JPH0228162Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0228162Y2 JPH0228162Y2 JP17134284U JP17134284U JPH0228162Y2 JP H0228162 Y2 JPH0228162 Y2 JP H0228162Y2 JP 17134284 U JP17134284 U JP 17134284U JP 17134284 U JP17134284 U JP 17134284U JP H0228162 Y2 JPH0228162 Y2 JP H0228162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- movable
- extrusion
- fixed
- wrapping paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 40
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 8
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、包装紙を製品に胴巻きし、製品の両
端より突出する筒状な包装紙張出端部側縁を製品
端面に沿つて折込んでから、包装紙張出端部上下
縁を製品端面に沿い折込む、胴巻き包装機に関す
る。
端より突出する筒状な包装紙張出端部側縁を製品
端面に沿つて折込んでから、包装紙張出端部上下
縁を製品端面に沿い折込む、胴巻き包装機に関す
る。
〈従来技術〉
胴巻き包装機は、製品搬送装置と、エレベータ
ーと、胴巻き包装部と、給紙装置と、製品積上げ
部とから構成される。
ーと、胴巻き包装部と、給紙装置と、製品積上げ
部とから構成される。
胴巻き包装機は、製品搬送装置により、一対の
フオーマーの真下のフオーマーに合わせて並ぶ一
対の突上げ手段からなるエレベーター上へ、製品
をほぼ水平方向より搬送するとともに、該製品の
上に包装紙をほぼ水平方向より搬送しその位置で
一端下面にノリ付けし、エレベーターにより製品
と包装紙を胴巻き包装部に突き上げ、該胴巻き包
装部において、包装紙を製品に胴巻きしてノリ付
けし、製品の両端の筒状な包装紙張出端部の両側
縁を製品端面に沿つて折込み、さらに製品積上部
に移送し、製品積上部において包装紙張出端部の
上下縁を製品端面に沿い折込みノリ付けする構成
である。
フオーマーの真下のフオーマーに合わせて並ぶ一
対の突上げ手段からなるエレベーター上へ、製品
をほぼ水平方向より搬送するとともに、該製品の
上に包装紙をほぼ水平方向より搬送しその位置で
一端下面にノリ付けし、エレベーターにより製品
と包装紙を胴巻き包装部に突き上げ、該胴巻き包
装部において、包装紙を製品に胴巻きしてノリ付
けし、製品の両端の筒状な包装紙張出端部の両側
縁を製品端面に沿つて折込み、さらに製品積上部
に移送し、製品積上部において包装紙張出端部の
上下縁を製品端面に沿い折込みノリ付けする構成
である。
胴巻き包装部と製品積上部における包装につい
て、第3図を参照して詳述すると、先ず、第3図
aのように、包装紙Mを製品Wの上に被せ垂れた
両端M1,M2を製品Wの下面で合わせノリ付け
し、次いで、第3図bのように、包装紙Mの製品
Wの両端より突出した四角筒状の張出端部の水平
方向に対向する両側縁M3,M4を製品端面に沿
つて折込み、続いて、製品積上げ部が、第3図c
のように、上下方向に対向する上下縁M5,M6
を製品端面に沿い折込む。
て、第3図を参照して詳述すると、先ず、第3図
aのように、包装紙Mを製品Wの上に被せ垂れた
両端M1,M2を製品Wの下面で合わせノリ付け
し、次いで、第3図bのように、包装紙Mの製品
Wの両端より突出した四角筒状の張出端部の水平
方向に対向する両側縁M3,M4を製品端面に沿
つて折込み、続いて、製品積上げ部が、第3図c
のように、上下方向に対向する上下縁M5,M6
を製品端面に沿い折込む。
大きさの異なる製品の包装の際は、該製品の高
さ、幅及び長さに合うように、製品供給装置と、
エレベーターと、給紙装置と、胴巻き包装部と、
包装品積上げ部について、必要なアジヤストをし
なければならない。胴巻き包装部に関するアジヤ
ストは、フオーマーの製品の幅に対応するアジヤ
ストと、可動側折り板及び固定側折り板の製品の
長さ及び高さに対応するアジヤストとがある。
さ、幅及び長さに合うように、製品供給装置と、
エレベーターと、給紙装置と、胴巻き包装部と、
包装品積上げ部について、必要なアジヤストをし
なければならない。胴巻き包装部に関するアジヤ
ストは、フオーマーの製品の幅に対応するアジヤ
ストと、可動側折り板及び固定側折り板の製品の
長さ及び高さに対応するアジヤストとがある。
第4図は、従来の胴巻き包装機における可動側
折り板及び固定側折り板の製品の長さ及び高さに
対応するアジヤストを示す。
折り板及び固定側折り板の製品の長さ及び高さに
対応するアジヤストを示す。
可動側折り板1は、固定側折り板2方向の先端
部が屈曲自在に枢着され上下とも傾斜角度を変化
させる下辺1aと上辺1bのと二辺からなり、か
つ下辺1aが、製品長さ調整用レールとキヤリヤ
ーブリツジの二者に支持されるように係合案内さ
れ、また上辺1bが、製品高さ調整用レールに枢
支されており、また、固定側折り板2は、可動側
折り板1方向の先端部が屈曲自在に枢着され上下
とも傾斜角度を変化させる下辺2aと上辺2bの
と二辺からなり、かつ下辺2aが、上記製品長さ
