JPH0227740B2 - - Google Patents

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JPH0227740B2
JPH0227740B2 JP56199300A JP19930081A JPH0227740B2 JP H0227740 B2 JPH0227740 B2 JP H0227740B2 JP 56199300 A JP56199300 A JP 56199300A JP 19930081 A JP19930081 A JP 19930081A JP H0227740 B2 JPH0227740 B2 JP H0227740B2
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JP
Japan
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recording
tape
signal
pilot signal
track
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JP56199300A
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JPS58100255A (ja
Inventor
Kanji Kubo
Hiroshi Taniguchi
Yasuo Nishitani
Mitsunobu Furumoto
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP56199300A priority Critical patent/JPS58100255A/ja
Publication of JPS58100255A publication Critical patent/JPS58100255A/ja
Publication of JPH0227740B2 publication Critical patent/JPH0227740B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は回転ヘツド型の磁気記録再生装置(以
下VTRと称す)の磁気テープ走行速度自動切換
えのためのテープ速度判別方法に関するものであ
り、特にコントロール信号を用いずに2種類以上
のテープ速度を判別する新規な方法を提供するも
のである。 VTRでは、1つのデツキで2種類以上のテー
プ走行速度を有するものがある。例えばVHS方
式VTRにみられるような、2時間及び6時間の
記録が可能なデツキがそうである。このような
VTRでは、6時間記録モードでの記録フオーマ
ツトによる記録磁化軌跡の間隔、すなわちトラツ
クピツチ幅は、2時間モード時のトラツクピツチ
幅に対して1/3である。一方、再生画像のS/N
はヘツド、テープ系を同じとすれば、摺動ノイズ
や機器ノイズ、トラツク幅等によつて決定され、
トラツク幅が広い程S/N的には有利である。こ
のため6時間モードでの再生画質は、2時間モー
ドでの再生画質に比べて劣る。従つて、高品質の
再生画像を必要とする時には2時間モードで記録
再生し、そうでない時には、テープコストを考え
て6時間モードでの記録再生ができるように、一
台のデツキで2時間及び6時間モードへの記録再
生が可能なVTRが開発されている。 2時間及び6時間の各モードの切換えは、前述
のごとくテープ走行速度を切換えることによつて
行なつている。テープ速度の切換えは、記録時に
は使用者が、記録目的に応じて手動で行ない、再
生時にはコントロール信号を利用して自動的に行
なつている。コントロール信号は映像信号に含ま
れる垂直同期信号を分周した30Hzの信号である。
一定周波数の信号fをテープ上に記録する時、テ
ープ上での記録波長λはテープ速度Vtに依存す
る。この時の関係式は Vt=fλ である。従つて、30Hzのコントロール信号を記録
し、記録時と同じテープ速度で再生した時の再生
信号の周波数は30Hzである。2時間モードのテー
プ速度で記録し、該テープ速度の1/3のテープ速
度である時間モードで再生した時、得られる再生
信号の周波数は10Hzである。逆に、6時間モード
で記録し2時間モードで再生した時、得られる再
生信号の周波数は90Hzである。従つて、再生コン
トロール信号の周期を測定すれば、記録時のテー
プ速度を判別することが可能である。以上述べた
事が、コントロール信号を用いたテープ速度判別
の原理である。 コントロール信号の本来の目的は、再生時に回
転ビデオヘツドが記録トラツク上をオントラツク
して再生走査するよう、回転ヘツド及びテープ駆
