JPH02274333A - 缶蓋の巻締装置 - Google Patents

缶蓋の巻締装置

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JPH02274333A
JPH02274333A JP1094434A JP9443489A JPH02274333A JP H02274333 A JPH02274333 A JP H02274333A JP 1094434 A JP1094434 A JP 1094434A JP 9443489 A JP9443489 A JP 9443489A JP H02274333 A JPH02274333 A JP H02274333A
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Shinichi Tsukada
塚田 新一
Tsutomu Shinomiya
四宮 力
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Hokkaican Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は缶蓋を缶容器に巻締める缶蓋の巻締装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、内容物を充填した円筒状の缶容器に缶蓋を巻締め
る装置は、直線状に搬送される缶容器に同期して搬送さ
れた缶蓋を該缶容器の開口に圧接保持し、該缶容器及び
缶蓋を直線状に搬送しながらレール状の巻締手段である
シーミングレールに圧接転動させて缶蓋を缶容器に巻締
めるものが知られている。
該シーミングレールは、缶蓋及び缶容器が直線状に搬送
される搬送方向に沿って直線状に設けられている。また
、該シーミングレールは、缶蓋を長い距離にわたって徐
々に巻締め量を深めるように、該缶蓋に対して次第に接
近するように設けて、徐々に缶蓋への圧接力を増してい
る。これにより、缶蓋の巻締時に該缶蓋及び缶容器の搬
送軌道が変化せず、徐々に巻締め量を深めるので、缶蓋
の巻締め速度を早めても内容物の溢れを抑制でき、缶蓋
の高速巻締めを行うことができる。
しかし、前記シーミングレールに転動しながら圧接され
る缶蓋及び缶容器は、その巻締められた部分がその外周
に沿ってスパイラル状に巻締め量が異なることになり、
特に径の大きな缶蓋を巻締めた場合には巻締めの開始位
置と終了位置とで巻締め量の差異が大きくなる。このた
め、巻締め量が小の部分では巻締め不足となって内容物
が漏れることがある。また、巻締め量が大の部分では巻
締めが急激に行われるため、巻締めた後にシワ等の歪み
が発生する場合があり、缶蓋の全周にわたって均一に巻
締める高精度の巻締めが困難となる不都合がある。
(発明の解決すべき課題) 以上のような不都合を解消し、本発明は、缶蓋を確実に
精度よく缶蓋を巻締めすることができる缶蓋の巻締装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本発明の第1の態様は、
円筒状の缶容器に缶蓋を巻締める装置であって、缶蓋を
缶容器の開口に圧接保持し、該缶蓋と該缶容器とを回転
自在に支持して直線状に所定速度で搬送し、その搬送方
向に平行して設けられた巻締手段に該缶蓋を圧接しなが
ら該巻締手段に沿って転動させて缶容器に缶蓋を巻締め
る巻締装置において、前記巻締手段は、缶蓋の搬送方向
に向かって缶蓋が少なくとも一回転する長さで缶蓋の巻
締め量を徐々に増大させる傾斜シーミング部と、該傾斜
シーミング部に連設して缶蓋が少なくとも一回転する長
さで缶蓋の巻締め量を一定とした直線状の直線シーミン
グ部とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、円筒状の缶容器に缶蓋を
巻締める装置であって、缶蓋を缶容器の開口に圧接保持
し、該缶蓋と該缶容器とを回転自在に支持して直線状に
所定速度で搬送し、その搬送方向に平行して設けられた
巻締手段に該缶蓋を圧接しながら該巻締手段に沿って転
動させて缶容器に缶蓋を巻締める巻締装置において、前
記巻締手段は、缶蓋の搬送方向に向かって缶蓋が少なく
とも一回転する長さで該缶蓋に一定の巻締め量の巻締め
