JPH02270811A - パック化粧料 - Google Patents

パック化粧料

Info

Publication number
JPH02270811A
JPH02270811A JP9419889A JP9419889A JPH02270811A JP H02270811 A JPH02270811 A JP H02270811A JP 9419889 A JP9419889 A JP 9419889A JP 9419889 A JP9419889 A JP 9419889A JP H02270811 A JPH02270811 A JP H02270811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
fatty acid
saturated fatty
oil
cosmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9419889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2691608B2 (ja
Inventor
Toru Tejima
手嶋 亨
Hiroshi Yagi
浩 八木
Chie Murakado
村門 千恵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP9419889A priority Critical patent/JP2691608B2/ja
Publication of JPH02270811A publication Critical patent/JPH02270811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2691608B2 publication Critical patent/JP2691608B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバック化粧料、更に詳細には新規な油剤を含有
し、持続性のある高い保湿効果を有するバック化粧料に
関する。
〔従来の技術〕
バック化粧料は肌の手入れに使用されるものであり、そ
の使用目的は、皮バqに塗布することにより(I)−時
的に外界と皮hfと苓しゃ断し、バック化粧料に含まれ
る水分及び皮下からもたらされる水分を角質層に保持さ
せて皮后を柔軟にすること、(2)バック化粧料の乾煙
中に皮ノ顕に適度の緊張感を与えること、(3)パック
化fJ):料除去時に皮1r、?上にイー1着した汚垢
を除去し、zy浄にすること等である。
これらのうち、(I)の目的を達成するためには従来よ
り、油や親水性保湿剤をパック化KII中に配合するこ
とが行なわれており、この親水性保湿剤としては、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレンクリコール、ジプ
ロピレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール等のポリオール系化合物;グリセリン、ソル
ビトール、マルチトール、アミノ酸、ピロリドンカルボ
ン酸ナトリウム、尿素、乳酸、ヒアルロン酸、コラーゲ
ン、糖脂質及びその誘導体等が使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらの油や保湿剤がバック化$1):
利中より皮1町上へと移行する4j)は、含まれる総量
のうちの一部であり、親水性保湿剤は親水性が高いため
に、多くの量が皮jii/十、に移1jシたとしても正
常な皮膚においては角質層内に浸透しにくく、その結果
、保湿効果は弱い古共に、その効果も一時的なものであ
るという欠点があった1゜〔課題を解決するだめの手段
] 斯かる実状において、本発明者らは鋭意研究した結果、
実質的に特定のジ“γシルグリセリンからなる液状油剤
を配合すれば、従来のパック化粧料よりも持続性のある
保湿効果を有するパック化粧料が得られることを見出し
、本発明を完成した。
ずなわら、本発明は実質的に次の一般式(I)%式%) 〔式中、R,、R,及びR3のうち、1つは炭素数11
