環境下でも吸振性能が変化せず、安定した
性能を発揮する。
更にまたシリコーンゲルGによる吸振強化域2の存在に
より、座席シートSに圧縮荷重がかかった場合、荷重の
増大に伴い変形率が累進的に小さくなるから、いわゆる
低づきを防止できる。
また吸振強化域2が発泡樹脂基材Bの内部に形成されて
いる場合は原質域3は従来の発泡樹脂単体のものと何ら
変わらないから、従来製品と同様の使用態様で使用でき
る。具体的には吸振強化域2を構成するシリコーンゲル
Gが座席シート用素材1の表層部には流出していないの
で、ベタ付くこともなく、種々の接着剤が塗布できる。
また完成品として成形処理した後の発泡樹脂基材Bに対
しても後加工として吸振強化域2を形成できるから、既
存の設備を利用でき、従来の成形機等と併用した形で使
用できる。更に吸振強化域2を形成するにあたり、注入
針7による注入という手法をとっている場合には、座席
シート用素材1の外観をさほど損なうこともない。また
注入スリット10を設けた実施例においても、その切口
は実際殆ど閉ざされていて特に目立つというほどのもの
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の座席シート用素材の使用状態を示す斜
視図、第2図は座席シート用素材の製造方法を示す斜視
図、第3図は同上化の製造方法を段階的に示す斜視図、
第4図は同上更に他の製造方法を段階的に示す斜視図、
第5図は同上空気の圧力変化を利用した製造方法を段階
的に示す説明図、第6図は同上多数の注入針を具えた注
入体を用いた製造方法を多段的に示す説明図、第7図は
同上化の製造方法を示す説明図、第8図は同上更に他の
製造方法を示す説明図、第9図は同上吸振強化域を部分
的に設けた実施例を示す側面図、第10図は同上発泡樹
脂基材に注入スリットを設けた場合の種々の製造方法を
示す斜視図、第11図は更に池の製造手法を示す斜視図
である。 1;座席シート用素材 2;吸振強化域 3;原質域 5;減圧室 7;注入針 8;注入体 lO;注入スリット 12;注入シュート B;発泡樹脂基材 C;隙間 d;注入針の外径 G;シリコーンゲル g;ゲル原液 M;スノーモービル MC;自動二輪車 S;座席シート S、;シートベース Sc;表装体 T;燃料タンク 【;注入シュートの厚さ (C7) (G) (b) 第4図 (C) (C7’)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一種または二種以上の発泡樹脂材料が組み合わさ
    れて成る発泡樹脂基材に対しシリコーンゲルを含ませて
    成る吸振強化域を設けたことを特徴とする座席シート用
    素材。
  2. (2)一種または二種以上の発泡樹脂材料が組み合わさ
    れて成る発泡樹脂基材に対しシリコーンゲルを含ませて
    成る吸振強化域を設けて成る座席シート用素材を着座部
    に通用したことを特徴とする座席シート。
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