JPH02281225A

JPH02281225A - 光切替器

Info

Publication number: JPH02281225A
Application number: JP10283989A
Authority: JP
Inventors: Hisaharu Yanagawa; 柳川　久治; Hidehisa Miyazawa; 宮澤　秀久; Mikio Kokayu; 小粥　幹夫
Original assignee: Furukawa Electric Co Ltd
Current assignee: Furukawa Electric Co Ltd
Priority date: 1989-04-21
Filing date: 1989-04-21
Publication date: 1990-11-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、光通信システムにおいて、光路の切替えに使
用する光切替器に関する。

（従来の技術）光通信システムにおいて用いられる、例えば、光ループ
ネットワークでは、通信伝送路の信頼性を高めるために
回線光路を二重化しており、各ステーションでは光切替
器により回線光路のループバック操作を行っている。

かかるループバック操作に使用する光切替器として、例
えば、第９図に示す２×２光スイツチが知られており、
この光スィッチは、入・出力用の光ファイバ１．２及び
切替用の光ファイバ３を所定間隔で配置したコネクタ４
と、入・出力用の光ファイバ５．６及び切替用の光ファ
イハフをコネクタ４と同一の間隔で配置したコネクタ８
とを端面接合すると共に、光ファイバ３．７の端部を折
り曲げて光接続したもので、通常は、光ファイバ１→光
ファイバ５及び光ファイバ２→光フアイハロとなる二重
の回線光路を形成している。

そして、回線光路のループバック操作を行うときは、第
１０図に示すように、コネクタ４をコネクク８に対して
光ファイバの１ピッチ分だけ平行移動することにより、
回線光路を光ファイバ１→光ファイバ７→光ファイバ３
榊光ファイバ６及び光ファイバ２→光ファイバ５と切替
えている。

この光スィッチは、各光ファイバの端面同士が直接突き
合わされているため、レンズ等の光学的結合系を介して
軸調心を行うタイプのスイッチに比べ、単一モートファ
イハの場合であっても低損失の光スィッチを実現できる
という利点を有している。

（発明が解決しようとする課題）ところが、上記光スィッチは、端部を折り曲げて光接続
した切替用の光ファイバ３．７により、回線光路を形成
する光ファイバの接続を切替えてループバック操作を行
うため、各ステーションで光ファイバが折り曲げられる
。このため、曲げ損失を低く抑えたり、曲げ歪みによる
光ファイバの破断寿命の低下を防止するため、通常、光
ファイバを折り曲げるときは、例えば、折り曲げ直径が
６０ｍｍ程度以上になるようにしなければならず、かか
る折り曲げ直径を有する光ファイバを収容するため、光
スィッチが大型化してしまうという問題があった。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、光信号の伝
送損失が低く、光ファイバを折り曲げることなくループ
バック操作のための回線光路の切替えができるコンパク
トな光切替器の提供を目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明においては上記目的を達成するため、少なくとも
１組の光ファイバ対のファイバ同士が所定間隔をもって
配置され、一端面に該光ファイバ対の各ファイバ端面が
露出し、他端面から該光ファイバ対が延出する第１及び
・１１′２の基体間に、少なくとも２組の光ファイバ対
を有し、当該２組の光ファイバ対は、その各ファイバ端
面が両端面に露出し、前記第１及び第２の基体の１組の
光ファイバ対とファイバ間隔が等しく、所定の対間隔を
もって配置され、少なくとも１組の光ファイバ対が内部
で交差する第３の基体を、光ファイバ対のファイバ端面
同士を突き合わせて端面接合すると共に、接合端面に沿
って移動自在に配置したものである。

（作用）第３の基体を、第１及び第２の基体の接合端面に沿って
移動させ、交差している少なくとも１組の光ファイバ対
を、第１及び第２の基体の光ファイバ対に切替え接続す
ると、交差している当該少なくとも１組の光ファイバ対
により、回線光路の切替えが行われる。

