JPH02269007A - 陶磁器素地の加飾方法 - Google Patents

陶磁器素地の加飾方法

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JPH02269007A
JPH02269007A JP9092889A JP9092889A JPH02269007A JP H02269007 A JPH02269007 A JP H02269007A JP 9092889 A JP9092889 A JP 9092889A JP 9092889 A JP9092889 A JP 9092889A JP H02269007 A JPH02269007 A JP H02269007A
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JP
Japan
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pattern
molding
molded body
uneven
tile
Prior art date
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Pending
Application number
JP9092889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ishida
秀輝 石田
Toshimichi Morioka
森岡 俊道
Yasuhisa Hirano
平野 靖久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はタイル等の陶磁器素地の表面に装飾を施すた
めの加飾方法に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来よ
り、タイル表面に種々の方法で装飾を施すことが行われ
ている。而してその装飾模様として木l模様を施す場合
、従来の方法ではこれをうまく表わすことができなかっ
た。
例えばタイル表面に模様を施す方法として1表面に凹凸
形状模様を有する転写型をタイルの素地成形体表面に押
圧して、その凹凸形状模様を写し取る方法があるが、同
方法によっては奇麗な木目模様を形成することができな
いのである。
装飾模様としての木目模様を自然の木目に近い感じで表
わすためには、木目に、対応したパターンの濃度差2色
むら等を生ぜしめる必要があるが、従来の方法ではこの
ような色の濃淡をうま〈出すことができず、そのため木
目調の模様を施したタイルが要請されているにも拘らず
、未だに良好な木目模様を有するタイルが提供されてい
ないのが実情である。
(!!題を解決するための手段) 本発明はこのような課題を解決するためになされたもの
であり、その要旨は、凹凸形状模様の施された転写型の
表面に顔料、釉薬等加飾材料の粉体を付着させた状態に
おいて、該転写型を、単独成形された一枚の陶磁器素地
の成形体表面に該成形体を裏面側において支持体により
支持しつつ押圧し、以て該成形体表面に凹凸形状模様を
施すとトリ時に該加飾材料の粉体を該凹凸形状模様に対
応したパターンで転写し、その後焼成することにある。
(作用及び発明の効果) このように本発明は、学に凹凸形状模様を有する転写型
を陶磁器素地の成形体に押圧してその凹凸形状を写し取
るだけでなく、その際に転写型表面に加飾材料の粉体を
付着させておいて、凹凸形状模様の転写と同時に、表面
の加飾材料の粉体を併せて素地成形体の側に塗布するよ
うに成したものである。
陶磁器素地の表面に凹凸状の装飾を施す方法として通常
考えられる方法は、素地成形体に凹凸を付けた上で表面
全面に加飾材料を塗布する方法であるが、この場合には
加飾材料が凹凸模様の如何に拘らず、成形体の全面に同
じ濃さで施されてしまい、深みのある模様が得られない
これに対し、本発明方法によれば、転写型を素J1!!
成形体表面に押圧したとき、転写型の凸部分における加
圧力が間部分のそれに比べて高くなるために、かかる凸
部分に付着した加飾材料の粉体が素地成形体表面により
多量に、より濃く写し取らる。このため、成形体表面に
凹凸形状模様が転写されるのと同時に、その凹凸模様に
対応したパターンの加飾材料の濃淡が生じ、そしてそれ
らが相俟って、従来得られなかった美しい模様*!It
飾が得られるのである。
而してかかる本方法によれば、従来実現できなかった美
しい木口模様を容易に形成することができるし、また木
目模様以外にも石面状の模様その他の模様、即ち凹凸形
状模様と着色、光沢等の濃淡模様とが相マツチして初め
て可能な種々の模様を発現することが可能となる。
本発明は、顔料、釉薬等の加飾材料を粉体状態で素地成
形体表面に施すことを特徴としている。
