JPH02271644A - ガラス基板の搬送装置 - Google Patents

ガラス基板の搬送装置

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JPH02271644A
JPH02271644A JP1094484A JP9448489A JPH02271644A JP H02271644 A JPH02271644 A JP H02271644A JP 1094484 A JP1094484 A JP 1094484A JP 9448489 A JP9448489 A JP 9448489A JP H02271644 A JPH02271644 A JP H02271644A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガラス基板の搬送装置に関し、特に半導体露光
装置に於てマスクまたはレチクルを都合良く搬送する装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
IC,LSI、超LSI等の半導体の製造上解決しなけ
ればならない事項の一つとして、マスクまたはレチクル
へ塵埃付着の問題がある。マスクに形成された超微細な
回路パターンをウェハに転写するとき、マスクに塵埃が
付着しているとウェハに転写された回路パターンの損害
につながり、後工程を経て製品化されたLSI等の半導
体装置の性能を低下させるばかりでなく、最悪の場合半
導体装置の機能全体を損なわせてしまう。
しかしながら従来の半導体製造装置に於ては、作業員が
直接手によってマスクまたはレチクルをマスクホルダに
装填しなければならないため、人体からの塵埃がマスク
またはレチクルに付着する可能性が大きい。さらに近年
マスクの直径が大きくなってきたことに伴ない手で扱い
にくくなってきており、作業員の取扱い上の不注意によ
り、マスクに傷を付けたり破損の恐れもある。
そのため、この様な問題を解決するために、マスク或い
はレチクル(以降マスク)の自動搬送装置は、既にいく
つか開発され使用されている。
これらの自動搬送装置では、マスクが搬送目的地となる
装置上のステージ迄搬送される場合には、最低2ケ所の
ステージ間でマスクの受渡しが必要となってくる。ここ
で言う、最低2ケ所のステージとは、例えば半導体製造
装置では、ブリアことにより行われることが多い。この
マスク真空吸着方法としては、ゴムや樹脂を吸盤状に成
形して供せられることが多いが、これらの材料は劣化し
たり、削れたりすることにより発塵の原因となりやすい
ため、金属の吸盤であることが望ましい。
しかし、金属吸盤では弾性が殆どないため、吸盤面が被
吸着物に対して少しでも傾いているとVAC,リークを
生じるため、弾性体による支持が必要である。
この支持手段は、上下方向に弾性を持ちながら、水平方
向には拘束されているような構造でないと、搬送精度を
上げることができない。このため横方向にも弾性を持つ
コイルスプリングなどは望ましくなく、降伏してしまう
ために上下のたわみ量を大きくとれない板バネを使用す
ることが多かった。
また、マスクの位置決めを行う際にもマスクハンドが位
置決め機構を兼ね備えているような構造になっているこ
とが多かった。
〔発明が解決しようとしている問題点〕しかし上記従来
例では、 1)ステージ間でのマスクの移し替えに用いられる第2
の搬送手段のチャッキングのための下降端停止位置は、
第2の搬送手段の取付部にある駆動機構部にあるセンサ
を基準に行われるため、停止位置が数ケ所ある場合は、
停止位置に見合った数のセンサが必要であった。
また、パルスモータ駆動を行って、送ったパルス数によ
り停止位置を決める構造をとっても、吸盤の上下ストロ
ークが小さいためステージ間の距離精度をきびしくしな
いと必要な駆動パルス数が1台ごとに変化させなければ
ならない。
さらにマスク厚が変化した場合は、そのマスク厚を一枚
ごとに入力するか、停止位置センサの位置調整を一枚ご
とに行う必要があった。
2)マスクに付着する異物を避けるための金属吸盤は、
吸着のための停止位置にて沈み込み機構を持たねばなら
ない。従来例では、ここに使用される板バネでは沈み込
みのストロークが大きくなると、吸着面の傾きが発生し
たり(第9図、第10図)、回転したり(第11図、第
12図)に、VAC,リークの原因となっていた。
3)マスクの位置決めは第2の搬送手段(ハンド)基準
に行われるため、搬送のための停止精度が位置決め精度
に加算されてしまう他、重量せる第2の搬送手段上にマ
スク表面との距離を検知する機構及び複数個の沈み込み
