JPH02269619A - 食品及び医薬品用包装装置を滅菌する方法及び装置 - Google Patents

食品及び医薬品用包装装置を滅菌する方法及び装置

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JPH02269619A
JPH02269619A JP1297758A JP29775889A JPH02269619A JP H02269619 A JPH02269619 A JP H02269619A JP 1297758 A JP1297758 A JP 1297758A JP 29775889 A JP29775889 A JP 29775889A JP H02269619 A JPH02269619 A JP H02269619A
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tunnel
heat
resistant sheet
sterile
dispensing device
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JP1297758A
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Roland Torterotot
ローランド　トアテロトート
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Erca Holding SARL
Original Assignee
Erca Holding SARL
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00—Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • B65B55/02—Sterilising, e.g. of complete packages
    • B65B55/025—Packaging in aseptic tunnels
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B2210/00—Specific aspects of the packaging machine
    • B65B2210/06—Sterilising or cleaning machinery or conduits

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、液状、ペースト状又は粉末状の無菌の食品又
は医薬品を包装する装置を滅菌する方法に関する。
［従来の技術及び発明が解決しようとする課題］特に、
本発明は、両端部において、及び上流側の端部から下流
側の端部まで塞がれているトンネルを備えたタイプの包
装装置であって、エンドレスチェーンのような運搬装置
に設けられているクランプ部材によって横方向に保持さ
れている熱可塑性バンドを加熱する加熱ステーションと
、該熱可塑性バンドから容器を形成する熱成形ステーシ
ョンと、無菌製品用計量分配装置であって、該トンネル
内に貫入する少なくとも１つの列をなしている出口管状
部を有するものと、該トンネルの下流に好適に設けられ
る容器閉塞封止手段と、その底部が該熱可塑性バンドに
よって通常は塞がれている該トンネル内のいくつかの箇
所に設けられる、加圧下の滅菌ガスを供給する供給装置
とを備えているものの内部の滅菌に向けられている。
そのような包装装置を滅菌する公知の方法においては、
該トンネルの該底部は、アルミニウムのような例えば金
属のシートである耐熱性シートであって、該トンネルの
該上流側の端部からその下流側の端部を越えて延在し、
該トンネルの上部に向けられている面が無菌であり且つ
汚染から保護されているところの該熱可塑性バンドに接
合されているものにより、−次的に塞がれる。次いで、
熱滅菌流体が、該トンネル及び該計量分配装置を別々に