を施す直線状の直線シーミング部と、該直線シーミング
部より大なる一定の巻締め量の巻締めを施す缶蓋が少な
くとも一回転する長さの直線状の直線シーミング部と、
両直線シーミング部の間で両直線シーミング部を連結し
て缶蓋が少なくとも一回転する長さで該缶蓋の巻締め量
を徐々に増大する傾斜シーミング部とを備えていること
を特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、円筒状の缶容器に缶蓋を
巻締める装置であって、缶蓋を缶容器の開口に圧接保持
し、該缶蓋と該缶容器とを回転自在に支持して直線状に
所定速度で搬送し、その搬送方向に平行して設けられた
巻締手段に該缶蓋を圧接しなから該巻締手段に沿って転
動させて缶容器に缶蓋を巻締める巻締装置において、前
記巻締手段は、缶蓋の搬送方向に向かって缶蓋が少なく
とも一回転する長さで該缶蓋に一定の巻締め量の巻締め
を施す直線状の直線シーミング部と、該直線シーミング
部より大なる一定の巻締め量の巻締めを施す缶蓋が少な
くとも一回転する長さの直線状の直線シーミング部とを
少なくとも順次配設し、両回線シーミング部の間で両回
線シーミング部を連結して缶蓋を案内する傾斜シーミン
グ部とを備えていることを特徴とする。
(作用) 本発明の第1の態様によるときには、缶蓋及び缶容器は
、先ず前記巻締手段の傾斜シーミング部に沿って圧接さ
れながら一回転以上回転して巻締めが行われ、続いて、
該巻締手段の直線シーミング部に沿って圧接されながら
一回転以上回転して巻締めが行われる。前記傾斜シーミ
ング部は、その傾斜によって缶蓋との距離に徐々に接近
し、それにより、缶蓋の巻締め量を徐々に増大する。こ
のとき、缶蓋の巻締めが施された部分は、その外周方向
にスパイラル状に成形されて巻締めの開始位置と終了位
置とに巻締め量の差異が発注するが、次いで前記直線シ
ーミング部に該缶蓋が転移して転動することによって、
前記傾斜シーミング部で巻締められた部分を一定の巻締
め量に整形し、全周の巻締め量を均一とする。
また、本発明の第2の態様によるときは、缶蓋は、先ず
、直線シーミング部に沿って圧接されながら一回転以上
回転して一定量の巻締めが行われる。続いて、傾斜シー
ミング部に沿って圧接されながら一回転以上回転して巻
締めが行われる。このとき、缶蓋の巻締め量は、前記直
線シーミング部による巻締め量より大となり該缶蓋の径
は縮小するが、その巻締め開始位置では巻締め量が小と
なって缶蓋の径が大となり、巻締め終了位置では巻締め
量が大となって缶蓋の径が小となる。しかし、すでに前
記直線シーミング部で巻締めているのでその差を少なく
し、急激な巻締め成形を少なくすることが可能となる。
更にその後、前記直線シーミング部の巻締め量より大と
する直線シーミング部に圧接されながら一回転以上回転
して一定量の巻締めが行われ、前記傾斜シーミング部に
よる缶蓋の外周の巻締め量の差異を解消する一定の巻締
め量に整形し、缶蓋全周の巻締め量を均一とする。そし
て、前記傾斜シーミング部により、巻締め量の異なる直
線シーミング部の移行を無段階に行い、巻締め量を徐々
に増大することを可能とすると共に、缶蓋の全周の巻締
め量を均一とすることを可能とする。
また、本発明の第3の態様によるときは、缶蓋は、先ず
、直線シーミング部に沿って圧接されながら一回転以上
回転して一定量の巻締めが行われ、続いて、傾斜シーミ
ング部を介して該直線シーミング部より巻締め量を大と
する直線シーミング部に移行する。そして、缶蓋は、各
直線シーミング部に沿って一回転以上回転して夫々の巻
締め量で巻締めが施される。これらの直線シーミング部
に、全巻締め量を多数に分割して設けることにより、缶
蓋への巻締め量を徐々に増大して缶蓋全周に均一な巻締
めを施すことを可能とする。また、直線シーミング部を
多く設けて各直線シーミング部との巻締め量を小として
、急激な巻締め成形を排除して缶蓋に均一な巻締めを施
すことを可能とする。
(実施例) 次に本発明の実施の一例について、第1図乃至第6図に
従って詳説する。
第1図は本実施装置を含む缶詰の製造装置の全体を示す
概略図、第2図は本実施装置の一部の説明的拡大平面図
、第3図は第2図のlll−[線断面図、第4図は第2
図を部分的に拡大した説明図、第5図及び第6図は他の
実施例の説明図である。
