JPH02271910A - 新規フイロケイ酸マグネシウム・カリウム - Google Patents

新規フイロケイ酸マグネシウム・カリウム

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JPH02271910A
JPH02271910A JP9081889A JP9081889A JPH02271910A JP H02271910 A JPH02271910 A JP H02271910A JP 9081889 A JP9081889 A JP 9081889A JP 9081889 A JP9081889 A JP 9081889A JP H02271910 A JPH02271910 A JP H02271910A
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potassium
magnesium
phyllosilicate
philosilicate
synthetic
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JP9081889A
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Masahide Ogawa
小川 政英
Teiji Sato
悌治 佐藤
Masanori Tanaka
正範 田中
Noriyuki Takahashi
範行 高橋
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Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
Original Assignee
Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/20Silicates

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トリオクタヘドラル型スメクタイト構造を有
するフィロケイ酸マグネシウム・カリウムに関する。
(従来の技術) 従来、トリオクタヘドラル型スメクタイト族に属する粘
土鉱物としては、サボナイト、ヘクトライト、スチブン
サイト等が知られており、これらの粘土鉱物を合成によ
り製造することも既に知られている。その代表的なもの
として、合成へクトライトが挙げられるが、このものは
1価金属成分としてリチウム及びアニオン成分としてフ
ッ素イオンを含有しており、これらの成分による人体或
いは生物への影響からその用途が制限されている。
スチブンサイトは、下記式 %式%) で表わされる化学組成を有する粘土鉱物であり、この鉱
物はフィロケイ酸マグネシウム[Mg、5f4010(
OH)2 ]のマグネシウム成分の一部が他の金属で置
換されると共に、他の一部が空位となった化合物である
このスチブンサイトを合成しようとする試みも既に知ら
れており、例えばクレイズ・アンド・クレイ・ミネラル
ズ誌、第27巻、第4号、第253乃至260頁(19
79)には、セピオライト−水系を水熱処理することに
より、スチブンサイトに転化することが記載されている
しかしながら、天然に産出するスチブンサイトは上記式
(1)で示されるように、鉄、マンガン等の着色金属成
分を含有しており、また上記公知の合成法ではセピオラ
イトを完全にスチブンサイトに転化することができず、
生成物中にかなりの量のセピオライトが不純物として混
入するという問題がある。
本発明者等は先に、金属成分が実質上マグネシウム、ナ
トリウム及びケイ素のみから成るスチブンサイト型フィ
ロケイ酸マグネシウムナトリウムから成り且つエチレン
グリコール処理した状態で面間隔16乃至26人にX線
回折ピークを有することを特徴とする合成スチブンサイ
トを提案した(発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は、今回、金属成分が実質上マグネシウム、
カリウム及びケイ素のみからなるトリオクタヘドラル型
スメクタイト構造の粘土鉱物の合成に成功し、この合成
粘土鉱物は従来の合成粘土鉱物に比して多くの利点を有
することを見出した。
即ち、本発明の目的は、実質上Mg、K及びSiの3種
の金属成分から成りしかも不純金属成分を含有しない合
成粘土鉱物を提供するにある。
本発明の他の目的は、それ自体白色度に優れていると共
に、水中に分散されたとき透明性に優れた増粘液を形成
し得る合成し得る合成フィロケイ酸マグネシウム・カリ
ウムを提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、トリオクタヘドラル型スメクタイトに
