JPH02274739A - タイヤ用トレッドゴム組成物 - Google Patents

タイヤ用トレッドゴム組成物

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JPH02274739A
JPH02274739A JP1095949A JP9594989A JPH02274739A JP H02274739 A JPH02274739 A JP H02274739A JP 1095949 A JP1095949 A JP 1095949A JP 9594989 A JP9594989 A JP 9594989A JP H02274739 A JPH02274739 A JP H02274739A
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rubber
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rubber composition
carbon black
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Hirofumi Hayashi
浩文 林
Hiroshi Matsumoto
洋 松本
Kazuhiko Sueyoshi
末吉 一彦
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はタイヤ用トレッドゴム組成物に関する。
(従来の技術) 従来から使用されているスパイクタイヤは耐スキツド、
トラクション性は良好であるが、一般舗装路面を削り、
それがら生ずる粉塵が問題になっている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は一般舗装路面での上記問題点を解消する
ため、非スパイクタイヤであって、氷上性能と雪上性能
の両方において優れたタイヤ用トレッドゴム組成物を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明はジエン系ゴム、シリカ及びカーボンブラックの
少なくとも1種を含有するタイヤ用トレッドゴム組成物
であって、下記に定義する抽出分(E)が(1)式を満
足し、且つ平均粒径が0.01〜5III Inの植物
の粉砕物を下記加硫ゴムのアセトンクロロホルム抽出後
のゴム成分100重量部に対し3〜50重量部使用した
ことを特徴とするタイヤ用トレッドゴム組成物に係る。
E < 0.4(A −38)      (+)E:
加硫ゴムのアセトンクロロホルム抽出後のゴム分100
重量部に対する該アセトンクロロホルム抽出分の重量部 A:加硫ゴムのアセトンクロロホルム抽出後のゴム分1
00重量部に対するカーボンブラック重量部と1/2の
シリカ重量部の和 本発明のゴム組成物のツエン系ゴム成分としては天然ゴ
ム(NR)、ブタジェンゴム(BR)、スチレンブタノ
エンゴム(S B R)、インプレンゴム(IR)、ブ
チルゴム(I I R)及びこれらのブレンドを使用す
ることができる。上記ゴム成分にはシリカ及びカーボン
ブラックの少なくとも1種を配合する。シリカ及びカー
ボンブラックはゴム100部(重量部、以下同様)に対
して30〜80部、好ましくは35〜55部配合するの
が良い。
本発明のゴム組成物は下記に定義する抽出分(E)が(
1)式を満足する。
E <0.4(A −38)     (1)E:加硫
ゴムのアセトンクロロホルム抽出後のゴム分100重量
部に対する該アセトンクロロホルム抽出分の重量部 A:加硫ゴムのアセトンクロロホルム抽出後のゴム分1
00重量部に対するカーボンブラック重量部と1/2の
シリカ重量部の和 ここで上記アセトンクロロホルム抽出法、ポリマー及び
カーボン量の測定法はJ I S  K6350の方法
に従う。シリカ量の測定は、J I S  K6220
の方法に従う。アセトンクロロホルム抽出成分は主とし
てオイル、老化防止剤、ワックスである。
本発明では更に植物の粉砕物を上記加硫ゴムのアセトン
クロロホルム抽出後のゴム成分100重量部に対し3〜
50重量部使用する。上記粉砕物としてはおがくず、く
るみ殻、コルク、落花生の殻、ギンナンの殻、わら、も
みがら等を例示できる。
該粉砕物の好ましい平均粒径は0.02〜111111
1である。
粒径が0.01+nm未満では効果が小さく、5III
Inを越えると加硫ゴムから粉砕物が脱落しやすく目的
とする効果が得られない。
本発明では上記のような大粒径の粉砕物はゴムに対する
補強作用が少なく、軟かいゴムにこれら大粒径の粉砕物
を配合した場合はゴム全体としては硬さが上がり、雪上
