JPH02282678A - 蓄氷式冷水供給装置 - Google Patents

蓄氷式冷水供給装置

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JPH02282678A
JPH02282678A JP10198389A JP10198389A JPH02282678A JP H02282678 A JPH02282678 A JP H02282678A JP 10198389 A JP10198389 A JP 10198389A JP 10198389 A JP10198389 A JP 10198389A JP H02282678 A JPH02282678 A JP H02282678A
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cold water
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tank
pipe
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Tomoyuki Nishio
西尾 智乏
Shigeo Mizuno
水野 茂雄
Shinya Suzuki
信也 鈴木
Chikau Aoi
葵 誓
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スーパーマーケラI・のバックヤード等にお
いて生鮮食品の冷塩水処理、魚のドレス処理等の各種処
理にあたり必要とされる冷水を供給するための冷水供給
装置に係り、特に、氷の蓄熱を利用して冷水を供給する
に適した蓄氷式冷水供給装置に関する。
(従来技術) 従来、この種の蓄氷式冷水供給装置においては、外部給
水源から給水される水槽内に冷凍サイクルの冷却素子た
るエバポレータを配設し、このエバポレータの外周に氷
結する氷により水槽内の水を冷却し冷水として同水槽内
に貯え、この冷水を、必要に応じ、外部配管系統を通し
外部水栓から流入させて上述のような各種の処理に利用
するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような構成においては、上述の外部水栓
から流入する冷水の温度はo<°c>である。然るに、
上述のような各種の処理のためには、冷水の温度が低い
程よいが、作業者が冷水でもって処理する場合、5(’
C)以下では冷ずぎて手が痛くなり作業不能であって、
8(”C)〜12(℃)が作業に適する温度である。ま
た、野菜の処理、製パン等には冷水の温度が2(℃)〜
6(’C)であることを必要とする。かかる場合、外部
水栓から流入する冷水の温度を適温範囲に調整するにあ
たり、同外部水栓に代えて、混合水栓を採用し冷水に水
道水を混合して適温にすることも考えられる。しかし、
混合水栓が高価であること、及び水道水を混合水栓に導
く配管が必要であること等のために、冷水供給装置の配
設コストが上昇してしまう。このようなことは、混合水
栓の数が多い程著しい。また、混合水栓による水温調整
は、手動によるため、結構面倒な作業となっている。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処すべく、蓄
氷式冷水供給装置において、余剰の構成部材を採用する
ことなく、使用時の冷水の温度を適正に自動制御するよ
うにしようとするものである。
(課題を解決するための手段) かかる課題の解決にあたり、本発明の構成は、設置面上
に立役する外槽とこの外槽内にその高さよりも低い高さ
にて立設する内槽とからなる水槽と、作動状態におかれ
て給水源からの水を前記内槽の高さよりも高い高表面レ
ベルまで前記水槽内に供給するように前記外槽内に流入
させる給水手段と、前記内槽の底部から延出されて同内
槽内にその上端開口部から延入する先端開口部を有して
なる還流配管と、この還流配管中に介装されて作動状態
にて前記内槽内の水を前記還流配管を通しその先端開口
部から前記内槽内に還流させる還流ポンプ手段と、前記
外槽内に前記内槽を包囲するように嵌装した環状エバポ
レータを有し前記外槽内の水を前記エバポレータにより
冷却する冷凍サイクルと、前記還流配管に介装されて同
還流配管中の水を外方に流出させる外部水栓手段と、作
動状態におかれて前記外槽内の水を前記内槽内に補給す
る補給手段と、前記水槽内の水が前記高表面レベルまで
増大したときこれを検出し水位検出信号として発生する
水位検出手段と、前記内槽内の水の温度を検出し温度検
出信号として発生する温度検出手段と、前記水位検出信
号の消滅下にて前記給水手段および補給手段を各作動状
態におきこれら各作動状態を前記水位検出信号の発生に
より解除するように制御する第1制御手段と、前記温度
検出信号の値が所定温度範囲よりも高いとき前記補給手
段を作動状態におくように制御する第2制御手段とを設
けるようにしたことにある。
(作用効果) このように本発明を構成したことにより、前記水槽内に
前記高表面レベルまで水が貯えられ、前記外槽内の水か
前記冷凍サイクルの作動下にて前記エバポレータにより
冷却され、かつ前記内槽内の冷水が前記所定温度範囲内
にあるものとする。
かかる状態にて、前記還流ポンプ手段の作動状態におい
て前記内槽内の冷水を前記還流配管を通し前記内槽内に
還流させながら前記外部水栓手段から前記還流配管中の
冷水を流出させれば、作業者は同流出冷水でもって各種
冷水処理作業を行なえる。かかる場合、前記所定温度範
囲を人間の手作業に適する温度範囲にしておけば、各種
冷水処理作業が容易になし得る。また、上述のように還
流配管の先端開口部が前記内槽内に延入しているので、
同内槽内の冷水内に前記還流配管からの冷水が流出する
こととなり、その結果、前記内槽内の冷水に対する前記
還流配管からの冷水の混合が円滑になされて前記内槽全
体の冷水の温度を前記所定温度範囲内に容易に保持し得
る。
また、上述のような外部水栓手段からの冷水の流出に伴
い前記水位検出手段からの水位検出信号が消滅すると、
前記第1制御手段が前記給水手段及び補給手段をそれぞ
れ作動状態におくように制御する。すると、前記給水手
段が前記外槽内に前記給水源からの水を流出させる一方
、前記補給手段が前記外槽内の冷水を前記内槽内に補給
する。
然る後、前記水位検出手段から水位検出信号が生じると
、前記第1制御手段が前記給水手段および補給手段の各
作動状態を解除するように制御する。
このため、前記外槽内への給水及びこの外槽から前記内
