JPH02283370A - 呼吸装置用胸部包囲体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エアオシレータ（ａｉｒ　ｏｓｃｉｌｌａｔ
ｏｒ）と組み合わせて、患者の肺の呼吸を補助するのに
使用される胸部包囲体に関する。

医療行為においては、患者の呼吸を補助することがしば
しは必要となる。これは最も多くは、患者に挿管し、挿
入した管を通して周期的な正空気圧を患者の肺に送り込
むことてなされる。

挿管法には多数の臨床上及び実用上の欠点がある。

挿管法に替わるものとしては、所定の形態の外部呼吸装
置を使用することかある。公知の形態の外部呼吸装置（
４、有効である）Ｓめには患者か動（りないことやコス
トか高いといった欠点がある。

１つの公知の形態の外部呼吸装置としては患者かその首
から下を全部入れる所謂１−鉄のル１ｊＪかある。

別の形態の外部呼吸装置としては所謂「胸中呼吸装置（
ｃｕｉｒａｓｓ　ｖｅｎｔ、１ｌａｌｏｒ）」があるが
、これは典型的には、患者の背に接触して収すイζ１け
られる硬質のプレー１へと、患者の胸部］１方に胸部か
膨張する余地を残し”Ｃ取りイ」けされ珪つ背プレー１
へに例えは帯ひもによって装着されるへり中揉の胸部カ
バーとを包含する。胸部カバーは患者の胸部を密封こと
を目的とされており、密封用のバッｌ〜付き縁を有する
。典型的には、胸部カバーを適所に保持する帯ひもを、
患者の腋窩の充分下方の腰のくひれな部分のレヘルに延
伸さぜる。

胸部カバーＩＪ全体的に剛性であって、胸部カバーを特
定の患者に適正に取り付（つるのには問題がある。最高
の結果を得るためには、胸部カバーを各患者（１こ適合
させてあつらえる必要がある。

胸部カバーと患者の体との間に満足の行く密封を維持す
るなめには、患者は静止したままで横なわっていること
か要求される。

胸部カバーが剛性であることと、胸部カバーを患者の胸
部に下けて保持する帯ひもが延伸する線とによって、装
置を使用することにより生成される肋骨の運動、即ち呼
吸作用が制限され、これで効力が乏しくなる。

胸部カバーは通常はファイバークラスで作製されており
、特に患者に適合して作製されるので高価である。それ
ぞれのす・イスは限定された範囲の体格の患者にのみ適
合する。乳児から大柄な大人までのザイスの患者に適合
するために（」、多数の７２なる胸部カバーを必要とす
る。

この種の装置に少なくとも６０年間利用されてきな。

本発明は、患者の肺の補助呼吸を生成するのに使用され
る胸部包囲体であって、剛性であるか可撓性のブラスヂ
ッつでできた、胸部を覆う１−ンネル状部材と、１１Ａ
記１−ンネル状部祠の各端部にあって、それぞれが患者
の体の前面に接触して密封するための凹形の半径方向内
側周囲を有しＨｌつ空気不透過性て可撓性のクッション
材料でできた壁部イ」と、患者の背の胸部領域の周りに
相互に重なり合う関係に包み込むための、前記１−ンネ
ル状部材の縦方向に延伸する縁の各々から延伸する可撓
性て空気不透過性の材料でできたバンドと、前記パン１
〜を前記型なり合う関係に保持するために前記バンドを
固定する手段と、使用に際してエアオシレータに連結す
るための該包囲体への空気通路とを具備する胸部包囲体
を提供する。

トンネル状部材（」、プラスチックシートをトンイ・ル
形に折り曲ｉｆることにより形成され、（患者の頚部に
近い方の）トンネル状部材の端部は、前方に延伸する中
央舌状部を有するのか好ましい。

これにより、患者の体に接触する線を、肋骨構造の膨張
への影響を最も小さくするように出来るたけ胸骨に近付
ける。

プラスチック材料は好ましくは厚さ０．５〜３　ｍ　ｍ
、より好ましくは厚さ０．７５〜２．２５ｍｍ、例えば
］、ｍｍまたは２１である。より小さな包囲体に対して
はより薄いプラスチック材料を使用する。大人用の包囲
体においてはより実質的な厚さのプラスチック材料が適
当である。

