JPH0227035A - 外壁通気構造 - Google Patents

外壁通気構造

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JPH0227035A
JPH0227035A JP17646388A JP17646388A JPH0227035A JP H0227035 A JPH0227035 A JP H0227035A JP 17646388 A JP17646388 A JP 17646388A JP 17646388 A JP17646388 A JP 17646388A JP H0227035 A JPH0227035 A JP H0227035A
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JP
Japan
Prior art keywords
window
wall
main body
sash
window frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP17646388A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ota
隆司 太田
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外壁本体の屋外側に上下の空気路を設けた外
壁に、その空気路を遮断することなく、窓開口部を形成
でき、しかもその施工が簡易かつ確実になしうる外壁通
気構造に関する。
〔従来の技術〕
近年、第8図に示す如く、装本体aの屋外面に桟材等を
介して外装板すを添着することにより壁体に上下の空気
路Cを形成し、かつその空気路Cの下端において屋外に
、又上端において小屋裏dに夫々導通させることによっ
て、前記空気流路Cに上昇する空気流を発生させ装本体
aの通気と小屋idを換気する構造のものが普及しつつ
ある。
このような装本体aに第9図に示す如く窓等の開口部e
を設ける場合には、該開口部eの上下に位置する桟材f
、fは開口部eを形成する横桟h、hによって分断され
、又その桟材f、f間に形成される空気路も分断される
ことになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記空気屋路の分断を避けるため、横桟りと桟材fとの
間に隙間gを設けることにより解決を試みたものの施行
に際しては誤って第9図に一点鎖線で示すように桟材f
と横桟りとが接続された状態で取付けられる場合が多々
ある。このような誤った施行がなされることによって、
空気路が分断されるばかりではなく、前記空気路に流入
した雨水及び壁面に発生した結露が第10図に示すよう
に開口部eに嵌入され横桟を形成するサツシ枠jの周囲
を伝って屋内に滲み出るという問題があり、開口部を具
える壁パネルに空気路を形成したものについては、確実
に施工することが困難であった。
本発明は窓開口部に嵌着される窓枠サツシと桟材の切欠
端との間に横空気路を形成する通気用の隔て枠材を介在
させる事を基本として、窓開口部を設けた外壁であって
も窓開口部の上下で通気できかつその空気路に滲入した
雨水等を排除しうるとともに、容易かつ確実に施工しろ
る外壁通気構造の’rM供を目的とU2ている。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため木考案の外壁通気構造にあって
は、外壁本体の屋外面に並置されかつ上下方向にのびる
桟材を介して外装板を添設することにより桟材間で上下
の箱空気路を設けた外壁の前記外壁本体、桟材、外装材
を欠切し窓開口部を形成するとともに、外壁本体が欠切
された本体開口部に嵌名されかつ前記外装材をこえて外
にのびる窓枠サツシと、前記桟材の切欠端との間に、該
窓枠サツシと該切欠端との間で前記空気流路に通じる横
空気路を形成する通気用の隔て枠材を介在させている。
又隔て枠材ば、窓枠サツシに取付けられる基片に、前記
桟材の切欠端に当接する立片を立設することができる。
さらに隔て枠材は、窓枠サツシに沿って配置される桟材
と外装板とを載置できかつ通気孔を具えた上片を有する
両端開口の筒状に形成することもできる。
[作用] 壁体の壁本体と、桟材と外装板とによって囲まれる縦空
気路を下から上に向がって空気は流過するとともに、前
記縦空気路に進入した雨水及び結露によって発生した水
滴は縦空気路を上から下に向かって落下する。
窓開口部に位置する縦空気路にあっては、窓枠サツシに
沿う隔て枠材によって折れ曲がり、隔て枠材に沿う横空
気路を流過するとともに、窓開口部の側方に配される縦
空気路に合流しその縦空気路を上昇する。さらに空気が
窓開口部上端に等しい高さまで上昇することによってそ
の空気の一部は隔て枠材に分流され横空気路を移動する
。隔て枠材を通る空気は窓開口部上方の桟材間で上方に
向きを変えさらに壁体の上端に向がって上昇を続ける。
このように隔て枠材を設けることにより窓開口部の方を
上昇する空気流は、遮断されることない。
又窓開口部側方の縦空気路を下降する雨水等の水滴は、
窓開口部上方側の隔て枠材の上に落下するとともに該隔
て枠材によって案内され、窓開口部側方の縦空気路に向
