JP2573976Y2 - 蓄氷式冷水供給装置 - Google Patents
蓄氷式冷水供給装置Info
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- JP2573976Y2 JP2573976Y2 JP1993020342U JP2034293U JP2573976Y2 JP 2573976 Y2 JP2573976 Y2 JP 2573976Y2 JP 1993020342 U JP1993020342 U JP 1993020342U JP 2034293 U JP2034293 U JP 2034293U JP 2573976 Y2 JP2573976 Y2 JP 2573976Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スーパーマーケット等
において生鮮食品の洗浄処理、冷塩水処理に必要とされ
る冷水を供給するための冷水供給装置に係り、特に氷の
蓄熱を利用して冷水を供給するに適した蓄氷式冷水供給
装置に関する。
において生鮮食品の洗浄処理、冷塩水処理に必要とされ
る冷水を供給するための冷水供給装置に係り、特に氷の
蓄熱を利用して冷水を供給するに適した蓄氷式冷水供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蓄氷式冷水供給装置は、
例えば、特開平2ー263081号公報に示すように、
外槽及び同外槽内に立設された内槽からなり内槽の周壁
に複数の連通孔を形成してなる水槽と、外槽内に給水管
を介して給水する給水装置と、外槽の上部側壁に組み付
けられてなり連通管を介して同外槽内に連通する補助槽
とを備え、補助槽内の水位を検知するとともに同検知に
応答して給水装置を制御し、外槽内の水位を一定レベル
に保つようにしている。また、この蓄氷式冷水供給装置
は、コンプレッサ及び外槽内に設けられたエバポレータ
を有して外槽内の水を冷却する冷凍機と、エバポレータ
の外周壁に生成される氷の有無を検出する氷センサとを
備え、氷センサによる氷の有無の検出に応答して氷の無
いときコンプレッサを作動させかつ同氷の有るときコン
プレッサを停止させて、外槽内の水温がほぼ所定温度
(0℃)に常に保たれるようにしている。さらに、この
蓄氷式冷水供給装置は、外槽内の水を汲み出して内槽内
に供給する冷水ポンプと、外槽内に立設されて複数の噴
射孔を有する噴射管と、内槽内の水を噴射管に圧送する
融氷ポンプと、内槽内の水温を検出する温度センサとを
備え、前記検出された水温が所定温度以上のとき冷水ポ
ンプ及び融氷ポンプを作動させて外槽内の水をかき混ぜ
ながら内槽に供給し、かつ同水温が所定温度未満のとき
前記両ポンプを停止させて、内槽内の水温がほぼ所定温
度(例えば10℃)に常に保たれるようにしている。そ
して、冷水の使用にあたっては、内槽内の水を外部水栓
に供給するようにしている。
例えば、特開平2ー263081号公報に示すように、
外槽及び同外槽内に立設された内槽からなり内槽の周壁
に複数の連通孔を形成してなる水槽と、外槽内に給水管
を介して給水する給水装置と、外槽の上部側壁に組み付
けられてなり連通管を介して同外槽内に連通する補助槽
とを備え、補助槽内の水位を検知するとともに同検知に
応答して給水装置を制御し、外槽内の水位を一定レベル
に保つようにしている。また、この蓄氷式冷水供給装置
は、コンプレッサ及び外槽内に設けられたエバポレータ
を有して外槽内の水を冷却する冷凍機と、エバポレータ
の外周壁に生成される氷の有無を検出する氷センサとを
備え、氷センサによる氷の有無の検出に応答して氷の無
いときコンプレッサを作動させかつ同氷の有るときコン
プレッサを停止させて、外槽内の水温がほぼ所定温度
(0℃)に常に保たれるようにしている。さらに、この
蓄氷式冷水供給装置は、外槽内の水を汲み出して内槽内
に供給する冷水ポンプと、外槽内に立設されて複数の噴
射孔を有する噴射管と、内槽内の水を噴射管に圧送する
融氷ポンプと、内槽内の水温を検出する温度センサとを
備え、前記検出された水温が所定温度以上のとき冷水ポ
ンプ及び融氷ポンプを作動させて外槽内の水をかき混ぜ
ながら内槽に供給し、かつ同水温が所定温度未満のとき
前記両ポンプを停止させて、内槽内の水温がほぼ所定温
度(例えば10℃)に常に保たれるようにしている。そ
して、冷水の使用にあたっては、内槽内の水を外部水栓
に供給するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の蓄氷式冷水供給装置においては、内槽内の水がほ
とんど使用されない夜間には、内槽内の冷水の温度は所
定温度まで一旦低下した後にほぼ一定に保たれる。した
がって、このような状態では冷水ポンプ及び融氷ポンプ
はほとんど作動されず、外槽内の水はコンプレッサの作
動により断続的に冷却されてエバポレータの外周壁に氷
が生成される。この場合、コンプレッサの作動前にエバ
ポレータに氷が残っていたり、氷センサの位置によって
氷の生成完了の検知が遅れたりすると、氷が噴射管まで
成長して同噴射管内の水まで凍結させてしまうことがあ
る。このため、翌朝の内槽内の水の使用により、同内槽
内の水温が所定温度まで上昇して冷水ポンプ及び融氷ポ
ンプが作動しても、噴射管の内部が凍結しているため
に、同噴射管からエバポレータの付着氷に向け冷水を噴
射させることができず、内槽内の水温の急激な上昇に対
応できないことがあった。また、前記凍結によって噴射
管から水を噴射させるための融氷ポンプの負荷が過大に
なり、その故障の原因ともなっていた。
従来の蓄氷式冷水供給装置においては、内槽内の水がほ
とんど使用されない夜間には、内槽内の冷水の温度は所
定温度まで一旦低下した後にほぼ一定に保たれる。した
がって、このような状態では冷水ポンプ及び融氷ポンプ
はほとんど作動されず、外槽内の水はコンプレッサの作
動により断続的に冷却されてエバポレータの外周壁に氷
が生成される。この場合、コンプレッサの作動前にエバ
ポレータに氷が残っていたり、氷センサの位置によって
氷の生成完了の検知が遅れたりすると、氷が噴射管まで
成長して同噴射管内の水まで凍結させてしまうことがあ
る。このため、翌朝の内槽内の水の使用により、同内槽
内の水温が所定温度まで上昇して冷水ポンプ及び融氷ポ
ンプが作動しても、噴射管の内部が凍結しているため
に、同噴射管からエバポレータの付着氷に向け冷水を噴
射させることができず、内槽内の水温の急激な上昇に対
応できないことがあった。また、前記凍結によって噴射
管から水を噴射させるための融氷ポンプの負荷が過大に
なり、その故障の原因ともなっていた。
【0004】また、上記のような従来の蓄氷式冷水供給
装置においては、氷センサの検知遅れによって外槽内の
水が過冷却されて同外槽内に多くの氷が生成され過ぎる
と、生成された氷が外槽から補助槽へ連通する連通管の
入口を塞ぎ、外槽内の水位が正確に検出できない場合が
ある。その結果、給水装置による外槽への給水が的確に
行われず、不必要に外槽内に水が供給され続けたり、逆
に必要な水が供給されないという問題もある。
装置においては、氷センサの検知遅れによって外槽内の
水が過冷却されて同外槽内に多くの氷が生成され過ぎる
と、生成された氷が外槽から補助槽へ連通する連通管の
入口を塞ぎ、外槽内の水位が正確に検出できない場合が
ある。その結果、給水装置による外槽への給水が的確に
行われず、不必要に外槽内に水が供給され続けたり、逆
に必要な水が供給されないという問題もある。
【0005】本考案は上記問題に対処するためになされ
たもので、その目的は、内外2槽からなり両槽を内槽周
壁の上部に設けた連通孔を介して連通させた水槽を備
え、内外2槽のうちの一方の槽に外部から給水するとと
もにエバポレータを収容させ、内外2槽の他方の槽から
外部に冷水を供給するようにした蓄氷式冷水供給装置に
おいて、前記一方の槽内に設けられて前記エバポレータ
に付着する氷を融氷するための噴射管の凍結を防止する
とともに前記一方の槽への給水を適正に行って、的確に
外部に冷水を供給できるようにした蓄氷式冷水供給装置
を提供しようとするものである。
たもので、その目的は、内外2槽からなり両槽を内槽周
壁の上部に設けた連通孔を介して連通させた水槽を備
え、内外2槽のうちの一方の槽に外部から給水するとと
もにエバポレータを収容させ、内外2槽の他方の槽から
外部に冷水を供給するようにした蓄氷式冷水供給装置に
おいて、前記一方の槽内に設けられて前記エバポレータ
に付着する氷を融氷するための噴射管の凍結を防止する
とともに前記一方の槽への給水を適正に行って、的確に
外部に冷水を供給できるようにした蓄氷式冷水供給装置
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に記載の第1の考案の構成上の特徴
は、内外2槽(21,22)からなる両槽(21,22)を
内槽(22)周壁の上部に設けた連通孔(22a)を介して
連通させた水槽(20)と、内外2槽(21,22)のうち
の一方の槽(21)に給水管(31)を介して外部から給水
する給水装置(30)と、コンプレッサ(43)及び前記一
方の槽(21)内に設けられたエバポレータ(41)を有し
同一方の槽(21)内の水を冷却する冷凍機(41〜48)
と、エバポレータ(41)の外周壁に生成される氷の有無
を検出する氷センサ(70)と、氷センサ(70)により氷
の無いことが検出されたときコンプレッサ(43)を作動
させるコンプレッサ制御手段(L3,X31,46a,6