動系を制御するためにある。コントロール信号を
用いたトラツキング制御の方法は、既に周知の事
である。2ヘツド形ヘリカルスキヤン方式の
VTRを例にとり簡単に説明すれば、記録時には
ビデオヘツドの回転に同期したコントロール信号
をテープ上に記録し、再生時にはビデオヘツドの
回転位相を検出する信号(PG信号)と再生コン
トロール信号との位相差に応じたエラー信号でテ
ープの送り速度を制御すれば、ビデオヘツドは記
録トラツク上をオントラツクして再生走査するこ
とができる。 コントロール信号を用いたトラツキング制御系
では、記録トラツクの平均的な位置情報は得て
も、瞬時の位置情報、すなわち、記録トラツクの
曲りに応じた位置情報を得ることはできない。 近年VTRでは高密度記録化が促進され、記録
トラツクの幅は狭小化の傾向にある。記録トラツ
クは、本来磁気テープ上に直線的に記録されるの
が理想であるが、実際には機械精度のバラツキ等
により、デツキ毎に固有の曲りをもつて記録され
る。このため、あるデツキで記録した磁気テープ
を他のデツキで再生する互換再生を行なつた時、
従来のコントロール信号を用いた制御の方法で
は、両デツキ間の固有の曲り差を補正することは
できず、その分再生画質が劣化する。そしてこの
問題はトラツク幅が狭くなる程重要な問題とな
る。 この問題を解決するため、トラツク曲りに応じ
たトラツキングエラー信号を得、該エラー信号に
応じて回転ヘツドを回転軸方向に変位させるこに
より、トラツク曲りを補正する方法が提案されて
いる。 回転磁気ヘツドの高さ方向の位置を変位させる
ことは、圧電素子で構成された電気機械変換素子
上に磁気ヘツドを塔載して回転させ、該圧電素子
にトラツク曲りに応じた制御信号を印加すること
によつて可能である。既に知られているトラツキ
ングエラーの検出方法は、(1)補助ヘツドを用いる
方法。(2)再生時に再生ヘツドを記録トラツクの幅
方向に微小変動させ、この時に得られる出力レベ
ル変動からトラツクずれ方向を検出する方法(サ
ーチ信号法)、(3)トラツクずれ検出用のパイロツ
ト信号を記録する方法に大別できる。 上記(1)〜(3)の各方式によつて、トラツク曲り等
の比較的高い周波数成分を含んだトラツキングエ
ラー信号を得ることができる。また、該エラー信
号をローパスフイルタを通すことによつて、比較
的低い周波数成分で構成されるエラー信号に変換
すれば、この時に得られるエラー信号は記録トラ
ツクの平均的な位置情報を示すことになる。従つ
て、平均的な位置情報を示すエラー信号を用いて
テープの送り速度を制御すれば、コントロール信
号を用いないトラツキング制御系を構成すること
ができる。 例えば、パイロツト信号を用いたトラツキング
エラーの検出方法について述べると、この方法は
特願昭55−129727に示されている。2ヘツド形ヘ
リカルスキヤン方式のVTRを例にとつた場合、
この方法によればパイロツト信号を2H毎に記録
し、パイロツト信号の記録位置は1フレーム内の
トラツク間においてはトラツクの幅方向に並ぶよ
うに記録されるが、1フレーム毎には並ばないよ
うに記録される。またパイロツト信号の記録位相
はAトラツクでは同相であり、Bトラツクでは
2H毎に反転されて記録される。 再生時には、トラツクの幅方向において主走査
トラツクと同位置に記録されている隣接トラツク
のパイロツト信号を、2H遅延回路を用いて分離
し、主走査トラツクとは異なる位置に記録された
隣接トラツクのパイロツト信号を時間的に分離
し、両隣接トラツクから再生されるパイロツト信
号のレベル比較を行なうことによつて、トラツキ
ングエラー信号を得ることができる。 このようなパイロツト信号を用いたトラツキン
グエラー検出方法では従来のコントロール信号を
用いない。前述の他の2つのトラツキングエラー
検出方法においても同様である。従つて、コント
ロール信号を用いない方式のVTRで、記録時に
複数のテープ速度をもつ時には、従来のテープ速
度判別方法を用いることはできない。 本発明の目的はコントロール信号を用いない、
新規なテープ速度判別方法を提供することにあ
る。 このため本発明によるテープ速度判別方法で
は、トラツク曲りを検出する信号とは別に、例え
ば垂直ブランキング期間内に他の信号を記録し、
この信号を用いてテープ速度の判別を行なうもの
である。また、垂直ブランキング期間内に記録す
る信号は、圧電素子上のヘツドで記録を行なう
際、2つのヘツドの相対的な高さ合わせを行なう
ために用いられる制御信号を兼用しても可能とな
るものである。 以下、圧電素子上にビデオヘツドを取付け、2
つのヘツドの相対的な高さ合わせを行なうために
用いられる制御信号を兼用して、テープ速度判別
を行う方法について説明する。 トラツク曲りに追従可能な制御を行なうために
