JPH02277492A - 水系潤滑ミシン - Google Patents
水系潤滑ミシンInfo
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- JPH02277492A JPH02277492A JP9837989A JP9837989A JPH02277492A JP H02277492 A JPH02277492 A JP H02277492A JP 9837989 A JP9837989 A JP 9837989A JP 9837989 A JP9837989 A JP 9837989A JP H02277492 A JPH02277492 A JP H02277492A
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、潤滑剤として水系液体を使用した水系潤滑ミ
シンに関するものである。
シンに関するものである。
［従来技術］
従来、例えば工業ミシンは摺動各部に鋳鉄、普通炭素鋼
１合金鋼や青銅などの軸受材料を使用し、部分的に耐摩
耗性を付与するためにクロム（Ｃｒ）やニッケル（Ｎｉ
）などの硬質メツキを施すなど°の処理がなされていた
。さらに機種によっては優に１０．ＯＯＯｒｐｍにも及
ぶ高速高負荷運転となるため、この様な処理の上に強制
的な潤滑油の送給が不可欠であった。
１合金鋼や青銅などの軸受材料を使用し、部分的に耐摩
耗性を付与するためにクロム（Ｃｒ）やニッケル（Ｎｉ
）などの硬質メツキを施すなど°の処理がなされていた
。さらに機種によっては優に１０．ＯＯＯｒｐｍにも及
ぶ高速高負荷運転となるため、この様な処理の上に強制
的な潤滑油の送給が不可欠であった。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、この様な強制潤滑下にあっても高速高負
荷運動のために摺動部の固体接触に基づく傷や摩耗、焼
き付きなどの摺動上のトラブルが多く発生している。又
、潤滑油としてかなり多量に送給される油により、油漏
れ、油飛散を引き起こし、布や糸を汚染するという致命
的な問題も発生している。
荷運動のために摺動部の固体接触に基づく傷や摩耗、焼
き付きなどの摺動上のトラブルが多く発生している。又
、潤滑油としてかなり多量に送給される油により、油漏
れ、油飛散を引き起こし、布や糸を汚染するという致命
的な問題も発生している。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、ミシンを構成する摺動部の傷付きや摩耗、焼
き付きなどのトラブルを防ぎ、さらに糸や布の汚染を無
くすことを目的としている。
のであり、ミシンを構成する摺動部の傷付きや摩耗、焼
き付きなどのトラブルを防ぎ、さらに糸や布の汚染を無
くすことを目的としている。
［課題を解決するための手段］
この目的を達成するために本発明においては、ミシン機
構の摺動部分を硬質耐摩耗のセラミックスで形成し、潤
滑剤として油の代わりに水系液体を用いる事よりなる。
構の摺動部分を硬質耐摩耗のセラミックスで形成し、潤
滑剤として油の代わりに水系液体を用いる事よりなる。
［作用］
一般的に金属材料は水系液体に接触すると錆。
腐食などを引き起こすばかりでなく、水系液体では油脂
に比べて各段に潤滑能が低下する。しかしながら、硬質
耐摩耗のセラミックス（アルミナ（ＡＩ、０３）、
ジルコニア（Ｚ ｒ０２ ） 、 クロミア（Ｃｒ２０
３ ）、炭化硅素（Ｓ ｉ Ｃ） 、窒化硅素（Ｓｉ３
Ｎム）など）は錆、腐食などの心配は無く、加えて水系
液体においてもその潤滑能に大きな差異が生ぜず、組合
わせによってはかなり良好な低摩耗係数を示すという特
長がある。そのため、摺動部位を硬質耐摩耗のセラミッ
クスにて形成し、水系液体を潤滑剤として摺動部位に供
給すれば充分に動作可能であり、加えて水系液体なら漏
れ、飛散した際にも布や糸の汚染にはつながり難い。
に比べて各段に潤滑能が低下する。しかしながら、硬質
耐摩耗のセラミックス（アルミナ（ＡＩ、０３）、
ジルコニア（Ｚ ｒ０２ ） 、 クロミア（Ｃｒ２０
３ ）、炭化硅素（Ｓ ｉ Ｃ） 、窒化硅素（Ｓｉ３
Ｎム）など）は錆、腐食などの心配は無く、加えて水系
液体においてもその潤滑能に大きな差異が生ぜず、組合
わせによってはかなり良好な低摩耗係数を示すという特