槽内への冷水の補給が停止する。これにより、前記内槽
内の冷水が一時的に減少しても同内槽内に上述のように
自動的に冷水の補給がなされるので、各種冷水処理にあ
たり常に十分な量の冷水を確保し得る。
また、前記内槽内の冷水の温度が前記所定温度範囲より
も高くなったときには、前記第2制御手段が前記温度検
出手段からの温度検出信号の値に基き前記補給手段を作
動状態におくので、前記給水手段からの前記外槽内への
非給水下にても前記外槽内の冷水が前記内槽内に補給さ
れる。従って、この補給冷水が前記内槽内の冷水と混ざ
り合って回内槽内全体の冷水の温度が円滑に低下してゆ
く。
その結果、上述のような冷水処理作業にあたり、常に適
正温度の冷水を自動的に確保できる。
また、上述のような作用効果の達成に加え、前記外槽内
に前記内槽を包囲するように前記エバポレータを設ける
ようにしたので、この種冷水供給装置の水槽を、前記エ
バポレータの存在にもかかわらず、コンパクトに構成で
きる。また、上述のような内槽内の冷水の自動温度制御
でもって、前記外部水栓手段に混水系統を付設すること
なく、常に適温の冷水の流出を確保し得るので、この種
冷水供給装置を低コストにて提供し得る。
また、本発明において、前記還流配管の先端開口部が、
同還流配管の前記内槽の底部からの延出基端開口部と同
内槽内にて対向しない位置にて開口するようにした場合
には、前記還流配管の先端開口部から流出する冷水が、
その延出基端開口部に直接流入することなく、前記内槽
内の冷水と効率よく円滑に混ざり合うので、前記内槽内
の冷水全体の温度の前記所定温度範囲内での保持がより
一層容易となる。
また、上述のような発明において、前記還流配管の先端
開口部が前記内槽内にて折曲するようにした場合には、
同還流配管の先端開口部から前記内槽内に流出する冷水
が、上述と同様にその延出基端開口部に直接流入するこ
となく、前記内槽内の冷水と効率よく混ざり合うので、
前記内槽内の冷水全体の温度の前記所定温度範囲内での
保持がより一層容易となる。
また、上述のような発明において、前記外槽の底部から
延出されて前記内槽内にその上端開口部から延入する先
端開口部を有してなる補給配管と、この補給配管中に介
装されて作動状態にて前記外槽内の水を前記補給配管を
通しその先端開口部から前記内槽内に補給する補給ポン
プ手段とを設けて、前記第1制御手段が、前記給水手段
と共に、前記補給ポンプ手段を作動状態におき又はこの
作動状態から解除するように制御し、かつ前記第2制御
手段が前記温度検出信号の値が前記所定温度範囲よりも
高いとき前記補給ポンプ手段を作動状態におくように制
御するようにした場合には、前記第1制御手段が、前記
給水手段と共に、前記補給ポンプ手段を作動状態におい
たとき、前記給水手段による前記外槽内への給水のもと
に前記補給ポンプ手段が前記補給配管を通し前記外槽内
の冷水を前記内槽内に補給する。かかる場合、前記補給
配管の先端開口部が前記内槽内に延入しているので、同
内槽内の冷水内に前記補給配管からの冷水か流出するこ
ととなり、その結果、前記内槽内への前記外槽からの冷
水の補給時にも、前記内槽内の冷水との混合が円滑に行
われて同内槽内の冷水全体の温度をより一層適正温度に
維持し得る。
また、このような発明において、前記補給配管の先端開
口部が、前記還流配管の前記内槽の底部からの延出基端
開口部と同内槽内にて対向しない位置にて開口するよう
にした場合には、前記補給配管の先端開口部から流出す
る冷水が、前記還流配管の延出基端開口部に直接流入す
ることなく、前記内槽内の冷水と円滑に混ざり合うので
、同内槽内への上述のような冷水補給時における同内槽
内の冷水全体の温度の適正温度維持がより一層良好とな
る。また、このような作用効果は、前記補給配管の先端
開口部を前記内槽内にて折曲させるようにした場合にも
、実質的に同様に達成できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図及び第2図は本発明に係る蓄氷式冷水供給装置の装置
本体を示している。この装置本体は、箱状基台10と、
この基台10上に垂設固定した水槽20を備えており、
“水槽20は、円筒状外槽20aと、この外槽2Oa内
にてその底壁中央部に立設した円筒状内槽20bとによ
って構成されている。かかる場合、外槽20aの周壁並
びに底壁は、断熱層21により被覆されており、−方、
内槽20bの周壁22は断熱性の良い断熱材料により形
成されている。なお、外槽20aの上端開口部の高さは
、内槽20bの上端開口部のそれよりも高くなっている
(第1図参照)。
内槽20bの周壁22には、その全周に沿い、上下各一
対の連通孔22a、22bが内槽20bの上端開口部近
傍にて第1・図に示すごとく穿設されており、これら各
一対の連通孔22a、22bは内槽20bの内部を外槽
20aの内部にて連通させる。外槽20aの上端開口部
内には、自動給水装置30がその給水管31をM 20
 cを介しし形状に延出させてなり、この自動供給装置
30は、その給水源32からの水(約20°Cの温度に
ある〉を、給水管31中に介装した給水弁Wvの選択的
開成下にて給水管31を通し外槽2Oa内に供給する。
外槽2Oa内には、中空柱状エバポレータ40か、内槽
20bを外方から同心的に包囲するように配設されてお
り、このエバポレータ40は、螺旋状に同心的に配管し
た三層の冷却管41.42及び43により構成されてい
る。エバポレータ40の各冷却管41.42及び43の
流出上端部は、これら各流出上端部から上方へn20c
を介しそれぞれ延出する各配管41a、42a、43a
、コネクタ44及び配管P1を通り、基台10内の冷凍
サイクルユニツ1− U nに内蔵のコンプレッサ50
に接続されている。
コンプレッサ50は、その内蔵のモータCM(第3図参
照)により駆動されて配管P1内の冷媒を吸入圧縮し高
温高圧の圧縮冷媒として冷凍サイクルユニットUn内の
コンデンサに付与する。このコンデンサはファンモータ
FM(第3図参照)の空冷作用のもとにコンプレッサ5
0からの圧縮冷媒を′a縮しレシーバ(図示せず)及び
配管P2を通し膨張弁60に付与する。膨張弁60は、
その流入冷媒を膨張させて、同膨張冷媒を、各配管61
.62.63を通しエバポレータ40の各冷却管41.
42.43内にその各流入端部から流入させる。このこ
とは、エバポレータ40がその流入冷媒に応じ外槽2O
a内の水を冷却し各冷却管4.1.42.43の外周に
氷結41b、42b。
43bさせることを意味する。なお、各配管6162.
