JPH02273080A - インバーター電源装置 - Google Patents
インバーター電源装置Info
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- JPH02273080A JPH02273080A JP1095767A JP9576789A JPH02273080A JP H02273080 A JPH02273080 A JP H02273080A JP 1095767 A JP1095767 A JP 1095767A JP 9576789 A JP9576789 A JP 9576789A JP H02273080 A JPH02273080 A JP H02273080A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 21
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 6
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電動機等の電源に使用するインバーター電源装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来の技術
まず、従来のインバーター電源装置の概要を説明する。
第3図はインバーター電源装置のスイッチング部を示す
ものである。第3図において、31は三相交流源32か
らの交流電圧を整流する全波整流回路、33は平滑コン
デンサ、34〜39はスイッチング素子である。スイッ
チング素子34〜39の中でスイッチング素子34.3
5は出力電圧のある一つの相に対応するものであり、ま
たスイッチング素子36.37は他の一つの相に、また
スイッチング素子38.39はその他の相にそれぞれ対
応するものである。スイッチング素子34.35は互に
直列に接続されており、それが平滑コンデンサ33と並
列に接続されている。また他のスイッチング素子も同様
であり、スイッチング素子36.37およびスイッチン
グ素子38゜39はそれぞれ直列に接続され、それらは
ともに平滑コンデンサ33と並列に接続されている。4
0〜45はダイオードであり、そのうちダイオード4θ
はスイッチング素子34に並列に接続され、またダイオ
ード41はスイッチング素子35に並列に接続されてい
る。46は負荷装置として設けられたモータであり三相
交流電圧で駆動する。
ものである。第3図において、31は三相交流源32か
らの交流電圧を整流する全波整流回路、33は平滑コン
デンサ、34〜39はスイッチング素子である。スイッ
チング素子34〜39の中でスイッチング素子34.3
5は出力電圧のある一つの相に対応するものであり、ま
たスイッチング素子36.37は他の一つの相に、また
スイッチング素子38.39はその他の相にそれぞれ対
応するものである。スイッチング素子34.35は互に
直列に接続されており、それが平滑コンデンサ33と並
列に接続されている。また他のスイッチング素子も同様
であり、スイッチング素子36.37およびスイッチン
グ素子38゜39はそれぞれ直列に接続され、それらは
ともに平滑コンデンサ33と並列に接続されている。4
0〜45はダイオードであり、そのうちダイオード4θ
はスイッチング素子34に並列に接続され、またダイオ
ード41はスイッチング素子35に並列に接続されてい
る。46は負荷装置として設けられたモータであり三相
交流電圧で駆動する。
U、V、Wはそれぞれモータ46へ三相交流の電源電圧
を供給するための電源線であり、それぞれ対応するスイ
ッチング素子対の接続点から電化を取り出している。す
なわち電源線Uはスイッチング素子34.35の接点に
接続され、電源線Vはスイッチング素子36.37の接
点に、また電源線Wはスイッチング素子38.39の接
点にそれぞれ接続されている。
を供給するための電源線であり、それぞれ対応するスイ
ッチング素子対の接続点から電化を取り出している。す
なわち電源線Uはスイッチング素子34.35の接点に
接続され、電源線Vはスイッチング素子36.37の接
点に、また電源線Wはスイッチング素子38.39の接
点にそれぞれ接続されている。
第4図は動作原理を示すものである。第4図において、
A、B、Cはそれぞれモータ速度設定用の正弦波信号で
あり、正弦波信号Aと正弦波信号B1正弦波信号Bと正
弦波信号C1正弦波信号Cと正弦波信号Aの位相差はそ
