JPH02276186A - 高周波誘導加熱装置 - Google Patents

高周波誘導加熱装置

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JPH02276186A
JPH02276186A JP9707489A JP9707489A JPH02276186A JP H02276186 A JPH02276186 A JP H02276186A JP 9707489 A JP9707489 A JP 9707489A JP 9707489 A JP9707489 A JP 9707489A JP H02276186 A JPH02276186 A JP H02276186A
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JP
Japan
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heating coil
coil
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induction heating
high frequency
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JP9707489A
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Mitsuru Kikuchi
満 菊池
Toshihiro Yokoo
敏浩 横尾
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DKK Co Ltd
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Denki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、高周波発振部に高速でターンオン、ターンオ
フする複数のスイッチング素子を使用したインバータ型
の高周波誘導加熱装置に関し、特に、出力端の加熱コイ
ルが溶断したときの保護手段を備えた高周波誘導加熱装
置に関する。
b、 従来の技術 従来、周波数が10kHz以上の高周波誘導加熱装置に
は、真空管が使用されていたが、ターンオン、ターンオ
フ時間の短い静電誘導形トランジスタ、電力用MOS 
 )ランジスタ(MOS FET)、バイポーラ形MO
S PETまたはIGBT (insulated g
ate bipolar transistor)など
高速でスイッチングできる電力用半導体スイッチング素
子の出現により、高周波発振部にそれらの素子を使用し
たインバータ型の高周波誘導加熱装置が普及してきてい
る。
第3図は従来の高周波誘導加熱装置の回路構成を示す。
同図において、1は直流電源部、2は前記スイッチング
素子2a、 2aを使用し、電圧型または電流型(同図
は電圧型)の単相ブリッジで構成した高周波発振部、3
は直列共振回路3aを有すると共に、出力側に低電圧、
大電流を送出するための出カドランス3bを有する整合
部、4は高周波磁束を発生させる加熱コイルで、負荷で
ある被加熱物5を加熱する。
6は高周波発振部2を制御する制御回路部であり、該制
御回路部6は、整合部3の共振回路3aのなかのコンデ
ンサC1の両端の高周波電圧を、フィードバックトラン
ス7を介してフィードバックされている。
この高周波誘導加熱装置は、直流を高周波発振部2で、
高周波交流にし、その出力を整合部3において直列また
は並列(第3図は直列)共振回路3aを利用して高周波
の高電圧または大電流を発生させこれを出カドランス3
bを介して加熱コイル4に供給する。
加熱コイル4には高周波低電圧の大電流が流れて、高周
波磁束が発生し、負荷の被加熱物5はうず電流損やヒス
テリシス損によって加熱される。
この装置の前記制御回路部6は、高周波発振部2に高速
でスイッチングする自己消弧型型のスイッチング素子2
a、 2aを使用しているので、該高周波発振部2の出
力電圧と出力電流の位相が常に同位相になるよう、すな
わち高周波出力の力率が1.0になるように、内部にP
LL(phase 1ocked 100P)回路を使
用した自動周波数追従回路によって制御し、同装置を最
大の効率で動作するようにしている。
C6発明が解決しようとする課題 しかしながら、この種の高周波誘導加熱装置の前記加熱
コイル4には、数1000アンペア以上の高周波電流が
流れるため、麗々同加熱コイル4が溶断される。この場
合、同装置は該加熱コイル4の溶断によって、高周波発
振部2側から見た負荷状態が急激に変化し、制御回路部