63は蓋20cを通し外槽2Oa内に延出している。
内部循環ポンプPlaは、基台10に配設されており、
この内部循環ポンプPlaは、その内蔵のモータM+−
(第3図参照)により駆動されて、内槽2Ob内の冷水
を、同内槽20bの底壁から基台10内にその上壁を介
し延出する配管P3を通して汲出し配管P4内に圧送す
る。かかる場合、配管P4は、基台10の上壁を介し外
槽20aの外周に沿い上方へ延出してなるもので、この
配管P4の先端部は、外槽2Oa内にMl 20 cを
介しU形状に延出し、噴射管70の上端部に接続されて
いる。噴射管70は、外槽2Oa内にその内周面とエバ
ポレータ40の外周面との間に立設されているもので、
この噴射管70の周壁には、その上下方向に沿い複数の
噴射孔71.・・・、71が間隔を付与して穿設されて
いる。かがる場合、各噴射孔71.・・・、71はエバ
ポレータ4oの外周面に対し鋭角(第2図にて図示矢印
Aとエバポレータ40の外周面とのなす角をいう)でも
って対向している。しかして、噴射管7oは、配管P4
からの圧送冷水を各噴射孔71を通しエバポレータ40
の外周面に向けて噴射する。
内部循環ポンプPLbは、基台lo内に配設されており
、この内部循環ポンプPibは、その内蔵のモータMi
b(第3図参照)により駆動されて、外槽20aの冷水
を、同外槽20aの底壁(内槽20bの底壁の外側に相
当)から基台lO内にその上壁を介し延出する配管P、
を通して汲出し配管P6内に圧送する。かかる場合、配
管P6は、基台10の上壁を介し外槽20aの外周に沿
い上方へ延出してなるもので、この配管P6の先端部は
、内槽20bの上端開口部直上に蓋20 cを介しU形
状に延出し同内槽2Ob内に内部循環ポンプPibから
の冷水を流下させる。
外部循環ポンプPoは、基台10内に配設されており、
この外部循環ポンプPoは、その内蔵のモータMo(第
3図参照)により駆動されて、内槽2Ob内の冷水を、
同内槽20bの底壁がら基台10内にその上壁を介し延
出する配管P7を通して汲出し配管P8内に圧送する。
かがる場合、配管P8は、基台10の側壁を通し外方へ
延出し適所(例えば、スーパーマーケットのバックヤー
ド)に配設されているもので、この配管P8の先端部は
、M 20 cを介し内槽2Ob内にその上端開口部か
らU形状に垂下して外部循環ポンプP。
からの冷水を同内槽2Ob内に還流させる。また、配管
P8の中間部位には複数の外部水栓Fc。
Fcが接続されており、これら各外部水栓Fc、  ・
・・、Fcは、選択的に開成操作されて配管P8内の冷
水を流出させる。配管P8の全長は、例えば、50(m
>程である。
次に、冷水供給装置の電気回路構成を第3図を参照して
説明する。単巻変圧器Tは、三相200Vの商用電源の
二線間から単相200Vを受けて変圧電圧を発生しサー
キットブレーカCBを介し両共通導線Ta、Tb間に付
与する。かがる場合、サーキットブレーカCBは電源ス
ィッチとしての役割をも果す。リレーコイルRuは常閉
型氷結検出スイッチSの閉成下にてのみ両共通導線Ta
Tbから変圧電圧を受けて励磁される。このリレーコイ
ルRuは常開型リレースイッチUと共にリレーを構成す
るもので、同リレーコイルRuはその選択的励磁により
リレースイッチUを閉成する。
ガスバルブGVはコンプレッサ5oの出口側配管中に介
装してなるもので、このガスバルブGVは、リレースイ
ッチUの閉成下にのみ、両共通導線Ta、Tbから変圧
電圧を受けて開成しコンプレッサ50から前記コンデン
サへの冷媒供給を許容する。なお、氷結検出スイッチS
は、エバポレータ40の氷結完了時にこれを検出し開成
する。また、符号りはパイロットランプを示す。
リレーコイルRvは両常閉型リレースイッチ■a、Vc
及び両常開型リレースイッチVb、Vdと共にリレーを
構成するもので、このリレーコイルRvは水位センサ8
0の常開型リードスイッチ80aの選択的閉成下にのみ
両共通導線Ta、Tbから変圧電圧を受けて励磁される
。リレースイッチVaはリレーコイルRvの消磁のもと
に閉成し両共通導線Ta、Tbからの変圧電圧を給水弁
Wvに付与してこれを開成させる。また、このリレース
イッチVaはリレーコイルRvの励磁により開成し給水
弁Wvを閉成させる。リレーコイツ゛チvbは、リレー
コイルRvの励磁により閉成し、リレースイッチWaの
閉成下にて両共通導線Ta。
Tbからの変圧電圧をリレーコイルRvに付与し自己保
持する。リレースイッチVcはリレーコイルRvの選択
的励磁下にのみ開成し、またリレースイッチVdはリレ
ーコイルRvの選択的励磁下にのみ閉成する。
水位センサ80は、第2図及び第4図に示すごとく外槽
20aの外周壁上端部に付設した円筒状補助槽2Od内
に配設されている。補助槽20dは、その周壁底部を、
外槽20aの外周壁上端部から外方へ延出する接続支持
管23の外端部に嵌着して、垂設支持されていて、この
補助槽2Od内には外槽2Oa内の冷水が接続管23を
通して流入するようになっている。水位センサ80は、
補助槽20dの内周面に上下のスティ81a、81bを
介し垂直状に支持したロッド82(第4図及び第5図参
照)を有しており、このロッド82には、上下各一対の
環状ストッパ片82a、82b及び82c、82dが同
軸的に嵌着されている。
ロッド82のストッパ片82aの中空部に対応する部分
にはリードスイッチ80aが内蔵されており、一方、ロ
ッド82のストッパ片82cの中空部に対応する部分に
は常閉型リードスイッチ80b(第3図参照)が内蔵さ
れている9まな、ロッド82の両スl〜ツバ片82a、
82b間の部分には、環状フロート83か補助槽2Od
内の冷水の表面レベルに応じ上下動自在に遊嵌されてお
り、このフロート83の内部には永久磁石が内蔵されて
いる。しかして、フロート83が、第4図及び第5図に
示すごとく、ストッパ片82b上に係止しているときリ
ードスイッチ80aは開成状態を維持する。また、フロ
ート83がその上動によりストッパ片82aに係止する
