JPH0227108Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227108Y2 JPH0227108Y2 JP1983006082U JP608283U JPH0227108Y2 JP H0227108 Y2 JPH0227108 Y2 JP H0227108Y2 JP 1983006082 U JP1983006082 U JP 1983006082U JP 608283 U JP608283 U JP 608283U JP H0227108 Y2 JPH0227108 Y2 JP H0227108Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- door
- rail
- furniture
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 6
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hinge Accessories (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は家具の上部に敷設したレール上を戸車
が滑走する吊下げ引戸の脱落防止装置に関する。
が滑走する吊下げ引戸の脱落防止装置に関する。
一般に家具の引戸は、引戸の下部に戸車を埋め
込み、これを家具床面前部に敷いたレールと家具
天井面に刻設した溝との間で滑走させるものであ
るが、近時、滑走が容易なことと室内装飾的な面
で引戸を大きくすることから、引戸の上部に戸車
を設置し、該戸車を家具の上部に敷設したレール
に載置して引戸を吊るすようにしたものが多く採
用されるようになつてきた。この吊下げ引戸は、
主に寝室に置く高級家具に用いられるが、該家具
の吊下げ引戸は大きさが大きいばかりでなく、吊
下げ引戸表面に姿見としての鏡を嵌込んだりする
ことがあるため、重量も相当重くなるもので一枚
で50Kg以上になることがある。
込み、これを家具床面前部に敷いたレールと家具
天井面に刻設した溝との間で滑走させるものであ
るが、近時、滑走が容易なことと室内装飾的な面
で引戸を大きくすることから、引戸の上部に戸車
を設置し、該戸車を家具の上部に敷設したレール
に載置して引戸を吊るすようにしたものが多く採
用されるようになつてきた。この吊下げ引戸は、
主に寝室に置く高級家具に用いられるが、該家具
の吊下げ引戸は大きさが大きいばかりでなく、吊
下げ引戸表面に姿見としての鏡を嵌込んだりする
ことがあるため、重量も相当重くなるもので一枚
で50Kg以上になることがある。
斯様に大きく重い吊下げ引戸がはずれて倒れる
と室内の器物を破損させるばかりでなく、時によ
つては人を死傷させてしまうという非常に危険な
ものである。従つて、大きな家具では吊下げ引戸
は絶対にはずれてはならないものであり、そのた
め従来より色々な吊下げ引戸の脱落防止策が提案
されてきている。例えば、レールを戸車とローラ
で挟んだり(実開昭57−61053号)、吊戸の下部を
前後から挟む(実開昭56−20860号)ことがなさ
れてきたが、いずれも完全なものではなく、地震
や家具の移動時に吊下げ引戸が脱落してしまうと
いうことがあつた。
と室内の器物を破損させるばかりでなく、時によ
つては人を死傷させてしまうという非常に危険な
ものである。従つて、大きな家具では吊下げ引戸
は絶対にはずれてはならないものであり、そのた
め従来より色々な吊下げ引戸の脱落防止策が提案
されてきている。例えば、レールを戸車とローラ
で挟んだり(実開昭57−61053号)、吊戸の下部を
前後から挟む(実開昭56−20860号)ことがなさ
れてきたが、いずれも完全なものではなく、地震
や家具の移動時に吊下げ引戸が脱落してしまうと
いうことがあつた。
本考案者らが吊下げ引戸の脱落について検討し
てみたところ、吊下げ引戸は上方に少し浮き上つ
た時に前方へずれると簡単に脱落してしまうこと
が分かつた。そこで本考案者らは吊下げ引戸が浮
き上つても前方へのずれを阻止すれば引戸は脱落
しないことに着目して本考案を完成させた。
てみたところ、吊下げ引戸は上方に少し浮き上つ
た時に前方へずれると簡単に脱落してしまうこと
が分かつた。そこで本考案者らは吊下げ引戸が浮
き上つても前方へのずれを阻止すれば引戸は脱落
しないことに着目して本考案を完成させた。
本考案の特徴とするところは、直角な折曲げ部
が形成され、該折曲げ部に牡ネジが螺入された金
属板の本体を吊下げ引戸の裏側上部に取付けた戸
車に並設し、前記牡ネジを戸車が滑走するレール
の内側に位置させるとともに、牡ネジがレールの
頂部よりも下方でしかもレール敷設面に接しない
ところまで螺入した吊下げ引戸脱落防止装置にあ
る。
が形成され、該折曲げ部に牡ネジが螺入された金
属板の本体を吊下げ引戸の裏側上部に取付けた戸
車に並設し、前記牡ネジを戸車が滑走するレール
の内側に位置させるとともに、牡ネジがレールの
頂部よりも下方でしかもレール敷設面に接しない
ところまで螺入した吊下げ引戸脱落防止装置にあ
る。
以下図面に基づいて本考案を説明する。
第1図に示すように、吊下げ引戸1の上部は家
具2の天井面よりも上方に出ており、この上方に
出た部分の裏側には取付板3を介して戸車4が取
付けられている。二枚の吊下げ引戸1,1′を引
違いにする場合には、外側となる吊下げ引戸1′
に内側の吊下げ引戸1を跨ぐコ字型の取付板3′
を取付け、該取付板に戸車4を取付ける。これら
の戸車は家具2の上部に敷かれたレール5上に載
置されて滑走するようになつている。該戸車4の
横隣には吊下げ引戸脱落防止装置の本体Sが並設
される。本体Sは直角な折曲げ部8が形成された
金属板7であり、該金属板には複数の取付孔6,
6が穿設されている。折曲げ部8には牡ネジ9が
螺合されている。該牡ネジは戸車4の滑走するレ
ールの内側、即ち吊下げ引戸の反対側となるとこ
ろにレールと接しないように位置させる。牡ネジ
9の螺入状態は、この先端がレール5の頂部より
も下方で、しかもレール敷設面に接しないように
する。この調整は牡ネジの螺入出で容易に行え
る。
具2の天井面よりも上方に出ており、この上方に
出た部分の裏側には取付板3を介して戸車4が取
付けられている。二枚の吊下げ引戸1,1′を引
違いにする場合には、外側となる吊下げ引戸1′
に内側の吊下げ引戸1を跨ぐコ字型の取付板3′
を取付け、該取付板に戸車4を取付ける。これら
の戸車は家具2の上部に敷かれたレール5上に載
置されて滑走するようになつている。該戸車4の
横隣には吊下げ引戸脱落防止装置の本体Sが並設
される。本体Sは直角な折曲げ部8が形成された
金属板7であり、該金属板には複数の取付孔6,