性能は良好であり、又、粉砕物のゴムを束縛する作用が
低いためミクロ的には軟かい状態であり、従ってミクロ
的に接地性が良く氷上性能が良好となる。アイスバーン
などの氷には0.0+〜0.1+n+n程度の気泡が含
まれており、0.01〜5+n+nの粉砕物がトレッド
ゴム表面から突き出していると、氷上をタイヤが通過す
る時に気泡の存在で薄くなった氷の部分を破壊し、これ
により引っ掛かりができて大きな氷上制動性が発揮され
ると推定される。又、上記粉砕物は上記効果に加え氷板
の水分を吸着する効果もあり改良が認められる。
本発明においては上記成分の他に公知の加硫剤、加硫促
進剤、加硫促進助剤、加硫遅延剤、有機過=4 酸化物、補強剤、充填剤、老化防止剤、粘着付与剤、着
色剤等を添加できることは勿論である。
本発明のゴム組成物は上記成分を通常の加工装置、例え
ばロール、バンバリーミキサ−、ニーグーなどにより混
練することにより得られる。
本発明のゴム組成物は接地圧が3〜’5kg/ cm”
の範囲で使用されるタイヤ、例えば1ラツク、バス、ラ
イトトラック、ウルトラライトトラック用のタイヤに好
適に使用される。特に6〜15kg/Cm2の接地圧条
件の場合、本発明のゴム組成物から得られるゴムは氷板
にめり込む効果が生まれ、摩擦力が増大し、雪上性能も
向上する。
(発明の効果) 本発明のゴム組成物は優れた低温特性を有し、特に氷結
路、積雪路における使用に適している。
(実 施 例) 以下に実施例及び比較例を挙げて説明する。尚、単に部
とあるは重量部を示す。
実施例及び比較例 第1表に記載のゴム100部、カーボンブラックN22
0各部、シリカ各部、ナフテンオイル各部、亜鉛華3部
、ステアリン酸3部、老化防止剤(サントフレックスi
3>is、パラフィンワックス1部、加硫促進剤(CB
 S )1.0部及び硫黄2部を、バンバリーミキサ−
により4分間光分に混練しゴム組成物を得た。
このゴム組成物を用いてラノアル構造の空気入りオール
ウェザ−タイヤ650R+610P Rを作製して硬度
、氷上性能、雪上性能を測定した。硬度はASTM D
222Bに従って一5°Cでの値を測定した。氷上性能
及び雪上性能は一8℃のアイスバーン上と雪上との実車
テストによる。いずれの場合も速度40km/I+で走
行し、急ブレーキをかけたときの停止距離の逆数を配合
No、3のタイヤを100として指数表示したものであ
り、値が大きい程良好であることを示す。結果を第1表
に示す。尚、配合N084〜6は実施例であり、他は比
較例であ第 表 第 表(続き) 第1表より実施例の配合No、4〜6は氷上性能及び雪
上性能の両方において優れている。しかしく1)式を満
足しない配合No、1〜3は雪」二性能に劣り、一方粒
径又は配合量が本発明の範囲外の充填剤を用いた配合N
o、7〜8は氷上性能の改良が不十分である。
(以 上) 出 願 人  東洋ゴム工業株式会社 代 理 人  弁理士 1)村  巌

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジエン系ゴム、シリカ及びカーボンブラックの少
    なくとも1種を含有するタイヤ用トレツドゴム組成物で
    あつて、下記に定義する抽出分(E)が(1)式を満足
    し、且つ平均粒径が0.01〜5mmの植物の粉砕物を
    下記加硫ゴムのアセトンクロロホルム抽出後のゴム成分
    100重量部に対し3〜50重量部使用したことを特徴
    とするタイヤ用トレツドゴム組成物。 E<0.4(A−38)(1) E:加硫ゴムのアセトンクロロホルム抽出後のゴム分1
    00重量部に対する該アセトンクロロホルム抽出分の重
    量部 A:加硫ゴムのアセトンクロロホルム抽出後のゴム分1
    00重量部に対するカーボンブラック重量部と1/2の
    シリカ重量部の和
  2. (2)接地圧が3〜15kg/cm^2の範囲で使用さ
    れるタイヤに用いられる請求項1記載のタイヤ用トレツ
    ドゴム組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110099802A (zh) * 2016-12-20 2019-08-06 米其林集团总公司 包含特定橡胶粉末的橡胶组合物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110099802A (zh) * 2016-12-20 2019-08-06 米其林集团总公司 包含特定橡胶粉末的橡胶组合物
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