JPH02279561A - 誘電体磁器組成物 - Google Patents

誘電体磁器組成物

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JPH02279561A
JPH02279561A JP1099722A JP9972289A JPH02279561A JP H02279561 A JPH02279561 A JP H02279561A JP 1099722 A JP1099722 A JP 1099722A JP 9972289 A JP9972289 A JP 9972289A JP H02279561 A JPH02279561 A JP H02279561A
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JP
Japan
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weight
compsn
parts
less
bapb
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Pending
Application number
JP1099722A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Nishiyama
俊樹 西山
Yoshiaki Kono
芳明 河野
Yukio Sakabe
行雄 坂部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は誘電体磁器組成物に関し、特に、高誘電率で
広い温度範囲(−55〜150℃)にわたって容量温度
特性が平坦である誘電体磁器組成物に関する。
(従来技術) 従来、誘電率が高く、かつその温度特性が平坦な誘電体
磁器組成物としては、BaTi0.を主成分とし、副成
分としてB l t Os −T i Oxなどのビス
マス化合物と希土類元素酸化物とを添加したもの、ある
いは副成分としてMgOおよび5iOtを添加したもの
、さらには副成分としてNb、O,、Co!O,および
NdzOzを添加したものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) これらの従来の誘電体磁器組成物によって得られる特性
としては、容量の温度特性が+25℃を基準とした時、
−55〜125℃の温度範囲では±15%以内であるが
、125℃以上の温度においては、容量変化率が著しく
大きくなるという欠点があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、容量の温度変化
率が25℃を基準とした時−55〜150℃の範囲にわ
たって±15%以内と平坦である誘電体磁器組成物を提
供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、不純物としてのアルカリ金属の含有量が0
.04重量%以下であり、(Ba+−8Pbg ) y
 T 10s 、x=0.03〜0.07.y=0.9
8〜1.02で表され粒径が0.7μm以下である主成
分に、副成分として、(B a P b)TiOx10
0重量部に対し、Nb2O5を10〜2.5重量部およ
びGo、Oツを0.1〜0.8重量部を含有し、かつ、
Nd103およびSin、のうち少なくとも1種を0.
05〜1゜0重量部含有した、誘電体磁器組成物である
この発明において、PbTi0.の固溶率、 (BaP
b)/Tiのモル比を上述の範囲に限定した理由は以下
の通りである。
すなわち、PbTi0zが3モル%より少ない固溶であ
れば(Xが0.03より小さければ)、150℃での容
量温度変化率が一15%以下に大きくはずれ、逆に7モ
ル%より多ければ(Xが007より大きければ)、キュ
リー点での容量温度変化率が+15%以上にはずれるた
めである。
また、(BaPb)/Tfのモル比が1.02より大き
いと(yが1.02より大きいと)、焼結性が悪くなり
、緻密な焼結体が得られず、逆に0.98より小さいと
(yが0,98より小さいと)、過剰の”riotが2
次相を作りやすく、焼結性も落ちるためである。
また、N b z Osなどの各酸化物の添加量を限定
した理由は以下の通りである。
Nb2O5は1.0重量部未満では焼結性が悪化し、ま
た容量温度変化率も大きくなり、EIAに規定するX7
R特性をも満足しなくなるのであり、また2、5重量部
を超えると誘電率が2300以下と低下するためである
Co!Offについては、0.1重量部未満では容量温
度変化率を小さくする効果に乏しく、0゜8重量部を越
えると誘電率の低下あるいは容量温度特性の悪化を招く
からである。
Nd、O,の量を0.05〜1.0重量部とするのは、
その量が0.05重量部未満では焼結性を向上する効果
に乏しく、また、その量が1.0重量部を超えると、共
に添加するCo2O3と関連してcozo*の量が少な
い場合には容量温度変化率が著しく大きくなってしまい
、またC0tO1の量が多い場合には誘電率が2300
以下と激しく低下するためである。
さらに、s i oxは0.05重量部未満では焼結性
を向上させる効果に乏しく、また1、0重量部を超える
と誘電率の低下を招くことから、0゜05〜1.0ff
E量部の範囲とする。
また、アルカリ金属の含有量を0.04重量%以下とじ
たのは、これを超えると誘電率が2300以下と低下す
るためである。
さらに、主成分であるB a T I Osの粒径が0
7、ljmより大きいと、Pb固溶の効果が少なく、1
50℃での容量変化率が一15%以下に大きくはずれる
ためである。
(発明の効果) この発明によれば、容量の温度特性が25℃を基準とし
た時−55〜150℃の広い範囲にわたって15%以内
と平坦であり、また、このような平坦な温度特性である
にもかかわらず、その誘電率は2300以上と高い値を
示しているほか、1250℃以下という低い温度で焼結
することも可能である。これは、B a T i O:
lにP b T i O3を固溶させることにより、B
 a T i 03のキュリー点が高温側にシフトする