により回転の発生しない金属吸盤を設け、マスク表面と
の距離を検知することにより、第2の搬送手段はマスク
を吸着するための下降を停止し、吸盤による吸着を実行
できるようにしたものである。
また、マスクを位置決めする際、基準に対して押付ける
機構のみを設け、基準は位置決めステージ側に置くこと
により、位置決めを行うようにしたものである。
以上により、マスク厚及び経時的なステージの上下方向
の位置変化に対しても第2の搬送手段の下降停止位置を
正確に検出することが可能であり、最終搬送目的地に設
けられた位置決め基準に対してマスクを押付けることに
より、搬送途中に生ずる搬送誤差を無視することができ
る。
また、沈み込みに伴って傾きや回転が発生するような吸
着板であると、沈み込み後VAC,吸着することにより
、傾き量や回転量がそのまま固定されるため、吸着板が
沈み込んだままとなりてしまい、沈み込み量も保存され
てしまうという状態になってしまう。しかし、沈み込み
時に傾きや回転が生じないような板バネ(第3図)を用
いることにより、第2の搬送手段上に設けたマスク表面
との距離を検知する機構による、第2の搬送手段の下降
停止位置を正確に割出すことができる。
〔実施例〕
(I)第1図は本発明の一実施例に係るマスクの自動搬
送装置の概略の構成を示す斜視図であり、第2図はこの
自動搬送装置の中で、各ステージ間でマスクを移しかえ
る機構の断面図である。
第1図に於て、1はマスク13を収容する防塵カセット
、2は防塵カセットを収容するカセットキャリア、3は
防塵カセットを構成する上ブタ、下皿のうち下皿のみを
内部に収容したマスクごと引き出すフォークであり、カ
セットキャリアの方向に、30のDCモータによって水
平駆動される。4はフォーク部を不図示のDCモータに
より上下させるエレベータ、5はエレベータの上下位置
割出しに用いられるインデックス板、6はインデックス
板の形状を読みとる光電スイッチ、7は各ステージ間に
於てマスクを移しかえるマスクハンドであり、不図示の
モータにより、上下方向及び回転方向に駆動される。8
はマスクの位置を仮位置決めするPAステージであり、
31のシリンダーにより、フォークの動(方向と同じ水
平方向に駆動される。16〜19はマスクに押し当てて
x、y、  θの位置を仮位置決めするローラーであり
、第13図にその詳細が描かれている。9はマスクを真
空吸着する金属吸盤、10はマスク表面とマスクハンド
の距離を検光するマスク表面センサ駆動部、11はマス
ク押付機構であり、第2図22のシリンダーにより、マ
スクの稜線に対して平行な軸の回りに回転駆動される。
12は15のローダ−機構の上にあり、15の移動と共
に露光ステージ(不図示)迄マスクを吸着して移動する
マスクチャックであり、中心部にマスクのパターンをウ
ェハー上に光学的に転写するための穴がおいている。1
3はマスクチャックに真空吸着によりチャックされたマ
スクであり、14はマスクチャック上に設けられた、マ
スク位置決めのための基準ローラーである。14のマス
クチャックは、図示の位置より15のマスクローダ−に
より、露光位置迄移動する。第2図に於て20は10の
移動により駆動される遮光板、21は20によりその光
路を開閉される光電スイッチ、22はマスク押付部の回
転駆動を行うエアシリンダ、第3図、第4図に於て23
は金属吸盤を支持する板バネである。第5図〜第7図は
第2の搬送手段が、下降停止位置を割出す時の状態の変
化の模式図であり、第8図には主要な部分のフローチャ
ートを示しである。また第9図〜第12図は、沈み込み
により傾きや回転を発生するような吸着板の実例であり
、第13図は第1図に示した押付ローラー(16〜18
)部の詳細図である。
(n)上記構成に於て、第1図、第2図を中心に、他の
図も交えながら動作説明を行う。第1図でフォーク3は
、モータ30により、水平方向に駆動され、カセットキ
ャリア2の中から、防塵カセットの下皿をマスクごと引
き1)定位置迄上昇し、不図示のフォトセンサにより停
止する。マスクPAステージ8は、ハンド7がマスク1
3を吸着しに下降する経路を空けるために、−旦水平方
向に、シリンダー31により後退駆動される。
ここで第8図に各動作の簡単なフローチャートが示しで
あるので、以降対応させながら説明を加えていく。この
フローチャートは装置外部に接続された不図示のマイク
ロコンピュータのプログラムにより順次実行される。マ
スクハンド7は回転駆動され、フォーク3の鉛直上方に
て停止中であるが、この状態から鉛直下方へ不図示のD
Cモータにより駆動される(第8図の)。この後、第2