一般に加飾材料、例えば顔料を素地成形体に施す場合5
通常はこれを釉薬中に添加して、しかもその釉薬を液状
化した状態で成形体表面に施すのが普通であるが、この
ような方法による限り、成゛形体表面に加飾材料の濃淡
を付けることは困難である。
ところが顔料笠加飾材料を粉体状態で成形体表面に施す
ようにすれば、また凹凸形状模様を有する転写型を用い
てかかる加飾材料の粉体を塗布するようにすれば、凹凸
模様と同時にこれに対応したパターンで加飾材料の濃淡
を付けることができるのである。
ところで、陶磁器製品としてのタイルの製造方法として
、押出成形機よりタイルを2枚合せの状1ムで連続的に
押出成形して所定長さ毎に切断した上、乾燥、焼成して
後これを1枚1枚のタイルに分離する方法があり、この
場合その表面に加飾する方法としては、タイル成形体を
縦向きの状態で押出成形するようにし、且つ押出成形機
の前方に一対の転写型を互いに対向するように配置して
おいて、押し出されて来た連続成形体の左右両面にかか
る転写型を押圧するのが好都合である。
しかしながらこの場合には、転′Tj型を強く押圧する
ことができない不具合がある。転写型を強く押圧してし
まうと、2枚合せの状態で成形されたタイルが後におい
て真ん中で分離できなくなってしまうからである。
これに対し本発明においては、かかるタイル等の陶磁器
素地成形体をi!kt’si独で成形し、Jiつその′
A面を支!、1体にて支持した状態でその表面に転写型
を押圧するようにしているため、転写型を強く押圧し得
て、素地成形体表面に深い凹凸形状模様を形成すること
ができる。
また更に本発明によれば、JJ′1!!成形体及び転写
型を水平姿勢に保持した状態で、かかる転写型の抑圧を
行い得るため、転写型表面への顔料、釉薬等加飾材料の
粉体の供給量を容易にコントロールすることができ、上
記深い凹凸形状模様を形成し得ることと相俟って、Il
&形体表面により深みのある模様を形成することができ
る。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説Illす
る。
第1図において、10はタイルの押出成形装置であって
、押出シリンダ12の先端に取り付けられた成形ダイス
14の開口よりタイルを連続的に押出成形するようにな
っている。尚この例では、押出成形装置10は、タイル
を1枚単独で且つ水平向きに連続押出成形するようにな
っている。
押出成形装置lOの前方には、タイル成形体16の裏面
を支持するための金属板15と、タイル成形体16の表
面に木目模様を施すための加飾装置18とが配置されて
いる。加飾装置18は、顔料(粉体)19を収容・保持
する顔料容器20と、そのF側において水平に保持され
た転写型としてのローラ22とを備えている。ローラ2
2は両側方に延び出す回転軸24を有しており、この回
転軸24が軸受26によって回転可能に支持されている
このローラ22は、金属製の円筒体の表面にラバーを巻
き付けて成るものであって、そのラバーの表面に、第3
図に示しているように木目状の凹凸形状模様28が施さ
れている。
第2図に示しているように、顔料容器20の下端は開口
30とされていて、この開口30より内部の顔料19が
ローラ22の表面に供給・付着させられるようになって
いる。
次に本装置を用いてタイルを成形すると同時に、その表
面に木目模様を施すための手順と作用を説明する。
押出シリンダ12先端の成形ダイス14より連続的に押
し出されたタイル成形体16は、金属板15のE面をス
ライドしつつ、ローラ22の下側を通過して前方に送り
出されて行く、而してローラ22の下側を通過する際、
タイル成形体16は金属板15とローラ22とに挟圧さ
れて、その表面に木目状の凹凸形状模様が転写される。
 PJJもタイル成形体16がローラ22の下側を通り
抜けるようにして前方に押し出されて行くと、同時にロ
ーラ22が回転してその表面に木目状の凹凸形状模様を
転写する。またこのとき同時に、ローラ22表面に一様
に塗布されている顔料19が、タイル成形体16に含有
されている水分の作用により、かかるタイル成形体16
の表面に付着させられる。その際、顔料19はローラ2
2表面の画部分において濃く付着させられ、逆に凹部分
においては薄く付着させられる。ローラ22の画部分に
おける圧迫力の方が凹部分のそれよりも強いため、画部
分において顔料19が相対的に多量に且つ濃く付着させ
られるのである。この結果、タイル成形体16の表面に
は木目状の凹凸形状模様がi!l統的に転写されると同
時に、その凹凸形状模様に対応したパターンの濃度差を
以て顔料19が塗布される。
さてこのようにして加飾操作の施されたタイルの連続成
形体16を所定長さ毎に切断した上、乾燥・焼成すると
、第4図(A)  、 (B)に示す如き表面に奇麗な
木目模様を有する製品タイル32゜34が得られる。而
