JPH0228107A - 泡伏除毛剤 - Google Patents

泡伏除毛剤

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JPH0228107A
JPH0228107A JP17667088A JP17667088A JPH0228107A JP H0228107 A JPH0228107 A JP H0228107A JP 17667088 A JP17667088 A JP 17667088A JP 17667088 A JP17667088 A JP 17667088A JP H0228107 A JPH0228107 A JP H0228107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stock solution
hair
alkali
thioglycolic acid
surfactant
Prior art date
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Pending
Application number
JP17667088A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Mizumaki
水牧 勝美
Tsuneyoshi Inami
井波 恒善
Junichi Fujiwara
藤原 順一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kashiwa Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Kashiwa Kagaku Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本説明は体毛を薬剤によって除去するための除毛剤に関
するものであって、化粧品類製造業とそれを使用して施
術する美容業界の分野に利用面がある。
−従来の技術 肉体の露出度が拡がる趨勢において、体毛は見苦しいと
されこれを除去するため、剃ったり、引抜いたり、電気
ビームで毛根を焼亡したりの方法の他、硫化カルシウム
等の配合した除毛クリームがあり、最近はチオグリコー
ル酸(以下TG−Aと記す)を含有し液化ガスにて発泡
する泡状製品が市販されている。
一発明が解決しようとする問題点 本発明は、上述の泡状除毛剤に関するもので、この製造
技術はエアゾール業界における、いわゆるムース製品の
技術を応用出来る。しかし、実際製造して市販すると種
々の問題が生じた。その一つは皮膚障害であり、それは
アルカリ濃度換言すればpHに関連するもので、他方p
o除毛のためには高い程効果がある。第1図は除毛の効
果についてpHの影響をみたものである。即ち黒点−点
線で示す曲線は、縦軸に毛髪の膨潤度をとり、T G 
−A ?a度を7WX一定としNaOHを添加してpi
(変化したものを下横軸に示す。膨潤度は除毛効果を判
定する指針を与えるもので、人の頭髪を原液に5分間浸
漬し、水洗後、遠心分、TI機で水を切りその重量を測
って求められる。第1図より明らかなようにpHの影響
が著しく、除毛の効果の点から言えばpHの高い程がよ
く望ましくは13以上とし、即ち膨潤度10以上におい
て完全に除毛が行い得る。
併しながらpHが高いと、当然皮膚に対して発赤・剥除
・たパれ等の悪影響が出る。当然施用者の皮膚の個人差
もあるが、本発明者が64名の女性について実験を行っ
た結果は第−表の通りであった。実験方法は下月専内側
に1 cm”の薬液を浸したガーゼを5分間あて一後水
洗し、24時間後に観察したものである。
第  1  表 この結果からpl+は少なくとも12.8以下とする必
要がある。
また第1図に白点・実線で示す曲線は、チオグリコール
酸濃度と毛の膨潤度の関係をみたものであり、当然その
濃度が高い程除毛効果はあるもの\、厚生省の製薬基準
からTG−A濃度は7ml以下と決められている。即ち
この濃度とするとき、pHは13.0以上としなければ
完全な除毛が行い得ないことを示唆するものである。
問題を解決するための手段− 前記のとおり、除毛に関してはその膨潤度指数を10以
上に満すためpnは13以上が必要であり、一方皮膚障
害の見地からはpHは12.8以下とすべきである。
この条件を満すためにはpH12,8以下において何等
かの添加剤を加えて膨潤度を高められないかということ
になる。TG−A7χ、pH12,5の試験液に各種物
質を各2z添加してみた結果第二表の如くである。
第2表 / / / / T G −Aを中和するためのアルカリは、Na、に、
Li。
Ca、Mg等の水酸化物を用いる。その場合生成する塩
の溶解度を第3表に掲げる。
第  3  表 アルカリは必ずしも一種類のみでなく、例えば原液のp
++を一定にするため、緩衝剤としてCa (0!()
 z。
Mg (OH) z等加えられることがある。
さて、第2表において効果の認められたものを類別して
示すと次の如くである。
(i ) Ca(OH)z、Mg(O)I)z等のアル
カリ:これ等は液のアルカリ7農度が上昇するためと考
えられる。
具体的にpHの上昇は添加前12.5より添加後各12
.8.12.6であった。
(ii)アンモニア水・エタノールアミン類:毛髪の膨
潤作用があり、またアルカリ濃度としても作用する。但
しアンモニア水は元来の液・のアルカリが高いため多量
に用いることが出来ない。
(iii )尿素、グアニジン:毛髪の膨潤作用があり
、特にグアニジンは著効がある。
(iv)界面活性剤:有効である。但し種類によって格
差がある。
よって、上記(i)〜(1v)からその一種または二種
以上を選択して使用する。二種類以上配合する場合は相
乗効果を発揮し、初記の目的を達成し得るのである。但
し、組合わせによって逆効果のある場合もあり、またア
ルカリによって分解するものもあるから経時的調査が必
要である。
界面・活性剤は、本発明製品が使用時泡状とするためこ
の目的においても必要な成分である。厚生省の許可条件
として、塗布時間内に泡が垂れ下らないことを定めてい
る。実験の結果この条件を満すために界面活性剤の配合
は最低2−χが必要なことを見出した。界面活性剤を増
大して行くに従い泡は強固となるが、20−χを超える
と泡自体が団子状になり塗布時に転げ落ちる様になる。
界面活性剤は毛髪の膨潤作用の目的で量を多く配合する
場合泡の状態が変ってくるので、シリコーン、アルコー
ル、ワックス等の消泡剤を併用することにより、調整し
得る。
界面活性剤の選択上重要なことは、曇り点が95以下の
ものを使用することである。その理由は製品が長時間保
存中に温度の変化によって、微細な懸濁状に析出して、
之が前記のCa (OH) z等の介在物をインクルー
ジヨンして次第に大きくなり、本発明製品は−Sエアゾ
ール容器を用いることから、そのバルブまたはボタンの
細孔をつまらせて、噴出不可能となる事故に繋がるため
である。
またエタノールアミン、尿素については0.5%以上の
配合において、グアニジン、アンモニアについては0.
1!以上の配合において効果が認められ、5W%以上に
なってもその効果の上昇は微少である。
斯して原液の調整を行い、噴射剤としてLPG 、フロ
ン、 DME等の液化ガスを原液に対し5〜25χ用い
、常法によりエアゾール缶に充填し、本発明品を得る。
使用に当ってバルブを開くと内容物が噴出し、皮膚面で
発泡して泡状となる。体毛に原液が接触すると2〜5分
間で縮れた状態に見えるから、テノシニペパー、タオル
等で拭き取ると体毛は切れ易い状態になっており除毛す
ることが出来る。この様に除毛は、毛が溶解する稈長時
間作用させるものでない。
従って毛の滑りを防くため己こ、アルミナ、珪砂、カー
ボランダム、セルローズ等の微粉末を配合することがあ
る。また皮膚の作用をf、l foする目的で、多価ア
ルコール類等の保湿剤、アラントイン、アズレン等の保
護剤、アロエエキス等の生薬類等を配合することがある
。チオグリコール酸特有の悪臭を消すために香料が加え
られる 実施例 本発明で使用する原料について説明する。
(a)チオグリコール酸、 ll5cH2COOtl:
市販品は90〜972の純度の液体である。チオグリコ
ール酸すトリウム、チオグリコール酸カリウム、チオグ
リコル酸カルシウムが市販されており、本発明に使用出
来る。チオグリコール酸アンモニウムは原液を:JFJ
整時アルカリを添加した時アンモニアガスが発生するの
で、NH,とじて5w%以下としてならば配合可である
(b)アルカリ:アルカリまたアルカリ土金属の水酸化
物、炭酸塩が使用し得る。但し炭酸塩は最終的にはpH
を11.8〜12.8に規制するには水酸化物の併用が
必要である。具体的にはNa0II 、 KOH、Ca
 (OH) z、 Mg (OH)z、Lioll、N
a2CO3,KzCO3等である。
(c)界面活性剤:カチオン系、ノニオン系1両性アニ
オン系に分類され、その何れもが1種または2種以上配
合して使用する。但し曇り点95以下に限定すべきこと
は前述の通りである。曇り点は慣例により1χ水溶液を
以て測定する。
(d) エタノールアミン:エタノールアミンにはモノ
ジ、トリの三種があり市販品にはその混合品もある。
モノ〉ジ〉トリの順に効果がある。
(e)尿素11zNcONHz (f)グアニジン二市販品にはIIcI塩、 HNO,
塩、HgSO4塩、l5O3NH2塩、H2CO:l塩
等がある。これ等は原液のアルカリと反応して82N(
NH)CNH2−011を形成すると思われる。水酸化
グアニジンはその水溶液またアルコル性溶液で存在する
(g)アンモニア:アンモニア水として加える外、他の
アンモニア塩で添加するとアルカリによりNlI40H
となり原液中に存在する。
(h)水:精製水を用いるべきである。
(i) 噴1’を剤:プロパン5ブタン、イソブタン、
フロン12.フロン22.フロン101.フロン124
.フロン134aジメチルエーテルの地圧力調整用とし
てフロン11フロン113.フロン114.ペンタン1
 イソペンタン等(」)その他 上記の他下記に例示される各成分が原液に加えられるこ
とがある。
アルコール、シリコーン、ワックス等の泡調整剤;脂肪
族パラフィン、高級アルコール、脂肪酸等の滑沢剤;グ
リコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、乳
酸等の保湿剤、 C1’IC,ポリピロリドン。
スターチ等の粘稠剤;キト酸5 ヒアルロン酸、7ラン
ドイン、グリチルリチン酸等の皮膚保護剤;グリシン、
トリプトファン、セリン等のアミノ酸類;カゼイン、ポ
リペブタイド、蛋白質等の組織成分;アロエエキス、カ
ミツレエキス、ヘルヘリン等の生薬製剤;香料等 第4表 / / / / / /′ 2/ / / 第4表に実施例1に掲げる処方にて、先づ原液を配合調
整し、エアゾール用耐圧缶に80g充填しバルブを付し
たマウテンキャソプをかしみ付け、次いで噴射ガス9.
6gをステムから圧入し、スパウト付ボタンを付して本
発明品を得た。比較例1.2も同様にして製作した。腺
毛の除毛実用試験において、/22塗布後5分間にて実
施例1品は完全に除毛出来たが、比較例1.2は不完全
で若干黒毛が残った。
第5表において、第4表説明と同じく製作した製品の除
毛試験は総て完全に除毛した。ただし比較例4では脛毛
等に塗布した場合垂直面では垂れ下り、また消泡が早い
等の欠点があった。3ケ月の経時後比較例5では噴口が
つまったも\の発生率4%で商品として問題の生ずるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は除毛効果を試験判定するための指数としての毛の
膨潤度とpHの関係ならびにチオグリコール酸4度との
関係を示すものである。 特許出願人 株式会社相化学工業  が・、\゛°−4 升グリコール酸濃度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チオグリコール酸を含む原液と液化ガスとからな
    る除毛剤において原液は4〜7W%のチオグリコール酸
    を含有し、これを中和する量と更に原液のPHを11.
    8〜12.8にするためのアルカリと曇り点95以下の
    界面活性剤が2〜20W%とを含有することを特徴とす
    る泡状除毛剤
  2. (2)原液にエタノールアミンが0.5〜5W%含有す
    る特許請求の範囲(1)記載の泡状除毛剤。
  3. (3)原液に尿素が0.5〜5W%含有する特許請求の
    範囲(1)記載の泡状除毛剤。
  4. (4)原液にグアニジンNH_2(NH)CNH_2と
    して0.1〜5W%含有する特許請求の範囲(1)記載
    の泡状除毛剤(5)原液にアンモニアNH_3として0
    .1〜5W%含有にる特許請求の範囲(1)記載の泡状
    除毛剤。
JP17667088A 1988-07-15 1988-07-15 泡伏除毛剤 Pending JPH0228107A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1025230A (ja) * 1996-07-12 1998-01-27 Kao Corp 染毛用第1剤組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1025230A (ja) * 1996-07-12 1998-01-27 Kao Corp 染毛用第1剤組成物

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