JPH0227002A - 臨時駐車場用の舗装用部材 - Google Patents

臨時駐車場用の舗装用部材

Info

Publication number
JPH0227002A
JPH0227002A JP17869388A JP17869388A JPH0227002A JP H0227002 A JPH0227002 A JP H0227002A JP 17869388 A JP17869388 A JP 17869388A JP 17869388 A JP17869388 A JP 17869388A JP H0227002 A JPH0227002 A JP H0227002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
legs
board
paving
sides
parking lot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17869388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH081041B2 (ja
Inventor
Isao Hayashi
林 功生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAYASHI ZOEN KK
Original Assignee
HAYASHI ZOEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAYASHI ZOEN KK filed Critical HAYASHI ZOEN KK
Priority to JP63178693A priority Critical patent/JPH081041B2/ja
Publication of JPH0227002A publication Critical patent/JPH0227002A/ja
Publication of JPH081041B2 publication Critical patent/JPH081041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各種イベント等の期間中に設置される臨時駐
車場の主要構成部材である臨時駐車場用の舗装用部材に
関するものである。
[従来の技術] 従来臨時駐車場は、常設のそれと殆ど変わることのない
構造に設置されるのが普通である。したがって現時点で
は、臨時駐車場用の舗装用部材というような特別のもの
は存在していない。
そこで常設の駐車場に用いられる舗装用部材を例示する
第一は砂利であり、対象の領域に単に敷き詰めて駐車場
を構成する場合である。
第二は、アスファルトである。対象の領域を若干掘下げ
て又は掘下げないで砂利を敷き、その上で転圧し、上記
砂利上にアスファルトを流してアスファルト舗装の駐車
場を構成する。
第三はコンクリ−I・であり、」−記アスフアルドに代
えてこれを流し込み、コンクリート舗装の駐車場を構成
する。
なお臨時駐車場用の舗装用部材として木件発朗者が提案
した発明がある(特願昭62−260887号)。これ
は未だ公知とはなっていないが、参考に供するために紹
介する。
」ユ記発明は、 基板材上に、スペーサを散在させて固設し、かつ多数の
透水孔を穿設した路板材を、−1−記スペーサを介して
−I−記基板材−Hに接合させた臨時駐車場用の舗装用
部材である。
[発明が解決しようとする課IMi] 臨時の駐車場は、前記のように、各種エベント等に際し
て来訪者用に臨時に造成される。当然イペンI・等の終
了後には解体し、当該の領域は従前の状態に復帰させな
ければならない。ところでこのような臨時駐車場用とし
て利用可能な場所は、イベント等の開催される場所にも
よるが、農地である場合が多い。しかして臨時駐車場は
、解体後は農地として利用可能な状態に回復させなけれ
ばならないことが多い訳である。
このような観点から見ると、駐車場用の舗装用部材とし
て、前記のように、砂利、アスファルト又はコンクリー
トを用いるのは、解体の際に、地盤から、砂利や砂を除
去するのが困難であり、特にアスファルト舗装とかコン
クリート舗装では、解体そのものもまたなかなか大変な
作業であるという意味でも一層不都合であると言わざる
を得ない。
そこで本発明は、以上の問題点を解決することをひとつ
の目的とする。