循環させられ、そして、該トンネル及び該計量分配装置
の滅菌後、該熱可塑性バンドによって該トンネルの該底
部全体が形成されるまで、滅菌ガスであって、該トンネ
ルの横壁と該トンネルから横方向に突出している該耐熱
性シート又は該熱可塑性バンドの縁部との間に存在する
間隙を通してそれが逃げることを可能にするのに十分な
圧力を有するものによって該トンネルが洗浄されつつ、
該耐熱性シート及び該熱可塑性バンドが、前方に移動さ
せられる。
例えば米国特許第４１６５５９４号公報に開示されてい
る上記のタイプの方法は、その内部を非常に熱い流体が
循環させられ得る、壁を備えたトンネルを必要とし、そ
の流体は、トンネルの内面を適切な滅菌温度に加熱する
。例えば約２００℃の温度に達する非常に熱い滅菌ガス
で、トンネルの内面、及びこのトンネル内に連通ずるす
べての部品を滅菌することも可能である。しかしなから
、滅菌流体は、トンネル内に開口している計量分配装置
の下端部の下方の部分を通って循環することができない
ので、この部分は非常にゆっくりと加熱されるだけであ
り、このため、非常に長い滅菌期間を必要とし、無菌熱
可塑性バンドの無菌容器内への、無菌製品の計量分配が
開始され得る前に、トンネル及び計量分配装置が、約３
０〜３５℃の温度まで冷却されねばならなくなる。
上記問題点を解決した、トンネル及び計量分配装置を滅
菌する滅菌方法であって、計量分配装置内における滅菌
流体の凝縮を引き起こすことなく、計量分配装置の熱滅
菌及び強制空冷を十分急速に行うことが可能なものを提
供することが、本発明の目的である。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明によれば、液状、ペー
スト状又は粉末状の無菌の食品又は医薬品を包装する包
装装置であって、両端部において、及び上流側の端部か
ら下流側の端部まで塞がれているトンネルと、エンドレ
スチェーンのような運搬装置に設けられているクランプ
部材によって横方向に保持されている熱可塑性バンドを
加熱する加熱ステーションと、該熱可塑性バンドから容
器を形成する熱成形ステーションと、無菌製品用計量分
配装置であって、該トンネル内に貫入する少なくとも１
つの列をなしている出口管状部を有するものと、該トン
ネルの下流に好適に設けられる容器閉塞封止手段と、そ
の底部が該熱可塑性バンドによって通常は塞がれている
該トンネル内のいくつかの箇所に設けられる、加圧下の
滅菌ガスを供給する供給装置と、を具備するものを滅菌
する滅菌方法であって、該滅菌方法は、アルミニウムの
ような例えば金属のシートである耐熱性シートであって
、該トンネルの該上流側の端部からその下流側の端部を
越えて延在し、該トンネルの上部に向けられている面が
無菌であり且つ汚染から保護されているところの該熱可
塑性バンドに接合されているものにより、該トンネルの
該底部を一次的に塞ぐ工程と、該トンネル及び該計量分
配装置に熱滅菌流体を別々に循環させる工程と、該トン
ネル及び該計量分配装置の滅菌後、該熱可塑性バンドに
よって該トンネルの該底部全体が形成されるまで、僅か
に過剰に加圧されている滅菌ガスであって、該トンネル
の横壁と該トンネルから横方向に突出している該耐熱性
シート又は該熱可塑性バンドの縁部との間に存在する間
隙から逃げ得るものによって該トンネルが洗浄されつつ
、該耐熱性シート及び該熱可塑性バンドを前方に移動さ
せる工程と、を具備する滅菌方法が提供され、該滅菌方
法は、該トンネル全体の該底部及びそれを画成する壁の
縁部に該耐熱性シートを置く工程と、該耐熱性シートを
該出口管状部の縁部に密封状態で当接させると同時に、
少なくとも１つの列をなしている排出管を該耐熱性シー
トの下面に密封状態で当接させる工程であって、該排出
管の軸は該出口管状部の軸と一致しており、該排出管の
上縁部は該出口管状部の下縁部と対向しているものと、
該排出管及び該出口管状部の対向している６対の間の該
耐熱性シートに穴を開ける工程と、該計量分配装置を通