と、リードスイッチ80aがフロー1−83内の永久磁
石により閉成される。
一方、ロッド82の両ストッパ82c、82d間の部分
には、環状フロート84が補助槽2Od内の冷水の表面
レベルに応じ上下動自在に遊嵌されており、このフロー
ト84の内部には永久磁石が内蔵されている。しかして
、フロート84が第4図及び第5図に示すごとくストッ
パ片82d上に係止しているときリードスイッチ80b
が閉成状態を維持する。フロート84がその上動により
ストッパ片82cに係止するとリードスイッチ80bが
開成する。但し、水槽20内の冷水の表面レベル、即ち
補助槽2Od内の冷水の表面レベルが第4図及び第5図
に示すように二点鎖線Laに一致しているときフロート
83がストッパ82b上に係止するようになっている。
また、補助槽20d内の冷水の表面レベルが、第4図及
び第5図に示すように、内槽20bの周壁22の再連通
孔22a、22b間の位置(二点鎖線Lbで示す)に一
致しているとき、フロート84がストッパ82d上に係
止するようになっている。なお、第4図にて符号24は
断熱層を示す。
リレーコイルRwは、各常閉型リレースイッチwa、 
Wc、Wd及び常開型リレースイッチwbと共にリレー
を構成するもので、このリレーコイルRwはリレースイ
ッチ80bの開成下にてのみ両共通導線Ta、Tb間か
ら変圧電圧を受けて励磁される。リレースイッチWaは
リレーコイルRWの励磁下にてのみ開成する。リレース
イッチWbは、リレーコイルRwの励磁下にてのみ閉成
し、リレースイッチVcの閉成下にて両共通導線Ta。
Tb間からの変圧電圧をリレーコイルRwに付与しこれ
を自己保持させる。両リレースイッチW c 。
WdはリレーコイルRwの励磁下にてのみ開成する。
リレーコイルRxは常開型リレースイッチXと共にリレ
ーを構成するもので、このリレーコイルRxは水位セン
サ90の常開型リードスイッチ90aの閉成下にてのみ
両共通導線Ta、Tb間から変圧電圧を受けて励磁され
る。リレースイッチXはリレーコイルRxの選択的励磁
により閉成する。水位センサ90は、第1図に示すごと
く、内槽20bの周壁22の内周面下方部に設けられて
いるもので、この水位センサ90は水位センサ80と同
様の構成を有する。かかる場合、水位センサ90の各ス
ティ91a、91b、Dッド92゜各ストッパ片92a
、92b、92c、92d。
各フロート93.94が水位センサ80の各ステイ81
a、81b、Oッド82.各ストッパ片82a、82b
、82c、82d、各フロート83゜84にそれぞれ対
応する。但し、内槽2Ob内の冷水の表面レベルが第1
図及び第6図に示すごとく二点鎖線Lcに一致するとき
フロート93がストッパ92b上に係止し、また同表面
レベルが二点鎖線Ldに一致するときフロート94がス
トッパ92d上に係止するようになっている。なお、ロ
ッド92のストッパ92aの中空部に対応する部分にリ
ードスイッチ90aが内蔵され、また、ロッド92のス
トッパ92cの中空部に対応する部分に常閉型リードス
イッチ90b(第3図参照)が内蔵されている。
リレーコイルRyは常閉型リレースイッチYと共にリレ
ーを構成するもので、このリレーコイルRyはリードス
イッチ90bの閉成下にてのみ両共通導線Ta、Tb間
から変圧電圧を受けて励磁される。リレースイッチYは
リレーコイルRyの励磁下にのみ開成する。リレーコイ
ルRzは常開型リレースイッチZa及び常閉型リレース
イッチzbと共にリレーを構成するもので、このリレー
コイルRzはリレースイッチVdの開成下にて両共通導
線Ta、Tb間から変圧電圧を受は励磁される。リレー
スイッチZaは、リレーコイルRzの励磁により閉成し
、リレースイッチXの閉成下にて両共通導線Ta、Tb
間からの変圧電圧をリレーコイルRzに付与しこれに自
己保持させる。
リレースイッチzbはリレーコイルRzの励磁により開
成する。
常閉型サーモスイッチThは配管P7  (第1図参照
)に付設されており、このサーモスイッチThは、配管
P7内の冷水の温度が所定設定温く例えば、10(°C
))より低くなると開成する。但し、サーモスイッチT
hはリレースイッチzbに接続されている。電磁接触器
100は、コイル100aと、常開型マグネットスイッ
チ100b〜100bを有しており、コイル100aは
、常閉型圧力スイッチPSの開成下にてのみ、両共通導
線Ta、Tb間の変圧電圧を受けて励磁される。
各マグネットスイッチ100b〜100bは、コイル1
00aの励磁により閉成し商用電源からの三相商用電圧
200Vを両モータCM、FMに付与して駆動する。な
お、圧力スイッチPSは、コンプレッサ50の吐出圧の
異常上昇時に開成する。
電磁接触器110は、コイル110aと、常開型マグネ
ットスイッチ110b〜110bを有しており、コイル
110aは、両リレースイッチYzb及びサーモスイッ
チThの各閉成下にて両共通導線Ta、Tb間の変圧電
圧を受けて励磁される。各マグネットスイッチ110b
〜110bは、コイル110aの励磁下でのみ閉成し、
商用電源からの三相商用電圧をモータMibに付与して
これを駆動し、また、同三相商用電圧を両リレースイッ
チWc、Wdの閉成下にてモータM i bに付与して
これを駆動する。
電磁接触器120は、コイル120aと、常開型マグネ
ットスイッチ120b〜120bを有しており、コイル
120aはリレースイッチYの閉成下にてのみ両共通導
線Ta、Tb間の変圧電圧を受けて励磁される。各マグ
ネットスイッチ120b〜120bは、コイル120a
の励磁のもとにのみ閉成し商用電源からの三相商用電圧
をモータMoに付与してこれを駆動する。
以上のように構成した本実施例において、水槽20内の
水が存在しない状態において、単巻変圧器Tから両共通
導線Ta、Tb間に変圧電圧を生じさせるとともにサー
キットブレーカCBを閉成する。すると、パイロットラ
ンプLが点灯し、ガスバルブGVが、氷結検出スイッチ
Sの開成下でのリレーコイルRuの励磁によるリレース