（実施例）以下本発明を２×２光スインチに適用した一実施例を第
１図乃至第８図に基づいて詳細に説明する。

本発明の２×２光スイツチは、第１図に示すように、コ
ネクタ（基体）１０．２０及び両コネクタ１０．２０間
に配置される可動コネクタ３０を有している。

コネクタ１０．２０は、共に同様に構成されているので
、一方のコネクタ１０について説明し、他方のコネクタ
２０については、添付図面において対応する符号を付し
て説明を省略する。

コネクタ１０は、第２図に示すように、直方体形状の部
材で、幅方向両側に直径ｄの軸合わせ用のピン孔１１．
１２が長手方向に穿設され、１組の光ファイバ対１３が
一方のビン孔１２側に、ファイバ間隔ＰＩｏを存して平
行に配置されている。

そして、一方の接合端面１０ａには、光ファイバ対１３
の端面研磨された各ファイバ端面１３ａが露出し、他方
の接合端面１０ｂからは光ファイバ対１３の端末側が延
出している。

可動コネクタ３０は、第３図に示すように、コネクタ１
０．２０よりも短い直方体形状の部材で、幅方向両側の
、コネクタ１０のピン孔１１．１２に対応する位置に、
ビン孔３１．３２が穿設されている。これらのピン孔３
１．３２は、短径ｄ。

長径ｐ＋ａの幅方向に長い長孔で、これらビン孔３１．
３２の間に２組の光ファイバ対３３．３４が配置されて
いる。これらの光ファイバ対３３３４は、コネクタ１０
に配置した１組の光ファイハ対１３とファイバ間隔Ｐ　
３０　（＝　Ｐ　１．）が等しく、且つ、所定の対間隔
Ｐ　（−ｐ）をもって配置され、一方の光ファイバ対３
３は内部で交差し、他方の光ファイバ対３４は互いに平
行で、光ファイバ対３３．３４は、夫々端面研磨された
各ファイバ端面３３ａ、３４ａが、コネクタ３０の両接
合端面３０ａ、３０ｂに露出している。

そして、上記コネクタ１０．２０及び３０は、コネクタ
１０．２０の間に可動コネクタ３０を配置すると共に、
コネクタ３０の接合端面３０ａ。

３０ｂをコネクタ１０．２０の接合端面１０ａ。

２０ａに端面接合し、各ピン孔１１．１２．３１３２内
に外径ｄの嵌合ピン（図示セず）を挿通して互いに突き
合わせ接続され、通常、可動コネクタ３０は、第１図に
示すように、光ファイバ対１３→光ファイバ対３４→光
ファイバ対２３となる回線光路を形成する位置に配置さ
れている。

本実施例の２×２光スイツチは、以上のように構成され
ているので、可動コネクタ３０は、光ファイバ対３３．
３４の対間隔Ｐ（＝ｐ）だけ幅方向に移動可能で、各嵌
合ピンにより幅方向の移動が規制されている。そして、
回線光路のループバック操作を行うときには、第４図に
示すように、可動コネクタ３０を間隔Ｐだけ、接合端面
に沿って平行移動する。すると回線光路が、光ファイバ
対１３→光ファイバ対３３→光ファイバ対２３となり、
光ファイバ対３３は交差しているので、光ファイバ対１
３によって伝送されてきた光１呂号は可動コネクタ３０
において、光路が切替えられて光ファイバ対２３へと伝
送される。しかも、各コネクタ１０．２０及び３０ば、
相互に端面接合した状態で平行移動されるので、回線光
路の切替による光信号の伝達損失が、低く抑えられる。

ここで、上記可動コネクタ３０の平行移動は、手動で行
ってもよいし、第５図ここ示すように、可動コネクタ３
０の両側に電磁石３５．３５を配置すると共に、可動コ
ネクタ３０の両側面に、例えば鉄板等の磁性板３６．３
６を設け、電磁石３５゜３５への通電による磁力によっ
てコネクタ３ｏを移動させてもよい。