本実施装置Aは、第1図示のように缶容器Xに内容物を
充填する充填装置Bから連続供給される該缶容器Xに缶
蓋Yを二重巻締めするものである。
lは充填装置Bから供給される内容物を充填された缶容
器Xを直線状に水平に所定速度で搬送する第1缶容器搬
送手段、2は無端で略楕円状に回動して缶容器Xを搬送
する第2缶容器搬送手段、3は該第2缶容器搬送手段2
に対向してその上方に設けられた缶蓋Yを搬送する缶1
jJa送手段、4は缶蓋搬送手段3に缶蓋Yを保持する
缶蓋保持手段、5は前記第2缶容器搬送手段2が缶容器
Xを直線状に搬送する往路の搬送方向に平行に設けられ
た巻締手段を示す。
第1缶容器搬送手段1は第1図示のように充填装置Bの
排出位置から直線状に延長して第2缶容器搬送手段2と
並走するように設けられている。
該第1缶容器搬送手段lは、回動自在に等間隔に配設さ
れて缶容器Xの胴部をその搬送方向の前後から挟持する
爪片7を備える。該爪片7は上下方向に揺動自在に設け
られ、缶容器Xの挟持を解除可能となっている。缶容器
Xに缶IYを巻締める際には、第3図実線示のように、
爪片7はレール8に当接して移動しながら上動し缶容器
Xとの係合を解除する。
該第1缶容器搬送手段1には、缶容器Xを水平に支持す
る支持プレート9が設けられ、図示しない駆動装置で駆
動される爪片7が缶容器Xを挟持した状態で支持プレー
ト9上を摺動させて搬送する。該支持プレート9は前記
巻締手段5に平行する部分10では切除されており、後
述するように、この領域では缶容器Xは第2缶容器搬送
手段2で支持され搬送される。
缶蓋搬送手段3は、第3図示のように、缶蓋Yを保持す
るシーミングチャック11を備えた回転自在且つ昇降自
在の缶蓋保持手段4を備え、該缶蓋保持手段4の外周に
缶IYを回転駆動する後述する回転駆動手段12を備え
る。
第2缶容器搬送手段2は、第3図示のように、缶容器X
を載置して回転自在に支持する支持部として支持テーブ
ル13を備え、該支持テーブル13の外周に前記缶蓋保
持手段4に備えられた回転駆動手段12と同様の構成で
ある回転駆動手段14を備える。
前記缶蓋搬送手段3は、前記第2缶容器搬送手段2と対
向する上部に、後述する搬送プロ・ツク15によって該
第2缶容器搬送手段2と一体に設けられている。
該搬送ブロック15は、略楕円状に無端に回動する無端
チェーン16に多数の該搬送プロ・ツク15同士が互い
に間隔を存して連接されて回動自在に設けられている。
該搬送ブロックL5は前記第1缶容器搬送手段1と平行
する位置で同方向に同速度で回動される。そして、図示
するように該搬送プロ・ツク15は第、1缶容器搬送手
段1と並列する側では、該第1缶容器搬送手段lの搬送
方向を接線とするように円弧状に接近して平行に移動し
、更に第1缶容器搬送手段1から円弧状に離れるように
移動するように配設され、前記した支持プレート9の切
除部分10で該第1缶容器搬送手段lと並走する。
第1図において、17は前記缶蓋搬送手段3に缶蓋Yを
供給する缶蓋供給レール・ノド、18は該缶蓋供給ター
レッ目7に缶蓋Yを供給する装置である。
前記搬送ブロック15は、第3図示のように側面視でコ
字型に成形した支持部19を備え、該支持部19を無端
チェーン16に着脱自在に固定されている。
また、該支持部19の上部には缶蓋保持手段4を備える
。該缶蓋保持手段4は上方から垂下した支軸20の下端
に回動自在に設けられ、支軸20の上方側部に設けられ
たカムローラ21が後述するカムレール22により案内
されて昇降され、これに伴って該缶蓋保持手段4が昇降
するように構成されている。該缶蓋保持手段4はシーミ
ングチャック11が備えられている。
該支持部19の下部には、前記した第2缶容器搬送手段
2として機能する缶容器Xの支持テーブル13が設けら
れている。該テーブル13は、前記缶蓋保持手段4の支
軸20と同軸線上の支軸23に回転自在に設けられてい
る。
前記搬送ブロック15はその支持部19の背面側の略中
央部に上下に対向して設けた案内ローラ24゜25で後
述するレール板26に支持されると共に、背面側上下に
設けた一対の案内ローラ27.2Bで案内溝を有するレ
ール29.30により支持されている。
前記各搬送ブロック15は、第3図示のように各支持部
19の背面下部が互いに連結される無端チェーン16を