して熱滅菌流体を循環させる工程であって、該熱滅菌流
体は、滅菌空気が該トンネルを通して循環される間、該
耐熱性シートの該穴を通して且つ該出口管状部を通して
排出されるものと、該計量分配装置及び該排出管を通し
て無菌冷却流体を任意に循環させる工程と、該熱可塑性
バンドに熱成形された該容器の移動高さよりも下に該排
出管の列を下げ、該トンネル内部の、滅菌ガスの僅かに
過剰な圧力を維持しつつ、該耐熱性シート及び該熱可塑
性バンドを該トンネルの下に段階的に供給し、そして該
包装装置の通常の作業サイクルを開始する工程と、を具
備することを特徴としている。
上記の本発明に係る方法は、非常に高温の又は過熱すら
された流体の使用を可能にし、もって、計量分配装置を
高い滅菌温度（例えば１６０℃）まで非常に急速に上昇
させ、その後、耐熱性シートに作られている穴を通して
排出される滅菌された冷却流体（例えば無菌の空気又は
水）を循環させることによってその計量分配装置を急速
に冷却することが可能になる。耐熱性シートは、約５０
μｍの厚さのアルミニウムのシートであるのが好適であ
り、計量分配装置の出口管状部と排出管との間にクラン
プされる。
また、本発明は、食品及び医薬品の分野における、液状
、ペースト状又は粉末状の無菌製品を包装する包装装置
の一部を構成する、トンネル及び計量分配装置を滅菌す
る滅菌装置にも関している。
そのような包装装置は、該トンネルの上流側の端部から
下流側の端部に向かって、エンドレスチェーンのような
運搬装置に設けられているクランプ部材によって横方向
に保持されている熱可塑性バンドを加熱する加熱ステー
ションと、該熱可塑性バンドから容器を形成する熱成形
ステーションと、無菌製品用計量分配装置であって、該
トンネル内に貫入する少なくとも１つの列をなしている
出口管状部を有するものと、該トンネルの下流に好適に
設けられる容器閉塞封止手段と、加圧下の、滅菌空気の
ような滅菌ガスを供給する供給装置であって、該供給装
置は該トンネル内のいくつかの箇所に設けられ、該トン
ネルの底部は、該熱可塑性バンドの無菌の上面と、上流
側及び下流側の端部においても塞がれている該トンネル
の横壁の下端部との間の非常に小さい間隙のみが存在す
るようにして、該熱可塑性バンドによって通常は塞がれ
ているか、あるいは、滅菌操作の間、アルミニウムのよ
うな例えば金属の耐熱性シート又はバンドであって、そ
の上流側の端部において、上面が汚染から保護されてい
る該熱可塑性バンドに接合されているものにより、該熱
可塑性バンドが該トンネルの入口に到着するまで一時的
に塞がれるものを具備する滅菌装置にも関している。
トンネル内に少なくとも部分的に配置されているすべて
の部品（例えば、加熱ステーションの加熱ボックス、熱
成形ステーションのベル及び箔押ダイ、計量分配装置等
）を滅菌するため、トンネルの横壁並びに上流側及び下
流側の端壁の下縁部と、耐熱性シートとの間の非常に小
さい通路を除いてトンネルを塞ぐようにして、耐熱性シ
ートが置かれる。高温（例えば２００℃）に加熱されて
おり且つ周囲の雰囲気の圧力よりも高い圧力の下にある
空気のような滅菌ガスが、滅菌、ガス供給装置を介して
トンネル内部を循環させられる一方、加熱ボックスは同
じ温度又はより高い温度にされ、そして、計量分配装置
の出口管状部が閉じられている間、熱流体（例えば過熱
蒸気）が、熱成形ステーションの箔押ダイ及びベル内を
、並びに計量分配装置内を循環させられる。
上記の滅菌装置の問題点は、温度が１００℃を超えない
ところの凝集水が計量分配装置の出口管状部内に形成さ
れるので、その滅菌装置は、計量分配装置の出口管状部
のゾーン内に過熱蒸気を循環させることができず、この
ため、かなり長い滅菌時間を必要とするということであ
る。この結果、出口管状部の温度の上昇が遅く、妥当な
時間内で１００℃のしきい値を超えることは殆どない。
従って、本発明の別の目的は、上記の問題点を解決した
滅菌装置であって、トンネル及び上述した他の部品を通
常の方法で滅菌しつつ、計量分配装置を急速に滅菌する
