JPH0226733A - プリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板

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Publication number
JPH0226733A
JPH0226733A JP17874588A JP17874588A JPH0226733A JP H0226733 A JPH0226733 A JP H0226733A JP 17874588 A JP17874588 A JP 17874588A JP 17874588 A JP17874588 A JP 17874588A JP H0226733 A JPH0226733 A JP H0226733A
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JP
Japan
Prior art keywords
weft
warp
twist
woven fabric
glass fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP17874588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Kimura
木村 裕光
Hiroichi Ikeda
博一 池田
Yasuki Matsuo
松尾 泰樹
Yasuyuki Hayashida
林田 靖之
Junichi Aoki
淳一 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
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Publication of JPH0226733A publication Critical patent/JPH0226733A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプリント配線基板に係り、更に詳しくは耐熱性
に優れ、エツチング、加熱処理後の寸法変化の少ないプ
リント配線基板に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来、プリント配線基板としては、寸法安定性の良い°
ガラス繊維基材にエポキシ樹脂、ポリイミドIj!!脂
等の熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグを積層し、これ
を加熱、加圧して硬化せしめたものが汎用されてきた。
そして上記のガラス繊維基材としては、例えば、ガラス
短繊維あるいはガラス長繊維の織物、編物、引き揃えシ
ート、ペーパー、マット材等があり、用途に応じてこれ
らを適宜選択して製造されているが、機械的強度が大き
いという特性から織物が好ましく使われてきた。
しかしてガラス411IIIIIA物の経糸、緯糸には
製織時の摩擦力による繊維のすべり抜けを抑制するため
通常1回/252FjFFj程度の有撚糸が使われてき
たが、エアジェツト織機の緯糸に有撚糸を使用すると、
緯糸をエアーによって経糸の開口部に入れる際、緯糸の
先端部から解燃されるため、緯糸の供給側(メインノズ
ル側)とその反対側では撚数に差が出、さらに緯糸の撚
数の差が加算されることによりガラス繊維織物にねじれ
が発生するという問題があった。そして上記の問題を解
決するために、最近無撚糸による製織が織機の改造によ
りなされてきた。
さらに、プリプレグ製造に際してはガラス繊維織物と熱
硬化性樹脂との接着性を回とさせる為、通常熱硬化性l
i1脂の含浸前にカップリング剤処理が施されるが、ガ
ラス繊mm物を形成している経糸、緯糸は数百本のフィ
ラメントから成るため、カップリング剤の浸透が悪(、
カップリング剤が不均一に付着するので、両者の接着性
には若干問題があった。
そして、近年9子機器の高性能化、小型化に伴いプリン
ト基板に要求される特性も一段と高度なものとなってき
ており、と記の様なねじれがあるガラス繊維織物を用い
て、かつ、ガラス繊維織物と熱硬化性樹脂の接着性に若
干問題のあるプリプレグをプリント基板に用いた場合は
、高温時の特性に不足を来し、とくに寸法安定性に欠け
、高精度の回路の製造が困難であるという問題が出てき
た。
本発明の目的はこれらの欠点を改善し、ガラス繊維織物
の寸法安定性を十分に活かした耐熱性、寸法安定性に優
れたプリント基板を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的は、ガラス繊維織物に熱硬化性l!B!II
vを含浸させたプリプレグをsui、硬化したプリント
配線基板において、前記ガラスiamm物の経糸及び緯
糸の撚数が0.2回/26WJm以下で、かつ経糸及び
緯糸が開議されていることを特徴とするプリント配線基
板により達成される。
本発明で云う、ガラス繊維織物には、経糸と緯糸の撚数
が0.2回/ 25 mm以下のものが使用できるが、
無撚糸が好ましい。またその撚方向(S撚り、2撚り)
は持に限定されない。
また、該ガラスa絹織物はカップリング剤処理前または
処理時何らかの機械的衝撃(例えば超音波処理をカップ
リング処理時に行う等)によって、経糸及び緯糸を構成
するフィラメントを開繊させたものである。
そして開繊の程度は第1図に示す様な測定器具により測
定することができる。すなわち間隔が1(1mmである
つかみ部(3)に、開繊させたガラス繊維織物を形成し
ている経糸又は緯糸を取り出して、酸系(1)を11 
mmの長さで取りつけ、上方よするのである。経糸及び
緯糸を各10本取り出して平均を取り、その平均値を開
繊度とする。