備え、該無端チェーン16は第2図及び第3図示のスプ
ロケット31..32で図示しない駆動装置により駆動
される。
各搬送ブロック15は、第2図示のように、互いに接続
して無端状に形成されたレール板26及び同様に無端状
のレール29.30に沿って案内される。
該レール板26は各搬送ブロック15をその往路におい
て前記したように第1缶容器搬送手段1の搬送方向を接
線とするように円弧状に接近させ、更に前記支持プレー
ト9の切除部分10で直線状に移動する第1缶容器搬送
手段lと平行させ、次いで第1缶容器搬送手段lから円
弧状に離れるように案内し、更に復路で直線状に案内し
、前記往路に円弧状に案内する。
前記カムレール22は、第2図乃び第3図示のように前
記搬送ブロック15のカムローラ21の移動する位置で
あって、巻締手段5に平行して一体に設けられている。
該カムレール22は、カムローラ21を搬送ブロック1
5の搬送方向に案内すると共に、該カムローラ21が設
けられた支軸20を介してシーミングチャック11の昇
降を案内する。
前記巻締手段5は第2図示のように前記搬送ブロック1
5がレール板26に沿って前記支持プレート9の切除部
分10で並走される位置に対応して直線状に設けられて
いる。前記巻締手段5は、夫々巻締め量を一定に巻締め
る直線状の直線シーミング部である後述する第1.第2
.第3シーミング部33、34.35を備える。第2シ
ーミング部47は、第1シーミング部33の巻締め量よ
り大とし、第3シーミング部35は、第2シーミング部
47の巻締め量より大とする。各シーミング部33.4
7.35の間には、傾斜シーミング部36.37が設け
られている。
該傾斜シーミング部36.37は、段階的に連続して連
なる各シーミング部33.47.35を缶NYが円滑に
転動されるのを案内する目的として設けられている。第
1シーミング部33は、直線状に缶蓋Yの搬送方向に向
かって缶1iYが少なくとも一回転する長さで該缶、I
Yに一定の巻締め量の巻締めを施す。第2シーミング部
47は、該第1シーミング部33に傾斜シーミング部3
6を介して連設して缶蓋の搬送方向に向かって缶MYが
少なくとも一回転する長さで該缶蓋Yに第1巻締より深
い一定の巻締め量の巻締めを施す。第3シーミング部3
5は、該第2シーミング部47に傾斜シーミング部37
を介して連設して缶蓋Yの搬送方向に向かって缶IYが
少なくとも一回転する長さで該1缶蓋に第2巻締めより
深い一定の巻締め量の巻締めを施す。
前記缶蓋保持手段4のシーミングチャック11と第2缶
容器搬送手段2の支持テーブル13とは、第3図示のよ
うに、両者によって缶容器Xと缶IYとを互いに挟持し
たときに両者を回転させて両者のフランジ部とエンドフ
ック部とを前記巻締手段5に圧接した状態で転動させる
回転駆動手段1214を備える。
回転駆動手段12は、第3図示のように、前記シーミン
グチャック11の外周上部に全周に設けた第1ピニオン
ギヤ39と該第1ビニオンギア39に噛合可能に巻締手
段5に沿って設けられた直線状の第1ラツク40とから
なる。
回転駆動手段14は、前記支持テーブル13の支軸23
と同軸に設けた第2ピニオンギヤ41と、該第2ピニオ
ンギア41に噛合可能に巻締手段5に沿って設けられた
直線状の第2ラツク42とからなる。
従って、第2図及び第3図示のように、前記各搬送ブロ
ック15が巻締手段5に沿って移動する時に前記第1ビ
ニオンギア39と第2ピニオンギア41は、夫々第1ラ
ツク40と第2ラツク42に噛合して回転し、シーミン
グチャック11と支持テーブル13とが回転駆動される
。該シーミングチャック11及び支持テーブル13が回
転すると、これらが挟持する缶1yと缶容器Xは回転さ
れる。
以上のような構成からなる本実施装置Aにおいて、その
作動を次に説明する。
缶容器Xは充填装置Bで内容物が充填された後に、第1
図示のように、第1缶容器搬送手段1の爪片7に搬送方
向の前後側から挟持されて支持プレート9上を直線状に
摺動搬送される。
他方、缶蓋Yは缶蓋供給装置18から供給され、缶蓋供
給ターレット17により各搬送ブロック15の缶蓋搬送
手段3に供給される。供給される缶蓋Yの受は渡し位置
では、缶蓋Yは該缶蓋保持手段4に保持される。
該缶蓋保持手段4に缶蓋Yを保持した搬送ブロック15
は、続いて、略楕円状に回動する無端チェーン16によ