4,L1,X1,43a)と、前記一方の槽(21)内の
水を汲み出して内外2槽(21,22)のうちの他方の槽
(22)内に供給する冷水ポンプ(53)と、前記他方の槽
(22)内の水温を検出する温度センサ(90,91)と、
前記検出された水温が所定温度以上のとき冷水ポンプ
(53)を作動させる冷水ポンプ制御手段(L6,X61,
L7,X71,53a)と、前記他方の槽(22)内の水を
外部水栓(55)に供給する循環ポンプ(54)とを備えた
蓄氷式冷水供給装置において、前記一方の槽(22)内に
設けられて複数の噴射孔(52a)を有する噴射管(52)
と、前記一方の槽(22)内の水を噴射管(52)に圧送す
る融氷ポンプ(51)と、冷水ポンプ制御手段(L6,X6
1,L7,X71,53a)による冷水ポンプ(53)の作動
制御に連動して冷水ポンプ(53)の作動時に融氷ポンプ
(51)を作動させる第1融氷ポンプ制御手段(L7,X7
2,L8,X8,51a)と、コンプレッサ制御手段(L
3,X31,46a,64,L1,X1,43a)による
コンプレッサ(43)の作動制御に連動してコンプレッサ
(43)の作動時に融氷ポンプ(51)を作動させる第2融
氷ポンプ制御手段(L2,X22,L8,X8,51a)と
を設けたことにある。
に、上記請求項1に記載の第1の考案の構成上の特徴
は、内外2槽(21,22)からなる両槽(21,22)を
内槽(22)周壁の上部に設けた連通孔(22a)を介して
連通させた水槽(20)と、内外2槽(21,22)のうち
の一方の槽(21)に給水管(31)を介して外部から給水
する給水装置(30)と、コンプレッサ(43)及び前記一
方の槽(21)内に設けられたエバポレータ(41)を有し
同一方の槽(21)内の水を冷却する冷凍機(41〜48)
と、エバポレータ(41)の外周壁に生成される氷の有無
を検出する氷センサ(70)と、氷センサ(70)により氷
の無いことが検出されたときコンプレッサ(43)を作動
させるコンプレッサ制御手段(L3,X31,46a,6
4,L1,X1,43a)と、前記一方の槽(21)内の
水を汲み出して内外2槽(21,22)のうちの他方の槽
(22)内に供給する冷水ポンプ(53)と、前記他方の槽
(22)内の水温を検出する温度センサ(90,91)と、
前記検出された水温が所定温度以上のとき冷水ポンプ
(53)を作動させる冷水ポンプ制御手段(L6,X61,
L7,X71,53a)と、前記他方の槽(22)内の水を
外部水栓(55)に供給する循環ポンプ(54)とを備えた
蓄氷式冷水供給装置において、前記一方の槽(22)内に
設けられて複数の噴射孔(52a)を有する噴射管(52)
と、前記一方の槽(22)内の水を噴射管(52)に圧送す
る融氷ポンプ(51)と、冷水ポンプ制御手段(L6,X6
1,L7,X71,53a)による冷水ポンプ(53)の作動
制御に連動して冷水ポンプ(53)の作動時に融氷ポンプ
(51)を作動させる第1融氷ポンプ制御手段(L7,X7
2,L8,X8,51a)と、コンプレッサ制御手段(L
3,X31,46a,64,L1,X1,43a)による
コンプレッサ(43)の作動制御に連動してコンプレッサ
(43)の作動時に融氷ポンプ(51)を作動させる第2融
氷ポンプ制御手段(L2,X22,L8,X8,51a)と
を設けたことにある。
【0007】また、上記請求項2に記載の第2の考案の
構成上の特徴は、第1の考案の給水装置(30)を、前記
一方の槽(21)の上部側壁に組み付けられてなり連通管
(25)を介して同一方の槽(21)内に連通する補助槽
(23)を有し同補助槽(23)内の水位を検知するととも
に同水位の検知に応答して前記一方の槽(21)内に対す
る給水を制御するように構成し、かつ連通管(25)の前
記一方の槽(21)側の連通口を給水装置(30)の給水管
(31)の出口直下に設けたことにある。
構成上の特徴は、第1の考案の給水装置(30)を、前記
一方の槽(21)の上部側壁に組み付けられてなり連通管
(25)を介して同一方の槽(21)内に連通する補助槽
(23)を有し同補助槽(23)内の水位を検知するととも
に同水位の検知に応答して前記一方の槽(21)内に対す
る給水を制御するように構成し、かつ連通管(25)の前
記一方の槽(21)側の連通口を給水装置(30)の給水管
(31)の出口直下に設けたことにある。
【0008】また、上記請求項3に記載の第3の考案の
構成上の特徴は、第1の考案の氷センサ(70)を給水装
置(30)の給水管(31)の出口から離れたエバポレータ
(41)の外周壁に付設したことにある。
構成上の特徴は、第1の考案の氷センサ(70)を給水装
置(30)の給水管(31)の出口から離れたエバポレータ
(41)の外周壁に付設したことにある。
【0009】また、上記請求項4に記載の第4の考案の
構成上の特徴は、第1の考案の氷センサ(70)を噴射管
(52)から離れた前記エバポレータ(41)の外周壁に付
設したことにある。
構成上の特徴は、第1の考案の氷センサ(70)を噴射管
(52)から離れた前記エバポレータ(41)の外周壁に付
設したことにある。
【0010】
【考案の作用・効果】上記のように構成した第1の考案
においては、第1融氷ポンプ制御手段(L7,X72,L
8,X8,51a)が、冷水ポンプ制御手段(L6,X6
1,L7,X71,53a)による冷水ポンプ(53)の作動
制御に連動して冷水ポンプ(53)の作動時に融氷ポンプ
(51)を作動させるとともに、第2融氷ポンプ制御手段
(L2,X22,L8,X8,51a)が、コンプレッサ制
御手段(L3,X31,46a,64,L1,X1,43
a)によるコンプレッサ(43)の作動制御に連動してコ
ンプレッサ(43)の作動時に融氷ポンプ(51)を作動さ
せる。したがって、融氷ポンプ(51)は冷水ポンプ(5
3)の作動時ばかりかコンプレッサ(43)の作動時にも
作動することになるので、コンプレッサ(43)の作動に
よりエバポレータ(41)の外周壁に氷が生成される際に
は、噴射管(52)には水が必ず圧送される。これによ
り、冷水ポンプ(53)がほとんど作動されない夜間など
にコンプレッサ(43)が作動しても、噴射管(52)内の
水が凍結することがなくなる。その結果、翌朝の前記他
方の槽内(22)の水の使用によって同他方の槽(22)内
の水温が急激に上昇した場合には、融氷ポンプ(51)及
び噴射管(52)による融氷機能が充分に発揮されるの
で、前記急激な水温の上昇にも対応できると同時に、融
氷ポンプ(51)の過負荷を未然に避けることができる。
また、融氷ポンプ(51)は前記一方の槽(21)内の水を
噴射管(52)に圧送するようにしたので、コンプレッサ
(43)の作動に起因して前記他方の槽(22)内の水温の
変化が大きくなることもない。
においては、第1融氷ポンプ制御手段(L7,X72,L
8,X8,51a)が、冷水ポンプ制御手段(L6,X6
1,L7,X71,53a)による冷水ポンプ(53)の作動
制御に連動して冷水ポンプ(53)の作動時に融氷ポンプ
(51)を作動させるとともに、第2融氷ポンプ制御手段
(L2,X22,L8,X8,51a)が、コンプレッサ制
御手段(L3,X31,46a,64,L1,X1,43
a)によるコンプレッサ(43)の作動制御に連動してコ
ンプレッサ(43)の作動時に融氷ポンプ(51)を作動さ
せる。したがって、融氷ポンプ(51)は冷水ポンプ(5
3)の作動時ばかりかコンプレッサ(43)の作動時にも
作動することになるので、コンプレッサ(43)の作動に
よりエバポレータ(41)の外周壁に氷が生成される際に
は、噴射管(52)には水が必ず圧送される。これによ
り、冷水ポンプ(53)がほとんど作動されない夜間など
にコンプレッサ(43)が作動しても、噴射管(52)内の
水が凍結することがなくなる。その結果、翌朝の前記他
方の槽内(22)の水の使用によって同他方の槽(22)内
の水温が急激に上昇した場合には、融氷ポンプ(51)及
び噴射管(52)による融氷機能が充分に発揮されるの
で、前記急激な水温の上昇にも対応できると同時に、融
氷ポンプ(51)の過負荷を未然に避けることができる。
また、融氷ポンプ(51)は前記一方の槽(21)内の水を
噴射管(52)に圧送するようにしたので、コンプレッサ
(43)の作動に起因して前記他方の槽(22)内の水温の
変化が大きくなることもない。
【0011】また、上記のように構成した第2の考案に
おいては、連通管(25)の前記一方の槽(21)側の連通
口を給水管(31)の直下に位置させるようにしたので、
同一方の槽(21)内の水の過冷却により連通口付近に氷
が生成されても、同氷は給水装置(30)により供給され
る水によって融かされて同連通口付近に氷が存在しなく
なる。その結果、前記一方の槽(21)と補助槽(23)と
の連通が常に確保されるようになり、給水装置(30)に
よる同一方の槽(21)への給水が的確に行われるように
なる。
おいては、連通管(25)の前記一方の槽(21)側の連通
口を給水管(31)の直下に位置させるようにしたので、
同一方の槽(21)内の水の過冷却により連通口付近に氷
が生成されても、同氷は給水装置(30)により供給され
る水によって融かされて同連通口付近に氷が存在しなく
なる。その結果、前記一方の槽(21)と補助槽(23)と
の連通が常に確保されるようになり、給水装置(30)に
よる同一方の槽(21)への給水が的確に行われるように
なる。
【0012】また、上記のように構成した第3の考案に
