JPH02281910A - 加圧成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高電圧ＷＡ器に使用される圧型絶縁ｖＪｅ
ｗ造するための成形装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来例の加圧ゲル化用成形装置の機略を示す断
面図であり、図において、ｌは注型機、２は注型材料、
３は加圧配管、４はこの加圧配管３の開閉パルプ・５は
圧型＠ｌの吐田口に設けられた、注型材料２の払い出し
用開閉バルブ、６は供給ホース、７はこの供給ホース６
の先端部に付属するソケット本体である。８はテフロン
製ノズル、９はこのテフロン製ノズル８の端部に付属す
る黄銅特プラグで１上記ソケット本体７に接続される。

！０は上記テフロン製ノズル８と接続され材料注入口１
０ａを有する金型、１１はその成形部、１２は多孔賃金
ｍ剛体、口は真空配管である。

また第３図は上記テフロン製ノズル８と黄銅製プラグ９
の接続部の拡大断面図であり、図において、１４は買＠
餐プラグ９にソケット本体７を接続する際のロック溝、
氏はテフロン製ノズル８と黄銅＃プラグ９とのギャップ
を埋めるためのシール材である。

次に動作について説明する。従来の加圧ゲル化法による
成形品の製造には、上記のように＊ｇされた成形装置を
用いるが、その製作平服としては次の通りである。まず
、予め真空中において６０〜８０Ｃの温度で調合混合さ
れた注型材料２を開閉パルプ５を閉じた状態で圧型機ｌ
内に貯溜しておく。

次に成形部１１から供給ホース６の空間を・多孔質金属
剛体圧を通じて真空配管１３より真空引きを行う。そし
て所定の時間あるいは所定の真空度に到達しり後、開閉
パルプ５を開の状態にすると、材料２は、供給ホース６
、テフロン製ノズル８を通じて成形部１０に注入され、
下部から上部へと進む。

この場合、テフロン製ノズル８は、高温（１４０〜１５
００　）の金型内で加熱された材料の熱が、供給路側に
向って熱伝導しないようにすべく、予熱等はせず、放冷
し易くしており、逆にテフロン製ノズル８を除く供給路
は、注型材料が放熱によって温度低下しないように、ヒ
ーター等を用いて注型樹脂よりｌＯ〜２（ｌ高目に保持
されている０型内へ流入した注型材料２の流れは、多孔
質金属鈍り体圧で停止し、真空配管Ｓ内へ流入すること
はない。

なお、真空引きは、多孔質金属鈍体しに注型材料２か＠
達するまで継続される。注入完了慢は、加圧配管２より
所定の加圧を硬化が完了するまで行われ、しかる後、離
型して製品を得る。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の加圧成形装置は、以上のようにして製造されてい
たが、テフロン製ノズルと黄銅喋プラグとを接続する場
合、双方に微少ギャップを持にせた形状で加工しなけれ
ばならず、このギャップはシール材等によって埋められ
て用いることが多い０このため、注型作業時において、
プラグ加熱時はテフロン製ノズルがプラグからの熱伝導
によってｖＯ熱膨張し、密着した状態を維持できるか、
流路に低温の注型材料が移送されてきた際には、熱供給
源を持って注型材料より高温に保持されたプラグと、直
接に予熱されていないテフロン製ノズルとは、その膨張
係数の差によってギャップが大きくなり、シール材の効
果がなくなったり、まｚ１シール材部に微少の欠陥があ
ったりした場合、注型機から成形部へと注型材料を真空
移送する際に、大気をプラグとテフロン製ノズル取付は
部から引き込み、流動してきた注型樹脂内にボイドとし
て巻き込むことになるため、接続部のメンテナンスや真
空洩れ検査等が必要であった。なおこのとき、流路へ低
温の注型材料が移送されてきた状態での洩れ検査は困難
であり、微少の洩れから発生するボイドは、製品の表面
や内部に残存し、外観不良やｔ気的特性に悪影響企もた
らし、良品率を向上できなかった。

この発明は、上記のような問題点を解消する７こめにな
されたもので、流動してきた注型材料内に、プラグとテ
フロン製ノズル接続部からボイドを巻き込むことなく成
形部に充填できる加圧成形装置を得ることを目的として
いる。