イッチUの閉成により開成し、電磁接触器100が圧力
スイッチPSの閉成下にて各マグネットスイッチ1、0
0 b〜100bを閉成し商用電源からの三相商用電圧
を両モータCM、FMに付与してこれらを駆動し、給水
弁WvがリレースイッチVaの閉成のもとに開成し、リ
レーコイルRwが水位センサ80のリレースイッチ80
bの閉成下にて励磁されてリレースイッチwbを閉しる
とともに各リレースイッチWa、Wc 、Wdを開く。
このとき、リレーコイルRwがリレースイッチwbの閉
成により自己保持作用を発揮し、モータMiaが両リレ
ースイッチWc、Wdの開成によりその始動を禁止され
る。また、リレーコイルRxがリレースイッチ90aの
開成のもとに消磁状態にあり、リレーコイルRyがリレ
ースイッチ90bの閉成のもとに励磁されてリレースイ
ッチYを開き電磁接触器120のコイル120aを消磁
状態におき、かつリレーコイルRzが各リレースイッチ
Vd。
Za、Xの開成のもとに消磁状態にある。なお、両水位
センサ80.90は第7図(A)に示ず状態にある。
上述のようにガスバルブGVの開成のもとに両モータC
M、FMが駆動させると、コンプレッサ50が、エバポ
レータ40から各配管4]、a、42a、43a、コネ
クタ44及び配管P1を通し冷媒を吸入して圧縮し、前
記コンデンサがコンプレッサ50からの圧縮冷媒をファ
ンモータFMによる空冷作用のもとに凝縮し凝縮冷媒と
して前記レシーバ及び配管P2を通し膨張弁60に付与
する。すると、この膨張弁60が配管P2からの冷媒を
膨張冷媒として各配管61,62..63を通しエバポ
レータ40に流入させる。一方、上述のように給水弁W
vが開くと、給水源32から配管31を通し外槽2Oa
内に給水される。従って、外槽2Oa内の水がエバポレ
ータ40によりその流入冷媒に応じ冷却される。その結
果、エバポレータ470の各冷却管41〜43の外周面
には、第1図及び第2図にて二点鎖線により示すごとく
外槽2Oa内の冷水が氷結41b、42b、43bされ
てゆく。
このような状態において外槽2Oa内の冷水の表面レベ
ルが同外槽2Oa内への給水に伴い上昇し内槽20bの
各連通孔22bの高さに達すると、外槽2Oa内の冷水
が各連通孔22bを通り内槽2Ob内に流入し始める。
然る後、外槽2Oa内の冷水の表面レベルが更に上昇し
二点鎖線Lbの位置を超えて内槽20bの各連通孔22
aの高さに達すると、水位センサ80のフロート84が
第7図(B)にて示すごとく上動してストッパ82Cに
当接しリードスイッチ80bを開く。このとき、リレー
コイルRwはリレースイッチwbの閉成のもとに自己保
持状態のままである。
然る後、内槽2Ob内の冷水の表面レベルが内槽2Ob
内への各連通孔22a、22bを介する外槽20aから
の冷水の流入に伴い上昇し二点鎖線Ld(第1図参照)
の位置より高くなると、水位センサ90のフロート94
が第7図(A)(B)にて示す位置から上動して第7図
(C)に示すごとくストッパ92cに当接しリードスイ
ッチ9゜bを開く。すると、リレーコイルRyがリード
スイッチ90bの開成により消磁されてリレースイッチ
Yを閉じ、電磁接触器110がリレースイッチzbの閉
成下におけるリレースイッチYの開成に伴うコイル11
0aの励磁により各マグネットスイッチ110bを閉じ
てモータMibを駆動する。このため、内部循環ポンプ
Pibが駆動されて外槽2Oa内の冷水を配管P、を通
して汲出し配管P6から内槽2Ob内にその上端開口部
がら流下させる。このとき、両リレースイッチw c 
Wdは開いたままである。また、サーモスイッチThは
開状態にあるものとする。
内槽20bの冷水の表面レベルがさらに上昇し二点鎖線
L cの位置よりも高くなると、水位センサ90のフロ
ート93が上動して第7図(D)に示すごとくストッパ
92aに当接し、リードスイッチ90aが閉じ、リード
コイルRxが励磁されてリードスイッチXを閉じる。つ
いで、内槽20b内の冷水の表面レベルがさらに上昇し
て内槽20bの上端開口部に達した後、外槽20a及び
内槽20bに共通の冷水の表面レベルが二点鎖線La(
第4図参照)の位置よりも高くなると、水位センサ80
のフロート83が上昇して第7図(E)に示すごとくス
)・ツバ82aに当接しリードスイッチ80aを閉じる
。すると、リレーコイルRvがリードスイッチ80aの
閉成に応答し励磁されて両リレースイッチVa、Vcを
開くとと、もに両リレースイッチVb、Vdを閉じる。
しかして、給水弁WvがリレースイッチVaの開成に応
答して閉じ配管31を介する給水源32から外槽2Oa
内への給水を遮断し、リレーコイルRwがリレースイッ
チVcの開成により自己保持から解除されてリレースイ
ッチwbを開くとともに、各リレースイッチWa、Wc
、Wdを閉じ、リレーコイルRzがリレースイッチVd
の閉成により励磁されてリレースイッチZaを閉じると
ともにリレースイッチzbを開く。かかる場合、リレー
コイルRvが両リレースイッチWa、Wbの開成のもと
に自己保持状態となり、また、リレーコイルRzが両リ
レースイッチX、Zaの閉成のもとに自己保持状態とな
る。なお、サーモスイッチThの開状態にて両リレース
イッチWc、Wdが閉じてもリレースイッチzbが開く
ため、電磁接触器110が、各マグネットスイッチ11
0bの開成により、モータMiaの始動を禁止しつつ、
モータMib即ち内部循環ポンプPibを停止させる。
これにより、外槽20a及び内槽2Ob内への給水が終
了する。かかる場合、外槽20a及び内槽2Ob内の各
冷水はエバポレータ40の冷却作用及び各冷却管41〜
43の結氷の冷却作用でもって低温(サーモスイッチT
hの開状態に対応)に維持される。なお、電磁接触器1
20は、上述のようなリレースイッチYの開成に伴うコ
イル】20aの励磁により各マグネットスイッチ120
bを閉成するので、外部循環ポンプPoが、モータMo
により駆動されて内槽2Ob内の冷水を配管P7を通し
汲出して配管P8を通し内槽20b内に還流させている