はヘツドを圧電素子上に塔載する必要がある。圧
電素子は電圧を印加して変位させた後、印加電圧
を零にしても元の形にもどらないヒステリシス特
性を有する。このため、圧電素子上に塔載したヘ
ツドを2個以上有するVTRでは、記録時に各ヘ
ツド間の高さ合わせをする必要がある。2ヘツド
形ヘリカルスキヤン方式のVTRを例にとり、記
録時のヘツド高さを合わせる方法について説明す
る。 第1図及び第2図は記録時のヘツド高さ合わせ
の原理を説明するための図である。第1図におい
て1は磁気テープであり、矢印2の方向に移送さ
れる。A1,A2,…及びB1,B2…はそれぞれA及
びBヘツドで記録された記録磁化軌跡を示す。各
ヘツドは矢印3で示す方向に走査する。記録トラ
ツクの幅方向に実線で示してあるH信号位置は、
映像信号に含まれる水平同期信号(H信号)の記
録位置を示す。第1図に示す磁化パターンは、H
信号が記録トラツクの幅方向に直線上に並ぶ、い
わゆるH並びをした磁化軌跡を示しており、隣接
トラツク間でのH並びずれ量が1.5Hの時の例を
示してある(但し、1Hは1水平走査期間を示
す)。斜線で示す1.5Hの区間RA1,RB1,…は記録
時のヘツド高さ合わせとともに、テープ速度判別
に用いるパイロツト信号を記録している区間であ
り、再生時、映像信号のブランキング期間に入る
位置に設けられている。記録されるパイロツト信
号は、例えば100Hz近傍の比較的低周波の信号で
あり、FM変調された輝度信号に重畳されて記録
される。第1図に示す4は垂直同期信号の記録位
置を示す。従つて、同図より明らかなように、垂
直同期信号から一定量遅延させた位置にパイロツ
ト信号を記録することによつて、記録トラツクの
幅方向にパイロツト信号が並ばない磁化軌跡を得
ることができる。 RA1,RB1,…で示す1.5Hの記録期間の後の
PBA1,PBB1,…で示す1.5Hの区間は、記録時に
おける短期間再生の区間である。すなわち、ヘツ
ドがトラツクA1を記録する時には、通常の記録
を行なう場合の、RA1の間にはヘツド高さ合わせ
及びテープ速度判別のためのパイロツト信号を記
録し、PBA1で示す間は信号処理回路を再生状態
にする。こうすることによつて、後述するように
記録時における各ヘツド間の高さ差及びテープ速
度を検出することができる。 第2図にはA,B各ヘツド間の高さが異なる時
の記録磁化軌跡を示してある。ヘツドの走査は、
まず一つのヘツドがトラツクA1を記録し、それ
と180゜異なる位置に設けられた他のヘツドがトラ
ツクB1を記録し、続いて以下A2,B2,…と順次
記録されていく。ヘツドがトラツクB1を記録走
査中PBB1の区間は再生状態にされるため、この
時トラツクA1のRA1区間に記録されたパイロツト
信号を再生する。この時得られるパイロツト信号
の再生レベルは、A,Bのヘツド高さが同一の
時、すなわち第1図に示す磁化軌跡を形成する時
に再生されるレベルよりも大きい。なお第1図に
おいて、ヘツドがトラツクB1上をオントラツク
して走査する時、ヘツドはトラツクA1上を走査
しない。しかし、記録されているパイロツト信号
は比較的低周波の信号であるため、ヘツドが記録
トラツク上を再生走査しなくても、漏洩磁束によ
り隣接するトラツクに記録されているパイロツト
信号を再生することが可能である。第2図におい
て、ヘツドがトラツクB1を記録走査した後、次
にヘツドはトラツクA2を記録するが、この時の
短期間再生区間PBA2ではトラツクB1のRB1区間に
記録されているパイロツト信号を再生する。そし
て、この時に再生されるパイロツト信号の再生レ
ベルは、A,Bのヘツド高さが同一の時に再生さ
れるレベルに比べて小さい。つまり、第2図に示
す記録パターンでは、Bヘツドの短期間再生部で
再生されるパイロツト信号レベルの方が、Aヘツ
ドのそれよりも大きい。A,Bのヘツド高さが第
2図とは逆の場合、すなわち、AトラツクがBト
ラツク上に重なるようなヘツド高さ差をもつ時に
は、逆にAヘツドの短期間再生部で再生されるパ
イロツト信号レベルの方が、Bヘツドのそれより
も大きい。従つて、A,B各ヘツドの短期間再生
部で再生される各パイロツト信号の再生レベルを
比較し、該再生レベルが等しくなるようにどちら
か一方のヘツド高さを変化させれば、記録時にお
けるヘツド高さ調整が可能である。 圧電素子を用いてヘツドを可動する方式の
VTRでは記録時のヘツド高さ調整が不可欠であ
り、ヘツド高さ調整の方法として前述の短期間再
生の方法を用いる場合には、この時の記録磁化軌
跡は第1図に示すように、パイロツト信号が隣接
するトラツク間で並ばない磁化軌跡をとる必要が
ある。正確に表現するならば、パイロツト信号が
隣接するトラツク間で少なくとも並ばない部分を