適当なプラスチックはポリカーボネ〜１へである。

或いは、厚さ１〜２ｍｍのポリカーボネーｉ〜シートと
ほぼ同じ剛性及び可撓性を有するプラスチック材料とし
てもよい。

プラスチック材料は透明であるのか好ましい。

壁部材は独立気泡を含むフオーム材料であるのか好まし
い。各壁部材は比較的硬質のフオーム材料（例えばネオ
ブレンフぢ−ム）の半径方向外側部分と、比較的軟質の
フオーム材料（例えはＰＶＣフオーム）のｆ径方向内側
部分とを有する。このことにより、肋骨を自由に運動さ
せる助けとなり且つ実質的な範囲の体格の患者のための
包囲体を収容するように１〜ノンネル状材の側壁部分が
外側または内側に撓むのを妨けることなく、比較的剛性
であるにもかかわらす可撓性のプラスデック１〜ンネル
状部拐の潰れを回避する助（・）となり、患者の体に対
して優れたクッションを与える。

各ハンドは、トンネル状部材の各縁の実質的に全長にわ
たり延伸するような幅であるのが好ましい。パン１〜は
、端部壁の軟質で独立気泡を含むフオーム材料に使用さ
れるようなまたは同様の軟質性を有する独立気泡を含む
フオーム材料であるのが好ましい。

前記バンドの一方は他方よりも短いのか好ましく、使用
に際してはより短い方かより長い方の内側に配置される
。

前記バンドの一方は他方よりも厚いのか好ましく、例え
はより薄い方を厚さ約’５ｍｌ１１とし、他方を厚さ約
１ｃｍとすることができる。

外側バンドの自由端部は、Ｉ〜ンネル状部材の反対側の
側部に固定手段によって装着可能であることか望ましい
。

固定手段は、通常はトンネル状部材の各端部と一列の外
側バンドに密封張力を与えるように作用すると特に好ま
しい。

これによって、適正に寸法が定められた包囲体において
は、肋骨は胸部を膨張することが自由なままであるよう
に、一方の密封バンドには患者のほぼ腋窩下方で且つ他
方には横隔膜下方で張力かかけられる。これは、横隔膜
のちょうど上方を延伸するパン１〜に張力をか（′５る
ことにより肋骨が厳しく制限される従来の公知の胸中タ
イプの装置の構成とは区別される。

従って、固定手段は、Ｉ〜ヘンネル状部材側部から相互
にほぼ平行に延伸し、それぞれが外側ハンドに固定され
且つそれを越えて延伸し、更にそれぞれがトンネル状部
材の反対側の側部に装着されている連結手段と協働する
］対の帯ひも部イ］を包含するのが好ましい。

連結手段は、ヴエルクロ（ＶＥＬＣＲＯ＞タイプのパッ
ドとすることかでき、協働するウェルクロタイプ材料は
帯ひも部材の延伸部分上に備えてもよいし、または帯ひ
も部材全部をかかる４Ａ料としてもよい。

ヴエルクロタイプとは、１つの部材の材料の表面上にあ
る微小な繊維フックが、他方の部材の材料の協働表面」
−に直立する微小な繊維ループと接着可能である任意の
取り外し可能で且つ再使用可能な繊維接着方式を意味す
る。

本発明は、エアオシレータと一緒にかかる包囲体を包含
する、患者の肺の補助ｌ′１″吸を生成するのに使用さ
れる呼吸装置を包含する。前記空気オシレークは通常の
タイプのものでよく、欧州特許明細書第０１９２３３７
号または欧州特許出願第８７９０１０８４．１号に記述
されているようなものとすることかできる。

以下、添イ」の図面を参照し、好ましい実施態様によっ
て本発明を説明する。

夫旌舅 第１図に示したように、本発明の包囲体は厚さｌＩＩ＋
ｎのポリカーボネートシートでできた）〜ンネル１を包
含する。ｌ〜ンネル１．　＋、：ｌ、平坦なポリカーボ
ネートシー１−をほぼ半円筒形状に湾曲させることによ
り形成されるが、このシートをトンネル形状に折り曲け
る前に、面方に突出する舌状部２を与えるように切断し
ておく。

１〜ヘンネル状材］の各端部には、トンネル状部材の縁
をわずかに越えて延伸する、緻密て比較的硬質で独立気
泡を含むフオーム利料でできた（Ｊぼ日月形の部品３か
接着剤によって固定されてい］２ る。＋−ンネル状部材１の各端部では、三日月形の硬質
フオーム材１”ｌ　３の内面にその端部を越えて延伸す
るより軟質て独立気泡を含むフオーム材ＭＴ＋でできた
三日月形部品４か固定されている。

