JPH022819Y2 - - Google Patents

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JPH022819Y2
JPH022819Y2 JP8725683U JP8725683U JPH022819Y2 JP H022819 Y2 JPH022819 Y2 JP H022819Y2 JP 8725683 U JP8725683 U JP 8725683U JP 8725683 U JP8725683 U JP 8725683U JP H022819 Y2 JPH022819 Y2 JP H022819Y2
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JP
Japan
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floor
locking
leg
locking pins
assembled
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JP8725683U
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JPS59192543U (ja
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Publication of JPH022819Y2 publication Critical patent/JPH022819Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、簡便に組立てたり、解体することが
できる舞台装置用組立て床に関するものである。
従来、興行のつど組立てたり、解体する仮設舞
台等の床は、床面となる方形木製の床板を、脚台
となる木製台上に並べて敷きつめ、該床板を該木
製台に釘打ちして組立て使用する。そして、興行
が終了すると、釘を抜いて解体し、運搬、格納さ
れる。
以上の従来の舞台装置用床は、組立て解体のつ
ど打釘抜釘作業を必要とするので、多数の工数と
時間を必要とすると共に、概ね同一個所に打釘抜
釘を繰り返すので、打釘による固定力が低下して
床の安定性を損つたり、耐久性(組立て解体し得
る回数)に劣る難点がある。さらに、前記の木製
床面は、興行時のライトの影響によつて極度に乾
燥し、防火上の危険がある。
本考案は、以上の従来の難点を解消するのが目
的であり、極めて簡便に組立て、解体ができる新
規の組立て床を提供するものである。
以上の目的を達成する本考案は、方形板状の床
部群と、前記床部と結合される「さいころ状」脚
部から成り、前記床部の下面四隅には、結合用係
止ピンが突設されると共に、前記脚部の周面には
前記係止ピンを嵌着する係止孔が穿設されてお
り、単一の前記脚部上に、前記床部の接合部また
は前記床部の隅部を自在に結合して支承するよ
う、前記係止ピンと係止孔が配列されている構造
を特徴としている。
以下実施例を引用して詳しく説明する。その一
実施例を示す第1〜6図を参照して、第1図はそ
の床部の正投象図、第2図はその脚部の正投象
図、第4〜6図はその使用状態の説明図である。
図において、床部1は方形板状の形状を有し、下
面の四隅に同一形状の基板3A,3B,3C,3
Dが設けてあり、基板3A〜3Dの下面には、多
数の係止ピン10が若干の長さで突設してある。
係止ピン10は後述する脚部2の係止孔12に嵌
着して両者を結合させる為に設けたもので、それ
ぞれの基板3に4列×4列づつあり、下記の配列
構成によつて脚部2と自在に結合できる様にして
ある。即ち、係止ピン10は、それぞれの基板3
の横中心線3′と縦中心線3″によつて区画される
4区画の31,32,33,34において合同になる
配置にあり、かつ前記中心線3′,3″と平行して
列をなし、該中心線3′,3″を軸として対称とな
る位置にある。そして横中心線3′から最初の列
までの距離L1は、横中心線3′と平行する基板3
の横縁部4,6から他の列の係止ピン10までの
距離L1と等しくしてある。また縦中心線3″と平
行する係止ピン10の列も前記同様に、縦中心線
3″から最初の列までの距離L2と、基板3の縦縁
部6,7と他の列の係止ピン10までの距離L2
が等しくしてある。そして、床部1は軽量化と耐
火性を考慮してアルミニウム製薄板によつて形成
され、周縁部と中間部分に補強用のリブ9が設け
てある。
一方、脚部2は「さいころ状」の六面体に形成
され、左右側面を除く他の四面には、前記の基板
3の係止ピン10を受け入れる係止孔12が穿設
してある。即ち係止孔12は前記の配列構成の係
止ピン10と対応させて穿設されており、その横
中心線12′と縦中心線12″で区画される4区画
の121,122,123,124は相互に合同であ
り、かつ前記の基板3の四面31,32,33,34
のそれぞれとも合同になる様に、係止孔12が形
