JPH0227052B2 - - Google Patents

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JPH0227052B2
JPH0227052B2 JP60192795A JP19279585A JPH0227052B2 JP H0227052 B2 JPH0227052 B2 JP H0227052B2 JP 60192795 A JP60192795 A JP 60192795A JP 19279585 A JP19279585 A JP 19279585A JP H0227052 B2 JPH0227052 B2 JP H0227052B2
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JP
Japan
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wire material
leg pieces
forming
pair
shearing
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JP60192795A
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JPS6254536A (ja
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Choko Muramatsu
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アンカー釘製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のアンカー釘製造方法としては、角型の金
属製線素材を略完成品の寸法に切断し、次いで中
央部をカツター等で分割して一対の脚片を形成
し、該脚片の末端をプレス等でテーパ状に切り落
とした後、プレス加工で頭部を形成する方法が行
なわれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の製造方法はカツテイング
工程及びプレス工程等の複数の独立した工程から
なつており、製品完成までに作業場がかわるた
め、時間的損失が大きく、また人員も大勢確保す
る必要がある等非能率的であつた。
本発明は従来のこのような問題点を解決して、
金属製線素材を連なつたまま送ると共に、全工程
を1台のプレス機械で行なうことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るアンカー釘製造方法は、基部が一
体状に連結されると共に対向面先端に切欠部が形
成された一対の先細脚片を、備えたアンカー釘の
製造方法において;断面四角型の金属製線素材に
所定長さの長手方向分割線及び該分割線の上流端
から該線素材の一方の側端縁に達する幅方向切断
線を形成して段差を有する一対の脚片を形成する
ための剪断工程と、該段差をなくして該一対の脚
片をその対向面が相互に近接乃至接触するように
並列状に平行に揃えるための戻し工程と、上記一
対の脚片の対向面先端に切欠部を形成すると共に
上記分割線の上流端から上記線素材の他方の側端
縁に達する幅方向切断線を形成してアンカー釘を
完成させる完成工程と、の全てを行なう1台のプ
レス機械を設け、上記金属製線素材を長手方向に
順送りして、該プレス機械の1回のプレス加工に
て、該線素材に、上流側から下流側に向かつて剪
断工程、戻し工程、完成工程を所定間隔に行なう
ものである。
〔作用〕
金属製線素材を、その下流部が剪断工程位置ま
で送り、その状態でプレス機械によるプレス加工
を行なつて、この下流部に剪断工程を行ない、次
に、該線素材を、さらに長手方向に送り、剪断工
程が行なわれた下流部を戻し工程位置まで送り、
その状態でプレス加工を行なつて、この下流部に
戻し工程を行なわせると共に、戻し工程より上流
の剪断工程位置でこの線素材に剪断工程を行なわ
せ、次に、線素材をさらに長手方向に送り、戻し
工程が行なわれ下流部を、完成工程位置まで送
り、その状態でプレス加工を行なつて、この下流
部に完成工程を行なわせて一つのアンカー釘を完
成させると共に、完成工程より上流の戻し工程位
置で戻し工程を行なわせ、かつ戻し工程位置より
上流の剪断工程位置で剪断工程を行なわせること
ができる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
第1図にアンカー釘1を例示するが、このアン
カー釘1は鍔状の頭部7と、短寸帯状の一対の脚
片3,3の基部とが一体状に連結されており、さ
らに該脚片3,3は長手方向へ先端の中央から略
全長近くまでを切断して分割線8を設けると共
に、該脚片3,3の夫々の対向面先端には切欠部
9,9を形成している。つまり、このアンカー釘
1の先端には、切欠部9,9にて形成される切欠
4が形成されている。
このようなアンカー釘1の製造方法について以
下に説明する。
第2図において、2は断面四角型の長い金属製
線素材である。該金属製線素材2は、プレス機械
5と交互に作動する図示省略の送り機構によつて
連なつたまま矢印A方向へ送られ、かつ該金属製
線素材2の1回の送り寸法は、1本のアンカー釘
1の略完成品寸法である。
しかして、5は剪断工程用、戻し工程用、
完成工程用の上金型11・下金型6を有するプ
レス機械である。該プレス機械5は、該3つの工
程,,を含んだ上下両金型11,6の組合
せにより、1回のプレス加工(実施例では、上金
型11の上下方向の往復動)により上記3つの工
程,,を同時に行なう。
次に、1本のアンカー釘1が完成するまでの過
程を第3A図及び第3B図に基づき説明する。
矢印A方向から送られてきた断面四角型の金属
製線素材2は、下金型6等に固定保持された状態
で剪断工程にかけられる。該剪断工程では、
該線素材2に所定長さの長手方向分割線8及び該
分割線8の上流端から該線素材2の一方の側端縁
に達する幅方向切断線15を形成し、段差10を
有する一対の脚片3,3を形成する。つまり、段
差10を生じさせることなく脚片3,3を形成し
ようとした場合、線素材2の下端面が確実に切断