かって横空気路を移動し、該窓開口部側方の縦空気路に
流入することができる。
このように窓開口部上方の縦空気路を下降する水滴も窓
開口部によって落下が阻止されることがなく、窓枠サツ
シの周面に沿って屋内に滲出することもない。又窓開口
部と桟材の切欠端との間に隔て枠材を介在させたため、
窓開口部と桟材との間の間隙が自づと設定でき施工を誤
ることなく確実に横空気路を形成しうる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を外壁が外壁パネルによって形成
された場合を例にとり図面に基づき説明する。
第1〜4図に示す如く本実施例では外壁2は外壁パネル
Pであり、又外壁パネルPにはその略中央部に窓開口部
7が設けられる。前記外壁パネルは他のパネル体と適宜
組合せ並設することにより家屋の外郭を形成しうる。
外壁2をなす前記外壁パネルPは第2図に示すごとく矩
形板状の外壁本体3と、該外壁本体3の外面側に上下方
向かつ間隔を隔てて架は渡される複数本の桟材4−・−
と、桟材4−の外に配される外装板5とからなる。
外壁本体3は、縦枠材、横枠材を組み合わせて成る枠組
21の内部に適宜桟材を用いて補強する。
前記枠組21の内部には断熱材が充填され、また枠組2
1の内側にはアスファルトフェルトからなる柔軟なシー
ト状の防水シート23が添着される。
従って外壁2には、外壁本体3と外装板5との間、かつ
隣合う桟材4.4間に上下の縦空気路6が並設される。
外壁2は、その中央部に窓開口部7が設けられる。
窓開口部7は内装板22、桟材、断熱材、防水シート2
3を含む外壁本体3と桟材4と外装板5とを切欠するこ
とにより形成され、又その外壁20本体開口部9には該
開口周縁に窓枠25−が配設され、該窓枠25には、外
装板5を越えて外にのびる窓枠サツシ10が嵌着される
前記窓開口部7により切欠かれた桟材4A、4Bはその
切欠端Qと窓枠サツシ14の周面との間には隙間Fが設
けられ、該隙間Fには窓枠サツシ10に沿う隔て枠材1
1が取付けられる。
隔て枠材11は第2.3図に示すごとく基片31の前縁
から前の立片32を、又その後縁から前記前の立片32
よりも背高の後ろの立片33を夫々立上げた溝部34を
有するコ字状をなす。なお前後の立片に32.330間
隔は桟材4Aの厚み寸法よりも小に形成する。
又隔で枠材11は窓枠サツシ10の上側においては溝部
34を上に向け、その下側においては溝部34を下に向
けて前記隙間Fにかつ後ろの立片33を外壁本体33に
当接させて夫々嵌入される。
なお隔て枠材11の両端部は、窓枠サツシ10の横方向
端部をこえて両側に突出する。
このように隔て枠材11の前後の立片32.33の間隔
を桟材4の厚み寸法よりも小に形成できかつ該切欠端Q
が窓枠サツシ10に誤って近接して配された場合には、
桟材4Aの挿入が不可能であるため、桟材4Aの取付は
不良が早期に発見できる。隔て枠材11の前記基片31
は、窓枠サツシ10の周面に水密性を具えた接着材を用
いて接合されるとともに、欠切された防水シート23の
端縁は、隔て枠材IXの前記後の立片33の前面で該立
片33に接着され防水処理が施される。又外装板5と窓
枠サツシ10との間の隙間には本実施例ではコーキング
材を充填し雨仕舞いする。
本願では、前記構成の隔て枠材11を設けたため、桟材
4Aと窓枠サツシ10との間の隙間Fを確実に保持する
ことができ、上昇する空気及び流下する雨水等の水滴は
、第4図に示す如く隔て枠材11によって窓開口部7の
両端部に位置する縦空気路6に横移動させることができ
る。このように隔て枠材11は窓枠サツシ10と桟材4
Aの切欠端Qとの間で縦空気路6に通じる横空気路12
を形成する。
然して窓開口部7下方の縦空気路6Aを上昇する空気は
隔て枠材11によって折れ曲がり横方向に向きを変えて
横空気路12を流過し、窓開口部7側方に配される縦空
気路6に合流し、その縦空気路6を上昇する。その空気
が窓開口部7の上端に達することによって、一部は窓開
口部7の上に位置する隔て枠材11に分流し、再び横方
向に流下する。桟材4A、4人間においては、隔て枠材
11が上開口であるため、窓開口部7上方の縦空気路6
Aに流入し、該縦空気路6Aを上昇する。
他方、窓開口部7上方の縦空気路6Aを下降する水滴は
前記空気の流れとは逆方向に横空気路12を通り窓開口
部7側方の縦空気路6に合流する。
このように空気流及び水滴は、窓開口部7によってその
流れが遮断されることなく窓開口部7を迂回して流過す
ることができる。
第5.6図に隔て枠材11Aの他の例を示す。
本例では、外方上部に凹部41を形設し両端開口の筒状
をなす基体42に、該基体42の後の側片43に上向き
の突片44を立上げてなり、基体42の底片45は、外
方が下に向く斜面をなす。基体42の上片46には、通
気孔47が、又部の側片49には、排水孔50が夫々隔
て枠材11の長手方向に並設される。隔て枠材11Aは
後の側片43を外壁本体3に当接させ、底片45を窓枠
すッシ10の周面に水密に接着することにより、窓開口
部7に取付けられる。その取付けにより桟材4Aの切欠
端Qは、上片46の上方に位置し、かつ外装板5の窓開
口部7に沿う縁部は前記凹部41に嵌入される。従って