おいては、氷センサ(70)を給水装置(30)の給水管
(31)の出口から離れたエバポレータ(41)の外周壁に
付設して、同センサ(70)の給水管(31)の出口近傍の
ような氷の融け易い位置に配置しないようにしたので、
コンプレッサ(43)の作動時におけるエバポレータ(4
1)の外周壁上の氷の生成完了が的確に検出されるよう
になり、前記一方の槽(21)内の水の過冷却を防止する
ことができる。その結果、前述した噴射管(52)内の水
の凍結及び連通口を氷が塞ぐことによる弊害をよりよく
避けることができる。
おいては、氷センサ(70)を給水装置(30)の給水管
(31)の出口から離れたエバポレータ(41)の外周壁に
付設して、同センサ(70)の給水管(31)の出口近傍の
ような氷の融け易い位置に配置しないようにしたので、
コンプレッサ(43)の作動時におけるエバポレータ(4
1)の外周壁上の氷の生成完了が的確に検出されるよう
になり、前記一方の槽(21)内の水の過冷却を防止する
ことができる。その結果、前述した噴射管(52)内の水
の凍結及び連通口を氷が塞ぐことによる弊害をよりよく
避けることができる。
【0013】また、上記のように構成した第4の考案に
おいては、氷センサ(70)を噴射管(52)から離れたエ
バポレータ(41)の外周壁に付設して、噴射管(52)近
傍のような氷の融け易い位置に配置しないようにしたの
で、コンプレッサ(43)の作動時におけるエバポレータ
(41)の外周壁上の氷の生成完了が的確に検出されるよ
うになり、前記一方の槽(21)内の水の過冷却を防止す
ることができる。その結果、前述した噴射管(52)内の
水の凍結及び連通口を氷が塞ぐことによる弊害をよりよ
く避けることができる。
おいては、氷センサ(70)を噴射管(52)から離れたエ
バポレータ(41)の外周壁に付設して、噴射管(52)近
傍のような氷の融け易い位置に配置しないようにしたの
で、コンプレッサ(43)の作動時におけるエバポレータ
(41)の外周壁上の氷の生成完了が的確に検出されるよ
うになり、前記一方の槽(21)内の水の過冷却を防止す
ることができる。その結果、前述した噴射管(52)内の
水の凍結及び連通口を氷が塞ぐことによる弊害をよりよ
く避けることができる。
【0014】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面により説明す
ると、図1は本考案に係る蓄氷式冷水供給装置の装置本
体を正断面図により示しており、図2は同本体を図1の
2−2線に沿って見た断面図により示している。この装
置本体は箱状の基台10と同基台10上に載置した水槽
20とを備えている。水槽20は円筒状の外槽21と同
外槽21内にその底壁中央部に立設させた円筒状の内槽
22とによって構成されている。
ると、図1は本考案に係る蓄氷式冷水供給装置の装置本
体を正断面図により示しており、図2は同本体を図1の
2−2線に沿って見た断面図により示している。この装
置本体は箱状の基台10と同基台10上に載置した水槽
20とを備えている。水槽20は円筒状の外槽21と同
外槽21内にその底壁中央部に立設させた円筒状の内槽
22とによって構成されている。
【0015】外槽21の上蓋21aにはその縁部にて給
水装置30の給水管31の一端が挿入されている。給水
管31は垂直にほぼL字上に曲げられるとともに水平に
ほぼL字状に曲げられてなり、水槽20の外部に延設さ
れてその他端を給水源32に接続させている。給水管3
1には給水弁33が介装されており、同給水弁33は補
助槽23から突出したロッド24によって開閉制御され
るようになっている。補助槽23は外槽21の外側壁上
部に組み付けられてなり、外槽21側の開口端を給水管
31の一端の直下に位置させてなる連通管25を介して
同外槽21内に連通している。補助槽23内にはボール
タップ26が収容されており、同タップ26は、補助槽
23内の液面が連通管25よりも高い位置にある所定レ
ベルLより低くなったときロッド24を介して給水弁3
3を開き、かつ同液面が同所定レベルLより高くなった
ときロッド24を介して給水弁33を閉じる。
水装置30の給水管31の一端が挿入されている。給水
管31は垂直にほぼL字上に曲げられるとともに水平に
ほぼL字状に曲げられてなり、水槽20の外部に延設さ
れてその他端を給水源32に接続させている。給水管3
1には給水弁33が介装されており、同給水弁33は補
助槽23から突出したロッド24によって開閉制御され
るようになっている。補助槽23は外槽21の外側壁上
部に組み付けられてなり、外槽21側の開口端を給水管
31の一端の直下に位置させてなる連通管25を介して
同外槽21内に連通している。補助槽23内にはボール
タップ26が収容されており、同タップ26は、補助槽
23内の液面が連通管25よりも高い位置にある所定レ
ベルLより低くなったときロッド24を介して給水弁3
3を開き、かつ同液面が同所定レベルLより高くなった
ときロッド24を介して給水弁33を閉じる。
【0016】内槽22の上端開口部の高さは外槽21の
上端開口部の高さよりも低く、かつ前記所定レベルLよ
りも高くなっている。内槽22の周壁には同内槽22と
外槽21とを連通させる多数の連通孔22aが前記所定
レベルLより低い位置にて周壁の全周に沿って設けられ
ている。内槽22の外周上には螺旋状に同心的に配管し
た三層の冷却管41a〜41cからなるエバポレータ4
1が設けられている。各冷却管41a〜41cの流出上
端部は蓋21aを貫通した各配管を介してコネクタ42
に接続され、コネクタ42にて一つにまとめられて配管
P1 を介して基台10内の冷凍機ユニット40のコンプ
レッサ43に接続されている。コンプレッサ43は、図
3及び図4に示すように、モータ43aにより駆動され
るとともにコンプレッサファンモータ43bにより冷却
されるようになっており、配管P1 内の冷媒を吸入圧縮
して冷凍機ユニット40のコンデンサ44に付与する。
コンデンサ44は、コンデンサファンモータ44a、4
4bによる冷却作用のもとに、前記圧縮された冷媒を凝
縮してレシーバ45、電磁ソレノイド46aによって切
り換え制御されるガス弁46、ドライヤ47及び配管P
2 を介して感温型の膨張弁48に付与する。膨張弁48
は流入冷媒を膨張させて各配管を介して冷却管41a〜
41c内に流入させる。冷却管41a〜41cは流入し
た冷媒に応じて外槽21内の水を冷却し各冷却管41a
〜41cの外周壁に氷ICを生成させる。
上端開口部の高さよりも低く、かつ前記所定レベルLよ
りも高くなっている。内槽22の周壁には同内槽22と
外槽21とを連通させる多数の連通孔22aが前記所定
レベルLより低い位置にて周壁の全周に沿って設けられ
ている。内槽22の外周上には螺旋状に同心的に配管し
た三層の冷却管41a〜41cからなるエバポレータ4
1が設けられている。各冷却管41a〜41cの流出上
端部は蓋21aを貫通した各配管を介してコネクタ42
に接続され、コネクタ42にて一つにまとめられて配管
P1 を介して基台10内の冷凍機ユニット40のコンプ
レッサ43に接続されている。コンプレッサ43は、図
3及び図4に示すように、モータ43aにより駆動され
るとともにコンプレッサファンモータ43bにより冷却
されるようになっており、配管P1 内の冷媒を吸入圧縮
して冷凍機ユニット40のコンデンサ44に付与する。
コンデンサ44は、コンデンサファンモータ44a、4
4bによる冷却作用のもとに、前記圧縮された冷媒を凝
縮してレシーバ45、電磁ソレノイド46aによって切
り換え制御されるガス弁46、ドライヤ47及び配管P
2 を介して感温型の膨張弁48に付与する。膨張弁48
は流入冷媒を膨張させて各配管を介して冷却管41a〜
41c内に流入させる。冷却管41a〜41cは流入し
た冷媒に応じて外槽21内の水を冷却し各冷却管41a
〜41cの外周壁に氷ICを生成させる。
【0017】外槽21内の水は融氷ポンプ51及び噴射
管52を介してエバポレータ41に向けて噴射される。
融氷ポンプ51はモータ51aにより駆動されて、外槽
21内の水を同外槽21の底壁から基台10内に配管P
3 を介して汲み出し、配管P4 を介して噴射管52に圧
送する。噴射管52はエバポレータ41と対向する位置
から若干回転した位置に上下方向に一列に配列された多
数の噴射孔52aを有し、圧送された水をエバポレータ
41の外周面に角度をもって噴射する(図2にて符号A
参照)。また、外槽21内の水は冷水ポンプ53を介し
て内槽22に導かれる。冷水ポンプ53はモータ53a
により駆動されて、外槽21内の水を同外槽21の底壁
から配管P5 を介して汲み出し、配管P6 を介して内槽
22内に供給する。さらに、内槽22内の水は循環ポン
プ54によって循環されるようになっている。循環ポン
プ54はモータ54aにより駆動されて内槽22内の冷
水を同底壁から配管P7を介して汲み出し、配管P8を介
して内槽22内にその上端開口部から流下させる。配管
P8はスーパーマーケットのバックヤード等に配設され
ており、配管P8の中間部位には複数の外部水栓55が
接続されている。
管52を介してエバポレータ41に向けて噴射される。
融氷ポンプ51はモータ51aにより駆動されて、外槽
21内の水を同外槽21の底壁から基台10内に配管P
3 を介して汲み出し、配管P4 を介して噴射管52に圧
送する。噴射管52はエバポレータ41と対向する位置
から若干回転した位置に上下方向に一列に配列された多
