JPH0236444B2 - Domakihosoki - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、包装紙を製品に胴巻きし、製品の両
端より突出する筒状な包装紙張出端部側縁を製品
端面に沿つて折込んでから、包装紙張出端部上下
縁を製品端面に沿い折込む胴巻包装機に係り、特
に、製品搬送装置、エレベーター及び胴巻包装部
の少くとも三つのセクシヨンがを製品幅に応じて
同時アジヤスト自在な胴巻包装機に関する。

＜従来技術＞ 先ず、胴巻包装について、第３図を参照して説
明する。

第３図ａのように、包装紙Ｍを製品Ｓの上に被
せ垂れた両端Ｍ１，Ｍ２を製品Ｓの下面で合わせ
ノリ付けし、次いで、第３図ｂのように、包装紙
Ｍの製品Ｓの両端より突出した四角筒状の張出端
部の水平に対向する両側縁Ｍ３，Ｍ４を製品端面
に沿つて折込み、続いて、製品積上げ部が、第３
図ｃのように、上下に対向する下縁Ｍ５を先に、
上縁Ｍ６を後に製品端面に沿い折込む。

次に、このような胴巻包装が行われる過程を実
際の胴巻包装機において説明する。

胴巻包装機は、製品搬送装置と、エレベーター
と、胴巻包装部と、給紙装置と、製品積上部とか
ら構成され、製品搬送装置が、積上げられている
製品を下から一個ずつ搬送終端に設けられたエレ
ベーターの一対の帯状の製品載置板上へ水平方向
より移載する。他方、給紙装置が包装紙を製品が
帯状の製品載置板上に移載される毎に、該製品の
上方に水平方向より給送し搬送し一辺下面にノリ
付けを行う。すると、エレベーターが製品と包装
紙を、エレベーターの上方に設けられた胴巻包装
部の一対のフオーマー間に突上げて、第３図ａの
ように包装紙Ｍが製品Ｓの上に被り両端Ｍ１，Ｍ
２が垂れた状態になる。次いで、胴巻包装部が第
３図ｂのような状態にする。すなわち、製品が一
対のフオーマー間に突上げられる毎に、一方のフ
オーマーの後方にある底折り兼受渡し板が向い側
のフオーマーの直前に、また第一段押出し板が若
干遅れて向い側のフオーマーの後方のテーブル上
に押出して、包装紙を製品に胴巻きし、この際、
押出方向前後から側折り板が製品を挾持するよう
に製品に対して位置することになつて、製品の両
端より突出する筒状な包装紙張出端部側縁を製品
端面に沿つて折込み、第３図ｂのような状態に
し、さらにテーブル上に位置している第二段押出
し板がテーブル上に押出された一個前の製品を製
品積上部に押込みつつ包装紙張出端部下縁を製品
端面に沿い上に折込む。最後に、製品積上部が包
装紙張出端部の上縁Ｍ６にノリ付けしてから上側
に位置するクリアストツパ上に先に積上げた製品
を持上げるように突上げて、該上縁Ｍ６を製品端
面に沿い折込み製品を積上げるものである。

なお、両側縁Ｍ３，Ｍ４を製品端面に沿つて折
込む際に、上縁Ｍ６を垂直に折上げる場合があ
る。

従来において提供されている胴巻包装機は、各
セクシヨンとも所要部分が製品の大きさ（幅、長
さ及び高さ）に応じて、並びに紙の大きさ及び供
給位置に応じて、片側基準またはセンター基準で
アジヤストであり、それも製品の大きさに応じた
アジヤストは、幅、長さ及び高さの各要素をそれ
ぞれ一つのハンドルを回すことで、複数のセクシ
ヨンに相関して同時アジヤスト自在に機能が高め
られている。