ものを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の第２の形態によれば
、食品及び医薬品の分野における、液状、ペースト状又
は粉末状の無菌製品を包装する包装装置の一部を構成す
る、トンネル及び計量分配装置を滅菌する滅菌装置であ
って、該包装装置が、該トンネルの上流側の端部から下
流側の端部に向かって、エンドレスチェーンのような運
搬装置に設けられているクランプ部材によって横方向に
保持されている熱可塑性バンドを加熱する加熱ステーシ
ョンと、該熱可塑性バンドから容器を形成する熱成形ス
テーションと、無菌製品用計量分配装置であって、該ト
ンネル内に貫入する少なくとも１つの列をなしている出
口管状部を有するものと、該トンネルの下流に好適に設
けられる容器閉塞封止手段と、加圧化の、滅菌空気のよ
うな滅菌ガスを供給する供給装置であって、該供給装置
は該トンネル内のいくつかの箇所に設けられ、該トンネ
ルの底部は、該熱可塑性バンドの無菌の上面と、上流側
及び下流側の端部においても塞がれている該トンネルの
横壁の下端部との間の非常に小さい間隙のみが存在する
ようにして、該熱可塑性バンドによって通常は塞がれて
いるか、あるいは、アルミニウムのような例えば金属の
耐熱性シート又はバンドであって、その上流側の端部に
おいて、上面が汚染から保護されている該熱可塑性バン
ドに接合されているものにより、該熱可塑性バンドが該
トンネルの入口に到着するまで一時的に塞がれるもの、
を具備する滅菌装置が提供され、該滅菌装置は、該耐熱
性シート並びに該熱可塑性バンド及び熱成形された容器
の経路より下にあり、且つ該計量分配装置の該出口管状
部と同じ高さにある、少なくとも１つの列をなしている
排出管であって、各該排出管は対応する該出口管状部に
向かって開口していると共に、該耐熱性シートを介して
対応する該出口管状部の下端部に当接されるようになさ
れている上端部を有し、各該排出管の開口の縁部は、該
出口管状部の軸を同軸で取り囲んでいると共に、該出口
管状部の下部の開口と一致しているものと、該耐熱性シ
ートの面に垂直に移動可能な、少なくとも１つの列をな
している穿孔部材であって、各該穿孔部材は、該出口管
状部及び対応する該排出管の共有の軸と同軸で配置され
ると共に、該出口管状部あるいは該排出管であって、各
該穿孔部材がそれらの内のいずれか一方の内部で後退す
べくなされているところのものによって案内されるもの
と、を具備することを特徴としている。
上記構成により、出口管状部と排出管との間のハイポジ
ションにクランプされている耐熱性シートに穴を作るこ
とによって計量分配装置の下部に滅菌流体を効果的に循
環させることが可能になり、この結果、計量分配装置は
、高い滅菌温度（例えば約１６０°Ｃ）まで急速に上昇
させられる一方、その滅菌流体は、耐熱性シートに作ら
れている穴を通って出口管状部から対応する排出管に流
出し、そして、計量分配装置は、通常の作業温度まで急
速に冷却される。
本発明に係る滅菌装置の一つの利点は、トンネルの内面
が例えば２００℃の温度に達する熱空気で滅菌されつつ
、計量分配装置の滅菌が実施されるということである。
計量分配装置の滅菌が終了すると、排出管はローポジシ
ョンに下げられ、そのローポジションにおいては、排出
管の開口の位置は、熱成形された容器の底部の経路より
も低くなる。次いで、耐熱性シート及び熱可塑性バンド
は段階的に前方に移動させられ、そして製品の包装が開
始する。勿論、これらの一連の種々の操作の間、トンネ
ルの滅菌後に、周囲温度の、僅かに過剰な圧力の下にあ
る滅菌ガスをトンネル内に供給することにより、トンネ
ル内部の圧力は、周囲の大気圧よりも高い状態に維持さ
れる。
一つの重要な要素は、耐熱性シートに作られる小さい穴
はかなり小さい断面積を有しており、これにより、排出
管が下方に下げられても、その穴を通って排出する滅菌
ガスの量が、トンネルの内部の僅かに過剰な圧力であっ