れぞれ等しく120度となっている。以下この3つの正
弦波信号を総称してモータ速度設定信号と呼ぶ。またT
は三角波信号であり、その周期は固定されている。モー
タ速度設定信号A、B、Cと三角波信号Tはともに比較
器に入力され、比較器からはPWM波信号が出力される
。そしてそのPWM波信号のデユーティ−比はモータ速
度設定信号A、B、Cの周期に従って変化する事となる
。そして、このPWM波信号に従ってスイッチング素子
34〜39を制御する事により、図に示すように各電流
線U、V、W間に電圧を生じせしめ、モータ46を動作
させる。
A、B、Cはそれぞれモータ速度設定用の正弦波信号で
あり、正弦波信号Aと正弦波信号B1正弦波信号Bと正
弦波信号C1正弦波信号Cと正弦波信号Aの位相差はそ
れぞれ等しく120度となっている。以下この3つの正
弦波信号を総称してモータ速度設定信号と呼ぶ。またT
は三角波信号であり、その周期は固定されている。モー
タ速度設定信号A、B、Cと三角波信号Tはともに比較
器に入力され、比較器からはPWM波信号が出力される
。そしてそのPWM波信号のデユーティ−比はモータ速
度設定信号A、B、Cの周期に従って変化する事となる
。そして、このPWM波信号に従ってスイッチング素子
34〜39を制御する事により、図に示すように各電流
線U、V、W間に電圧を生じせしめ、モータ46を動作
させる。
第5図はスイッチング素子34〜39を制御するための
制御回路を示すものである。第5図において、48はP
WM波信号を発生させるとともに一対のスイッチング素
子すなわちスイッチング素子34.35が同時にオンと
なった状態が生じるのを避けるようにする為の装置であ
り、以下PWMl路48と呼ぶ。以下、PWM回路43
について説明する。49および50は抵抗器およびコン
デンサで構成された遅延部であり、信号を遅延させるた
めに設けられる。51.52はAND回路であり、AN
D回路51の一方の入力端子には遅延部49によって遅
延された信号が入力し、他方の入力端子には遅延されな
いままの信号が入力される。またAND回路52の一方
の入力端子には遅延部50によって遅延された信号が入
力し、他方の入力端子には遅延されないままの信号が入
力される。遅延部50およびAND回路52より成る信
号処理部の前段にはインバータ53が挿入されている。
制御回路を示すものである。第5図において、48はP
WM波信号を発生させるとともに一対のスイッチング素
子すなわちスイッチング素子34.35が同時にオンと
なった状態が生じるのを避けるようにする為の装置であ
り、以下PWMl路48と呼ぶ。以下、PWM回路43
について説明する。49および50は抵抗器およびコン
デンサで構成された遅延部であり、信号を遅延させるた
めに設けられる。51.52はAND回路であり、AN
D回路51の一方の入力端子には遅延部49によって遅
延された信号が入力し、他方の入力端子には遅延されな
いままの信号が入力される。またAND回路52の一方
の入力端子には遅延部50によって遅延された信号が入
力し、他方の入力端子には遅延されないままの信号が入
力される。遅延部50およびAND回路52より成る信
号処理部の前段にはインバータ53が挿入されている。
54は比較器であり、前述のようにモータ速度設定信号
Aと三角波信号Tを受け、PWM波信号を出力する。遅
延部54およびAND回路51より成る信号処理部には
比較器54より出力されたPWM波信号がそのまま入力
され、他方すなわち遅延部50およびAND回路52よ
り成る信号処理部には同PWM波信号をインバータ53
によって反転した信号が入力される。
Aと三角波信号Tを受け、PWM波信号を出力する。遅
延部54およびAND回路51より成る信号処理部には
比較器54より出力されたPWM波信号がそのまま入力
され、他方すなわち遅延部50およびAND回路52よ
り成る信号処理部には同PWM波信号をインバータ53
によって反転した信号が入力される。
60はスイッチング素子34を駆動するためのドライブ
回路、また61はスイッチング素子35を駆動するため
のドライブ回路である。ドライブ回路60において、6
2はフォトカプラーであり、絶縁のためのものである。
回路、また61はスイッチング素子35を駆動するため
のドライブ回路である。ドライブ回路60において、6
2はフォトカプラーであり、絶縁のためのものである。
63および64は出力用のトランジスタである。トラン