調整用レールに枢支され、また上辺2bが、製品
高さ調整用レールに枢支されており、下辺2a
が、製品長さ調整用レールに支持されテーブルよ
り若干浮いて設けられ、もつて、可動側折り板1
と固定側折り板2が、ともに製品の長さ及び高さ
に対応してアジヤスト自在な構造であつた。そし
て、可動側折り板1と固定側折り板2は、それぞ
れ両側に一対あり、製品の長さ方向に幅広で上下
に重なる屈曲構造に対向しており、可動側折り板
1は、キヤリヤーブリツジによりテーブル上の1
a′,1b′の位置に移動して、固定側折り板2と衝
突しない位置で停止する。
部が屈曲自在に枢着され上下とも傾斜角度を変化
させる下辺1aと上辺1bのと二辺からなり、か
つ下辺1aが、製品長さ調整用レールとキヤリヤ
ーブリツジの二者に支持されるように係合案内さ
れ、また上辺1bが、製品高さ調整用レールに枢
支されており、また、固定側折り板2は、可動側
折り板1方向の先端部が屈曲自在に枢着され上下
とも傾斜角度を変化させる下辺2aと上辺2bの
と二辺からなり、かつ下辺2aが、上記製品長さ
調整用レールに枢支され、また上辺2bが、製品
高さ調整用レールに枢支されており、下辺2a
が、製品長さ調整用レールに支持されテーブルよ
り若干浮いて設けられ、もつて、可動側折り板1
と固定側折り板2が、ともに製品の長さ及び高さ
に対応してアジヤスト自在な構造であつた。そし
て、可動側折り板1と固定側折り板2は、それぞ
れ両側に一対あり、製品の長さ方向に幅広で上下
に重なる屈曲構造に対向しており、可動側折り板
1は、キヤリヤーブリツジによりテーブル上の1
a′,1b′の位置に移動して、固定側折り板2と衝
突しない位置で停止する。
〈考案が解決しようとする課題〉
このため、可動側折り板1のテーブル上から元
位置への復帰に伴い、テーブル上の製品の側折り
された包装紙張出端部側縁M3が、側折りが若干
戻るように広がり、該製品の第二段突出しがある
と、固定側折り板2が包装紙張出端部側縁M3を
めくつてしまうトラブルが生じていた。
位置への復帰に伴い、テーブル上の製品の側折り
された包装紙張出端部側縁M3が、側折りが若干
戻るように広がり、該製品の第二段突出しがある
と、固定側折り板2が包装紙張出端部側縁M3を
めくつてしまうトラブルが生じていた。
また、製品高さが大きい場合には、可動側折り
板1と固定側折り板2は、ともに上下辺1a,2
aのなす角度が鈍角になり、側折りのために製品
側面接触するように製品側方にクロスする寸法が
少くなると、側折りが顕著に行われ難くなる。こ
れを防ぐため、従来は、固定側折り板2をフオー
マー寄りにアジヤストできるように、上記構成に
もう一つアジヤスト機構を追加していたが、側折
りは良好に行われるとは言い難く構造も複雑化し
ていた。
板1と固定側折り板2は、ともに上下辺1a,2
aのなす角度が鈍角になり、側折りのために製品
側面接触するように製品側方にクロスする寸法が
少くなると、側折りが顕著に行われ難くなる。こ
れを防ぐため、従来は、固定側折り板2をフオー
マー寄りにアジヤストできるように、上記構成に
もう一つアジヤスト機構を追加していたが、側折
りは良好に行われるとは言い難く構造も複雑化し
ていた。
なお、特公昭58−4807号によれば、固定側折り
板2が包装紙張出端部側縁M3をめくつてしまう
トラブルは間欠されているが、高さに関してアジ
ヤストできないことによる不具合はなお残されて
いた。
板2が包装紙張出端部側縁M3をめくつてしまう
トラブルは間欠されているが、高さに関してアジ
ヤストできないことによる不具合はなお残されて
いた。
本考案は、上述した点に鑑み案出したもので、
可動側折り板と固定側折り板が製品高さに対して
アジヤストすることができ、良好な側折りができ
る胴巻き包装機を提供するものである。
可動側折り板と固定側折り板が製品高さに対して
アジヤストすることができ、良好な側折りができ
る胴巻き包装機を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉
本考案は、上記課題を解決するための手段とし
て、 製品と該製品の上に供給する包装紙を一対のフ
オーマー間上に突上げてチヤンネル巻きし、次
に、第一段押出し板によりフオーマーを越えるよ
うに水平に押出してテーブル上に移動して胴巻き
するとともに、製品側面よりも筒状に突出する包
装紙張出端部の縦辺を、製品長さに応じて調整自
在な製品押出側に設けられた一対の可動側折り板
とテーブル上の待受け位置に設けられた一対の固
定側折り板により、テーブル上で製品の側面前方
部と側面後方部をそれぞれ挟み込むようにして製
品側面に沿つて折込んで、さらに第二段押出し板
により前記第一段押出し板と同方向に先送りして
から包装紙張出端部の上辺と下辺を製品側面に沿
い折込む胴巻き包装機において、 前記一対の可動側折り板は、 製品よりも押出し方向後方にあつて押出し方向
に伸びていて、製品側面に対応するように移動調
整され、第一段押出し時に製品の側面後方部下縁
を挟持するように移動する可動側下辺と、 傾斜下端が可動側下辺の押出し方向前方端に枢
着されていて押出し方向後方にいくにつれて高く
なつている傾斜した可動側傾斜辺と、 可動側下辺に対して押出し方向に相対移動可能
で、かつ、製品側面の上縁と一致する高さに調整
されていて可動側傾斜辺の傾斜上端を支持し、第
一段押出し時に可動側傾斜辺に引かれて可動側下
辺と一体的に移動する可動側上辺を有してなり、 前記一対の固定側折り板は、 前記テーブル上の第一段押出し位置の製品の側
面を挟むようにテーブルより若干浮いて水平に位