、本例では隔て枠材11Aは、窓枠サツシに接して配置
される桟材4Aと外装板5とを段差を有して載置するこ
とができる。
又窓開口部7の下側には、前記隅て枠材11Aを上下逆
にして取付ける。
このように隔て枠材11Aは、横空気路12を構成する
とともに、前記通気孔47によって桟材4A、4A間の
縦空気路6Aに連通しかつ、両端分において窓開口部7
側方に位置する縦空気路6と導通する。又部の側片49
に設ける前記排水孔50から縦空気路6Aを下降する水
滴の一分を外壁2の外に排出できる。
又第7図に示すごとく隔て枠材11Bは板体を折り曲げ
により形成することもできる。本例では、外方が下向き
に傾斜する基片52の後縁に後の立片53を、その前縁
に前の立片54を夫々立上げるとともに、前の立片54
の上縁から内方に延びる上片55を後の立片53との間
に、連続した隙間からなる通気孔56を設ける。上片5
5は桟材4Aの切欠端Qと窓枠サツシ10との間の隙間
Fを規制でき、該隙間Fに本例の隔て枠材11Bを取付
けることにより、該隔て枠材11Bは、横空気路12を
形成しうる。なお前の立片54に排水孔57を設けるこ
とによって、水滴の一部を外壁2の外に排出しうる。又
窓開口部7の下側には隔て枠材11Bを上下逆にして取
付ける。
〔発明の効果] このように本発明の外壁通気構造は、外壁の外壁本体、
桟材、外装板を切欠して窓開口部を形成し、窓開口部に
嵌着される窓枠サツシと、桟材の切欠端との間に、前記
桟材の間で形成された縦空気路に通じる横空気路を形成
する隔て枠材を配したため、空気と水滴とを窓開口部に
よって閉塞されることなく該窓開口部を迂回して流過さ
せることができ、又横空気路が隔て枠材によって形成さ
れることによって、従来発生しがちであった桟材の切欠
端の窓枠サツシとの当接によって横空気路を閉塞する施
工の誤りを確実に無くすることができ、品質の向上に役
立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の外壁を用いた家屋の一例を示す斜視図
、第2図は本発明の一実施例を示す斜視図、第3図はそ
の縦断面図、第4図は作用を示す平面、第5図は隔て枠
材の他の例を示す斜視図、第6図は、その縦断面図、第
7図は隔て枠材のさらに他の例を示す縦断面図、第8.
9.10図は従来技術を示す図面である。 2・−外壁、   3−外壁本体、 4.4A、4B〜 桟材、  5−外装板、6.6A−
縦空気路、   7−窓開口部、9−・−本体開口部、
  1〇−窓枠サツシ、11.11A、11B−隔て枠
材、 12・−横空気路、    31−基片、32−前の立
片、 47.56−通気孔。 特許出願人    ナショナル住宅産業株式会社代理人
  弁理士  苗   村       正第4va 第6図 第 図 第8riIJ 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外壁本体の屋外面に並置されかつ上下方向にのびる
    桟材を介して外装板を添設することにより桟材間で上下
    の縦空気路を設けた外壁の前記外壁本体、桟材、外装材
    を欠切し窓開口部を形成するとともに、外壁本体が欠切
    された本体開口部に嵌着されかつ前記外装材をこえて外
    にのびる窓枠サッシと、前記桟材の切欠端との間に、該
    窓枠サッシと該切欠端との間で前記空気流路に通じる横
    空気路を形成する通気用の隔て枠材を介在させてなる外
    壁通気構造。 2 前記隔て枠材は、窓枠サッシに取付けられる基片に
    、前記桟材の切欠端に当接する立片を立上げたことを特
    徴とする請求項1記載の外壁通気構造。 3 前記隔て枠材は、窓枠サッシに接して配置される桟
    材と外装板とを載置できかつ通気孔を具えた上片を有す
    る両端開口の筒状をなすことを特徴とする請求項1記載
    の外壁通気構造。
JP17646388A 1988-07-14 1988-07-14 外壁通気構造 Pending JPH0227035A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07259249A (ja) * 1994-03-24 1995-10-09 Asahi Chem Ind Co Ltd 建築用パネル
US5475957A (en) * 1993-11-22 1995-12-19 Toyo Shutter Co., Ltd. Building
JP2006342586A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Sumitomo Forestry Co Ltd サッシ廻り排水構造
JP2010037717A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Misawa Homes Co Ltd 外装材の取付構造
JP2020026651A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 ニチハ株式会社 水抜き具

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