JPH022127Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022127Y2 JPH022127Y2 JP1984144790U JP14479084U JPH022127Y2 JP H022127 Y2 JPH022127 Y2 JP H022127Y2 JP 1984144790 U JP1984144790 U JP 1984144790U JP 14479084 U JP14479084 U JP 14479084U JP H022127 Y2 JPH022127 Y2 JP H022127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pointer
- threaded rod
- guide
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は地表面下に配設した弁等の開栓器用開
度計に関する。
度計に関する。
従来、この種装置はウオームとウオームホイー
ルまたは歯数を変えた歯車同志の噛合による減速
機構を介して開度表示の指針を駆動するように構
成されていた。
ルまたは歯数を変えた歯車同志の噛合による減速
機構を介して開度表示の指針を駆動するように構
成されていた。
従つて、従来装置は何れも構造が複雑で加工も
困難であり、かつ大型化することからコスト高と
なつた。
困難であり、かつ大型化することからコスト高と
なつた。
そこで、本出願人は既に特開昭60−263792号公
報に開示した弁等の開栓器用開度計を出願してい
る。即ち、蓋体付のケース内に周面の一部に螺状
長孔を形成したガイド螺状体を同心状に固着し、
前記ガイド螺状体の内側中心位置には前記の螺状
長孔よりも小螺旋角度のオネジを形成すると共に
上端が弁等の開栓器に、下端が弁等の弁棒に接続
可能な駆動ネジを軸方向への移動防止措置により
回動自在に配置する。前記駆動ネジとガイド螺状
体間には内径面に前記駆動ネジのオネジと同じ螺
旋角度のメネジを形成して外周面の一端には前記
ガイド螺状体の螺状長孔内に遊挿可能なすべり子
を突設した減速ネジを同心状による滑り螺状移動
可能に組着する。そして前記減速ネジの一端には
指針付きのガイド棒を遊挿して前記指針が前記ケ
ース上部のフランジ面内を一体移動可能に配置し
たものであつた。
報に開示した弁等の開栓器用開度計を出願してい
る。即ち、蓋体付のケース内に周面の一部に螺状
長孔を形成したガイド螺状体を同心状に固着し、
前記ガイド螺状体の内側中心位置には前記の螺状
長孔よりも小螺旋角度のオネジを形成すると共に
上端が弁等の開栓器に、下端が弁等の弁棒に接続
可能な駆動ネジを軸方向への移動防止措置により
回動自在に配置する。前記駆動ネジとガイド螺状
体間には内径面に前記駆動ネジのオネジと同じ螺
旋角度のメネジを形成して外周面の一端には前記
ガイド螺状体の螺状長孔内に遊挿可能なすべり子
を突設した減速ネジを同心状による滑り螺状移動
可能に組着する。そして前記減速ネジの一端には
指針付きのガイド棒を遊挿して前記指針が前記ケ
ース上部のフランジ面内を一体移動可能に配置し
たものであつた。
しかしながら、特開昭60−263792号の弁等の開
栓器用開度計によれば、ケースと蓋体を兼備して
いるため、その外径が大きくなり、新規の弁筐に
対して適用できるが、既に内ケースや外ケース等
を備えた既設の弁筐や、その外径が小さく規格化
されていない弁筐に対して適応範囲に限界があつ
た。
栓器用開度計によれば、ケースと蓋体を兼備して
いるため、その外径が大きくなり、新規の弁筐に
対して適用できるが、既に内ケースや外ケース等
を備えた既設の弁筐や、その外径が小さく規格化
されていない弁筐に対して適応範囲に限界があつ
た。
また、特開昭60−263792号の指針は、単にガイ
ド棒をナツト部材に遊嵌させるものであつたか
ら、減速ネジの上下動に伴つて、指針（ガイド
棒）がケース上部のフランジ部より飛び出した
り、或いは保護が十分でないため破損する惧れが
あつた。
ド棒をナツト部材に遊嵌させるものであつたか
ら、減速ネジの上下動に伴つて、指針（ガイド
棒）がケース上部のフランジ部より飛び出した