て、ガスが外部からトンネル内に流入するのを防止する
ものを除去するには十分ではないということである。
［実　施　例］ 以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明
する。
第１図を参照するに、そこには、滅菌トンネル１と、そ
して上流から下流にかけて、加熱ステーション（図示せ
ず）と、熱成形ステーション２であって、その成形ベル
３及び箔押ダイ４は、滅菌流体の循環を可能にする滅菌
手段５，６を設けられているものと、少なくとも１つの
供給ユニット７であって、滅菌ガスが、口部８を通って
、特に、トンネル１及び熱成形ステーション２の成形ベ
ル３の上部に流れるように滅菌ガスを供給するものと、
無菌製品用計量分配装置９であって、その下部（特に出
口管状部１０）がトンネル内に貫入しているものとを具
備している在来の無菌包装装置の一部が示されている。
更に、この無菌包装装置は、好適にトンネルの下流に、
製品で満たされた容器を封止する封止ステーション（図
示せず）と、エンドレスチェーンのような段階的供給手
段１１であって、トンネル１の下縁部１ａとの間の小さ
な間隙を除いてそのトンネルの底部を完全に塞ぐところ
の熱可塑性バンドを段階的に供給するものとを具備して
いる。
トンネル１の内面と、このトンネル１の内部に連通ずる
種々の作業ステーションのすべての部品とを滅菌するた
め、トンネル１の底部は、耐熱性シート又はバンド（特
にアルミニウム又はその他の薄い金属シート）１２で塞
がれており、このシートの上流側の端部は、その上面が
無菌であると共に、それがトンネル１内に入るまで、保
護ストリップによって汚染から保護されている熱可塑性
バンド１３に接合している。
計量分配装置９、より具体的には、その下端部に設けら
れている出口管状部１０であってトンネル１内に貫入し
ているものは、この計量分配装置９の下方に設けられて
いる滅菌装置１４に結び付けられている。なお、出口管
状部１０の軸が、熱可塑性バンド１３又は耐熱性シート
１２の段階的な供給方向に垂直な面内に配置されるよう
にして、出口管状部１０は、少なくとも１つの横方向の
列をなして配置されている。
計量分配装置９は、米国特許第４１６５５９４号公報に
開示されているような突出ノズルを同時に構成する出口
管状部を備えたタイプの、あるいは仏国特許第８６０８
１３８号公報に開示されているような可動突出ノズルを
設けられている出口管状部を備えたタイプの在来の計量
分配装置である。
次に、第５図を参照するに、滅菌装置１４は、少なくと
も１つの列をなしている排出管１５であって、支持部１
６上に装着されているものを具備している。これらの排
出管１５は、支持部１６と共に、あるいは支持部１６に
対して、第３図中に矢印Ｆ１で示されているように垂直
方向に移動可能であり、それらの排出管は、それらが耐
熱性シート１２の下面に密封状態で当接して対応する出
口管状部１０の下縁部に耐熱性シート１２の上面を密封
状態で当接させるところの、第２図に示されているハイ
ポジションと、それらの上端部が熱可塑性バンド１３に
形成された容器１７の底部の経路より下に位置するとこ
ろの、第５図に示されているローポジションとの間を移
動する。
各排出管１５は、滅菌流体の閉回路のタンクに接続され
ている横方向のダクト１８内にその下端部が延出してお
り、その閉回路は、滅菌流体を加熱して配達する手段と
、それを冷却する手段とを備えている。その軸が計量分
配装置９の対応する出口管状部１０の軸に一致するとこ
ろの排出管１５の上端部には、排出管１５の開口１９が
、環状リム２０であって、対応する出口管状部１０の環
状リム２１に対向するようにして配置されてはいるが、
出口管状部１０の環状リム２１のいずれかのサイドに僅
かに突出するよう、出口管状部１０の環状リム２１より
も僅かに大きい半径方向の幅を有するものによって画成
されている。
更に、排出管１５の環状リム２ｏは、その内側の部分に
、その環状リム２０の上面から僅かに上方に突出してい
るシール２２を備えている。