〜]7の直鎮飽和脂肪酸残ノ、(を、他の1つは炭素数
10〜18の分岐飽和脂肪酸残基を、残余は水素原子を
示ず〕 で表わされるジアシルクリセリンからlJる液状油剤を
含有することを!j4J微とするバック化fli:利を
提供するものである。
本発明に用いる実質的に一般式(I)で表わされるジア
シルグリセリンから成る液状油剤は皮11v、粘膜、毛
髪に対して適度な閉塞性と柔軟化効果を示し、また角質
層浸透性が良好であるにもかかわらず低刺激で、しかも
安定性が良好な新規油剤である。
一般式(I)において、炭素数11〜17の直鎮飽和脂
肪酸残基とは具体的には、ウンデカン酸、ドデカン酸、
トリデカン酸、ブトラブカン酸、ペンタデカン酸、ヘプ
タデカン酸、ヘプタデカン酸等の残基が挙げられる。直
鎮飽和脂肪酸残基が炭素数10以下の場合は加水分解が
激しく、液状油剤として適さなく、また、1釦飽和脂肪
酸残基が炭素数18以上の場合は凝固点の上昇をもたら
し、液状油剤として適さない。
炭素数10〜18の分岐飽和脂肪酸残基、(とじ−Cは
例えばジメチルオクタン酸、l−IJメチルへブタン酸
、ブチルメチル ン カン酸、ペンチルメチルλククン酸、ブチルメチルノナ
ン酸、プロピルドデカン酸、ペンチルデカン酸、ヘキシ
ルドデカン酸、)゛チルペンチルン酸、ヘキシルドデカ
ン酸、ペンチルウンデカン酸等の残基が挙げられる。ま
たイソデカン酸、イソトリデカン酸、イソミリスチン酸
、イソパルミチン酸、イソステアリン酸は1コ産化学d
〕より市販されている。
本発明で用いる液状油剤には、一般式(I)で示される
ジアシルグリセリン以外に、モノアシルグリセリン、ト
リアジルグリセリンおよび一般式(I)以外のジアシル
グリセリンが含まれているが、本発明の目的を達成する
には、これらの不純物は少ないほど良好である。本発明
で用いる液状油剤中のジアシルグリセリン含量は70重
量%(以下、単に%で示す)以1°.、さらに8(]%
以上、特に90%以上が好ましく;このジアシルグリセ
リン中の式(I)で示されるジアシルグリセリン、すな
わち2個のアシル基のうらの一方が炭素数11〜17の
直鎮飽和脂肪酸残基で、他方が炭素数1(j〜18の分
岐飽和脂肪酸残2Jiであるものの含[)は70%以」
二、さらに80%以上、qろに11(j%以−にが好ま
しい。
かかる、ジアシルグリセリン(I)は、例えば上記脂肪
酸残基に対応する分岐飽和脂肪酸、直鎮飽和脂肪酸及び
グリセリンから通常のノ′ジルクリセリンを製造する方
法によって製造される。
まず、第一の方法とじて(J、例えば、1−記の分岐飽
和脂肪酸と直鎮飽和脂肪酸とクリセリンLを等モルずつ
配合し、200〜230℃に加熱し、生成する水を減圧
下で除くことによっーC、これらのアシルグリセリン混
合物が生成する。この生成物を蒸留もしくはカラムクロ
マト処理することによって、ジアシルグリセリンフラク
ションをiUることかできる。ただし、このジアシルク
リセリンはランダム混合物であるため、つまり、分岐飽
和脂肪酸残基のみから成るジアシルグリセリン、分岐飽
和脂肪酸残基と直鎮飽和脂肪酸残基とから成るジアシル
グリセリン及び的鎖飽和脂肪酸残J1ξのみから成るジ
アシルグリセリンの混合物であるため、これらの融点差
を利用して、更にへ十勺ン等の溶剤を用いた再結晶化法
により目的とする本発明のジアシルグリセリン(I)を
拐・る。
より有利な製造法として、分岐飽和脂肪酸もしくは直鎮
飽和脂肪酸のいずれか一方のモノアシルグリセリンに他
方の脂肪酸の反応性の高い誘導体を用いてエステル化す
る方法が挙げられる。かかる反応性の高い誘導体の一つ
は、脂肪酸の酸ハライドであり、これを経る場合の好ま
しい具体例においては、先ず、原料分岐飽和脂肪酸に、
この分岐飽和脂肪酸1モル当たり1〜5モル、好ましく
は1〜2モルの塩化チオニル、臭化チオニル、三塩化リ
ン等のハロゲン化試薬を0〜100℃、好ましくは20
〜80℃で反応けじめて酸ハライドに導く。片や直鎖飽
和脂肪酸1モルとクリセリン1モルとを200〜230
℃に加熱し、生成ずろ水を減圧下で除くことによって直
鎖飽和脂肪酸のアシルグリセリンが得られる3、このも