例えば、従来の胴巻包装機に特開昭55−12012
号が装置全体に関する発明として存在する他、特
開昭55−12013号、実開昭55−7762号〜7767号、
実開昭56−38001号〜38004号、実開昭56−46501
号、46512号がある。この装置は、製品搬送装置
に、テーブル中央の二条のスリツトに一対のチエ
ーン捲掛け機構を備えているとともに、両側にセ
ンター基準でアジヤスト自在な一対のガイドを有
してなる安価なチエーン搬送装置を採用してい
る。そして、該チエーン搬送装置は、エレベータ
ーの一対の帯状の製品載置板に直角方向に設置さ
れている。つまり、製品を搬送終端部に直角に前
後して並ぶ一対の帯状の製品載置板に片側基準で
移載するようになつている。一対の帯状の製品載
置板は、間隔が製品幅よりも若干小さめに片側基
準でアジヤストされた一対のフオーマーの下側
に、フオーマー間隔よりも狭く、フオーマーと同
時可動的に同じ片側基準でアジヤストされ、これ
に合わせて、チエーン搬送装置も、チエーンに付
設された搬送爪の後方に倒れて下側に潜り込む位
置が製品幅に対応するように同時可動的にアジヤ
ストされる。

しかしながら、製品を搬送終端部に直角に前後
して並ぶ一対の帯状の製品載置板に移載するよう
になつているので、製品幅が大きくなると、製品
が一対の帯状の製品載置板間に落下してしまう不
具合がある。これを防止するため、一方の帯状の
製品載置板に端を結んだ数本の細いワイヤーロー
プを他方の帯状の製品載置板に掛け渡して重錘を
ブラ下げた改良がなされているが、製品幅が大き
くかつ重量が大きい場合には、移載が良好に行わ
れ難い不具合があつた。

また、製品搬送装置と製品積上部とは180゜異な
つて離れて位置しているので、製品を製品搬送装
置に積上げる人と、製品積上部において製品を積
下して箱詰めする人の二人が必要となる不具合が
あつた。

そこで、本願出願人は、製品搬送装置と製品積
上部とを互いに直角に位置させて、従来の不具合
を解消できる胴巻包装機を開発し、先に数件の特
許出願をなした。かかる胴巻包装機は、全てセン
ター基準となるように構成してある。

［発明が解決しようとしている課題］ 本発明は、先に本願出願人が開発したものと同
様に、製品搬送装置と製品積上部とを互いに直角
に位置させて、従来の不具合を解消できるように
したもので、製品搬送装置、エレベーター及び一
対の胴巻包装部の三者の製品幅に対応する同時ア
ジヤスト構造が、製品搬送装置として、例えば横
ピロー包装機などに使用されている安価なチエー
ン搬送装置を採用して達成された胴巻包装機を提
供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、上記課題を解決するための手段とし
て、 各突上げヘツドの上端に設けられた帯板状の一
対の製品載置板の上へ、チエーン搬送装置により
製品を水平方向から移動載置するとともに、該製
品の上に他所から供給される包装紙を載せ、該製
品と該包装紙を、前記一対の製品載置板と平行な
一対のフオーマー間上に突上げてチヤンネル巻き
し、次いで一方のフオーマーを越えて水平移動し
て胴巻きするとともに、包装紙張出し端部を製品
側面に沿い折込む構成であつて、 前記製品が越える側と反対側のフオーマー及び
同側の突上げロツドが製品の幅に合わせて機枠に
対して設定位置が固定された他方の突上げロツド
及びフオーマーとの間隔をそれぞれアジヤストさ
れる構成である胴巻き包装機において、 前記チエーン搬送装置は、 製品を製品載置板の長尺方向から該製品載置板
の上に搬送載置できるように、製品搬送方向が設
定されていて、 前記一対の製品載置板を挾むように前記各フオ
ーマーの下側に対応する位置まで延びて設けら
れ、下降位置にある前記一対の製品載置板上の製
品の下面の幅方向の両端及び側面を案内する一対
のガイド付テーブルと、 下降位置にある前記一対の製品載置板上の製品
の幅方向に沿つた製品側面の各製品載置板の内側
近傍に対応する二ケ所に、それぞれチエーンに付
設された製品送り爪が当接するように設けられた
一対のチエーン巻掛け機構とからなり、 前記製品が越える側と反対側のフオーマー及び
該フオーマーと同側の一方のチエーン巻掛け機構
のブラケツト及び同側の一方のガイド付テーブル
は、製品幅に合わせて前記突上げロツドの間隔ア
ジヤストと同一ストロークのアジヤストが同時に
行えるようになつていることを特徴とする胴巻包
装機を提供するものである。

