JPH02271245A - 表面欠陥検出装置 - Google Patents
表面欠陥検出装置Info
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- JPH02271245A JPH02271245A JP9249589A JP9249589A JPH02271245A JP H02271245 A JPH02271245 A JP H02271245A JP 9249589 A JP9249589 A JP 9249589A JP 9249589 A JP9249589 A JP 9249589A JP H02271245 A JPH02271245 A JP H02271245A
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- Japan
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- defect
- mask
- disk
- defect candidate
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- 230000007547 defect Effects 0.000 title claims abstract description 73
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 23
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 5
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 4
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分!f)
この発明はブラウン管に備えられる電子銃におけるカソ
ードのディスク表面の欠陥を検出する表面欠陥検出装置
に関する。
ードのディスク表面の欠陥を検出する表面欠陥検出装置
に関する。
(従来の技術)
例えば、カラーブラウン管にはR(赤)、G(緑)及び
B(青)の各電子銃カソードが備えられている。第10
図はかかる電子銃カソードの外観図であって、カラーブ
ラウン管には図示する電子銃カソードが3個設けられて
いる。この電子銃カソードにはディスク11があり、こ
のディスク11から電子−eが放出される。ところで、
このような電子銃カソードではディスク11の表面にお
ける欠陥検査が行なわれる。この欠陥検査はディスク1
1の表面を撮像し、この撮像により得られる画像信号を
2値化処理する。そして、この2[化処理した画像デー
タから黒レベルの部分を欠陥として判断する。
B(青)の各電子銃カソードが備えられている。第10
図はかかる電子銃カソードの外観図であって、カラーブ
ラウン管には図示する電子銃カソードが3個設けられて
いる。この電子銃カソードにはディスク11があり、こ
のディスク11から電子−eが放出される。ところで、
このような電子銃カソードではディスク11の表面にお
ける欠陥検査が行なわれる。この欠陥検査はディスク1
1の表面を撮像し、この撮像により得られる画像信号を
2値化処理する。そして、この2[化処理した画像デー
タから黒レベルの部分を欠陥として判断する。
ところで、電子銃カソードのディスク表面の欠陥の種類
には種々あり、そのうち傷は深い傷と浅い傷とがある。
には種々あり、そのうち傷は深い傷と浅い傷とがある。
そして、第11図に示すように深い傷2,3は光の反射
率が正常な部分と比較して大きく異なっているので濃淡
レベルが低くなっている。従って、2値化処理後も第1
2図に示すように傷2,3として残り、欠陥として検出
することができる。しかしながら、浅い傷4,5の場合
には光の反射率が正常な部分と比較してさほど違いがな
いので、2値化処理後には省かれることがある。
率が正常な部分と比較して大きく異なっているので濃淡
レベルが低くなっている。従って、2値化処理後も第1
2図に示すように傷2,3として残り、欠陥として検出
することができる。しかしながら、浅い傷4,5の場合
には光の反射率が正常な部分と比較してさほど違いがな
いので、2値化処理後には省かれることがある。
このため、浅い傷4,5の検出に対する4、4何1性が
低い。
低い。
このように傷は撮像して画像データとした場合、11:
當な部分と比較して濃淡レベルが高い部分と低い部分と
がある。従って、上記技術では濃淡レベルの低い部分に
ついては検出できるが高い部分については検出不可能と