特有のX−線回折像と20ミリ当量/100g以上の陽
イオン交換容量とを有するフィロケイ酸マグネシウム・
カリウムが提供される。
本発明による合成フィロケイ酸マグネシウム・カリウム
は理想的には、実買上、下記式%式%(2) 式中、yは0乃至0.2の数であり、Xは式2y≧X≧
yを満足する数であり、nはゼロよりも大きい数である
、 で表わされる組成を有する。
(作 用) 添付図面第1図は本発明によるフィロケイ酸マグネシウ
ム・カリウムのX線回折像を示す。
第1図のX線回折像から、このフィロケイ酸塩は、2θ
=3〜10度、18〜21度、及び33〜37度に回折
ピークを有することから、スメクタイト族粘土鉱物に属
すること、及び面指数(06)の回折ピークが59乃至
61度に表われることからトリオクタヘドラル型に属す
ることがわかる。
本発明によるフィロケイ酸マグネシウム・カリウムは金
属成分、即ち酸素や水素を除いた成分が実質上マグネシ
ウム、カリウム及びケイ素から成る。このフィロケイ酸
塩の酸化物重量基準の化学組成は一般に次の通りである
一般的範囲 好適範囲 Ml(020〜35%  25〜29%に20  1〜
15%  2〜10% 5iOz   50〜65%  53〜62%灼熱減量
   5〜15%   8〜18%このフィロケイ酸マ
グネシウム・カリウムは、一般に20ミリ当量7100
g以上、特に30乃至100ミリ当量/100gの陽イ
オン交換容量を示す、この陽イオン交換容量は、フィロ
ケイ酸塩中に組込まれたカリウム量にほぼ匹敵すること
から、本発明のフィロケイ酸塩においては、カリウム分
は実質上基本層間に存在することを物語っている。
トリオクタヘドラル型スメクタイト族粘土鉱物は、二価
金属(例えばMg )の酸化物から成る8面体層を二層
のシリカ4面体層でサンドイッチした三層構造を基本層
単位とした積層構造から成るが、前記8面体層の基体単
位中に3個の二価金属(Mg)原子が存在し、その基本
化学構造は、例えばMg5Sia 010(OH)2 
 ・nH2O+w++*t  (3)で表わされる。本
発明によるフィロケイ酸マグネシウム・カリウムでは、
8面体層中のマグネシウムの一部が空位(空隙)となっ
ており、その電荷不足を補うために、カリウムが層間に
存在している。即ち、このフィロケイ酸マグネシウムは
、理想的には式 %式%(2) y、x、nは前述した意味を有する、 で表わされる。上記式(2) において、眉間に存在す
るカリウムの量Xを、2y≧X≧yと規定しているのは
、8面体層中のマグネシウム空位の部分にはプロトン(
Ho)が存在している場合があり、全空位にプロトンが
存在すると、x=y、全空位にプロトンが存在しない場
合にはy=2xで電荷のバランスが保たれることによる
。尚、式(2)から導かれる理論的なイオン交換容量と
実測されるイオン交換容量とが厳密には一致せず、実測
値の方が大きい値を示すのは、このフィロケイ酸塩には
イオン結合以外に付着によるカリウム成分が存在するた
めと思われる。
本発明による合成フィロケイ酸塩は、見掛上前述したス
チブンサイト型フィロケイ酸マグネシウムナトリウムの
ナトリウムをカリウムで交換した化合物に相当するもの
と誤解されるおそれがある。しかしながら、スチブンサ
イト型フィロケイ酸マグネシウムナトリウムの場合には
、眉間ナトリウム成分の他に8面体層中に組込まれたナ
トリウム成分が存在するのに対して、本発明による合成
フィロケイ酸塩では実質止金てのカリウム成分が眉間に
存在する点で、化学構造上顕著に相違している。この相
違が生じる理由は未だ十分に解明されるに至っていない
が、ナトリウムに比してカリウムが大きいイオン半径を
有することも関連しているものと思われる。
添付図面第2.3図は本発明による合成フィロケイ酸塩
及びスチブンサイト型フィロケイ酸マグネシウムナトリ
ウムの示差熱分析曲線である。添付図面第2.3図から
すると前者は800乃至850℃に最大発熱ピークを有
するのに対し、後者は780乃至800℃に最大発熱ピ
ークを有するという両者に相違が見られる。
本発明による合成フィロケイ酸塩は、上述した如く、金
属成分が実質上マグネシウム、カリウム及びケイ素のみ
から成り、他の金属成分を含有しないことから、純粋で
あり、高純度が要求される用途、例えば食品、医薬品、
化粧品乃至トイレタリー製品、農薬等の分野に添加剤、
基剤等として使用できる。また、この合成フィロケイ酸
塩はナトリウム分を含有しないことから、ゲル状人工培
地、湿布用基剤、薬用クリームの乳化安定剤、触媒担体
等の用途のうち、ナトリウム分の存在が忌避される用途
にも有用である。
(発明の好適態様) 本発明の合成フィロケイ酸マグネシウム・カリウムは、
塩基性炭酸マグネシウムと、ケイ酸カリウム又は非晶質