。なお、氷結検出スイッチSが開成したとき、リレーコ
イルRuがその消磁によりリレースイッチUを開成し、
ガスバルブGVが閉成し、圧力スイッチPSがコンプレ
ッサ50の吐出側配管の内圧上昇により開く。
このような状態において、生鮮食品の冷塩水処理、魚の
ドレス処理等の各種処理にあたり、各外部水栓Fcを共
に開けば、外部循環ポンプPOにより内槽20bから配
管P7を通し配管Paの上流部内に圧送される冷水が各
外部水栓Fcから外部に流出する。かかる場合、各外部
水栓Fcから流出する冷水は、上述のように10(”C
)近傍の温度に維持されているので、同冷水の温度は作
業者の手作業に適した温度になっている。従って、作業
者は、当該冷水を使用して上述の各種処理を容易に行な
い得る。また、外部水栓Fcからの流出冷水の温度は上
述のように自動的に10(’C)近傍の温度に調整され
ているので、各外部水栓FCに混合水栓を付加して水道
水の混合量を手動調整するというような面倒な作業が不
要になるとともに、前記混合水栓及びその配管系統も不
要となりこの種冷水供給装置のコスト低減に有効である
上述のような各外部水栓Fcからの冷水の流出に伴い水
槽20内の冷水の表面レベルが二点鎖線Laまで低下す
ると、水位センサ80のフロート83が降下して第7図
(D)(F)に示すごとくストッパ82bに当接してリ
ードスイッチ80aを開くにのとき、リレーコイルRv
は両リレースイッチWa、Vbの閉成下にて自己保持状
態のままである。水槽20内の冷水の表面レベルが内槽
20bの上端開口部まで低下した後内槽2Ob内の冷水
の表面レベルが二点鎖線Lbまで低下すると、水位セン
サ80のフロート84が降下し第7図(F)に示すごと
くストッパ82dに当接しリードスイッチ80bを閉じ
る。なお、内槽201〕の冷水の表面が各連通孔22a
よりも低下したときから外槽2Oa内の冷水か各連通孔
22aを通り内槽2Ob内に流入し始める。
上述のようにリードスイッチ80bが閉じると、リレー
コイルRwが励磁されてリレースイッチWbを閉じると
ともに各リレースイッチWa、Wc。
Wdを開く。すると、リレーコイルRvがリレースイッ
チWaの開成により自己保持状態から解除されて消磁し
両リレースイッチVa、Vcを閉じるとともに両リレー
スイッチVb、Vdを開き、リレーコイルRwが両リレ
ースイッチWb、Wcの閉成により自己保持状態となり
、モータMiaが両リレースイッチWc、Wdの開成に
より作動禁止状態におかれる。また、給水弁Wvがリレ
ースイッチVaの閉成により開成されて配管31を介す
る給水源32から外槽2Oa内への給水を開始させる。
なお、リレーコイルRzはリレースイッチVdの開成前
から自己保持状態にある。
上述のように給水が開始された場合において、同給水に
より内槽2Oa内に流入する水量が、外部循環ポンプP
。により内槽20bから配管P7内に吸引される冷水の
量よりも多いときには、内槽2Ob内の冷水の表面レベ
ルが、余り低下することなく、上昇し始め、水位センサ
80の状態が第7図(F)の状態から第7図(D)の状
態を経て第7図(E)の状態となるように上述と同様に
変化して外槽2Oa内への給水の補充が上述と同様に終
了する。かかる場合、外槽2Oa内に上述のように給水
補給されても、この補給水量がそれ程多くないので、補
給水が、外槽2Oa内の既存の冷水に、この冷水の温度
を殆ど上昇させることなく混ざり合って内槽2Ob内に
各連通孔22a22bを通り流入する。従って、内槽2
Ob内の冷水の量を10°C近傍の温度にて常に十分に
自動的に確保しつつ各外部水栓Fcからの流出冷水を使
用し得ることとなるので、作業者の作業に必要な冷水の
量を絶えず適温にて確保できる。
また、上述のように給水が開始された場合において、同
給水により内槽2Oa内に流入する水散が、外部循環ポ
ンプP。により内槽20bから配管P7内に吸引される
冷水の量に比べて少ない場合には、内槽2Ob内の冷水
の表面レベルが各外部水栓Fcからの冷水の流出量に応
じ低下してゆく。然る後、内槽2Ob内の冷水の表面レ
ベルが二点鎖線Lcの位置に達すると、水位センサ90
のフロート93が降下し第9図(G)に示すごとくスト
ッパ92bに当接してリードスイッチ90aを開く。す
ると、リードコイルRxが同リードスイッチ90aの開
成に応答して消磁されてリレースイッチXを開きリレー
コイルRzの自己保持状態を解除する。
ついで、リレーコイルRzが自己保持状態からの解除に
より消磁されてリレースイッチZaを開くとともにリレ
ースイッチzbを閉じると、電磁接触器110がリレー
スイッチYの閉成下でのコイル110aの励磁により各
マグネットスイッチ110bを閉じてモータMibを駆
動する。このとき、モータMiaは両リレースイッチW
c、Wdの開成下にて停止状態を維持する。しかして、
上述のようにモータMibが駆動されると、内部循環ポ
ンプPibか、外槽2Oa内の底部側の冷水を配管P、
を通して吸引し配管P6から内槽20b内に流下させ同
内槽内の冷水と混合することにより温度上昇を極力抑制
しつつ急速補給する。
然る後、内槽2Ob内の冷水の表面レベルが二点鎖線L
cを超えて上昇すると、水位センサ90のフロート93
が上昇してストッパ92aに当接しリードスイッチ90
aを閉じ、これに応答してリレーコイルRxが励磁され
てリレースイッチXを閉じる。このような状態にて内槽
2Ob内の冷水の表面レベルが上昇し水位センサ80の
リードスイッチ80bを上述と同様に開成させた後リー
ドスイッチ80aを閉成させると、リレーコイルRvが
消磁されて両リレースイッチVa、Vcを開くとともに
両リレースイッチVb、Vdを閉じ、給水弁Wvがリレ
ースイッチVaの開成により閉じて上述の給水作用を停
止し、リレーコイルRwがリレースイッチVcの開成に
より自己保持から解除されてリレースイッチwbを開く
とともに各リレースイッチWa、Wc 、Wdを閉じ、
リレーコイルRzがリレースイッチV dの開成により
リレースイッチXの閉成下にてリレースイッチZaを閉