［作用］ 先ず、製品幅に対応して製品載置板の間隔及び
フオーマーの間隔を調整する。該間隔の調整は、
製品が越える側のフオーマー、製品載置板、チエ
ーン巻掛け機構のブラケツト及びガイド付テーブ
ルが固定されたままで、反対側のフオーマー、製
品載置板、チエーン巻掛け機構のブラケツト及び
ガイド付テーブルが同時に移動することにより行
われる。そして、二つの搬送爪が製品の幅方向に
沿つた製品側面の間隔が左右にバランスされた二
ケ所を常に押すように位置する。しかして、包装
運転を開始すると、製品は、二つの搬送爪により
フオーマーの対向方向と直交する方向、すなわち
製品長さ方向から製品載置板に安定そて押されて
いき、製品載置板上に移載されるとともに、該製
品の上に、給紙装置により包装紙が供給される。

上記の場合、二つのガイド付テーブルは、平行
する二つの製品載置板を挾んで平行していて、製
品を製品載置板の長手方向から供給するようにな
つているので、製品の大きさに合わせてどのよう
にサイズチエンジが行われても、製品を製品載置
板上に良好に移載できる。また、製品は、製品載
置板上に移載され、該製品載置板で突上げられる
までの間一対のガイド付テーブルで製品幅方向に
移動しないように規制されるので、一対のフオー
マー間上に突上げる際に上下の位置関係が正確に
保たれる。

次に、エレベーターによりフオーマー間上に突
上げられると、製品は包装紙でチヤンネル巻きさ
れる。続いて、底折り兼受渡し板が一方のフオー
マーの背後から水平に張出してフオーマー間の間
隙を塞ぐとともに製品を支承すると、製品が、他
方のフオーマーを越えて第一段突出しして胴巻き
されるとともに、包装紙張出し端部が製品側面に
沿い折込まれる。

＜実施例＞ 本発明の胴巻包装機の実施例を第１図及び第２
図に示す。いずれも概略して表した要部縦断正面
図及び要部横断平面図である。

先ず、第１図及び第２図に現れている限りにお
いて、胴巻包装機の各セクシヨンを説明すると、 製品搬送装置に安価なチエーン搬送装置が採用
されている。該装置は、一対のチエーン捲掛け機
構１，２と一対のガイド付テーブル３，４を有し
てなり、チエーン捲掛け機構１，２はブラケツト
１ｃ，２ｃの両端にスプロケツト１ａ，１ｄ，２
ａ，２ｄがあつてチエーン１ｅ，２ｅが捲掛けさ
れ、各チエーン１ｅ，２ｅに一定間隔に搬送爪１
ｂ，２ｂが付設され、該搬送爪１ｂ，２ｂが敷板
１ｆ，２ｆに乗つている間起立して製品Ｓの後面
を押して供給位置で敷板１ｆ，２ｆより外れると
重錘により後方に倒れて沈み込み製品Ｓの下を通
るようになつていて、搬送開始位置に積まれる製
品Ｓを一定間隔で次々にエレベーターの二条の帯
状の製品載置板５，６の上へ水平に搬送する。

エレベーターは、垂直面内を揺動する揺動レバ
ー１６のよつて二本の昇降ガイドロツド１７，１
７を案内に昇降される昇降桿１９に二本の昇降ロ
ツド２０，２１が、一方２０は立設固定され他方
２１は水平に案内されるように立設され間隔がア
ジヤスト自在になつており、二本の昇降ロツド２
０，２１のそれぞれの上端に、帯状の製品載置板
５，６をチエーン搬送装置の搬送レベルに一致し
て互いに平行に備えてなり、チエーン搬送装置で
搬送されてくる製品Ｓを二条の帯状の製品載置板
５，６に載せて上昇させる。

給紙装置Ｋは、エレベーターに載置される製品
Ｓの上側に包装紙Ｍを紙送り手段２２，２３と紙
ガイド２４，２５，２６等を案内に供給し、かつ
独立してアジヤスト自在に設けられたノリ付けボ
ツクス２７により一辺にノリ付けを行う。