数の噴射孔52aを有し、圧送された水をエバポレータ
41の外周面に角度をもって噴射する(図2にて符号A
参照)。また、外槽21内の水は冷水ポンプ53を介し
て内槽22に導かれる。冷水ポンプ53はモータ53a
により駆動されて、外槽21内の水を同外槽21の底壁
から配管P5 を介して汲み出し、配管P6 を介して内槽
22内に供給する。さらに、内槽22内の水は循環ポン
プ54によって循環されるようになっている。循環ポン
プ54はモータ54aにより駆動されて内槽22内の冷
水を同底壁から配管P7を介して汲み出し、配管P8を介
して内槽22内にその上端開口部から流下させる。配管
P8はスーパーマーケットのバックヤード等に配設され
ており、配管P8の中間部位には複数の外部水栓55が
接続されている。
【0018】次に、当該蓄氷式冷水供給装置の電気回路
装置について図4を参照して説明すると、同回路は単巻
変圧器61を有している。単巻変圧器61は三相200
V商用電源の二線間から単相200Vの電圧を取り出し
てサーキットブレーカ62を介して両共通導線60a、
60b間に印加する。共通導線60a,60b間には、
圧力スイッチ63,64、過負荷リレー65及び電磁開
閉器MSのコイルL1が直列に接続されている。圧力ス
イッチ63は、図3に示すように、コンプレッサ43の
下流に設けられて、その吐出側冷媒圧が異常に高くなっ
たときにのみオフする。圧力スイッチ64はコンプレッ
サ43の上流に設けられて、その低圧側冷媒圧が所定圧
より高いときにのみオンする。過負荷リレー65は通常
オン状態にあり、モータ43aへの流入電流の異常増大
によりオフする。コイルL1はその励磁により電磁開閉
器MSの各常開型スイッチX1 をオンして三相電圧をモ
ータ43aに供給するとともに、導線60a,60b間
の2相電圧をコンプレッサファンモータ43bに供給す
る。コイルL1にはコイルL2が並列に接続されてい
る。コイルL2はその励磁により常開型スイッチX21を
オンして三相電圧をコンデンサファンモータ44a,4
4bに供給する。
装置について図4を参照して説明すると、同回路は単巻
変圧器61を有している。単巻変圧器61は三相200
V商用電源の二線間から単相200Vの電圧を取り出し
てサーキットブレーカ62を介して両共通導線60a、
60b間に印加する。共通導線60a,60b間には、
圧力スイッチ63,64、過負荷リレー65及び電磁開
閉器MSのコイルL1が直列に接続されている。圧力ス
イッチ63は、図3に示すように、コンプレッサ43の
下流に設けられて、その吐出側冷媒圧が異常に高くなっ
たときにのみオフする。圧力スイッチ64はコンプレッ
サ43の上流に設けられて、その低圧側冷媒圧が所定圧
より高いときにのみオンする。過負荷リレー65は通常
オン状態にあり、モータ43aへの流入電流の異常増大
によりオフする。コイルL1はその励磁により電磁開閉
器MSの各常開型スイッチX1 をオンして三相電圧をモ
ータ43aに供給するとともに、導線60a,60b間
の2相電圧をコンプレッサファンモータ43bに供給す
る。コイルL1にはコイルL2が並列に接続されてい
る。コイルL2はその励磁により常開型スイッチX21を
オンして三相電圧をコンデンサファンモータ44a,4
4bに供給する。
【0019】両共通導線60a、60b間には、氷セン
サ70も接続されている。氷センサ70は、ステンレス
で形成した3本の導電体片71〜73と、導電体片71
〜73に接続したスイッチ制御回路74と、同制御回路
74によりオン・オフ切り換えされる常開型の検出スイ
ッチ75とからなる。導電体片71〜73は、氷が融け
易い給水管31の出口直下及び噴射管52から遠く離れ
ているとともに外槽21の底面から所定の高さ位置に
て、前記順に冷却管41a〜41cに付設されている
(図2参照)。スイッチ制御回路74は、水の導電率が
比較的高くかつ氷の導電率が低いことに着目して冷却管
41a〜41cの外周壁に生成された氷の有無を判定す
るもので、導電体片71,73間及び導電体片72,7
3間の各導電率に応じて検出スイッチ75のオン・オフ
を制御する。このオン・オフ制御においては、オフ状態
にある検出スイッチ75は両導電体片71,73が共に
水に接したときオン状態に切り換えられ、一方、オン状
態にある検出スイッチ75は全導電体片71〜73が氷
で覆われたり全導電体片71〜73が空気中にあるとき
オフ状態に切り換えられる。この場合、内側に位置する
導電体片71〜73上に生成された氷ほど融け難いの
で、検出スイッチ75の切り換えにヒステリシス特性を
もたせることができる。検出スイッチ75は両共通導線
60a,60b間にてコイルL3に直列に接続されてい
る。
サ70も接続されている。氷センサ70は、ステンレス
で形成した3本の導電体片71〜73と、導電体片71
〜73に接続したスイッチ制御回路74と、同制御回路
74によりオン・オフ切り換えされる常開型の検出スイ
ッチ75とからなる。導電体片71〜73は、氷が融け
易い給水管31の出口直下及び噴射管52から遠く離れ
ているとともに外槽21の底面から所定の高さ位置に
て、前記順に冷却管41a〜41cに付設されている
(図2参照)。スイッチ制御回路74は、水の導電率が
比較的高くかつ氷の導電率が低いことに着目して冷却管
41a〜41cの外周壁に生成された氷の有無を判定す
るもので、導電体片71,73間及び導電体片72,7
3間の各導電率に応じて検出スイッチ75のオン・オフ
を制御する。このオン・オフ制御においては、オフ状態
にある検出スイッチ75は両導電体片71,73が共に
水に接したときオン状態に切り換えられ、一方、オン状
態にある検出スイッチ75は全導電体片71〜73が氷
で覆われたり全導電体片71〜73が空気中にあるとき
オフ状態に切り換えられる。この場合、内側に位置する
導電体片71〜73上に生成された氷ほど融け難いの
で、検出スイッチ75の切り換えにヒステリシス特性を
もたせることができる。検出スイッチ75は両共通導線
60a,60b間にてコイルL3に直列に接続されてい
る。
【0020】両共通導線60a、60b間には、冷凍機
スイッチ66及びパイロットランプLP1 も直列に接続さ
れている。冷凍機スイッチ66は冷凍機の作動を指示す
るもので、パイロットランプLP1 は前記指示を点灯表示
するものである。パイロットランプLP1 には、常開型ス
イッチX31、常閉型スイッチX41及びガス弁46の電磁
ソレノイド46aからなる直列回路が並列に接続されて
いる。常開型スイッチX31は前記コイルL3の励磁によ
りオンし、常閉型スイッチX41は後述するコイルL4の
励磁によりオフするものである。電磁ソレノイド46a
はその励磁により常時閉じているガス弁46を開くもの
である。
スイッチ66及びパイロットランプLP1 も直列に接続さ
れている。冷凍機スイッチ66は冷凍機の作動を指示す
るもので、パイロットランプLP1 は前記指示を点灯表示
するものである。パイロットランプLP1 には、常開型ス
イッチX31、常閉型スイッチX41及びガス弁46の電磁
ソレノイド46aからなる直列回路が並列に接続されて
いる。常開型スイッチX31は前記コイルL3の励磁によ
りオンし、常閉型スイッチX41は後述するコイルL4の
励磁によりオフするものである。電磁ソレノイド46a
はその励磁により常時閉じているガス弁46を開くもの
である。
【0021】両共通導線60a、60b間には、水位セ
ンサ80も接続されている。水位センサ80は、ステン
レスで形成した3本の導電体片81〜83と、導電体片
81〜83に接続したスイッチ制御回路84と、同制御
回路84によりオン・オフ切り換えされる常閉型の検出
スイッチ85とからなる。導電体片81〜83はこの順
に徐々に長く設定されていて、上端を同一高さに設定す
るとともに下方に延設されて前記氷センサ70の導電体
片71〜73とほぼ同一高さに位置する内槽22の内壁
に固着されている(図1参照)。スイッチ制御回路84
は、水の導電率が比較的高いことに着目して内槽22内
の水位を検出するもので、導電体片81,83間及び導
電体片82,83間の各導電率に応じて検出スイッチ8
5のオン・オフを制御する。このオン・オフ制御におい
ては、オン状態にある検出スイッチ85は全導電体片8
1〜83の各下端が水に接したときオフ状態に切り換え
られ、オフ状態にある検出スイッチ85は導電体片8
1,82の各下端が共に水面上に位置するようになった
ときオン状態に切り換えられる。これにより、検出スイ
ッチ85の切り換えにヒステリシス特性をもたせること
ができる。検出スイッチ85は両共通導線60a、60
bにてコイルL4に直列に接続されている。
ンサ80も接続されている。水位センサ80は、ステン
レスで形成した3本の導電体片81〜83と、導電体片
81〜83に接続したスイッチ制御回路84と、同制御
回路84によりオン・オフ切り換えされる常閉型の検出
スイッチ85とからなる。導電体片81〜83はこの順
に徐々に長く設定されていて、上端を同一高さに設定す
るとともに下方に延設されて前記氷センサ70の導電体
片71〜73とほぼ同一高さに位置する内槽22の内壁
に固着されている(図1参照)。スイッチ制御回路84
は、水の導電率が比較的高いことに着目して内槽22内
の水位を検出するもので、導電体片81,83間及び導
電体片82,83間の各導電率に応じて検出スイッチ8
5のオン・オフを制御する。このオン・オフ制御におい
ては、オン状態にある検出スイッチ85は全導電体片8