なっている。さらに、ディスク11における汚れについ
ても画像データ上における濃淡レベルは高い部分と低い
部分とがあり、上記同様に濃淡レベルの高い部分の汚れ
については検出不可能となっている。
當な部分と比較して濃淡レベルが高い部分と低い部分と
がある。従って、上記技術では濃淡レベルの低い部分に
ついては検出できるが高い部分については検出不可能と
なっている。さらに、ディスク11における汚れについ
ても画像データ上における濃淡レベルは高い部分と低い
部分とがあり、上記同様に濃淡レベルの高い部分の汚れ
については検出不可能となっている。
(発明が解決しようとする課題)
以上のように従来の方法では浅い傷に対する欠陥検出の
能力が低く、かつ正常部分の濃淡レベルより高い部分と
低い部分の欠陥がある場合には対応できなかった。
能力が低く、かつ正常部分の濃淡レベルより高い部分と
低い部分の欠陥がある場合には対応できなかった。
そこでこの発明は、そのような欠陥であっても検出でき
る信頼性の高い表面欠陥検出装置を提供することを目的
とする。
る信頼性の高い表面欠陥検出装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成]
(課題を解決するだめの手段)
本発明は、カソードのディスク表面を撮像してその画像
データを得る撮像手段と、この撮像手段で得られた画像
データからディスク部分のみを抽出するためのマスクを
作成するマスク作成手段と、このマスク作成手段により
作成されたマスクにより抽出されたディスク表面画像に
おける濃淡レベル分布を求めこの濃淡レベル分布におけ
る両端側から欠陥候補となる濃淡レベルの範囲を定めそ
のレベルを持つ部分を欠陥候補として抽出する欠陥候補
検出手段と、この欠陥候補検出手段で求められた濃淡レ
ベルが欠陥候補領域に属する各画素について濃淡分布の
周辺に位置するほど高い値となるように重みづけを行い
この重みづけられた値の領域ごとの総和がしきい値以上
となった部分を欠陥と判断する欠陥判断手段とを備えて
上記1−1的を達成しようとする表面欠陥検出装置であ
る。
データを得る撮像手段と、この撮像手段で得られた画像
データからディスク部分のみを抽出するためのマスクを
作成するマスク作成手段と、このマスク作成手段により
作成されたマスクにより抽出されたディスク表面画像に
おける濃淡レベル分布を求めこの濃淡レベル分布におけ
る両端側から欠陥候補となる濃淡レベルの範囲を定めそ
のレベルを持つ部分を欠陥候補として抽出する欠陥候補
検出手段と、この欠陥候補検出手段で求められた濃淡レ
ベルが欠陥候補領域に属する各画素について濃淡分布の
周辺に位置するほど高い値となるように重みづけを行い
この重みづけられた値の領域ごとの総和がしきい値以上
となった部分を欠陥と判断する欠陥判断手段とを備えて
上記1−1的を達成しようとする表面欠陥検出装置であ
る。
(作 用)
この発明は、画像データからディスク表面を抽出するた
めのマスクを作成し、このマスク内のみの濃淡レベル分
布を求め、この濃淡レベル分布における両端側から欠陥
候補となる濃淡レベルを両端はど濃度レベルが高くなる
ように変換しこの変換された濃淡レベルの領域ごとの総
和がしきい値以上となった部分を欠陥と判断する。
めのマスクを作成し、このマスク内のみの濃淡レベル分
布を求め、この濃淡レベル分布における両端側から欠陥
候補となる濃淡レベルを両端はど濃度レベルが高くなる
ように変換しこの変換された濃淡レベルの領域ごとの総
和がしきい値以上となった部分を欠陥と判断する。
(実施例)
第1図はこの発明の一実施例を示す。同図において10
はブラウン管に備えられる電子銃カソードであって、1
1はそのディスク部分である。
はブラウン管に備えられる電子銃カソードであって、1
1はそのディスク部分である。
この電子銃カソード10の上方には撮像部23の一部を
成す撮像カメラ]2が配置されるとともにリング状の照
明13及び落射照明としての光源及びハーフミラ−1,
4,24が配置されている。これにより、電子銃カソー
ド10のディスク11の表面は−様な照度となっている
。撮像カメラ12はハーフミラ−14を通して電子銃カ
ソード10のディスク11を撮像してその画像信号を出
力するものである。
成す撮像カメラ]2が配置されるとともにリング状の照
明13及び落射照明としての光源及びハーフミラ−1,
4,24が配置されている。これにより、電子銃カソー
ド10のディスク11の表面は−様な照度となっている
。撮像カメラ12はハーフミラ−14を通して電子銃カ
ソード10のディスク11を撮像してその画像信号を出
力するものである。