って回動され、直線状軌道から円弧状軌道に入る。やが
て、第2缶容器搬送手段2の搬送方向が往路となる直線
状軌道に入る。
搬送ブロック15は、第1缶容器搬送手段lに次第に接
近し、これと平行する位置に移動される。
このとき、第1缶容器搬送手段1で搬送されてきた缶容
器Xは一対の爪片7に搬送方向の前後から係止されなが
ら支持プレート9の切除部分10の位置で第2缶容器搬
送手段2の支持テーブル13に移される。そして缶容器
Xが、前記爪片7に係止されたまま該支持テーブル13
上に載置される。そして、該第2缶容器搬送手段2に確
実に受は渡されると、第3図示のように、該爪片9がレ
ール8に当接して上動して缶容器Xの係止が解除される
こうして缶容器Xが第2缶容器搬送手段2に移されると
、第1ビニオンギア39が回転しながら第1ラツク40
に噛合し、該第1ピニオンギア39は第1ラツク40に
円滑に噛合する。
このような過程で、缶蓋搬送手段3の缶蓋保持手段4は
、カムローラ21を介してカムレール22により下降さ
れる。このとき、第1ビニオンギア39と第1ラツク4
0が噛合したまま下降される。そして、該缶蓋保持手段
4に保持された缶蓋Yは支持テーブル13上の缶容器X
に被せられる。
更に、搬送ブロック15が缶NYと缶容器Xを搬送して
回動すると、缶蓋保持手段4のシーミングチャック11
及び第2缶容器搬送手段2の支持テーブル13が搬送速
度と同期して回転し缶NY及び缶容器Xを回転させる。
そして、第2缶容器搬送手段2の往路では、缶蓋Yと缶
容器Xを回転させながら直線状に搬送し、同時に第3図
及び第4図示のように缶iYのエンドフック部が巻締手
段5に圧接されつつ転動する。このとき、缶蓋Yは、先
ず、第1シーミング部33に圧接されて一回転以上回転
して缶蓋Yに巻締が施される。続いて、缶蓋Yは、傾斜
シーミング部36に回転を案内され、第2シーミング部
34に圧接される。該第2シーミング部34は、第1シ
ーミング部33に比して缶NYに接近しており、それに
よって該缶NYの巻締め量を更に増大させて巻締めを行
う。そして、缶iYは、傾斜シーミング部37に回転を
案内され、第3シーミング部35に圧接される。該第3
シーミング部35は、前記第2シーミング部34に比し
て更に缶蓋Yに接近しており、これによって、一定に巻
締め量を増大させる。このような構成の巻締手段5によ
り、缶iYは前記傾斜シーミング部36.37によって
円滑に各直線シーミング部33.34.35を案内され
、一定の量で巻締めをj〒う距離を長くして、缶iYに
、均一な巻締めを施すことができる。
その後、搬送ブロック15が第1缶容器搬送i送手段1
の搬送方向から離れるときに、既に缶MYが巻締めされ
た缶容器Xは、搬送ブロック15の第2缶容器搬送手段
2によって搬送される。
その後、缶蓋Yの巻締めが完了した缶容器Xは搬出ター
レット43によって搬出路44から搬出される。
また、本発明の他の実施例による巻締手段5は、第5図
示のように、レール状に形成されており、缶容器Xが第
2缶容器搬送手段2により直線状に搬送される往路側に
缶容器Xのフランジ部に缶蓋Yのエンドフック部を巻締
めする直線シーミング部である第1シーミング部45と
、傾斜シーミング部である第2シーミング部46と、直
線シーミング部である第3シーミング部47とを直線状
に連接して備える。
該第1シーミング部45は、第5図に示すように、缶蓋
の搬送方向に向かって缶蓋が少なくとも一回転する長さ
で該缶蓋に一定の巻締め量の巻締めを施す直線状の巻締
グループ48を備える。前記第2シーミング部46は、
前記第1シーミング部45に連設して缶蓋の搬送方向に
向かって缶蓋が少なくとも一回転する長さで該缶蓋に徐
々に接近して巻締め量を増大させる巻締グループ49を
備える。更に、前記第3シーミング部47は、前記第1
シーミング部45の巻締め量より大とし、前記第2シー
ミング部46に連設して缶蓋が少なくとも一回転する長
さで該缶蓋に一定の巻締め量の巻締めを施す直線状の巻
締グループ50を備える。
これにより缶蓋Yは、先ず、第1シーミング部45の巻
締グループ48に圧接されて一回転以上転動して缶MY
に巻締が施される。続いて、缶蓋Yは、第2シーミング
部46を転動して巻締グループ49に圧接される。該第