図に於てマスク表面センサ駆動部10が、マスク13に
接触し、遮光板20が光電スイッチ21を切る。第8図
の■で示す通り、マスクハンド7が下降している間光電
スイッチ21のモニタが行われており、光電スイッチの
ONと同時にシーケンス■に進む。この時吸盤9は第3
図の板バネ23により支持されているため、マスク13
がマスクハンド7に対して平行度が多少狂っていても沈
み込んで狂いを吸収することができる(第2図)。
光電スイッチ21が透光から遮光状態となる信号を検知
することにより、マスクハンドの下降を不図示のモータ
に対して不図示のマイクロコンピュータより停止命令を
出すことにより停止させ、吸盤9にVACを供給するこ
とにより(第8図■)マスク13を吸着させた後、マス
クハンド7を上昇させる(第8図■)。
マスクハンド7、吸盤9.マスク表面センサ駆動部10
.マスク13の相対的な動きを模式図第5図〜第7図を
用いて説明する。
第5図の状態から、マスクハンド7が下降する、或いは
マスク13が上昇すると、マスク表面検知センサ10は
押し上げられ、かつ吸盤9はマスク13と接触し、吸盤
面とマスク13との面の平行度の狂いは吸収される。こ
の状態は第2図の中間の図の状態に対応する。しかしこ
の時、矢印は○を付けた信号の切替り点より上にあるの
で検知に至っていない。
更にマスクハンドがδだけ下降すると、第7図に示す通
りマスク表面センサの駆動部10は押し上げられ、検知
部24をONの状態に変化させる。本実施例では、第2
図に示す通り、マスク表面センサの駆動部10が押し上
げられることにより、遮光板20は中心に設けられた軸
により回転し、光電センサ21をONとする構造をとっ
た。
尚、マスクハンド7上に設けられたマスク押付ローラー
11は押付の状態で描かれているが、吸着時には、シリ
ンダー22により回転させられ水平方向に伸びた状態と
なっている。
以上によりマスク表面センサがONとなるとハンドは直
ちに下降を停止し、吸盤9のVACをONとすることは
前述の通りである。次にバンド7を上昇させると(第8
図■)、マスク13はバンド7に真空吸着されているた
め上昇する。この上昇につれ板バネが戻り、ハンドとマ
スクの距離が正規の位置迄能れると、マスク表面センサ
の駆動部10も下がり、マスク表面センサもOFFとな
る。
ハンドが不図示の上限のリミットスイッチを切り、駆動
を停止すると、PAステーション8は水平方向について
後方に下がり、ハンドの上昇、下降経路から退避してい
たが、前進してハンド7に、保持されたマスクの鉛直下
線上進シリンダ31により駆動される(第8図■、■)
。この時、マスク表面センサとなる光電センサ21は前
述の通りOFFになっているが、これを第8図■にて確
認する。これは、板バネ23がマスクハンド7が上昇し
ても万が−にマスク表面センサの光電センサ21がOF
Fに切りかわっていない場合、第8図■、■、@、■が
マスクハンド7の下降開始と共に行われてしまい、マス
クをPAステーション8迄落下させてしまう。これを防
ぐための安全確認である。
安全確認が行われた後にハンド7は再び下降し、マスク
13はPAステーション8に接触する。マスク13とP
Aステーション13が接触することにより、マスクはハ
ンド7に対して相対的に持ち上げられ、マスク表面セン
サ21はOFFの状態からONの状態に切りかわる。
マスク表面センサ21の出力がONとなると同時にハン
ドの下降駆動用モータ(不図示)は回転を停止し、吸盤
9のVACはOFFにきりかえる。再びハンドを不図示
の上限のリミットスイッチ迄上昇させ、(第8図■)、
PAステーション8上でマスクの仮位置決めを行う(第
8図0)。
まず基準ローラー16.17をPAステーション8の中
心に向けて駆動する。この駆動経路には、ストッパーが
設けてあり、基準ローラーの駆動は一定位置にて停止す
る。
この後、押付側ローラー18.19を駆動することによ
りマスクはx、X方向に対して位置決めされる。
また、基準ローラー16は2個により構成され、マスク
のθも位置決めできるようになっている。
以上の部分の詳細を第13図を用いて説明する。第13
図に於て、33a〜33dは押付アーム35a〜35d
のそれぞれを駆動するためのエアシリンダである。押付
ローラー16〜19は、押付アーム35 a −d上に
回転可能であるように固定されている。支持台35a〜
35dはPAステージ8(第1図)に固着されると共に
、前記エアシリンダー33a〜33dを図示のように保
持している。支持台36c、36dには押付アーム35
