JPH02283532A - 速度段表示装置 - Google Patents
速度段表示装置Info
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- JPH02283532A JPH02283532A JP10366889A JP10366889A JPH02283532A JP H02283532 A JPH02283532 A JP H02283532A JP 10366889 A JP10366889 A JP 10366889A JP 10366889 A JP10366889 A JP 10366889A JP H02283532 A JPH02283532 A JP H02283532A
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims abstract description 32
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
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- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 5
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Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、建設機械等に搭載される変速機、とりわけ自
動変速機の速度段をオペレータに知らせる速度段表示装
置に関する。
動変速機の速度段をオペレータに知らせる速度段表示装
置に関する。
〔従来の技術J
建設機械、たとえばダンプトラックに搭載される自動変
速機は、通常、入力軸側(エンジン側)にある第1段目
のクラッチ(副変速機)と出力軸側(走行負荷側)にあ
る第2段目のクラッチ(主変速機)とから成る2段構成
のものであり、これら副変速機側の所定のクラッチと主
変速機側の所定のクラッチをそれぞれ選択、係合させる
ことにより変速が行なわれる(もちろん一方のクラッチ
のみを選択、係合させることも有り得る)。
速機は、通常、入力軸側(エンジン側)にある第1段目
のクラッチ(副変速機)と出力軸側(走行負荷側)にあ
る第2段目のクラッチ(主変速機)とから成る2段構成
のものであり、これら副変速機側の所定のクラッチと主
変速機側の所定のクラッチをそれぞれ選択、係合させる
ことにより変速が行なわれる(もちろん一方のクラッチ
のみを選択、係合させることも有り得る)。
すなわち、下記表に示すように副変速機側のクラッチH
,Lと主変速機側のクラッチ1st、2nd。
,Lと主変速機側のクラッチ1st、2nd。
3rd、4thおよびRとの組合わせ(同表のマル印同
士;ニュートラルも含むものとする)で速度段Rev(
後進)、Neu(中立)、Fl(前進1速)、F2(前
進2速)、F3(前進3速)、F4(前進4速)、F5
(前進5速)、F6(前進6速)、およびF7(前進7
速)を選択する。
士;ニュートラルも含むものとする)で速度段Rev(
後進)、Neu(中立)、Fl(前進1速)、F2(前
進2速)、F3(前進3速)、F4(前進4速)、F5
(前進5速)、F6(前進6速)、およびF7(前進7
速)を選択する。
一方、上記ダンプトラックのオペキャブ内には、変速機
の現在の速度段を表示する一般にシフトインジケータと
呼称される速度段表示装置がオペレータに視認される態
様で配設されている。
の現在の速度段を表示する一般にシフトインジケータと
呼称される速度段表示装置がオペレータに視認される態
様で配設されている。
上記シフトインジケータは、上記表に示す係合クラッチ
のマル印同士にュートラルも含む、以下同じ)の組合わ
せを識別して、これらマル印同士の組合わせによって一
義的に定まる速度段Rev。
のマル印同士にュートラルも含む、以下同じ)の組合わ
せを識別して、これらマル印同士の組合わせによって一
義的に定まる速度段Rev。
New、Fl、F2.F3.F4.F5.F6およびF
7をそれぞれ示す“R”N”1゜ “2″、′3“、−4”、”5’、’6’および“7“
を表示する。
7をそれぞれ示す“R”N”1゜ “2″、′3“、−4”、”5’、’6’および“7“
を表示する。
また、上記表のマル印同士以外の係合クラッチの組合わ
せである場合、つまり速度段を識別できない場合には、
上記シフトインジケータは、係合クラッチの組合わせが
異常であり、したがって変速機に異常(油圧回路の管路
のつまりによる油圧上昇等)が発生したことを示す“E
(異常)”を表示する。
せである場合、つまり速度段を識別できない場合には、
上記シフトインジケータは、係合クラッチの組合わせが
異常であり、したがって変速機に異常(油圧回路の管路
のつまりによる油圧上昇等)が発生したことを示す“E
(異常)”を表示する。
そして、オペレータは、上記シフトインジケータに表示
された情報に基づいてダンプトラックに対する操作を適
切に行なうようにしている。
された情報に基づいてダンプトラックに対する操作を適
切に行なうようにしている。
さて、上記ダンプトラックに搭載される変速機のシステ
ムには、速度段を選択する複数の油圧クラッチと、電気
指令によって作動されて前記複数の油圧クラッチに対し
て各別に圧油を供給する複数の圧力制御弁と、これら複
数の圧力制御弁に対してそれぞれ電気指令を与えて前記
複数の油圧クラッチによる変速制御を行なうコントロー
ラとによって構成される電子制御トランスミッションと
呼称されるものがある。これは、本出願人が既に特許出
願したものに係るものである。
ムには、速度段を選択する複数の油圧クラッチと、電気
指令によって作動されて前記複数の油圧クラッチに対し
て各別に圧油を供給する複数の圧力制御弁と、これら複
数の圧力制御弁に対してそれぞれ電気指令を与えて前記
複数の油圧クラッチによる変速制御を行なうコントロー
ラとによって構成される電子制御トランスミッションと
呼称されるものがある。これは、本出願人が既に特許出
願したものに係るものである。
しかして、この変速機の速度段を表示する場合には、上
記コントローラの上記電気指令(ディジタル信号)を検
出し、該検出結果に基づき速度段を識別、表示するよう
にしている。
記コントローラの上記電気指令(ディジタル信号)を検
出し、該検出結果に基づき速度段を識別、表示するよう
にしている。
ところで、近年ダンプトラック等の建設機械においては
、オペレータ(ユーザー)等から変速ショック低減の要
望があり、そこでこの要望に合致する変速機の制御装置
(および方法)を本発明者等は既に種々提案するととも
に本出願人は特許出願している。
、オペレータ(ユーザー)等から変速ショック低減の要
望があり、そこでこの要望に合致する変速機の制御装置
(および方法)を本発明者等は既に種々提案するととも
に本出願人は特許出願している。
すなわち上記変速機の制御装置は、前記電子制御トラン
スミッションの利点を充分活用するものであり、現在の
速度段におけるクラッチ(変速前クラッチ)に与える油
圧パターンと次段の速度段におけるクラッチ(変速後ク
ラッチ)に与える油圧パターンを部分的に重ねるいわゆ
るクロスオーバー制御等の複雑な変速制御を実行して、
スムーズな変速をなし得るようにしている。
スミッションの利点を充分活用するものであり、現在の
速度段におけるクラッチ(変速前クラッチ)に与える油
圧パターンと次段の速度段におけるクラッチ(変速後ク
ラッチ)に与える油圧パターンを部分的に重ねるいわゆ
るクロスオーバー制御等の複雑な変速制御を実行して、
スムーズな変速をなし得るようにしている。
この場合、変速の過渡期においては、正常な係合クラッ
チ同士の組合わせ(前記表のマル印同士)以外の係合ク
ラッチの組合わせが行なわれる。
チ同士の組合わせ(前記表のマル印同士)以外の係合ク
ラッチの組合わせが行なわれる。
たとえば、前進4速から前進5速の変速を行なう場合を
想定すると、上記変速制御に伴ない、変速の過渡期にお
いては、変速機内部で、係合クラッチの正常な組合わせ
以外の組合わせが約1〜1.5秒程度実行される。やが
て、次段の速度段(前進5速)に移行されることになる
が、この間従来の上記シフトインジケータでは、“4”
−“E”→′5°のごとく前記表に示す内容のまま表示
してしまうことになる。
想定すると、上記変速制御に伴ない、変速の過渡期にお
いては、変速機内部で、係合クラッチの正常な組合わせ
以外の組合わせが約1〜1.5秒程度実行される。やが
て、次段の速度段(前進5速)に移行されることになる
が、この間従来の上記シフトインジケータでは、“4”
−“E”→′5°のごとく前記表に示す内容のまま表示
してしまうことになる。
このためオペレータとしては、たとえわずがな時間であ
るにせよ、表示“E″によってそれが変速制御に伴なう
異常表示ではなくて、本当に変速機に異常(油圧回路の
管路のつまりによる油圧上昇等)が発生したと認識して
しまい、これがためダンプトラックに対して本来数るべ
きではないメンテナンス等の処理をしてしまい、作業効
率を大幅に損なうという事態が生じる虞れがある。
るにせよ、表示“E″によってそれが変速制御に伴なう
異常表示ではなくて、本当に変速機に異常(油圧回路の
管路のつまりによる油圧上昇等)が発生したと認識して
しまい、これがためダンプトラックに対して本来数るべ
きではないメンテナンス等の処理をしてしまい、作業効
率を大幅に損なうという事態が生じる虞れがある。
また、上記変速機は、通常一段ごとに自動変速を行なう
が、上記変速制御の態様(以下、これを飛越し変速制御
という)によっては変速の過渡期において変速機内部で
、本来の次段の速度段を一段飛びこして2段先の速度段
(以下、これを飛越し速度段という)を選択する処理が
約1秒間程実行されることがある。たとえば、前進4速
がら前進5速への変速を行なう場合を想定すると、この
間上記シフトインジケータは“4”→“6”→“5°の
ごとく表示してしまうことになる。
が、上記変速制御の態様(以下、これを飛越し変速制御
という)によっては変速の過渡期において変速機内部で
、本来の次段の速度段を一段飛びこして2段先の速度段
(以下、これを飛越し速度段という)を選択する処理が
約1秒間程実行されることがある。たとえば、前進4速