1〜83の各下端が水に接したときオフ状態に切り換え
られ、オフ状態にある検出スイッチ85は導電体片8
1,82の各下端が共に水面上に位置するようになった
ときオン状態に切り換えられる。これにより、検出スイ
ッチ85の切り換えにヒステリシス特性をもたせること
ができる。検出スイッチ85は両共通導線60a、60
bにてコイルL4に直列に接続されている。
【0022】両共通導線60a、60bの間にはタイマ
回路67も接続されている。タイマ回路67は端子a,
bにて受電して作動開始し、同作動開始から所定時間経
過後に端子c,d間を接続する。このタイマ回路と共通
導線60bとの間には、外部水栓55に冷水を循環させ
る循環指示スイッチ68と、コイルL4の励磁によりオ
フする常閉型スイッチ42と、前記循環を表示するパイ
ロットランプLP2 とが直列に接続されている。パイロッ
トランプLP2 にはコイルL5が並列に接続されている。
コイルL5はその励磁により常開型スイッチX5 をオン
して三相電圧をモータ54aに供給する。
回路67も接続されている。タイマ回路67は端子a,
bにて受電して作動開始し、同作動開始から所定時間経
過後に端子c,d間を接続する。このタイマ回路と共通
導線60bとの間には、外部水栓55に冷水を循環させ
る循環指示スイッチ68と、コイルL4の励磁によりオ
フする常閉型スイッチ42と、前記循環を表示するパイ
ロットランプLP2 とが直列に接続されている。パイロッ
トランプLP2 にはコイルL5が並列に接続されている。
コイルL5はその励磁により常開型スイッチX5 をオン
して三相電圧をモータ54aに供給する。
【0023】両共通導線60a、60bの間には水温検
知回路90も接続されており、同回路90には内槽22
に連通する配管P7 に固着した熱電対91が接続されて
いる(図1参照)。水温検知回路90は端子a,bに対
する共通導線60a,60bからの電圧供給により作動
し、同作動時には、同熱電対91によって検出された温
度が所定温度(例えば10℃)以上のとき端子c,d間
を接続し、同温度が所定温度未満のとき端子c,d間を
切り離す。水温検知回路90の端子dと共通導線60b
との間にはコイルL6が接続されている。
知回路90も接続されており、同回路90には内槽22
に連通する配管P7 に固着した熱電対91が接続されて
いる(図1参照)。水温検知回路90は端子a,bに対
する共通導線60a,60bからの電圧供給により作動
し、同作動時には、同熱電対91によって検出された温
度が所定温度(例えば10℃)以上のとき端子c,d間
を接続し、同温度が所定温度未満のとき端子c,d間を
切り離す。水温検知回路90の端子dと共通導線60b
との間にはコイルL6が接続されている。
【0024】両共通導線60a,60bの間には、コイ
ルL6の励磁によりオンする常開型スイッチX61と、コ
イルL4の励磁によりオフする常閉型スイッチX43と、
コイルL7とが直列に接続されている。コイルL7はそ
の励磁により常開型スイッチX71をオンして三相電圧を
モータ53aに供給する。これらの常開型スイッチX61
及び常閉型スイッチX43には、コイルL6の励磁により
オフする常閉型スイッチX62、コイルL3の励磁により
オンする常開型スイッチX32及びコイルL4の励磁によ
りオンする常開型スイッチX44からなる直列回路が並列
に接続されている。また、両共通導線60a,60bの
間には、コイルL7の励磁によりオンする常開型スイッ
チX72と、コイルL8とが直列に接続されている。コイ
ルL8はその励磁により常開型スイッチX8 をオンして
三相電圧をモータ51aに供給する。常開型スイッチX
72には、コイルL2の励磁によりオンする常開型スイッ
チX22が並列に接続されている。
ルL6の励磁によりオンする常開型スイッチX61と、コ
イルL4の励磁によりオフする常閉型スイッチX43と、
コイルL7とが直列に接続されている。コイルL7はそ
の励磁により常開型スイッチX71をオンして三相電圧を
モータ53aに供給する。これらの常開型スイッチX61
及び常閉型スイッチX43には、コイルL6の励磁により
オフする常閉型スイッチX62、コイルL3の励磁により
オンする常開型スイッチX32及びコイルL4の励磁によ
りオンする常開型スイッチX44からなる直列回路が並列
に接続されている。また、両共通導線60a,60bの
間には、コイルL7の励磁によりオンする常開型スイッ
チX72と、コイルL8とが直列に接続されている。コイ
ルL8はその励磁により常開型スイッチX8 をオンして
三相電圧をモータ51aに供給する。常開型スイッチX
72には、コイルL2の励磁によりオンする常開型スイッ
チX22が並列に接続されている。
【0025】次に、上記のように構成した実施例の作動
を説明する。外槽21内の水位が所定レベルL未満に低
下すると、補助槽23内の水位も所定レベルL未満にな
り、ボールタップ26の作用によりロッド24を介して
給水弁33が開かれて、給水源32から給水管31を介
して外槽21内に給水される。一方、この給水によって
外槽21及び補助槽23内の水位が所定レベルL以上に
なると、ボールタップ26の作用によりロッド24を介
して給水弁33が閉じられて前記給水が停止する。した
がって、外槽21内の水位は常に所定レベルLに保たれ
る。
を説明する。外槽21内の水位が所定レベルL未満に低
下すると、補助槽23内の水位も所定レベルL未満にな
り、ボールタップ26の作用によりロッド24を介して
給水弁33が開かれて、給水源32から給水管31を介
して外槽21内に給水される。一方、この給水によって
外槽21及び補助槽23内の水位が所定レベルL以上に
なると、ボールタップ26の作用によりロッド24を介
して給水弁33が閉じられて前記給水が停止する。した
がって、外槽21内の水位は常に所定レベルLに保たれ
る。
【0026】このような状態にて、当該蓄氷式冷水供給
装置に三相200Vの電力を供給すると、単巻変圧器6
1及びサーキットブレーカ62を介して両共通導線60
a,60bに単相電圧が印加される。圧力スイッチ63
及び過負荷リレー65は冷凍機の保護のために用いられ
ているもので、コンプレッサ43の負荷が異常に大きく
なったときにのみオフして冷凍機の作動を停止するが、
通常時にはオン状態にあるので、以下、圧力スイッチ6
3及び過負荷リレー65は常にオンしているものとして
説明する。
装置に三相200Vの電力を供給すると、単巻変圧器6
1及びサーキットブレーカ62を介して両共通導線60
a,60bに単相電圧が印加される。圧力スイッチ63
及び過負荷リレー65は冷凍機の保護のために用いられ
ているもので、コンプレッサ43の負荷が異常に大きく
なったときにのみオフして冷凍機の作動を停止するが、
通常時にはオン状態にあるので、以下、圧力スイッチ6
3及び過負荷リレー65は常にオンしているものとして
説明する。
【0027】このような蓄氷式冷水供給装置の作動開始
時に、コンプレッサ43の低圧側冷媒圧が所定圧より高
ければ、圧力スイッチ64がオンしているので、コイル
L1,L2が励磁される。これにより、常開スイッチX
1,X21がオンして、モータ43a、コンプレッサファン
モータ43b及びコンデンサファンモータ44a,44
bが作動する。モータ43aはコンプレッサ43を作動
させ、コンプレッサファンモータ43b及びコンデンサ
ファンモータ44a,44bはコンプレッサ43及びコ
ンデンサ44をそれぞれ冷却するので、コンプレッサ4
3はファンモータ43bの空冷作用のもとにエバポレー
タ41から冷媒を吸入圧縮して吐出し、コンデンサ44
は前記圧縮冷媒を両ファンモータ44a,44bによる
空冷作用のもとに凝縮し凝縮冷媒としてレシーバ45に
付与する。一方、このとき、冷凍機スイッチ66はオフ
状態に保たれている。したがって、電磁ソレノイド46
aは励磁されておらず、ガス弁46は閉じているので、
エバポレータ41内の冷媒が吸引されるだけで冷媒は循
環せず、コンプレッサ43の低圧側冷媒圧は低くなる。
したがって、圧力スイッチ64はオフし、前記コンプレ
ッサ43、モータ43a、コンプレッサファンモータ4
3b及びコンデンサファンモータ44a,44bの作動
は停止する。このようにして、エバポレータ41内の冷
媒が初期に抜き取られて同冷媒はコンデンサ44及びレ
シーバ45に蓄積される、いわゆる初期のポンプダウン
動作が行われる。なお、最初からコンプレッサ43の低
圧側冷媒圧が所定圧より低ければ、前記ポンプダウン動
作は行われない。
時に、コンプレッサ43の低圧側冷媒圧が所定圧より高
ければ、圧力スイッチ64がオンしているので、コイル
L1,L2が励磁される。これにより、常開スイッチX
1,X21がオンして、モータ43a、コンプレッサファン
モータ43b及びコンデンサファンモータ44a,44
bが作動する。モータ43aはコンプレッサ43を作動
させ、コンプレッサファンモータ43b及びコンデンサ
ファンモータ44a,44bはコンプレッサ43及びコ
ンデンサ44をそれぞれ冷却するので、コンプレッサ4
3はファンモータ43bの空冷作用のもとにエバポレー
タ41から冷媒を吸入圧縮して吐出し、コンデンサ44
は前記圧縮冷媒を両ファンモータ44a,44bによる
空冷作用のもとに凝縮し凝縮冷媒としてレシーバ45に
付与する。一方、このとき、冷凍機スイッチ66はオフ
状態に保たれている。したがって、電磁ソレノイド46
aは励磁されておらず、ガス弁46は閉じているので、
エバポレータ41内の冷媒が吸引されるだけで冷媒は循