ジスタ63はNPN型、またトランジスタ64はPNP
型である。
ジスタ63はNPN型、またトランジスタ64はPNP
型である。
つまり双方のトランジスタのベースが「Hl」になると
、NPN型であるトランジスタ63は必ずオン、PNP
型であるトランジスタ64は必ずオフとなる。65はフ
ォトカプラー62の出力信号を増幅するためのトランジ
スタであり、トランジスタ65によって増幅された電圧
がトランジスタ63.64のベースに印加される事とな
る。そして出力はトランジスタ63.64の接続点すな
わち点Eから取り出される。BUPはスイッチング素子
34の入力端子であり、点Eから取り出された電圧は端
子BUPへ送られる。なお、他の相についてのPWM回
路およびドライブ回路も同様な構成である。 以上のよ
うに本装置には、一つの相毎に対応する一つのPWM回
路および2つのドライブ回路が設けられている。そして
各ドライブ回路それぞれに3つのトランジスタと1つの
フォトカプラーが設けられている。
、NPN型であるトランジスタ63は必ずオン、PNP
型であるトランジスタ64は必ずオフとなる。65はフ
ォトカプラー62の出力信号を増幅するためのトランジ
スタであり、トランジスタ65によって増幅された電圧
がトランジスタ63.64のベースに印加される事とな
る。そして出力はトランジスタ63.64の接続点すな
わち点Eから取り出される。BUPはスイッチング素子
34の入力端子であり、点Eから取り出された電圧は端
子BUPへ送られる。なお、他の相についてのPWM回
路およびドライブ回路も同様な構成である。 以上のよ
うに本装置には、一つの相毎に対応する一つのPWM回
路および2つのドライブ回路が設けられている。そして
各ドライブ回路それぞれに3つのトランジスタと1つの
フォトカプラーが設けられている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、以上のような構成では、ドライブ回路の
前段に、一つの相に対応する一対のスイッチング素子の
双方が同時にオン状態となるのを避けるための信号処理
装置が必要であり、部品点数が多くなって大きなコスト
高を招いてしまう。
前段に、一つの相に対応する一対のスイッチング素子の
双方が同時にオン状態となるのを避けるための信号処理
装置が必要であり、部品点数が多くなって大きなコスト
高を招いてしまう。
課題を解決するための手段
本発明は以上の課題を解決するため、一対のスイッチン
グ素子のそれぞれに対応する二つのドライブ回路におい
て、第1のドライブ回路内の互に反転の関係にある二つ
の出力用トランジスタの内アース側のものをNPN型ト
ランジスタにし、第2のドライブ回路内の互に反転の関
係にある二つの出力用トランジスタの内のアース側のも
のをPNP型トランジスタにし、各出力用トランジスタ
のベースに直列に抵抗器を挿入するとともに一方側例え
ばアース側の出力用トランジスタについてはそのベース
に挿入された抵抗器に並列にコンデンサを設けた。
グ素子のそれぞれに対応する二つのドライブ回路におい
て、第1のドライブ回路内の互に反転の関係にある二つ
の出力用トランジスタの内アース側のものをNPN型ト
ランジスタにし、第2のドライブ回路内の互に反転の関
係にある二つの出力用トランジスタの内のアース側のも
のをPNP型トランジスタにし、各出力用トランジスタ
のベースに直列に抵抗器を挿入するとともに一方側例え
ばアース側の出力用トランジスタについてはそのベース
に挿入された抵抗器に並列にコンデンサを設けた。
作用
以上のような構成にした事により、双方のドライブ回路
において一方の出力用トランジスタについて設けられた
コンデンサがスピードアップ用コンデンサとして作用す
る事となる。従って上記一方の出力用トランジスタがオ
フ状態からオン状態へ反転するタイミングは他方のトラ
ンジスタがオン状態からオフ状態へ反転するタイミング
よりも早まる事となる。
において一方の出力用トランジスタについて設けられた
コンデンサがスピードアップ用コンデンサとして作用す
る事となる。従って上記一方の出力用トランジスタがオ
フ状態からオン状態へ反転するタイミングは他方のトラ
ンジスタがオン状態からオフ状態へ反転するタイミング
よりも早まる事となる。
実施例
以下、本発明におけるインバーター電源装置の実施例に
ついて説明する。第1図は本実施例におけるインバータ
ー電源装置のスイッチング素子を制御するための制御回