のを、分子蒸留することによって、直鎖飽和脂肪酸のモ
ノアシルグリセリンを得る。そこで前述した分岐飽和脂
肪酸ハライドと、分岐飽和脂肪酸ハライド1モル当たり
0.5〜3モル、好lニジ<は1〜1.5モルの直鎖飽
和脂肪酸の千ノアシルグリセリンとを、酸ハライドに対
して1〜3モル、好J、しくは1〜1.5モルのピリジ
ン、キノリン碧・の脱ハI」ゲン化水素剤を用い、例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサノ等の適当な
不活性溶剤中(酸ハライドに対して1〜10倍容量、好
ましくは3〜5倍容量)で50〜100℃、好ましくは
6(I〜110℃で加熱撹拌しながら反応さける。生成
するハロゲン化水素アミン塩を除去した一rアシルグリ
セリン、分子蒸留もしくはカラトクロマト処理すること
によって目的とする分岐飽和脂肪酸残基と直鎮飽和脂肪
酸残基とを含むジアシルグリセリンを得ることができる
更に有利な製造方法として反応性の高い誘導体を経るこ
となく、リパーゼを用いで製造する方法を挙げることが
できる。ずなわら、先ず、分岐飽和脂肪酸1モルとグリ
セリン1モルとを200〜230℃に加熱し、生成する
水を減圧下で除くことによって、分岐飽和脂肪酸残基を
有するアシルグリセリンを得て、分子藪留を行い分岐飽
和脂肪酸残基を有するモノアシルグリセリンを得る。次
いてこのモノアシルグリセリンと直鎖飽和脂肪酸を等モ
ル量配合し、リパーゼを触媒としてエステル化反応を行
うことによって目的とする分岐飽和脂肪酸残基と直鎮飽
和脂肪酸残基とを含むジアシルグリセリンが得られる。
エステル化の程度に応じて、後処理として分子蒸留を行
い。例えば直鎮飽和脂肪酸のエステル化率が低い場合は
、残余の直鎖飽和脂肪酸及び千ノアシルグリセリンを除
去する必要がある。また、トリrシルグリセリンの副生
も分子蒸留カラムクロマトにより除去することができる
。リパーゼを触媒として用いる場合、α−位選択性を有
するりバーゼあるいは部分グリセリドに選択的なリパー
ゼは最も有効である。
上記の実質的にジアシルグリセリン(I)から成る液状
油剤は本発明パック化粧料中に0.5〜30%、特に1
〜15%配合するのが好ましい、2また、本発明におい
てはJ、泥液状油剤と3ともにこの油剤と自由混合する
ポリツール系保湿剤を併用すると保湿効果、およびその
持続性が相乗的に増大する。この場合、ポリツール系保
湿剤は」二記液状油剤とともにバック化m利に配合し、
同時に使用するのが最も好ましいが、化粧水、乳液等に
配合し、パック化粧料の適用I)q、あるいは後に用い
てもその効果は発揮される。ポリオール系保湿剤として
はプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1
,3−ブタンジオール、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレンクリコール、ヒドロキシプロピルエーテル化
グリコリピッドニスデル(特公昭57−47197号公
報参照)等が挙げられる。
これらポリオール系保湿剤は本発明バック化粧料中、も
しくは化粧水、乳液等の他の化粧料中に0.5〜20%
、特に1〜10%配合して、ジアシルグリセリン(I)
から実質的に成る液状油剤と併用するのが好ましい。0
.5%以1・では効果は発揮されず、また20%以」−
配合しても効果の堆人は見られず、製剤化も困難になる
ため好ましくない。
本発明のパック化粧Itには、皮膜形成性で皮膚に塗布
して乾燥後はがし取るタイプと、非皮膜形成性で乾燥後
洗い流すタイプとがある。さらに剤型としてはクリーム
−ペースト状、透明ゼリー状、エアゾール状等がある。
乾燥後はがし取るタイプの本発明バッタ化Mf4に配合
できる皮膜形成剤としては、一般に使用されているもの
、例えばポリビニルアルコールルボキシメチルセルロー
ス、アルギン酸水溶性塩類、ポリアクリル酸エステル、
ポリビニルピロリドン、天然及び合成高分子ラテックス
等が挙げられる。これらの皮膜形成剤は、本発明ノ<・
ツク化粧料中5〜50%、特に10〜25%配合するの
が好ましい。さらに、増粘剤としーCヒトIコキシエチ
ルセルロース、カルボ:トシビニルボリマー、ビーガム