画像処理装置15は撮像カメラ12がらの画像信号から
ディスク11における欠陥を検出する機能を有するもの
で、次のような構成となっている。
ディスク11における欠陥を検出する機能を有するもの
で、次のような構成となっている。
すなわち、主制御部16が備えられ、この主制御部16
に撮像メモリ17、マスク作成部18、欠陥候補検出部
19、欠陥判断部2o及びデイスプレィ21が接続され
ている。画像メモリ17には撮像部23内の/D(アナ
ログ/ディジタル)変換器22が接続されており、撮像
カメラ12がらの画像信号がこのA/D変換器22でデ
ィジタル画像信号に変換されて画像データとして画像メ
モリ17に記憶されるようになっている。マスク作成部
18は画像メモリ17に記憶された画像データからディ
スク11の部分のみを抽出するためのマスクを作成する
機能を有するものであり、欠陥候補検出部19はマスク
作成部18により作成されたマスクにより抽出されたデ
ィスク表面画像における濃淡レベル分布を求めこの濃淡
レベル分布における両端側から欠陥候補となる濃淡レベ
ルの範囲を求め、そのレベルを持つ部分を欠陥候補とし
て抽出する機能を有するものである。そして、欠陥判断
部20は欠陥候補検出部1つで求められた濃淡レベルが
欠陥候補領域に属する各画素について濃淡分41の周辺
に位置するほど高い値となるように重みづけを行い、こ
の重みづけられた値の領域ごとの総和がしきい値以上と
なった部分を欠陥と判断する機能を有するものである。
に撮像メモリ17、マスク作成部18、欠陥候補検出部
19、欠陥判断部2o及びデイスプレィ21が接続され
ている。画像メモリ17には撮像部23内の/D(アナ
ログ/ディジタル)変換器22が接続されており、撮像
カメラ12がらの画像信号がこのA/D変換器22でデ
ィジタル画像信号に変換されて画像データとして画像メ
モリ17に記憶されるようになっている。マスク作成部
18は画像メモリ17に記憶された画像データからディ
スク11の部分のみを抽出するためのマスクを作成する
機能を有するものであり、欠陥候補検出部19はマスク
作成部18により作成されたマスクにより抽出されたデ
ィスク表面画像における濃淡レベル分布を求めこの濃淡
レベル分布における両端側から欠陥候補となる濃淡レベ
ルの範囲を求め、そのレベルを持つ部分を欠陥候補とし
て抽出する機能を有するものである。そして、欠陥判断
部20は欠陥候補検出部1つで求められた濃淡レベルが
欠陥候補領域に属する各画素について濃淡分41の周辺
に位置するほど高い値となるように重みづけを行い、こ
の重みづけられた値の領域ごとの総和がしきい値以上と
なった部分を欠陥と判断する機能を有するものである。
次に上記の如く構成された装置の作用について説明する
。
。
電子銃カソード10のディスク11の表面はリング状の
照明13及び落射照明24により一様な照度となってい
る。撮像カメラ12はハーフミラ−14を通して電子銃
カソード10のディスク11を撮像してその画像信号を
出力する。この画像信号はA/D変換器22によりディ
ジタル画像信号に変換されて画像メモリ17に画像デー
タとして記憶される。このようにして1画像分の画像デ
ータ例えば第2図に示すような画像データが画像メモリ
17に記憶されると、主制御部16はマスク作成部18
に動作指令を発する。なお、このとき、デイスプレィ2
1には第2図に示す画像データの画像が表示されている
。なお、同図及び以下に示す第3図、第7図乃至第9図
では図示の関係上白黒を反転して示しである。従って、
実際には黒部分の方が濃淡レベルが高くなっている。マ
スク作成部18は第2図に示す画像データを所定のしき
い値でもって2値化処理して第3図に示す2値化画像デ
ータを得る。そして、マスク作成部18は2値化画像デ
ータにおける高レベルと低レベルとの境の各点at、
a2. a3・・・を検出し、これら各点al、 a2
. a3・・・に最小二乗法を適用してディスク11の
外周の近似円の中心及び半径を求める。
照明13及び落射照明24により一様な照度となってい
る。撮像カメラ12はハーフミラ−14を通して電子銃
カソード10のディスク11を撮像してその画像信号を
出力する。この画像信号はA/D変換器22によりディ
ジタル画像信号に変換されて画像メモリ17に画像デー
タとして記憶される。このようにして1画像分の画像デ
ータ例えば第2図に示すような画像データが画像メモリ
17に記憶されると、主制御部16はマスク作成部18
に動作指令を発する。なお、このとき、デイスプレィ2
1には第2図に示す画像データの画像が表示されている
。なお、同図及び以下に示す第3図、第7図乃至第9図