有する磁化軌跡をとる必要がある。なぜならば、
パイロツト信号が隣接するトラツク間で少なくと
も並ばない部分を有すれば、該部分において隣接
トラツク上に記録されたパイロツト信号のみを、
分離して取り出すことができるからである。ま
た、第1図ではパイロツト信号の記録期間をH並
びずれ量と等しい1.5Hの区間としたが、例えば
0.5H或いはそれ以下の期間にのみパイロツト信
号を記録することも可能である。 第3図〜第5図に、パイロツト信号記録区間を
0.5Hとしたときの3つの異なるテープ速度で記
録したときの各磁化軌跡を示してある。磁化軌跡
のパターンは、ビデオ信号を記録するテープ幅、
テープ速度、回転ヘツドを内蔵したシリンダ径等
によつて決定されることは知られており、この場
合のようにテープ速度だけを変更すれば記録トラ
ツク巾TW、H並びずれ量は第3図〜第5図のよ
うに変化する。例えばテープ速度を遅くすれば、
トラツク幅はTW3、TW4、TW5を順次狭くなり、
H並びずれ量は少なくなる。図中、HBはビデオ
ヘツドであり、ヘツド巾はHTWである。第3図、
第4図及び第5図には、H並びずれ量が1.5H、
1.0H及び0.5Hの3種の記録パターンを示してい
る。第3図〜第5図における記録時の各テープ速
度をVt3、Vt4及びVt5とすれば、各テープ速度間
の関係は Vt3=3/2Vt4=3Vt5 となり、各トラツク幅TW3、TW4、及びTW5の関
係は TW3=3/2TW4=3TW5 となる。 各図における5,6及び7は垂直同期信号の記
録位置を示している。斜線で示すP3,P4及びP5
が前述のパイロツト信号であり、いずれも垂直同
期信号から同じ一定量だけ離れた位置に、0.5H
の区間にわたつて記録されている。テープ速度が
前述のVt3〜Vt5の各テープ速度をもつ時、最も遅
いテープ速度Vt5の時のH並びずれ量(ここでは
0.5H)と等しいか、あるいはそれ以内の期間に
パイロツト信号を記録すれば、いずれのテープ速
度においてもパイロツト信号がトラツクの幅方向
に並ばない磁化軌跡を得ることができる。なぜな
らば、垂直同期信号から一定量離れた位置に
0.5Hの区間にわたつてパイロツト信号を記録し
ても、0.5H以下の区間、例えば0.25Hの区間にわ
たつてパイロツト信号を記録しても、パイロツト
信号がトラツクの幅方向に並ぶことはない。逆に
0.5H以上の区間においてパイロツト信号が記録
されておれば、もつとも遅いテープ速度の時には
パイロツト信号がトラツクの幅方向で重複する部
分が生じ、この重複部分においてパイロツト信号
が並ぶことになるためである。なお、パイロツト
信号の記録位置をいずれの場合も垂直同期信号か
ら同じ一定量離れた位置に同じ量(記録長)だけ
記録する方法をとれば、パイロツト信号の記録回
路は同じ回路を用いることができる利点を有す
る。 次に、第3図〜第5図及び第6図を用いて、テ
ープ速度を判別する原理を説明する。 第6図uに示す信号は再生時の垂直同期信号で
ある。wに示す信号は再生時の水平同期信号に位
相同期した信号であり、例えばビデオ信号処理回
路に用いられているAFC回路の出力である。こ
こでは1H長を示すために用いている。x,y,
及びzはそれぞれ第3図、第4図及び第5図に示
す各磁化軌跡において、ヘツドがトラツクB1
を再生走査した時に得られるパイロツト信号の再
生出力である。P3B1,P4B1,P5B1は各磁化軌跡に
おいてトラツクB1から再生されるパイロツト信
号であり、P3A1〜P5A1及びP3A2〜P5A2はトラツク
A1及びトラツクA2上に記録されたパイロツト信
号の再生出力である。 隣接するトラツクA1及びA2から再生されるパ
イロツト信号の再生レベルは、記録トラツクの幅
と再生走査するヘツドの幅に影響される。実際に
2種類のテープ速度で移送される磁気テープ上
に、同一のヘツドで磁化軌跡を形成する場合に
は、記録トラツク幅とヘツド幅との関係は、例え
ば第3図及び第4図に示すごとくなる。第3図に
示すH並びずれ量1.5Hの磁化軌跡では、記録ト
ラツク幅TW3とヘツド幅TTWとは等しいが、第4
図に示すH並びずれ量1.0Hの磁化軌跡では、記
録トラツク幅TW4の方がヘツド幅HTWよりも小さ
い。第4図に示す磁化軌跡は、ヘツドHBの紙面
上での左端が直前の記録トラツクに重ね書きされ
るよう記録することによつて得ることができる。
第3図及び第4図に示す記録トラツク幅とヘツド
幅との関係で、ヘツドHBがトラツクB1を再生走
査した時に得られる各隣接トラツクA1及びA2
ら再生されるパイロツト信号のレベルは、第3図
と第4図とで異なる。しかし、記録トラツクとヘ
ツド幅との関係は設計時にあらかじめ分つている
ため、後述するように、パイロツト信号が再生さ