路である。第1図では複数の相の中の一つの相に対応す
るスイッチング素子すなわスイッチング素子34.35
を制御する部分のみを示しており、他のスイッチング素
子を制御する部分も同様な構成であるので省略する。そ
してこの制御回路からの信号が第3図に示されたスイッ
チング部へ送られる。スイッチング部の構成は第3図に
示すものと同様であるのでその詳細な説明は省略する。
ついて説明する。第1図は本実施例におけるインバータ
ー電源装置のスイッチング素子を制御するための制御回
路である。第1図では複数の相の中の一つの相に対応す
るスイッチング素子すなわスイッチング素子34.35
を制御する部分のみを示しており、他のスイッチング素
子を制御する部分も同様な構成であるので省略する。そ
してこの制御回路からの信号が第3図に示されたスイッ
チング部へ送られる。スイッチング部の構成は第3図に
示すものと同様であるのでその詳細な説明は省略する。
第1図において、■は比較器であり、モータ速度設定信
号Aと三角波信号Tを受け、PWM波信号を出力する。
号Aと三角波信号Tを受け、PWM波信号を出力する。
2はスイッチング素子34を駆動するためのドライブ回
路、また3はスイッチング素子35を駆動するためのド
ライブ回路である。
路、また3はスイッチング素子35を駆動するためのド
ライブ回路である。
4および5はそれぞれドライブ回路2およびドライブ回
路3の前段に設けられたフォトカプラーであり、絶縁の
ためのものである。
路3の前段に設けられたフォトカプラーであり、絶縁の
ためのものである。
ドライブ回路2において、6はフォトカプラー4のフォ
トトランジスタ7に直列に接続された抵抗器であり、フ
ォトトランジスタ7と抵抗器6との直列接続体がアース
と直流電圧源の+Vcc端子との間に接続されている。
トトランジスタ7に直列に接続された抵抗器であり、フ
ォトトランジスタ7と抵抗器6との直列接続体がアース
と直流電圧源の+Vcc端子との間に接続されている。
8および9は出力用のトランジスタであり、それぞれコ
レクタ同志が接続され。一方すなわちホット側のトラン
ジスタ8のエミッタは+Vcc端子に接続され、他方す
なわちアース側のトランジスタ9のエミッタはアースに
接続されている。またトランジスタ8はPNP型であり
、トランジスタ9はNPN型トランジスタである。トラ
ンジスタ8のベースはベース電流制限用抵抗器1oを介
してフォトトランジスタ7と抵抗器6との接点Fに接続
され、他方のトランジスタ9のベースはベース電流制限
用抵抗器11を介して同接点Fに接続されている。12
は抵抗器11に並列に接続されたコンデンサである。1
3はトランジスタ8のベース・エミッタ間に生じた浮遊
容量を、また14はトランジスタ9のベース・エミッタ
間に生じた浮遊容量をそれぞれ示す。出力電圧はトラン
ジスタ8,9の接続部点から取り出されようになってお
り、トランジスタ8,9の接続部点Gがスイッチング素
子34の入力端子BUPに接続される。
レクタ同志が接続され。一方すなわちホット側のトラン
ジスタ8のエミッタは+Vcc端子に接続され、他方す
なわちアース側のトランジスタ9のエミッタはアースに
接続されている。またトランジスタ8はPNP型であり
、トランジスタ9はNPN型トランジスタである。トラ
ンジスタ8のベースはベース電流制限用抵抗器1oを介
してフォトトランジスタ7と抵抗器6との接点Fに接続
され、他方のトランジスタ9のベースはベース電流制限
用抵抗器11を介して同接点Fに接続されている。12
は抵抗器11に並列に接続されたコンデンサである。1
3はトランジスタ8のベース・エミッタ間に生じた浮遊
容量を、また14はトランジスタ9のベース・エミッタ
間に生じた浮遊容量をそれぞれ示す。出力電圧はトラン
ジスタ8,9の接続部点から取り出されようになってお
り、トランジスタ8,9の接続部点Gがスイッチング素
子34の入力端子BUPに接続される。
ドライブ回路3に於て、16はフォトカプラー4のフォ
トトランジスタ17に直列に接続された抵抗器であり、
フォトトランジスタ17と抵抗器16との直列接続体が
アースと+Vcc端子との間に接続されている。18お
よび19は出力用のトランジスタである。ホット側のト
ランジスタ18はNPN型トランジスタ、アース側のト
ランジスタ19はPNP型トランジスタであり、この点
はドライブ回路2とは異なる。トランジスタ18.19
はそれぞれエミッタ同志が接続され、トランジスタ18