より軟質のフオーム材料とより硬質の７４−六利料とは
接着剤によって相互に固定することかできる。接着剤は
、より硬質のフオーム材料層に損傷を与・えることなく
２つのフオーム材料層を分離することがてきるようなも
のであるのが好ましい。

より軟質のフオーム利利層は交換可能とすることができ
る。より軟質のフオーム材料層は、接着剤層が、接着剤
を暴露するために除去可能なリリースシートによって被
覆されて提供される種類のフオーム材料シートで製造さ
れることが好まし２い。

トンネル状部材１の外側表面上には、一方の長手方向自
由縁からトンネル形の項」二に向かって延伸する］対の
雄ウェルクロタイプパッド５が備えられており、そのう
ちの一方は、トンネル状部材１のまりずくに切断された
端部に直ぐ隣接して延伸し、且つ他方は、トンネル状部
材１の反対側の底部隅から突出する舌状部２の後ろを平
行に延伸する。

独立気泡タイプの軟質フオーム材料でできた若１−台形
の幅広のパン１−〇が、パット５下方のｌ〜ヘンネル状
部材１自由縁に沿って固定されている。

バンド６のより幅が狭い端部はｌ・ンネル状部材１に固
定されており、より幅が広い端部は自由である。

このバンド６に使用されるフオーム材料の厚さは約０．
５ｃｍである。

トンネル状部材］の反対側の縦方向自由縁からは、例え
は厚さ約１ｃｍの同様の独立気泡を含む材料でできたよ
り長く且つより厚いパンＦ　７か延伸している。パン１
〜７は、長方形状てあり且つノーンＦ　６のより小さい
端部のものに・対応する幅を有する。

雌ウェルクロタイプ材料の平行ス１〜リップ８は、ｌ・
ンネル状部材１に及びパンＦ　７の長縁にｄトって接着
剤により固定されており、各ストリップの部分９はパン
７の自由端部から延伸する。

ｌ〜ヘンネル状部材１まつずくに切断された端部に向か
って、トンネル状部材１の縦方向中央線について対称に
１対の開口１０か設Ｇ′フられており、開口１０には、
エアオシレータに連結するための入／出口１３を提供す
る１字形部品１２によって連結される個／？のコム管］
］の端部か押し込まれる。使用に際して包囲体内の空気
圧を監視するために管１５を挿入できるように、ｌ・ン
ネル状部月１にはその中央線−にに小さな開０１４が設
（・）である。

［）１記包囲体の使用方法は以下の通りζある。舌状部
２を患者の顎先に向（−）でトンネル状部拐１を居、者
の胸部上方に置く。包囲体のこの端部は患者の胸骨」一
方にくるへきてあり、反対側の端部は患者の横隔膜の１
ζ方にくるへき”ζある。より短い方のパンＦ　６を患
者の背に渡して引っ張り、より長い方のバンド７をより
短い方のパンＦ　６の上に渡して引っ張る。より短い方
のパン１へ６は、台形形状のために容易に把持すること
かできる。適当な張力をｑ〜え、ウェルクロタイプの固
定手段９及び５を共に合わせて接続させる。三日月形フ
オーム材Ａ′’＋４の両端部は、患者の背に接触して置
かれるのに充分長く延伸ぜねばならない。

次いで入／用０１．３を、患者の肺を呼吸するために作
動されるエアオシレータに連結する。

前記包囲体は、従来使用されているものに対して長所を
有する。

従来の公知のファイバークラスシェルタイブの胸中呼吸
装置よりも製造するのが極めて安価である。

ｌ−ンネル状部（シ１の横方向可撓性の故に、各ザイス
の包囲体を１．Ｊ二り広範囲にわたる体格の患者に適合
することかてき、より少数のザイスの包囲］５ 体を製造するな（つでよくなる。

各端部壁におりる）ぢ−ム材料の深さか大きく且つＩ〜
ヘンネル状部材可撓性であるが故に、患者は動くことが
でき、穏当な患者の運動によ−）で適当な気密性か損な
われることかない。

装置を使用する際に患者は着衣か可能である。

患者の皮膚と接触があった場合に所望であれば、端部壁
部材を裏打ちする軟質フオームを１人の層、者が包囲体
を使い終わったときに容易に交換することかできる。

好ましい実施態様においては透明な材料を使用すること
により、望ましい場合には患者の胸部を見ることができ
、χ線透過とすることもてきる。

この包囲体は、患者に極めて素早く収り（＝１　＋−）
ることかでき、それ相応の年齢の患者かひとりて身につ
（′）得るのに充分ｍ純である。従って、この装置は使
用か病院内に制限されることはなく、患者か自宅て使用
するのに適しており、患者（ｊ、−・「Ｉのうちて限ら
れた時間たけ呼吸装置を使用することから、ある医学的
症状に有意な利益を得ることかできる。