れる時間帯で再生された各パイロツト信号を増
幅、もしくは減衰させてレベル調整を行なえば、
ヘツド幅と記録トラツク幅に関係なく、隣接する
トラツクから再生されるパイロツト信号のレベル
を常に一定として取り扱うことができる。ここで
は特にことわらないかぎり、隣接するトラツクか
ら再生されるパイロツト信号の再生レベルは、記
録トラツク幅とヘツド幅とに関係なく、一定の値
で示してある。なお、記録時のテープ速度が3種
類の時には、例えば4ヘツド構成にし、第3図に
示す磁化軌跡を得るための2ヘツドと、第4図及
び第5図に示す磁化軌跡を得るための他の2ヘツ
ドを用いることにより、第3図〜第5図に示す磁
化軌跡を得ることができる。なおこの時、第4図
に示す各磁化軌跡とヘツド幅との関係は、テープ
速度が2種類の時に既に説明したような関係にす
れば良い。 第3図〜第5図における各パイロツト信号の記
録開始位置は、紙面の都合上垂直同期信号から
1H離れた位置に描いてあるが、実際には垂直同
期信号から任意の一定量離れた位置に記録するこ
とができる。第6図においては、垂直同期信号の
立下りから3H離れた位置から記録されたパイロ
ツト信号の再生出力を示してある。ヘツドがトラ
ツクB1上を再生走査する時、トラツクB1上に記
録されたパイロツト信号の再生出力は、垂直同期
信号の再生出力から常に一定時間遅れた位置で再
生される。これに対し、トラツクA1及びA2上に
記録された各パイロツト信号の再生出力は第3〜
5図よりあきらかなように、記録時のH並びずれ
量によつて垂直同期信号から異なつた時間位置に
再生される。従つて、隣接トラツク上に記録され
たパイロツト信号の再生出力を時間的に分離し、
所定の位置でパイロツト信号が再生されるか否
か、もしくは各時間帯で再生されるパイロツト信
号の相対レベル比較を行えば、記録時のテープ速
度を判別することができる。例えば、記録時のテ
ープ速度が第3図及び第4図で説明したVt3及び
Vt4の2種類の速度である時を例にとれば、この
時に再生されるパイロツト信号の出力形体は、第
6図x及びyに示すいずれかであり、同図に示す
時間t1においてパイロツト信号が再生されれば、
記録時のテープ速度はVt3であり、再生されなけ
ればVt4であることが判別できる。もしくは、t1
及びt2における再生パイロツト信号のレベルを相
対比較し、t1の時間に再生されるパイロツト信号
の再生レベルがt2の時間に再生されるそれよりも
大きければ、記録時のテープ速度はVt3であり、
再生レベルが逆の関係であるならば、記録時のテ
ープ速度はVt4であることが判別できる。この判
別は、再生時のテープ速度に関係なく行なうこと
ができる。それは、テープ走度に比し、回転ヘツ
ドの回転速度が十分速く、テープ走行方向に対す
るトラツクの角度がテープ速度が変化してもほと
んど変わらないからである。 テープ速度が第3図〜第5図に示す3種類の速
度を持つ時にも、t1〜t3に示す時間でのパイロツ
ト信号の再生レベルを順次比較していけば、記録
時のテープ速度を判別することができる。該方法
の詳細については後述する。 次に本発明によるテープ速度判別方法を実施し
た具体回路例について説明する。 第7図はパイロツト信号の記録回路例を示し、
第8図は第7図の各部の波形を示す。第7図にお
いて、端子8からは記録される映像信号から抜き
取つた垂直同期信号aが入力される。単安定発振
器(MM)9a、及び9bからなるゲートパルス
発生回路10は第8図b及cに示すように、垂直
同期信号からMM9aのパルス巾で決まる一定時
間遅れた位置に、MM9bのパルス巾を有するゲ
ートパルスcを作成する。なお本例では、テープ
速度に関係なく垂直同期信号の3H後に0.5H幅の
ゲートパルスを作成する例を示してある。回路1
1は発振回路であり、例えば周波数が約126kHz
(=8・fH、fH:水平同期信号の周波数)の連
続した正弦波のパイロツト信号が出力される。ス
イツチ71はゲートパルスcがハイレベルの期間
に導通状態となる電子スイツチであり、連続した
パイロツト信号から間欠のパイロツト信号dを作
成する。パイロツト信号dは加算回路70で端子
12から入力されるFM変調された輝度信号と低
域変換されたカラー信号を含む映像信号に重畳さ
れ、記録増幅回路13にて増幅される。これらの
混合信号は記録側に連続された記録、再生切換え
スイツチ72を経てビデオヘツド14に供給さ
れ、磁気テープ上に磁化軌跡として記録される。
記録回路は第7図に示す簡単な回路構成を用いる
ことにより、テープ速度に応じて第3図〜第5図
に示した各記録磁化軌跡を得ることができる。 次に再生回路例について説明する。 説明の便宜上、記録時のテープ速度が2種類の
時のテープ速度判別方法についてまず説明する。
