JPH0228136Y2 - - Google Patents

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JPH0228136Y2
JPH0228136Y2 JP1984042677U JP4267784U JPH0228136Y2 JP H0228136 Y2 JPH0228136 Y2 JP H0228136Y2 JP 1984042677 U JP1984042677 U JP 1984042677U JP 4267784 U JP4267784 U JP 4267784U JP H0228136 Y2 JPH0228136 Y2 JP H0228136Y2
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rod
horizontal
caster
plate
cylindrical portion
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JP1984042677U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、運搬車に関し、特にこの実用新案
登録出願人が先に提案したキヤスタ付き運搬車
(実開昭58−47550号)の改良に関する。
先の運搬車に於いては、本体の一方の側板に平
行に設けた操作桿10の下端にキヤスタ20を設
けていたが、両側のキヤスタを操作するために
は、その構成上操作桿10の各キヤスタの上に2
本設ける必要があつた。
又前述のキヤスタ付き運搬車の製作は、台枠と
キヤスタとの取付箇所が狭いので作業が極めて繁
雑であり、特にキヤスタ用ブレーキ操作ロツドを
台枠、キヤスタの座板等に設けることは難しく、
更に該ブレーキ操作ロツドの下端が回転しない
と、該キヤスタのブレーキ・パツドに大きな摩擦
を与え、該キヤスタの回転を阻害する。
この考案は、運搬時以外は常時キヤスタにブレ
ーキをかけ、運搬時には水平固定ハンドル棒と隣
接する可動ハンドル棒を下方に押しながら握るだ
けで容易にブレーキを解放して所要個所に移動
し、構成上、本体、側板、棚板等と分解自在なの
でコンパクトに梱包して輸送し、製造工場や所要
現場でも容易に組立てられ、傾斜個所でも安定状
態で停止し、地震時対策にも適する運搬車を提供
する。
図面についてこの考案に係る運搬車の実施例を
説明する。運搬車の本体1は、側板板5,5の下
端に一体に固着した縦枠3,3の各端を横枠4,
4で連結して4角形台枠2を形成し、横枠4,4
の下面各端に夫々キヤスタ6,6を設け、該4角
形台枠2上に底板兼用棚板7を設け、該両側板
5,5間に一定間隔で所要数の棚板7,7を設け
る。
一方の該側板5の上端近くで、両側に水平取付
棒8′,8′を平行に突設し、該水平取付棒8′,
8′間に固定水平ハンドル棒8を設ける。
水平取付棒8′,8′の内側で内端近くに設けた
ピン9,9に平行且つ部分的に梃状に回動自在に
枢支した取付棒10′,10′の外端間にハンドル
棒10″を固着してコ字形可動ハンドル棒10を
形成する。
一方の側板5の内側でコ字形可動ハンドル棒1
0の取付棒10′,10′内端間に水平軸11を設
け、該水平軸の中間部に垂直操作棒12の上端を
連結し、該垂直操作棒の下端を該台枠2を貫通し
てキヤスタ6,6の間まで導く。
垂直操作棒12の下端に水平操作板13の中間
点を固着し、該水平操作板の各端に梃板14の内
端を枢着し、該梃板の外端を台枠2より外側に枢
支する。
キヤスタ6に対応する台枠2の下面に〓形座板
15を固着し、該〓形座板15内に〓形座板16
を設け、これら座板15と座板16との間に上部
圧縮ばね17を嵌合する。
上部ロツド21の上部円筒部23の中間部にフ
ランジ24を、該上部ロツド21の下辺中央に凹
部25とを形成する。
該上部ロツド21の該上部円筒部を〓形座板1
6の透孔16′、上部圧縮ばね17及び該〓形座
板15の透孔15′内に嵌合する。
下部ロツド26の上部円筒形突起28の下側の
周囲にフランジ27を形成し、該フランジの下側
の円筒部の下端を半円筒形とする。該下部ロツド
26の上部円筒形突起28を該上部ロツド21の
凹部25内に摺動且つ回転自在に嵌合し、該下部
ロツドに下部圧縮ばね29を捲回し、台枠2に設
けたキヤスタ6の受座6″の透孔6に貫通した
套管30内に下部ロツド26を摺動自在且つ回転