ｌ・ンネル状部材の可撓性（」、使用に際しての部分的
排気によって生しる力に抵抗する一方、包囲体を通して
心臓マツサージを与えることが可能なものである。

本発明を例を挙けて説明したが、本発明には本発明の範
囲内で多くの変更及び変形か可能である。

本発明は、患者の肺を呼吸する上で前記装置を使用する
方法も包含する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の包囲体の側面図、第２八図は第１図の
包囲体の」一端部の図、第２Ｂ図は同し包囲体の底端部
の図、第３図は第１図、第２Δ図及び第２Ｂ図の包囲体
を開いた状態の゛Ｖ面図である。 １・・トンネル状部拐、２　舌状部、３　硬質て独立気
泡を含むフオーム（４料、４　軟質で独立気泡を含むフ
オーム拐料、５・・・雄ヴエルクロタイプバ・ソ１へ、
６．７・バンド、８・スＩ・リップ、］　０　、１．４
　　開口、１１・・ゴム管、１２・・丁字形部品、１３
・・・入／出口、１５管。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）患者の肺の補助呼吸を生成するのに使用される胸
   部包囲体であって、剛性であるが可撓性のプラスチック
   でできた、胸部を覆うトンネル状部材と、前記トンネル
   状部材の各端部にあつて、それぞれが患者の体の前面に
   接触して密封するための凹形の半径方向内側周囲を有し
   且つ空気不透過性で可撓性のクッション材料でできた壁
   部材と、患者の背の胸部領域の周りに相互に重なり合う
   関係に包み込むための、前記トンネル状部材の縦方向に
   延伸する縁の各々から延伸する可撓性で空気不透過性の
   材料でできたバンドと、前記バンドを前記重なり合う関
   係に保持するために前記バンドを固定する手段と、使用
   に際してエアオシレータに連結するための該包囲体への
   空気通路とを具備する胸部包囲体。
2. （２）前記トンネル状部材がプラスチックシートを折り
   曲げることにより形成される請求項１に記載の包囲体。
3. （３）使用に際して患者の頚部に近い方の前記トンネル
   状部材の端部が、前方に延伸する中央舌状部を有する請
   求項１または２に記載の包囲体。
4. （４）前記プラスチックの材料が厚さ０．５〜３ｍｍで
   ある請求項１から３のいずれか一項に記載の包囲体。
5. （５）前記プラスチックの材料が、厚さ１〜２ｍｍのポ
   リカーボネートシトートとほぼ同じ剛性及び可撓性を有
   し且つ透明である請求項１に記載の包囲体。
6. （６）前記壁部材が独立気泡を含むフォーム材料であり
   、前記壁部材の各々が、比較的硬質のフォーム材料でで
   きた半径方向外側部分と比較的軟質のフォーム材料でで
   きた半径方向内側部分とを有しており、前記バンドの各
   々が、前記トンネル状部材の各縁の実質的に全長にわた
   り延伸するような幅を有し、前記バンドが独立気泡を含
   むフォーム材料である請求項１から５のいずれか一項に
   記載の包囲体。
7. （７）前記バンドの一方が他方よりも短く且つ前記バン
   ドの一方が他方よりも厚く、前記より長い方のバンドが
   より厚く、更に前記固定手段が、前記トンネル状部材の
   各端部とほぼ一直線の前記外側バンドに密封張力を与え
   るように作用する請求項１から６のいずれか一項に記載
   の包囲体。
8. （８）前記固定手段が、前記トンネル状部材の一方の側
   部から相互にほぼ平行に延伸し、それぞれが前記外側バ
   ンドに固定され且つそれを越えて延伸し、更にそれぞれ
   が前記トンネル状部材の反対側の側部に装着された連結
   手段と協働する１対の帯ひも部材を包含しており、前記
   連結手段が「ヴェルクロ」タイプのパッドであり且つ協
   働する「ヴェルクロ」タイプ材料が前記帯ひも部材上に
   備えられている請求項７に記載の包囲体。
9. （９）添付の図面を参照し説明した実質的に本明細書に
   記載の、患者の肺の補助呼吸を生成するのに使用される
   胸部包囲体。
10. （１０）エアオシレータと一緒に請求項１から９のいず
    れか一項に包囲体を包含する、患者の肺の補助呼吸を生
    成するのに使用される呼吸装置。