じるとともにリレースイッチzbを開く。
かかる段階において、サーモスイッチThが既に開いて
おれば、電磁接触器110がリレースイッチzbの開成
により各マグネット110bを開きモータMib、即ち
内部循環ポンプPibを停止させるとともにモータMi
aの始動を禁止する。
一方、リレースイッチzbの上述のような開成時におい
てサーモスイッチT hが閉じておれば、モータMia
が、モータMibの作動下にて、両リレースイッチWc
、Wdの上述のような閉成に応答して始動し、内部循環
ポンプPiaが、内槽2ob内の底部側冷水を配管P3
を通して吸入し配管P4を介し噴射管70内に圧送し、
噴射管70が同圧送冷水を各噴射孔71〜71から第2
図にて図示矢印A方向に噴出する。
すると、噴射管70の各噴射孔71〜71からの噴射冷
水が、外槽20aの内周壁とエバポレータ40との間に
存在する冷水を第2図にて図示反時計方向に流動させな
かせらエバポレータ40の外周に衝突する。かかる場合
、エバポレータ40の冷水管43に付着した結氷43b
が、上述のような冷水の反時計方向への流動に応じ溶解
して冷水となり前記流動冷水に円滑に混ざり合ってゆき
、エバポレータ40のみの冷却作用と相俟って外槽2O
a内の冷水をより一層迅速に冷却するので、内部循環ポ
ンプPiaにより外槽20aから両配管p、、p6を通
し内槽2Ob内に補給される冷水が迅速に冷却されなか
ら内槽2Ob内の冷水に混入する。従って、内槽2Ob
内の冷水の温度が、各外部水栓Fcからの冷水の流出量
が多くても、約10℃近傍の値に迅速に低下するので、
常に適正温の冷水でもって各種処理作業をなし得る。
以上説明したように、各外部水栓Fcから流出する冷水
の量が、給水源32から内槽2Ob内への給水量よりも
多い場合には、内槽2Ob内の冷水の表面レベルか二点
鎖線Lcの位置まで低下したときに、外槽2Oa内底部
の冷水を、内部循環ポンプPibにより、両配管P、、
P、を通し内槽2Ob内にその上端開口部から流下させ
て、同内槽2Ob内に各連通孔22a、22bを通り流
入する水を効果的に冷却しつつ自動的に補給する。
そして、この補給完了時において内槽20F)内の冷水
の温度が高くサーモスイッチThが閉じている場合には
、内部循環ポンプPibを内部循環ポンプPiaの作動
下にて駆動して、内槽2Ob内の冷水を噴射管70から
外槽2Oa内に噴射させることにより、同外槽2Oa内
の冷水を同方向に流動させてエバポレータ40の外周側
結氷を溶解させ低温の冷水とし、この低温の冷水を前記
流動冷水に円滑に混合させて、エバポレータ40の冷却
作用と相俟って外槽20aの冷水の温度を迅速に低下さ
せながら同外槽2Oa内の冷水を内槽20b内に自動的
に補給する。従って、内槽2Ob内の冷水の温度が、−
時的に高くなっても、迅速に低下するので、各外部水栓
Fcからの流出冷水の温度は常に適温に自動的に維持さ
れるので、各種の冷水処理に支障をきたすことはない。
また、上述のような冷水の温度の自動調整にあたり、内
槽20bの周壁が断熱材料で形成されているので、内槽
2Ob内の冷水の温度の低下をより一層適確に防止でき
る。また、上述のような作用効果の達成にあたり、外槽
2Oa内に設けた内槽20bの外周を包囲するように、
エバポレータ40を外槽2Oa内にて配設するようにし
たので、この種の冷水供給装置の水槽をコンパクトに構
成できる。
また、上述のように内槽2Ob内の冷水の表面レベルが
二点鎖線Lcまで低下した後、同レベルがさらに二点鎖
線Ldまで低下した場合には、水位センサ90のフロー
ト94が降下してストッパ92dに当接してリードスイ
ッチ90bを閉じ、リレーコイルRyがその励磁により
リレースイッチYを開き、電磁接触器110が各マグネ
ットスイッチ110bの開成により各モータMia、M
ib、Moを停止させる。これにより、内8J2Ob内
の冷水不足下での本発明装置の作動を防止できる。
なお、本発明の実施にあたっては、内槽2Ob内にエバ
ポレータ40をその外径を小さくして収容するようにし
た場合には、外槽2Oa内の水の量を十分に確保しつつ
、前記実施例と実質的に同様の作用効果を達成できる。
また、本発明の実施にあたっては、サーモスイッチTh
の作動温度は。10(’C)に限ることなく、必要に応
じ適宜変更してもよい。また、サーモスイッチThの取
付位置は、配管P7に限ることなく、内槽2Ob内の冷
水の温度を検出できる位置であればよい。また、サーモ
スイッチThに代えて、各種温度センサを採用してもよ
い。
また、本発明の実施にあたっては、外部循環ポンプPo
は、基台10内に限ることなく、基台10の外側、例え
ば、各外部水栓Fcの近くに配設してもよい。
また、本発明の実施にあたり、配管P8の先端開口部を
内槽2Ob内に深く延入させるようにして実施してもよ
い。かがる場合には、配管P8の先端開口部からの冷水
が内槽2Ob内の冷水中に流出して同冷水と円滑に混ざ
り合うので、配管P8を通る冷水の還流時において、内
槽2Ob内の冷水全体の平均温度が10℃前後に適正に
維持され得る。
かかる場合、配管P8の先端開口部を、同配管p8の内
槽20bの底部がらの延出基端開口部と内槽2Ob内に
て対向しない位置で開口させるようにすれば、配管p8
がら内槽2Ob内への流出冷水が、直接、同配管p8の
延出基端開口部内に流入することなく、内槽2Ob内の
冷水とより一層効率よく円滑に混ざり合う。従って、内
槽2゜b内の冷水全体の平均温度をより一層適正に10
℃前後に維持できる。かがる場合、配管P8の先端開口
部を、内槽20bの半径方向にL字状に曲折させたり、
さらに0字状に曲折させて実施しても、実質的に同様の
作用効果を達成できる。
また、本発明の実施にあたり、配管P6の先端開口部を
内槽2Ob内に深く延入させて実施してもよい。かかる
場合、外槽20aから内槽2Ob内への冷水の補給時に
おいて、配管P6からの冷水が内槽2Ob内の冷水中に
流出して円滑に混ざり合うので、配管P8の先端開口部