6が穿設されている。折曲げ部8には牡ネジ9が
螺合されている。該牡ネジは戸車4の滑走するレ
ールの内側、即ち吊下げ引戸の反対側となるとこ
ろにレールと接しないように位置させる。牡ネジ
9の螺入状態は、この先端がレール5の頂部より
も下方で、しかもレール敷設面に接しないように
する。この調整は牡ネジの螺入出で容易に行え
る。
本考案吊下げ引戸脱落防止装置における本体S
の取付けは、先ず吊下げ引戸を家具からはずして
おいて、牡ネジを抜いた本体Sを引戸の所定の位
置、即ち戸車4と横隣となる位置にネジで取付け
ておき、その後、吊下げ引戸1の戸車4を家具2
上のレール5に載置するとともに、図示しない吊
下げ引戸下部の係合片を家具の係合片に係合させ
る。それから、牡ネジ9を上方から折曲げ部8の
牡ネジへ螺入する。本考案は家具と部屋の天井間
が狭くても作業者の手が挿入できる幅さえあれ
ば、取付けおよび牡ネジの調整が容易にできる。
の取付けは、先ず吊下げ引戸を家具からはずして
おいて、牡ネジを抜いた本体Sを引戸の所定の位
置、即ち戸車4と横隣となる位置にネジで取付け
ておき、その後、吊下げ引戸1の戸車4を家具2
上のレール5に載置するとともに、図示しない吊
下げ引戸下部の係合片を家具の係合片に係合させ
る。それから、牡ネジ9を上方から折曲げ部8の
牡ネジへ螺入する。本考案は家具と部屋の天井間
が狭くても作業者の手が挿入できる幅さえあれ
ば、取付けおよび牡ネジの調整が容易にできる。
以上説明した如く、本考案吊下げ引戸脱落防止
装置は牡ネジがレールの外側に深く入つているた
め、引戸が少しぐらい浮き上つて横ずれしようと
しても、牡ネジがレールに邪魔されて横ずれが起
らない。従つて、本考案吊下げ引戸脱落防止装置
は地震や家具の移動に際して、決して引戸を脱落
させないという安全性、信頼性に優れたものであ
る。
装置は牡ネジがレールの外側に深く入つているた
め、引戸が少しぐらい浮き上つて横ずれしようと
しても、牡ネジがレールに邪魔されて横ずれが起
らない。従つて、本考案吊下げ引戸脱落防止装置
は地震や家具の移動に際して、決して引戸を脱落
させないという安全性、信頼性に優れたものであ
る。
第1図は本考案吊下げ引戸脱落防止装置を備え
た家具の斜視図、第2図は本考案吊下げ引戸脱落
防止装置の本体の拡大斜視図である。 S……引戸脱落防止装置の本体、1,1′……
吊下げ引戸、4……戸車、5……レール、6……
取付孔、7……金属板、8……折曲げ部、9……
牡ネジ。
た家具の斜視図、第2図は本考案吊下げ引戸脱落
防止装置の本体の拡大斜視図である。 S……引戸脱落防止装置の本体、1,1′……
吊下げ引戸、4……戸車、5……レール、6……
取付孔、7……金属板、8……折曲げ部、9……
牡ネジ。
Claims (1)
- 直角な折曲げ部が形成され、該折曲げ部に牡ネ
ジが螺合された金属板の本体を吊下げ引戸の裏側
上部に取付けた戸車に並設し、前記牡ネジを戸車
が滑走するレールの内側に位置させるとともに、
牡ネジがレールの頂部よりも下方でしかもレール
敷設面に接しないところまで螺入したことを特徴
とする引戸脱落防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP608283U JPS59113461U (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 吊下げ引戸脱落防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP608283U JPS59113461U (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 吊下げ引戸脱落防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59113461U JPS59113461U (ja) | 1984-07-31 |
JPH0227108Y2 true JPH0227108Y2 (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=30137649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP608283U Granted JPS59113461U (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 吊下げ引戸脱落防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59113461U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2541535Y2 (ja) * | 1990-04-26 | 1997-07-16 | 立山アルミニウム工業株式会社 | スライドドア用吊車の外れ防止装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532454U (ja) * | 1976-06-26 | 1978-01-11 | ||
JPS56105083A (en) * | 1980-01-24 | 1981-08-21 | Akebono Brake Ind | Preventing device for door derailment for car |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS507644U (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-27 | ||
JPS51141032U (ja) * | 1975-05-07 | 1976-11-13 |
-
1983
- 1983-01-21 JP JP608283U patent/JPS59113461U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532454U (ja) * | 1976-06-26 | 1978-01-11 | ||
JPS56105083A (en) * | 1980-01-24 | 1981-08-21 | Akebono Brake Ind | Preventing device for door derailment for car |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59113461U (ja) | 1984-07-31 |
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