第9図は記録時のテープ速度が2種類の時、例え
ば第3図及び第4図で説明したテープ速度Vt3
びVt4を判別する具体回路例である。第10図は
記録時のテープ速度がVt3、すなわち、第3図に
示す記録磁化軌跡を再生した時に得られる第9図
の各部の波形であり、第11図は第4図に示す記
録磁化軌跡を再生した時に得られる第9図の各部
の波形である。第9図において、ヘツド15は再
生ビデオヘツドである。ヘツド15にて再生され
た信号は記録、再生切換えスイツチ72の再生側
端子を経てヘツドアンプ16に入力され、増幅さ
れる。増幅された信号は、端子17から通常の再
生信号処理回路に入力され、再生画像信号として
複元されるとともに、ローパスフイルタ18を通
すことよつて、低周波のパイロツト信号だけが取
り出される。この時に得られる再生パイロツト信
号は、既に説明したように記録磁化軌跡によつて
異なり、記録時のテープ速度がVt3の時には第1
0図gに示す信号が、Vt4の時には第11図g′に
示す信号が得られる。 端子19からは、再生信号処理回路において再
生信号から取り出された垂直同期信号fが入力さ
れる。回路20及び21はゲートパルスh及びi
を発生するゲートパルス発生回路であり、それぞ
れ例えば第7図10で示したような回路構成をも
つ。ここで9aに相当するMMのパルス巾を異な
らせ、第6図t1とt2のように異なる時間にゲート
パルスが発生するように構成する。スイツチ73
及び74は、ゲートパルスh及びiがハイレベル
の期間に導通状態となる電子スイツチである。2
2は再生されたパイロツト信号g又はg′の正極性
信号を包絡線検波する検波回路であり、抵抗R、
電子スイツチ73,74、コンデンサC1,C2
ローパスフイルタ及びサンプルホールド回路を構
成している。スイツチ73が導通状態の時、検波
されたパイロツト信号は抵抗R及びコンデンサ
C1で積分され、再生レベルに応じた電荷がコン
デンサC1に充電もしくは放電される。スイツチ
73が不導通の時には、コンデンサC1に蓄えら
れた電荷はホールドされる。スイツチ74及コン
デンサC2についても同様の事が言える。コンデ
ンサC1,C2にホールドされた各電圧は増幅回路
23及び24に入力される。増幅回路23及び2
4は各コンデンサC1,C2のホールドされた電圧
を増幅すると共に、各ホールド電圧のレベル調整
をも行なつている。すなわち、異なるテープ速度
において記録された各磁化軌跡を再生する時、ヘ
ツドが主トラツクをオントラツクして再生走査す
る時に隣接トラツクから得られるパイロツト信号
の再生レベルが、記録時のテープ速度に関係なく
等しくなるようにレベル調整を行なつている。 増幅回路23及び24の出力j,k又はj′,
k′は各ゲートパルスh,iがハイレベルの期間に
再生されるパイロツト信号の再生レベルに応じた
電圧である。従つて、テープ速度Vt3で記録され
た磁化軌跡を再生する時には、第10図で示すよ
うに信号jの電圧が信号kの電圧よりも大きくな
り、記録時のテープ速度がVt4の時の磁化軌跡を
再生する時には第11図j′,k′に示すように逆の
関係になる。回路25は電圧比較回路であり、そ
の出力は記録時のテープ速度がVt3の時にハイレ
ベル電圧を、Vt4の時にはローレベルを端子26
に出力する。端子26に得られる電圧は、図示し
ていないがテープ送り速度を制御するキヤプスタ
ン制御系に供給される。記録時のテープ速度が2
種類の時には、再生開始時において上記2種類の
テープ速度の内いずれか一方のテープ速度で再生
し、この時端子26から得られるハイもしくはロ
ーレベルの出力に応じてテープ送り速度を切換え
れば、記録時と同じテープ速度で再生を行なうこ
とができる。すなわち、再生時におけるテープ速
度の自動切換えが実現できる。 次に記録時のテープ速度が3種類ある時のテー
プ速度判別方法について説明する。第12図はそ
れを実施したテープ速度判別回路の構成例であ
り、第13図は第12図の各部の波形を示す。端
子27からはヘツドアンプ回路で増幅された再生
ビデオ信号が入力される。ヘツドアンプ回路以前
の構成は第12図には示していないが、第9図で
説明した構成と同じ構成をとる。回路28はパイ
ロツト信号だけを取り出すローパスフイルタであ
る。再生パイロツト信号は、第13図m,n,o
に示すいずれかの信号が出力される。該信号は記
録時のテープ速度によつて異なり、ここでは第3
図、第4図、第5図で示した磁化軌跡に応じて、
m,n,oの信号を対応させている。回路29は
検波回路であり、再生パイロツト信号の正の信号
だけを包絡線検波により取り出す。回路30,3
1,32はサンプルホールド回路であり、第9図
で示した抵抗R、スイツチ73、コンデンサC1
で示したものと同様の構成をとる。サンプルパル