c、35dに支持されたローラー16.17の中心方向
Oへの移動量を規制するためのピン38a、38bが固
着されている。この38a。
38bによって規制されたローラー16.17はマスク
13(本図では円状に描かれている)をセンタリングす
る際の基準となる。ローラー18はマスク13をX方向
、即ちマスク13をローラー17に当接させる方向に押
圧し、ローラー19はマスク13をY方向、即ちマスク
13をローラー16に当接させる方向に押圧する。ロー
ラー18.19を支持する押圧アーム35a、35bに
はシリンダー33a、33bがアーム35a。
35bを中心Oの方向へ移動させる時、シリンダー33
a、33bの押圧力に抗する付勢力を発生するバネ37
a、37bが取付けられている。
これにより、マスク13をセンタリングする際のローラ
ー19.18のマスク抑圧はローラー16.17のマス
ク押圧力よりも低くなっている。これは4ケのローラー
の押圧力が同等であると、アーム35c、35dがビン
38a、38bに当接する前の状態でも押圧力がバラン
スしてしまい、マスク13のセンタリングが不正確とな
るので、これを防止するためである。
60a、60bは空気供給源61からのエアを制御する
ための制御弁で、制御弁60aはシリンダー33c、3
3bを介してローラー16.17の移動を同時に制御す
る。制御弁60a、60bはマスク13のセンタリング
の際、基準となるローラー16.17と、この基準とな
るローラー16.17にマスク13の周縁を当接するた
めのローラー18.19を独立に制御可能とするために
設けられている。センタリング後に、シリンダー33a
〜33dへの供給エアを同時に切ると摩擦力等の影響に
より、押圧用ローラー18゜19よりも基準ローラー1
6.17の方が早くマスク13から離れて、−旦位置決
めされたマスク13を動かしてしまうことを防ぐためで
ある。
尚、マスク13が矩形であれば、基準ローラー16.1
7のうちいずれかのローラーを2ケとし、θが発生しな
いようにしてやればよい。また、この位置決めの際には
、PAステーション8のマスク13に対する接触部32
にはフィルターを通したエアを供給し、マスクを微小量
浮上させることによりマスクとマスク受の間の摺動を軽
減することが望ましい。
マスクのx、y、θ仮位置決めが完了した後、ハンド7
は再び下降し、ここまで述べた手順に従ってマスクを吸
着して上昇した後(第8図■〜0)、回転して、マスク
ローダ−15の上に乗せられたマスクチャック14の上
進回転する。この後マスクハンド7はマスクを吸着した
まま下降し、マスクをマスクチャック12上迄下降させ
る。再び前述のシーケンスが実行され(第8図O〜0)
、吸盤9のVACを切り、ハンド7を上昇させるが、こ
の時マスクハンドの上昇量は、マスク表面センサ21が
ON→OFFとなった瞬間から一定量と定める。この駆
動を行うためには、ハンド7の駆動源はパルスモータを
使用することが望ましいが、DCモータにより駆動時間
を定めて、一定量の駆動を行うことができる。
ハンドは押付ローラー11が回転してマスクに接触する
前にマスクチャック12に当たってしまうような位置よ
りも上昇した後、押付ローラー11はシリンダー22に
より回転駆動され、マスクをマスクチャック上に3ヶ設
けられた基準ローラー14に改めて押し当てることによ
って、外形基準に対して最終的な位置決めを行う(第8
図O)。このため、マスク搬送中に生じる搬送誤差、即
ちハンド7がマスク13を吸着する時のシフトや、ハン
ドの回転角のバラつきは打ち消され、マスクチャックに
対して高い位置決め精度を保障することができる。 こ
の後、マスクハンドは上昇しく第8図O)、供給動作を
終了させる。
また、ここで金属吸盤9を支持する板バネ23は沈み込
みによって発生する回転、傾きがキャンセルされるよう
に放射状の形状を有し、かつ円周方向の回転がキャンセ
ルされるようになっていることが必要である。
本実施例では第3図に示すような板バネをエツチングに
より作成し、使用に供した。この板バネ23では、円周
部に対し中心部が紙面法線方向に弾性を持つよう考案さ
れたものであり、紙面に平行な方向に対しては高い剛性
を持っている。本板バネの特徴は、円周部に対する中心
部の接続用となっている4本の支持部の形状が“く”の
字をしていることであり、さらに円周部への接続部と中
心部への接続部を、中心からの同一放射線上からずらし
、“く”の字の2つの直線部の長さを同一となるように
しである。これにより、円周部に対して中心部がたわん
でも、“く”の字の腰の部分が右回りに回転するが、中