等を0.01〜10%用いると、さらに使用性が向上す
る。また、不透明化するために酸化チタン、タルク、カ
オリン等のiri 利を5〜20%配合することもでき
る。
また、洗い流すタイプのバック化粧料としてはカオリン
、ベンゲル、タルク、酸化亜鉛、酸化チタン等の吸脂性
粉体10〜(j(]%を水と練ったペースト状のタイプ
が挙げられる。この典型的なものは特開昭63−230
612号公報に記載されている、。
尚、本発明のパック化粧料にはこの他の成分、例えば各
種の油剤、界面活性剤、天然保湿成分、アミノ酸、ビタ
ミン、動植物エキス、紫外線吸収剤、防腐剤、キレート
剤、酸化防止剤、色素、香料、pH調整剤等を配合する
こともできる。
〔発明の効果〕
本発明のバック化粧料は持続性のある高い保湿性能を有
するため、夜就寝前に使用しても、翌朝まで高いうるお
い効果を持し、またファンデーション等の化粧のりもよ
<、優れたものである。
〔実施例〕
次に実施例を挙げ、本発明を更に説明する。
参考例1 温度計、窒素キャピラリー、還流冷却器(水分離管付)
、撹拌器を具えた容ffl 2 flの反応容器に、7
−メチル−2−(:3−メチル−\:1−シル)デカン
酸568g(2.0モル)、精製グリセリン184g(
2.0モル)及び水酸化力ルシウl− 1. 2 gを
仕込み、窒素ガス通気下で2:30〜240℃にてエス
テル化を行った。約10時間後、水の生成が殆ど認めら
れなくなったことを確認し、減圧蒸留に切り替え、21
0〜b 条件下で未反応のグリセリンを除去した。留出グリセリ
ンがほとんど認められなくなった後、反応混合物を薄膜
式分子蒸留器にて蒸留を行い、170〜b 225gを得た。このものは7−メチル−2−(3−メ
チルヘキシル)デ゛カン酸のモノアシルグリセリンであ
った。
水酸基価 3 0 9. 0 合成例1 温度計、還流冷却器、撹拌器を具えた容量2pの反応容
器に7−メチル−2−(3−メチルヘキシル)デカン酸
の千ノアシルグリセリン:3 5 8 g(Iモル)、
テトラデカン酸(ミリスチン酸)274g(I.2モル
)及び出版リパーゼ製剤Lipozyme3 A (陰
イオン交換樹脂に固定化したl・コール・ミーハイ(M
ucor miel+ei)起踪のリパーゼ、ノボイン
ダストリー・Δ・S社製)80gを加えた。50℃に加
熱し、1 0 0 〜3 [1 0 mml1gの減圧
下で5時間撹拌しニスデル化反応を7jっだ。反応終了
後、リパーゼ製剤を濾過し、浦波の反応物を190〜1
95℃、0.03〜0. 0 5 11111gの条件
ドで薄膜式分子蒸留器を用いて蒸留し、過剰のミリスチ
ン酸及び未反応のモノアシルグリセリンを除去し、目的
とする7−メチル−2−(3−メチルヘキシル)デカン
酸とミリスチン酸を残基とするジアシルグリセリン54
8gを得た。
合成例2 7−メチル−2−(3−メチルブチル)オクタン酸の千
ノアシルグリセリン30 2 g (I.0モル)とミ
リスチン酸274g(I.2モル)を用いて、合成例1
と同様の反応模作を行い7−メチル−2−(3−メチル
ブチル)メクタン酸とミリスチン酸(テトラデカン酸)
を残基とするジアシルグリセリン492gを得た。
合成例3 イソデカン酸(ジメヂルメクタン酸とトリメチルペブタ
ン酸の混合物)のモノアシルグリセリン246g(I,
0モル)とミリスチン酸274g(I,2モル)を用い
て、合成例1と同様の反応操作を行いイソデカン酸とミ
リスチン酸を残基とするジアシルグリセリン367gを
得た。
合成例4 温度計、還流冷却器、撹拌器を具えた容量21の反応容
器に5.7..7−)リメチル−2−(I,3,3−ト
リメチルブチル)オクタン酸のモノアシルグリセリン3
56g (Iモル)、ドデカン酸240g(I,2モル
)及び市販リパーゼ製剤Lipozyme3Δ【陰イオ
ン交換樹脂に固定化したムコール・ミーハイ(Muco
r m1ehei)起源のリパーゼ、ノボインダストリ
ー・A−5社製)80gを加えた。50℃に加熱し、1
00〜300 mm l1gの減圧下で5時間撹拌しエ
ステル化反応を行った。反応終了後、すパーゼ製剤を濾
過し、油液の反応物を1. !] 0〜195℃、0.
