JPH01203502A - 臨時駐車場用の舗装用部材 - Google Patents

臨時駐車場用の舗装用部材

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JPH01203502A
JPH01203502A JP2621388A JP2621388A JPH01203502A JP H01203502 A JPH01203502 A JP H01203502A JP 2621388 A JP2621388 A JP 2621388A JP 2621388 A JP2621388 A JP 2621388A JP H01203502 A JPH01203502 A JP H01203502A
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sheet
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Isao Hayashi
林 功生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、各種イベント等の期間中に設置される臨時駐
車場の主要構成部材である臨時駐車場用の舗装用部材に
関するものである。
[従来の技術] 従来臨時駐車場は、常設のそれと殆ど変わることのない
構造に設置されるのが普通である。したがって臨時駐車
場用の舗装用部材というような特別のものは存在してい
ない。
そこで常設の駐車場に用いられる舗装用部材を例示する
第一は砂利であり、対象の領域に単に敷き詰めて駐車場
を構成する場合である。
第二は、アスファルトである。対象の領域を若干掘下げ
て又は掘下げないで砂利を敷き、その上で転圧し、上記
砂利上にアスファルトを流してアスファルト舗装の駐車
場を構成する。
第三はコンクリートであり、上記アスファルトに代えて
これを流し込み、コンクリート舗装の駐車場を構成する
[発明が解決しようとする問題点] 臨時の駐車場は、前記のように、各種エベント等に際し
て来訪者用に臨時に造成される。当然イベント等の終了
後には解体し、当該の領域は従前の状態に復帰させなけ
ればならない、ところでこのような臨時駐車場用として
利用可能な場所は。
イベント等の開催される場所にもよるが、農地である場
合が多い、しかして臨時駐車場は、解体後は農地として
利用可能な状態に回復させなければならないことが多い
訳である。
このような観点から見ると、駐車場用の舗装用部材とし
て、前記のように、砂利、アスファルト又はコンクリー
トを用いるのは、解体の際に、地盤から、砂利や砂を除
去するのが困難であり、特にアスファルト舗装とかコン
クリート舗装では、解体そのものもまたなかなか大変な
作業であるという意味でも一層不都合であると言わざる
を得ない。
本発明は以上の問題点を解決することを目的とするもの
である。更に詳しくは、臨時駐車場の設置解体が容易で
あり、解体後の土地の従前の状態への復帰もまた容易で
あり、更に構成される駐車場が必要な強度を充分に備え
、かつその他の必要な機能を備え得る臨時駐車場用の舗
装用部材を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の構成の要旨とするところは、 シート状基盤部の上表面に多数の台部を隆起構成し、上
記各台部を、これらの上を自動車が走行し又は駐車する
ことが可能な踏圧台とし、一方上記各台部の周囲に位置
する低部を排水路とした臨時駐車場用の舗装用部材であ
る。
上記シート状基盤部は、非透水性であり、かつ後述する
ように、地盤上に設置した場合に、その上を自動車が走
行しても容易には損傷しない程度の強度を備えた部材で
あることが必要である。たとえば、EPT(エチレン・
プロピレン・ターポリマー)及びブチルゴム等を主原料
として成形することができる。勿論これ以外にも必要な
条件を満足する適当な材質を自由に選択することができ
る。またこのシート状基盤部は自由な平面形状に成形す
ることができるが帯状に構成するのが取扱い上部台が良
い。
上記台部は、平面から見た形状は様々な形状を自由に採
用することができる。たとえば、円形、正方形又は長方
形として、上記シート状基盤部の上表面に平均に配置す
る。
または、上記のように帯状に構成したシート状基盤部の
上表面に、その長手方向と一致させ、あるいは直交させ
て長方形の台部を多数平行に配置する。