更に加えて、パスその他の大型車両の駐車可能な臨時駐
車場を構成するのに好適な舗装用部材を提供することを
目的とするものである。
上記ふたつの主要な目的を詳しく述べると、臨時駐車場
の設置解体が容易であり、解体後の土地の従前の状態へ
の復帰もまた容易であり、加えて、これによって構成さ
れる駐車場が大型車両の駐車に必要な強度を充分に備え
、かつその他の必要な機能を備え得る臨時駐車場用の舗
装用部材を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の−の構成の要旨とするところは、平面方形の基
板の下面には、脚体を、上面には踏板を散在設置し、 上記基板の一隅を挟んで隣接する二辺には、上記脚体及
び踏板のうち該当する位置のそれらを各々基板の端縁よ
り外方に突出させて接続雌部を構成し、 」二記基板の他の二辺には、上記脚体及び踏板のうち該
当する位置のそれらを各々基板の端縁より少なくとも前
記二辺に於ける脚体及び踏板の容出長さに対応する長さ
分だけ後退させて接続雄部を構成した臨時駐車場用の舗
装用部材である。
上記基板としては、鉄板、ベニア板又は合成樹脂板等を
適当に選択して採用することができる。
いずれにしても、後述するように、地盤上に設置した場
合に、その上を大型の自動車が走行しても容易には損傷
しない程度の強度を備えている必要がある。たとえば、
べこア板であれば、10mm程度以上の厚みを有するも
のが適当である。縦横の寸法は、1800111+1X
9001111程度が取扱い」二の観点から適当である
前記脚体としては、同様に、鉄材、ベニア材又は合成樹
脂材等を採用することができる。たとえば、脚体として
15m+w程度の厚みを有する平面長方形の板材を採用
し、複数枚のそれらを、前記基板の下面に適当な間隔で
平行に配設する。この場合、脚体は基板のいずれかの辺
と平行に配設するものとし、その該当する一方側の各端
部を、前記したように、該当する基板の辺から突出させ
る。
突出長さは、たとえば、50mm程度とする。また最も
側端に位置する一方の板材(脚体)は、側部を、同様に
、基板の辺から突出させる。突出幅は、同様に50mm
程度とする。
一方」−記脚体は、基板の他の二辺では、その端部及び
側部を、後退させて配設する。」二記一方の突出長さを
50mm程度とする場合には、これより長く、70m+
n程度後退させるのが適当である。
なお上記脚体は、このような平面長方形の板材に限定さ
れず、平面正方形の板材等を採用し、基板の下面に点在
状態にバランス良く配設することもできる。勿論これ以
外の形状の板材を用いることも除外されない。いずれに
しても」−記脚体は、その端部又は側部を、基板の隣接
する」−記二辺で外方に突出させるべく配置し、他の二
辺では後退するように配置するのは、上記例と同様であ
る。
−1−記脚体は、基板に適当な手段で固定する。たとえ
ば、接着剤によって貼着し、あるいはビス又は釘による
固定等を自由に採用することができる。
前記踏板としては、」−記脚体と同様に、鉄材、ベニア
材又は合成樹脂材等を自由に選択して採用することがで
きる。たとえば、踏板として15mm程度の厚みを有す
る平面長方形の板材を採用し、複数枚のそれらを、前記
基板の上面に適当な間隔、たとえば20mm程度の間隔
で平行に配設する。このとき、脚体として前記の例のよ
うに平面長方形の板材を採用し、基板の下面に各々平行
に配設した場合には、上記踏板は、上記脚体と直交する
向きに配設するのが適当である。そうして踏板の端部の
うち該当する基板の辺に位置するそれらは、前記したよ
うに、基板の辺から突出させる。突出させる辺は上記脚
体の側部又は端部を突出させる辺と一致させる。踏板の
突出長さは、脚体の突出長さより短くするのが都合が良
い。たとえば、前記のように、脚体を50mm程度突出
させる場合は、30mm程度とするのが好ましい。また
上記脚体の側部又は端部を突出させる辺と一致させて、
一方の側の最も側端に位置する板材(踏板)は、側部を
、同様に、基板の辺から突出させる。突出幅は、同様に
30fflIB程度とする。
方上記踏板は、基板の他の二辺では、その端部及び側部
を、後退させて配設する。突出長さを上記のように30
mm程度とする場合には、これより長く、50IIIf
fl程度後退させるのが適当である。
ところで上記踏板は、上記のような平面長方形の板材に
限定されず、平面正方形の板材等を採用し、基板の上面
に点在状態にバランス良く配設することもできる。これ