を内槽2Ob内に深く延入させた場合と実質的に同様に
内槽20b内の冷水の温度を適正に維持し得る。かかる
場合、同配管p、、p6の各先端開口部を共に内槽20
bに深く延入させれば、配管P8による還流時及び配管
P6による補給時の双方で内槽20b内の冷水混合が円
滑になされるので、同内槽2ob内の冷水の温度の10
°C前後における維持がより一層確実となる。
かかる場合、配管P6の先端開口部を、配管P8の内槽
20bの底部からの延出基端開口部と同内槽2Ob内に
て対向しない位置に開口させるようにすれば、配管P6
からの冷水が、直接、配管P8の延出基端開口部に流入
することなく、内槽2Ob内にてより一層効率よく円滑
に混ざり合うので、内槽2Ob内の冷水全体の平均温度
をより一層確実に10℃前後に維持できる。また、この
ような作用効果は、配管P6の先端開口部を、内槽20
bの半径方向に曲折させたり、さらに0字状に曲折させ
て実施しても、確保できる。
また、本発明の実施にあたっては、配管P、を、内槽2
0bの底壁に代えて、外槽20aの底壁がら延出させて
もよい。かかる場合、両ポンプPia、Pibを共に駆
動すれば、ポンプPiaの容量をかなり小さくできる。
また、本発明の実施にあたっては、内槽20bの上下各
一対の連通孔22a、22bのうち、下側の各連通項2
2bの径を大きくして上側の各連通項22aを省略する
ようにしてもよい。
また、本発明の実施にあたっては、外部循環ポンプPo
を各外部水栓Fcの近傍に配設するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る冷水供給装置の装置本体の概略断
面図、第2図は同平面図、第3図は第1図の各種電気素
子のための電気制御回路図、第4図は装置本体の補助槽
に対する水位センサの取付fill造図、第5図は同水
位センサの拡大図、第6図は内槽内に取付けた水位セン
サの拡大図、及び第7[](A)〜(G)は両水位セン
サの動作説明図である。 符  号  の  説  明 20・・・水槽、20a・・ 外槽、20b・内槽、3
2 ・・給水源、40・・ エバポレータ、50・・・
コンプレッサ、80・ ・水位センサ、Fc・・・外部
水栓、Mib、Mo・モータ、Po ・・・外部循環ポ
ンプ、PiaPib・・・内部循環ポンプ、p、、p、
、p6p8、、−配管、Rv、Rw、Rx、Ry、Rz
リレーコイル、Th・  ・サーモスイッチ、Va 〜
Vd、Wa、Wb、X、Y、Za、Zb・リレースイッ
チ、Wv・ ・給水弁。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)設置面上に立設する外槽とこの外槽内にその高さ
    よりも低い高さにて立設する内槽とからなる水槽と、作
    動状態におかれて給水源からの水を前記内槽の高さより
    も高い高表面レベルまで前記水槽内に供給するように前
    記外槽内に流入させる給水手段と、前記内槽の底部から
    延出されて同内槽内にその上端開口部から延入する先端
    開口部を有してなる還流配管と、この還流配管中に介装
    されて作動状態にて前記内槽内の水を前記還流配管を通
    しその先端開口部から前記内槽内に還流させる還流ポン
    プ手段と、前記外槽内に前記内槽を包囲するように嵌装
    した環状エバポレータを有し前記外槽内の水を前記エバ
    ポレータにより冷却する冷凍サイクルと、前記還流配管
    に介装されて同還流配管中の水を外方に流出させる外部
    水栓手段と、作動状態におかれて前記外槽内の水を前記
    内槽内に補給する補給手段と、前記水槽内の水が前記高
    表面レベルまで増大したときこれを検出し水位検出信号
    として発生する水位検出手段と、前記内槽内の水の温度
    を検出し温度検出信号として発生する温度検出手段と、
    前記水位検出信号の消滅下にて前記給水手段および補給
    手段を各作動状態におきこれら各作動状態を前記水位検
    出信号の発生により解除するように制御する第1制御手
    段と、前記温度検出信号の値が所定温度範囲よりも高い
    とき前記補給手段を作動状態におくように制御する第2
    制御手段とを設けるようにした蓄氷式冷水供給装置。
  2. (2)前記還流配管の先端開口部が、同還流配管の前記
    内槽の底部からの延出基端開口部と同内槽内にて対向し
    ない位置にて開口するようにしたことを特徴とする第1
    項に記載の蓄氷式冷水供給装置。
  3. (3)前記還流配管の先端開口部が前記内槽内にて折曲
    するようにしたことを特徴とする第1項又は第2項に記
    載の蓄氷式冷水供給装置。
  4. (4)前記外槽の底部から延出されて前記内槽内にその
    上端開口部から延入する先端開口部を有してなる補給配
    管と、この補給配管中に介装されて作動状態にて前記外
    槽内の水を前記補給配管を通しその先端開口部から前記
    内槽内に補給する補給ポンプ手段とを設けて、前記第1
    制御手段が、前記給水手段と共に、前記補給ポンプ手段
    を作動状態におき又はこの作動状態から解除するように
    制御し、かつ前記第2制御手段が前記温度検出信号の値
    が前記所定温度範囲よりも高いとき前記補給ポンプ手段
    を作動状態におくように制御するようにしたことを特徴
    とする第1項に記載の蓄氷式冷水供給装置。
  5. (5)前記補給配管の先端開口部が、前記還流配管の前
    記内槽の底部からの延出基端開口部と同内槽内にて対向
    しない位置にて開口するようにしたことを特徴とする第
    4項に記載の蓄氷式冷水供給装置。
  6. (6)前記補給配管の先端開口部が前記内槽内にて折曲
    するようにしたことを特徴とする第4項又は第5項に記
    載の蓄氷式冷水供給装置。
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