長がある。そのため、摺動部位を硬質耐摩耗のセラミッ
クスにて形成し、水系液体を潤滑剤として摺動部位に供
給すれば充分に動作可能であり、加えて水系液体なら漏
れ、飛散した際にも布や糸の汚染にはつながり難い。
以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
図面は公知の針棒機構を分解して示す工業用ミシンの断
面図である。ここでは針棒メタル２．クランクロッド６
、角ゴマ４．支え軸１０が挿通される天秤支え９の軸受
部９ａ、天秤体８．上軸メタルユ３の各摺動部位を炭化
硅素（ＳｉＣ）セラミックスで形成し、又、針棒１．針
棒抱き３．針棒案内５．針棒クランク７、前記支え軸１
０．前記天秤体８に回動可能に連結される天秤支え９の
軸部９ｂ、上軸１２の各摺動部位にクロミア（Ｃｒ２０
３ ）系セラミックス溶射を施している。各パーツの金
属部位はニッケル（Ｎｉ）などの防食メツキを施してあ
り、又、ハウジング１４内面には水及びそれに添加され
る若干の油脂に対しても不変の樹脂（例えばテフロン）
などをコーティングしである。さらに給水源から前記各
摺動部位への給水経路も同様に樹脂コーティングや樹脂
チューブが採用されている。これにより、水系潤滑液を
用いても各部における錆や腐食などは発生せず、加えて
良好な摺動状態を示し耐久性も向上するため、潤滑液そ
のものも減らすことができ、液漏れや布、糸の汚染も減
少させることができる。又、潤滑液が水系であるため、
たとえ布糸に付着しても油脂のダメージには至らない。
面図である。ここでは針棒メタル２．クランクロッド６
、角ゴマ４．支え軸１０が挿通される天秤支え９の軸受
部９ａ、天秤体８．上軸メタルユ３の各摺動部位を炭化
硅素（ＳｉＣ）セラミックスで形成し、又、針棒１．針
棒抱き３．針棒案内５．針棒クランク７、前記支え軸１
０．前記天秤体８に回動可能に連結される天秤支え９の
軸部９ｂ、上軸１２の各摺動部位にクロミア（Ｃｒ２０
３ ）系セラミックス溶射を施している。各パーツの金
属部位はニッケル（Ｎｉ）などの防食メツキを施してあ
り、又、ハウジング１４内面には水及びそれに添加され
る若干の油脂に対しても不変の樹脂（例えばテフロン）
などをコーティングしである。さらに給水源から前記各
摺動部位への給水経路も同様に樹脂コーティングや樹脂
チューブが採用されている。これにより、水系潤滑液を
用いても各部における錆や腐食などは発生せず、加えて
良好な摺動状態を示し耐久性も向上するため、潤滑液そ
のものも減らすことができ、液漏れや布、糸の汚染も減
少させることができる。又、潤滑液が水系であるため、
たとえ布糸に付着しても油脂のダメージには至らない。
尚、本発明は前述の実施例にのみに、限定されるもので
はなく、例えば水系潤滑液は公知の潤滑液溜めからポン
プにより汲み上げられ、前記の樹脂給水通路を経て各摺
動部位に到達し、強制的に又は燈芯で供給されるように
構成することも可能である。
はなく、例えば水系潤滑液は公知の潤滑液溜めからポン
プにより汲み上げられ、前記の樹脂給水通路を経て各摺
動部位に到達し、強制的に又は燈芯で供給されるように
構成することも可能である。
［発明の効果］
以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、ミシン機構を構成する摺動部位を硬質耐磨耗性のセラ
ミックスで形成したので潤滑剤として水系液体を用いる
ことが可能となり、摺動部の傷付きや摩耗、焼き付きな
どのトラブルを防ぎ、さらに糸や布の汚染を無くすこと
ができるばかりか、耐久性、対摩耗性なども向上させる
ことが可能である。また、水系液体として安価な水を使
用することも可能であり、従来のように、潤滑油をミシ
ンへ供給したり、ミシンを移動させたりする際に、ミシ
ンテーブル面やミシンベツド面に潤滑油が付着し、加工
布を汚損してしまう事態を防止することができる。
、ミシン機構を構成する摺動部位を硬質耐磨耗性のセラ
ミックスで形成したので潤滑剤として水系液体を用いる
ことが可能となり、摺動部の傷付きや摩耗、焼き付きな
どのトラブルを防ぎ、さらに糸や布の汚染を無くすこと
ができるばかりか、耐久性、対摩耗性なども向上させる
ことが可能である。また、水系液体として安価な水を使
用することも可能であり、従来のように、潤滑油をミシ
ンへ供給したり、ミシンを移動させたりする際に、ミシ