環せず、コンプレッサ43の低圧側冷媒圧は低くなる。
したがって、圧力スイッチ64はオフし、前記コンプレ
ッサ43、モータ43a、コンプレッサファンモータ4
3b及びコンデンサファンモータ44a,44bの作動
は停止する。このようにして、エバポレータ41内の冷
媒が初期に抜き取られて同冷媒はコンデンサ44及びレ
シーバ45に蓄積される、いわゆる初期のポンプダウン
動作が行われる。なお、最初からコンプレッサ43の低
圧側冷媒圧が所定圧より低ければ、前記ポンプダウン動
作は行われない。
【0028】次に、冷凍機スイッチ66がオン操作され
ると、パイロットランプLP1 が点灯する。このとき、冷
却管41a〜41cの周囲には氷ICが生成されていな
いと同時に外槽21内は水で満たされているので、検出
スイッチ75はオンしており、コイルL3の励磁によっ
て常開型スイッチX31はオンしている。また、内槽22
内にも水が満たされており、検出スイッチ85はオフし
ているので、コイルL4の非励磁によって常閉型スイッ
チX41もオンしている。したがって、前記冷凍機スイッ
チ66のオン操作によって電磁ソレノイド46aが励磁
され、ガス弁46が開かれる。このガス弁46の開成に
より、コンデンサ44及びレシーバ45に蓄積されてい
た冷媒がガス弁46、ドライヤ47、膨張弁48及びエ
バポレータ41を介してコンプレッサ43の下流に流れ
込む。その結果、同下流の冷媒圧力が上昇し、圧力スイ
ッチ64はオンし、前記のように、コンプレッサ43、
モータ43a、コンプレッサファンモータ43b及びコ
ンデンサファンモータ44a,44bが作動し始める。
この場合には、ガス弁46は開いているので、膨張弁4
8、エバポレータ41などの作用により、エバポレータ
41の冷却管41a〜41cはそれらの周囲の水を冷却
して同冷却管41a〜41cの外周壁に氷ICを生成し
始める。
ると、パイロットランプLP1 が点灯する。このとき、冷
却管41a〜41cの周囲には氷ICが生成されていな
いと同時に外槽21内は水で満たされているので、検出
スイッチ75はオンしており、コイルL3の励磁によっ
て常開型スイッチX31はオンしている。また、内槽22
内にも水が満たされており、検出スイッチ85はオフし
ているので、コイルL4の非励磁によって常閉型スイッ
チX41もオンしている。したがって、前記冷凍機スイッ
チ66のオン操作によって電磁ソレノイド46aが励磁
され、ガス弁46が開かれる。このガス弁46の開成に
より、コンデンサ44及びレシーバ45に蓄積されてい
た冷媒がガス弁46、ドライヤ47、膨張弁48及びエ
バポレータ41を介してコンプレッサ43の下流に流れ
込む。その結果、同下流の冷媒圧力が上昇し、圧力スイ
ッチ64はオンし、前記のように、コンプレッサ43、
モータ43a、コンプレッサファンモータ43b及びコ
ンデンサファンモータ44a,44bが作動し始める。
この場合には、ガス弁46は開いているので、膨張弁4
8、エバポレータ41などの作用により、エバポレータ
41の冷却管41a〜41cはそれらの周囲の水を冷却
して同冷却管41a〜41cの外周壁に氷ICを生成し
始める。
【0029】冷却管41a〜41cの外周壁の氷ICが
成長すると、検出スイッチ75はオフして、コイルL3
の励磁が解除される。このコイルL3の励磁解除によ
り、電磁ソレノイド46aの励磁が解除されてガス弁4
6は閉じられる。したがって、エバポレータ41には冷
媒が供給されなくなるとともに、同エバポレータ41内
の冷媒はコンプレッサ43によって吸引されるので、エ
バポレータ41内の冷媒が抜き取られるとともにコンプ
レッサ43の低圧側冷媒圧が低くなる。その結果、前記
のように、コンプレッサ43、モータ43a、コンプレ
ッサファンモータ43b及びコンデンサファンモータ4
4a,44bの作動は停止する。このように、冷凍機
は、氷ICが冷却管41a〜41cの外周壁に相当量生
成されるまで作動するので、外槽21内の水はほぼ0℃
まで冷却される。
成長すると、検出スイッチ75はオフして、コイルL3
の励磁が解除される。このコイルL3の励磁解除によ
り、電磁ソレノイド46aの励磁が解除されてガス弁4
6は閉じられる。したがって、エバポレータ41には冷
媒が供給されなくなるとともに、同エバポレータ41内
の冷媒はコンプレッサ43によって吸引されるので、エ
バポレータ41内の冷媒が抜き取られるとともにコンプ
レッサ43の低圧側冷媒圧が低くなる。その結果、前記
のように、コンプレッサ43、モータ43a、コンプレ
ッサファンモータ43b及びコンデンサファンモータ4
4a,44bの作動は停止する。このように、冷凍機
は、氷ICが冷却管41a〜41cの外周壁に相当量生
成されるまで作動するので、外槽21内の水はほぼ0℃
まで冷却される。
【0030】前記冷凍機の作動停止後に、外槽21内の
水温が上昇して前記氷ICが融けると、検出スイッチ7
5がふたたびオンする。これにより、冷凍機はふたたび
作動して外槽21内の水を冷却するとともに冷却管41
a〜41cの外周壁に氷ICを生成する。このような繰
り返しにより、外槽21内の水は常にほぼ0℃に保たれ
る。
水温が上昇して前記氷ICが融けると、検出スイッチ7
5がふたたびオンする。これにより、冷凍機はふたたび
作動して外槽21内の水を冷却するとともに冷却管41
a〜41cの外周壁に氷ICを生成する。このような繰
り返しにより、外槽21内の水は常にほぼ0℃に保たれ
る。
【0031】一方、前記冷凍機の作動中には、コイルL
2の励磁によって常開型スイッチX22もコンプレッサ4
3の作動に連動してオンする。これにより、コイルL8
も励磁されるので、常開型スイッチX8 がオンしてモー
タ51aを作動させる。このモータ51aの作動によっ
て融氷ポンプ51が駆動され、同ポンプ51の作用によ
って外槽21内の水は配管P3及びP4を介して噴射管5
2に圧送される。噴射管52はその噴射孔52aを介し
て冷却管41cに向けて所定の角度をもって前記圧送さ
れた水を噴射するので、外槽21内の水が還流して同槽
21内の水温を一様にするとともに、冷却管41a〜4
1cの外周壁における氷ICの生成を抑制する。また、
冷却管41a〜41cの外周壁における氷ICの過大な
成長時にも、噴射管52内に氷が生成されることを防止
する。
2の励磁によって常開型スイッチX22もコンプレッサ4
3の作動に連動してオンする。これにより、コイルL8
も励磁されるので、常開型スイッチX8 がオンしてモー
タ51aを作動させる。このモータ51aの作動によっ
て融氷ポンプ51が駆動され、同ポンプ51の作用によ
って外槽21内の水は配管P3及びP4を介して噴射管5
2に圧送される。噴射管52はその噴射孔52aを介し
て冷却管41cに向けて所定の角度をもって前記圧送さ
れた水を噴射するので、外槽21内の水が還流して同槽
21内の水温を一様にするとともに、冷却管41a〜4
1cの外周壁における氷ICの生成を抑制する。また、
冷却管41a〜41cの外周壁における氷ICの過大な
成長時にも、噴射管52内に氷が生成されることを防止
する。
【0032】なお、給水源32の断水、給水弁33又は
ボールタップ26などの故障によって外槽21内の水位
が極端に低くなったときには、検出スイッチ75が前記
氷ICの生成前にオフして常開型スイッチX31をオフす
る。また、内槽22内の水位が極端に低くなったときに
は、検出スイッチ85がオンして常閉型スイッチX41が
オフする。したがって、冷凍機の作動中にも、外槽21
又は内槽22内の水位が極端に低くなったときには、ガ
ス弁46が強制的に閉じられて冷凍機の作動が中止され
る。
ボールタップ26などの故障によって外槽21内の水位
が極端に低くなったときには、検出スイッチ75が前記
氷ICの生成前にオフして常開型スイッチX31をオフす
る。また、内槽22内の水位が極端に低くなったときに
は、検出スイッチ85がオンして常閉型スイッチX41が
オフする。したがって、冷凍機の作動中にも、外槽21
又は内槽22内の水位が極端に低くなったときには、ガ
ス弁46が強制的に閉じられて冷凍機の作動が中止され
る。
【0033】次に、内槽22内の水温の管理について説
明する。内槽22内の水温が所定温度(例えば、10
℃)以上になると、水温検知回路90は熱電対91との
協働により端子c,d間を接続するので、コイルL6が
励磁されて常開型スイッチX61がオンする。このと
き、内槽22内の水位が極端に低くなくて検出スイッチ
85がオフしていれば、コイルL4の非励磁によって常
閉型スイッチ43がオンしているので、コイルL7が励
磁される。このコイルL7の励磁により、常開スイッチ
X71がオンしてモータ53aが作動する。これと同時
に、常開スイッチX72もオンしてコイルL8が励磁され
るので、常開スイッチX8 がオンしてモータ51aが作
動する。これらのモータ53a,51aの作動により、
冷水ポンプ53は外槽21内の水を配管P5,P6を介し
て内槽22内に供給し、融氷ポンプ51は前記のように
噴射管52と協働して外槽21内の水を還流させる。そ
の結果、外槽内21内の水がかき混ぜられながら、その
一部が内槽22内に供給され、かつ内槽22内の水は連
通孔22aを介して外槽21内に流れ出すので、内槽2
2内の水温が低下する。
明する。内槽22内の水温が所定温度(例えば、10
℃)以上になると、水温検知回路90は熱電対91との
協働により端子c,d間を接続するので、コイルL6が
励磁されて常開型スイッチX61がオンする。このと