のコレクタは+Vcc端子に、またトランジスタ1つの
コレクタはアースに接続されている。トランジスタ18
のベースはベース電流制限用抵抗器20を介してフォト
トランジスタ17と抵抗器16との接点Hに接続され、
他方のトランジスタ19のベースはベース電流制限用抵
抗器21を介して同接点Hに接続されている。22は抵
抗器21に並列に接続されたコンデンサである。23は
トランジスタ18のベース・エミッタ間に生じた浮遊容
量を、また24はトランジスタ19のベース・エミッタ
間に生じた浮遊容量をそれぞれ示す。出力電圧はトラン
ジスタ18,19の接続部点から取り出されようになう
ており、トランジスタ18.19の接続部点■がスイッ
チング素子35の入力端子BUNに接続される。
トトランジスタ17に直列に接続された抵抗器であり、
フォトトランジスタ17と抵抗器16との直列接続体が
アースと+Vcc端子との間に接続されている。18お
よび19は出力用のトランジスタである。ホット側のト
ランジスタ18はNPN型トランジスタ、アース側のト
ランジスタ19はPNP型トランジスタであり、この点
はドライブ回路2とは異なる。トランジスタ18.19
はそれぞれエミッタ同志が接続され、トランジスタ18
のコレクタは+Vcc端子に、またトランジスタ1つの
コレクタはアースに接続されている。トランジスタ18
のベースはベース電流制限用抵抗器20を介してフォト
トランジスタ17と抵抗器16との接点Hに接続され、
他方のトランジスタ19のベースはベース電流制限用抵
抗器21を介して同接点Hに接続されている。22は抵
抗器21に並列に接続されたコンデンサである。23は
トランジスタ18のベース・エミッタ間に生じた浮遊容
量を、また24はトランジスタ19のベース・エミッタ
間に生じた浮遊容量をそれぞれ示す。出力電圧はトラン
ジスタ18,19の接続部点から取り出されようになう
ており、トランジスタ18.19の接続部点■がスイッ
チング素子35の入力端子BUNに接続される。
第2図は動作時の各部の信号波形等を示すものである。
第2図においてSlはフォトカプラー6およびフォトカ
プラー16に入力する入力信号波形図を示す。またQl
はトランジスタ80オン・オフ状態を示す波形図、Q2
はトランジスタ9のオン・オフ状態を示す波形図、Q3
はトランジスタ18のオン・オフ状態を示す波形図、Q
4はトランジスタ19のオン・オフ状態を示す波形図を
示す。またS2は点Gの電圧波形すなわちドライブ回路
2の出力信号波形を示し、S3は点■の電圧波形すなわ
ちドライブ回路3の出力信号波形を示す。
プラー16に入力する入力信号波形図を示す。またQl
はトランジスタ80オン・オフ状態を示す波形図、Q2
はトランジスタ9のオン・オフ状態を示す波形図、Q3
はトランジスタ18のオン・オフ状態を示す波形図、Q
4はトランジスタ19のオン・オフ状態を示す波形図を
示す。またS2は点Gの電圧波形すなわちドライブ回路
2の出力信号波形を示し、S3は点■の電圧波形すなわ
ちドライブ回路3の出力信号波形を示す。
以下動作を説明する。比較器1からはPWM波信号が出
力し、それが第2図に示される入力信号S1としてフォ
トカプラー6およびフォトカプラー16に入力される。
力し、それが第2図に示される入力信号S1としてフォ
トカプラー6およびフォトカプラー16に入力される。
まずドライブ回路2において、tlにて81が立ち上が
ると、それに従ってt3にてトランジスタ8がオン状態
へ反転し、コンデンサ12の作用によりそれよりも少し
早くt2にてトランジスタ9がオフ状態へ反転する。し
かし、たとえトランジスタ9が早くオフ状態へ反転して
も出力信号S2はすぐに「Hl」とはならす、トランジ
スタ8の反転に従って出力信号S2の反転は遅れる。そ
してトランジスタ8がオン状態へ反転して始めて出力信
号S2は「Hl」になる。またドライブ回路2において
、tlにてSlが立ち上がると、それに従ってt5にて
トランジスタ18がオフ状態へ反転し、それよりも少し
早(t4にてトランジスタ19はオン状態へ反転する。
ると、それに従ってt3にてトランジスタ8がオン状態
へ反転し、コンデンサ12の作用によりそれよりも少し
早くt2にてトランジスタ9がオフ状態へ反転する。し
かし、たとえトランジスタ9が早くオフ状態へ反転して
も出力信号S2はすぐに「Hl」とはならす、トランジ
スタ8の反転に従って出力信号S2の反転は遅れる。そ