以外の形状も除外されない。いずれにしても基板の隣接
する二辺で外方に突出させるべく配置し、他の二辺で後
退させるべく配置するのは、−に犯例と同様である。
上記踏板は、基板に適当な手段で固定する。たとえば、
接着剤によって貼着し、あるいはビス又は釘によって固
定する等、様々な固定手段を自由に採用することができ
る。
なお上記脚体及び踏板の突出した辺は、相対的に後退し
た基板の辺の縁とあいまって、舗装用部材相互を接続す
る接続雌部を構成し、脚体及び踏板を後退させた辺は、
相対的に突出した基板の辺の縁とあいまって接続雄部を
構成する。
なおまた上記踏板の間には必要に応じて、人工芝を配し
、または砂を若干装入することができる。
次に本発明の二の構成の要旨とするところは、平面長方
形の複数の補助板を同一平面上に離間させて平行に配置
し、上記補助板の上面に、これらと直交させて平面長方
形の複数の踏板を配設し、かつ上記補助板の下面にこれ
らに重ねて平面長方形の脚体を配設して平面ほぼ方形の
格子体を構成し、 上記格子体の一隅を挟んで隣接する二辺には、」二記脚
体及び踏板のうち該当する位置のそれらを各々補助板の
該当する位置の端縁より外方に突出させて接続雌部を構
成し、 上記格子体の他の二辺には、上記脚体及び踏板のうち該
当する位置のそれらを各々補助板の該当する位置の端縁
より少なくとも前記二辺に於ける脚体及び踏板の突出長
さに対応する長さ分だけ後退させて接続雄部を構成した
臨時駐車場用の舗装用部材である。
この本発明の二は、本発明の二の基板を複数の補助板に
置き代え、かつ踏板及び脚体な平面長方形の板材に限定
し、更に相互の結合関係を、踏板は補助板に直交方向に
結合し、脚体は補助板に同方向で重なって結合するもの
に限定したものである。
補助板、脚体及び踏板の材質等は、鉄材、ペニア材又は
合成樹脂材等を自由に選択して採用することができる。
なお上記踏板と補助板の間には、場合により網体を介在
させるのが適当である。こうすることにより、上記舗装
用部材により構成した臨時駐車場に於いて、鍵類又はコ
イン類等を、地盤上まで落下させることを防止すること
ができる。
[作用] 本発明の−及び二は、それぞれ以上のような構成である
から、次のように、殆ど同様に、臨時駐車場の設置に有
効に使用することができる。
以下の説明は特に断わらない限り本発明の−及び二に共
通である。
この舗装用部材は、特に土地の状態を問わずに臨時駐車
場の造成に利用することができる。実際には単なる空地
はなかなかないので畑等の農地が利用されることが多い
であろう。
まず対象の領域を充分転圧して平滑にし、かつ地盤を強
化する。上記転圧はローラで行なう。排水等の関係から
必要がある場合には、地盤表面に若干の傾斜をもたせる
こうして地盤を平滑にした上で、シート部材をその上に
敷設し、その後、上記シート部材」−に本発明の舗装用
部材を連設配置するのが好ましい。
この駐車場用の領域が農地でない場合、その他その領域
の都合によっては、シート部材を敷設せず、地盤上に砕
石等を配し、転圧し、不陸を調整してその上に直接本発
明の舗装用部材を連設配置しても良い。
なお上記シート部材としては、たとえば、EPT(エチ
レン・プロピレン・ターポリマー)及ヒプチルゴム等を
主原料として成形したものを採用することができる。勿
論これ以外にも必要な条件を満足する適当な材質のシー
ト部材を自由に選択することができる。
上記舗装用部材は、多数のそれを縦方向及び横方向に側
辺の接続雄部及び接続雌部で接合しつつ敷設し、対象領
域に配設する。
敷設の手順としては、たとえば、初めに、舗装用部材を
縦方向又は横方向に接続して一列の舗装用部材群を構成
し、これを要敷設領域の側端付近に配置し、次にまた一
列の舗装用部材群を同様に縦方向又は横方向に接続し、
前渚の舗装用部材群に後者の舗装用部材群を一度に接続
するというのが適当である。
上記の舗装用部材相互の接続は、シート部材上又は砕石
地盤」−その他の一ヒに載置した一方の舗装用部材の接
続雌部、即ち、突出した脚体の端部又は側部と踏板の側
部又は端部との間に、他方の舗装用部材の接続雄部、即
ち、脚体の側部又は端部及び踏板の側部又は端部が後退
して相対的に突出した基板又は補助板の側端を装入する
ことで行なう。
しかしてこのように単に所要の領域を転圧して平滑にし
、砕石等により強化し又はしないで得られた平滑な地盤
を、上記のように、シート部材で覆った一ヒで又は覆わ
ないで、それらの地盤」二に舗装用部材を連設配置する
のみで臨時駐車場を容易に完成させることができる。
この臨時駐車場の解体は、単に敷設した舗装用部材を除
去し、かつこれを敷設した場合には、シート部材を取り
除けば現状回復をすることができる。特に対象領域が農
地である場合には、前記したように、砕石を用いず、転
圧した地盤上にシート部材を敷いてその上に舗装用部材
を連設配置したのみであるので、上記の後、この領域を
耕転するのみで良い。農地以外であれば、砕石を使用す
ることもあるが、これを除去する必要もないので、上記
で解体は終了である。
こうして非常に簡単に元の状態に復帰させ得る。
上記臨時駐車場は、以上のように、設置解体が容易であ
るばかりでなく、駐車場としても、充分な機能を有して
いる。
」二記舗装用部材は、各構成要素を単純な板材とするこ
とかできるので、容易に大型に構成し得、かつ容易に強
度の高い材質を選択できる。そのためハス等の大型車両
の駐車用の駐車場を構成するのに適当である。
また上記臨時駐車場は、上記舗装用部材を前記接続雄部
及び接続雌部により接続して構成するものであるため、
自動車の駐車又は移動時にかかる重量等は、これらが乗
っている舗装用部材から周囲の舗装用部材に分散される
ので、路面に凹凸が生じ難い。
また雨水等は、上記地盤に傾斜をつけておけば、本発明
の−の場合には、各舗装用部材の基板]−を傾斜に従っ
て流下する。−力木発明の二の場合には、シート部材が
敷設しである場合には、その]二を傾斜に従って流下し
、敷設してない場合には、地盤の状態(砂利又は土)に
従い、容易に地盤中に浸透し、あるいは傾斜に従って地
盤上を流下する。
傾斜に従って流下する場合には、低所に排水溝を構成し
ておけば、この中に流入する。
本発明の−又は二のいずれの場合にも、」−記から理解
されるように、通常、踏板の高さまで水位が上舅するこ
とはないので、歩行者又は自動車は、雨水を避けて歩行
又は走行することができる。
なお雨水が、シート部材上又は地盤上に法王した場合に
も、舗装用部材の脚体は、隙間をあけて設置しであるの
で、雨水は、上記のように傾斜に従って流下し、一箇所
に溜らない。したがって舗装用部材を木質の部材で構成
した場合にも容易には腐食しない。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
まず第1図〜第6図に基づいて本発明の−の実施例を説
明する。
第1図〜第3図に示したように、平面長方形の基板lの
上面に、その長さ方向と直交させて、平面長方形の18
枚の小幅の踏板2.2・・・及び1枚の広幅の踏板3を
、その順序で相互に20mmの隙間をあけて平行に配設
する。
」二記踏板2.2・・・、3は、上記のように、上記基
板1の短辺に平行(基板1の長さ方向に直交状態)に配
設し、一方の短辺(第1図中上方の辺)からは5011
1後退させ、他方の短辺(第1図中下方の辺)からは5
0mm突出させ、かつ一方の長辺(第1図中右側の辺)
からは50mm後退させ、他方の長辺(第1図中左側の
辺)からは30■m突出させて配設するものである。な
お上記踏板2.2・・・、3はビス4.4・・・により
」−記基板lに固設する。また上記基板1は縦×横:9
00mmX1800m+mで、厚さ:12mmのベニア
板により構成する。上記小幅の踏板2は縦×横ニア5m
mX880mmで、厚ざ:15III11のベニア板に
より、上記広幅の踏板3は縦×横:9offi11×8
80IIMで、厚さ:15mmのベニア板により構成す
る。
更に上記基板lの下面には、その長さ方向に平行にかつ
離間させて、平面長方形の板材で構成した三枚の脚体5
.5.5を取付ける。そして、第1図〜第3図に示した
ように、上記三枚の脚体5.5.5は、上記基板1の一
方の短辺(第1図中上方の辺)からは60mm後退させ
、他方の短辺(第1図中下方の辺)からは601突出さ
せて配置する。また第1図中右側の脚体5は、基板lの
一方の長辺(第1図中右側の辺)から75+am後退さ
せて配設し、中央の脚体5は基板lの中央に配設し、左
側の脚体5は、他方の長辺(第1図中左側の辺)から5
0mm突出させて配設するものである。なお上記脚体5
.5.5はビスにより基板lに固定する。
こうして舗装用部材8の上辺と右辺には、それぞれ接続
雄部6a、6bが構成され、他方下辺と左辺には、それ
ぞれ接続雌部7a、7bが構成される。
なお上記脚体5.5.5は、縦×横+180mmX80