されない場合があるからである。
次にこのままの状態で戻し工程に送られ上記
同様下金型6等で保持される。該戻し工程でプ
レスが作動すると、図示省略の上金型11と下金
型6によつて該金属製線素材2に圧縮力が働き、
該段差10は消滅して平行に揃えられた一対の脚
片3,3となる。つまり、この種のアンカー釘
は、壁面等に打ち込む場合、打ち込むにしたがつ
て、順次脚片3,3が開拡していくが、この際、
脚片3,3の基端側は開拡しないのが好ましく、
そのために、第1図に示す様に、脚片3,3の対
向面は夫々近接乃至接触していなければならない
ので、この戻し工程が必要となる。
そして、該金属製線素材2は完成工程に送ら
れ、上記同様所定の位置にセツトされる。即ち、
この完成工程では、分割線8の上流端から上記
線素材2の他方に側端縁に達する幅方向切断線1
6を形成して、この線素材2を切断すると共に、
脚片3,3の対向面先端に切欠部9,9を形成す
る。さらには、この際頭部7も該完成工程で同
時に形成するのが望ましく、完成工程に対応す
る上下両金型11,6の、第2図中の右端部にて
いわゆるヘツデイング加工を行なえばよい。
また、頭部7の形成方法(ヘツデイング加工)
としては、第4図に示す如く、上記プレス機械5
の近傍に他のプレス機械13を設け、上記完成工
程と同時に行なうも自由である。すなわち、金
属製線素材2の基端部12を下金型6から僅かに
突出した位置に設定したおき、このプレス機械1
3を水平方向へ往複運動させて、該基端部12を
塑性加工する。
しかして、この製造方法によれば、まず、線素
材2の下流部が第2図に示す剪断工程位置まで
送り、その状態でプレス機械5によるプレス加工
を行なつて、この下流部に剪断工程を行なわ
せ、次に、該線素材2を矢印A方向に送り、剪断
工程が行なわれた下流部を戻し工程位置まで
送り、その状態でプレス加工を行なつて、この下
流部に戻し工程を行なわせ(この際、戻し工程
より上流の剪断工程位置では、この線素材2
に剪断工程が行なわれる。)、次に、線素材2を
さらに矢印A方向に送り、戻し工程が行なわれ
た下流部を完成工程位置まで送り、その状態で
プレス加工を行なつて、この下流部に完成工程
を行なわせて、一つのアンカー釘を完成させる
(この際、完成工程より上流の戻し工程位置
では、戻し工程が行なわれ、戻し工程位置よ
り上流の剪断工程位置では、剪断工程が行なわ
れる。)ものである。
従つて、線素材2を矢印A方向に順送りしてゆ
けば、順次アンカー釘1を製造してゆくことがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
1台のプレス機械5にて、剪断工程、戻し工
程、及び完成工程の全てを行なうことがで
き、金属製線素材2を長手方向に順送りすれば、
順次、アンカー釘1を製造してゆくことができ
る。従つて、各工程終了毎に、次の工程まで加工
品を持ち運びする必要がなくなり、作業時間の大
幅な短縮、及び、作業員数の減少を図ることがで
き、極めて効率よくアンカー釘1を製造すること
ができる。
また、全工程プレス化により、製品の精度の向
上を図ることができ、常に安定した製品を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製造方法で製造されるア
ンカー釘の一例を示す斜視図、第2図は本発明に
係る製造方法を示す全体概略図、第3A図はアン
カー釘を製造工程順に示した平面図、第3B図は
同側面図である。第4図は他の実施例の説明図で
ある。 2……金属製線素材、3……脚片、5……プレ
ス機械、8……分割線、9……切欠部、15,1
6……切断線、……剪断工程、……戻し工
程、……完成工程。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基部が一体状に連結されると共に対向面先端
    に切欠部9,9が形成された一対の先細脚片3,
    3を、備えたアンカー釘の製造方法において、 断面四角型の金属製線素材2に所定長さの長手
    方向分割線8及び該分割線8の上流端から該線素
    材2の一方の側端縁に達する幅方向切断線15を
    形成して段差10を有する一対の脚片3,3を形
    成するための剪断工程と、該段差10をなくし
    て該一対の脚片3,3をその対向面が相互に近接
    乃至接触するように並列状に平行に揃えるための
    戻し工程と、上記一対の脚片3,3の対向面先
    端に切欠部9,9を形成すると共に上記分割線8
    の上流端から上記線素材2の他方の側端縁に達す
    る幅方向切断線16を形成してアンカー釘を完成
    させる完成工程と、の全てを行なう1台のプレ
    ス機械5を設け、上記金属製線素材2を長手方向
    に順送りして、該プレス機械5の1回のプレス加
    工にて、該線素材2に、上流側から下流側に向か
    つて剪断工程、戻し工程、完成工程を所定
    間隔に行なうことを特徴とするアンカー釘製造方
    法。
JP19279585A 1985-08-30 1985-08-30 アンカ−釘製造方法 Granted JPS6254536A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19279585A JPS6254536A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 アンカ−釘製造方法

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JP19279585A JPS6254536A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 アンカ−釘製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS6254536A JPS6254536A (ja) 1987-03-10
JPH0227052B2 true JPH0227052B2 (ja) 1990-06-14

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