JPH0212369Y2 - - Google Patents

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JPH0212369Y2
JPH0212369Y2 JP2090281U JP2090281U JPH0212369Y2 JP H0212369 Y2 JPH0212369 Y2 JP H0212369Y2 JP 2090281 U JP2090281 U JP 2090281U JP 2090281 U JP2090281 U JP 2090281U JP H0212369 Y2 JPH0212369 Y2 JP H0212369Y2
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JP
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opening
ring
valve
cover
indicator
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JP2090281U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内ネジ式の弁部材を備えた弁における
防塵装置付き開度指示装置に関するものである。
内ネジ式の弁では、弁の開閉操作の際にハンド
ルならびに弁軸が上下運動をしないため、外観か
らだけでは弁の開閉状態は判らない。
そこで、本考案者は考案の目的として、 (1) 全周から指示を目視できること。
(2) 指示に関連する部材がすべてハンドルよりも
下方位置にあつてハンドルよりも上方に突出す
るようなことがなく、全体装置のコンパクト化
と作業の安全性とを確保していること。
(3) 指示装置部のところから内部へホコリなどが
入らないように全封型のものに出来ているこ
と。
(4) 表示のための指示円筒を静止型のものにし
て、起りうべき変形その他の欠点を避けるよう
にしたこと。
の4者の同時充足を企図し、苦心研究の結果、本
考案を完成した。
このような考案の目的を充足するための、この
考案の要旨は、頭書に記載の実用新案登録請求の
範囲に掲記したとおりである。
以下に、図面について、上記先願考案の実施例
を第1図に、本願考案の実施例を第2図について
詳細に説明する。なお、これらの両図において、
同一符号は同一もしくは酷似の部品を示す。
以下にまず、図面の第1図について上記先願考
案を詳細に説明する。
図において、1は弁本体であり、その上端部に
は水平フランジ部1aが一体的に構成され、この
フランジ部1aに対し、ボンネツト2が数本の締
付用ボルト・ナツトにより再離脱可能に締結され
ている。なおこれらの締付用ボルト・ナツトは、
図面には単に2本の一点鎖線20,20′により、
その位置のみを略示してある。1bはOリングで
あつて水平フランジ部1aとボンネツト2との間
に介装され、両者間において流体の漏れが生じる
のを効果的に防止している。
ボンネツト2の上面には同心状の環状突起2a
が一体に構成され、その内面部2bにはメネジが
切つてあり、弁軸押え3がその所にネジ結合によ
つて着脱可能に取りつけてある。
弁軸押え3の上面にも環状突起3aが一体的に
設けてあり、その内面側にはメネジが切つてあ
り、それに開度指示カバー10の下端部周面に設
けられたオネジ部が咬み合つている。
4は弁軸で、上端部にはオネジ部Bが設けてあ
り、開度指示リング7の内面のメネジ部と螺合し
ている。
6は弁部材で、上端部周面には1対の小突起6
a,6bを備えており、若干の周面テーパーを有
するのを可とし、あらまし中空状で、弁軸4のほ
ぼ下半部に設けられたオネジ部Aとネジ結合して
おり、弁軸4の回転により上下方向に移動するこ
とができるが、図示の位置は弁本体1の比較的下
方部において、水平方向に設けられている通例の
流路13を閉鎖しているところの最下部の位置に
ある状況を示している。
5は弁部材操作用のハンドルであつて、ナツト
21によつて弁軸4の上端部にとりつけてある。
14はスカート部でありハンドルの中央部に一体
的に設けてあり、開度指示カバー10をその上端
から約10mmほど覆つている。
7は開度指示リングであり、その内面にはメネ
ジが切つてあり、弁軸4のオネジ部Bと咬み合つ
ている。外周面中央には開度指示線8が全周にわ
たつてカツトまたはプリントなどの方法によつて
設けられ、本案の場合(第2図、第3図)にはピ
ン9用のガイド溝7a,7bが180度方向に2ケ
所設けてある。開度指示リング7と指示線8とは
青と赤あるいは黄と黒などの組合せによる判別し
やすい色に塗り分けておくと指示線が非常にはつ
きりし、弁の開閉操作がやりやすくなる。開度指
示リング7はガイド溝7a,7bのどちらか一方
でピン9により回転運動を阻止されピン9と上下
動のみスライド係合している。
本案におけるピン9は開度指示カバー10の底
部およびその蓋12に設けられたピン固定用の穴
にはめ込み垂直に固定され、開度指示リング7の
ガイド溝と係合し、開度指示リング7の回転運動
を阻止している。
10は開度指示カバー12であつて、第1図、
第2図の双方に設けられているが、その上端の蓋
で本案装置のみに設けられ、開度指示カバー10
とともに透明なプラスチツク製であり、それらの
両者により開度指示リング7、ピン9およびオネ
ジ部Bが密閉状態で保護されている。開度指示カ
バー10の外周面には開度指示目盛11(第2図
には開、中開、閉の3つの目盛位置しか示されて
ないが、具体的には例えば1〜10の如く開度を目
盛るとよい。)が刻示されていて、開度指示リン
グ7の外周上の指示線8と協動して、弁軸4の廻
動の程度、したがつて弁部材6の開度を示すよう
に装置されている。またハンドル5のスカート部
14で覆われている上端部外周面にはOリング1
5用の溝が設けてあり、Oリング15をはめ込む
ことによりハンドルのスカート部14と開度指示
カバー10との間隙をシールしている(第2図の
本案の場合)。
第3図において、開度指示カバー10の蓋12
はピン固定用の穴12cおよびこれと左右90度方
向に位置した2個の半径方向の突起12a,12
bを有し、それぞれ開度指示カバー10に設けら
れた対応する溝と係合し固定されている(第3図
参照)。
弁軸4上のオネジ部Aとオネジ部Bとは共に左
ネジに選定されていて(右ネジ選定の場合もある
が、ここでは左ネジを例にとつて説明する)、弁
軸4を左廻りの方向に回転すると弁部材6が上方
に上つて流路13は開かれる。反対に弁軸4を右
廻りの方向に回転すると弁部材6は下方に下つて
流路13は閉じられる。したがつてハンドル5に
より弁軸4を左方向に廻せば、弁部材6と開度指
示リング7とは上昇し、反対に右廻りに弁軸4を
廻せば弁部材6と開度指示リング7とは下降す
る。またオネジ部Bのピツチをオネジ部Aのピツ
チの1/3〜1/10に選定しておけば、開度指示リン
グ7の昇降距離は弁部材6の昇降距離の1/3〜1/1
0となり、弁軸4の長さを特に長くする必要がな
くなる。
つぎに本考案の弁用開度指示装置の開度指示リ
ング7の正しい位置への設置要領を説明する。ま
ず弁軸4の上端に取りつけてあるナツト21およ
びハンドル5をはずす。つぎに開度指示カバーの
蓋12の半径方向突起12a,12bをはずし、
蓋12を開度指示カバー10よりはずす。さらに
開度指示リング7の回転運動を阻止しているピン
9をはずす。蓋12およびピン9をはずすと開度
指示リング7は自由に回転可能になるので、2個
所に設けられたガイド溝7a,7bを利用して右
方向に回転し、これを上方に移動させておく。つ
ぎに弁軸4を右方向すなわち弁を閉止する方向に
廻し弁部材6を図示の如き全閉位置に移動させ
る。ついで開度指示リング7を左方向に廻して、
その外周面に刻印された指示線8を開度指示カバ
ー10上の目盛11の全閉指示線と一致させる。
このときガイド溝7aあるいは7bが開度指示カ
バー10の底に設けられたピン9固定用穴の真上
に位置するように調整する。該調整により目盛1
1と指示線8が一致しない場合はさらに開度指示
リング7を1/2回転して上下移動させて一致させ
る。つぎにピン9を開度指示リング7のガイド溝
を通して開度指示カバー10の底に設けられたピ
ン固定用穴に固定し、蓋12の穴12cをピン9
にはめ込むことにより開度指示リング7の位置設
定は完了する。
なお開度指示カバー10の外周面には目盛11
のうちの最下位の全閉位置の指示線の上方に、弁