ンテーブル面やミシンベツド面に潤滑油が付着し、加工
布を汚損してしまう事態を防止することができる。
図面は本発明を具体化した一実施例を示すものであり、
針棒機構を分解して示す工業用本縫ミシンの断面図であ
る。 図中、１は針棒、２は針棒メタル、３は針棒抱き、４は
角ゴマ、５は針棒案内、６はクランクロッド、７は針棒
クランク、８は天秤体、９は天秤支え、１０は支え軸、
１１は天秤クランク、１２は上軸、１３は上軸メタル、
１４はハウジングである。
針棒機構を分解して示す工業用本縫ミシンの断面図であ
る。 図中、１は針棒、２は針棒メタル、３は針棒抱き、４は
角ゴマ、５は針棒案内、６はクランクロッド、７は針棒
クランク、８は天秤体、９は天秤支え、１０は支え軸、
１１は天秤クランク、１２は上軸、１３は上軸メタル、
１４はハウジングである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ミシン機構の摺動各部を硬質耐摩耗のセラミックス
で形成し、水系液体を潤滑剤として供給することを特徴
とする水系潤滑ミシン。 ２、前記セラミックスの成分がアルミナ（Ａｌ＿２Ｏ＿
３）、ジルコニア（ＺｒＯ＿２）、クロミア（Ｃｒ＿２
Ｏ＿３）、炭化硅素（ＳｉＣ）、窒化硅素（Ｓｉ＿３Ｎ
＿４）の内の少なくとも１つからなることを特徴とする
特許請求の範囲第１項に記載の水系潤滑ミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9837989A JPH02277492A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 水系潤滑ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9837989A JPH02277492A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 水系潤滑ミシン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02277492A true JPH02277492A (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=14218242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9837989A Pending JPH02277492A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 水系潤滑ミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02277492A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001104675A (ja) * | 1998-09-25 | 2001-04-17 | Juki Corp | 針棒およびミシン用摺動装置ならびにミシン |
| DE19632186B4 (de) * | 1995-08-10 | 2005-11-24 | Juki Corp., Chofu | Nähmaschineneinrichtung mit relativ zueinander beweglichen Teilen |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP9837989A patent/JPH02277492A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19632186B4 (de) * | 1995-08-10 | 2005-11-24 | Juki Corp., Chofu | Nähmaschineneinrichtung mit relativ zueinander beweglichen Teilen |
| JP2001104675A (ja) * | 1998-09-25 | 2001-04-17 | Juki Corp | 針棒およびミシン用摺動装置ならびにミシン |
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