してトランジスタ8がオン状態へ反転して始めて出力信
号S2は「Hl」になる。またドライブ回路2において
、tlにてSlが立ち上がると、それに従ってt5にて
トランジスタ18がオフ状態へ反転し、それよりも少し
早(t4にてトランジスタ19はオン状態へ反転する。
この場合はトランジスタ19がオン状態となってしまえ
ば出力信号S3はすぐに’ L o W J状態になる
。
ば出力信号S3はすぐに’ L o W J状態になる
。
次にt6にてStが立ち下がる事となる。まずドライブ
回路2においてt6にてSlが立ち下がるとそれに従っ
てt8にてトランジスタ8がオフ状態へ反転し、それよ
りも少し早<t7にてトランジスタ9がオン状態へ反転
する。そして今度はトランジスタ9の反転とほぼ同時に
出力信号s2も反転する事となり、出力信号S2はすぐ
に’ L o W Jになる。またドライブ回路2にお
いてt6にてslが立ち下がるとそれに従ってtHlに
てトランジスタ18がオン状態へ反転し、それよりも少
し早くt9にてトランジスタ19はオフ状態へ反転する
。
回路2においてt6にてSlが立ち下がるとそれに従っ
てt8にてトランジスタ8がオフ状態へ反転し、それよ
りも少し早<t7にてトランジスタ9がオン状態へ反転
する。そして今度はトランジスタ9の反転とほぼ同時に
出力信号s2も反転する事となり、出力信号S2はすぐ
に’ L o W Jになる。またドライブ回路2にお
いてt6にてslが立ち下がるとそれに従ってtHlに
てトランジスタ18がオン状態へ反転し、それよりも少
し早くt9にてトランジスタ19はオフ状態へ反転する
。
この場合たとえトランジスタ19が早(オフ状態へ反転
しても出力信号S3はすぐに’Hi」とはならず、トラ
ンジスタ18の反転に従って出力信号S3の反転も遅れ
る。そしてトランジスタ18が完全にオン状態になって
始めて出力信号S3は’Hi」になる。
しても出力信号S3はすぐに’Hi」とはならず、トラ
ンジスタ18の反転に従って出力信号S3の反転も遅れ
る。そしてトランジスタ18が完全にオン状態になって
始めて出力信号S3は’Hi」になる。
つまり、Slの立ち上がり時には出力信号S3はすぐに
r L o W J状態になり、それに対して出力信号
S2はいくらか送れて’Hi」状態になる。
r L o W J状態になり、それに対して出力信号
S2はいくらか送れて’Hi」状態になる。
またSlの立下り時には出力信号S2はすぐに「LOW
J状態になり、それに対して出力信号S3はいくらか
送れて「Hl」状態になる。従って以上のように構成す
ると、出力信号S2と出力信号S3とがともに’Hi」
状態になる事は無(、スイッチング素子34.35を同
時にオン状態にしてしまう事はない。また、以上のよう
に一つの相に対応するドライブ回路たとえばドライブ回
路2,3において、一方のドライブ回路2の二つの出力
用トランジスタの内のアース側のものにNPN型トラン
ジスタ、ホット側のものにPNP型トランジスタを用い
、また他方のドライブ回路3の二つの出力用トランジス
タの内のアース側のものにPNP型トランジスタ、ホッ
ト側のものにNPN型トランジスタを用いた事により、
双方のドライブ回路2.3に同じ信号が加わっても、一
方が他方に対して反転した出力信号が得られる事となる
。つまり、このようにNPN型トランジスタとPNP型
トランジスタを使い分ける事によって出力が反転するよ
うに構成したので、従来必要であった反転回路は不必要
になり、しかもドライブ回路2゜3へ入力されるまで共
通の信号であるので、その信号用線路も共通のもので良
く、非常に簡単な構成で済む事となる。
J状態になり、それに対して出力信号S3はいくらか
送れて「Hl」状態になる。従って以上のように構成す
ると、出力信号S2と出力信号S3とがともに’Hi」
状態になる事は無(、スイッチング素子34.35を同
時にオン状態にしてしまう事はない。また、以上のよう
に一つの相に対応するドライブ回路たとえばドライブ回
路2,3において、一方のドライブ回路2の二つの出力
用トランジスタの内のアース側のものにNPN型トラン
ジスタ、ホット側のものにPNP型トランジスタを用い
、また他方のドライブ回路3の二つの出力用トランジス
タの内のアース側のものにPNP型トランジスタ、ホッ
ト側のものにNPN型トランジスタを用いた事により、
双方のドライブ回路2.3に同じ信号が加わっても、一
方が他方に対して反転した出力信号が得られる事となる