シリカ及び水酸化カリウムの組合せとを含有する水性混
合物を水熱処理に賦することにより得られる。
マグネシウム原料として塩基性炭酸マグネシウムを選択
することにより、フィロケイ酸塩の合成が可能となり、
更に高収率及び高純度での製造が可能となる。塩基性炭
酸マグネシウムとしては、任意のものを使用し得るが、
炭酸マグネシウムや、水酸化マグネシウム或いはこれら
の混合物を使用したのではフィロケイ酸マグネシウム・
カリウムの高収率及び高純度での製造は期待できない。
塩基性炭酸マグネシウムとしては、ハイドロマグネサイ
トを使用するのが特に望ましく、このものは下記式 %式%(4) で示される化学組成と、ASTM  No25−513
に帰属されるxIs回折像とを有する。
St及びに成分原料としては、ケイ酸カリウム水溶液が
有利に使用されるが、非晶質シリカ或いはケイ酸カリウ
ムと水酸化カリウムとの組合せを使用することもできる
。ケイ酸カリウムとしては式%式%(5) 式Φ、nは1乃至5の数、特に2.0乃至4.5の数で
ある、 のケイ酸カリウムが使用される。また、非晶質シリカと
しては、シリカのヒドロシル、ヒドロゲル、キセロゲル
や、湿式性非晶質シリカ或いは気相法非晶質シリカ等が
使用される。
塩基性炭酸マグネシウムとケイ酸カリウム或いは非晶質
シリカ及び水酸化カリウムとの使用割合いは、マグネシ
ウム分とケイ酸分とが実質上Mg:54の原子比で3ニ
ア乃至6:4の化学量論的量で用いるのがよく、またカ
リウム分は化学量論酌量以上に用いるのがよい、ケイ酸
カリウムを使用するときには、格別の水酸化カリウムを
添加しなくともカリウム分が系中に過剰に存在すること
になる。
水熱反応に先立って、用いる原料を可及的に均一に混合
させて、均質化した水性スラリーを形成させることが、
収率及び純度向上の見地から望ましい。この均質混合は
強剪断攪拌下に行なうのがよく、この目的に、高速剪断
ミキサー、ボールミル、サンドミル、コロイドミル、超
音波照射等を用いることができる。水性混合物中の固形
分濃度は、一般に1乃至30重量%、特に5乃至15重
量%の範囲内にあることが望ましい。
この混合物をオートクレーブに仕込み、水熱処理を行な
う。水熱処理条件は、比較的温和な条件であってよく、
例えば100乃至300℃、特に150乃至200℃の
温度で、0乃至100にg/cI112(ゲージ)、特
に6乃至40にg/cm2Gの圧力下に行なうのがよい
。反応時間は一般に0.5乃至20時間のオーダーで十
分である。反応により得られる合成フィロケイ酸マグネ
シウム・カリウムは母液から固−液分離し、水洗し、乾
燥して製品とする。
本発明による合成フィロケイ酸マグネシウムカリウムは
、既に述べた通り、基本層間にイオン半径の大きいにイ
オンを含有しており、前述した範囲のイオン交換容量を
有する。このため、本発明による合成フィロケイ酸マグ
ネシウムカリウムは、種々のカチオン類に対するイオン
交喚材或いはカチオン性物質に対するイオン的吸着剤と
して使用し得る。
また、本発明による合成フィロケイ酸マグネシウムカリ
ウムは、X線回折法で求めて、一般に10乃至30nm
、特に10乃至17nmの結晶子粒径を有する。このよ
うに結晶子粒径が小さく、しかも微細な層状化合物とし
ての特性を有することに関連して、このフィロケイ酸塩
のBET比表面積は一般に100乃至600 m’/g
、特に350乃至600 m27gと大きい、この特徴
により、本発明による合成フィロケイ酸塩は、色素類や
、有臭成分等に対する吸着剤として利用されると共に、
触媒担体としての用途も期待される。
更に、この合成フィロケイ酸塩は、水やメタノール、エ
タノール、グリセリン等の水混和性有機溶媒により膨潤
し、増粘液を与える。しかも、この合成フィロケイ酸塩
は、マグネシウム、カリウム及びケイ素の金属成分のみ
から成り、不純物を含有せず、純粋であることから、各
種増結剤、ゲル化剤として有用であり、更に植物や微生
物に対する培養のための培地としての用途も期待される
(発明の効果) 本発明によれば、金属成分がマグネシウム、カリウム及
びケイ素のみから成り、しかも有害なアニオン成分を含
まないトリオクタヘドラル型スメクタイト構造の合成フ
ィロケイ酸マグネシウム・カリウムが1是イ共された。
(実施例) 実施例1゜ マグネシウム、シリカ及びカリウム成分の原料にそれぞ
れ市販の塩基性炭酸マグネシウム、ケイ酸カリウムを用
いて、下記の方法で本発明による合成フィロケイ酸塩で
あるフィロケイ酸マグネシウム・カリウム粘土鉱物を合
成した。
市販塩基性炭酸マグネシウム27g(MgOとして: 
10.9g )と、ケイ酸カリウム水溶液123g(K
OHとして7g、5i02として24g)とを700m
1の水に加え、充分攪拌してから、内容積1にのオート
