JPH0227553B2 - Bennokaidoshijisochi - Google Patents

Bennokaidoshijisochi

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JPH0227553B2
JPH0227553B2 JP10039580A JP10039580A JPH0227553B2 JP H0227553 B2 JPH0227553 B2 JP H0227553B2 JP 10039580 A JP10039580 A JP 10039580A JP 10039580 A JP10039580 A JP 10039580A JP H0227553 B2 JPH0227553 B2 JP H0227553B2
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JP
Japan
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opening
indicator
valve
threaded portion
ring
Prior art date
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JP10039580A
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English (en)
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JPS5725581A (en
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Masaru Tanaka
Masataka Machida
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Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスピンドルが上下動をせず回転動のみ
可能とした内ネジ式の弁部材を備えたゲート弁に
おける開度指示装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、内ネジ式の弁においては、ハンドル並び
にスピンドルが上下動をしないため、外観からだ
けでは、弁の開閉状態は判断が困難であつた。こ
の問題を解決したものとして、開度指示装置を装
着した弁がすでに実公昭45−3230号や実公昭48−
28335号等に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記実公昭48−28335号に開示
されている開度指示装置ではつぎのような問題点
を有している。
(1) 弁の開度指示板が装着されている方向からで
ないと開度状態が確認できない。すなわちある
方向だけからしか開度状態が確認できない。
(2) 開度指示板が弁軸に平行して突出しているた
めに破損したり操作の邪魔になる場合がある。
(3) 弁軸の上部のネジ部Bが露出しているので、
何かの原因でこのネジ部が損傷して使用できな
くなる場合が多々ある。
一方、実公昭45−3230号に開示されている装置
は、実公昭48−28335号開示のそれの改良タイプ
となつているが、上記、(2)、(3)については解決さ
れているものの、(1)の問題点が解決されていな
い。すなわち、目盛窓に設けられた目盛と指示金
具が設けられている方向だけからしか開度状態が
確認できない機構になつている。
本発明は以上のような従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、その目的は、極めて簡単な構造
を有しているとともに、作用が確実で、弁の開度
状態をあらゆる方向から明瞭に確認できるよう
に、さらに改良された弁の開度指示装置を提供す
ることにある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者等は上記従来技術の問題点を解決すべ
く種々検討を重ねた結果、あらゆる方向から弁の
開度状態が確認できる、構造が簡単なゲート弁の
開度指示装置を発明するに至つた。
すなわち、本発明は、第1図及び第2図にもと
づいて説明すると、操作用のハンドル5が上端部
に固定して設けられ、回転はするがその軸線方向
には移動しない弁軸4の上端部付近には、開度指
示装置用のオネジ部Bが、下半部には、軸線方向
に移動はするが回転しない弁部材6のメネジ部6
Cと係合するオネジ部Aが設けられ、該オネジ部
Aに対するオネジ部Bのピツチは1/3〜1/10
程度のフアインピツチに選定されている弁に装着
され、その構造が該オネジ部Bには、オネジ部B
を保護するように固定配置された透明材質からな
る開度指示筒10と協働する開度指示リング7が
螺合され、さらに開度指示筒10の上端部をカバ
ーする筒状カバー14が、ハンドル5の内部に一
体的に設けられてなり、かつ、開度指示リング7
の周側面には全周にわたつて指示線8が標示さ
れ、また開度指示筒10の周側面には、同様に複
数の指示目盛12が標示されていることを特徴と
するゲート弁用の開度指示装置に関するものであ