6内の自動周波数追従回路の動作も追従しきれずに、制
御不能になるという問題点があった。
また、このため高周波発振部2を構成するスイッチング
素子2a、 2aのスイッチングのタイミングによって
は、最大定格値を超えたサージ電圧や過電流が前記スイ
ッチング素子2a、 2aに加わり、屡々該素子2a、
 2a、または同素子の駆動回路部2b、 2bを破損
させるという問題点があった。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的は前
記問題点を解消し、加熱コイルが溶断したとき、装置内
のスイッチング素子などを保護すると共に、同装置を保
護するため、その運転を停止させる保護手段を備えた高
周波誘導加熱装置を提供することにある。
d、 課題を解決するための手段 前記目的を達成するための本発明の構成は、高周波発振
部に高速でターンオン、ターンオフする複数のスイッチ
ング素子を使用し、これを制御手段により制御してなる
インバータ型の高周波誘導加熱装置において、 (1)加熱コイルに並列に、該加熱コイルに比べて充分
大きいインダクタンスを有する保護コイルを設け、前記
加熱コイルの溶断時に前記装置を保護するようにしたこ
とを特徴とする。
(2)加熱コイルに並列に、該加熱コイルに比べて充分
大きいインダクタンスを有する保護コイルを設けると共
に、 前記制御手段に、前記装置の出力周波数を検知する周波
数検知手段を設け、前記加熱コイルの溶断時における出
力周波数を検知し、この検知信号を基に前記装置の運転
を停止させるようにしたことを特徴とする。
e、 作用 第1図は、本発明による高周波誘導加熱装置の要部の構
成を示す回路図である。同図において、整合部3の出カ
ドランス3bの2次側に接続されている加熱コイル4に
並列に、該加熱コイル4に比べて充分大きいインダクタ
ンスを有する保護コイルlOを取り付ける。これによっ
て、加熱コイル4が溶断したときも、瞬時に、該保護コ
イル10が加熱コイル4の役割を果たすことになる。す
なわち、同装置の制御回路部6内の自動周波数追従回路
も追従動作し、同装置に対し制御し続け、このため制御
不能に陥ることはない。
また、保護コイル10のインダクタンスは、加熱コイル
4のそれに比べて少なくとも数10倍以上の値を持たせ
ているので、加熱コイル4が溶断し、保護コイル10で
動作しているときの出力周波数は、加熱コイル4で動作
しているときの周波数よりも低下する。
このため、該保護コイル10での動作となったときの出
力周波数を周波数検知手段により検知し、この検知信号
を基に高周波発振部の駆動を停止し、同装置の運転を停
止させる。
f、実施例 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を例示的に
詳しく説明する。
第2図は本発明の一実施例を示し、周波数が40kHz
〜60kHzで、静電誘導形トランジスタを高周波イン
バータのスイッチング素子として使用した出力が200
kWの高周波誘導加熱装置の回路構成図である。
同図において、直流電源部11には電源制御回路部12
により制御されるサイリスタ整流器13を使用し、高周
波発振部14は複数の静電誘導形トランジスタ15゜1
5を使用した電圧型の単相ブリッジ構成のインバータ回
路になっており、該トランジスタ15.15はそれぞれ
の駆動回路部16.16により駆動される。高周波発振
部14の出力は整合部17に送出される。この整合部1
7は40k)lz〜60kHzのひとつの周波数で直列
共振するコンデンサ回路19と、出カドランス20と、
前記コンデンサ回路19のなかのコンデンサCの両端の
高周波電圧をフィードバックするためのフィードバック
トランス21とからなる。この整合部17は、直列共振
回路で発生した高周波高電圧を出カドランス2001次
側に入力し、該出カドランス20を介して被加熱物22
を含む負荷側23に高周波電力を供給する。出カドラン
ス20の2次側には、加熱コイル24と並列に保護コイ
ル10が接続されており、この加熱コイル24に低電圧
、大電流の高周波電力を供給している。
制御回路部25は、前記高周波発振部14を発振制御す
るためのPLL回路を使用した自動周波数追従回路を有
し、前記各駆動回路部16.16を駆動すると共に、前
記整合部17のフィードバックトランス21からのフィ
ードバックにより、周波数を検知しながら所定周波数の
出力電圧と出力電流の位相が完全に一致させるように作
動し、かつ、検知した周波数が所定周波数より大きく変
化したときは、その検知信号により駆動回路16.16
を介して、前記トランジスタ15.15のゲートを遮断
し、前記高周波発振部14の駆動を停止させるように動
作する。
次に、本実施例の試験結果を示す。