部材6の昇降距離とオネジ部A、オネジ部Bのピ
ツチの比から計算される全開位置、中間位置など
必要な開度を示す指示線をあらかじめ設けておか
なければならないのは当然である。
以上説明したように本考案の装置を装着した弁
は、弁の開度程度がどの方向からも確認できるの
で、弁の開閉操作がどの方向からも行い得る。
また本考案の装置は、弁軸4の上部オネジ部B
の周囲にコンパクトに装着されているため弁開閉
操作の邪魔にならないのみならず、ハンドル5の
スカート部14との間に挿入したOリング15と
共に、ゴミや異物の浸入を防止し、オネジ部Bを
保護する作用をしているほかに、内ネジ式のいか
なるタイプの弁装置にも適用できるなどの特徴を
有している。
なお本案装置とやや類似している公知装置とし
ては、実公昭32−766号公報に記載のものがある。
この公知装置は形としては、あたかも前記(1)に述
べた部分課題を充足するかの如く見えるが、指示
部材が短冊状で立ち上つているので、軸の存在に
より180゜を超えるような大きな死角があつて、こ
の課題を充足することが出来ない。
またこの公知装置の構成では前記の(2)に述べた
部分課題をも充足することはできない。
さらに前記(3)に述べた部分課題は充足すること
は出来るが、前記の(4)で述べた部分課題について
は、指示円筒が上下方向に移動するハンドルにア
タツチされているのであるから、この課題をも充
足できない。
さらに上記と類似した他の公知例としては、実
公昭15−3899号公報に記載の装置がある。
しかし、この公知装置は、前記した(1)の部分課
題を充足し得ない。
(2)の部分課題は充足するが、ハンドルが上下す
るので、結局は充足しないのと等価である。
(3)の部分課題については充足する。
(4)の部分課題は充足する。
したがつて、結局は前記(1)〜(4)の全要件を同時
に充足することは出来ない。
このような次第であるから、前記2つの公知例
をいかに組合せても、本案装置には到達できない
ものであることが分かろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は先願発明の開度指示装置を使用した仕
切弁の全閉状態を示す縦断面図、第2図は本考案
を実施した仕切弁の全閉状態を示す縦断面図、第
3図はOリングを装着した開度指示カバーの平面
図である。 第1図において、1……弁本体、2……ボンネ
ツト、3……弁軸押え、4……弁軸、5……ハン
ドル、6……弁部材、7……開度指示リング、8
……指示線、9……ピン、10……開度指示カバ
ー、11……指示目盛、12……開度指示カバー
用蓋、13……流路、14……ハンドルのスカー
ト部、15……Oリング、第2図において、4…
…弁軸、7……開度指示リング、7a,7b……
ガイド溝、9……ピン、10……開度指示カバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作用のハンドル5を上端部に固定して設け、
    回転はするがその軸線方向には移動しない弁軸4
    の上端部付近には開度指示用のオネジ部Bを、ま
    た下方には軸線方向には移動はするが回転しない
    弁部材6のメネジ部6Cと係合する弁部材操作用
    のオネジ部Aを設け、オネジ部Bには固定配置の
    蓋12を有する開度指示カバー10と協動する開
    度指示リング7を螺合させ、開度指示リング7は
    開度指示カバー10内に設けたピン9で回転運動
    を阻止され、上下動のみスライド係合するように
    し、さらに開度指示カバー10とハンドル5のス
    カート部14との間にOリング15を挿入し、開
    度指示リング7に設けた指示線8と開度指示カバ
    ー10の指示目盛11とは全周配置のものとな
    し、しかも、開度指示カバー10と上記のピン9
    と開度指示リング7とはハンドル5よりも下位の
    位置に配置してなる弁の開度指示装置。
JP2090281U 1981-02-17 1981-02-17 Expired JPH0212369Y2 (ja)

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