がら前進5速への変速を行なう場合を想定すると、この
間上記シフトインジケータは“4”→“6”→“5°の
ごとく表示してしまうことになる。
このため、オペレータとしては、たとえわずかな時間で
あるにせよ、その表示“6”によってそれが変速制御に
伴なう過渡的な飛越しではなくて本当に速度段(F6)
に変速されたものと認識してしまい、これがためダンプ
トラックに対して本来の次段の速度段(F5)で取るべ
き操作とは異なる操作をしてしまい、作業効率を大幅に
損なうといった事態が生じる虞れがある。
あるにせよ、その表示“6”によってそれが変速制御に
伴なう過渡的な飛越しではなくて本当に速度段(F6)
に変速されたものと認識してしまい、これがためダンプ
トラックに対して本来の次段の速度段(F5)で取るべ
き操作とは異なる操作をしてしまい、作業効率を大幅に
損なうといった事態が生じる虞れがある。
また、上記電子制御トランスミッションにおいては、上
記コントローラから上記マル印同士のクラッチを係合す
るための電気指令が出力されている一方で、上記圧力制
御弁・油圧クラッチ間の油圧回路の管路にゴミがつまる
などして他のクラッチの油圧が上昇し、上記するような
係合クラッチ同士の組合わせが異常になることがある。
記コントローラから上記マル印同士のクラッチを係合す
るための電気指令が出力されている一方で、上記圧力制
御弁・油圧クラッチ間の油圧回路の管路にゴミがつまる
などして他のクラッチの油圧が上昇し、上記するような
係合クラッチ同士の組合わせが異常になることがある。
この場合、コントローラから出力される電気指令に基づ
き速度段を識別、表示を行なう従来のシフトインジケー
タでは、油圧回路において発生した上記異常を検出、表
示できないといった事態が生じる。
き速度段を識別、表示を行なう従来のシフトインジケー
タでは、油圧回路において発生した上記異常を検出、表
示できないといった事態が生じる。
このため、オペレータとしては、変速機の異常に対して
適切なメンテナンス等の処置をする機会を失ってしまい
、ダンプトラックに重大な故障を招来させるという不都
合が生じる虞れがある。
適切なメンテナンス等の処置をする機会を失ってしまい
、ダンプトラックに重大な故障を招来させるという不都
合が生じる虞れがある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたもので、変速
機における異常と変速制御に伴なうクラッチの異常な組
合わせとをオペレータが識別することができる速度段表
示装置を提供することを第1の目的とし、また、変速制
御に伴なう飛越し速度段を表示しないで正常な一段ごと
の速度段のみを表示することができる速度段表示装置を
提供することを第2の目的とし、また、変速機の油圧系
統において発生した異常を正確に表示することができる
速度段表示装置を提供することを第3の目的とし、もっ
て速度段表示装置の信頼性を従来よりも大幅に向上させ
ることをその共通の目的としている。
機における異常と変速制御に伴なうクラッチの異常な組
合わせとをオペレータが識別することができる速度段表
示装置を提供することを第1の目的とし、また、変速制
御に伴なう飛越し速度段を表示しないで正常な一段ごと
の速度段のみを表示することができる速度段表示装置を
提供することを第2の目的とし、また、変速機の油圧系
統において発生した異常を正確に表示することができる
速度段表示装置を提供することを第3の目的とし、もっ
て速度段表示装置の信頼性を従来よりも大幅に向上させ
ることをその共通の目的としている。
〔課題を解決するための手段および作用〕そこでこの発
明の第1発明では、変速機の速度段を表示する速度段表
示装置において、前記変連環の速度段を逐次識別する速
度段識別手段と、前記速度段識別手段によって識別され
た速度段を記憶するメモリと、前記速度段識別手段によ
って速度段の識別が不能になった際にスタートシ、前記
速度段識別手段によって次の速度段が識別された際に作
動を停止するタイマと、前記タイマが作動していない場
合には、前記速度段識別手段によって識別された速度段
を示す表示信号を、前記タイマによって計測された時間
が予め設定した所定時間に達していない場合には、前記
メモリの記憶内容に基づいて前記タイマのスタート直前
の速度段を示す表示信号を、前記タイマによって計測さ
れた時間が前記所定時間以上である場合には、前記変速
機に異常が発生したことを示す表示信号をそれぞれ出力
する表示信号出力手段と、前記表示信号出力手段の出力
に基づいて前記変速機の速度段並びに該変速機の異常を
表示する表示手段とを具えるようにしている。
明の第1発明では、変速機の速度段を表示する速度段表
示装置において、前記変連環の速度段を逐次識別する速
度段識別手段と、前記速度段識別手段によって識別され
た速度段を記憶するメモリと、前記速度段識別手段によ
って速度段の識別が不能になった際にスタートシ、前記
速度段識別手段によって次の速度段が識別された際に作
動を停止するタイマと、前記タイマが作動していない場
合には、前記速度段識別手段によって識別された速度段
を示す表示信号を、前記タイマによって計測された時間
が予め設定した所定時間に達していない場合には、前記
メモリの記憶内容に基づいて前記タイマのスタート直前
の速度段を示す表示信号を、前記タイマによって計測さ
れた時間が前記所定時間以上である場合には、前記変速
機に異常が発生したことを示す表示信号をそれぞれ出力
する表示信号出力手段と、前記表示信号出力手段の出力
に基づいて前記変速機の速度段並びに該変速機の異常を
表示する表示手段とを具えるようにしている。
すなわちかかる構成によれば、タイマが作動したとして
もタイマによって計測した時間が所定時間に達していな
い場合には、変速過渡期における係合クラッチの異常な
組合わせと判定し、タイマのスタート直前の速度段、つ
まり変速前クラッチに対応する速度段を表示する。一方
、タイマが作動して計測した時間が所帯時間以上である
場合には、変速機に本当に異常が発生したものと判定し
、現在異常が発生していることを表示する。また、タイ
マが作動していない場合、つまり正常なりラッチが係合
している場合には、速度段識別手段で識別された速度段
がそのまま表示されることになる。
もタイマによって計測した時間が所定時間に達していな
い場合には、変速過渡期における係合クラッチの異常な
組合わせと判定し、タイマのスタート直前の速度段、つ
まり変速前クラッチに対応する速度段を表示する。一方
、タイマが作動して計測した時間が所帯時間以上である
場合には、変速機に本当に異常が発生したものと判定し
、現在異常が発生していることを表示する。また、タイ
マが作動していない場合、つまり正常なりラッチが係合
している場合には、速度段識別手段で識別された速度段
がそのまま表示されることになる。
したがって、変速制御に伴なう係合クラッチの異常な組
合わせと変速機の本当の異常を識別することができる。
合わせと変速機の本当の異常を識別することができる。
また、本発明の第2発明では、一段ごとに変速を行なう
変速機の速度段を表示する速度段表示装置において、前
記変速機の速度段を逐次識別する速度段識別手段と、前
記速度段識別手段によって識別された速度段を記憶する
メモリと、前記速度段識別手段によって速度段が識別さ
れた際に該識別された速度段と前記メモリに記憶された
前回の速度段とが2段以上離れているか否かを判定する
判定手段と、前記判定手段によって前記各速度段が2段
以上離れていないことが判定された場合には、前記速度
段識別手段によって識別された速度段を示す表示信号を
、前記判定手段によって前記各速度段が2段以上離れて
いることが判定された場合には、前記前回の速度段を示
す表示信号をそれぞれ出力する表示信号出力手段と、前
記表示信号出力手段の出力に基づいて前記変速機の速度
段を表示する表示手段とを具えるようにしている。
変速機の速度段を表示する速度段表示装置において、前
記変速機の速度段を逐次識別する速度段識別手段と、前
記速度段識別手段によって識別された速度段を記憶する
メモリと、前記速度段識別手段によって速度段が識別さ
れた際に該識別された速度段と前記メモリに記憶された
前回の速度段とが2段以上離れているか否かを判定する
判定手段と、前記判定手段によって前記各速度段が2段
以上離れていないことが判定された場合には、前記速度
段識別手段によって識別された速度段を示す表示信号を
、前記判定手段によって前記各速度段が2段以上離れて
いることが判定された場合には、前記前回の速度段を示
す表示信号をそれぞれ出力する表示信号出力手段と、前
記表示信号出力手段の出力に基づいて前記変速機の速度
段を表示する表示手段とを具えるようにしている。
すなわち、かかる構成によれば。判定手段は、現在識別
された速度段と前回識別された速度段とを比較し、これ
ら各速度段が2段以上離れているか否かを判定する。
された速度段と前回識別された速度段とを比較し、これ
ら各速度段が2段以上離れているか否かを判定する。
ここで、各速度段が2段以上離れていないことが判定さ
れた場合、つまり一段ごとの変速である場合には、現在
識別された速度段をそのまま表示する。
れた場合、つまり一段ごとの変速である場合には、現在
識別された速度段をそのまま表示する。
一方、速度段が2段以上離れていることが判定された場
合には、変速制御に伴なう飛越し変速が行なわれている
場合なので、飛越し速度段を表示せずに前回識別された
速度段を継続して表示する。
合には、変速制御に伴なう飛越し変速が行なわれている
場合なので、飛越し速度段を表示せずに前回識別された
速度段を継続して表示する。
やがて次段の速度段が識別されると、該速度段を表示す
ることになる。
ることになる。
このように、正常な一段ご七に変速する速度段のみが表
示されることになる。
示されることになる。
また、本発明の第3発明では、速度段を選択する複数の
油圧クラッチと、電気指令によって作動されて前記複数
の油圧クラッチに対して各別に圧油を供給する複数の圧
力制御弁と、これら複数の圧力制御弁に対してそれぞれ
電気指令を与えて前記複数の油圧クラッチによる変速制
御を行なうコントローラとを有した変速機の速度段を表
示する速度段表示装置において、前記複数の油圧クラッ
チに供給される圧油の圧力を検出する圧力検出手段を具
え、該圧力検出手段の検出結果に基づいて前記変速機の
速度段を識別し、該識別された速度段を表示するように
している。
油圧クラッチと、電気指令によって作動されて前記複数
の油圧クラッチに対して各別に圧油を供給する複数の圧
力制御弁と、これら複数の圧力制御弁に対してそれぞれ
電気指令を与えて前記複数の油圧クラッチによる変速制
御を行なうコントローラとを有した変速機の速度段を表
示する速度段表示装置において、前記複数の油圧クラッ
チに供給される圧油の圧力を検出する圧力検出手段を具
え、該圧力検出手段の検出結果に基づいて前記変速機の
速度段を識別し、該識別された速度段を表示するように
している。
すなわち、かかる構成によれば、複数の油圧りラッチに
供給される圧油の圧力を検出して、この検出結果に基づ
いて変速機の速度段を表示するようにしたので、変速機
の油圧系統において発生した異常が正確に表示される。
供給される圧油の圧力を検出して、この検出結果に基づ
いて変速機の速度段を表示するようにしたので、変速機
の油圧系統において発生した異常が正確に表示される。
以下、図面を参照して本発明に係る速度段表示装置の実
施例について説明する。
施例について説明する。
第1図は、本発明に係る速度段表示装置および該装置が
適用される変速機を概念的に示すブロック図である。
適用される変速機を概念的に示すブロック図である。
なお、実施例では、上記装置は、ダンプトラック等の建
設車両のオペキャブ内に搭載される場合を想定している
。
設車両のオペキャブ内に搭載される場合を想定している
。
同図において、エンジン(図示せず)の出力はトルコン
(図示せず)を介して変速機1に伝達され、変速機1の
出力は差動袋H(図示せず)、終減速機(図示せず)を
介して駆動輪(図示せず)に伝えられる。
(図示せず)を介して変速機1に伝達され、変速機1の
出力は差動袋H(図示せず)、終減速機(図示せず)を
介して駆動輪(図示せず)に伝えられる。
トランスミッションコントローラ10は、シフトセレク
タ(図示せず)から入力するシフトポジション信号によ
り自動変速する速度段領域を決定し、アクセルペダル(
図示せず)のスロットル量信号等に基づいて上記自動変
速可能な速度段領域のうち最適速度段になるように変速
機1の速度段に応じた変速用クラッチのクラッチ圧を制
御するクラッチ油圧供給装置20に電気指令を与えて変
速機1の速度段を1段ずつシフトアップまたはシフトダ
ウンさせる。
タ(図示せず)から入力するシフトポジション信号によ
り自動変速する速度段領域を決定し、アクセルペダル(
図示せず)のスロットル量信号等に基づいて上記自動変
速可能な速度段領域のうち最適速度段になるように変速
機1の速度段に応じた変速用クラッチのクラッチ圧を制
御するクラッチ油圧供給装置20に電気指令を与えて変
速機1の速度段を1段ずつシフトアップまたはシフトダ
ウンさせる。
変速機1は上記トルコンの出力軸に連結される1段目の
副変速機クラッチL(Low)およびH(Hlgh)と
変速機1の出力軸に連結される2段目の主変速クラッチ
1 st、 2 nd、 3 rd、 4 thお
よびRを有し、前記表に示すように副変速機側のクラッ
チH,Lと主変速機側のクラッチ1 st、 2 nd
。
副変速機クラッチL(Low)およびH(Hlgh)と
変速機1の出力軸に連結される2段目の主変速クラッチ
1 st、 2 nd、 3 rd、 4 thお
よびRを有し、前記表に示すように副変速機側のクラッ
チH,Lと主変速機側のクラッチ1 st、 2 nd
。
3rd、4thおよびRとの組合わせ(同表のマル印同
士)で速度段Rev(後進) Neu(中立)、Fl
(前進1速)、F2(前進2速)、F3(前進3速)、
F4(前進4速)、F5(前進5速)、F6(前進6速
)、およびF7(前進7速)を選択する。
士)で速度段Rev(後進) Neu(中立)、Fl
(前進1速)、F2(前進2速)、F3(前進3速)、
F4(前進4速)、F5(前進5速)、F6(前進6速
)、およびF7(前進7速)を選択する。
これらのクラッチに圧油を供給するクラッチ圧油供給装
置20は、図示していない油圧ポンプを圧油供給源とす
るもので、上記クラッチL、H。
置20は、図示していない油圧ポンプを圧油供給源とす
るもので、上記クラッチL、H。
1 st、 2 nd、 R、4thおよび3rd
に油圧を作用させるクラッチ油圧制御弁21,22.2
3.24゜25.26および27が各クラッチ毎に各別
に備えられている。これら弁21〜27はトランスミッ
ションコントローラ10からの電気指令11〜17によ
って独立に作動される。なお、油圧制御弁21〜27に
はそれぞれフィリング終了を検出するフィリングセンサ
が付設され各検出信号e1〜e7をトランスミッション
コントローラ10に入力する。
に油圧を作用させるクラッチ油圧制御弁21,22.2
3.24゜25.26および27が各クラッチ毎に各別
に備えられている。これら弁21〜27はトランスミッ
ションコントローラ10からの電気指令11〜17によ
って独立に作動される。なお、油圧制御弁21〜27に
はそれぞれフィリング終了を検出するフィリングセンサ
が付設され各検出信号e1〜e7をトランスミッション
コントローラ10に入力する。
また、上記油圧制御弁21,22.23.24゜25.
26および27と油圧クラッチL、 )I。
26および27と油圧クラッチL、 )I。
1 st、 2 nd、 R、4thおよび3rdと
の間の油圧供給路41,42,43,44,45.46
および47(同図に破線にて示す)には、各供給路の油
圧が所定のしきい値以上であるか否かを検出する油圧セ
ンサ2,3,4,5.6.7および8がそれぞれ付設さ
れている。ここに、上記所定のしきい値とは、上記油圧
クラッチL、H,・・・が係合したか否かを判断するた
めのしきい値である。
の間の油圧供給路41,42,43,44,45.46
および47(同図に破線にて示す)には、各供給路の油
圧が所定のしきい値以上であるか否かを検出する油圧セ
ンサ2,3,4,5.6.7および8がそれぞれ付設さ
れている。ここに、上記所定のしきい値とは、上記油圧
クラッチL、H,・・・が係合したか否かを判断するた
めのしきい値である。
上記油圧センサ2.3,4.5,6.7および8の各検
出値、つまりクラッチが係合していること(上記油圧が
上記しきい値以上であることを検出した場合)を示す信
号またはクラッチが係合していないこと(上記油圧が上
記しきい値よりも小さいことを検出した場合)を示す信
号は、トランスミッションコントローラ10および後述
するシフトインジケータコントローラ9にそれぞれ入力
される。
出値、つまりクラッチが係合していること(上記油圧が
上記しきい値以上であることを検出した場合)を示す信
号またはクラッチが係合していないこと(上記油圧が上
記しきい値よりも小さいことを検出した場合)を示す信
号は、トランスミッションコントローラ10および後述
するシフトインジケータコントローラ9にそれぞれ入力
される。
シフトインジケータコントローラ9は、入力された油圧
センサ2,3.4.5,6.7および8の各検出値に基
づいて、後述する処理を実行し、変速機1の速度段およ
び変速機1の異常を表示する表示信号をワイヤリングハ
ーネス11を介してオペキャブ内に配設されたシフトイ
ンジケータ12に送出して、該シフトインジケータ12
の速度段表示部12aに上記速度段の点灯表示を、また
同インジケータ12の異常警告灯12bの点灯表示を行
なう。
センサ2,3.4.5,6.7および8の各検出値に基
づいて、後述する処理を実行し、変速機1の速度段およ
び変速機1の異常を表示する表示信号をワイヤリングハ
ーネス11を介してオペキャブ内に配設されたシフトイ
ンジケータ12に送出して、該シフトインジケータ12
の速度段表示部12aに上記速度段の点灯表示を、また
同インジケータ12の異常警告灯12bの点灯表示を行
なう。
なお、上記トルコンのロックアツプクラッチについても
、図示していないが、各油圧クラッチL。
、図示していないが、各油圧クラッチL。
Hl・・・の上記油圧制御弁21,22.・・・と同様
のロックアツプクラッチ油圧制御弁によってロックアツ
プクラッチの油圧が制御される。そして、上記ロックア
ツプクラッチ油圧制御弁とロックアツプクラッチとの間
の油圧供給路に上記油圧センサ2.3.・・・と同様の
ロックアツプクラッチ油圧センサが付設されている。該
ロックアツプクラッチ油圧センサの信号も同様に上記シ
フトインジケータ9に入力される。
のロックアツプクラッチ油圧制御弁によってロックアツ
プクラッチの油圧が制御される。そして、上記ロックア
ツプクラッチ油圧制御弁とロックアツプクラッチとの間
の油圧供給路に上記油圧センサ2.3.・・・と同様の
ロックアツプクラッチ油圧センサが付設されている。該
ロックアツプクラッチ油圧センサの信号も同様に上記シ
フトインジケータ9に入力される。
シフトインジケータ9では、上記ロックアツプクラッチ
油圧センサの検出値に基づいて、現在ロックアツプクラ
ッチが係合しているか否かの判断処理を行ない、この判
断処理の結果、現在ロックアツプクラッチが係合されて
いると判断された場合には、上記トルコンがロックアツ
プされていることを表示する表示信号をワイヤリングハ
−ネス11を介してシフトインジケータ12に送出して
、該シフトインジケータのロックアツプ表示灯12cの
点灯表示を行なう。
油圧センサの検出値に基づいて、現在ロックアツプクラ
ッチが係合しているか否かの判断処理を行ない、この判
断処理の結果、現在ロックアツプクラッチが係合されて
いると判断された場合には、上記トルコンがロックアツ
プされていることを表示する表示信号をワイヤリングハ
−ネス11を介してシフトインジケータ12に送出して
、該シフトインジケータのロックアツプ表示灯12cの
点灯表示を行なう。
第2図は、シフトインジケータコントローラ9およびシ
フトインジケータ12の電子回路を概念的に示すハード
ブロック図である。
フトインジケータ12の電子回路を概念的に示すハード
ブロック図である。
同図において安定化電源13は、たとえばダンプトラッ
クの車載バッテリ(24V)からDC−DC変換によっ
て、5vの安定化電圧を同電子回路に印加する電源であ
る。
クの車載バッテリ(24V)からDC−DC変換によっ
て、5vの安定化電圧を同電子回路に印加する電源であ
る。
入力回路14は、上記油圧センサ2,3,4゜5.6.
7および8並びにロックアツプクラッチ油圧センサの検
出信号(アナログ信号)がA/D変換器によってディジ
タル信号に変換されて入力されるCPU15の入力ボー
トである。
7および8並びにロックアツプクラッチ油圧センサの検
出信号(アナログ信号)がA/D変換器によってディジ
タル信号に変換されて入力されるCPU15の入力ボー
トである。
表示器駆動回路16は、シフトインジケータ12の表示
器駆動回路17に接続していて、CPU15の出力に基
づき後述する表示器18を駆動するための信号をワイヤ
リングハーネス11を介して表示器駆動回路17に入力
する駆動回路である。
器駆動回路17に接続していて、CPU15の出力に基
づき後述する表示器18を駆動するための信号をワイヤ
リングハーネス11を介して表示器駆動回路17に入力
する駆動回路である。
一方、表示器駆動回路17は、上記表示器駆動回路16
の出力に基づき表示器18を駆動するための信号を表示
器18に入力する駆動回路である。
の出力に基づき表示器18を駆動するための信号を表示
器18に入力する駆動回路である。
表示器18は、LEDを中心に構成され、上記表示器駆
動回路17の出力に基づいて上記LEDを発光させて、
上記速度段表示部12a、異常警告灯12bおよびおよ
びロックアツプクラッチ表示灯12cの各点灯表示を行
なうものである。
動回路17の出力に基づいて上記LEDを発光させて、
上記速度段表示部12a、異常警告灯12bおよびおよ
びロックアツプクラッチ表示灯12cの各点灯表示を行
なうものである。
以下、上記CPU15で行なわれる処理手順について第
3図を併せ参照して説明するが、その理解のためにトラ
ンスミッションコントローラ10で実行される変速制御
の態様について若干の説明をしておく。
3図を併せ参照して説明するが、その理解のためにトラ
ンスミッションコントローラ10で実行される変速制御
の態様について若干の説明をしておく。
トランスミッションコントローラ10は、前述するごと
く変速機1の速度段を1段ずつシフトアップまたはシフ
トダウンさせる自動変速制御を行なうが、この際現在の
速度段および次段の速度段における係合クラッチの組合
わせが前記表のマル同士の組合わせになるように油圧制
御弁21〜27に所要の信号11〜17を与えるばかり
でなく、その変速の過渡期において該変速をスムーズに
行なうために上記マル同士以外の係合クラッチの組合わ
せ、つまり、現在の速度段および次段の速度段以外の速
度段における係合クラッチの組合わせを行なう。
く変速機1の速度段を1段ずつシフトアップまたはシフ
トダウンさせる自動変速制御を行なうが、この際現在の
速度段および次段の速度段における係合クラッチの組合
わせが前記表のマル同士の組合わせになるように油圧制
御弁21〜27に所要の信号11〜17を与えるばかり
でなく、その変速の過渡期において該変速をスムーズに
行なうために上記マル同士以外の係合クラッチの組合わ
せ、つまり、現在の速度段および次段の速度段以外の速
度段における係合クラッチの組合わせを行なう。
例えば、現在の速度段が前進4速である場合には、トラ
ンスミッションコントローラ10によって、油圧制御弁
21および油圧制御弁27にそれぞれクラッチLおよび
クラッチ3rdを係合するための電気指令t1.t7が
与えられており、制御弁21および27は、クラッチL
および3rdに対して上記電気指令i1+iyに応じた
油圧指令パターンを油圧供給路41.47を介して与え
ている。
ンスミッションコントローラ10によって、油圧制御弁
21および油圧制御弁27にそれぞれクラッチLおよび
クラッチ3rdを係合するための電気指令t1.t7が
与えられており、制御弁21および27は、クラッチL
および3rdに対して上記電気指令i1+iyに応じた
油圧指令パターンを油圧供給路41.47を介して与え
ている。
そこで、トランスミッションコントローラ10において
前記スロットル量信号等に基づいてたとえばシフトアッ
プすべき判定がなされると、すぐさま上記電気指令11
を消勢してから次段の速度段である前進5速におけるク
ラッチHを係合するための電気指令12を出力するので
はなく、変速前クラッチLの油圧を徐々に低下させるた
めの電気指令11を与えるとともに、変速後クラッチH
の油圧を立ち上げるための電気指令12を同時に与える
制御を行なう(いわゆるクロスオーバー制御と呼称され
る)。
前記スロットル量信号等に基づいてたとえばシフトアッ
プすべき判定がなされると、すぐさま上記電気指令11
を消勢してから次段の速度段である前進5速におけるク
ラッチHを係合するための電気指令12を出力するので
はなく、変速前クラッチLの油圧を徐々に低下させるた
めの電気指令11を与えるとともに、変速後クラッチH
の油圧を立ち上げるための電気指令12を同時に与える
制御を行なう(いわゆるクロスオーバー制御と呼称され
る)。
したがって変速の過渡期においては、油圧供給路41お
よび42における両部圧が立ってしまい、油圧センサ2
および3は、両クラッチL、Hが共に係合していること
を検出することになり、速度段の識別が不能になる。
よび42における両部圧が立ってしまい、油圧センサ2
および3は、両クラッチL、Hが共に係合していること
を検出することになり、速度段の識別が不能になる。
また、同様に変速をスムーズに行なうためにトランスミ
ッションコントローラ10は、前進4速から前進5速へ
の変速の過渡期において、次段の速度段(前進5速)を
一段飛越した速度段(前進6速)を選択する制御、つま
り油圧制御弁27に対する電気指令17を付勢して、飛
越し速度段(前進6速)におけるクラッチ4thの油圧
制御弁26に対して電気指令i6を出力するi!4御を
行なう。
ッションコントローラ10は、前進4速から前進5速へ
の変速の過渡期において、次段の速度段(前進5速)を
一段飛越した速度段(前進6速)を選択する制御、つま
り油圧制御弁27に対する電気指令17を付勢して、飛
越し速度段(前進6速)におけるクラッチ4thの油圧
制御弁26に対して電気指令i6を出力するi!4御を
行なう。
したがって変速の過渡期においては、油圧供給路42お
よび46における油圧が立った状態となり、油圧センサ
3および7は、クラッチH,4thが係合していること
、つまり速度段前進6速が選択されていることを検出す
ることになる。
よび46における油圧が立った状態となり、油圧センサ
3および7は、クラッチH,4thが係合していること
、つまり速度段前進6速が選択されていることを検出す
ることになる。
なお、フィリング信号e1〜e7および油圧センサ2〜
8の出力に基づいてトランスミッションコントローラ1
0で行なわれる制御の詳細は本発明の趣旨と異なるので
、これについては説明を省略する。
8の出力に基づいてトランスミッションコントローラ1
0で行なわれる制御の詳細は本発明の趣旨と異なるので
、これについては説明を省略する。
以下、第3図のフローチャートにおいて、上述した2M
の変速制御j態様がトランスミッションコントローラ1
0で行なわれる場合について説明する。
の変速制御j態様がトランスミッションコントローラ1
0で行なわれる場合について説明する。
以下、変速機1において上記クロスオーバー制御が行な
われた場合を想定して、シフトインジケータコントロー
ラ9のCPU15で行なわれる処理手順を同フローチャ
ートを参照して説明する。
われた場合を想定して、シフトインジケータコントロー
ラ9のCPU15で行なわれる処理手順を同フローチャ
ートを参照して説明する。
なお、このフローチャートでは、シフトインジケータ1
2に前回表示された内容が図示してぃないメモリに前回
表示データとして記憶格納されているものとする。
2に前回表示された内容が図示してぃないメモリに前回
表示データとして記憶格納されているものとする。
まず、油圧センサ2〜8の検出信号が入力され(ステッ
プ101)、これらクラッチ油圧信号に基づいて、現在
の係合クラッチ同士の組合わせが正常な組合わせである
か否かが判断される。すなわち、具体的には、前記表の
内容が図示していないメモリに記憶格納されており、ク
ラッチ油圧信号のうち、クラッチが係合していることを
示す信号(レベル“1″信号)が前記表のマル印同士の
組合わせと一致するか否かが判断される(ステップ10
2)。いま、上記クロスオーバー制御における変速の過
渡期である場合には、前述するように正常なりラッチ同
士の組合わせではないので、正常な組合わせではない(
速度段識別不能)と判断され、手順はステップ103に
移行される。
プ101)、これらクラッチ油圧信号に基づいて、現在
の係合クラッチ同士の組合わせが正常な組合わせである
か否かが判断される。すなわち、具体的には、前記表の
内容が図示していないメモリに記憶格納されており、ク
ラッチ油圧信号のうち、クラッチが係合していることを
示す信号(レベル“1″信号)が前記表のマル印同士の
組合わせと一致するか否かが判断される(ステップ10
2)。いま、上記クロスオーバー制御における変速の過
渡期である場合には、前述するように正常なりラッチ同
士の組合わせではないので、正常な組合わせではない(
速度段識別不能)と判断され、手順はステップ103に
移行される。
ステップ103では、図示していないE(異常)タイマ
が上記速度段識別不能を判断した時点においてスタート
する。なお、−度当該Eタイマがスタートし、次回以後
ステップ102の判断結果がNoであると判断され、手
順が再び同ステップ103に移行された際には上記Eタ
イマは再びスタートすることなくそのまま同タイマは維
持して時間を計測するものとする。
が上記速度段識別不能を判断した時点においてスタート
する。なお、−度当該Eタイマがスタートし、次回以後
ステップ102の判断結果がNoであると判断され、手
順が再び同ステップ103に移行された際には上記Eタ
イマは再びスタートすることなくそのまま同タイマは維
持して時間を計測するものとする。
そして、つぎにEタイマの計測時間が2秒経過したか否
かが判断される。
かが判断される。
ここで、この2秒の時間は、上記クロスオーバー制御に
よって速度段の識別が不能になっている状態(2秒より
も少ない時間)か、変速機1において本当に異常が発生
した状態(2秒以上)かを判断するためのしきい値であ
る(ステップ1゜4)。
よって速度段の識別が不能になっている状態(2秒より
も少ない時間)か、変速機1において本当に異常が発生
した状態(2秒以上)かを判断するためのしきい値であ
る(ステップ1゜4)。
ステップ104においてEタイマの計測時間が未だ2秒
に達していないと判断された場合には、フラグを“0”
にする処理が実行れる(ステップ105)。
に達していないと判断された場合には、フラグを“0”
にする処理が実行れる(ステップ105)。
そして、油圧センサ2〜8の出力に基づいて現在の速度
段がニュートラルであるが否がが判断される(ステップ
106)。現在の速度段は識別不能であり、ニュートラ
ルではないので判断結果はNOとなり、図示していない
Nにュートラル)タイマをリセットする処理が実行され
る(ステ、ツブ107)。
段がニュートラルであるが否がが判断される(ステップ
106)。現在の速度段は識別不能であり、ニュートラ
ルではないので判断結果はNOとなり、図示していない
Nにュートラル)タイマをリセットする処理が実行され
る(ステ、ツブ107)。
そしてつぎに油圧センサ2〜8の出力に基づいて現在の
速度段がR(リバース)であるか否かが判断される(ス
テップ108)。現在の速度段は識別不能であり、リバ
ースではないので判断結果はNOとなり、つぎに現在フ
ラグが“1”であるか否かが判断される(ステップ10
9)。
速度段がR(リバース)であるか否かが判断される(ス
テップ108)。現在の速度段は識別不能であり、リバ
ースではないので判断結果はNOとなり、つぎに現在フ
ラグが“1”であるか否かが判断される(ステップ10
9)。
ここで、上記ステップ104においてEタイマの計n1
時間が2秒に達していないと判断されている間は、ステ
ップ105においてフラグが“0”になっているので、
上記ステップ109の判断結果はNOとなり、つぎに一
段ごとに変速が行なわれたか否かが判断される。この判
断処理は具体的には前回表示データと今回識別された速
度段とを比較することにより行なう(ステップ110)
。
時間が2秒に達していないと判断されている間は、ステ
ップ105においてフラグが“0”になっているので、
上記ステップ109の判断結果はNOとなり、つぎに一
段ごとに変速が行なわれたか否かが判断される。この判
断処理は具体的には前回表示データと今回識別された速
度段とを比較することにより行なう(ステップ110)
。
現在の速度段は識別不能状態であるので、ステップ11
0の判断結果はNOとなり、つぎに前回表示データの内
容がNにュートラル)またはR(リバース)またはE(
異常)のいずれかであるかそれともこれら以外の内容で
あるか否かが判断される(ステップ111)。
0の判断結果はNOとなり、つぎに前回表示データの内
容がNにュートラル)またはR(リバース)またはE(
異常)のいずれかであるかそれともこれら以外の内容で
あるか否かが判断される(ステップ111)。
クロスオーバー制御は、上記N、R,E以外の速度段F
l、F2.・・・を前段の速度段として行なわれるもの
であるから、ステップ111の判断結果はNoとなり、
前回表示データ(前進4速)を図示していないRAMに
記憶する処理が実行される(ステップ112)。そして
つぎに上記RAMに記憶した前回表示データを読み出し
て、これをシフトインジケータ12に出力する処理が実
行される(ステップ113)。
l、F2.・・・を前段の速度段として行なわれるもの
であるから、ステップ111の判断結果はNoとなり、
前回表示データ(前進4速)を図示していないRAMに
記憶する処理が実行される(ステップ112)。そして
つぎに上記RAMに記憶した前回表示データを読み出し
て、これをシフトインジケータ12に出力する処理が実
行される(ステップ113)。
以後、ステップ102において係合クラッチが正常な組
合わせではないと判断され、ステップ104においてE
タイマの計測時間が2秒に達していないことが判断され
ている間は、上記ステップ101〜113の処理が繰り
返し実行され、この間、シフトインジケータ12に表示
駆動回路16を介して前回表示データ(前進4速)が出
力され、シフトインジケータ12の表示器駆動回路17
、表示器18を介して速度段表示部12Hに前進4速を
示す“4°が点灯表示される。
合わせではないと判断され、ステップ104においてE
タイマの計測時間が2秒に達していないことが判断され
ている間は、上記ステップ101〜113の処理が繰り
返し実行され、この間、シフトインジケータ12に表示
駆動回路16を介して前回表示データ(前進4速)が出
力され、シフトインジケータ12の表示器駆動回路17
、表示器18を介して速度段表示部12Hに前進4速を
示す“4°が点灯表示される。
やがて、Eタイマの計測時間が2秒に達していない時点
で、ステップ102の判断結果がYES。
で、ステップ102の判断結果がYES。
つまり次段の速度段(前進5速)における係合クラッチ
の組合わせであることが判断された場合には、Eタイマ
はリセットされ(ステップ114)、フラグを“0”に
する処理が実行される(ステップ115)。
の組合わせであることが判断された場合には、Eタイマ
はリセットされ(ステップ114)、フラグを“0”に
する処理が実行される(ステップ115)。
そして、現在識別された速度段を入力データとして、上
記RAMに記憶格納する処理が実行される(ステップ1
16)。
記RAMに記憶格納する処理が実行される(ステップ1
16)。
以下、ステップ106,107,108および109に
おいて上記と同様の判断処理が行なわれ、かつ同様の判
断がなされて手順はステップ110に移行される。ここ
で、現在の速度段は、前進5速であり、前回表示データ
の速度段は、前進4速であるので、ステップ110の判
断結果はYESとなり、手順はステップ117へ移行さ
れる。
おいて上記と同様の判断処理が行なわれ、かつ同様の判
断がなされて手順はステップ110に移行される。ここ
で、現在の速度段は、前進5速であり、前回表示データ
の速度段は、前進4速であるので、ステップ110の判
断結果はYESとなり、手順はステップ117へ移行さ
れる。
ステップ117では、シフトインジケータ12に現在の
速度段(前進5速)を表示するための速度段表示データ
が上記RAMに記憶される。そしてつぎに上記RAMに
記憶した速度段表示データを該RAMから読み出して、
読み出した速度段表示データをシフトテンジケータ12
に出力する処理が実行される(ステップ113)。
速度段(前進5速)を表示するための速度段表示データ
が上記RAMに記憶される。そしてつぎに上記RAMに
記憶した速度段表示データを該RAMから読み出して、
読み出した速度段表示データをシフトテンジケータ12
に出力する処理が実行される(ステップ113)。
以後、ステップ102において係合クラッチが正常な組
合わせであることが判断されている場合、つまり次段の
速度段(前進5速)が識別されている場合には、上記ス
テップ101,102,114.115,106,10
7,108,109゜110.117および113の処
理が繰り返し実行され、この間シフトインジケータ12
に現在の速度段表示データ(前進5速)が出力され、シ
フトインジケータ12の速度段表示部12aに前進5速
を示す“5°が点灯表示される。
合わせであることが判断されている場合、つまり次段の
速度段(前進5速)が識別されている場合には、上記ス
テップ101,102,114.115,106,10
7,108,109゜110.117および113の処
理が繰り返し実行され、この間シフトインジケータ12
に現在の速度段表示データ(前進5速)が出力され、シ
フトインジケータ12の速度段表示部12aに前進5速
を示す“5°が点灯表示される。
したがって、前進4速から前進5速の変速の際、過渡的
に速度段識別不能となったとしても、それが2秒よりも
少ない時間であれば、クロスオーバー制御による速度段
識別不能であると判断しシフトインジケータ12の速度
段表示部12aには現在の速度段(前進4速)から次段
の速度段(前進5速)への変速がなされたことを示す“
4°−“5”が点灯表示されることになる。
に速度段識別不能となったとしても、それが2秒よりも
少ない時間であれば、クロスオーバー制御による速度段
識別不能であると判断しシフトインジケータ12の速度
段表示部12aには現在の速度段(前進4速)から次段
の速度段(前進5速)への変速がなされたことを示す“
4°−“5”が点灯表示されることになる。
一方、上記ステップ104においてEタイマの計測時間
が2秒以上になったことが判断された場合には、フラグ
を“1”にする処理が実行される(ステップ118)。
が2秒以上になったことが判断された場合には、フラグ
を“1”にする処理が実行される(ステップ118)。
以下、ステップ106〜108において上記と同様の判
断処理が行なわれ、かつ同様の判、断がなされて手順は
ステップ109に移行される。ここに、Eタイマの計測
時間が2秒以上であり、フラグが“1”であるのでステ
ップ109の判断結果はYESとなり、シフトインジケ
ータ12にEを表示するためのE表示データが上記RA
Mに記憶される(ステップ119)。
断処理が行なわれ、かつ同様の判、断がなされて手順は
ステップ109に移行される。ここに、Eタイマの計測
時間が2秒以上であり、フラグが“1”であるのでステ
ップ109の判断結果はYESとなり、シフトインジケ
ータ12にEを表示するためのE表示データが上記RA
Mに記憶される(ステップ119)。
そしてつぎに上記RAMに記憶したE表示データを該R
AMから読み出して、読み出したE表示データをシフト
インジケータ12に出力する処理が実行される(ステッ
プ113)。
AMから読み出して、読み出したE表示データをシフト
インジケータ12に出力する処理が実行される(ステッ
プ113)。
以後、ステップ102において係合クラッチが正常な組
合わせでないことが判断され、ステップ104において
Eタイマの計測時間が2秒以上であることが判断されて
いる間は、上記ステップ101〜104,118.10
6〜111,117゜113の処理が繰り返し実行され
、この間のシフトインジケータ12にE表示データが出
力され、シフトインジケータ12の異常警告灯12bを
点灯表示させる。
合わせでないことが判断され、ステップ104において
Eタイマの計測時間が2秒以上であることが判断されて
いる間は、上記ステップ101〜104,118.10
6〜111,117゜113の処理が繰り返し実行され
、この間のシフトインジケータ12にE表示データが出
力され、シフトインジケータ12の異常警告灯12bを
点灯表示させる。
したがって、速度段が前進4速である場合に、速度段識
別が不能となり、それが2秒以上の時間続いた場合には
、シフトインジケータ12の異常警告灯12bを点灯さ
せて、たとえば油圧供給路41〜47のいずれかの管路
にゴミ詰りか発生して油圧が上昇する異常が発生したこ
とをオペレータに知らせることができる。
別が不能となり、それが2秒以上の時間続いた場合には
、シフトインジケータ12の異常警告灯12bを点灯さ
せて、たとえば油圧供給路41〜47のいずれかの管路
にゴミ詰りか発生して油圧が上昇する異常が発生したこ
とをオペレータに知らせることができる。
以下、変速機1において上記飛越し変速制御が行なわれ
た場合を想定して、シフトインジケータ9のCPU15
で行なわれる処理手順を同フローチャートを参照して説
明する。
た場合を想定して、シフトインジケータ9のCPU15
で行なわれる処理手順を同フローチャートを参照して説
明する。
まず、上記と同様にステップ101において油圧センサ
2〜8の検出信号が入力されて(ステップ101)、こ
れらクラッチ油圧信号に基づいて現在の係合クラッチ同
士の組合わせが正常であるか否かが判断される(ステッ
プ102)。いま、上記飛越し変速の過渡期である場合
には、現在の係合クラッチ同士の組合わせは、変速後の
速度段(前進5速)を一段飛越した速度段(前進6速)
におけるそれとなっているので、上記ステップ102の
判断結果はYESとなり、Eタイマがリセットされ(ス
テップ114)、フラグを“0′にする処理が実行され
る(ステップ115)。
2〜8の検出信号が入力されて(ステップ101)、こ
れらクラッチ油圧信号に基づいて現在の係合クラッチ同
士の組合わせが正常であるか否かが判断される(ステッ
プ102)。いま、上記飛越し変速の過渡期である場合
には、現在の係合クラッチ同士の組合わせは、変速後の
速度段(前進5速)を一段飛越した速度段(前進6速)
におけるそれとなっているので、上記ステップ102の
判断結果はYESとなり、Eタイマがリセットされ(ス
テップ114)、フラグを“0′にする処理が実行され
る(ステップ115)。
そして、現在識別された速度段を入力データとして上記
RAMに記憶格納する処理が実行される(ステップ11
6)。
RAMに記憶格納する処理が実行される(ステップ11
6)。
つぎに、油圧センサ2〜8の出力に基づいて現在の速度
段がNであるか否かが判断される(ステップ106)。
段がNであるか否かが判断される(ステップ106)。
現在の速度段は前進6速であり、ニュートラルではない
ので、判断結果はNoとなり、上記Nタイマをリセット
する処理が実行される(ステップ107)。
ので、判断結果はNoとなり、上記Nタイマをリセット
する処理が実行される(ステップ107)。
そして、つぎに油圧センサ2〜8の出力に基づいて現在
の速度段がRであるか否かが判断される(ステップ10
8)。ここで、現在の速度段は前進6速であり、Rでは
ないので判断結果はNoとなり、現在フラグが“1”で
あるか否かが判断される(ステップ109)。
の速度段がRであるか否かが判断される(ステップ10
8)。ここで、現在の速度段は前進6速であり、Rでは
ないので判断結果はNoとなり、現在フラグが“1”で
あるか否かが判断される(ステップ109)。
ここで、上記ステップ115においてフラグが“0″に
なっているので、上記ステップ109の判断結果はNO
となり、つぎに一段ごとの変速が行なわれたか否かが判
断される(ステップ110)。
なっているので、上記ステップ109の判断結果はNO
となり、つぎに一段ごとの変速が行なわれたか否かが判
断される(ステップ110)。
ここで、現在飛越し変速における過渡期であるので、ス
テップ110の判断結果はNoとなり、つぎに前回表示
データの内容がNまたはRまたはEのいずれかであるか
それともこれら以外の内容であるか否かが判断される(
ステップ111)。
テップ110の判断結果はNoとなり、つぎに前回表示
データの内容がNまたはRまたはEのいずれかであるか
それともこれら以外の内容であるか否かが判断される(
ステップ111)。
飛越し変速制御は、上記N、R,E以外の速度段Fl、
F2.・・・を前段の速度段として行なわれるものであ
るから、ステップ111の判断結果はNOとなり、前回
表示データ(前進4速)を図示していないRAMに記憶
する処理が実行される(ステップ112)。そして、つ
ぎに上記RAMに記憶した前回表示データを読み出して
、これをシフトインジケータ12に出力する処理が実行
される(ステップ113)。
F2.・・・を前段の速度段として行なわれるものであ
るから、ステップ111の判断結果はNOとなり、前回
表示データ(前進4速)を図示していないRAMに記憶
する処理が実行される(ステップ112)。そして、つ
ぎに上記RAMに記憶した前回表示データを読み出して
、これをシフトインジケータ12に出力する処理が実行
される(ステップ113)。
以後、ステップ102において現在の速度段が飛越し速
度段であることが識別されている間は、上記ステップ1
01,102,114,115゜116.107〜11
3の処理が繰り返えし実行され、この間シフトインジケ
ータ12の表示駆動回路17、表示器18を介して速度
段表示部12aに前進4速を示す“4”が点灯表示され
る。
度段であることが識別されている間は、上記ステップ1
01,102,114,115゜116.107〜11
3の処理が繰り返えし実行され、この間シフトインジケ
ータ12の表示駆動回路17、表示器18を介して速度
段表示部12aに前進4速を示す“4”が点灯表示され
る。
やがて飛越し変速制御が終了し、次段の速度段(前進5
速)がステップ102において識別されると、ステップ
110の判断結果がYESとなり、手順はつぎのステッ
プ117に移行される。
速)がステップ102において識別されると、ステップ
110の判断結果がYESとなり、手順はつぎのステッ
プ117に移行される。
ステップ117では、シフトインジケータ12に現在の
速度段(前進5速)を表示するための速度段表示データ
が上記RAMに記憶される。そしてつぎに上記RAMに
記憶した速度段表示データを該RAMから読み出して読
み出した速度段表示データをシフトインジケータ12に
出力する処理が実行される(ステップ113)。
速度段(前進5速)を表示するための速度段表示データ
が上記RAMに記憶される。そしてつぎに上記RAMに
記憶した速度段表示データを該RAMから読み出して読
み出した速度段表示データをシフトインジケータ12に
出力する処理が実行される(ステップ113)。
以後、ステップ102において飛越し変速における次段
の速度段(前進5速)が識別されている場合には、上記
ステップ101,102,114゜115.116,1
07〜110,117および113の処理が繰り返し実
行され、この間シフトインジケータ12に現在の速度段
表示データ(前進5速)が出力され、シフトインジケー
タ12の速度段表示部12aに前進5速を示す“5“が
点灯表示される。
の速度段(前進5速)が識別されている場合には、上記
ステップ101,102,114゜115.116,1
07〜110,117および113の処理が繰り返し実
行され、この間シフトインジケータ12に現在の速度段
表示データ(前進5速)が出力され、シフトインジケー
タ12の速度段表示部12aに前進5速を示す“5“が
点灯表示される。
したがって、前進4速から前進5速の変速の際、過渡的
に速度段が次段の速度段(前進5速)を飛越した速度段
(前進6速)になったとしても、シフトインジケータ1
2の速度段表示部12aは、飛越し速度段(前進6速)
を表示せず、現在の速度段(前進4速)から次段の速度
段(前進5速)への変速がなされたことを示す“4°→
“5°を点灯表示することになる。
に速度段が次段の速度段(前進5速)を飛越した速度段
(前進6速)になったとしても、シフトインジケータ1
2の速度段表示部12aは、飛越し速度段(前進6速)
を表示せず、現在の速度段(前進4速)から次段の速度
段(前進5速)への変速がなされたことを示す“4°→
“5°を点灯表示することになる。
なお、変速制御の態様によって変速の過渡期において各
油圧クラッチL、H,・・・の油圧が全く立たない状態
になることがある。
油圧クラッチL、H,・・・の油圧が全く立たない状態
になることがある。
この場合は、ステップ102において現在の速度段はN
であると識別され、以後ステップ114〜116の処理
が実行されて、手順はステップ106に移行される。
であると識別され、以後ステップ114〜116の処理
が実行されて、手順はステップ106に移行される。
現在、油圧センサ2〜8の検出信号に基づいて速度段が
Nであることが識別されているので、ステップ106の
判断結果はYESとなり、つぎに上記シフトセレクタが
ニュートラルに操作されているか否かが判断される(ス
テップ120)。
Nであることが識別されているので、ステップ106の
判断結果はYESとなり、つぎに上記シフトセレクタが
ニュートラルに操作されているか否かが判断される(ス
テップ120)。
上記シフトセレクタが現在ニュートラルに操作されてい
ない場合、つまり上記変速制御における変速の過渡期ま
たはシフトセレクタがニュートラルに操作されずに現在
ダンプトラックが停止している状態である場合には、上
記ステップ120の判断結果はNOとなり、つぎにNに
ニュートラル)タイマがスタートする(ステップ121
)。なお、−度当該タイマがスタートし、次回以後ステ
ップ120の判断結果がNoであると判断され、手順が
再び同ステップ121に移行された際には、上記Nタイ
マは再びスタートすることなく、そのまま同タイマは継
続して時間を計測するものとする。
ない場合、つまり上記変速制御における変速の過渡期ま
たはシフトセレクタがニュートラルに操作されずに現在
ダンプトラックが停止している状態である場合には、上
記ステップ120の判断結果はNOとなり、つぎにNに
ニュートラル)タイマがスタートする(ステップ121
)。なお、−度当該タイマがスタートし、次回以後ステ
ップ120の判断結果がNoであると判断され、手順が
再び同ステップ121に移行された際には、上記Nタイ
マは再びスタートすることなく、そのまま同タイマは継
続して時間を計測するものとする。
そしてつぎにNタイマの計n1時間が1.5秒経過した
か否かが判断される。ここで、1.5秒の時間は、上記
変速制御によって速度段がニュートラルになっている状
態(1,5秒よりも少ない時間)か、ダンプトラックが
停止している状態(1゜5秒以上)かを判断するための
しきい値である(ステップ122)。
か否かが判断される。ここで、1.5秒の時間は、上記
変速制御によって速度段がニュートラルになっている状
態(1,5秒よりも少ない時間)か、ダンプトラックが
停止している状態(1゜5秒以上)かを判断するための
しきい値である(ステップ122)。
ステップ122においてNタイマの計測時間が未だ1.
5秒に達していないと判断された場合には、手順はステ
ップ112に移行され、前回表示データ(たとえば前進
1速)を上記RAMに記憶する処理が実行される。そし
て、つぎに上記RAMに記憶した前回表示データを読み
出して、これをシフトインジケータ12に出力する処理
が実行される(ステップ113)。
5秒に達していないと判断された場合には、手順はステ
ップ112に移行され、前回表示データ(たとえば前進
1速)を上記RAMに記憶する処理が実行される。そし
て、つぎに上記RAMに記憶した前回表示データを読み
出して、これをシフトインジケータ12に出力する処理
が実行される(ステップ113)。
以後ステップ122においてNタイマの計測時間が1.
5秒に達していないことが判断されている間は、上記ス
テップ101,102,114゜115.116,10
6,120〜122,112および113の処理が繰り
返し実行され、この間シフトインジケータ12に表示駆
動回路16を介して前回表示データ(前進1速)が出力
され、シフトインジケータ12の表示器駆動回路17、
表示器18を介して速度段表示部12aに前進1速を示
す“1°が点灯表示される。
5秒に達していないことが判断されている間は、上記ス
テップ101,102,114゜115.116,10
6,120〜122,112および113の処理が繰り
返し実行され、この間シフトインジケータ12に表示駆
動回路16を介して前回表示データ(前進1速)が出力
され、シフトインジケータ12の表示器駆動回路17、
表示器18を介して速度段表示部12aに前進1速を示
す“1°が点灯表示される。
やがてNタイマの計n1時間が165秒に達していない
時点で、ステップ102においてニュートラルとは異な
る速度段(たとえば前進2速)が識別された場合は、ス
テップ106の判断結果はNOとなるので、つぎにNタ
イマをリセットしくステップ107)、以後ステップ1
08〜111の処理が実行される。上記変速制御は、N
、R,E以外の速度段Fl、F2.・・・を前段の速度
段として行なわれるものであるからステップ111の判
断結果はYESとなり、現在の速度段を表示するための
速度段表示データ(前進2速)を上記RAMに記憶する
処理が実行される(ステップ112)。そしてつぎに上
記RAMに記憶した速度段表示データを読み出して、こ
れをシフトインジケータ12に出力して速度段表示部1
2aに速度段表示データの内容を“2”のごとく表示す
る(ステップ113)。
時点で、ステップ102においてニュートラルとは異な
る速度段(たとえば前進2速)が識別された場合は、ス
テップ106の判断結果はNOとなるので、つぎにNタ
イマをリセットしくステップ107)、以後ステップ1
08〜111の処理が実行される。上記変速制御は、N
、R,E以外の速度段Fl、F2.・・・を前段の速度
段として行なわれるものであるからステップ111の判
断結果はYESとなり、現在の速度段を表示するための
速度段表示データ(前進2速)を上記RAMに記憶する
処理が実行される(ステップ112)。そしてつぎに上
記RAMに記憶した速度段表示データを読み出して、こ
れをシフトインジケータ12に出力して速度段表示部1
2aに速度段表示データの内容を“2”のごとく表示す
る(ステップ113)。
一方、上記ステップ122においてNタイマの計測時間
が1.5秒以上になったことが判断された場合には、N
タイマをリセットしくステップ123)、シフトインジ
ケータ12の速度段表示部12aにNを表示するための
N表示データが上記RAMに記憶される(ステップ12
4)。そしてつぎに上記RAMに記憶したN表示データ
を該RAMから読み出して、読み出したN表示データを
シフトインジケータ12に出力する処理が実行される(
ステップ113)。
が1.5秒以上になったことが判断された場合には、N
タイマをリセットしくステップ123)、シフトインジ
ケータ12の速度段表示部12aにNを表示するための
N表示データが上記RAMに記憶される(ステップ12
4)。そしてつぎに上記RAMに記憶したN表示データ
を該RAMから読み出して、読み出したN表示データを
シフトインジケータ12に出力する処理が実行される(
ステップ113)。
以後ステップ122においてNタイマの計測時間が1,
5秒以上であることが判断されている間は、上記ステッ
プ101,102,114,115.116,106,
120〜124および113の処理が繰り返し実行され
、この間シフトインジケータ12にN表示データが出力
され、シフトインジケータ12の速度段表示部12aに
ニュートラルを示す“N゛が点灯表示される。
5秒以上であることが判断されている間は、上記ステッ
プ101,102,114,115.116,106,
120〜124および113の処理が繰り返し実行され
、この間シフトインジケータ12にN表示データが出力
され、シフトインジケータ12の速度段表示部12aに
ニュートラルを示す“N゛が点灯表示される。
一方、現在オペレータによって上記シフトセレクタがニ
ュートラルに操作されている場合には、ステップ120
の判断結果はYESとなり、以下Nタイマの計測時間如
何にかかわらず、シフトインジケータ12の速度段表示
部12aにニュートラルを示す“N”を点灯表示する処
理が実行される(ステップ123,124.113)。
ュートラルに操作されている場合には、ステップ120
の判断結果はYESとなり、以下Nタイマの計測時間如
何にかかわらず、シフトインジケータ12の速度段表示
部12aにニュートラルを示す“N”を点灯表示する処
理が実行される(ステップ123,124.113)。
第4図は、上記ステップ106,120〜124.11
3の処理内容を示す論理回路である。
3の処理内容を示す論理回路である。
同図からも明らかなように、実施例のフローチャートで
は、 ■ シフトセレクタによってニュートラルが選択されて
現在の速度段がNであることが検出されている場合にニ
ュートラル表示を行なうとともに、 ■ たとえシフトセレクタによってニュートラルが選択
されていなくとも、速度段がニュートラルであることが
識別されてから所定時間(1,5秒)以上経過した場合
は、ダンプトラックが停止状態にあると判断して、ニュ
ートラル表示を行なっていることがわかる。
は、 ■ シフトセレクタによってニュートラルが選択されて
現在の速度段がNであることが検出されている場合にニ
ュートラル表示を行なうとともに、 ■ たとえシフトセレクタによってニュートラルが選択
されていなくとも、速度段がニュートラルであることが
識別されてから所定時間(1,5秒)以上経過した場合
は、ダンプトラックが停止状態にあると判断して、ニュ
ートラル表示を行なっていることがわかる。
しかし、
■ シフトセレクタによってニュートラルが選択されて
いない場合であって、速度段がニュートラルであること
が識別されてから、所定時間(1,5秒)に達していな
い場合は、変速制御の過渡期であると判断してニュート
ラル表示をしないようにする(前回表示データを表示す
る)。
いない場合であって、速度段がニュートラルであること
が識別されてから、所定時間(1,5秒)に達していな
い場合は、変速制御の過渡期であると判断してニュート
ラル表示をしないようにする(前回表示データを表示す
る)。
なお、現在ダンプトラックが後進走行している場合には
、ステップ108の判断結果がYESとなり、シフトイ
ンジケータ12の速度段表示部12a後進走行を示す“
R”が表示されることになる(ステップ125,113
)。
、ステップ108の判断結果がYESとなり、シフトイ
ンジケータ12の速度段表示部12a後進走行を示す“
R”が表示されることになる(ステップ125,113
)。
なお、実施例では主、副2段構成の変速機1について適
用される場合について説明したが、もちろん1段構成の
変速機または3段構成以上の変速機についても本発明と
しては適用可能である。
用される場合について説明したが、もちろん1段構成の
変速機または3段構成以上の変速機についても本発明と
しては適用可能である。
以上説明したように本発明によれば、第1にクラッチが
異常な組合わせになった場合に、これを変速機において
発生した異常によるものかまたは変速制御にともなう係
合クラッチの異常な組合わせによるものかを判定した表
示がなされる。
異常な組合わせになった場合に、これを変速機において
発生した異常によるものかまたは変速制御にともなう係
合クラッチの異常な組合わせによるものかを判定した表
示がなされる。
また、本発明によれば、第2に飛越し変速制御が行なわ
れたとしても、変速過渡期における飛越し速度段を表示
しないで変速前後の一段だけ離れた速度段のみを表示す
ることができる。
れたとしても、変速過渡期における飛越し速度段を表示
しないで変速前後の一段だけ離れた速度段のみを表示す
ることができる。
さらにまた、本発明によ口ば、第3に油圧クラッチに供
給される圧油の圧力を検出し、この検出結果から速度段
および異常を識別、表示するようにしているので油圧系
統で発生したゴミつまり等による油圧上昇等の異常が発
生した場合に、この異常を識別、表示することができる
。
給される圧油の圧力を検出し、この検出結果から速度段
および異常を識別、表示するようにしているので油圧系
統で発生したゴミつまり等による油圧上昇等の異常が発
生した場合に、この異常を識別、表示することができる
。
したがって上記第1、第2および第3のいずれの場合も
表示装置の表示内容の信頼性を大幅に向上させることが
できる。さらにはこの信頼性ある表示内容に基づきオペ
レータが適切な処置を行なうことができるので作業効率
が大幅に向上する。
表示装置の表示内容の信頼性を大幅に向上させることが
できる。さらにはこの信頼性ある表示内容に基づきオペ
レータが適切な処置を行なうことができるので作業効率
が大幅に向上する。
第1図は、本発明に係る速度段表示装置および該装置が
適用される変速機を概念的に示すブロック図、第2図は
、第1図に示すシフトインジケータコントローラおよび
シフトインジケータ12の電子回路を概念的に示すハー
ドブロック図、第3図は、第2図に示すCPUで行なわ
れる処理手順を例示したフローチャート、第4図は、第
3図のフローチャートにおける処理の一部のハードロジ
ックにて示す図である。 1・・・変速機、2,3,4,5,6,7.8・・・油
圧センサ、9・・・シフトインジケータコントローラ、
10・・・トランスミッションコントローラ、12・・
・シフトインジケータ、12a・・・速度段表示部、1
2b・・・異常警告灯、15・・・CPU、20・・・
クラッチ油圧供給装置、21,22,23.24,25
゜26.27・・・クラッチ油圧制御弁、41,42゜
43.44,45,46.47・・・油圧供給路、H2
L、 1st、 2nd、 3rd、 4th
、 R−・・油圧クラッチ。 第2図 第 図 第 図
適用される変速機を概念的に示すブロック図、第2図は
、第1図に示すシフトインジケータコントローラおよび
シフトインジケータ12の電子回路を概念的に示すハー
ドブロック図、第3図は、第2図に示すCPUで行なわ
れる処理手順を例示したフローチャート、第4図は、第
3図のフローチャートにおける処理の一部のハードロジ
ックにて示す図である。 1・・・変速機、2,3,4,5,6,7.8・・・油
圧センサ、9・・・シフトインジケータコントローラ、
10・・・トランスミッションコントローラ、12・・
・シフトインジケータ、12a・・・速度段表示部、1
2b・・・異常警告灯、15・・・CPU、20・・・
クラッチ油圧供給装置、21,22,23.24,25
゜26.27・・・クラッチ油圧制御弁、41,42゜
43.44,45,46.47・・・油圧供給路、H2
L、 1st、 2nd、 3rd、 4th
、 R−・・油圧クラッチ。 第2図 第 図 第 図
Claims (4)
- (1)変速機の速度段を表示する速度段表示装置におい
て、 前記変速機の速度段を逐次識別する速度段識別手段と、 前記速度段識別手段によって識別された速度段を記憶す
るメモリと、 前記速度段識別手段によって速度段の識別が不能になっ
た際にスタートし、前記速度段識別手段によつて次の速
度段が識別された際に作動を停止するタイマと、 前記タイマが作動していない場合には、前記速度段識別
手段によって識別された速度段を示す表示信号を、前記
タイマによって計測された時間が予め設定した所定時間
に達していない場合には、前記メモリの記憶内容に基づ
いて前記タイマのスタート直前の速度段を示す表示信号
を、前記タイマによって計測された時間が前記所定時間
以上である場合には、前記変速機に異常が発生したこと
を示す表示信号をそれぞれ出力する表示信号出力手段と
、 前記表示信号出力手段の出力に基づいて前記変速機の速
度段並びに該変速機の異常を表示する表示手段と を具えたことを特徴とする速度段表示装置。 - (2)一段ごとに変速を行なう変速機の速度段を表示す
る速度段表示装置において、 前記変速機の速度段を逐次識別する速度段識別手段と、 前記速度段識別手段によって識別された速度段を記憶す
るメモリと、 前記速度段識別手段によって速度段が識別された際に該
識別された速度段と前記メモリに記憶された前回の速度
段とが2段以上離れているか否かを判定する判定手段と
、 前記判定手段によって前記各速度段が2段以上離れてい
ないことが判定された場合には、前記速度段識別手段に
よって識別された速度段を示す表示信号を、前記判定手
段によって前記各速度段が2段以上離れていることが判
定された場合には、前記前回の速度段を示す表示信号を
それぞれ出力する表示信号出力手段と、 前記表示信号出力手段の出力に基づいて前記変速機の速
度段を表示する表示手段と を具えたことを特徴とする速度段表示装置。 - (3)一段ごとに変速を行なう変速機の速度段を表示す
る速度段表示装置において、 前記変速機の速度段を逐次識別する速度段識別手段と、 前記速度段識別手段によって識別された速度段を記憶す
るメモリと、 前記速度段識別手段によって速度段の識別が不能になっ
た際にスタートし、前記速度段識別手段によって次の速
度段が識別された際に作動を停止するタイマと、 前記速度段識別手段によって速度段が識別された際に該
速度段と前記メモリに記憶された前回の速度段とが2段
以上離れているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって前記各速度段が2段以上離れてい
ないことが判定された場合には、前記速度段識別手段に
よって識別された速度段を示す表示信号を、前記判定手
段によって前記各速度段が2段以上離れていることが判
定された場合には、前記前回の速度段を示す表示信号を
、前記タイマによって計測された時間が予め設定した所
定時間以内に達していない場合には、前記メモリの記憶
内容に基づいて前記タイマのスタート直前の速度段を示
す表示信号を、前記タイマによって計測された時間が前
記所定時間以上である場合には、前記変速機に異常が発
生したことを示す表示信号をそれぞれ出力する表示信号
出力手段と、 前記表示信号出力手段の出力に基づいて前記変速機の速
度段並びに該変速機の異常を表示する表示手段と を具えたことを特徴とする速度段表示装置。 - (4)速度段を選択する複数の油圧クラッチと、電気指
令によって作動されて前記複数の油圧クラッチに対して
各別に圧油を供給する複数の圧力制御弁と、これら複数
の圧力制御弁に対してそれぞれ電気指令を与えて前記複
数の油圧クラッチによる変速制御を行なうコントローラ
とを有した変速機の速度段を表示する速度段表示装置に
おいて、前記複数の油圧クラッチに供給される圧油の圧
力を検出する圧力検出手段を具え、該圧力検出手段の検
出結果に基づいて前記変速機の速度段を識別し、該識別
された速度段を表示するようにしたことを特徴とする速
度段表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366889A JPH02283532A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 速度段表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366889A JPH02283532A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 速度段表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02283532A true JPH02283532A (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=14360169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10366889A Pending JPH02283532A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 速度段表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02283532A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012081190A1 (ja) * | 2010-12-15 | 2012-06-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 複式クラッチ変速機の制御装置及び複式クラッチ変速機の制御方法 |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP10366889A patent/JPH02283532A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012081190A1 (ja) * | 2010-12-15 | 2012-06-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 複式クラッチ変速機の制御装置及び複式クラッチ変速機の制御方法 |
US8768589B2 (en) | 2010-12-15 | 2014-07-01 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Control device for dual clutch transmission and control method for dual clutch transmission |
JP5546069B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2014-07-09 | ヤマハ発動機株式会社 | 複式クラッチ変速機の制御装置及び複式クラッチ変速機の制御方法 |
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