き、内槽22内の水位が極端に低くなくて検出スイッチ
85がオフしていれば、コイルL4の非励磁によって常
閉型スイッチ43がオンしているので、コイルL7が励
磁される。このコイルL7の励磁により、常開スイッチ
X71がオンしてモータ53aが作動する。これと同時
に、常開スイッチX72もオンしてコイルL8が励磁され
るので、常開スイッチX8 がオンしてモータ51aが作
動する。これらのモータ53a,51aの作動により、
冷水ポンプ53は外槽21内の水を配管P5,P6を介し
て内槽22内に供給し、融氷ポンプ51は前記のように
噴射管52と協働して外槽21内の水を還流させる。そ
の結果、外槽内21内の水がかき混ぜられながら、その
一部が内槽22内に供給され、かつ内槽22内の水は連
通孔22aを介して外槽21内に流れ出すので、内槽2
2内の水温が低下する。
【0034】そして、内槽22内の水温が所定温度未満
になると、水温検知回路90は熱電対91との協働によ
り端子c,d間の接続を切り離すので、コイルL6の励
磁が解除されて常開型スイッチX61がオフする。これに
より、コイルL7の励磁が解除されて常開スイッチX71
がオフしてモータ53aの作動を停止する。これと同時
に、常開スイッチX72もオフしてコイルL8の励磁が解
除されるので、常開スイッチX8 がオフしてモータ51
aの作動が停止する。これらのモータ53a,51aの
作動停止により、冷水ポンプ53及び融氷ポンプ51の
作動も停止し、外槽21と内槽22との間の水の交換は
停止して内槽22内の水温の低下が停止される。そし
て、ふたたび、内槽22内の水温が所定温度以上に上昇
すれば、前記のように外槽21内の冷たい水が内槽22
内に供給されて内槽22内の水温を低下させるので、内
槽22内の水温も常にほぼ所定温度に維持される。
になると、水温検知回路90は熱電対91との協働によ
り端子c,d間の接続を切り離すので、コイルL6の励
磁が解除されて常開型スイッチX61がオフする。これに
より、コイルL7の励磁が解除されて常開スイッチX71
がオフしてモータ53aの作動を停止する。これと同時
に、常開スイッチX72もオフしてコイルL8の励磁が解
除されるので、常開スイッチX8 がオフしてモータ51
aの作動が停止する。これらのモータ53a,51aの
作動停止により、冷水ポンプ53及び融氷ポンプ51の
作動も停止し、外槽21と内槽22との間の水の交換は
停止して内槽22内の水温の低下が停止される。そし
て、ふたたび、内槽22内の水温が所定温度以上に上昇
すれば、前記のように外槽21内の冷たい水が内槽22
内に供給されて内槽22内の水温を低下させるので、内
槽22内の水温も常にほぼ所定温度に維持される。
【0035】なお、内槽22内の水位が前述の断水など
の理由により極端に低くて検出スイッチ85がオンして
いれば、コイルL4の励磁によって常閉型スイッチX43
がオフするので、コイルL7は励磁されず、冷水ポンプ
53及び融氷ポンプ51も共に作動しない。また、内槽
22内の水温が所定温度未満であっても、内槽22内の
水位が極端に低くてコイルL4が励磁されており、かつ
外槽21内の水位が高くてコイルL3が励磁されていれ
ば、冷水ポンプ53及び融氷ポンプ51は共に作動す
る。すなわち、前記条件下では、常閉型スイッチX62が
オンしており、かつ常開型スイッチX32,X44が共にオ
ンしているので、コイルL7,L8が共に励磁される。
これにより、後述する内槽22内の水の外部への急激な
排出時にも、内槽22内には外槽21から水が強制的に
供給されることになる。
の理由により極端に低くて検出スイッチ85がオンして
いれば、コイルL4の励磁によって常閉型スイッチX43
がオフするので、コイルL7は励磁されず、冷水ポンプ
53及び融氷ポンプ51も共に作動しない。また、内槽
22内の水温が所定温度未満であっても、内槽22内の
水位が極端に低くてコイルL4が励磁されており、かつ
外槽21内の水位が高くてコイルL3が励磁されていれ
ば、冷水ポンプ53及び融氷ポンプ51は共に作動す
る。すなわち、前記条件下では、常閉型スイッチX62が
オンしており、かつ常開型スイッチX32,X44が共にオ
ンしているので、コイルL7,L8が共に励磁される。
これにより、後述する内槽22内の水の外部への急激な
排出時にも、内槽22内には外槽21から水が強制的に
供給されることになる。
【0036】次に、内槽22内の水を実際に使用する場
合について説明する。循環指示スイッチ68をオン操作
すると、タイマ回路67が端子c,d間を接続させてい
ることおよび内槽22内の水位が極端に低くなくて常閉
型スイッチX42がオン状態にあることを条件として、パ
イロットランプLP2 を点灯させるとともにコイルL5を
励磁する。この場合、タイマ回路67は当該蓄氷式冷水
供給装置への電力供給開始から所定時間だけ端子c,d
間の接続を禁止して、循環指示スイッチ68のオン操作
時に所定温度の水が外部水栓55に確実に供給されるこ
とを確保する。また、常閉型スイッチX42は、内槽22
内に水がないとき、後述する循環ポンプ54の作動を禁
止するように機能する。前記のように、コイルL5が励
磁されると、常開型スイッチX5 がオンしてモータ54
aが作動する。循環ポンプ54はモータ54aにより駆
動されて内槽22内の水を配管P7,P8を介して循環さ
せる。そして、この状態で、外部水栓55の所望のもの
を開けば、同水栓55から所定温度の水が流れるので、
同水を生鮮食品の冷水洗浄、冷塩水処理などに利用する
ことができる。なお、この状態で、内槽22内の水位が
下がれば、前述のように、外槽21内の水が連通孔22
aを介して及び冷水ポンプ53aの作動により内槽22
内に補給される。また、外槽21内の水が不足すれば給
水装置30によって同外槽21内に水が補給され、外槽
21内の氷が融ければコンプレッサ43が作動されて外
槽21内の水が冷却される。
合について説明する。循環指示スイッチ68をオン操作
すると、タイマ回路67が端子c,d間を接続させてい
ることおよび内槽22内の水位が極端に低くなくて常閉
型スイッチX42がオン状態にあることを条件として、パ
イロットランプLP2 を点灯させるとともにコイルL5を
励磁する。この場合、タイマ回路67は当該蓄氷式冷水
供給装置への電力供給開始から所定時間だけ端子c,d
間の接続を禁止して、循環指示スイッチ68のオン操作
時に所定温度の水が外部水栓55に確実に供給されるこ
とを確保する。また、常閉型スイッチX42は、内槽22
内に水がないとき、後述する循環ポンプ54の作動を禁
止するように機能する。前記のように、コイルL5が励
磁されると、常開型スイッチX5 がオンしてモータ54
aが作動する。循環ポンプ54はモータ54aにより駆
動されて内槽22内の水を配管P7,P8を介して循環さ
せる。そして、この状態で、外部水栓55の所望のもの
を開けば、同水栓55から所定温度の水が流れるので、
同水を生鮮食品の冷水洗浄、冷塩水処理などに利用する
ことができる。なお、この状態で、内槽22内の水位が
下がれば、前述のように、外槽21内の水が連通孔22
aを介して及び冷水ポンプ53aの作動により内槽22
内に補給される。また、外槽21内の水が不足すれば給
水装置30によって同外槽21内に水が補給され、外槽
21内の氷が融ければコンプレッサ43が作動されて外
槽21内の水が冷却される。
【0037】上記作動説明からも理解できるとおり、上
記実施例によれば、冷水ポンプ53の作動時ばかりかコ
ンプレッサ43の作動時にも融氷ポンプ51を作動させ
るようにしたので、夜間などの内槽22内の水をほとん
ど使用しない状態で外槽21内の水が過冷却されても、
外槽21内の氷の生成を抑制することができるととも
に、噴射管52の近傍に氷が生成されることを防止する
ことができる。その結果、外槽21内の水の内槽22へ
の供給機能および噴射管52による水の噴射による融氷
機能が常に確保され、内槽22内の水の急激な上昇時に
も対応できる。また、噴射管52の凍り付きによる融氷
ポンプ51の過負荷を未然に回避することができる。さ
らに、融氷ポンプ51は外槽21内の水を噴射管52に
導くようにしたので、冷水ポンプ53の非作動時にコン
プレッサ43の作動に連動して融氷ポンプ51を作動さ
せても、内槽22内の水温の変化を極力抑えることがで
きる。
記実施例によれば、冷水ポンプ53の作動時ばかりかコ
ンプレッサ43の作動時にも融氷ポンプ51を作動させ
るようにしたので、夜間などの内槽22内の水をほとん
ど使用しない状態で外槽21内の水が過冷却されても、
外槽21内の氷の生成を抑制することができるととも
に、噴射管52の近傍に氷が生成されることを防止する
ことができる。その結果、外槽21内の水の内槽22へ
の供給機能および噴射管52による水の噴射による融氷
機能が常に確保され、内槽22内の水の急激な上昇時に
も対応できる。また、噴射管52の凍り付きによる融氷
ポンプ51の過負荷を未然に回避することができる。さ
らに、融氷ポンプ51は外槽21内の水を噴射管52に
導くようにしたので、冷水ポンプ53の非作動時にコン
プレッサ43の作動に連動して融氷ポンプ51を作動さ
せても、内槽22内の水温の変化を極力抑えることがで
きる。
【0038】また、上記実施例においては、給水管31
の出口の直下に連通管25の外槽21側の開口端を位置
させるようにしたので、連通管25が氷で塞がれるよう
なことがなくなり、補助槽23内の液面レベルを常に水