してこれら製品タイル32゜34における木目模様は、
凹凸形状模様とその凹凸形状模様に対応したパターンの
顔料の濃度差に基づいて、自然の木目に極めて近似した
模様となり、従来得られなかった装飾タイルとして各種
用途に供し得る。
尚、第4図(A)に示す製品タイル32の木目模様は、
顔料19に水溶性の成分を含有させた場合に得られる模
様であって、タイル成形体16の表面に顔料19を塗布
した後、乾燥までの間に顔料19をある程度成形体16
に滲ませることにより得られる。また(B)に示す製品
タイル34の木目模様は、そのような滲み現象をある程
度抑えた場合に得られる。
本例においては、タイル成形体16の裏面を金属板15
により支持した状態で転写型としてのローラ22をその
表面に押圧するため、かかるローラ22をタイル成形体
16表面に強く押圧することが可能である。これにより
タイル成形体16表面に深い凹凸形状模様を形成でき、
またこれに伴って顔料19の濃度差を太きくすることが
できる。これにより、タイル表面により深みのある木目
模様を形成することが可能となる。
また本例では、ローラ22を水平に保持して顔料容器2
0よりローラ22表面に顔料19を供給するようにして
いるため、ローラ22の全幅に亘って顔料19を均一に
供給・付着させることができる。加えて、顔料容器20
の下端開口30の幅の調整その他適宜の手段により、ロ
ーラ22への顔料19の供給量を自由にコントロールす
ることができる0例えば顔料19の供給量をローラ22
全面に亘って多く或いは少なく調整することもでさるし
、また場合により左側部分と右側部分とで顔料19の供
給量を異ならせることも可能である。而してそのような
調整を施すことにより、タイル成形体16表面に施す木
目模様をより多彩に変化させることが可能となる。
以上本発明の実施例を詳述したが、本発明はその他の態
様において実施することが可能である。
例えば上記実施例は、タイル表面に木目模様を形成する
場合の例であるが1本発明は石面状の模様その他の模様
を形成するに際して適用することも可能であるし、また
かかるタイル以外の陶磁器素地に模様を施すに際して適
用することも可能である。
更に本発明は上記押出成形性以外の方法にてタイルその
他の陶磁器素地を成形する場合にも適用可能であるし、
また転写型として上記ローラ以外の平板状の転写型を用
いることも可能である。その他加飾材料として上記顔料
以外に釉薬を用いることも可能であり、或いは焼成時に
溶融してガラス化するものやその他種々の加飾材料を用
いることが可能である。
この他、逐一例示することは省略するが、本発明はその
趣旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき
、様々な変形を加えた態様において実施することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である加飾方法の実施状態を
その装置と共に示す斜視図であり、第2図は第1図の装
置の要部側面図(一部断面図)である、第3図は第2図
におけるローラの要部拡大正面図であり、第4図は同方
法にて得られるタイル表面の木目模様を示す斜視図であ
る。 15:金属板    16:タイル成形体19:顔料 
    20:顔料容器 22:ローラ    28:凹凸形状模様32 、34
 :製品タイル 第 図 第2 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 凹凸形状模様の施された転写型の表面に顔料、釉薬等加
    飾材料の粉体を付着させた状態において、該転写型を、
    単独成形された一枚の陶磁器素地の成形体表面に該成形
    体を裏面側において支持体により支持しつつ押圧し、以
    て該成形体表面に凹凸形状模様を施すと同時に該加飾材
    料の粉体を該凹凸形状模様に対応したパターンで転写し
    、その後焼成することを特徴とする陶磁器素地の加飾方
    法。
JP9092889A 1989-04-10 1989-04-10 陶磁器素地の加飾方法 Pending JPH02269007A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102035426B1 (ko) * 2018-07-09 2019-11-08 김경선 지압기능을 갖는 도자기 다기 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102035426B1 (ko) * 2018-07-09 2019-11-08 김경선 지압기능을 갖는 도자기 다기 제조방법

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