置し、かつ、第一段押出し位置へ移動してくる前
記可動側下辺に対して外側にすれ違つて重なる位
置へ移動調整される固定側下辺と、 傾斜下端が固定側下辺の押出し方向後方端に枢
着されていて押出し方向前方にいくにつれて高く
なつているように傾斜した固定側傾斜辺と、 製品側面の上縁と一致する高さに調整自在かつ
製品長さ方向へ固定側下辺と一体調整され固定側
傾斜辺の傾斜上端を支持する固定側上辺を有し、 さらに、製品長さ方向の両側とも該固定側下辺
及び該固定側上辺より、それぞれ第二段押出し方
向へ水平に伸びて上下一対に有り、前記第二段押
出しにより移動される製品の側面に密着するよう
に位置して積上げ部へ押出される過程で、固定側
下辺と固定側傾斜辺と固定側上辺により製品側面
に沿い折込まれた包装紙張出端部の縦辺を、製品
端面に密着するまで折込み状態を絞り込む絞り込
み板を備えてなることを特徴とする胴巻き包装機
を提供するものである。
て、 製品と該製品の上に供給する包装紙を一対のフ
オーマー間上に突上げてチヤンネル巻きし、次
に、第一段押出し板によりフオーマーを越えるよ
うに水平に押出してテーブル上に移動して胴巻き
するとともに、製品側面よりも筒状に突出する包
装紙張出端部の縦辺を、製品長さに応じて調整自
在な製品押出側に設けられた一対の可動側折り板
とテーブル上の待受け位置に設けられた一対の固
定側折り板により、テーブル上で製品の側面前方
部と側面後方部をそれぞれ挟み込むようにして製
品側面に沿つて折込んで、さらに第二段押出し板
により前記第一段押出し板と同方向に先送りして
から包装紙張出端部の上辺と下辺を製品側面に沿
い折込む胴巻き包装機において、 前記一対の可動側折り板は、 製品よりも押出し方向後方にあつて押出し方向
に伸びていて、製品側面に対応するように移動調
整され、第一段押出し時に製品の側面後方部下縁
を挟持するように移動する可動側下辺と、 傾斜下端が可動側下辺の押出し方向前方端に枢
着されていて押出し方向後方にいくにつれて高く
なつている傾斜した可動側傾斜辺と、 可動側下辺に対して押出し方向に相対移動可能
で、かつ、製品側面の上縁と一致する高さに調整
されていて可動側傾斜辺の傾斜上端を支持し、第
一段押出し時に可動側傾斜辺に引かれて可動側下
辺と一体的に移動する可動側上辺を有してなり、 前記一対の固定側折り板は、 前記テーブル上の第一段押出し位置の製品の側
面を挟むようにテーブルより若干浮いて水平に位
置し、かつ、第一段押出し位置へ移動してくる前
記可動側下辺に対して外側にすれ違つて重なる位
置へ移動調整される固定側下辺と、 傾斜下端が固定側下辺の押出し方向後方端に枢
着されていて押出し方向前方にいくにつれて高く
なつているように傾斜した固定側傾斜辺と、 製品側面の上縁と一致する高さに調整自在かつ
製品長さ方向へ固定側下辺と一体調整され固定側
傾斜辺の傾斜上端を支持する固定側上辺を有し、 さらに、製品長さ方向の両側とも該固定側下辺
及び該固定側上辺より、それぞれ第二段押出し方
向へ水平に伸びて上下一対に有り、前記第二段押
出しにより移動される製品の側面に密着するよう
に位置して積上げ部へ押出される過程で、固定側
下辺と固定側傾斜辺と固定側上辺により製品側面
に沿い折込まれた包装紙張出端部の縦辺を、製品
端面に密着するまで折込み状態を絞り込む絞り込
み板を備えてなることを特徴とする胴巻き包装機
を提供するものである。
〈作用〉
先ず、一対の可動側折り板の間隔及び一対の固
定側折り板の間隔を製品の長さに合わせるように
アジヤストする。すなわち、製品の長さ方向両側
にあるそれぞれ一対の可動側下辺及び可動側ブラ
ケツトを、製品の幅方向に沿つた両側面を進入挟
持し得るように間隔調整するとともに、製品の長
さ方向両側にあるそれぞれ一対の固定側下辺及び
固定側ブラケツトが製品の幅方向に沿つた両側面
を待受け挟持し得るように間隔調整する。
定側折り板の間隔を製品の長さに合わせるように
アジヤストする。すなわち、製品の長さ方向両側
にあるそれぞれ一対の可動側下辺及び可動側ブラ
ケツトを、製品の幅方向に沿つた両側面を進入挟
持し得るように間隔調整するとともに、製品の長
さ方向両側にあるそれぞれ一対の固定側下辺及び
固定側ブラケツトが製品の幅方向に沿つた両側面
を待受け挟持し得るように間隔調整する。
次に、一対の可動側ブラケツトの上縁をフオー
マー間に突上げられる製品の上面より若干低くな
るようにアジヤストするとともに、一対の固定側
ブラケツトの上縁を第一段押出しされるテーブル
上の製品の上面より若干低くなるようにアジヤス
トする。
マー間に突上げられる製品の上面より若干低くな
るようにアジヤストするとともに、一対の固定側
ブラケツトの上縁を第一段押出しされるテーブル
上の製品の上面より若干低くなるようにアジヤス
トする。
しかして、包装運転を開始すると、
包装紙でチヤンネル巻きされる状態にフオーマ
ー間上に突上げられる製品が、第一段押出し板に
よりフオーマーを越えるように水平に押出してテ
ーブル上に移動される際、一対の可動側折り板に
より、製品側面よりも筒状に突出する包装紙張出
端部の押出し方向後方側の縦辺が側折りされる。
そして、製品がテーブル上に移動されると、該製
品は包装紙で胴巻きされた状態になるとともに、
一対の固定側折り板により、前記包装紙張出端部
の押出し方向前方側の縦辺が側折りされる。
ー間上に突上げられる製品が、第一段押出し板に
よりフオーマーを越えるように水平に押出してテ
ーブル上に移動される際、一対の可動側折り板に
より、製品側面よりも筒状に突出する包装紙張出