り、或いは保護が十分でないため破損する惧れが
あつた。
本考案は前記の点に鑑み創案されたもので、実
用的でコスト安となり、かつ指針手段が破損する
惧れの少ない弁等の開栓器用開度計を提供するこ
とを目的とする。
用的でコスト安となり、かつ指針手段が破損する
惧れの少ない弁等の開栓器用開度計を提供するこ
とを目的とする。
前記の課題を解決するため、本考案において
は、上端が弁等の開栓器に、下端が弁等の弁棒に
接続可能なねじ棒と、該ねじ棒の小螺旋ピツチの
ねじ部に螺合すると共に、外周面の端部から凸状
に延び筒状のガイド螺状体の螺状長孔に螺旋移動
可能に遊嵌されるすべり子をもつナツト部材と、
該ナツト部材の中途部を貫挿してその一端に指針
手段をもつガイド棒とを有する弁等の開栓器用開
度計において、前記ねじ棒を軸支し該ねじ棒を中
心として同心状に配置され弁筐等の内ケースの段
差部に取着されるベースと、同じく前記ねじ棒を
中心として同心状に前記ベースに取着されるガイ
ド螺状体と、該螺状体の底部を貫通して延びる前
記ガイド棒の底部側に螺着された指針飛び出し防
止手段と、前記ベースと前記ガイド棒の他端の指
針手段との間に設けられた指針保護手段とから構
成したことを特徴とする。
は、上端が弁等の開栓器に、下端が弁等の弁棒に
接続可能なねじ棒と、該ねじ棒の小螺旋ピツチの
ねじ部に螺合すると共に、外周面の端部から凸状
に延び筒状のガイド螺状体の螺状長孔に螺旋移動
可能に遊嵌されるすべり子をもつナツト部材と、
該ナツト部材の中途部を貫挿してその一端に指針
手段をもつガイド棒とを有する弁等の開栓器用開
度計において、前記ねじ棒を軸支し該ねじ棒を中
心として同心状に配置され弁筐等の内ケースの段
差部に取着されるベースと、同じく前記ねじ棒を
中心として同心状に前記ベースに取着されるガイ
ド螺状体と、該螺状体の底部を貫通して延びる前
記ガイド棒の底部側に螺着された指針飛び出し防
止手段と、前記ベースと前記ガイド棒の他端の指
針手段との間に設けられた指針保護手段とから構
成したことを特徴とする。
前記構成を採用したことにより、従来の如きケ
ースと蓋体がないため、既設の弁筐の大部分の内
ケースに取着することができ、しかも、ケースや
蓋体をそのまま使用することができるので、コス
ト安となる。また、指針等の飛び出し防止手段や
指針保護手段が取着されているため、指針の破損
等を防止することができる。
ースと蓋体がないため、既設の弁筐の大部分の内
ケースに取着することができ、しかも、ケースや
蓋体をそのまま使用することができるので、コス
ト安となる。また、指針等の飛び出し防止手段や
指針保護手段が取着されているため、指針の破損
等を防止することができる。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第１図は本実施例の縦断面図である。同図に
示すように、実施例は外郭が上部に拡開した弁筐
の内ケース１と蓋体２とで形成される。ケース１
のフランジ部１ａには深さの浅い有底円筒体のベ
ース３がそのフランジ部３ａによつて載設されて
いる。ベース３の底部の中心にはねじ棒４が軸受
５を介して支持されている。ねじ棒４は上端につ
ば６を備え、このつばの上方が四角柱のキヤツプ
７に一体形成されていると共に、ねじ棒４の下方
部は小径のねじ部８に形成されている。９は同心
止め輪で、この止め輪によつてねじ棒４は軸受５
に対し上下方向への移動を防止されている。１０
は上端にフランジ部１０ａを備え、下端に穴部１
０ｃを形成した底部１０ｂを有する筒状のガイド
螺状体１０であり、前記フランジ部１０ａはボル
ト１６によつてベース３の底部に固設されてい
る。このガイド螺状体１０の外周には第２図に示
すように、ねじ棒４のねじ部８のピツチより大き
い螺旋角度（ピツチ）の螺状長孔１０ｄが形成さ
れている。ねじ部８にはナツト状の減速ねじ１１
が螺合し、この減速ねじには指針受１２が一体形
成され、指針受１２の外径周面の一部には前記ガ
イド螺状体の螺状長孔１０ｄ内に遊嵌可能なすべ
り子１３が径方向に突設している。さらに、指針
受１２を貫挿したガイド棒１４ａはその下方端が
ガイド螺状体の底部１０ｂを回動自在に貫挿する
と共に、貫挿外部に指針飛び出し防止手段である
ナツト１７を螺合している。またガイド棒１４ａ
の上方端はベース３の底部を貫挿すると共に、指
針１４と連結している。なお、１５，１５は指針
１４の保護用被覆体である。なお、他の実施例と
して、指針飛び出し手段としてナツト１７を使用
することなく、保護用被覆体１５を指針の保護用
及び飛び出し防止用として用いてもよい。
る。第１図は本実施例の縦断面図である。同図に
示すように、実施例は外郭が上部に拡開した弁筐
の内ケース１と蓋体２とで形成される。ケース１
のフランジ部１ａには深さの浅い有底円筒体のベ
ース３がそのフランジ部３ａによつて載設されて
いる。ベース３の底部の中心にはねじ棒４が軸受
５を介して支持されている。ねじ棒４は上端につ
ば６を備え、このつばの上方が四角柱のキヤツプ
７に一体形成されていると共に、ねじ棒４の下方
部は小径のねじ部８に形成されている。９は同心
止め輪で、この止め輪によつてねじ棒４は軸受５
に対し上下方向への移動を防止されている。１０
は上端にフランジ部１０ａを備え、下端に穴部１
０ｃを形成した底部１０ｂを有する筒状のガイド
螺状体１０であり、前記フランジ部１０ａはボル
ト１６によつてベース３の底部に固設されてい
る。このガイド螺状体１０の外周には第２図に示
すように、ねじ棒４のねじ部８のピツチより大き
い螺旋角度（ピツチ）の螺状長孔１０ｄが形成さ
れている。ねじ部８にはナツト状の減速ねじ１１
が螺合し、この減速ねじには指針受１２が一体形
成され、指針受１２の外径周面の一部には前記ガ
イド螺状体の螺状長孔１０ｄ内に遊嵌可能なすべ
り子１３が径方向に突設している。さらに、指針
受１２を貫挿したガイド棒１４ａはその下方端が
ガイド螺状体の底部１０ｂを回動自在に貫挿する
と共に、貫挿外部に指針飛び出し防止手段である
ナツト１７を螺合している。またガイド棒１４ａ
の上方端はベース３の底部を貫挿すると共に、指
針１４と連結している。なお、１５，１５は指針
１４の保護用被覆体である。なお、他の実施例と
して、指針飛び出し手段としてナツト１７を使用
することなく、保護用被覆体１５を指針の保護用
及び飛び出し防止用として用いてもよい。
次に、作用を説明する。
ケース１から蓋体２を取り外し、図示しない開
栓具をキヤツプ７に嵌合し、ねじ部８の下端８ａ
に連結されたバルブの開度を変えるべく回動す
る。
栓具をキヤツプ７に嵌合し、ねじ部８の下端８ａ
に連結されたバルブの開度を変えるべく回動す
る。
前記キヤツプ７が回動されると、減速ねじ１１
はねじ部８の軸上に螺旋運動をする。この減速ね
じ１１と一体形成の指針受１２の周面上に突設し
たすべり子１３が、ガイド螺状体１０の螺状長孔
１０ｄに遊挿しているので、減速ねじ１１の軸方
向のストローク量および周方向への回動角度はね
じ部８と螺状長孔１０ｄとの螺旋角度比だけ減速
する。従つて、減速ねじ１１に対して指針のガイ
ド棒１４ａを介して連動する指針１４は減速ねじ
１１の螺旋角度と同量ずつ同心状に角度を変え
る。これによつて、指針１４の開度表示値によつ
て、図示しないねじ棒４先端に連結されたバルブ
の開度値を容易正確に読みとることができる。
はねじ部８の軸上に螺旋運動をする。この減速ね
じ１１と一体形成の指針受１２の周面上に突設し
たすべり子１３が、ガイド螺状体１０の螺状長孔
１０ｄに遊挿しているので、減速ねじ１１の軸方
向のストローク量および周方向への回動角度はね
じ部８と螺状長孔１０ｄとの螺旋角度比だけ減速
する。従つて、減速ねじ１１に対して指針のガイ
ド棒１４ａを介して連動する指針１４は減速ねじ
１１の螺旋角度と同量ずつ同心状に角度を変え
る。これによつて、指針１４の開度表示値によつ
て、図示しないねじ棒４先端に連結されたバルブ
の開度値を容易正確に読みとることができる。
以上説明した如く、本考案の弁等の開栓器用開
度計によれば、従来の如きケースと蓋体がないた
め、既設の弁筐の大部分の内ケースに取着するこ
とができ、しかも、ケースや蓋体を再加工しない
ですむのでコスト安となる。また、指針等の飛び
出し防止手段や指針保護手段が取着されているた
め、指針の破損等を防止することができる。
度計によれば、従来の如きケースと蓋体がないた
め、既設の弁筐の大部分の内ケースに取着するこ
とができ、しかも、ケースや蓋体を再加工しない
ですむのでコスト安となる。また、指針等の飛び
出し防止手段や指針保護手段が取着されているた
め、指針の破損等を防止することができる。
第１図は本考案実施例の縦断面図であり、第２
図はガイド螺状体の正面図である。 １……ケース、２……蓋体、３……ベース、４
……ねじ棒、５……軸受、６……つば、７……キ
ヤツプ、８……ねじ部、９……同心止め輪、１０
……ガイド螺状体、１０ｄ……螺状長孔、１１…
…減速ねじ、１２……指針受、１３……すべり
子、１４……指針。
図はガイド螺状体の正面図である。 １……ケース、２……蓋体、３……ベース、４
……ねじ棒、５……軸受、６……つば、７……キ
ヤツプ、８……ねじ部、９……同心止め輪、１０
……ガイド螺状体、１０ｄ……螺状長孔、１１…
…減速ねじ、１２……指針受、１３……すべり
子、１４……指針。
Claims (1)
- 上端が弁等の開栓器に、下端が弁等の弁棒に接
続可能なねじ棒と、該ねじ棒の小螺旋ピツチのね
じ部に螺合すると共に、外周面の端部から凸状に
延び筒状のガイド螺状体の螺状長孔に螺旋移動可
能に遊嵌されるすべり子をもつナツト部材と、該
ナツト部材の中途部を貫挿してその一端に指針手
段をもつガイド棒とを有する弁等の開栓器用開度
計において、前記ねじ棒を軸支し該ねじ棒を中心
として同心状に配置され弁筐等の内ケースの段差
部に取着されるベースと、同じく前記ねじ棒を中
心として同心状に前記ベースに取着されるガイド
螺状体と、該螺状体の底部を貫通して延びる前記
ガイド棒の底部側に螺着された指針飛び出し防止
手段と、前記ベースと前記ガイド棒の他端の指針
手段との間に設けられた指針保護手段とから構成
したことを特徴とする弁等の開栓器用開度計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984144790U JPH022127Y2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984144790U JPH022127Y2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6158778U JPS6158778U (ja) | 1986-04-19 |
| JPH022127Y2 true JPH022127Y2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=30703055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984144790U Expired JPH022127Y2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH022127Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015010700A (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-19 | 株式会社日弁特殊工業 | 開度表示機能付きバルブ開栓器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5354322A (en) * | 1976-10-27 | 1978-05-17 | Isamu Fujisaki | Handle with tachometer |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP1984144790U patent/JPH022127Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5354322A (en) * | 1976-10-27 | 1978-05-17 | Isamu Fujisaki | Handle with tachometer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6158778U (ja) | 1986-04-19 |
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