では図示の関係上白黒を反転して示しである。従って、
実際には黒部分の方が濃淡レベルが高くなっている。マ
スク作成部18は第2図に示す画像データを所定のしき
い値でもって2値化処理して第3図に示す2値化画像デ
ータを得る。そして、マスク作成部18は2値化画像デ
ータにおける高レベルと低レベルとの境の各点at、
a2. a3・・・を検出し、これら各点al、 a2
. a3・・・に最小二乗法を適用してディスク11の
外周の近似円の中心及び半径を求める。
マスク作成部18は求められたディスク11の中心及び
半径から第4図に示すようなマスクを作成する。なお、
このマスク23の半径は実際のディスク11の半径より
も小さく作成される。
半径から第4図に示すようなマスクを作成する。なお、
このマスク23の半径は実際のディスク11の半径より
も小さく作成される。
次に主制御部16は欠陥候補検出部]9に動作指令を発
する。この欠陥候補検出部19は画像メモリ17に記憶
されている第2図に示す画像データに対して第4図に示
すマスク23を組合わせる。
する。この欠陥候補検出部19は画像メモリ17に記憶
されている第2図に示す画像データに対して第4図に示
すマスク23を組合わせる。
第5図は画像データにマスク23を組合わせた状、懸を
示しており、ディスク11の表面部分のみが抽出される
。そして、欠陥候補検出部19は抽出されたディスク1
1の表面部分の画像データの濃淡レベルの分布を求める
。第6図はかかる濃淡レベル分布を示しており、ディス
ク11の表面の欠陥がなければ濃淡レベルの分布は正規
分布に近くなる。ところが、ディスク11の表面に欠陥
があれば、この欠陥部分における濃淡レベルが正常な部
分よりも高かったり低かったりするので、濃淡レベル分
布は正規分布からずれてくる。そして、欠陥候補検出部
19は濃淡レベル分布における濃淡レベルの平均値を求
めるとともに標準偏差σを算出し、この平均値の前後−
2σ〜+2σの範囲内を正常な濃淡レベルとし、かつ−
2σ〜+2σの範囲外の濃淡レベルを欠陥候補レベルQ
1、Q2とする。従って、欠陥候補検出部19は欠陥候
補レベルQ1、Q2の濃淡レベルに当たる部分を第2図
に示す画像データから抽出してその画素をレベル「1」
とする。第7図はかかる方法により求めた欠陥候補の部
分を示す図であって、黒色の部分が欠陥候補領域となっ
ている。
示しており、ディスク11の表面部分のみが抽出される
。そして、欠陥候補検出部19は抽出されたディスク1
1の表面部分の画像データの濃淡レベルの分布を求める
。第6図はかかる濃淡レベル分布を示しており、ディス
ク11の表面の欠陥がなければ濃淡レベルの分布は正規
分布に近くなる。ところが、ディスク11の表面に欠陥
があれば、この欠陥部分における濃淡レベルが正常な部
分よりも高かったり低かったりするので、濃淡レベル分
布は正規分布からずれてくる。そして、欠陥候補検出部
19は濃淡レベル分布における濃淡レベルの平均値を求
めるとともに標準偏差σを算出し、この平均値の前後−
2σ〜+2σの範囲内を正常な濃淡レベルとし、かつ−
2σ〜+2σの範囲外の濃淡レベルを欠陥候補レベルQ
1、Q2とする。従って、欠陥候補検出部19は欠陥候
補レベルQ1、Q2の濃淡レベルに当たる部分を第2図
に示す画像データから抽出してその画素をレベル「1」
とする。第7図はかかる方法により求めた欠陥候補の部
分を示す図であって、黒色の部分が欠陥候補領域となっ
ている。
次に主制御部16は欠陥判断部20に動作指令を発する
。この欠陥判断部20は、欠陥候補レベルQ1において
一2σの濃淡レベルとこの濃淡レベルよりも低い濃淡レ
ベルとの差を求めてこの差の2乗値を算出するとともに
欠陥候補レベルQ2においては+2σの濃淡レベルとこ
の濃淡レベルよりも高いla淡リレベルの差を求めてこ
の差の2乗値を算出し、これら2乗値をその値に応じて
256段階に正規化する。このようにすれば平均値から
離れた濃淡レベルはど大きな値となって強調される。な
お、このとき−2σ〜+20の範囲内の濃淡レベルはレ
ベル「0」に変換される。第8図はかかる256段階に
変換された画像データである。次に欠陥判断部20は欠
陥候補部分の繋っているものを1つの領域としてまとめ
各領域ごとに濃淡レベルの総和を求め、この総和の値が
所定の各しきい値以上となった欠陥候補部分を欠陥と判
断する。この結果、第9図に示すように部分30が欠陥
と判断される。
。この欠陥判断部20は、欠陥候補レベルQ1において
一2σの濃淡レベルとこの濃淡レベルよりも低い濃淡レ
ベルとの差を求めてこの差の2乗値を算出するとともに