+smで、厚さ=15II11の平面長方形の板材で構
成したものである。
この実施例では、舗装用部材8を以上のように構成した
ので、臨時駐車場用の舗装に有用に使用することができ
る。
ここでは、この舗装用部材8を農地に設置して臨時駐車
場を構成する例を説明する。
第4図〜第6図に示したように、上記農地の所要の領域
をローラで転圧して地表面を平滑にする。この領域には
同時に木か流れる程度の僅かな傾斜を伺ける。
こうして敷設用の地tI9を造成し、この地盤9」二に
まず帯状のシート部材10.10・・・を敷設する。隣
接するシート部材l01lO相互は、高い位置にあるそ
れの縁を低い位置にあるそれの縁に載せつつ接続する。
なお」二記シート部材10は、EFT (エチレン・プ
ロピレン・ターポリマー)及びブチルゴム等を主原料と
して成形したものである。
この後、」二記多数の舗装用部材8.8・・・を上記シ
ート部材10.10・・・上に連設配置する。隣接する
相互の舗装用部材8.8は、相互の辺を一致させ、一方
の舗装用部材8の接続雄部6a又は6bに於ける基板l
の突出辺を、他方の舗装用部材8の該当する辺の接続雌
部7a又は7bに於ける踏板2.2・・・と脚体5(,
5,5)との間に挿入して相互を固定する。上記接続は
、シート部材lO上に置いた舗装用部材8の接続雌部7
a7bの突出した脚体5(,5,5)の」二に、他の舗
装用部材8の接続雄部6a、6bに於ける基板1の突出
辺の先端を載せ、次いで押し込むようにすると容易に行
ない得られる。
舗装領域への多数の舗装用部材8.8・・・の設置は、
−列の舗装用部材8.8・・・を、上記の如くして接続
し、これを舗装領域の端縁に配設し、次いで同様にして
一列の舗装用部材8.8・・・を接続し、これらを上記
既設の一列の舗装用部材8.8・・・に同時に接続する
。この作業を繰り返すことにより、容易に広い領域への
設置を行なうことができる。
こうして全領域に舗装用部材8.8・・・を隣接する相
互を接続しつつ配設すれば駐車場は完成である。
なおこの地盤9の低部側端には、第4図に示したように
、側溝11を設置しておくこととする。
しかしてこの臨時駐車場は、所要領域を平滑に転圧し、
その上でシート部材10.10を敷設し、更にその上に
舗装用部材8.8・・・を連設配置するのみであり、極
めて容易に構成できる。
方、この臨時駐車場の解体は、単に敷設した舗装用部材
8.8・・・を除去し、かつシート部材l0110・・
・を取り除き、特に対象領域が農地である場合には、そ
の後、この領域を耕転するのみで良い。こうして非常に
簡単に元の状態に復帰させ得る。
この臨時駐車場は、上記のように、設置解体が容易であ
るばかりでなく、駐車場としても、充分な強度及び機能
を有している。
上記舗装用部材8は、単純な平面長方形の板材であるの
で、材質寸法を容易に強度のあるものに選択して構成し
得る。したがってパス等の大型の車両の駐車用の駐車場
を構成するのに適当である。また上記舗装用部材8.8
・・・を接続雄部6a 、  6a−16b、6b・・
・及び接続雌部7a、7a・・・、7b、7b・・・で
接続しつつ上記臨時駐車場を構成するので、自動車の駐
車時又は移動中にかかる重量等は、その載っている舗装
用部材8.8・・・から周囲の舗装用部材8.8・・・
に分散し、個の舗装用部材8にのみ負荷がかかることが
ないので、路面に凹凸が生じない。かくして駐車面は常
時必要な平面性を保つので、駐車場として有用に用いる
ことができる。
雨水等は、主として基板1上を流れ、前記側溝11に流
下する。降下する雨水が若干あってもシート部材1O1
10・・・上を流れ、上記と同様に側溝11に流下する
。また上記のように雨水は踏板2、?・・・の下方を流
れるので、歩行者等は雨の日にも水の中を歩かなくて済
む。
次に第7図〜第9図に基づいて本発明の二の実施例を説
明する。
この実施例は、以上の本発明の−の実施例の基板1に代
えて平面長方形の三枚の補助板21a、21b、21c
を配設したもので、他の点は全く回−である。図中同一
の部材は同一の符号で表示する。
−に記補助板21aは、第7図中右辺に位置させ、踏板
2.2・・・の右端より50mm突出させる。
上記補助板21bは、第7図中中央に位置させ、上記補
助板21cは第7図中左辺に位置させ、踏板2.2・・
・の左端より30mm後退させる。
また上記補助板21a、21b、21cは、第7図中上
辺では、踏板2より50mm突出させ、下辺では、踏板