また、上記実施例においては、可動コネクタ３０を、コ
ネクタ１０２０に対して幅方向に平行移動することによ
り回線光路を切替えるように構成したが、第６図に示す
可動コネクタ４０のように、幅方向両側に長孔状のビン
孔４１．４２を上下方向に穿設すると共に、クロス配置
される光ファイバ対４３と、平行に配置される光ファイ
バ対４４を、上下二段に配置し、コネクタ４０をコネク
タ１０．２０に対して上下方向に平行移動して光路を切
替えるようにしてもよい。

更に、上記実施例は本発明を２×２光スイツチに適用し
た場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、例えば、第７図及び第８図に示す４×４光スイツ
チのように、コネクタ１０゜２０に２組の光ファイバ対
１５．２５を配置し、これに対応して可動コネクタ３０
にも、久ロス配置される光ファイバ対３５と、平行に配
置される光ファイバ対３６とを２組配置し、第７図に示
すように、２組の光ファイバ３３．３３を交互に、ある
いは、第８図に示すように、隣接して配置してもよい。

（発明の効果）以上のように、本発明の光切替器によれば、少なくとも
１組の光ファイバ対のファイバ同士が所定間隔をもって
配置され、一端面に該光ファイバ対の各ファイバ端面が
露出し、他端面から該光ファイバ対が延出する第１及び
第２の基体間に、少なくとも２組の光ファイバ対を有し
、当該２組の光ファイバ対は、その各ファイバ端面が両
端面に露出し、第１及び第２の基体の１組の光ファイバ
対とファイバ間隔が等しく、所定の対間隔をもって配置
され、少なくとも１組の光ファイバ対が内部で交差する
第３の基体を、光ファイバ対のファイバ端面同士を突き
合わせて端面接合すると共に、接合端面に沿って移動自
在に配置したので、光ファイバを折り曲げることなくル
ープバックｉｔ　作のための回線光路の切替えが可能と
なり、光切替器を小型化することができる。また、第３
の基体は、第１及び第２の基体と端面接合した状態で移
動されるので、光信号の伝送損失が低く抑えることが４
゜でき、しかも構造が簡単であるので安価に提供できる等
の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第８図は本発明の光切替器にかかる実施例を
示すもので、第１図は２×２光スイツチを示す平面図、
第２図は２×２光スイツチの第１及び第２の基体となる
コネクタを示す斜視図、第３図は同じく第３の基体とな
る可動コネクタを示す斜視図、第４図は第１図の２×２
光スイツチを切替えた状態を示す平面図、第５図は第１
図の２×２光スイツチの変更例を示す平面図、第６図は
第３の基体となる可動コネクタの変更例を示す斜視図、
第７図及び第８図は４×４光スイツチとした本発明の他
の実施例を示す平面図、第９図及び第１０図は従来の光
切替器である２×２光スイツチによる回線光路の切替を
示す平面図である。１０・・・コネクタ（第１の基体）、１３申光ファイバ
対、２０・・・コネクタ（第２の基体）、２３・・・光
ファイバ対、３０・・・可動コネクタ（第３の基体）、
３３．３５・・・交差する光ファイバ対、３４．３６・
・・平行な光ファイバ対、４０・・・可動コネクタ３の
基体）、４３・・・交差する光ファイバ対、・・・平行
な光ファイバ対。

Claims

【特許請求の範囲】

少なくとも１組の光ファイバ対のファイバ同士が所定間
隔をもって配置され、一端面に該光ファイバ対の各ファ
イバ端面が露出し、他端面から該光ファイバ対が延出す
る第１及び第２の基体間に、少なくとも２組の光ファイ
バ対を有し、当該２組の光ファイバ対は、その各ファイ
バ端面が両端面に露出し、前記第１及び第２の基体の１
組の光ファイバ対とファイバ間隔が等しく、所定の対間
隔をもって配置され、少なくとも１組の光ファイバ対が
内部で交差する第３の基体を、光ファイバ対のファイバ
端面同士を突き合わせて端面接合すると共に、接合端面
に沿って移動自在に配置したことを特徴とする光切替器
。