第３図を参照するに、滅菌装置１４は、更に、耐熱性シ
ート１２が計量分配装置９の出口管状部１０とハイポジ
ションにおける排出管１５との間に密封状態で把持され
た時に、その耐熱性シート１２を穿孔して各排出管１５
の位置に小さい穴２４を作るための穿孔部材２３を備え
ている。穿孔部材２３は円板状部を有しており、この円
板状部は、耐熱性シート１２に向かう方向に向けられて
いる面上に、突出している鋭利な小さいチップ２５を備
えており、この円板状部の外縁に向かう方向であって後
方に僅かに傾斜している複数の半径方向のりッジ２６が
、そのチップ２５に収束している。穿孔部材２３のこの
特殊なデザインにより、耐熱性シート１２に作られる穴
２４は、第４図から判るように、そこから多数の一直線
のノツチ２７が星形に半径方向に広がっていくところの
、非常に小さい円形の開口である。この穴の形状は、滅
菌流体の小さい流れしか通さないという利点を有してお
り、これにより、トンネル１内部の過剰圧力は、排出管
１５がローポジションに戻っても、トンネル１外部の周
囲圧力よりも高い状態のままである。
穿孔部材２３は、各排出管１５の内部に配置され得る。
この場合、穿孔部材２３は、耐熱性シート１２に対向し
ない面上に、案内部材２９によって往復垂直運動の形で
垂直方向に案内される制御ロッド２８を設けられ、この
案内部材２９は、排出管１５内に固着される星形案内部
材の形をとってよい。制御ロッド２８は、排出管１５を
構成するエルボ内に形成される封止された通路を貫通し
て延在している。
この場合、滅菌装置１４は、特に、その出口管状部１０
が突出ノズルを備えていないところの計量分配装置９と
共に使用される。
突出ノズル３０を備えた計量分配装置を使用する場合、
穿孔部材２３は、突出ノズル３０の封止手段３１及び計
量分配アパーチャ３２の下であって各突出ノズル３０の
下端部に有利に設けられる。
この突出ノズル３０は、中空ロッド３３を備えている。
そして、計量分配されるべき製品は、この中空ロッド３
３を通って計量分配アパーチャ３２に到達し、そして、
この中空ロッド３３により、突出ノズル３０の下端部は
、第３図中に破線で示されているように、出口管状部１
０の細長いチャンバ３４の内部に後退して滅菌流体の自
由な流れを許容すべく、あるいは、第５図に示されてい
るように、容器１７内に貫入してそれを無菌製品で満た
すべく、第３図及び第５図中に実線で示されている封止
ポジションから移動させられる。
滅菌装置の構成、及び計量分配装置９を滅菌する方法の
実施は、上記の説明から容易に理解されよう。
［発明の効果］ 以上のように、本発明に係る滅菌方法及び滅菌装置よれ
ば、計量分配装置内における滅菌流体の凝縮を引き起こ
すことなく、計量分配装置の熱滅菌及び強制空冷を十分
急速に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第１図は包装装置の部分断面図、 第２図は第１図のｎ−ｎ線に沿う断面図、第３図は計量
分配装置及び滅菌装置の部分断面図、 第４図は小さい穴が作られている、耐熱性シートの一部
の平面図、並びに 第５図は計量分配装置、及び排出管がローポジションに
ある滅菌装置の部分断面図である。 １・・・トンネル　　　　　７・・・供給ユニット９・
・・計量分配装置　　１０・・・出口管状部１２・・・
耐熱性シート　　１３・・・熱可塑性バンド１４・・・
滅菌装置　　　　１５・・・排出管１７・・・容器　　
　　　　２３・・・穿孔部材２４・・・穴　　　　　　
　２５・・・チップ３０・・・突出ノズル ３２・・・計量分配アパーチャ ３３・・・中空ロッド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）液状、ペースト状又は粉末状の無菌の食品又は医
    薬品を包装する包装装置であって、 両端部において、及び上流側の端部から下流側の端部ま
    で塞がれているトンネルと、 エンドレスチェーンのような運搬装置に設けられている