端部の押出し方向後方側の縦辺が側折りされる。
そして、製品がテーブル上に移動されると、該製
品は包装紙で胴巻きされた状態になるとともに、
一対の固定側折り板により、前記包装紙張出端部
の押出し方向前方側の縦辺が側折りされる。
可動側折り板で折込まれる包装紙張出端部の押
出し方向後方側の縦辺は、該可動側折り板で押さ
えられたままテーブル上へ移動して固定側折り板
の内側にくるので、固定側折り板によりめくれ上
がることがなくなる。
出し方向後方側の縦辺は、該可動側折り板で押さ
えられたままテーブル上へ移動して固定側折り板
の内側にくるので、固定側折り板によりめくれ上
がることがなくなる。
引続いて、第二段押出し板により前記第一段押
出し板と同方向に先送りされる製品は、固定側下
辺及び固定側上辺よりそれぞれ押出し方向に延び
ている絞り込み板により、製品側面に沿い折込ま
れた包装紙張出端部の縦辺が製品端面に密着する
まで折込み状態が絞り込まれてから、包装紙張出
端部の上辺と下辺が製品側面に沿つて折込まれる
ので、ダブダブな包装が行われずタイトな包装に
なる。
出し板と同方向に先送りされる製品は、固定側下
辺及び固定側上辺よりそれぞれ押出し方向に延び
ている絞り込み板により、製品側面に沿い折込ま
れた包装紙張出端部の縦辺が製品端面に密着する
まで折込み状態が絞り込まれてから、包装紙張出
端部の上辺と下辺が製品側面に沿つて折込まれる
ので、ダブダブな包装が行われずタイトな包装に
なる。
そして、製品高さが大きくなつた場合、可動側
上辺と固定側上辺は製品高さに応じて高く調整さ
れ、これに伴い、可動側傾斜辺と固定側傾斜辺は
それぞれの下辺とのなす角が大きくなるが、包装
紙張出端部の縦辺を折り込むきつかけを作る機能
は失われることがなく、また従来と異なり上辺と
下辺が製品高さが高くなつてもが製品側面に大き
くクロスするから、下辺と傾斜辺とで該縦辺の側
折りが行われた後は引続き下辺と上辺とで製品の
下縁と上縁に略対応する高さレベルをきつちりと
折り込むことができる。
上辺と固定側上辺は製品高さに応じて高く調整さ
れ、これに伴い、可動側傾斜辺と固定側傾斜辺は
それぞれの下辺とのなす角が大きくなるが、包装
紙張出端部の縦辺を折り込むきつかけを作る機能
は失われることがなく、また従来と異なり上辺と
下辺が製品高さが高くなつてもが製品側面に大き
くクロスするから、下辺と傾斜辺とで該縦辺の側
折りが行われた後は引続き下辺と上辺とで製品の
下縁と上縁に略対応する高さレベルをきつちりと
折り込むことができる。
〈実施例〉
本考案の胴巻き包装機の実施例を第1図及び第
2図を参照して説明する。
2図を参照して説明する。
先ず、構成を説明する。なお、第3図と同一の
対応部品は同一符号を付す。
対応部品は同一符号を付す。
エレベーター7の上方には、エレベーター7に
より突き上げられる製品Wを包装紙Mとともに間
に通して包装紙両端M1,M2が垂れるようにす
る一対のフオーマー8,9を備えており、さらに
各フオーマー8,9の上には、エレベーター7に
より突き上げられる製品Wの側面を挟持する一対
の挟持爪10,11を備えている。挟持爪11
は、製品Wに押されて転倒し、また、ばねにより
復帰するようになつている。挟持爪11と製品積
上げ部との間には、テーブル6が有り、テーブル
6下面には、ヒーター13がある。一対の挟持爪
10,11を越えてテーブル6と反対側には、底
折り兼受渡し板14がある。この底折り兼受渡し
板14は、向い側のフオーマー9の直前に移動し
て包装紙Mのノリ付け装置24によるノリが付い
ていない一方の垂れ下り端部M1を底折りする。
この底折り兼受渡し板14の上方には、第一段突
出し板15があり、テーブル6の上方には、第二
段突出し板16がある。
より突き上げられる製品Wを包装紙Mとともに間
に通して包装紙両端M1,M2が垂れるようにす
る一対のフオーマー8,9を備えており、さらに
各フオーマー8,9の上には、エレベーター7に
より突き上げられる製品Wの側面を挟持する一対
の挟持爪10,11を備えている。挟持爪11
は、製品Wに押されて転倒し、また、ばねにより
復帰するようになつている。挟持爪11と製品積
上げ部との間には、テーブル6が有り、テーブル
6下面には、ヒーター13がある。一対の挟持爪
10,11を越えてテーブル6と反対側には、底
折り兼受渡し板14がある。この底折り兼受渡し
板14は、向い側のフオーマー9の直前に移動し
て包装紙Mのノリ付け装置24によるノリが付い
ていない一方の垂れ下り端部M1を底折りする。
この底折り兼受渡し板14の上方には、第一段突
出し板15があり、テーブル6の上方には、第二
段突出し板16がある。
第一段突出し板15は、キヤリヤーブリツジ4
に固定され、第二段突出し板16は、張出しブラ
ケツト17を介してキヤリヤーブリツジ4に固定
されている。第二段突出し板16は、張出しブラ
ケツト17を対して持ち上がり自在に設けられて
いる。第一段突出し板15は、挟持爪10,11
で挟持される製品Wがテーブル6上に乗り移るよ
うに突き出し、第二段突出し板16は、テーブル
6上に突出された製品Wを製品積上げ部に引続き
水平に突出す。
に固定され、第二段突出し板16は、張出しブラ
ケツト17を介してキヤリヤーブリツジ4に固定
されている。第二段突出し板16は、張出しブラ
ケツト17を対して持ち上がり自在に設けられて
いる。第一段突出し板15は、挟持爪10,11
で挟持される製品Wがテーブル6上に乗り移るよ
うに突き出し、第二段突出し板16は、テーブル
6上に突出された製品Wを製品積上げ部に引続き
水平に突出す。
キヤリヤーブリツジ4は、揺動レバー18の揺
動により両端を製品長さ調整用レール3に案内さ
れテーブル6上まで移動自在である。
動により両端を製品長さ調整用レール3に案内さ
れテーブル6上まで移動自在である。
製品長さ調整用レール3は、フオーマー8,9
間に突上げられる製品Wの長さ方向の両端におい
て製品突出し方向に伸びており、ハンドル19に
よりねじ軸20を回すことにより、間隔をセンタ
ー基準でアジヤスト自在である。
間に突上げられる製品Wの長さ方向の両端におい
て製品突出し方向に伸びており、ハンドル19に
よりねじ軸20を回すことにより、間隔をセンタ
ー基準でアジヤスト自在である。
製品長さ調整用レール3の内側には、該製品長
さ調整用レール3に製品高さ調整用レール5が平
行に支持されており、例えば、ハンドル21によ
り長尺ピニオン22を回すことにより、ラツク2
3を介して上下方向にアジヤスト自在である。
さ調整用レール3に製品高さ調整用レール5が平
行に支持されており、例えば、ハンドル21によ
り長尺ピニオン22を回すことにより、ラツク2
3を介して上下方向にアジヤスト自在である。
キヤリヤーブリツジ4の移動によつて一対の可
動側折り板1がテーブル6上まで突出るようにな
つている。この可動側折り板1は、固定側折り板
2方向の先端部が屈曲自在に枢着された肉厚が薄
い上辺と傾斜辺と下辺の三辺からなり、かつ、可
動側下辺1aがキヤリヤーブリツジ4に案内され
るスライダー25に固定されテーブル6より若干
浮いてほぼ水平に伸びており、スライダー25
は、コロ26により製品長さ調整用レール3に案
内されている。従つて、可動側下辺1aは、上記
製品長さ調整用レール3とキヤリヤーブリツジ4
の二者に支持されるように係合案内されている。
また可動側上辺1bは、キヤリヤーブリツジ4に
上下動自在に案内されるブラケツト27にリンク
されて傾斜しており、ブラケツト27に付設され
たコロ28が製品高さ調整用レール5に係合案内
されている。したがつて、各可動側折り板1が製
品長さ調整用レール3と製品高さ調整用レール5
とキヤリヤーブリツジ4の三者に係合案内され製
品の長さ及び高さに対応してアジヤスト自在であ
る。
動側折り板1がテーブル6上まで突出るようにな
つている。この可動側折り板1は、固定側折り板
2方向の先端部が屈曲自在に枢着された肉厚が薄
い上辺と傾斜辺と下辺の三辺からなり、かつ、可
動側下辺1aがキヤリヤーブリツジ4に案内され
るスライダー25に固定されテーブル6より若干
浮いてほぼ水平に伸びており、スライダー25
は、コロ26により製品長さ調整用レール3に案
内されている。従つて、可動側下辺1aは、上記
製品長さ調整用レール3とキヤリヤーブリツジ4
の二者に支持されるように係合案内されている。
また可動側上辺1bは、キヤリヤーブリツジ4に
上下動自在に案内されるブラケツト27にリンク
されて傾斜しており、ブラケツト27に付設され
たコロ28が製品高さ調整用レール5に係合案内
されている。したがつて、各可動側折り板1が製
品長さ調整用レール3と製品高さ調整用レール5
とキヤリヤーブリツジ4の三者に係合案内され製
品の長さ及び高さに対応してアジヤスト自在であ
る。
また、テーブル6上には一対の可動側折り板1
に対向して待受ける一対の固定側折り板2があ
る。第3図に示すように、この固定側折り板2
は、それぞれ、可動側折り板1方向の先端部が屈
曲自在に枢着された固定側下辺2aと、固定側傾
斜辺2bと、固定側上辺30の三辺を有し、固定
側下辺2aが、ブラケツト29を介して製品長さ
調整用レール3に支持されテーブル6より若干浮
いて水平に伸びていてテーブル6上に移動してく
る可動側折り板1の固定側下辺1aと外側にすれ
違うように設けられ、また固定側傾斜辺2bが、
固定側上辺30を介して製品高さ調整用レール5
に係合案内されて傾斜した構成である。
に対向して待受ける一対の固定側折り板2があ
る。第3図に示すように、この固定側折り板2
は、それぞれ、可動側折り板1方向の先端部が屈
曲自在に枢着された固定側下辺2aと、固定側傾
斜辺2bと、固定側上辺30の三辺を有し、固定
側下辺2aが、ブラケツト29を介して製品長さ
調整用レール3に支持されテーブル6より若干浮
いて水平に伸びていてテーブル6上に移動してく
る可動側折り板1の固定側下辺1aと外側にすれ
違うように設けられ、また固定側傾斜辺2bが、
固定側上辺30を介して製品高さ調整用レール5
に係合案内されて傾斜した構成である。
したがつて、一対の固定側折り板2は、製品長
さ調整用レール3と製品高さ調整用レール5に係
合案内され製品の長さ及び高さに対応してアジヤ
スト自在な構造であり、さらに固定側下辺2aと
製品積上げ部との間において上記製品長さ調整用
レール3に支持されテーブル6より若干浮いて水
平に伸びていて第二段突出し板16によりテーブ
ル6上から製品積上げ部に突出される製品の該製
品より突出する包装紙張出端部側縁の側折りを絞
り込む絞り込み板2cと、固定側上辺30と製品
積上げ部との間において上記製品高さ調整用レー
ル5より支持され上面が製品高さにほぼ一致して
水平に伸びていて側折りを絞り込む絞り込み板2
dを有してなる。
さ調整用レール3と製品高さ調整用レール5に係
合案内され製品の長さ及び高さに対応してアジヤ
スト自在な構造であり、さらに固定側下辺2aと
製品積上げ部との間において上記製品長さ調整用
レール3に支持されテーブル6より若干浮いて水
平に伸びていて第二段突出し板16によりテーブ
ル6上から製品積上げ部に突出される製品の該製
品より突出する包装紙張出端部側縁の側折りを絞
り込む絞り込み板2cと、固定側上辺30と製品
積上げ部との間において上記製品高さ調整用レー
ル5より支持され上面が製品高さにほぼ一致して
水平に伸びていて側折りを絞り込む絞り込み板2
dを有してなる。
しかして、可動側折り板1が、フオーマー8,
9上側を直交する方向より製品側面に当たるまで
移動して該底折りをした側の包装紙Mの張出端部
側縁(第3図の符号M3の部分)を側折りして製
品側面に密着させる役目を果し、さらに、製品w
が第一段突上げ板により向い側のフオーマー8,
9に連設するテーブル6上に乗り移らされるま
で、製品wと一体的に移動して、上記密着状態を
維持する役目を果しており、 また、固定側折り板2が、テーブル6上に第一
段突出し板15により突出されてくる製品w及び
これを挟んでいる一対の可動側折り板1を間に挟
むように待受けていて、前側の包装紙張出端部側
縁(第3図の符号M4の部分)を側折りする役目
を果し、さらに、可動側折り板1の後退後には、
それが側折りして押えていた包装紙張出端部側縁
(第3図の符号M3の部分)を引続き押え側折り
を絞り込む役目を果している。
9上側を直交する方向より製品側面に当たるまで
移動して該底折りをした側の包装紙Mの張出端部
側縁(第3図の符号M3の部分)を側折りして製
品側面に密着させる役目を果し、さらに、製品w
が第一段突上げ板により向い側のフオーマー8,
9に連設するテーブル6上に乗り移らされるま
で、製品wと一体的に移動して、上記密着状態を
維持する役目を果しており、 また、固定側折り板2が、テーブル6上に第一
段突出し板15により突出されてくる製品w及び
これを挟んでいる一対の可動側折り板1を間に挟
むように待受けていて、前側の包装紙張出端部側
縁(第3図の符号M4の部分)を側折りする役目
を果し、さらに、可動側折り板1の後退後には、
それが側折りして押えていた包装紙張出端部側縁
(第3図の符号M3の部分)を引続き押え側折り
を絞り込む役目を果している。
なお、製品高さ調整用レール5にブラケツト3
1を介して支持され製品wの高さに応じてアジヤ
スト自在な製品浮上り防止板12がある。
1を介して支持され製品wの高さに応じてアジヤ
スト自在な製品浮上り防止板12がある。
次に作用を説明する。
先ず、製品の長さ及び高さに合わせて、製品長
さ調整用レール3と、製品高さ調整用レール5を
アジヤストする。
さ調整用レール3と、製品高さ調整用レール5を
アジヤストする。
製品長さ調整用レール3をアジヤストすると、
可動側折り板1と固定側折り板2のそれぞれの上
辺27,30の高さは変らず、従つて、傾斜辺1
b,2bが傾斜を変わることがなく、該可動側折
り板1と該固定側折り板2は製品長さに対応する
間隔だけがアジヤストされ、それぞれ両側に上下
一対の絞り込み板2c,2dも間隔をアジヤスト
される。
可動側折り板1と固定側折り板2のそれぞれの上
辺27,30の高さは変らず、従つて、傾斜辺1
b,2bが傾斜を変わることがなく、該可動側折
り板1と該固定側折り板2は製品長さに対応する
間隔だけがアジヤストされ、それぞれ両側に上下
一対の絞り込み板2c,2dも間隔をアジヤスト
される。
また、製品高さ調整用レール5をアジヤストす
ると、可動側折り板1と固定側折り板2のそれぞ
れの上辺27,30がテーブル6上に製品高さに
はほぼ一致する高さに持ち上げられ、可動側傾斜
辺1bと固定側上辺2bの傾斜角度が変り、また
同時に、上側の絞り込み板2dも高さ位置を製品
高さに略一致するようにアジヤストされ、したが
つて、可動側折り板1と固定側折り板2は、製品
高さに対応して側折りできる丈にアジヤストされ
ることになる。
ると、可動側折り板1と固定側折り板2のそれぞ
れの上辺27,30がテーブル6上に製品高さに
はほぼ一致する高さに持ち上げられ、可動側傾斜
辺1bと固定側上辺2bの傾斜角度が変り、また
同時に、上側の絞り込み板2dも高さ位置を製品
高さに略一致するようにアジヤストされ、したが
つて、可動側折り板1と固定側折り板2は、製品
高さに対応して側折りできる丈にアジヤストされ
ることになる。
しかして、製品wが包装紙Mとともにフオーマ
ー8,9の間に突上げられると、各フオーマー
8,9が若干開いて開き再び閉じて製品wを載せ
た状態になり、かつ、挟持爪10,11が製品w
を挟持した状態になり、この過程でフオーマー
8,9が包装紙Mを製品wの上面及び両側面に密
着して折り上げる。次いで、底折り兼受渡し板1
4が向い側のフオーマー9の寸前まで製品wの下
面に密着するように突出していき、包装紙Mのフ
オーマー8,9間に垂れた片辺M1が製品wの下
面に合わせられる。続いて、キヤリヤーブリツジ
4がテーブル6上まで移動していく。すると、可
動側折り板1が製品wの長さ方向の両端面に密着
し、包装紙Mの製品wの両端より突出された包装
紙張出端部側縁M3の側折りが行われ、これに若
干遅れて第一段突出し板15が製品wをテーブル
6上に突出していき、これに伴つて、包装紙Mの
残りの垂れた片辺M2が製品wの下面に合わせら
れて胴巻きが完全に行なわれ、さらに、テーブル
6上で待受ける固定側折り板2により残りの包装
紙張出端部側縁M4の側折りが行われる。そし
て、テーブル6上の製品wを胴巻きしている包装
紙は、製品下面でノリ合わせされる部分がヒータ
ー13により温められる。
ー8,9の間に突上げられると、各フオーマー
8,9が若干開いて開き再び閉じて製品wを載せ
た状態になり、かつ、挟持爪10,11が製品w
を挟持した状態になり、この過程でフオーマー
8,9が包装紙Mを製品wの上面及び両側面に密
着して折り上げる。次いで、底折り兼受渡し板1
4が向い側のフオーマー9の寸前まで製品wの下
面に密着するように突出していき、包装紙Mのフ
オーマー8,9間に垂れた片辺M1が製品wの下
面に合わせられる。続いて、キヤリヤーブリツジ
4がテーブル6上まで移動していく。すると、可
動側折り板1が製品wの長さ方向の両端面に密着
し、包装紙Mの製品wの両端より突出された包装
紙張出端部側縁M3の側折りが行われ、これに若
干遅れて第一段突出し板15が製品wをテーブル
6上に突出していき、これに伴つて、包装紙Mの
残りの垂れた片辺M2が製品wの下面に合わせら
れて胴巻きが完全に行なわれ、さらに、テーブル
6上で待受ける固定側折り板2により残りの包装
紙張出端部側縁M4の側折りが行われる。そし
て、テーブル6上の製品wを胴巻きしている包装
紙は、製品下面でノリ合わせされる部分がヒータ
ー13により温められる。
次に、キヤリヤーブリツジ4が後退して、可動
側折り板1がテーブル6の製品側面から離れる
と、側折り済みの包装紙張出端部側縁M3が広が
ろうとするが、該包装紙張出端部側縁M3を、肉
厚が薄い可動側折り板1の外側にクロスする固定
側折り板2がバトンタツチで押えることになり、
固定側折り板2が該側縁M3をめくつてしまうト
ラブルは生じない。
側折り板1がテーブル6の製品側面から離れる
と、側折り済みの包装紙張出端部側縁M3が広が
ろうとするが、該包装紙張出端部側縁M3を、肉
厚が薄い可動側折り板1の外側にクロスする固定
側折り板2がバトンタツチで押えることになり、
固定側折り板2が該側縁M3をめくつてしまうト
ラブルは生じない。
次に、キヤリヤーブリツジ4が前進して、第二
段突出し板16が、テーブル6上の製品wを包装
品積上げ部の受け入れ口へ突出していくと、該製
品より突出する包装紙張出端部側縁M3,M4の
側折りが絞り込み板2c,2dにより絞り込まれ
ていき、良好な側折りができる。
段突出し板16が、テーブル6上の製品wを包装
品積上げ部の受け入れ口へ突出していくと、該製
品より突出する包装紙張出端部側縁M3,M4の
側折りが絞り込み板2c,2dにより絞り込まれ
ていき、良好な側折りができる。
〈考案の効果〉
以上説明してきた本考案の胴巻き包装機によれ
ば、 可動側折り板と固定側折り板がそれぞれ上下間
隔をアジヤスト自在な上片と下辺及び該上辺と該
下辺を連結する傾斜辺を備えて構成されているか
ら、可動側折り板と固定側折り板が製品の高さに
対してアジヤストすることができ包装紙張出端部
側縁を製品の高さに合わせてきつちりと側折りす
ることができ、さらに、固定側折り板に上下間隔
をアジヤスト自在な一対の絞り板を有していて側
折り状態を絞り込むから、きわめてタイトな側折
りができ、このため、製品突上げ部において、包
装紙の上下方向に対向する上下縁を製品端面に沿
う折り込みもタイトになり良好な包装ができる。
ば、 可動側折り板と固定側折り板がそれぞれ上下間
隔をアジヤスト自在な上片と下辺及び該上辺と該
下辺を連結する傾斜辺を備えて構成されているか
ら、可動側折り板と固定側折り板が製品の高さに
対してアジヤストすることができ包装紙張出端部
側縁を製品の高さに合わせてきつちりと側折りす
ることができ、さらに、固定側折り板に上下間隔
をアジヤスト自在な一対の絞り板を有していて側
折り状態を絞り込むから、きわめてタイトな側折
りができ、このため、製品突上げ部において、包
装紙の上下方向に対向する上下縁を製品端面に沿
う折り込みもタイトになり良好な包装ができる。
第1図は、本考案の実施例に係る胴巻き包装機
の要部平面図であり、第2図は、第1図における
−断面図である。第3図は、胴巻き包装機に
より、製品が胴巻き包装されていく状態を説明す
るための斜視図であり、第4図は、従来の胴巻き
包装機の可動側折り板と固定側折り板の側面図で
ある。 w……製品、M……包装紙、1……可動側折り
板、1a……可動側下辺、1b……可動側傾斜
辺、27……可動側上辺、2……固定側折り板、
2a……固定側下辺、2b……固定側傾斜辺、3
0……固定側上辺、2c,2d……絞り込み板、
3……製品長さ調整用レール、4……キヤリヤー
ブリツジ、5……製品高さ調整用レール、6……
テーブル、8,9……フオーマー、10,11…
…挟持爪、15……第一段突出し板、16……第
二段突出し板。
の要部平面図であり、第2図は、第1図における
−断面図である。第3図は、胴巻き包装機に
より、製品が胴巻き包装されていく状態を説明す
るための斜視図であり、第4図は、従来の胴巻き
包装機の可動側折り板と固定側折り板の側面図で
ある。 w……製品、M……包装紙、1……可動側折り
板、1a……可動側下辺、1b……可動側傾斜
辺、27……可動側上辺、2……固定側折り板、
2a……固定側下辺、2b……固定側傾斜辺、3
0……固定側上辺、2c,2d……絞り込み板、
3……製品長さ調整用レール、4……キヤリヤー
ブリツジ、5……製品高さ調整用レール、6……
テーブル、8,9……フオーマー、10,11…
…挟持爪、15……第一段突出し板、16……第
二段突出し板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 製品と該製品の上に供給する包装紙を一対のフ
オーマー間上に突上げてチヤンネル巻きし、次
に、第一段押出し板によりフオーマーを越えるよ
うに水平に押出してテーブル上に移動して胴巻き
するとともに、製品側面よりも筒状に突出する包
装紙張出端部の縦辺を、製品長さに応じて調整自