自在に嵌合し、該下部円筒部に捲回した下部圧縮
ばね29を介して該套管を常時下方に押圧する。
梃板14の該上下ロツド21,26の対応個所
に水平に突設したピン32を該梃板と該上ロツド
21との交差箇所に貫通してキヤスタ用ブレーキ
操作ロツド20とする。
キヤスタ6の回転軸にブラケツト6′の下端を
連結し、該ブラケツト6′の上端に水平に受座
6″を形成し、該ブラケツトの該キヤスタ6の円
周辺対応箇所にピン34を介してブレーキ・パツ
ド33の一端を枢支し、該ブレーキ・パツド33
の他端を引張りばね35を介して上方に引張るよ
うに連結し、下部ロツド26の下端を該キヤスタ
6の外周周囲に常時該ブレーキ・パツド33を圧
接し、且つ回転自在とし、常時ブレーキをかけた
状態にする。
前述の構成を有する運搬車に於いて、運搬時に
は可動ハンドル10を押し、固定水平ハンドル棒
8と共に握れば、前者がピピン9,9を支点とし
て平行、部分的且つ梃状に下方に回動し、該可動
ハンドルの水平軸11に枢着された垂直操作棒1
2及びその下端の水平操作板13が上昇し、それ
に伴い梃板14がその外板を支点として上方に導
かれ、該梃板のピン32によりキヤスタ用ブレー
キ操作ロツド20の上部ロツド21も上部圧縮ば
ね17に抗して〓形座板16の透孔16′及び〓
形座板15の透孔15′内を上昇し、下部ロツド
26は下部圧縮ばね29により上部ロツド21と
密着しながら上昇し、同時に引張りばね31によ
りブレーキ・パツド33がピン34を支点として
上方に持上げられてブレーキを解放し、運搬車を
所望位置に移動出来る状態となる。
可動ハンドル10を離せば、上部圧縮ばね17
の作用及び垂直操作棒12、梃板14等の自重に
よりブレーキ操作ロツド20が降下し、ブレー
キ・パツド33がピン34を支点として下方に回
動し、キヤスタ6の外周周囲に圧接してブレーキ
をかけ、該上部圧縮ばねにより常時ブレーキ状態
を保持する。
又この考案では、ブレーキ操作ロツド20を上
部ロツド21とこれに摺動且つ回転自在に嵌合す
る下部ロツド26と分割したのでキヤスタ6の上
部に収付け易い。
更に下部ロツド26が回転自在なのでブレー
キ・パツド33に与える摩擦力も少なく、該キヤ
スタの回転に支障がない。加えて一動作でブレー
キとその解放操作が可能となる。
前述の通り、この運搬車はキヤスタ6により所
望個所への移動が自由に出来、更に軽斜面を移動
中、地震、その他の原因で運搬者が可動ハンドル
棒10から不用意に手を離しても、直ちにブレー
キがかかるので確実に停止し、運搬車のみが走行
して事故を起こす事がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る運搬車の正面図、第
2図は、その側面図、第3図は、第2図の側板を
取除いた拡大断面図、第4図は、第3図のブレー
キとキヤスタ部の拡大図、第5図は、台枠の平面
図、第6図は、ハンドル操作部の拡大断面図、第
7図は、台枠に設ける座板の一部透視正面図、第
8図は、ブレーキ操作ロツドの正面図、第9図
は、第8図のブレーキ操作ロツドの一部を成す上
部ロツドの正面図、第10図は、第8図の下部ロ
ツドの正面図、第11図は、ブレーキ・パツドの
正面図である。 1……本体、2……台枠、3……縦枠、4……
横枠、5……側板、6……キヤスタ、7……底板
兼用棚板、8……固定水平ハンドル棒、10……
コ字形可動ハンドル棒、11……水平軸、12…
…垂直操作棒、13……水平操作棒、14……梃
板、15……〓形座板、16……〓形座板、17
……上部圧縮ばね、20……キヤスタ用ブレーキ
操作ロツド、21……上部ロツド、26……下部
ロツド、29……下部圧縮ばね、30……套管、
33……ブレーキ・パツド、34……ピン、35
……引張りばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側板5,5の下端に一体に固着した縦枠3,3
    の各端を横枠4,4で連結して4角形台枠2を形
    成し、該横枠4,4の下面各端に夫々キヤスタ
    6,6を設け、該4角形台枠2上に底板兼用棚板
    7を設け、該両側板5,5間に一定間隔で所要数
    の棚板7,7を設けた本体1と; 一方の該側板5の上端近くで、両側に水平取付
    棒8′,8′を平行に突設し、該水平取付棒8′,
    8′間に設けた固定水平ハンドル棒8と; 該水平取付棒8′,8′の内側で内端近くに設け
    たピン9,9に平行且つ部分的に梃状に回動自在