3より50mm後退Xせる。
この実施例では以上のように構成したものであり、前記
本発明の−と全く同様に臨時駐車場の構成に用いること
ができる。当然農地以外の場所に臨時駐車場を構成する
場合にも用いられる。
どちらかといえば後者に適する。
この場合には、所要の領域に砕石を投入して転圧し、充
分平担に構成し、この上に前記した手順で舗装用部材1
8.18・・・を連設し、臨時駐車場を短時間で容易に
構成することができる。
こうして構成された臨時駐車場は、前記実施例と同様に
有効に利用することができる。ただし雨水等に関しては
、前記の実施例と異なり、直ちに砂利地盤上に降下し、
ここから地盤中に浸透する。したがって前記の実施例と
同様に、踏板2.2・・・、3上まで、雨水の水位が上
昇することは、通常あり得ないので、雨天時にも、水溜
等に煩わされることなく、使用することができる。
強度に優れていること、設置解体が容易であること、そ
の他は前記本発明の−の実施例と同様である。
[発明の効果コ 本発明の臨時駐車場用の舗装用部材は、構成部材が単純
な板材であるので、材質及び寸法を自由に選択し得、必
要な強度を自在に確保できる。そのため特にバス等の大
型車両の駐車場用として用いるのに適当である。
しかも本発明によれば、臨時駐車場の設置解体が極めて
容易であり、砂利を用いないで構成することもできるの
で、解体時に農地その他の従前の状態に回復することが
極めて容易である。また雨天時等にも踏板上面が冠水す
ることはないので、駐車場に駐車し、走行し、又は歩行
する際に不都合が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の−の実施例を示したものであ
り、第1図はその舗装用部材の平面図、第2図はその左
側面図、第3図は第1図の正面図、第4図は上辺の接続
雄部と下辺の接続雌部との接続状態を示した概略側面説
明図、第5図は側辺の接続雄部と接続雌部との接続状態
を示した一部切欠側面説明図、第6図はこの実施例の舗
装用部材で構成された臨時駐車場の一部切欠概略側面図
である。 第7図〜第9図は本発明の二の実施例を示したものであ
り、第7図はその舗装用部材の平面図、第8図はその左
側面図、第9図は第7図の正面図である。 ■・・・基板、2.3・・・踏板、4・・・ビス、5・
・・脚体、6a、6b・・・接続雄部、7a、7b・・
・接続雌部、8.18・・・舗装用部材、9・・・地盤
、10・・・シート部材、11 ・・・側溝、21a 
、21b 、21c ・・・補助板。 特許出願人 株式会社 林 造 園

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平面方形の基板の下面には、脚体を、上面には踏板
    を散在設置し、 上記基板の一隅を挟んで隣接する二辺には、上記脚体及
    び踏板のうち該当する位置のそれらを各々基板の端縁よ
    り外方に突出させて接続雌部を構成し、 上記基板の他の二辺には、上記脚体及び踏板のうち該当
    する位置のそれらを各々基板の端縁より少なくとも前記
    二辺に於ける脚体及び踏板の突出長さに対応する長さ分
    だけ後退させて接続雄部を構成した臨時駐車場用の舗装
    用部材。 2、平面長方形の複数の補助板を同一平面上に離間させ
    て平行に配置し、上記補助板の上面に、これらと直交さ
    せて平面長方形の複数の踏板を配設し、かつ上記補助板
    の下面にこれらに重ねて平面長方形の脚体を配設して平
    面ほぼ方形の格子体を構成し、 上記格子体の一隅を挟んで隣接する二辺に は、上記脚体及び踏板のうち該当する位置のそれらを各
    々補助板の該当する位置の端縁より外方に突出させて接
    続雌部を構成し、 上記格子体の他の二辺には、上記脚体及び踏板のうち該
    当する位置のそれらを各々補助板の該当する位置の端縁
    より少なくとも前記二辺に於ける脚体及び踏板の突出長
    さに対応する長さ分だけ後退させて接続雄部を構成した
    臨時駐車場用の舗装用部材。