胴巻包装部は、エレベーターにより包装紙Ｍを
乗せて上昇する製品Ｓを、間隔を製品Ｓの幅ｗに
アジヤストした一対のフオーマー８，１０間に通
してから一方のフオーマー１０の後方にある底折
り兼受渡し板９を向い側のフオーマー８の直前
に、また第一段押出し板２８を向い側のフオーマ
ー８の後方のテーブル７上に押出すことにより、
包装紙Ｍを製品Ｓに胴巻きし、この際、同時に側
折り板２９，３０により第３図ｂに示す如く、製
品Ｓの両端より突出する筒状な包装紙Ｍの張出端
部側縁Ｍ３，Ｍ４を製品Ｓ端面に沿つて折込み、
さらに第二段押出し板３１で図示しない製品積上
部に押込みつつ包装紙Ｍの張出端部下縁Ｍ５を製
品Ｓの端面に沿い上に折込む。

そうして、本実施例では特に、製品搬送装置と
製品積上部とを互いに直角に位置させ、しかも、
製品搬送装置、エレベーター及び一対の胴巻包装
部が製品幅に対応して片側基準で同時アジヤスト
自在とするために、以下の構成となつている。

一対の帯状の製品載置板５，６の内側に平行に
一対のチエーン捲掛け機構１，２が配され、また
外側に平行に一対のガイド付テーブル３，４が配
されている。

フオーマー８とその上の挾持爪３６はテーブル
７より設けられ、ガイド付テーブル３とチエーン
捲掛け機構１と紙ガイド２４は、固定フレーム３
２へ製品幅に対応するアジヤストが不要に取付け
られ、また、紙送り手段２２も製品幅に対応する
アジヤストが不要となるように設けられ、また、
同側の帯状の製品載置板５も基準側となるから固
定フレーム３２に案内され突上げのみ自在となつ
ている。他方、フオーマー１０とその上の挾持爪
３７とガイド付テーブル４とチエーン捲掛け機構
２と紙送り手段２３と紙ガイド２５，２６は、固
定フレーム３２によつて水平に案内されるブラケ
ツト１３に取付けられ、製品Ｓの幅ｗに対応する
アジヤスト自在となつている。該ブラケツト１３
は、包装紙Ｍの給送と干渉しないように寄けた形
状とされ、ハンドル１１により回転する軸３３に
設けたヘリカルギア３４，３４と、製品載置板
５，６の長手方向に対して直角に水平に設けたネ
ジ軸１２，１２に設けたヘリカルギア３５，３５
の噛合いを介して回転する該ネジ軸１２，１２に
よつて製品幅方向に移動するようになつている。
製品載置板６は、ブラケツト１３に対し摺動可能
に係合して突上げ自在とされており、従つて、製
品Ｓの幅ｗに対応するアジヤストがブラケツト１
３の移動と一体的に行われるようになつている。
駆動スプロケツト１ａは、角棒よりなるチエーン
駆動用回転軸１４に被嵌固定され、また駆動スプ
ロケツト２ａは、チエーン駆動用回転軸１４に弛
く被嵌している。該回転軸１４は、スプロケツト
３８を備えており、図示しないモータによつて回
転されるようになつている。従つて、駆動スプロ
ケツト１ａと２ａは、チエーン駆動用回転軸１４
によつて回転を伝達され、かつ駆動スプロケツト
２ａは、チエーン駆動用回転軸１４に対して軸方
向移動自在でチエーン捲掛け機構２のアジヤスト
移動を補償している。

しかして、それぞれチエーン搬送装置、エレベ
ーター及びフオーマーが、製品積上部の側を片側
基準として、他の側を製品Ｓの幅ｗに対応して同
時アジヤスト自在である。

なお、第１図及び第２図において、製品搬送装
置により製品Ｓをエレベーターの一対の帯状の製
品載置板５，６のどの位置まで送り込み位置決め
するかについては図示していない。これについて
は、次の三つの方法が考えられる。第一は、スト
ツパを製品載置板５，６の最大製品寸法に合わせ
て奥行端に固定し、敷板１ｆ，２ｆを内端部にス
ライド部材を備えて構成し、もつて製品長さに合
わせてアジヤスト自在な奥行側基準であり、第二
は、敷板１ｆ，２ｆの内端の位置が最大製品寸法
に合わせて手前側に一元的に決まつており、奥行
側のストツパが製品長さに合わせてアジヤスト自
在な手前側基準であり、第三は、敷板１ｆ，２ｆ
を内端部にスライド部材を備えて構成し、該スラ
イド部材と奥行側のストツパの双方が製品長さに
合わせて製品載置板５，６の長さ中央を基準にア
ジヤスト自在なセンター基準である。