在な製品押出側に設けられた一対の可動側折り板
とテーブル上の待受け位置に設けられた一対の固
定側折り板により、テーブル上で製品の側面前方
部と側面後方部をそれぞれ挟み込むようにして製
品側面に沿つて折込んで、さらに第二段押出し板
により前記第一段押出し板と同方向に先送りして
から包装紙張出端部の上辺と下辺を製品側面に沿
い折込む胴巻き包装機において、 前記一対の可動側折り板は、 製品よりも押出し方向後方にあつて押出し方向
に伸びていて、製品側面に対応するように移動調
整され、第一段押出し時に製品の側面後方部下縁
を挟持するように移動する可動側下辺と、 傾斜下端が可動側下辺の押出し方向前方端に枢
着されていて押出し方向後方にいくにつれて高く
なつている傾斜した可動側傾斜辺と、 可動側下辺に対して押出し方向に相対移動可能
で、かつ、製品側面の上縁と一致する高さに調整
されていて可動側傾斜辺の傾斜上端を支持し、第
一段押出し時に可動側傾斜辺に引かれて可動側下
辺と一体的に移動する可動側上辺を有してなり、 前記一対の固定側折り板は、 前記テーブル上の第一段押出し位置の製品の側
面を挟むようにテーブルより若干浮いて水平に位
置し、かつ、第一段押出し位置へ移動してくる前
記可動側下辺に対して外側にすれ違つて重なる位
置へ移動調整される固定側下辺と、 傾斜下端が固定側下辺の押出し方向後方端に枢
着されていて押出し方向前方にいくにつれて高く
なつているように傾斜した固定側傾斜辺と、 製品側面の上縁と一致する高さに調整自在かつ
製品長さ方向へ固定側下辺と一体調整され固定側
傾斜辺の傾斜上端を支持する固定側上辺を有し、 さらに、製品長さ方向の両側とも該固定側下辺
及び該固定側上辺より、それぞれ第二段押出し方
向へ水平に伸びて上下一対に有り、前記第二段押
出しにより移動される製品の側面に密着するよう
に位置して積上げ部へ押出される過程で、固定側
下辺と固定側傾斜辺と固定側上辺により製品側面
に沿い折込まれた包装紙張出端部の縦辺を、製品
端面に密着するまで折込み状態を絞り込む絞り込
み板を備えてなることを特徴とする胴巻き包装
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17134284U JPH0228162Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17134284U JPH0228162Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6186205U JPS6186205U (ja) | 1986-06-06 |
JPH0228162Y2 true JPH0228162Y2 (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=30729036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17134284U Expired JPH0228162Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0228162Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP17134284U patent/JPH0228162Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6186205U (ja) | 1986-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4583348A (en) | Extended film draw for film wrapping machine | |
JP2616832B2 (ja) | 製袋装置 | |
JPH0228162Y2 (ja) | ||
USRE24396E (en) | Rumsey | |
EP0171548B1 (en) | Improved method and apparatus for wrapping machine | |
JPH0233564B2 (ja) | Domakihosoki | |
JP3182620B2 (ja) | 段ボール箱の底折り押出し装置 | |
JP3032137U (ja) | ダンボール箱シールテープ貼り機のフラップ自動折込み装置 | |
JP2695672B2 (ja) | 折り装置 | |
JPS5918965Y2 (ja) | 包装装置 | |
US3541760A (en) | Carton loading apparatus | |
JP2591677Y2 (ja) | ブリトー成形装置 | |
JP3464815B2 (ja) | 包装容器製造装置 | |
JPH024882Y2 (ja) | ||
JPH06127513A (ja) | 包装機 | |
JPS5844586B2 (ja) | 小部数印刷物束の折り装置 | |
JP2593278B2 (ja) | 包装機のシート供給装置 | |
JPS6229349B2 (ja) | ||
JPS6139203B2 (ja) | ||
JPS643532Y2 (ja) | ||
JPH07112843B2 (ja) | 包装装置 | |
JPS6226334Y2 (ja) | ||
JPH0518136Y2 (ja) | ||
JPH0236444B2 (ja) | Domakihosoki | |
JPS5918964Y2 (ja) | 包装装置 |