2シーミング部46は、缶蓋Yの搬送方向に向かって圧
接力を増す傾斜によって該缶NYの巻締め量を徐々に増
大する。このとき、缶蓋Yの巻締め量は、前記第1シー
ミング部45による巻締め量より大となり、巻締めが進
んで缶蓋Yの径は小さくなる。同時に、第2シーミング
部46により巻締めた缶MYは、その巻締め開始位置で
は巻締め量が小となって缶IYの径が大きく、終了位置
では巻締め量が大となって缶IYの径が小さくなる。し
かし、第2シーミング部46の上流側で予め第1シーミ
ング部45によって巻締めているので、その巻締めの大
小の差を少な(することができる。そして、缶MYを前
記第3シーミング部47に転動させることにより、その
巻締め量を均一に調整して高精度に巻締める。
更にまた、缶蓋Yの径が小さいものでは、第6図示のよ
うに、傾斜シーミング部51と直線シーミング部52と
を備えた巻締手段5を設けてもよい。
該傾斜シーミング部51は、缶蓋Yの搬送方向に向かっ
て缶IYが少なくとも一回転する長さで缶蓋Yの巻締め
量を徐々に深める傾斜を有している。
直線シーミング部52は、該シーミング部51に連設さ
れており、缶iYが少なくとも一回転する長さで缶蓋Y
の巻締め量を一定に巻締める。これにより、前記傾斜シ
ーミング部51を通過した後の缶蓋Yの巻締部分にその
巻締め開始位置と終了位置とで巻締め量の差異が発生す
るが、次いで直線シーミング部52を転動させることに
よって均一に巻締めを行うことができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、前記巻締手段は、缶蓋
を先ず傾斜シーミング部で徐々に巻締め量を増した後に
直線シーミング部でその巻締め部分を一定に巻締めるの
で、傾斜シーミング部を通過した後の缶蓋の巻締部分に
その巻締め開始位置と終了位置とで巻締め量の差異が発
生しても直線シーミング部によって均一に巻締めて、高
い精度で確実に巻締めることができる。
また、前記傾斜シーミング部の上流側に直線シーミング
部を設けて、先ず該直線シーミング部で缶蓋を一定に巻
締めた後に、傾斜シーミング部で徐々に巻締め量を増し
、次いで直線シーミング部で均一に巻締める。これによ
り、傾斜シーミング部による巻締め量の増大する割合を
少なくでき、該傾斜シーミング部による缶蓋の巻締め開
始位置と終了位置の巻締め量の差異を小さ(して急激な
巻締め成形を少なくすることができる。そして、該傾斜
シーミング部の後に直線シーミング部で缶蓋の巻締め部
分を均一に調整しながら更に巻締めるので、缶蓋の巻締
め部分にシワ等の歪みを発生させることなく高い精度で
確実に巻締めることができる。
また、前記巻締手段として、巻締め量の相違する缶蓋が
少なくとも一回転以上する直線シーミング部を巻締め量
の少ないものから巻締め量の大なるものへと順次配設し
、各直線シーミング部を傾斜シーミング部で連結するこ
とにより、缶蓋の転動を円滑に案内すると共に、複数の
直線シーミング部で夫々の一定の小さな巻締め量で徐々
に該缶蓋を巻締めるので、急激な巻締め成形を排除して
、シワ等を発生させることなく高い精度で確実に巻締め
ることができる。
従って、本発明は、缶蓋の巻締めを徐々に進行しながら
、その巻締めを均一にすることができる高精度の巻締め
が可能な缶蓋の巻締装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施装置を含む缶詰の製造装置の全体を示す
概略図、第2図は本実施装置の一部の説明的拡大平面図
、第3図は第2図のl1l−1線断面図、第4図は第2
図を部分的に拡大した説明図、第5図及び第6図は他の
実施例の説明図である。 X・・・缶容器、Y・・・缶蓋、 5・・・巻締手段、 33.34.35.45.47.52・・・直線シーミ
ング部、36、37.46.51・・・傾斜シーミング
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円筒状の缶容器に缶蓋を巻締める装置であって、缶
    蓋を缶容器の開口に圧接保持し、該缶蓋と該缶容器とを
    回転自在に、支持して直線状に所定速度で搬送し、その
    搬送方向に平行して設けられた巻締手段に該缶蓋を圧接
    しながら該巻締手段に沿って転動させて缶容器に缶蓋を
    巻締める巻締装置において、前記巻締手段は、缶蓋の搬