クレーブに入れた。攪拌しながら170℃で5時間水熱
処理をした。途中発生した気体を時々排気した0反応終
了後、放冷してから内容物を取り出し、」過、乾燥し、
47gの生成物を得た。
この生成物をサンプルミルで粉砕して得られた粉末の白
色度は、92%であった。陽イオン交換容量は0.44
Ileq/gで、BET比表面積は368m2/gであ
り、b軸方向結晶子サイズは、1B、1nmであった。
なお、本発明に用いた試験方法を下記に示す。
1、陽イオン交換容量(C,E、 C,)日本鋳物協会
、東海支部、無機砂型研究部会発行の試験方法TIにS
−413に準拠した。
2、BET比表面積 自動BET比表面積測定装置(CARLOERBA社製
Sorptomatic 5eries 1800)を
用いて測定した。
3、ハンター白色度 JIS K−8123に準じて測定した。
4、結晶サイズ 粉末試料の結晶サイズは、“実験化学講座4”第238
頁(1956年)丸善■発行に記載されているX線回折
法によって面指数[06]の回折ピークを測定し、b軸
方向での結晶子サイズをnm単位で求めた。
5、熱分析 熱分析装置は、理学電気■製示差熱天秤(標準形TG−
DTA8078G1)を用いた。測定条件は下記の通り
である。
試料重量      10mg DTAレンジ         100μV昇温速度 
     10℃/min 雰囲気    空気 実施例2゜ 実施例1において原料のケイ酸カリウムのシリカ分の一
部を市販のシリカヒドロゲルを用いた以外に実施例1と
同様にして本発明による合成フィロケイ酸塩を合成した
市販塩基性炭酸マグネシウム1.14kg (MgOと
して0.47kg)と、ケイ酸カリウム水溶液1.43
 kg(Sin、とじて0.27kg、水酸化カリウム
0.15kg)とを151の水に加え、充分攪拌混合す
る。この液に、シリカヒドロゲル1.92kg (Si
Ozとして0.69kg)を加えて混合し、さらに水を
加えて全量を25J2とする。内容積301のオートク
レーブに上記液を仕込み、攪拌しながら180℃で3時
間水熱処理をした。反応終了後、放冷してから内容物を
取り出し、」過、乾燥し、1.81kgの生成物を得た
この生成物をサンプルミルで粉砕して得られた粉末の白
色度は、88%であった。陽イオン交換容量はo、:+
emeq/gで、BET比表面積は465m’/gであ
り、b軸方向結晶子サイズは、15.8nmであった。
実施例3゜ 実施例1における原料のケイ酸カリウムの代わりに市販
のシリカヒドロゲル及び水酸化カリウムを用いた以外は
、実施例1と同様にして、本発明による合成フィロケイ
酸塩を合成した。
市販塩基性炭酸マグネシウム27g(マグネシア分: 
10.9g)と、シリカヒドロゲル67g(シリカ分:
 24g)とを、家庭用ミキサーで高剪断攪拌してスラ
リーを得た。
この液に水酸化カリウム水溶液8g(水酸化カリウム分
ニアg)と水とを加えて800 l111とし、充分攪
拌してから、内容積11のオートクレーブに入れた。攪
拌しながら170℃で5時間水熱処理をした。途中発生
した気体を時々排気した。反応終了後、放冷してから内
容物を取り出し、が過、乾燥し、44gの生成物を得た
この生成物をサンプルミルで粉砕して得られた粉末の白
色度は、92%であった。陽イオン交換容量は0.33
meq/gで、BET比表面積は509+n’/8であ
り、b軸方向結晶子サイズは、14.Onmであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例1で合成したフィロケイ酸塩
のCu−Ka線によるX線回折線図である。 第2、第3図は、それぞれ実施例1で合成したフィロケ
イ酸塩及びスチブンサイト型フィロケイ酸マグネシウム
・ナトリウムの示差熱分析曲線である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリオクタヘドラル型スメクタイトに特有のX−
    線回折像と20ミリ当量/100g以上の陽イオン交換
    容量とを有するフイロケイ酸マグネシウム・カリウム。
  2. (2)実質上、下記式 K_xMg_3_−_ySi_4O_1_0(OH)_
    2・nH_2O式中、yは0乃至0.2の数であり、x
    は 式2y≧x≧yを満足する数であり、 nはゼロよりも大きい数である、 で表わされる組成を有する請求項1記載のフイロケイ酸
    マグネシウム・カリウム。
JP9081889A 1989-04-12 1989-04-12 新規フイロケイ酸マグネシウム・カリウム Pending JPH02271910A (ja)

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