欠陥候補レベルQ2においては+2σの濃淡レベルとこ
の濃淡レベルよりも高いla淡リレベルの差を求めてこ
の差の2乗値を算出し、これら2乗値をその値に応じて
256段階に正規化する。このようにすれば平均値から
離れた濃淡レベルはど大きな値となって強調される。な
お、このとき−2σ〜+20の範囲内の濃淡レベルはレ
ベル「0」に変換される。第8図はかかる256段階に
変換された画像データである。次に欠陥判断部20は欠
陥候補部分の繋っているものを1つの領域としてまとめ
各領域ごとに濃淡レベルの総和を求め、この総和の値が
所定の各しきい値以上となった欠陥候補部分を欠陥と判
断する。この結果、第9図に示すように部分30が欠陥
と判断される。
このように上記一実施例においては、ディスク1表面の
画像データからマスク23によりディスク表面画像を抽
出し、この画像における濃淡レベル分布における一2σ
〜+2σの範囲外から欠陥候補を求め、この欠陥候補領
域に属する各画素の濃淡分布の周辺に位置するほど高い
値となるように重みづけを行いこの重みづけられた値の
領域ごとの総和がしきい値以上となった部分を欠陥と判
断するようにしたので、欠陥のうち深い傷であっても浅
い傷であっても確実に検出することができる。よって、
傷及び汚れにおいて濃淡レベルが高く撮像されるもの及
び濃淡レベルが低く撮像されるものであってもこれら傷
及び汚れを確実に検出できる。さらに、傷及び汚れだけ
でなく欠けをも同様に検出できる。
画像データからマスク23によりディスク表面画像を抽
出し、この画像における濃淡レベル分布における一2σ
〜+2σの範囲外から欠陥候補を求め、この欠陥候補領
域に属する各画素の濃淡分布の周辺に位置するほど高い
値となるように重みづけを行いこの重みづけられた値の
領域ごとの総和がしきい値以上となった部分を欠陥と判
断するようにしたので、欠陥のうち深い傷であっても浅
い傷であっても確実に検出することができる。よって、
傷及び汚れにおいて濃淡レベルが高く撮像されるもの及
び濃淡レベルが低く撮像されるものであってもこれら傷
及び汚れを確実に検出できる。さらに、傷及び汚れだけ
でなく欠けをも同様に検出できる。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、欠
陥候補検出部における正常濃淡レベルを一2σ〜+2σ
とせずに適当な値のα1〜α2としてもよい。又、欠陥
判断部で濃淡レベルの差の2乗値を採用しているが、3
乗値やその他の値でもよい。。
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、欠
陥候補検出部における正常濃淡レベルを一2σ〜+2σ
とせずに適当な値のα1〜α2としてもよい。又、欠陥
判断部で濃淡レベルの差の2乗値を採用しているが、3
乗値やその他の値でもよい。。
[発明の効果]
以上詳記したようにこの発明によれば、濃淡レベルの高
い部分と低い部分の混在する傷や汚れであっても検出で
きる信頼性の高い表面欠陥検出装置を提供できる。
い部分と低い部分の混在する傷や汚れであっても検出で
きる信頼性の高い表面欠陥検出装置を提供できる。
第1図はこの発明の一実施例の構成図、第2図は電子銃
カソードにおけるディスクの画像データの模式図、第3
図はマスク作成を説明するための図、第4図はマスクの
模式図、第5図はディスク部分の抽出を示す模式図、第
6図はディスク部分の濃淡レベル分布図、第7図及び第
8図は欠陥候補を示す模式図、第9図は欠陥を示す模式
図、第10図は電子銃カソードの外観図、第11図及び
第12図は従来技術を説明するための図である。 10・・・電子銃カソード、11・・・ディスク部分、
12・・・撮像カメラ、13・・・照明装置、14・・
・ハーフミラ−116・・・主制御部、17・・・画像
メモリ、18・・・マスク作成部、19・・・欠陥候補
検出部、20・・・欠陥判断部、21・・・デイスプレ
ィ、22・・・A/D変換器、23・・・撮像部、30
・・・欠陥部分。゛ 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 平均値 50 100 150 2oO2501淡し
ベル第6図 第7図 第2図 第4図 第3図 第5図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図
カソードにおけるディスクの画像データの模式図、第3
図はマスク作成を説明するための図、第4図はマスクの
模式図、第5図はディスク部分の抽出を示す模式図、第
6図はディスク部分の濃淡レベル分布図、第7図及び第