    送方向に向かって缶蓋が少なくとも一回転する長さで缶
    蓋の巻締め量を徐々に増大させる傾斜シーミング部と、
    該傾斜シーミング部に連設して缶蓋が少なくとも一回転
    する長さで缶蓋の巻締め量を一定とした直線状の直線シ
    ーミング部とを備えていることを特徴とする缶蓋の巻締
    装置。 2、円筒状の缶容器に缶蓋を巻締める装置であって、缶
    蓋を缶容器の開口に圧接保持し、該缶蓋と該缶容器とを
    回転自在に支持して直線状に所定速度で搬送し、その搬
    送方向に平行して設けられた巻締手段に該缶蓋を圧接し
    ながら該巻締手段に沿って転動させて缶容器に缶蓋を巻
    締める巻締装置において、前記巻締手段は、缶蓋の搬送
    方向に向かって缶蓋が少なくとも一回転する長さで該缶
    蓋に一定の巻締め量の巻締めを施す直線状の直線シーミ
    ング部と、該直線シーミング部より大なる一定の巻締め
    量の巻締めを施す缶蓋が少なくとも一回転する長さの直
    線状の直線シーミング部と、両直線シーミング部の間で
    両直線シーミング部を連結して缶蓋が少なくとも一回転
    する長さで該缶蓋の巻締め量を徐々に増大する傾斜シー
    ミング部とを備えていることを特徴とする缶蓋の巻締装
    置。 3、円筒状の缶容器に缶蓋を巻締める装置であって、缶
    蓋を缶容器の開口に圧接保持し、該缶蓋と該缶容器とを
    回転自在に支持して直線状に所定速度で搬送し、その搬
    送方向に平行して設けられた巻締手段に該缶蓋を圧接し
    ながら該巻締手段に沿って転動させて缶容器に缶蓋を巻
    締める巻締装置において、前記巻締手段は、缶蓋の搬送
    方向に向かって缶蓋が少なくとも一回転する長さで該缶
    蓋に一定の巻締め量の巻締めを施す直線状の直線シーミ
    ング部と、該直線シーミング部より大なる一定の巻締め
    量の巻締めを施す缶蓋が少なくとも一回転する長さの直
    線状の直線シーミング部とを少なくとも順次配設し、両
    直線シーミング部の間で両直線シーミング部を連結して
    缶蓋を案内する傾斜シーミング部とを備えていることを
    特徴とする缶蓋の巻締装置。
JP1094434A 1989-04-13 1989-04-13 缶蓋の巻締装置 Expired - Lifetime JPH0761514B2 (ja)

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DE69010056T DE69010056T2 (de) 1989-04-13 1990-04-12 Vorrichtung zum Besäumen von Dosenenden.
EP90304031A EP0392866B1 (en) 1989-04-13 1990-04-12 Apparatus for seaming can ends
US07/507,779 US5125208A (en) 1989-04-13 1990-04-12 Apparatus for seaming can end
KR1019900005046A KR0149647B1 (ko) 1989-04-13 1990-04-12 캔뚜껑의 말아죄는 장치

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6418540A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Toyo Seikan Kaisha Ltd Straight-line can seaming equipment

Patent Citations (1)

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JPS6418540A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Toyo Seikan Kaisha Ltd Straight-line can seaming equipment

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