    クランプ部材によって横方向に保持されている熱可塑性
    バンドを加熱する加熱ステーションと、 該熱可塑性バンドから容器を形成する熱成形ステーショ
    ンと、 無菌製品用計量分配装置であって、該トンネル内に貫入
    する少なくとも１つの列をなしている出口管状部を有す
    るものと、 該トンネルの下流に好適に設けられる容器閉塞封止手段
    と、 その底部が該熱可塑性バンドによって通常は塞がれてい
    る該トンネル内のいくつかの箇所に設けられる、加圧下
    の滅菌ガスを供給する供給装置と、を具備するものを滅
    菌する滅菌方法であって、該滅菌方法は、 アルミニウムのような例えば金属のシートである耐熱性
    シートであって、該トンネルの該上流側の端部からその
    下流側の端部を越えて延在し、該トンネルの上部に向け
    られている面が無菌であり且つ汚染から保護されている
    ところの該熱可塑性バンドに接合されているものにより
    、該トンネルの該底部を一次的に塞ぐ工程と、 該トンネル及び該計量分配装置に熱滅菌流体を別々に循
    環させる工程と、 該トンネル及び該計量分配装置の滅菌後、該熱可塑性バ
    ンドによって該トンネルの該底部全体が形成されるまで
    、僅かに過剰に加圧されている滅菌ガスであって、該ト
    ンネルの横壁と該トンネルから横方向に突出している該
    耐熱性シート又は該熱可塑性バンドの縁部との間に存在
    する間隙から逃げ得るものによって該トンネルが洗浄さ
    れつつ、該耐熱性シート及び該熱可塑性バンドを前方に
    移動させる工程と、 を具備するものにおいて、 該滅菌方法が、 該トンネル全体の該底部及びそれを画成する壁の縁部に
    該耐熱性シートを置く工程と、 該耐熱性シートを該出口管状部の縁部に密封状態で当接
    させると同時に、少なくとも１つの列をなしている排出
    管を該耐熱性シートの下面に密封状態で当接させる工程
    であって、該排出管の軸は該出口管状部の軸と一致して
    おり、該排出管の上縁部は該出口管状部の下縁部と対向
    しているものと、 該排出管及び該出口管状部からなる各アセンブリの間の
    該耐熱性シートに穴を開ける工程と、該計量分配装置を
    通して熱滅菌流体を循環させる工程であって、該熱滅菌
    流体は、滅菌空気が該トンネルを通して循環される間、
    該耐熱性シートの該穴を通して且つ該出口管状部を通し
    て排出されるものと、 該熱可塑性バンドに熱成形された該容器の移動高さより
    も下に該排出管の列を下げ、該トンネル内の滅菌ガスを
    僅かに過剰な圧力に維持しつつ、該耐熱性シート及び該
    熱可塑性バンドを該トンネルの下に段階的に供給し、そ
    して該包装装置の通常の作業サイクルを開始する工程と
    、 を具備することを特徴とする滅菌方法。
  2. （２）前記排出管の列を下げる工程の前に、無菌冷却流
    体が、前記計量分配装置及び前記排出管を通して循環さ
    せられる請求項１記載の滅菌方法。
  3. （３）食品及び医薬品の分野における、液状、ペースト
    状又は粉末状の無菌製品を包装する包装装置の一部を構
    成する、トンネル及び計量分配装置を滅菌する滅菌装置
    であって、該包装装置が、該トンネルの上流側の端部か
    ら下流側の端部に向かって、 エンドレスチェーンのような運搬装置に設けられている
    クランプ部材によって横方向に保持されている熱可塑性
    バンドを加熱する加熱ステーションと、 該熱可塑性バンドから容器を形成する熱成形ステーショ
    ンと、 無菌製品用計量分配装置であって、該トンネル内に貫入
    する少なくとも１つの列をなしている出口管状部を有す
    るものと、 該トンネルの下流に好適に設けられる容器閉塞封止手段
    と、 加圧下の、滅菌空気のような滅菌ガスを供給する供給装
    置であって、該供給装置は該トンネル内のいくつかの箇
    所に設けられ、該トンネルの底部は、該熱可塑性バンド
    の無菌の上面と、上流側及び下流側の端部においても塞
    がれている該トンネルの横壁の下端部との間の非常に小
    さい間隙のみが存在するようにして、該熱可塑性バンド
    によって通常は塞がれているか、あるいは、アルミニウ
    ムのような例えば金属の耐熱性シート又はバンドであっ
    て、その上流側の端部において、上面が汚染から保護さ
    れている該熱可塑性バンドに接合されているものにより
    、該熱可塑性バンドが該トンネルの入口に到着するまで
    一時的に塞がれるもの、を具備するものにおいて、 該滅菌装置は、 該耐熱性シート並びに該熱可塑性バンド及び熱成形され
    た容器の経路より下にあり、且つ該計量分配装置の該出
    口管状部と同じ高さにある、少なくとも１つの列をなし
    ている排出管であって、該出口管状部に向かって開口し
    ていると共に、それらの上端部が該耐熱性シートを介し
    て該出口管状部の下端部に当接され、各該排出管の開口
    の縁部は、該出口管状部の軸を同軸で取り囲んでいると
    共に、該出口管状部の下部の開口と一致しているものと
    、 該耐熱性シートの面に垂直に移動可能な、少なくとも１
    つの列をなしている穿孔部材であって、各該穿孔部材は
    、該出口管状部及び対応する該排出管の共有の軸と同軸
    で配置されると共に、該出口管状部あるいは該排出管で
    あって、各該穿孔部材がそれらの内のいずれか一方の内
    部で後退すべくなされているところのものによって案内
    されるものと、 を具備することを特徴とする滅菌装置。
  4. （４）前記排出管が、それらが前記耐熱性シートの下面
    に密封状態で当接して対応する前記出口管状部の下縁部
    に該耐熱性シートの上面を密封状態で当接させるところ
    のハイポジションと、それらの上端部が前記熱可塑性バ
    ンドに形成される容器の底部の経路より下に位置すると
    ころのローポジションとの間を、垂直方向に移動可能で
    ある請求項３記載の滅菌装置。
  5. （５）各前記排出管が、滅菌流体の閉回路のタンクに接
    続されている横方向のダクト内にその下端部が延出して
    おり、該閉回路は、該滅菌流体を加熱して配達する手段
    と、該滅菌流体を冷却する手段とを備えている請求項３
    記載の滅菌装置。
  6. （６）前記排出管の前記開口が、環状リムであって、対
    応する前記出口管状部の環状リムに対向するようにして
    配置されてはいるが、該出口管状部の該環状リム２１の
    いずれかのサイドに僅かに突出するよう、僅かに大きい
    半径方向の幅を有するものによって画成されている請求
    項３記載の滅菌装置。
  7. （７）前記排出管の前記環状リムが、その上面から僅か
    に上方に突出しているシールを備えている請求項６記載
    の滅菌装置。
  8. （８）前記穿孔部材が円板状部を有しており、該円板状
    部は、前記耐熱性シートに向かう方向に向けられている
    面上に、突出している鋭利な小さいチップを備えており
    、該円板状部の外縁に向かう方向であって後方に僅かに
    傾斜している複数の半径方向のリッジが、該チップに収
    束している請求項３記載の滅菌装置。
  9. （９）前記穿孔部材が、各前記排出管の内部に配置され
    ると共に、前記耐熱性シートから離隔する方向に向けら
    れている面上に、該排出管に固着されている案内部材に
    よって垂直方向に案内される制御ロッドを備えている請
    求項３記載の滅菌装置。
  10. （１０）前記穿孔部材が、前記計量分配装置の突出ノズ
    ルの下端部に設けられている請求項３記載の滅菌装置。
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