この試験は、前記保護コイル10のインダクタンスを、
加熱コイル24のインダクタンスの約300倍の6μH
とし、被加熱物22を同加熱コイル24で加熱した状態
での供試高周波誘導加熱装置の駆動周波数は47kHz
 (実測値)であった。次に、同加熱コイル24の回路
を開いて、保護コイル10のみの場合の周波数は実測値
で41kllzとなり、約15%の周波数の低下があっ
た。そして、この周波数になったとき、前記制御回路部
25は高周波発振部14の駆動を停止させ、供試誘導加
熱装置の運転を停止させた。
また、前記加熱コイル24に並列に保護コイル10を接
続しても、保護コイル10のインダクタンスが加熱コイ
ル24に比べて大きいので、同誘導加熱装置の効率の低
下は殆どみられなかった。
さらに、実際に加熱コイル24を溶断させた過程におい
て、同誘導加熱装置は該加熱コイル24の溶断と同時に
、保護コイルlOのみで動作しながら運転を停止した。
その間、制御回路部25内の自動周波数追従回路も制御
不能にならず動作し続けたという結果を得ている。
なお、本発明の技術は前記実施例における技術に限定さ
れるものではなく、同様な機能を果たす他の態様の手段
によってもよく、また本発明の技術は前記構成の範囲内
において種々の変更、付加が可能である。
g0発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、高周波
誘導加熱装置の出力端の加熱コイルに並列に、同加熱コ
イルに比べて充分大きいインダクタンスを有する保護コ
イルを設けたので、加熱コイルの溶断時においても、同
装置は制御手段により正常に制御され、同装置に使用さ
れているスイッチング素子などを破損させることはなく
、これを保護する。
また、制御手段に、同装置の出力周波数を検知する手段
を設け、加熱コイルの溶断時における出力周波数を検知
して、この検知信号を基に同装置の運転を停止させるよ
うにしたので、同装置を充分保護することができる。こ
れにより、同装置の保護協調の信頼性もより高いものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による高周波誘導加熱装置の要部構成を
示す回路図、第2図は本発明の一実施例を示す高周波誘
導加熱装置の回路構成図、第3図は従来の高周波誘導加
熱装置の回路構成図である。 4.24・・・加熱コイル、10・・・保護コイル、1
9・・・コンデンサ回路、 21・・・フィードバックトランス、 25・・・制御回路部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)高周波発振部に高速でターンオン、ターンオフする
    複数のスイッチング素子を使用し、これを制御手段によ
    り制御してなるインバータ型の装置において、 加熱コイルに並列に、該加熱コイルに比べて充分大きい
    インダクタンスを有する保護コイルを設け、前記加熱コ
    イルの溶断時に前記装置を保護するようにしたことを特
    徴とする高周波誘導加熱装置。 2)高周波発振部に高速でターンオン、ターンオフする
    複数のスイッチング素子を使用し、これを制御手段によ
    り制御してなるインバータ型の装置において、 加熱コイルに並列に、該加熱コイルに比べて充分大きい
    インダクタンスを有する保護コイルを設けると共に、 前記制御手段に、前記装置の出力周波数を検知する周波
    数検知手段を設け、前記加熱コイルの溶断時における出
    力周波数を検知し、この検知信号を基に前記装置の運転
    を停止させるようにしたことを特徴とする高周波誘導加
    熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05752U (ja) * 1991-06-27 1993-01-08 富士電子工業株式会社 高周波加熱装置
WO2008044512A1 (fr) * 2006-10-05 2008-04-17 Tokyo Institute Of Technology Alimentation électrique pour chauffage par induction

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008044512A1 (fr) * 2006-10-05 2008-04-17 Tokyo Institute Of Technology Alimentation électrique pour chauffage par induction
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