成してある。従つて、脚部2は床部1の下面と自
在に結合して組立てられると共に、例えば第3図
に示すスペーサ13を、脚部2間に介着して任意
段数に積上げることができる。なお、第3図の1
4は係止孔12と嵌着するスペーサ13の固定ピ
ンである。
以上の組立て床を用いると、第4〜5図参照、
当該舞台装置の床の周縁部は、第4図の様に、単
一の脚部2の左右各半部分に、隣接する床部1の
基板3をそれぞれ半分宛載置して係止ピン10と
係止孔12を嵌合させ、スペーサ13を介着して
脚部2を任意に多段積みして組立てられる。また
当該舞台装置の床の中央部分は、第6図の様に基
板3と脚部2の上面の各四半部分を接合させて組
立てられ、基板3の接合部分は共通の脚部2上に
安定して結合される。さらに、当該床の隅部は第
5図の様に基板3と脚部2の上面が全面的に接合
して組立てられ、当該舞台装置の床を形成するこ
とができる。そして、使用後は直ちに解体され
る。
以上の様に本考案の組立て床は、単に係止ピン
10と係止孔12を嵌脱させるのみで、組立て解
体できるので当該舞台装置の設営ならびに解体作
業が極めて簡易かつ迅速になり、前記の従来構造
に対比してその作業性を顕著に向上する効果があ
る。また本考案の組立て床は、反復使用が可能に
なると共に床部と脚部の結合は物理的に安定する
ので当該舞台装置の機能が安定永続する。そし
て、第2図の様に脚部の辺L3,L4を長短に形成
しておくと、任意高さの脚部構成が可能となり、
また、床部1の格納等のとき積み上げると、係止
ピン10によつて上下間に隙間ができるので、そ
の隙間に手を入れて積却しが容易になる利点があ
る。
そして、本考案の組立床は軽量にして耐火性に
優れ、かつ運搬保管が簡便になる実用的利点があ
る。
なお、前記実施例における係止ピン10は、脚
部2との安定性を考慮して多数設けたが、例えば
前記の区画31〜34にそれぞれ1個のこともあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案一実施例の床部の正投象図で、
Aは平面図、Bは底面図、Cは正、背面図、Dは
左右側面図、EはAのAA断面図、第2図:本考
案一実施例の脚部の正投象図で、Aは正、背面
図、Bは平面図、Cは底面図、Dは左右側面図、
第3図:脚部用スペーサを示しAはその正面図、
Bはその平面図、第4,5,6図:第1,2図実
施例の使用状態を示す正面図(第4,5図)と平
面図(第6図)。 主な符号、1:床部、2:脚部、3,3A〜3
D:基板、4,5,6,7:基板の縁部、10:
係止ピン、12:係止孔、13:スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形板状の床部群と、前記床部群と結合される
    脚部から成り、前記床部の下面四隅には多数の係
    止ピンが突設されると共に、前記脚部の周面には
    前記係止ピンを受け入れる係止孔が穿設されてお
    り、単一の前記脚部上に、前記床部の接合部また
    は前記床部の隅部を自在に結合して支承するよ
    う、前記係止ピンと係止孔が配列されている構造
    を特徴とする舞台装置用組立て床。
JP8725683U 1983-06-08 1983-06-08 舞台装置用組立て床 Granted JPS59192543U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8725683U JPS59192543U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 舞台装置用組立て床

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8725683U JPS59192543U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 舞台装置用組立て床

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59192543U JPS59192543U (ja) 1984-12-20
JPH022819Y2 true JPH022819Y2 (ja) 1990-01-23

Family

ID=30217170

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JP8725683U Granted JPS59192543U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 舞台装置用組立て床

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JPS59192543U (ja) 1984-12-20

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