からである。
このように、この発明にかかる誘電体磁器組成物は、容
量の温度特性が25℃を基準とした時−55〜150℃
の範囲において±15%以内となるため、今までの誘電
体磁器組成物では容量の温度変化率が大きいため使用不
可能であった自動車のエンジンルーム内、あるいは熱を
発生する電源回路などの高温下での使用の需要に対して
大きく貢献することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう
(実施例) 原料としてBaTi0z(アルカリ土属含有量0.01
重量%以下)、PbO<アルカリ金属含有量0.002
重量%以下)およびTi0x(アルカリ金属含有量0.
002重量%以下)を用い、別表に示すようなPbTi
0.の置換比率および(BaPb)/Tiのモル比にな
るように秤量し、ジルコニアボールを用いたボールミル
で16時時間式混合を行った。
得られた混合物中の分散媒を蒸発した後、1000〜1
100℃で2時間保持して仮焼し、(BaPb)TiO
z固溶体を得た。
ここで、仮焼物の粒径が0.7μm以下であることを、
マイクロトラックによって確認した。
そして、この(Ba Pb)Tios固溶体に、Nbt
 os 、 co= 03 、Nd! O!およびSt
O□を、別表に示す組成割合になるように秤量し、上述
と同様にジルコニアボールを用いたボールミルで16時
時間式混合した後、蒸発乾燥して粉末を得た。
得られた粉末を、酢酸ビニル系バインダで混練し、造粒
した後、2Lon/cdの圧力で直径101m。
厚さ1鰭の円板状にプレス成型して成型体を得た。
そして、この成型体を電気炉で別表に示す焼成温度で2
時間焼成し、磁器を得た。
得られた磁器の両面に銀電極を焼き付けてコンデンサと
し、そのコンデンサの室温での誘電率。
誘電体損および容量の温度変化率を測定した。なお、誘
電率および誘電体損は、温度25℃2周波数1kHzで
測定し、容量の温度変化率については、25℃での容量
を基準とし一55℃、150℃およびキュリー点におけ
る変化率ΔC/Czsについて測定した。そして、それ
らの測定結果を別表に示した。
なお、別表中番号に*印を付した試料は、この発明の範
囲外のものである。
また、アルカリ金属含有量の比較例として、試料番号2
1および22に、アルカリ金属含有量が0.05重量%
のBa’l’IO,を用いたものの結果について示した
さらに、主成分の粒径が0.7μmより大きい場合の比
較例を、試料番号23および24に示した。
また、別表に示した値は、全て単板コンデンサにおいて
得られた結果であるが、同じ誘電体磁器組成物をドクタ
ーブレード法でシート成型して力)ら積層化した積層コ
ンデンサにおし1ても、単板コンデンサの時と同等の特
性が得られる。
また、この発明にかかる誘電体磁器組成物において、そ
の組成中に微量のMnC0,、Fe、0、などの還元防
止剤を添加してもよく、そのような還元防止剤を添加し
ても、誘電体磁器組成物の特性を何ら損なうことはない
特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  不純物としてのアルカリ金属の含有量が0.04重量
    %以下であり、(Ba_1_−_xPb_x)_yTi
    O_3,x=0.03〜0.07,y=0.98〜1.
    02で表され粒径が0.7μm以下である主成分に、 副成分として、(BaPb)TiO_3100重量部に
    対し、Nb_2O_5を1.0〜2.5重量部およびC
    o_2O_3を0.1〜0.8重量部を含有し、かつ、
    Nd_2O_3およびSiO_2のうち少なくとも1種
    を0.05〜1.0重量部含有した、誘電体磁器組成物
JP1099722A 1989-04-18 1989-04-18 誘電体磁器組成物 Pending JPH02279561A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334808A (ja) * 1991-05-13 1992-11-20 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミックコンデンサ用誘電体磁器
JPH04334809A (ja) * 1991-05-13 1992-11-20 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミックコンデンサ用誘電体磁器
JPH04334807A (ja) * 1991-05-13 1992-11-20 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミックコンデンサ用誘電体磁器
JP2017014093A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 誘電体磁器組成物及びこれを含む積層セラミックキャパシタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334808A (ja) * 1991-05-13 1992-11-20 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミックコンデンサ用誘電体磁器
JPH04334809A (ja) * 1991-05-13 1992-11-20 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミックコンデンサ用誘電体磁器
JPH04334807A (ja) * 1991-05-13 1992-11-20 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミックコンデンサ用誘電体磁器
JP2017014093A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 誘電体磁器組成物及びこれを含む積層セラミックキャパシタ

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