ス(ゲートパルス)は第13図p,q,rで示す
タイミングのパルスとしてであり、同図1に示す
再生時の垂直同期信号から前述の実施例と同様2
個のMMにより作成される。33,34,35は
第9図で既に説明したレベル調整用の増幅回路で
ある。回路36は電圧比較回路であり、増幅回路
33,34の各出力電圧を比較する。したがつ
て、回路36の出力は、再生パイロツト信号が第
13図に示すmの形であればハイレベルを、nの
形であればローレベルを出力する。電子スイツチ
75は電圧比較回路36の出力がハイレベルの時
には増巾器33の出力を通過させ、ローレベルの
時には増巾器34の出力を通過させる。37は電
圧比較回路であり、スイツチ75を通過した信号
と増幅回路35の電圧レベルとを比較する。電圧
比較回路37の出力は再生パイロツト信号が第1
3図oに示す形の時ローレベルとなり、m及びn
で示すパイロツト信号が再生される時にはハイレ
ベルとなる。なぜならば、再生パイロツト信号が
oの時、増巾器35の出力はパイロツト信号の再
生レベルに応じた電圧値をもつが、この時にスイ
ツチ75から得られる信号は、通過する信号がい
ずれであつても零電圧に等しいノイズレベルの電
圧値である。また、再生されるパイロツト信号が
mもしくはnの形であれば、増幅器35の出力は
ノイズレベルの電圧値であり、一方スイツチ75
はパイロツト信号が再生された方のハイレベルの
信号を出力するためである。 記録時のテープ速度と端子38,39に現われ
る電圧比較回路36および37の出力の電圧値と
の関係を表1に示す。表1では電圧比較回路37
の出力がローレベルLの時、同36の出力がハイ
レベルHもしくはローレベルとなり得ることを示
しているが、これは増幅器33,34の両出力が
ノイズレベルの信号の時、電圧比較回路36の出
力がどちらになるかわからないためである。表1
に従い、2つの電圧比較回路36,37の出力モ
ードから記録時のテープ速度が3種類の時でも、
テープ速度を判別することが可能となる。
【表】 一般に記録時のテープ速度がn種類ある時で
も、第12図で示したサンプルホールド回路や電
圧比較回路などを追加すれば、同様の考え方によ
つて速度の判別が可能である。 また、これまでの説明では、各ゲート期間にお
けるパイロツト信号の再生レベルを相対比較する
ことによつて、記録時のテープ速度を判別する方
法について述べたが、テープ速度が2種類の時に
はどちらか一方のゲート期間において得られる再
生パイロツト信号のレベルと、基準電圧とを比較
することによつても、記録時のテープ速度を判別
することができる。 なお、本発明の実施例を説明するにあたり、前
述の第3図〜第5図に示した記録パターンでは、
パイロツト信号が隣接するトラツク間で並ばない
例を用いて説明した。しかしパイロツト信号の一
部が隣接するトラツク間で並んでいても、並ばな
い部分があれば該部分において隣接トラツク上の
パイロツト信号だけを分離して再生することがで
きることは、ヘツド高さ調整を説明する項で既に
述べたとおりである。 また、これまでの説明では、ヘツドを圧電素子
によつて可動とする方式のVTRを主として説明
してきたが、ヘツドを可動としない方式のVTR
においても本発明は適用可能である。ヘツドを可
動としない方式のVTRでは、ヘツド高さ合わせ
用のパイロツト信号を必要としない。しかしこの
時にも、コントロール信号を用いないトラツキン
グ制御系を構成するならば、コントロール信号代
りのパイロツト信号(トラツク曲りも検出が可
能)と共に、テープ速度判別用のパイロツト信号
を記録しておけば、テープ速度の判別が可能であ
る。さらには、ヘツドを可動としない方式の
VTRにおいて記録するテープ速度判別用のパイ
ロツト信号の記録位置を、ヘツドを可動とする方
式のVTRで用いる、記録時のヘツド高さ合わせ
用のパイロツト信号の記録位置と等しくしておけ
ば、テープパターン上の互換性が保たれる利点を
有する。トラツキング制御のためにパイロツト信
号を記録しない前述の(1)および(2)の方法による場
合には、テープ速度検出専用に前述のようなパイ
ロツト信号を記録することによつて同様な速度判
別が可能となる。 以上の説明で明らかなように、本発明によれば
記録トラツクの幅方向に互いに並ばないように記
録されたパイロツト信号を用いて、記録時のテー
プ信号を判別することが可能であり、コントロー
ル信号が記録されない場合においてもテープ速度
の自動判別が可能である。 さらには、テープ速度判別用のパイロツト信号
は、ヘツドを高さ方向に変位可能なVTRで用い
る記録時のヘツド高さ調整用のパイロツト信号を
兼用して用いることができる利点を有する。 また、数種のテープ速度で記録することができ