〔課題を解決するための手段〕

この発明における加圧成形装置は、テフロン製ノズルと
接続されるプラグの材質を、常温付近に逆変態開始温度
を有し、かつ注型材料湿度付近に逆変態終了温度を有す
る形状記憶合金としたものである。

（作用〕 この発明におけるｍ圧成形装置は、テフロン製ノズルと
接続されるプラグ材質を、注型材料温度付近に逆変態終
了温度を有する形状記憶合金としたことにより、予熱時
及び注型作業時の何れにおいても密着状態を維持できる
ため、シール材を使用する必要がなく、接続部から注型
材料内ヘボイドを巻き込むことなく、成形部全体に注型
材料を充填できる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す第８因に対応スる図
で、図において、！６は上記黄銅製プラグニ代えテフロ
ン製ノズル８に直接接続される形状記憶合金製プラグで
あり、このプラグは、常温付近に逆変態開始温度を有し
、かつ注型材料温度付近に逆変態終了温度を有する形状
記憶合金から成っている。

次に動作について説明する０調合混合された材料（例え
ばエポキシ樹脂）２は、注型機ｌから供給ホース６、テ
フロン製ノズル８を硅て成形部１１に入るが、順序とし
て、まず開閉パルプ５を閉じた状態で注型機ｌ内に材料
を貯溜しておく。次に真空配管１３より多孔質金属剛体
りを通じて、成形部１１と供給ホース６間の空間につい
て真空引きを開始する。この時、供給ホース６から形状
記憶合金製プラグ１６までの間は、注型材料２より１０
〜２０Ｃ高目に保温されていて、形状記憶合金製プラグ
１６は逆変態終了温度に充分達しており、またテフロン
製／スル８は、プラグからの熱伝導によって膨張した状
態となっているため、双方は完全に密着した状態となっ
ている。そして所定の時間あるいは真空度に到達した後
、開閉パルプ５を開の状態にすると、材料２は供給ホー
ス６、ンケット本体７、形状記憶合金製プラグ１６、テ
フロン製ノズル８を経て、成形部１１へと流動していく
。このときテフロン１ノズル８は、流動してきた注型材
料２によって若干冷却されるが、取付けられた常温時よ
りも膨張した状態は維持しており、また、形状記憶合金
製プラグ１６は逆変態終了温度程度であるので、双方の
密着状態は予熱時と殆んど同一状態が保持されており、
このため接続部から大気を巻き込むことなく光填される
ようになる。なお、真空引きは、注型材料２が多孔質金
属剛体及に到達するまで継続され、注入完了後は、加圧
配管３より所定のＤＯ圧を行い硬化される。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、テフロン製ノズルと
接続されるプラグとして、注型材料温度付近に逆変態終
了温度を有する形状記憶合金を用いるようにしたので、
予熱時及び注型時の何れにおいても接続部は密着状態が
維持できるようになり、流動してきた注型材料内にテフ
ロン製ノズルとプラグとの接続部からボイドを巻き込む
ことがなく、従って成形品の内部、外部にボイドが残存
せず、外観及びｍ気的特性に優れた製品が得られる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す要部の拡大断面図・
第２図は従来の加圧成形装置の断面図、第８囚はその要
部の拡大断面図である。 図中、１は注型機、２は注型材料、５は開閉パルプ、６
は供給ホース、７はンケント本体・８はテフロン製ノズ
ル、１０は金型、１１は成形部、１３は真空配管、１６
は形状記憶合金製プラグである。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 材料を所定の形状に成形する成形部を有する金型、この
   金型の材料注入口に接続されるテフロン製ノズル、この
   ノズルに接続される金属製プラグ、この金属製プラグに
   接続されるソケット本体を付属し、材料を貯溜し圧送す
   る注型機から材料を移送する供給ホースを備えた加圧成
   形装置において、上記金属製プラグとして、常温付近に
   逆変態開始温度を有し、かつ注型材料温度付近に逆変態
   終了温度を有する形状記憶合金を用いてなる加圧成形装
   置。