槽20の液面とほぼ同じに保つことができる。その結
果、ボールタップ26及び給水弁33の正常な作動を確
保することができ、水槽20内の液面を常に適正に保つ
ことができる。また、氷センサ74の導電体片71〜7
3を、氷の融け易い給水管31の出口直下及び噴射管5
2から遠ざけるようにしたので、冷却管41a〜41c
の外周壁における氷ICの生成完了が遅れることもなく
なり、外槽21内の水が過冷却されることを防止でき
る。
の出口の直下に連通管25の外槽21側の開口端を位置
させるようにしたので、連通管25が氷で塞がれるよう
なことがなくなり、補助槽23内の液面レベルを常に水
槽20の液面とほぼ同じに保つことができる。その結
果、ボールタップ26及び給水弁33の正常な作動を確
保することができ、水槽20内の液面を常に適正に保つ
ことができる。また、氷センサ74の導電体片71〜7
3を、氷の融け易い給水管31の出口直下及び噴射管5
2から遠ざけるようにしたので、冷却管41a〜41c
の外周壁における氷ICの生成完了が遅れることもなく
なり、外槽21内の水が過冷却されることを防止でき
る。
【0039】なお、上記実施例においては、外槽21内
の水位を検知するための水位検知器としてボールタップ
26を採用して、同ボールタップ26の検知に応答して
ロッド24を介して給水弁33を機械的に作動させるよ
うにしたが、この水位検知器を電気的な水位センサで構
成するとともに給水弁33を電磁式に変更して、同セン
サによる水位検知に応答して電気的に給水弁33を切り
換え制御するようにしてもよい。
の水位を検知するための水位検知器としてボールタップ
26を採用して、同ボールタップ26の検知に応答して
ロッド24を介して給水弁33を機械的に作動させるよ
うにしたが、この水位検知器を電気的な水位センサで構
成するとともに給水弁33を電磁式に変更して、同セン
サによる水位検知に応答して電気的に給水弁33を切り
換え制御するようにしてもよい。
【図1】本考案に係る蓄氷式冷水供給装置の一実施例を
示す装置本体の概略断面図である。
示す装置本体の概略断面図である。
【図2】 図1の2−2線に沿って見た拡大断面図であ
る。
る。
【図3】 同蓄氷式冷水供給装置に用いられた冷凍機の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】 同蓄氷式冷水供給装置に用いられた電気回路
装置のブロック図である。
装置のブロック図である。
20…水槽、201…外槽、22…内槽、23…補助
槽、25…連通管、26…ボールタップ、30…給水装
置、41…エバポレータ、43…コンプレッサ、43a
…モータ、44…コンデンサ、46…ガス弁、48…膨
張弁、51…融氷ポンプ、51a…モータ、52…噴射
管、53…冷水ポンプ、53a…モータ、54…循環ポ
ンプ、54a…モータ、55…外部水栓、63,64…
圧力スイッチ、66…冷凍機スイッチ、68…循環指示
スイッチ、70…氷センサ、80…水位センサ、90…
温度検知回路、91…熱電対、L1〜L8…コイル、X
1,X21,X22,X31,X32,X44,X5,X61,X71,X72,X8
…常開型スイッチ、X41,X42,X43,X62…常閉型スイ
ッチ。
槽、25…連通管、26…ボールタップ、30…給水装
置、41…エバポレータ、43…コンプレッサ、43a
…モータ、44…コンデンサ、46…ガス弁、48…膨
張弁、51…融氷ポンプ、51a…モータ、52…噴射
管、53…冷水ポンプ、53a…モータ、54…循環ポ
ンプ、54a…モータ、55…外部水栓、63,64…
圧力スイッチ、66…冷凍機スイッチ、68…循環指示
スイッチ、70…氷センサ、80…水位センサ、90…
温度検知回路、91…熱電対、L1〜L8…コイル、X
1,X21,X22,X31,X32,X44,X5,X61,X71,X72,X8
…常開型スイッチ、X41,X42,X43,X62…常閉型スイ
ッチ。
Claims (4)
- 【請求項1】内外2槽(21,22)からなる両槽(2
1,22)を内槽(22)周壁の上部に設けた連通孔(22
a)を介して連通させた水槽(20)と、前記内外2槽(2
1,22)のうちの一方の槽(21)に給水管(31)を介
して外部から給水する給水装置(30)と、コンプレッサ
(43)及び前記一方の槽(21)内に設けられたエバポレ
ータ(41)を有し同一方の槽(21)内の水を冷却する冷
凍機(41〜48)と、前記エバポレータ(41)の外周壁
に生成される氷の有無を検出する氷センサ(70)と、前
記氷センサ(70)により氷の無いことが検出されたとき
前記コンプレッサ(43)を作動させるコンプレッサ制御
手段(L3,X31,46a,64,L1,X1,43a)
と、前記一方の槽(21)内の水を汲み出して前記内外2
槽(21,22)のうちの他方の槽(22)内に供給する冷
水ポンプ(53)と、前記他方の槽(22)内の水温を検出
する温度センサ(90,91)と、前記検出された水温が
所定温度以上のとき前記冷水ポンプ(53)を作動させる
冷水ポンプ制御手段(L6,X61,L7,L71,53a)
と、前記他方の槽(22)内の水を外部水栓(55)に供給
する循環ポンプ(54)とを備えた蓄氷式冷水供給装置に
おいて、前記一方の槽(22)内に設けられて複数の噴射
孔(52a)を有する噴射管(52)と、前記一方の槽(2
2)内の水を前記噴射管(52)に圧送する融氷ポンプ(5
1)と、前記冷水ポンプ制御手段(L6,X61,L7,X
71,53a)による冷水ポンプ(53)の作動制御に連動
して前記冷水ポンプ(53)の作動時に前記融氷ポンプ
(51)を作動させる第1融氷ポンプ制御手段(L7,X7
2,L8,X8,51a)と、前記コンプレッサ制御手段
(L3,X31,46a,64,L1,X1,43a)によ
るコンプレッサ(43)の作動制御に連動して前記コンプ
レッサ(43)の作動時に前記融氷ポンプ(51)を作動さ
せる第2融氷ポンプ制御手段(L2,X22,L8,X
8,51a)とを設けたことを特徴とする蓄氷式冷水供
給装置。 - 【請求項2】前記給水装置(30)は前記一方の槽(21)
の上部側壁に組み付けられてなり連通管(25)を介して
同一方の槽(21)内に連通する補助槽(23)を有し同補
助槽(23)内の水位を検知するとともに同水位の検知に
応答して前記一方の槽(21)内に対する給水を制御する
ものであり、前記連通管(25)の前記一方の槽(21)側
の連通口を前記給水装置(30)の給水管(31)の出口直
下に設けたことを特徴とする前記請求項1に記載の蓄氷
式冷水供給装置。 - 【請求項3】前記請求項1に記載の氷センサ(70)を前
記給水装置(30)の給水管(31)の出口から離れた前記
エバポレータ(41)の外周壁に付設したことを特徴とす
る前記請求項1に記載の蓄氷式冷水供給装置。 - 【請求項4】前記請求項1に記載の氷センサ(70)を前
記噴射管(52)から離れた前記エバポレータ(41)の外
周壁に付設したことを特徴とする前記請求項1に記載の
蓄氷式冷水供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020342U JP2573976Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 蓄氷式冷水供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020342U JP2573976Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 蓄氷式冷水供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678775U JPH0678775U (ja) | 1994-11-04 |
JP2573976Y2 true JP2573976Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=12024471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993020342U Expired - Lifetime JP2573976Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 蓄氷式冷水供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573976Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01193574A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷水供給機 |
JPH0638016B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1994-05-18 | ホシザキ電機株式会社 | 蓄氷式冷水供給装置 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP1993020342U patent/JP2573976Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678775U (ja) | 1994-11-04 |
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