る。
本発明の特徴は、開度指示リングの周側面に全
周にわたつて標示された指示線と、透明材質から
なる開度指示筒の周側面に同様に設けられた複数
の指示目盛とを協働させることにより、あらゆる
方向から弁の開度状態を明瞭に確認できるように
したことである。
〔作用〕
つぎに弁の作用について第1図及び第2図に基
づき説明する。弁軸4のオネジ部AとBとは、共
に左ネジに選定されていて、弁軸4を左廻りの方
向に回転させると弁部材6が上方に移動し流路1
3は開かれる。反対に、弁軸4を右廻りの方向に
回転させると弁部材6は下方に移動し流路13は
閉じられる。したがつて、ハンドル5により弁軸
4を左方向に廻せば、弁部材6と開度指示リング
7は上昇し、逆に右廻りに弁軸4を廻せば弁部材
6と開度指示リング7は下降する。
オネジ部Bのピツチをオネジ部Aのピツチの
1/3〜1/10に選定しておけば、開度指示リン
グ7の昇降距離は弁部材6の昇降距離の1/3〜
1/10となり、弁軸4の長さを特に長くする必要
がなくなる。
従つて、以上のような操作により、開度指示リ
ング7を上下動させ、その周側面に標示された指
示線8を開度指示筒10の周側面に標示された指
示目盛12と合わせることにより、すなわち、そ
れら両者の協働作用により、弁の開度を調節する
ことができ、かつ、その開度状態を開度指示装置
を見るだけで確認することができる。
〔実施例〕
以下に、第1図及び第2図に示した好適な1実
施例の、開度指示装置を装着した仕切弁にもとづ
いて、本発明をさらに詳細に説明する。
図面において、1は弁本体であつて、その上端
部には水平フランジ部1aが一体的に構成され、
このフランジ部1aに対し、ボンネツト2が数本
の締付用ボルト・ナツトによつて、再離脱可能に
締結されている。なお、これらの締付用ボルト・
ナツトは本図に2本の1点鎖線20′により、そ
の位置のみを略示してある。
1bはOリングであつて、水平フランジ部1a
とボンネツト2との間に介装され、両者間におい
て流体の漏れが生じるのを効果的に防止してい
る。
ボンネツト2の上面には同心状の環状突起2a
が一体に構成され、その内部2bににはメネジ部
が切つてあり、弁軸抑え3がその所にネジ結合に
よつて着脱可能に取りつけてある。
4は弁軸であつて、下半部には弁部材6の上端
に近いその一部の周面の内面のメネジ部6Cと螺
合するオネジ部Aが設けられ、また、上記の弁軸
抑え3より上に位置する部分にはオネジ部Bが設
けられており、さらに上端部には弁の開閉操作用
のハンドル5がナツト22によつて固定されてい
る。
6はあらまし中空円筒状の弁部材で、弁軸4の
ほぼ下半部全体に設けられたオネジ部Aとネジ結
合をしており、弁軸4の回転により、上下方向に
移動することができる。弁部材6の上端部周面に
は直径方向に一対の小突起6a,6bが設けられ
弁本体1の条溝と係合し、弁部材6の回転を防止
している。また、弁部材6の外周面には若干のテ
ーパーが設けられている。第1図は、弁部材6が
弁本体1の比較的下方部において水平方向に設け
られている流路13を閉鎖している最下部の位置
にある状況を示している。
7は前記弁軸4の上方のオネジ部Bに螺合され
ている開度指示リングである。該開度指示リング
7の周側面には第2図で明らかなごとく全周にわ
たつて、弁軸4の軸線に対して垂直方向に指示線
8が標示されている。該指示線8の標示方法とし
ては、開度指示リング7の周側面にペイント等で
記入する方法、あるいは、該周側面に指示線8を
刻設し、その溝にペイント等を付着させる方法な
どがある。また、開度指示リング7をモールドで
製作するときにはモールドと同時にモールドして
もよい。なお該指示線8を明瞭にするために、例
えば開度指示リング7は青色、指示線8は赤色と
いうように両者の色のコントラストをかえてやる
と、さらに、いつそう確認しやすく効果的であ
る。
9は開度指示リング7に固定されている突起部
であり、第1図では、突起部としてビスがねじ込
み固定されている状態が示されている。該突起部
9は後記開度指示筒10に垂直方向に設けられた
スロツト11を若干のゆとりを持ちながら横方向
に貫通伸張して設けられており、従つて、開度指
示リング7は、突起部9とスロツト11との協働
作用により上下方向には移動可能であるが、回転
はできないようになつている。
10は弁軸4のオネジ部Bを保護するように固
定配置された透明プラスチツク製の開度指示筒で
あり、その下端部は、前記弁軸抑え3の上部に設
けられた環状突起3aの内周面のメネジ部に螺合
されている。また、その上端の周面の外側にはハ
ンドル5の内部に一体的に設けられた筒状カバー
14が開度指示筒10の上端から5mm程度包いか
ぶさるように設けられている。
開度指示筒10の内側あるいは外側の周側面に
は、指示目盛12が前記と同様の方法にて、3本
設けられている。
該3本の指示目盛12は各々、閉位置、中間開
位置及び全開位置を標示するものである。該指示
目盛12は3本に限定されるものでなく、目的に
応じて例えば7〜10本目盛つてもよい。
11は開度指示筒10の周側面に弁軸4の軸線
と平行方向に設けられたスロツトであり、前記し
たごとく開度指示リング7の突起部9と協働し
て、開度指示リング7の回転を防止し、上下動の
みを可能にする働きをする。
尚、該開度指示筒10の材質は、透明プラスチ
ツクに限定されるものではなく、ガラス等の透明
材質でもよい。
14は、前記したごとく、ハンドル5の内部に
一体的に設けられた筒状カバーである。該カバー
14はごみや異物が開度指示筒10の内部に入
り、そのためにオネジ部Bを損傷したり、開度指
示リング7のスムーズな上下動を阻害するのを防
止する役目をしている。開度指示筒10およびハ
ンドル5はハンドル5を回転させても上下動をし
ないので、ハンドル5に開度指示筒用筒状カバー
14を設けても、なんら問題ない。
図示の如く、開度指示筒10は上端部が開放さ
れた筒状体に構成され、その開放上端部はハンド
ル5のボス部5aと若干の小間隙を構成するギヤ
ツプgを介して引き離され、カバー14は該ギヤ
ツプ10を充分にカバーする程度の長さを持つて
いるので、外部衝撃により破損しやすい開度指示
筒10の上端部の保護と、弁軸4の上方オネジ部
Bへの外部からの異物の侵入とを効果的に防止す
ることができる。
つぎに、弁の開度指示装置の開度指示リング7
の正しい位置への装着要領を説明すると、まず突
起部9を開度指示リング7から外すと、開度指示
リング7は自由に廻すことができるようになるの
で、右方向に廻してこれを上方に移動させてお
く。つぎにハンドル5を右方向にすなわち弁を閉
止する方向に廻し弁部材6を第1図の如き全閉位
置に移動させる。ついで開度指示リング7を左方
向に廻してこの開度指示リング7上の指示線8を
開度指示筒10上の指示目盛12の全閉指示線と
一致させる。突起部9を開度指示リング7に固定
することによつて開度指示リング7の位置設定は
完了する。なお、開度指示リング7の周囲に数個
のボルト穴を開けておくと、突起部9としてのボ
ルトの使用位置が増し指示リング7の位置決めの
微調整がさらに容易となる。
開度指示筒10には目盛12のうちの最下位の
全閉位置の指示線の上方に、弁部材6の昇降距離
とオネジ部A・オネジ部Bのピツチの比から計算
される全開位置、中間位置等必要な開度を指示す
る指示線を目盛12中にあらかじめ含ませておか
なければならないのは当然である。
〔効果〕
以上説明したように本発明の装置を装着した弁
では、弁の開度状態があらゆる方向から確認でき
るので、どの方向からでも弁の開閉操作を行うこ
とができる。また開度指示筒10が、弁軸4の上
部オネジ部Bの周囲にコンパクトに固着されてい
るので、前記従来例のような破損や弁開閉操作上
の邪魔にならないのみならず、開度指示筒の上部
カバー14とともにゴミや異物の侵入が防止さ
れ、オネジ部Bを保護することができる。
また、本発明による開度指示装置は例示したご
とき内ネジ式の仕切弁のみに限られず、同形式の
ストツプ弁等の他の弁にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を使用した仕切弁の全閉状態を
示す縦断面図、第2図は要部の部分切欠き正面図
である(但し、透明部の内部はすけてみえるが図
示してない)。 これらの図において、1…弁本体、2…ボンネ
ツト、3…弁軸抑え、4…弁軸、5…ハンドル、
6…弁部材、7…開度指示リング、8…指示線、
9…突起部、10…開度指示筒、11…スロツ
ト、12…指示目盛、13…流路、14…筒状カ
バー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 操作用のハンドル5が上端部に固定して設け
    られ回転はするがその軸線方向には移動しない弁
    軸4の上端部付近には、開度指示装置用のオネジ
    部Bが、下半部には、軸線方向に移動はするが回
    転しない弁部材6のメネジ部100と係合するオ
    ネジ部Aが設けられ、該オネジ部Aに対するオネ
    ジ部Bのピツチは1/3〜1/10程度のフアイン
    ピツチに選定されており、該オネジ部Bには、オ
    ネジ部Bを保護するように固定配置された透明材
    質からなり上端部が開放されている開度指示筒1
    0と協働する開度指示リング7が螺合され、さら
    に開度指示筒10の上端部をカバーする筒状カバ
    ー14が、ハンドル5の内部に一体的に設けられ
    てなり、かつ、開度指示リング7の周側面には、
    全周にわたつて指示線8が標示され、また、開度
    指示筒10の周側面には、複数の指示目盛12が
    標示されると共に、その開放上端部がハンドル5
    のボス部5aと若干のギヤツプ9を距てて配装さ
    れていることを特徴とするゲート弁用の開度指示
    装置。
JP10039580A 1980-07-22 1980-07-22 Bennokaidoshijisochi Expired - Lifetime JPH0227553B2 (ja)

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JPS61124780U (ja) * 1985-01-25 1986-08-06
JP4517371B2 (ja) * 2006-12-25 2010-08-04 Smc株式会社 流量調整弁

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