03〜0.05 mm Ilgの条件下で薄膜式分子蒸
留器を用いて蒸留し、過剰のドデカン酸及び未反応の千
ノアジルクリセリンを除去し、1ユ1的とする 5,7
.’l−)リメチル−2−(I,3,3−)リメチルブ
チル)オクタン酸とドデカン酸を残基とするジアシルグ
リセリン464gを得た。
合成例5 5.7.7−)リメチル−2−(I,3,3−トリメチ
ルブチル)オクタン酸のモノアシルグリセリン356g
 (Iモル)とへキザテ゛カン酸307g(I,2モル
)を用いて、合成例4と同様の反応操作を行い、5、7
.7−ドリメチルー2− (I,3,3−)リメチルブ
チル)オクタン酸とヘキサデカン酸を残基とするジアシ
ルグリセリン521gを得た。
合成例6 合成例5のヘキサデカン酸をテトラデカン酸274g(
I゜2モル)に代える以外は、合成例4と同様の反応操
作を行い、5.7.7− トリメチル−2−(I,3,
3−トリメチルブチルンオクタン酸きブトラブカン酸を
残基とするジアシルグリセリン506gを得た。
合成例7 (比較) 温度計、還流冷却器、撹拌器を具えた容量 2 j!の
反応容器に2−ヘプチルウンデカン酸のモノアシルグリ
セリン358g  (Iモル)、オクタデ゛′カン酸(
ステアリン酸)340g(I,2モル)及び市販リパー
ゼ製剤Lipozyme:(△(ノボインダストリー・
A−3社製>  sagを加えた。70t?に加熱し、
100〜300 mml1mm1l減ffE 下テ5 
時1111 tjV 拌しエステル化反応を行った。反
応終了後、リパーゼ製剤を濾過し、濾液の反応物を19
0〜195℃、0.03〜0.05肛Hgの条件下で薄
膜式分子蒸留器を用いて蒸留し、過剰のステアリン酸及
び未反応の千ノアシルグリセリンを除去し、2−へブチ
ルウンデカン酸とステアリン酸を残基とするジアシルグ
リセリン530gを得た。
合成例8 (比較) 合成例7と同様の反応容器に、2−エチルヘ:1−サン
酸のモノアシルグリセリン218g(]モル)、オクタ
ン酸173g(I,2モル)及び市販リパーゼ製剤しi
pozyme3 A  80 gを加えた。40 tに
加熱し、100〜300 rnmjIg(DN)Jl 
1”テ5 時flJJiR拌しニスデル化反応を行った
11反応終了後リパーゼ製剤を濾過し、油液の反応物を
jJo〜I (] fl t、0.05〜0.07 m
m11gの条件下で薄膜式分子蒸留器を用いて蒸留し、
過剰のオクタン酸及び未反応のモノアシルグリセリンを
除去し、2−エチルへキサン酸とオクタン酸を残基とす
るジアシルグリセリン265gを得た。
合成例1〜8で得られたジアシルグリセリンの純度、物
性値を表1に示ず。
以下余白 実施例1 白色ピールオフ型バック 精製水に下記量の1.3−ブタンジオールおよびグリセ
リンを加え、70〜80℃に熱する。続いて液状油剤に
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油ヲ混じたものを加え、
よく撹拌し、さらに酸化チタン、続いてポリビニルアル
コールをそれぞれ徐々に添加し、均一に分散後、約35
℃まで冷却する。
最後にエタノールを加え製品とする。
(%) ポリビニルアルコール        12酸化チタン
              9液状油剤(合成例1〜
8)5 1.3−ブタンジオール         2グリセリ
ン             3ポリオキシエチレン(
20)硬化ヒマシ油  1エタノール        
      10精製氷              
  残合成例7の液状油剤を配合したバックは合成例1
〜6の液状油剤を配合したものと比較してピールオフ後
の肌のべとつきが大きく、また合成例8の液状油剤を配
合したバックは、バック時に灼熱感があり、またピール
オフ後、分解臭が感じられた。
試験例1 実施例1において液状油剤をスクワランとし、他は同様
にしてバック化粧料を調製した。このバック化粧料及び
実施例1の化粧料の適徂を健常人の前腕月例に塗布し、
20分後ピールオフし、−定時間毎に皮膚のコンダクタ
ンス値をインピーダンスメータ(I83社)により測定
した。結果を表2に示す。
実施例2 半透明ピールオフ型バック (%) ポリビニルアルコール     15.0ビーガム  
          1.0液状油剤(合成例6)  
     6.0ジプロピレングリコール     3
.5グリセリン         1.5 ソルビトール          1.0ポリオキシエ
ヂレンソルビクン 1.0モノラウリン酸エステル エタノール          10.0精製水   
         61.0精製水にジプロピレングリ
コール、グリセリン、ソルビトールを加え、70〜80
℃に熱する。続いてビーガムを加えてよく分散させた後
、液状油剤にポリオキシエチレンソルビタンモノラウリ
ン酸エステルを混じたものを加え、よ< IJJ拌する
、。
ポリビニルアルコールを徐々に加えた後、35℃まで冷
却し、最後にエタノールを加え製品とする。
実施例3 粉末状バック (%) カオリン            2fl、0ベンゲル
            10.0タルク      
        10.0液状油剤(合成例1)   
     :1.0グリセリン           
5,01.3−ブタンジオール       3.()
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油  1.(]精製水 
             48.0精製氷にグリセリ
ン、 l、:1−ブタンジ」−ルを加え70〜80℃に
加熱し、液状油剤にポIJ ;t =I−ジエチレン硬
硬化ヒマ抽油加えたものをこれに加え、よく撹拌する。
続いて、カオリン、ベンゲル、タルクを徐々に加えてよ
く練り合わロー、製品とする。
実施例4 ペースト状洗い流し型パック(%) ビーガム             60セリサイト 
             60酸化亜鉛      
       10.0液状油剤(合成例3)    
    5.0グリセリン           3.