以上の台部は、いずれも前記踏圧台となり、その周囲は
、前者のそれは、連続する排水路になり、後者のそれは
、幅方向又は長さ方向にのみ通じる排水路になる。
また以上の台部は、上記シート状基盤部と同一の材質で
一体に成形し、あるいは以下のように、他の材質で個々
独立に形成した台部を、上記シート状基盤部の上表面に
種々の仕方で配置し、かつ接合固定する。
上記台部は、上記のように、個々独立に形成する場合は
、木質、コンクリート質、またはプラスチック質等で成
形することができる。
また上記個々独立に成形された台部は、木質であれ、コ
ンクリート質であれ、プラスチック質であれ、次のよう
な種々の態様で、シート状基盤部の上表面に固定するこ
とができる。
■上記多数の台部は、シート状基盤部の上表面に平均に
配置し、上記台部の上から、台部による踏圧台とその周
囲の排水路とが生じるように、接着剤等によりシート部
材を密着被覆させる。
■上記多数の台部は、シート状基盤部の上表面に平均に
配置し、上記台部の上から、台部による踏圧台とその周
囲の排水路とが生じるように、接着剤等によりメツシュ
部材を密着被覆させる。
■上記多数の台部は、シート状基盤部の上表面にメツシ
ュ部材を配置した上で、上記メツシュ部材上に平均に配
置し、更に上記台部の上から、台部による踏圧台とその
周囲の排水路とが生じるように、接着剤等によりシート
部材を密着被覆させる。
■上記多数の台部は、シート状基盤部の上表面にメツシ
ュ部材を配置した上で、上記メツシュ部材上に平均に配
置し、更に上記台部の上から、台部による踏圧台とその
周囲の排水路とが生じるように、接着剤等によりメツシ
ュ部材を密着被覆させる。
以上の■〜■は、用途に応じて、たとえば、大型バス等
の利用する臨時駐車場用か、乗用車用か等により使い分
ける。また上記メツシュ部材としては、用途に応じてナ
イロンメツシュ又は金属メツシュ等を使い分けるのが適
当である。
[作用] 本発明は、以上のような構成であるから、次のように、
臨時駐車場の設置に有効に使用することができる。
この舗装用部材は、特に土地の状態を問わすに臨時駐車
場の造成に利用することができる。実際には単なる空地
はなかなかないので畑等の農地が利用されることが多い
であろう。
まず対象の領域を充分転圧して平滑にし、かつ地盤を強
化する。上記転圧はローラで行なう、排水等の関係から
必要がある場合には、地盤表面に若干の傾斜をもたせる
こうして地盤を平滑にした上で、本発明の舗装用部材を
上記地盤上に敷設する。多数のそれを縦方向及び横方向
に側縁で重ね合わせつつ敷設し、対象領域を被覆する。
側縁の重ね合わせは、地盤に傾斜がある場合には、当然
に低い方の舗装用部材の側縁に高い方のそれを載せるよ
うにする。
しかしてこのように単に所要の領域を転圧して平滑にし
、得られた平滑な地盤を、上記のように、舗装用部材で
被覆するのみで臨時駐車場を容易に完成させることがで
きる。
この臨時駐車場の解体は、単に敷設した舗装用部材を除
去し、対象領域が農地である場合には、その後、この領
域を耕転するのみで良い、こうして非常に簡単に元の状
態に復帰させ得る。
この臨時駐車場は、上記のように、設置解体が容易であ
るばかりでなく、駐車場としても、充分な機能を有して
いる。
上記舗装用部材は非透水性なので、転圧した地盤上に雨
水等が浸透することはない、したがって地盤が雨水によ
り軟弱になることはない。
また雨水等は、上記地盤に傾斜がつけである場合には、
敷設した舗装用部材は、当然傾斜しており、その上の排
水路を流れて所定の排水溝等に流下する。地盤に傾斜が
つけてない場合には、雨水等は、上記排水路から特別の
排水手段で汲出すことができる。また台部による踏圧台
が適当な高さに構成しであるので、歩行者等にとって雨
の日にも水の中を歩かなくて済むので都合が良い。
また上記臨時駐車場は、地盤がシート状基盤部で被覆さ
れているので、自動車の駐車又は移動によりかかる重量
等は周囲に分散され、地盤の変形を生じさせることがな
い、かくして駐車面は常時必要な平面性を保つので、駐
車場として有用に用いることができる。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
まず第一の実施例について詳細に説明する。
第1図に示したように、帯状のシート状基盤部lの上部
全面に亘って同様に帯状のナイロンメツシュ2を配し、
その上に多数の平面正方形の木質台部3.3・・・を、
相互にその一辺の長さより若干広い間隔をあけて縦横に
配置する。もっとも上記木質台部3.3・・・は、第2
図に示したように。
シート状基盤部lの隣接する二辺からは、若干後退した
位置から配置することとし、この部分に接続桟4a、4
bを残すようにする。なお上記木質台部3.3・・・は
、厚みを201層程度に、−辺の長さを30mm程度に
した。
更に上記シート状基盤部lの上面からは、上記木質台部
3.3・・・及び上記ナイロンメツシュ2を被覆すべく
、帯状のゴムシート5を貼着する。上記シート状基盤部
1と上記ゴムシート5との間には、上記全部材を相互に
確実に結合するように接着剤を挿入する。勿論このとき
上記ゴムシート5は、第2図に示したように、上記木質
台部3.3・・・による踏圧台6.6・・・とその周囲
の排水路7とが生じるように、密着被覆させるものであ
る。
なお上記シート状基盤部1とゴムシート5とは、EPT
(エチレン・プロピレン・ターポリマー)及びブチルゴ
ム等を主原料として成形する。
この実施例では、舗装部材8を以上のように構成したの
で、臨時駐車場用の舗装に有用に使用することができる
この舗装用部材8を農地に設置して臨時駐車場を構成し
た例を説明する。
第3図に示したように、上記農地の所要の領域をローラ
ーで転圧して地表面を平滑にする。この領域には同時に
水が流れる程度の僅かな傾斜を付する。こうして敷設用
の地盤9を造成し、この地盤9上に上記舗装用部材8を
敷設する。
なおこの地盤9の低部側端には、第3図に示したように
、側溝10を設置しておくこととする。
なお上記舗装用部材8.8・・・は、相互を、第4図に
示したように、地盤9の傾斜に応じて、低部側の舗装用
部材8の接続桟4a  (4b)上に高部側の舗装用部
材8の接続桟4a  (4b)が載るように重ねる。同
高方向の接続では、いずれかを上にして接続桟4b  
(4a ) 、 4b  (4a )を重ね合せれば良
い。
こうして臨時駐車場が完成する。
しかして以上の臨時駐車場は、雨天でも駐車面に殆ど雨
水等が冠水することがなく、更に一般の常設の駐車場と
同様に有用に使用でき、かつその設置解体が容易である
地盤9上に設置された舗装用部材8,8・・・の上面に
は踏圧台6,6・・・が概ね20+m程隆起しており、
その周囲には連続する排水路7を形成している。しかし
て雨水は上記排水路7を通じて前記側溝10に流下する
。それ故、駐車、走行又は歩行面である踏圧台6.6・
・・の上面は冠水することがないので、雨天等の利用で
も不都合がない。
またこの臨時駐車場は、その構造上、平滑に転圧した地
m9上に舗装用部材8.8・・・を被覆したので、雨水
等は、地盤9上に流下しない、それ故、地m9には、水
が浸透することがないので、その軟弱化が防止され、自
動車の重量等によっても容易には舗装面に凹凸を生ぜし
めることがない。
また舗装用部材8.8・・・は、それぞれ面積の広いも
のであるため、通行し又は駐車する自動車の重量が一部
にかかってもその重量は広い範囲に分散される結果とな
り、駐車面の変形が防止される。
しかして地m9を平滑に転圧し、その上に舗装用部材8
.8・・・を敷設するのみの極めて簡単な工事で設置で
きるものであるにも拘らず、容易に損傷が生じない臨時
駐車場を構成することができる。
またこの臨時駐車場は、解体する場合も、まず舗装用部
材8.8・・・を除去し、必要な深さに耕耘するだけで
、農地としての機能を回復することができる、土壌に砂
利や砂が全く混入しないので回復は容易である。
第5図は第二の実施例を示しており、シート状基盤部2
1及び台部23をゴム部材で一体に成形したものである
第6図は第三の実施例を示しており、シート状基盤部3
1の上面に多数のプラスチック台部33.33・・・を
平均に配置し、上記プラスチック台部33.33・・・
の上から、踏圧台とその周囲の排水路とが生じるように
、接着剤等によりゴムシート35を密着被覆させたもの
である。
第7図は、第四の実施例を示しており、シート状基盤部
41の上表面にコンクリート台部43.43・・・を平
均に配置し、上記コンクリート台部43.43・・・の
上から、踏圧台とその周囲の排水路とが生じるように、
接着剤等によりメツシュ部材40を密着被覆させたもの
である。
第8図は、第五の実施例を示しており、シート状基盤部
51の上表面にメツシュ部材52を配置し、その上にプ
ラスチック台部53.53・・・を平均に配置し、更に
上記プラスチック台部53.53・・・の上から、踏圧
台とその周囲の排水路とが生じるように、接着剤等によ
り他のメツシュ部材52を密着被覆させたものである。
以上の第二〜第五の実施例は、第一の実施例と同様に使
用し、同様の効果を得ることができる。
ただし、メツシュ部材の有無等により、強度が異なるの
で、用途に応じて、たとえば、大型バス等の利用する駐
車場用か、乗用車用か等により使い分けるのが適当であ
る。
いずれの舗装用部材も必要に応じて複数枚を重ねて使用
することができる。
[発明の効果] 本発明の臨時駐車場用の舗装用部材は、これによって臨
時駐車場を容易に設置解体でき、かつ解体後に砂利等が
残存しないので、農地その他の従前の状態に回復するこ
とが極めて容易である。また駐車場として充分な強度を
有しており、かつ雨天時等にも雨水が排水路を流れ、踏
圧台が冠水することはないので、駐車場に駐車し、走行
し、又は歩行する際に不都合が生じない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示したものである。 第1図〜第4図は第一の実施例を示しており、第1図は
その一部を示した分解斜視図、第2図は同様に−を示し
た概略斜視図、第3図はこの実施例の舗装用部材により
構成した臨時駐車場の一部切欠断面説明図、第4図は舗
装用部材相互の接続桟での筬統状態を示した一部切欠拡
大側面図、第5図は第二の実施例の一部切欠断面説明図
、第6図は第三の実施例の一部を示した平面説明図、 第7図は第四の実施例の一部を示した平面説明図、 第8図は第五の実施例の一部を示した平面説明図である
。 l、21.31.41.51・・・シート状基盤部、2
・・・ナイロンメツシュ、3・・・木質台部、4a。 4b・・・接続桟、5,35・・・ゴムシート、6・・
・踏圧台、7・・・排水路、8・・・舗装用部材、9・
・・地盤、10・・・側溝、23・・・台部、33.5
3・・・プラスチック台部、40.52・・・メツシュ
部材、43・・・コンクリート台部。 特許出願人 株式会社 林 物 産 代理人弁理士   木 幡 行雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート状基盤部の上表面に多数の台部を隆起構成し
    、上記各台部を、これらの上を自動車が走行し又は駐車
    することが可能な踏圧台とし、一方上記各台部の周囲に
    位置する低部を排水路とした臨時駐車場用の舗装用部材
    。 2、シート状基盤部の上表面に多数の台部を隆起構成し
    、上記各台部を、これらの上を自動車が走行し又は駐車
    することが可能な踏圧台とし、一方上記各台部の周囲の
    低部を全体が連続する排水路とした臨時駐車場用の舗装
    用部材。 3、シート状基盤部の上表面に多数の平面長方形の台部
    を相互に平行に隆起構成し、上記各台部を、これらの上
    を自動車が走行し又は駐車することが可能な踏圧台とし
    、一方上記各台部の両側の低部を各区別された排水路と
    した臨時駐車場用の舗装用部材。 4、シート状基盤部の上表面に、独立して構成された多
    数の台部を平均に配置し、その上か ら、上記台部による踏圧台とその周囲の排水路とが生じ
    るように、シート部材を密着被覆させた臨時駐車場用の
    舗装用部材。 5、シート状基盤部の上表面に、独立して構成された多
    数の台部を平均に配置し、その上か ら、台部による踏圧台とその周囲の排水路とが生じるよ
    うに、メッシュ部材を密着被覆させた臨時駐車場用の舗
    装用部材。 6、シート状基盤部の上表面にメッシュ部材を配置し、
    上記メッシュ部材上に、独立して構成された多数の台部
    を平均に配量し、更にその上から、台部による踏圧台と
    その周囲の排水路とが生じるように、シート部材を密着
    被覆させた臨時駐車場用の舗装用部材。 7、シート状基盤部の上表面にメッシュ部材を配置し、
    上記メッシュ部材上に、独立して構成された多数の台部
    を平均に配置し、更にその上から、台部による踏圧台と
    その周囲の排水路とが生じるように、メッシュ部材を密
    着被覆させた臨時駐車場用の舗装用部材。
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