JP63178693A 1988-07-18 1988-07-18 臨時駐車場用の舗装用部材 Expired - Lifetime JPH081041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63178693A JPH081041B2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 臨時駐車場用の舗装用部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63178693A JPH081041B2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 臨時駐車場用の舗装用部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0227002A true JPH0227002A (ja) 1990-01-29
JPH081041B2 JPH081041B2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=16052899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63178693A Expired - Lifetime JPH081041B2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 臨時駐車場用の舗装用部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH081041B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938489U (ja) * 1982-09-01 1984-03-10 日本電気株式会社 図形表示処理装置
JPS6261835U (ja) * 1985-10-04 1987-04-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938489U (ja) * 1982-09-01 1984-03-10 日本電気株式会社 図形表示処理装置
JPS6261835U (ja) * 1985-10-04 1987-04-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH081041B2 (ja) 1996-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8061927B1 (en) Vehicle tracking pad
WO2017131948A1 (en) Method and apparatus for constructing a vehicle parking lot on a land area
KR100757453B1 (ko) 연결.설치가 용이한 분리형 배수판 및 이를 이용한아파트단지 내의 도로 시공방법
US6361245B1 (en) Method and apparatus for constructing a temporary parking lot
JPH0227002A (ja) 臨時駐車場用の舗装用部材
CN109457564B (zh) 防沉降路基及其施工方法
US6457912B1 (en) Foundation construction using recycled tire walls
JPH01239202A (ja) 臨時駐車場用の舗装用部材
JPH01203502A (ja) 臨時駐車場用の舗装用部材
JPH04330102A (ja) 道路用透水性補強舗装
KR20070033504A (ko) 보도블록 시공 보조장치 및 시공방법
RU2043455C1 (ru) Способ строительства дорожного полотна
CN220079605U (zh) 一种道路与施工便道连接处的防护机构
JPS5851203Y2 (ja) コンクリ−ト舗装体
JPH05247906A (ja) 臨時駐車場用の舗装用部材
JPH01198907A (ja) 臨時駐車場
WO2007148107A1 (en) Apparatus and method for use in ground works
JPH047206Y2 (ja)
JPH0330401Y2 (ja)
JPS63837Y2 (ja)
JPH0327042Y2 (ja)
JP2000190313A (ja) 透水性ブロックの製造方法及び透水性ブロック
CN113652922A (zh) 一种型钢盖板路面结构
RU2636663C1 (ru) Дорога
JPH0428842B2 (ja)