る場合、最も遅いテープ速度で記録された磁化軌
跡のH並びずれ量に等しいか、もしくはH並びず
れ量以内の記録長でパイロツト信号を記録すれ
ば、パイロツト信号の記録回路は各種のテープ速
度において同一の回路を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図および第5図は、本発
明による磁気記録再生装置のテープ速度判別方法
を用いた場合の記録パターン例を示す図、第2図
は本発明の一実施例における記録時のヘツド位置
合わせの原理を説明するための記録パターン図、
第6図は同実施例におけるテープ速度判別の原理
説明のための再生波形図、第7図は同実施例にお
けるパイロツト信号記録回路を示すブロツク図、
第8図は第7図の要部波形図、第9図はテープ速
度の判別を行う同実施例における再生回路を示す
ブロツク図、第10図および第11図は第9図の
要部波形図、第12図は本発明による一実施例の
再生回路を示すブロツク図、第13図は第12図
における要部波形図である。 1……磁気テープ、A1,B1,A2,B2……磁化
軌跡、RA1,RB1,RA2,RB2…,P3,P4,P5……
パイロツト信号記録部、10……ゲートパルス発
生回路、11……発振回路、14,15……ビデ
オヘツド、18……ローパスフイルタ、20,2
1……ゲートパルス発生回路、22……検波回
路、25……電圧比較回路、70……加算回路、
71,73,74……電子スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 情報信号を記録再生する回転ヘツドを備えた
    シリンダ上に異なる2以上の走行速度で移送され
    る磁気テープを斜めに巻き付け、前記磁気テープ
    上に情報信号を不連続な記録トラツクとして記録
    するとともに、前記回転ヘツドにより前記2以上
    のいずれのテープ走行速度においても記録トラツ
    クの巾方向に少なくとも並ばない部分を有するよ
    うに、かつ前記2以上のテープ走行速度のそれぞ
    れにおいて記録トラツクの長手方向においては隣
    接するトラツク間で記録間隔が異なるようパイロ
    ツト信号を記録し、再生時再生されたパイロツト
    信号の所定位置の再生レベルを判別することによ
    り記録時のテープ走行速度を判別することを特徴
    とする磁気記録再生装置のテープ速度判別方法。 2 再生されたパイロツト信号の2以上のテープ
    走行速度のそれぞれに対応して異なる時刻におけ
    る再生レベルを相対比較することにより記録時の
    テープ走行速度を判別することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置のテー
    プ速度判別方法。 3 再生されたパイロツト信号の所定位置の再生
    レベルを基準値と比較することにより記録時のテ
    ープ走行速度を判別することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置のテープ
    速度判別方法。 4 情報信号が同期信号を含む映像信号であり、
    再生信号より分離された垂直同期信号より所定の
    間隔でゲート信号を形成し、前記ゲート信号によ
    つて再生されたパイロツト信号をホールドし、前
    記ホールドされた信号レベルを判別することによ
    り記録時のテープ走行速度を判別することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生
    装置のテープ速度判別方法。 5 2以上の異なるテープ走行速度の各々におけ
    るパイロツト信号の記録長さを、これらの走行速
    度のうち最も遅いテープ走行速度で記録した時に
    形成される磁化軌跡のH並びずれ量と等しいか或
    いはそれ以下に設定したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置のテープ
    速度判別方法。 6 記録トラツクの巾方向に変位可能な2つの回
    転ヘツドを備え、前記2つのヘツドの相対的な高
    さ合わせのための高さずれ検出のための信号をパ
    イロツト信号として用いたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置のテー
    プ速度方法。
JP56199300A 1981-12-09 1981-12-09 磁気記録再生装置のテ−プ速度判別方法 Granted JPS58100255A (ja)

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