JPH02220983A - 車両のシート - Google Patents
車両のシートInfo
- Publication number
- JPH02220983A JPH02220983A JP3979589A JP3979589A JPH02220983A JP H02220983 A JPH02220983 A JP H02220983A JP 3979589 A JP3979589 A JP 3979589A JP 3979589 A JP3979589 A JP 3979589A JP H02220983 A JPH02220983 A JP H02220983A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- urethane foam
- shock
- gel material
- absorb
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 33
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 21
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims abstract description 20
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims abstract description 16
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000499 gel Substances 0.000 description 13
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
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- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、車両のシートに関する。
(従来の技術)
例えば、゛自動二輪車のシートは、従来第3図に断面を
示すように、クッション材aとしての発泡ウレタンをP
VCブローによる外包材すで被包したものを、シートボ
トムCにリベットdSdで取付けられたリンフォースメ
ントeにより固定され、このシートボトムCがクッショ
ンゴムfS fを介して車体フレームのシートレールg
に設置される構造となっている。
示すように、クッション材aとしての発泡ウレタンをP
VCブローによる外包材すで被包したものを、シートボ
トムCにリベットdSdで取付けられたリンフォースメ
ントeにより固定され、このシートボトムCがクッショ
ンゴムfS fを介して車体フレームのシートレールg
に設置される構造となっている。
(発明が解決しようとする課題)
しかるに上記し従来のシートでは、第4図(A)のよう
にシートにライダーが跨座したときその体重により内部
の発泡ウレタン(クッション材a)が圧縮され、弾力性
を失ったり、あるいは路面からの衝撃を受けたとき急激
に圧縮して第4図(B)のようにリンフォースメントe
にまで到達しまうことが起る。このよようになると、発
泡ウレタンの硬度が大きくなったと同様な結果となって
クッション性が全く失われ、振動や衝撃の吸収性能が大
巾に減退して振動や衝撃がライダーに直につたわること
になり、乗心地がきわめで悪くなる。
にシートにライダーが跨座したときその体重により内部
の発泡ウレタン(クッション材a)が圧縮され、弾力性
を失ったり、あるいは路面からの衝撃を受けたとき急激
に圧縮して第4図(B)のようにリンフォースメントe
にまで到達しまうことが起る。このよようになると、発
泡ウレタンの硬度が大きくなったと同様な結果となって
クッション性が全く失われ、振動や衝撃の吸収性能が大
巾に減退して振動や衝撃がライダーに直につたわること
になり、乗心地がきわめで悪くなる。
さりとて発泡ウレタンの層を厚くして上記の問題点の解
消を図ると、シート圧が大きくなって外観上シートの薄
肉化ができず、車両の外観デザインを著しく損なうもの
となる。
消を図ると、シート圧が大きくなって外観上シートの薄
肉化ができず、車両の外観デザインを著しく損なうもの
となる。
本発明はこれに鑑み、シートの厚みを増すことなく振動
や衝撃の吸収性能を高めることができる車両のシートを
提供することを目的としてなされたものである。
や衝撃の吸収性能を高めることができる車両のシートを
提供することを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段)
上記従来技術の有する課題を解決するため、本発明は、
シートの外殻を構成する外包材内に装入される発泡ウレ
タン等のクッション材の下部にゲル材を注入し、このゲ
ル材とクッション材とで振動および衝撃を吸収するよう
にしたことを特徴とする。
シートの外殻を構成する外包材内に装入される発泡ウレ
タン等のクッション材の下部にゲル材を注入し、このゲ
ル材とクッション材とで振動および衝撃を吸収するよう
にしたことを特徴とする。
(作 用)
ライダーが乗車すると、硬度が小さい発砲ウレタン等の
クッション材により振動が吸収される。
クッション材により振動が吸収される。
路面の凹凸などにより、急激な衝撃が加わるようにシー
トに掛る荷重が大きくなった場合は、ゲル材がその衝撃
を吸収し、これらにより通常の振動から大きな衝撃まで
吸収し得てライダーへの伝達が防止される。
トに掛る荷重が大きくなった場合は、ゲル材がその衝撃
を吸収し、これらにより通常の振動から大きな衝撃まで
吸収し得てライダーへの伝達が防止される。
(実施例)
以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明する。
第1図は自動二輪車のフロントシート1に本発明を適用
した場合を示すもので、このフロントシート1は車体フ
レームのメインフレーム2から後方に延びるシートレー
ル3上に設置される。なお、4はリヤシート、5は燃料
タンク、6はシートカウルを示す。
した場合を示すもので、このフロントシート1は車体フ
レームのメインフレーム2から後方に延びるシートレー
ル3上に設置される。なお、4はリヤシート、5は燃料
タンク、6はシートカウルを示す。
上記シート1は、第2図に第1図の■−■線における拡
大断面図を示すように、PvCブローによる外包材7内
にクッション材としての発泡ウレタン8が被包されてい
る。この発泡ウレタン8の下部に空洞部9が形成されて
おり、この空洞部9内にゲル材10が注入充填されてい
る。このゲル材10は液状で注入され、経時とともにゲ
ル化されるものである。
大断面図を示すように、PvCブローによる外包材7内
にクッション材としての発泡ウレタン8が被包されてい
る。この発泡ウレタン8の下部に空洞部9が形成されて
おり、この空洞部9内にゲル材10が注入充填されてい
る。このゲル材10は液状で注入され、経時とともにゲ
ル化されるものである。
上記シート1は、′シートボトム11にリベット12.
12等で固定されるリンフォースメント13により固定
され、シートボトム11はクッションコム14.14を
介してシートレール3に設置される。なお上記ゲル材1
0は、発泡ウレタン8に形成した空洞部9に直接注入す
るほか、別製の扁平な袋内に注入したものを発泡ウレタ
ン8に内蔵するか、あるいはその下面に重ねた構造とす
るようにしてもよい。
12等で固定されるリンフォースメント13により固定
され、シートボトム11はクッションコム14.14を
介してシートレール3に設置される。なお上記ゲル材1
0は、発泡ウレタン8に形成した空洞部9に直接注入す
るほか、別製の扁平な袋内に注入したものを発泡ウレタ
ン8に内蔵するか、あるいはその下面に重ねた構造とす
るようにしてもよい。
本発明は上記構成であるから、シート1にライダーが跨
がると、硬度が小さい発泡ウレタン8のクッション性に
より緩衝して振動が吸収される。
がると、硬度が小さい発泡ウレタン8のクッション性に
より緩衝して振動が吸収される。
路面の凹凸などにより急激な衝撃が加わってシート1に
大きな荷重が掛ると、発泡ウレタン8と共にゲル材10
が流動してその衝撃を吸収し、直接的にリンフォースメ
ント13に尻が当る感触を受けず、乗心地を悪くするこ
とがない。特にゲル材10は非圧縮性で粘性を有するた
め、発泡ウレタン8内での流動が緩慢に行われ、ショッ
クを吸収して柔げるうえて効果を発揮する。
大きな荷重が掛ると、発泡ウレタン8と共にゲル材10
が流動してその衝撃を吸収し、直接的にリンフォースメ
ント13に尻が当る感触を受けず、乗心地を悪くするこ
とがない。特にゲル材10は非圧縮性で粘性を有するた
め、発泡ウレタン8内での流動が緩慢に行われ、ショッ
クを吸収して柔げるうえて効果を発揮する。
なお本発明は、自動二輪車のほか自動三輪車等跨座タイ
プのシートに適用して最適であるが、他の車両で腰掛は
タイプのものに適用しても同様な効果を得ることができ
る。
プのシートに適用して最適であるが、他の車両で腰掛は
タイプのものに適用しても同様な効果を得ることができ
る。
以上説明したように本発明によれば、発泡ウレタン等の
クッション材の下にゲル材を積層した構造であるから、
クッション材による振動吸収と、大荷重負荷時の衝撃吸
収とを両立させることができ、これにより乗心地を大巾
に改善することができると同時にシート厚を増す必要が
なく、むしろ薄くすることが可能となって車両の外観の
向上を図ることができる。また実施例に示したようにク
ッション材に発泡ウレタンを用い、その発泡ウレタンの
下部に形成した空洞部内にゲル材を注入するようにすれ
ば、工数としてゲル材の注入工程を増すだけでよく、コ
スト的にも大きな影響を与えることがない利点がある。
クッション材の下にゲル材を積層した構造であるから、
クッション材による振動吸収と、大荷重負荷時の衝撃吸
収とを両立させることができ、これにより乗心地を大巾
に改善することができると同時にシート厚を増す必要が
なく、むしろ薄くすることが可能となって車両の外観の
向上を図ることができる。また実施例に示したようにク
ッション材に発泡ウレタンを用い、その発泡ウレタンの
下部に形成した空洞部内にゲル材を注入するようにすれ
ば、工数としてゲル材の注入工程を増すだけでよく、コ
スト的にも大きな影響を与えることがない利点がある。
第1図は本発明を自動二輪車に適用した場合の側面図、
第2図は第1図■−■線拡大断面図、第3図は従来のシ
ートの断面図、第4図(A)、(B)は同作用状態の説
明図である。 1・・・シート、3・・・シートレール、7・・・外包
材、8・・・クッション材としての発泡ウレタン、9・
・・空洞部、10・・・ゲル材、11・・・シートボト
ム、13・・・リンフォースメント。
第2図は第1図■−■線拡大断面図、第3図は従来のシ
ートの断面図、第4図(A)、(B)は同作用状態の説
明図である。 1・・・シート、3・・・シートレール、7・・・外包
材、8・・・クッション材としての発泡ウレタン、9・
・・空洞部、10・・・ゲル材、11・・・シートボト
ム、13・・・リンフォースメント。
Claims (1)
- シートの外殻を構成する外包材内に装入される発泡ウレ
タン等のクッション材の下部にゲル材を注入し、このゲ
ル材とクッション材とで振動および衝撃を吸収するよう
にしたことを特徴とする車両のシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3979589A JPH02220983A (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 車両のシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3979589A JPH02220983A (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 車両のシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02220983A true JPH02220983A (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=12562889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3979589A Pending JPH02220983A (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 車両のシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02220983A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296583A (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 騎乗形車両 |
JP2014201140A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | 有限会社大久保製作所 | 自転車のチャイルドシート用クッション |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP3979589A patent/JPH02220983A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296583A (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-07 | Yamaha Motor Co Ltd | 騎乗形車両 |
JP2014201140A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | 有限会社大久保製作所 | 自転車のチャイルドシート用クッション |
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