0プロピレングリコール       2.0ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油  1.0エタノール    
        10.0精製水          
   57.0精製水にグリセリン、プロピレングリコ
ールを加え、70〜80℃に加熱し、液状油剤にポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油を加えたものをこれに加え、
よく撹拌する。続いて、セU−’Jイト、酸化亜鉛、ビ
ーガムを徐々に加えてよく撹拌した後、冷却し、最後に
エタノールを加え製品を得る。
実施例5 白色ピールオフ型パック 実施例1と同様にして下記組成のパックを調製′  し
、試験例1と同様にして、その保湿効果を調べ、結果を
表3に示した。
以下余白 (%) ポリビニルアルコール  12   12     +
2酸化チタン       9   9   9液状油
剤(合成例6)55 プロピレングリコール  55

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質的に次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1、R_2及びR_3のうち、1つは炭素
    数11〜17の直鎖飽和1脂肪酸残基を、他の1つは炭
    素数10〜18の分岐飽和脂肪酸残基を、残余は水素原
    子を示す〕 で表わされるジアシルグリセリンからなる液状油剤を含
    有することを特徴とするパック化粧料。
JP9419889A 1989-04-13 1989-04-13 パック化粧料 Expired - Fee Related JP2691608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9419889A JP2691608B2 (ja) 1989-04-13 1989-04-13 パック化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9419889A JP2691608B2 (ja) 1989-04-13 1989-04-13 パック化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02270811A true JPH02270811A (ja) 1990-11-05
JP2691608B2 JP2691608B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=14103600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9419889A Expired - Fee Related JP2691608B2 (ja) 1989-04-13 1989-04-13 パック化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2691608B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6306382B1 (en) 1991-05-15 2001-10-23 Kao Corporation Keratotic plug remover
JP2008263784A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Kao Corp 分岐脂肪酸を有するジアシルグリセロール含有油脂の製造方法
JP5307806B2 (ja) * 2008-05-29 2013-10-02 花王株式会社 ジアシルグリセロール高含有油脂の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6306382B1 (en) 1991-05-15 2001-10-23 Kao Corporation Keratotic plug remover
JP2008263784A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Kao Corp 分岐脂肪酸を有するジアシルグリセロール含有油脂の製造方法
JP5307806B2 (ja) * 2008-05-29 2013-10-02 花王株式会社 ジアシルグリセロール高含有油脂の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2691608B2 (ja) 1997-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4678947B2 (ja) エモリエント組成物
US5461170A (en) Process for preparation of polyol fatty acid ester and glyceride mixture obtained
JPH01165524A (ja) 局所適用のための医薬又は化粧品組成物
KR100767638B1 (ko) 퍼스널 케어 제형물용 제품-구성 조성물
EP0391431A1 (en) Diacylglycerin and cosmetic composition
JPS6026364B2 (ja) 皮膚保護化粧料
JPS61260008A (ja) 化粧料組成物
EP0719541A1 (en) Skin activator having glycosaminoglycan production accelerator activity
JPS60239406A (ja) 化粧料及び外用薬用基剤
JPH02270811A (ja) パック化粧料
JP2006045145A (ja) 油性基剤並びにそれを含有する化粧料及び外用剤
JPS6021568B2 (ja) 化粧料
JP2693816B2 (ja) 固型粉体化粧料
JPS6328070B2 (ja)
JPS6037085B2 (ja) 棒状化粧料
JPS63150288A (ja) エステル化生成物を配合してなる化粧料
JP3462332B2 (ja) 油ゲル化剤及びこれを含有する化粧料
JPS62126108A (ja) 皮膚外用剤
JP2802445B2 (ja) 頭髪用化粧料
JPS60116616A (ja) 化粧料
JPH01249885A (ja) 脂質の酸化防止剤
JPH07242529A (ja) 皮膚化粧料
JP2000290232A (ja) オリゴエステル化生成物及びこれらを含む化粧料
WO2024122490A1 (ja) 賦活化剤および皮膚状態改善剤
JPS5951522B2 (ja) 化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees