JPH0227586Y2 - - Google Patents

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JPH0227586Y2
JPH0227586Y2 JP3430784U JP3430784U JPH0227586Y2 JP H0227586 Y2 JPH0227586 Y2 JP H0227586Y2 JP 3430784 U JP3430784 U JP 3430784U JP 3430784 U JP3430784 U JP 3430784U JP H0227586 Y2 JPH0227586 Y2 JP H0227586Y2
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JP
Japan
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cable
base
hole
rotary table
display unit
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JP3430784U
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JPS60146385U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 ・ 考案の技術分野 本考案は表示装置などの自由に回動できる首振
り装置のケーブル保持構造に関するものである。
・ 技術の背景 表示装置は、その設置位置とオペレータとの関
係および外部光線との関係によつてその表示ユニ
ツトの方向を自由に変化させることができるよう
に首振り機能を備えた首振り装置上に支持するの
が好ましい。さてこの表示装置において、設置ス
ペースや外観を考慮して首振り装置の中に信号ケ
ーブルと電源ケーブルとを挿通して表示ユニツト
にケーブルを接続するのが普通である。このよう
な回動する表示ユニツトにケーブルを接続する場
合、ケーブルの保護と表示ユニツトの回動範囲お
よび首振りに必要なトルク力とに充分な配慮を必
要とする。
・ 従来技術と問題点 第1図および第2図は従来例を示す図であり、
第1図は表示装置の側面図、第2図は第1図の首
振り機構部の横断面図をそれぞれ示すものであ
る。
第1図および第2図において、1は表示ユニツ
ト、2は表示ユニツトを載置する回転台、3は回
転台2の中央部に設けた透孔、4は回転台2を回
動自在に取付けた基台、5は基台4から透孔3を
挿通して表示ユニツト1へ導かれるケーブルをそ
れぞれ示すものである。
第1図および第2図において、度々回動する表
示ユニツト1にケーブル5を接続することになる
為、よじれ、ねじれ、摩擦などが部分的に集中し
ケーブルの損傷が早いものであつた。さらに表示
ユニツト1はケーブル5のねじれを配慮する必要
からその回動範囲は狭くなり、しかも首振りに必
要なトルク力はケーブル5の曲げ抗力に直接影響
されて一定のトルク力を保つことができないとい
う欠点もあつた。これらを防止する方法として
は、カールコードあるいは可撓性の良いケーブル
を用いる方法もある。しかしカールコードはケー
ブル同士のからみ付きが問題となり、その収納に
は大きなスペースと保持構造とが必要になり首振
り装置は複雑でコンパクトにできないものであつ
た。又可撓性の良いケーブルは極めて不経済であ
り、その製作は困難なものであつた。
・ 考案の目的 本考案は上記従来の欠点に鑑み、ケーブルの保
護と表示ユニツトの広い回動範囲とを得ることが
できる首振り装置のケーブル保持構造を提供する
ことを目的とするものである。
・ 考案の構成 そしてこの目的は本考案によれば、基台と該基
台に立設された軸に水平方向に回動自在に枢着さ
れた回転台とから成る首振り装置において、 回転台にはケーブルを外部へ導く透孔と、透孔
の一端から斜め下方へ向つて透孔に添設されたケ
ーブルガイドと、ケーブルガイド部でケーブルを
固定するケーブル固持具と、ケーブル同士の巻付
きを防止する案内棒とを設け、基台から回転台へ
導くケーブルを前記軸を中心とする略うず巻状に
して前記首振り装置内部に配置させたことを特徴
とする首振り装置のケーブル保持構造を提供する
ことによつて達成される。
・ 考案の実施例 以下本考案実施例を図面に基づいて説明する。
第3図および第4図は本考案の1実施例を示す
図であり、第3図は首振り装置のケーブル保持構
造を説明するための平面図、第4図は第3図のA
−A′断面図をそれぞれ示すものである。
第3図および第4図において、6は表示ユニツ
トを載置する回転台、7は表示ユニツトへケーブ
ルを導く為に回転台6に設けられた透孔、8は表
示ユニツトへ導くケーブルの急激な屈曲を避ける
為に透孔7の一端から斜め下方に向かつて透孔7
に添設されたケーブルガイド、9はケーブルガイ
ド8上でケーブルを固定するバンド、10は回転
台6を回動自在に装着された基台、11は回転台
6の中心部を枢着する為に基台10に立設された
軸、12は回転台6の回動に対して巻数が変化す
るように基台10と透孔7間で軸11を中心とす
る略うず巻状に配置されたケーブル、13は基台
10から例えば電子計算機装置に接続される外部
ケーブル、14はケーブル12の回動においてケ
ーブル12同士の巻付きを防止する為に回転台6
に設けられた案内棒をそれぞれ示すものである。
第3図および第4図において、ケーブル12は
信号ケーブル12aと電源ケーブル12bとから
成り所々を糸あるいはテープなどで束ねるとよ
い。第3図において、ケーブル12はケーブルガ
イド8にバンド9で固定されている為に回転台6
の回動に対して表示ユニツト内部のケーブル配置
には直接影響を与えないものである。
次に第5図に基づき、回転台6の回動によりケ
ーブル12の巻数が変化されてゆく状態を説明す
る。
同図aは回転台6が左方向に180゜回転した状態
を示すものであり、ケーブル12は2回巻とな
る。同図bは基台10に対し表示面が正面に位置
する通常の状態を示すものであり、ケーブル12
は2回巻となる。同図cは回転台6が右方向に
180゜回転した状態を示すものであり、ケーブル1
2は3回巻となる。又案内棒14は同図cに示す
ように巻数が増える場合、中心部にケーブル12
が巻付かないようにしてケーブル12同士の摩擦
を小さくすることができるといつた利点がある。
第5図において、ケーブル12は回転台6の回
動位置に対応して巻数を変化させるものであるか
ら、そのよじれ、ねじれ、摩擦などがほぼ均一に
分散し、さらにケーブル12の曲げ抗力は極めて
小さくなるものである。さらに360゜の回転が可能
になり、カウンタをはさんでお客に表示面を見せ
るような用途の端末装置に有利なものとなる。
・ 考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案の首振り
装置のケーブル保持構造は簡易構成で、ケーブル
の保護と表示ユニツトの広い回動範囲とを得るこ
とができるといつた種々実用的効果の大なるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示す図であり、
第1図は表示装置の側面図、第2図は第1図の首
振り機構部の横断面図、第3図および第4図は本
考案の1実施例を示す図であり、第3図は首振り
装置のケーブル保持構造を説明するための平面
図、第4図は第3図のA−A′断面図、第5図は
回転台の回動によりケーブルの巻数が変化されて
ゆく状態を示す説明図である。 6……回転台、10……基台、11……軸、1
2……ケーブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基台10と該基台に立設された軸11に水平方
    向に回動自在に枢着された回転台6とから成る首
    振り装置において、 回転台にはケーブル12を外部へ導く透孔7
    と、透孔の一端から斜め上方へ向つて透孔に添設
    されたケーブルガイド8と、ケーブルガイド部で
    ケーブルを固定するケーブル固持具9と、ケーブ
    ル同士の巻付きを防止する案内棒14とを設け、
    基台から回転台へ導くケーブル12を前記軸を中
    心とする略うず巻状にして前記首振り装置内部に
    配置させたことを特徴とする首振り装置のケーブ
    ル保持構造。
JP3430784U 1984-03-09 1984-03-09 首振り装置のケ−ブル保持構造 Granted JPS60146385U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3430784U JPS60146385U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 首振り装置のケ−ブル保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3430784U JPS60146385U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 首振り装置のケ−ブル保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60146385U JPS60146385U (ja) 1985-09-28
JPH0227586Y2 true JPH0227586Y2 (ja) 1990-07-25

Family

ID=30537553

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3430784U Granted JPS60146385U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 首振り装置のケ−ブル保持構造

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JP (1) JPS60146385U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60146385U (ja) 1985-09-28

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