    に枢支した取付棒10′,10′の外端間にハンド
    ル棒10″を固着して形成したコ字形可動ハンド
    ル棒10と; 該一方の側板5の内側で該コ字形可動ハンドル
    棒10の取付棒10′,10′内端間に設けた水平
    軸11の中間部に上端を連結し、下端が該台枠2
    を貫通する垂直操作棒12と; 該垂直操作棒12の下端に中間点を固着した水
    平操作板13と; 該水平操作板13の各端に内端を枢着され、外
    端を該台枠2より外側に枢支した梃板14と; 該キヤスタ6に対応する該台枠2の下面に固着
    した〓形座板15、該〓形座板15内に設けた〓
    形座板16、これら座板15と座板16との間に
    嵌合した上部圧縮ばね17、上部円筒部23と中
    間部フランジ24及び下部円筒部とを有し、該下
    部円筒部の下辺中央に凹部25を形成し、該上部
    円筒部23を該〓形座板15の透孔15′、該上
    部圧縮ばね17及び該〓形座板16の透孔16′
    とに貫通した上部ロツド21、上部円筒形突起2
    8とフランジ27及び下部円筒部とを有し、該上
    部円筒形突起28を該上部ロツド21の該下部円
    筒内に摺動自在且つ回転自在に嵌合し、且つ該台
    枠2に設けた該キヤスタ6の受座6″の透孔6
    に貫通した套管30に該下部円筒部を貫通した下
    部ロツド26、該梃板14の該上下ロツド21,
    26の対応個所に水平に突設し、該上部ロツド2
    1の該下部円筒部の下辺中央の該凹部25に嵌合
    し、該梃板14と該上部ロツド21の該下部円筒
    部との交差個所を連結するピン32、該下部円筒
    部に捲回した下部圧縮ばね29を介して該套管3
    0を常時下方に押圧するキヤスタ用ブレーキ操作
    ロツド20と; 該キヤスタ6の回転軸に下端を連結したブラケ
    ツト6′、該ブラケツト6′の上端に水平に形成し
    た該受座6″、該ブラケツト6′の該キヤスタ6の
    円周辺対応個所にピン34を介して一端を水平に
    設けられ、且つ引張りばね35を介して上方に引
    張るように設けたブレーキ・パツド33とから成
    り、 該下部ロツド26の下端を常時該ブレーキ・パ
    ツド33に圧接し、且つ回転自在とする事を特徴
    とする運搬車。
JP4267784U 1984-03-27 1984-03-27 運搬車 Granted JPS60155672U (ja)

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JP4267784U JPS60155672U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 運搬車

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JP4267784U JPS60155672U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 運搬車

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JPS60155672U JPS60155672U (ja) 1985-10-17
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Families Citing this family (3)

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JPS5847560B2 (ja) * 1978-09-29 1983-10-22 株式会社大林組 起泡剤を使用した土圧シ−ルド掘進方法

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JPS5847560U (ja) * 1981-09-29 1983-03-30 株式会社 大東製作所 運搬車

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JPS60155672U (ja) 1985-10-17

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