＜発明の効果＞ 以上説明してきた本発明の胴巻包装機によれ
ば、製品は製品長さ方向から一対の製品載置板上
に供給される。製品載置板上の製品は、一対のガ
イド付テーブルで製品幅方向に移動しないように
規制されるので、一対のフオーマー間上に突上げ
る際に上下の位置関係が正確に保たれる。製品の
幅が異なる場合には、一対のフオーマーと一対の
製品載置板と一対のガイド突テーブルと一対のチ
エーン巻掛け機構のそれぞれの間隔を製品幅に対
応して必要なアジヤストを行う必要があるが、本
発明によれば、それらの同側の一方の部分につい
て同時アジヤストできるので、製品幅に対応した
アジヤストがワンハンドルで行うことができ、搬
送爪は、製品の幅方向に沿つた製品側面の間隔が
バランスされた二ケ所を常に押すように位置する
ことになり、製品を安定して搬送できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、本発明の胴巻包装機の実
施例に係る模型的な要部縦断正面図及び要部横断
平面図である。第３図ａ，ｂ及びｃは、胴巻包装
がどのような包装方法であるか包装手順に従つて
示した各段階における斜視図である。 Ｓ……製品、Ｍ……包装紙、１，２……チエー
ン捲掛け機構、１ａ，２ａ……駆動スプロケツ
ト、１ｂ，２ｂ……搬送爪、３，４……ガイド付
テーブル、５，６……製品載置板、７……胴巻包
装部のテーブル、８，１０……フオーマー、９…
…胴巻包装部の底折り兼受渡し板、１２，１２…
…ネジ軸、１３……ブラケツト、１４……チエー
ン駆動用回転軸。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 各突上げヘツドの上端に設けられた帯板状の
   一対の製品載置板の上へ、チエーン搬送装置によ
   り製品を水平方向から移動載置するとともに、該
   製品の上に他所から供給される包装紙を載せ、該
   製品と該包装紙を、前記一対の製品載置板と平行
   な一対のフオーマー間上に突上げてチヤンネル巻
   きし、次いで一方のフオーマーを越えて水平移動
   して胴巻きするとともに、包装紙張出し端部を製
   品側面に沿い折込む構成であつて、 前記製品が越える側と反対側のフオーマー及び
   同側の突上げロツドが製品の幅に合わせて機枠に
   対して設定位置が固定された他方の突上げロツド
   及びフオーマーとの間隔をそれぞれアジヤストさ
   れる構成である胴巻き包装機において、 前記チエーン搬送装置は、 製品を製品載置板の長尺方向から該製品載置板
   の上に搬送載置できるように、製品搬送方向が設
   定されていて、 前記一対の製品載置板を挾むように前記各フオ
   ーマーの下側に対応する位置まで延びて設けら
   れ、下降位置にある前記一対の製品載置板上の製
   品の下面の幅方向の両端及び側面を案内する一対
   のガイド付テーブルと、 下降位置にある前記一対の製品載置板上の製品
   の幅方向に沿つた製品側面の各製品載置板の内側
   近傍に対応する二ケ所に、それぞれチエーンに付
   設された製品送り爪が当接するように設けられた
   一対のチエーン巻掛け機構とからなり、 前記製品が越える側と反対側のフオーマー及び
   該フオーマーと同側の一方のチエーン巻掛け機構
   のブラケツト及び同側の一方のガイド付テーブル
   は、製品幅に合わせて前記突上げロツドの間隔ア
   ジヤストと同一ストロークのアジヤストが同時に
   行えるようになつていることを特徴とする胴巻包
   装機。