。つまり、このようにNPN型トランジスタとPNP型
トランジスタを使い分ける事によって出力が反転するよ
うに構成したので、従来必要であった反転回路は不必要
になり、しかもドライブ回路2゜3へ入力されるまで共
通の信号であるので、その信号用線路も共通のもので良
く、非常に簡単な構成で済む事となる。
発明の効果
以上のように本発明は、一対のスイッチング素子のそれ
ぞれに対応する二つのドライブ回路において、第1のド
ライブ回路内の二つの出力用トランジスタの内のアース
側のものをNPN型トランジスタにし、第2のドライブ
回路内の二つの出力用トランジスタの内のアース側のも
のをPNP型トランジスタにし、各出力用トランジスタ
のベースに直列に抵抗器を挿入するとともに一方側例え
ばアース側の出力用トランジスタについてはそのベース
に挿入された抵抗器に並列にコンデンサを設けた事によ
り、一方のトランジスタのベース側に設けられたコンデ
ンサがスピードアップ用コンデンサとして作用する事と
なり、上記一方のトランジスタがオフ状態からオン状態
へ反転するタイミングは他方のトランジスタがオン状態
からオフ状態へ反転するタイミングよりも早まる事とな
る。
ぞれに対応する二つのドライブ回路において、第1のド
ライブ回路内の二つの出力用トランジスタの内のアース
側のものをNPN型トランジスタにし、第2のドライブ
回路内の二つの出力用トランジスタの内のアース側のも
のをPNP型トランジスタにし、各出力用トランジスタ
のベースに直列に抵抗器を挿入するとともに一方側例え
ばアース側の出力用トランジスタについてはそのベース
に挿入された抵抗器に並列にコンデンサを設けた事によ
り、一方のトランジスタのベース側に設けられたコンデ
ンサがスピードアップ用コンデンサとして作用する事と
なり、上記一方のトランジスタがオフ状態からオン状態
へ反転するタイミングは他方のトランジスタがオン状態
からオフ状態へ反転するタイミングよりも早まる事とな
る。
従って、従来のようにドライブ回路の前段に一対のスイ
ッチング素子が同時にオン状態となるのを避けるための
信号処理装置が必要がなく、出力用トランジスタに抵抗
器およびコンデンサを追加するだけで他に信号処理装置
等を設けなくても双方のトランジスタが同時にオン状態
となる事を防止する事が可能となり、非常に少ない部品
点数で構成する事が可能となり、大きなコスト低下を実
現する事が出来る。
ッチング素子が同時にオン状態となるのを避けるための
信号処理装置が必要がなく、出力用トランジスタに抵抗
器およびコンデンサを追加するだけで他に信号処理装置
等を設けなくても双方のトランジスタが同時にオン状態
となる事を防止する事が可能となり、非常に少ない部品
点数で構成する事が可能となり、大きなコスト低下を実
現する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるインバーター電源装置
の制御回路の回路図、第2図は同インバーター電源装置
の制御回路中の各部の信号波形を示す説明図、第3図は
従来のインバーター電源装置の概略構成図、第4図は従
来のインバーター電源装置の動作を示す説明図、第5図
は同インバーター電源装置の制御回路の回路図である。 1:比較器 2.3=ニドライブ路4.5:
フォトカブラ−〇:抵抗器 8.97トランジスタ 10.11:ベース電流制限用抵抗器 12:コンデンサ 13.11浮遊容量18.19:
)ランジスタ 20.21 nベース電流制限用抵抗器22:コンデン
サ 23.24:浮遊容量代理人の氏名 弁理士 粟
野重孝 はが1名萬 図 錫 L rb 第 図 8LIPの信号 BUNの信号 Bvpの11号 BvNのブ息号 alVPll)信号 BW’〜のイ九号 FF I+Fl11 ′ニー 〇FF (IFF :み wu閘甑門工、っ□」皿肌
の制御回路の回路図、第2図は同インバーター電源装置
の制御回路中の各部の信号波形を示す説明図、第3図は
従来のインバーター電源装置の概略構成図、第4図は従
来のインバーター電源装置の動作を示す説明図、第5図
は同インバーター電源装置の制御回路の回路図である。 1:比較器 2.3=ニドライブ路4.5:
フォトカブラ−〇:抵抗器 8.97トランジスタ 10.11:ベース電流制限用抵抗器 12:コンデンサ 13.11浮遊容量18.19:
)ランジスタ 20.21 nベース電流制限用抵抗器22:コンデン
サ 23.24:浮遊容量代理人の氏名 弁理士 粟