心部は周辺部に対して回転を発生することはない。この
ような形状の板バネ23を使って組立てられた金属吸盤
(第4図)では、沈み込みのためのガイド部を必要とせ
ず、このためガイド部との滑り、或いは転がり接触によ
り発生するパーティクルは一切発生しない。
又、第3図の様な板バネ形状でなくても、第11図で示
す様な放射形状のものでも同様の効果が得られる。
〔他の実施例〕
本実施例では常にハンドをマスクの吸着位置迄下降させ
ているが、ハンドを上下させずに各ステージを上下させ
てマスクをハンドに吸着させてもよい。
また、マスク表面を検知する遮光板は吸盤と独立な機構
となっているが吸盤に付けても良い。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、ハンド7に沈み込みにより回転や傾
きを発生しない板バネにより支持された金属吸盤と、マ
スクの表面とハンドの距離を検出するセンサを設けるこ
とにより、 (イ)マスクの厚みがバラついていても発塵性を抑えて
確実に搬送を行うことができる。
(ロ)マスクを吸着保持している、していないに関らず
、下降停止位置を正確に検出できる。
(ハ)マスクを置き換える複数個のステージがあっても
、停止位置を検出するセンサは1ケで済むと同時に、個
々のステージの高さ方向の位置変化及び組付誤差に対し
ても、停止位置調整を行う必要がない。
(ニ)ハンドには、マスクを位置決める際の押付機構を
持ち、最終搬送目的地に設けられた基準に対して押付を
行うため、ハンドの組付誤差及びガタ調整の許容範囲を
大きくとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動搬送装置全体の斜視図、 第2図は第1図のうち、マスクをステージ間で移し替え
るマスクハンド断面図、 第3図は吸盤を支持する板バネの形状、第4図は吸盤の
断面図、 第5図はマスクハンドがマスクに向って下降中の状態を
表す模式図、 第6図はマスクがハンドの吸盤に接触し、吸盤がマスク
に密着した状態を表す模式図、第7図はマスクがハンド
の吸盤に密着し、かつ沈み込んだ状態を表す模式図、 第8図は全体のシーケンスのうち、主要な部分をフロー
チャートに表したものである。 第9図は沈み込みにより傾きを発生する板バネにより支
持された吸盤の一実施例、 第10図は沈み込みにより傾きを発生する板バネにより
支持された吸盤の傾きが発生する様子、第11図は沈み
込みにより回転を発生する板バネの一実施例、 第12図は沈み込みにより回転を発生する板バネにより
支持される吸盤の一実施例、 第13図はマスクを仮位置決めするための機構の平面図
、 3はフォーク部、7はマスクハンド、9は金属吸盤、1
0はマスク表面センサ駆動部、11はマスク押付機構、
14は基準、23は金属吸盤を支持する板バネ。 VAC ↑

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ガラス基板を収納する防塵容器から、ガラス基板を
    取り出し仮位置決めステージを経て、所望の位置へ搬送
    する装置に於てガラス基板を防塵容器から一旦引き 出し、ガラス基板を前記位置決めステージ付近まで搬送
    する第1の搬送手段と、位置決めステージ付近迄搬送さ
    れたガラス基板を該位置決めステージへと移しかえ且つ
    、前記ステージから前記所望の位置へ搬送する第2の手
    段を具備し、該第2の搬送手段が、ガラス基板の表面に
    対する距離の検知機構と、上昇、下降機構と、ガラス基
    板を吸着する吸盤と該吸盤に上下方向に弾性を持たせ、
    且つ横方向に拘束力を持たせる支持手段とを有すること
    を特徴とするガラス基板の搬送装置。 2)前記ガラス基板表面との距離検知機構の出力により
    、前記第2の搬送手段は下降を停止することが可能であ
    る請求項1のガラス基板の搬送装置。 3)前記第2の搬送手段は、位置決めステージ上から、
    更に次のステージ迄ガラス基板を搬送することができる
    請求項1のガラス基板の搬送装置。 4)前記第2の搬送手段は、ガラス基板位置決めのため
    の押付機構を持ち、位置決め基準物は位置決めステージ
    上のみに持つことを特徴とする請求項1のガラス基板の
    搬送装置。 5)該吸盤の支持手段は、上下方向にたわんでも吸盤に
    対して傾きを発生しないような構造になっていることを
    特徴とする請求項1に記載のガラス基板の搬送装置。
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