8図は欠陥候補を示す模式図、第9図は欠陥を示す模式
図、第10図は電子銃カソードの外観図、第11図及び
第12図は従来技術を説明するための図である。 10・・・電子銃カソード、11・・・ディスク部分、
12・・・撮像カメラ、13・・・照明装置、14・・
・ハーフミラ−116・・・主制御部、17・・・画像
メモリ、18・・・マスク作成部、19・・・欠陥候補
検出部、20・・・欠陥判断部、21・・・デイスプレ
ィ、22・・・A/D変換器、23・・・撮像部、30
・・・欠陥部分。゛ 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 平均値 50 100 150 2oO2501淡し
ベル第6図 第7図 第2図 第4図 第3図 第5図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図
Claims (1)
- 電子銃におけるカソードのディスク表面の欠陥を検出す
る表面欠陥検出装置において、前記カソードのディスク
表面を撮像してその画像データを得る撮像手段と、この
撮像手段で得られた画像データから前記ディスク部分の
みを抽出するためのマスクを作成するマスク作成手段と
、このマスク作成手段により作成されたマスクにより抽
出されたディスク表面画像における濃淡レベル分布を求
めこの濃淡レベル分布における両端側から欠陥候補とな
る濃淡レベルの範囲を定めそのレベルを持つ部分を欠陥
候補として抽出する欠陥候補検出手段と、この欠陥候補
検出手段で求められた濃淡レベルが欠陥候補領域に属す
る各画素について濃淡分布の周辺に位置するほど高い値
となるように重みづけを行いこの重みづけられた値の領
域ごとの総和がしきい値以上となった部分を欠陥と判断
する欠陥判断手段とを具備したことを特徴とする表面欠
陥検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9249589A JPH02271245A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 表面欠陥検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9249589A JPH02271245A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 表面欠陥検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02271245A true JPH02271245A (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=14055880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9249589A Pending JPH02271245A (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | 表面欠陥検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02271245A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04122844A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 欠陥検査装置 |
JPH04223251A (ja) * | 1990-12-26 | 1992-08-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 発泡シートのシート面監視方法及びその装置 |
JPH11351830A (ja) * | 1998-06-05 | 1999-12-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 塗布材料の膜厚ムラ検査方法 |
JP2009229158A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Laser Solutions Co Ltd | 撮像装置 |
-
1989
- 1989-04-12 JP JP9249589A patent/JPH02271245A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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