野重孝 はが1名萬 図 錫 L rb 第 図 8LIPの信号 BUNの信号 Bvpの11号 BvNのブ息号 alVPll)信号 BW’〜のイ九号 FF I+Fl11 ′ニー 〇FF (IFF :み wu閘甑門工、っ□」皿肌
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 直流電源に直列に接続された第1および第2のスイッチ
ング素子を備えるとともに上記第1および第2のスイッ
チング素子の接続点の電圧を負荷装置へ供給するように
構成されたスイッチ部と、 入力側にp型半導体を備えた第1の出力用トランジスタ
と入力側にn型半導体を備えた第2の出力用トランジス
タとを直列的に接続し、第1の出力用トランジスタを直
流電源の正極側に、また第2の出力用トランジスタを同
直流電源の負極側にそれぞれ接続するとともに上記第1
の出力用トランジスタと第2の出力用トランジスタとの
接続点の電圧を上記第1のスイッチング素子の制御端子
に印加するように構成された第1のドライブ回路と、 入力側にn型半導体を備えた第3の出力用トランジスタ
と入力側にp型半導体を備えた第4の出力用トランジス
タとを直列に接続し、第3の出力用トランジスタを直流
電源の正極側に、また第4の出力用トランジスタを同直
流電源の負極側にそれぞれ接続するとともに上記第3の
出力用トランジスタと第4の出力用トランジスタとの接
続点の電圧を上記第2のスイッチング素子の制御端子に
印加するように構成された第2のドライブ回路と、 共通のPWM信号をそれぞれの出力用トランジスタに入
力させるための信号入力線路とを有し、それぞれの出力
用トランジスタの信号入力線路に直列に抵抗器を挿入す
るとともに第2の出力用トランジスタと第4の出力用ト
ランジスタの信号入力線路に挿入された抵抗器に並列に
コンデンサを接続した事を特徴とするインバーター電源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1095767A JPH02273080A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | インバーター電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1095767A JPH02273080A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | インバーター電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02273080A true JPH02273080A (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=14146638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1095767A Pending JPH02273080A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | インバーター電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02273080A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0856935A2 (en) * | 1997-02-03 | 1998-08-05 | Denso Corporation | Charge pump circuit |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP1095767A patent/JPH02273080A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0856935A2 (en) * | 1997-02-03 | 1998-08-05 | Denso Corporation | Charge pump circuit |
EP0856935A3 (en) * | 1997-02-03 | 1999-11-24 | Denso Corporation | Charge pump circuit |
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