本発明でいう開繊とは、第1図の装置で開繊度4mm以
上のものをいう。
本発明で云う、熱硬化性88脂は特に限定されないが、
ガラス繊維の耐熱特性を活かすにはポリイミド樹脂、エ
ポキシ樹脂等が好ましい。ポリイミド樹脂は一般に付加
重合型熱硬化性、可溶性のものが成型加工匣で汀利であ
るが、ビスマレイミドの少なくとも一種と、芳香族又は
脂肪酸ジアミン中、からえらばれた少なくとも一種のジ
アミンとを反応させて得られるプレポリマー(ポリアミ
ノビスマレイミド)が通常用いられる。エポキシ樹脂は
ビスフェノール人又はハロゲン化ビスフェノールムとエ
ビハロヒドリンとの反応により帰られるジグリシジルエ
ーテル、ビスフェノールAとアルキレンオキサイドとよ
り得られる多価アルコールとエビハロヒドリンとを反応
せしめたポリエーテル型ポリグリシジルエーテル、ノボ
ラック型フェノール・ホルムアルデヒド樹脂のポリグリ
シジルエーテルなどが用いられる。硬化剤は耐熱性タイ
プの芳香族ボリア定ンが一般に用いられる。
ガラス11M織物に熱硬化性樹脂を含浸させてプリプレ
グを調製する工程及びプリプレグを積層、硬化せしめて
プリント配線基板を調製する工程は、いずれも常法に従
って行うことができる。
(作用) 本発明のプリント配線基板に使用するガラス繊維織物は
、経糸及び緯糸共0.2回/ 26 mm以下の撚数で
構成されているので、製織時の緯糸の供給側とその反対
側での撚数の差は小さく、また、経糸、緯糸共に撚数が
少ないため解撚しようとする力が小さく、ガラス繊維織
物にねじれが発生しない。
また、該ガラス繊維織物はカップリング剤処理前または
処理時、何らかの機械的衝撃によって、経糸及び緯糸を
構成するフィラメントを開繊させたものであるので、浸
透性が同上し、これにカップリング剤を含浸させた場合
、カップリング剤が均一に付着するものである。従って
ガラスa維織物と熱硬化性樹脂との接着性が良くなるの
である。
このようにねじれの少ないガラス繊維織物を用いて、か
つ、ガラス繊維織物と熱硬化性樹脂との接着性に問題の
ないプリプレグを積層、硬化したプリント基板は高温時
にもねじれを是正しようとする応力が少な(、寸法安定
性に優れ、またガラス繊維と熱硬化性樹脂との接着性が
良好なため、耐熱性に優れたものとなる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
(実施例) 実施例1 経糸、緯糸共にll0G75 110、撚数0のガラス
繊維糸を使い、密度経44本715mm。
緯33本725 mmにてガラス繊維平織物を製織した
次に該織物を570”Cでヒートクリーニングをし、原
線バインダーと経糸糊剤を除去した。
ヒートクリーニング後の織物をエポキシシラン(東しシ
リコーン社製8H6040)1重量%を酢酸水溶液によ
りpH5〜4に調整した処理液に含浸し、出力200W
、振動数50 KHzの超音波をかけながら約20秒処
理し、含浸率が25%重量%となるように絞液した後、
120℃で2.5分間乾燥した。
一万、ビスフェノールA型エポキシW指(チバガイギー
社製、GZ801A75)100重量部、ジシアンジア
ミド3重量部、ベンジルジメチルアミン0.2 M置部
、アセトン15重量部、メチルセロソルブ20重量部、
ジメチルホルムア疋ド10重量部でエポキシm詣溶液を
作成した。
前記シラン処理ガラス繊維織物を前述のエポキシ樹N溶
液に含浸させtso”cで4分乾燥させ、エポキシ樹脂
を60重量%付与したプリプレグを得た。このプリプレ
グを8枚重ね、両最外側表面魯ζ厚さ18μの銅箔を置
き、これを50.Kf/Cf1l’で加圧下170″C
で2時間加熱し、厚さ1.6 mmの本発明実施例のプ
リント配線基板を得た。
比較例1 経糸、緯糸共にEOG75 110.撚数1のガラス繊
維糸を使い、実施例1と同密度のガラス繊維平a物を用
い、実施例1の超音波処理を施す部分を除き、実施例1
と同様の方法で比較例のプリント配線基板を得た。
次に、本発明の実施例により得られたプリント配線基板
の耐熱性と寸法安定性について、比較例と比較した結果
について説明する。
耐熱性については、実施例1及び比較例1で得られたプ
リント配線基板を用い、煮沸保持時間、即ち280℃の
半田浴槽中で該プリント配線基板の界面の剥離が始まる
までの時間を測定した。測定結果を第1表に示す。
第1表 寸法変化については、実施例1及び比較例1で得られた
プリント配線基板を用い、エツチングしたものと、17
0℃の恒温槽で3o分間処理したものとの寸法変化をJ
I8 CJ−6488法により測定した。測定結果を第
2表に示す。
第1表と第2表から明らかなように、実施例で得られた
プリント配線基板の耐熱性及び寸法安定性は従来品の比
較例と比較して大幅に改善されているのである。
次に、本発明に使用するガラス繊維織物の超音波処理に
よる糸の状態の変化を、従来品との比較において説明す
る。
糸の状態の変化については、実施例1及び比較例1で得
られたシラン処理後のガラス繊維織物の経糸と緯糸各1
0本用い、第1図の装置により開繊度を測定した。測定
結果を第3表に示す。
第3表 第3表から明らかなように、ガラス繊維織物に超音波処
理を施すことにより、ガラスミm糸が開繊されることが
わかる。
更に、本発明に使用するガラス繊維織物の超音波処理に
よる織物の状態の変化を、従来品との比較において説明
する。
織物の状態の変化については、実施例1及び比較例1で
得られたシラン処理後のガラス繊維織物を用い、通気性
試験(JIS LI G 98通気性試験ム法ンにより
通気度を測定した。測定結果を第4表に示す。
第4表 第4表から明らかなように、ガラス繊維織物に超音波処
理を施すことにより、ガラスa維糸が開繊され、通気性
が変化することがわかる。
(発明の効果) 以上詳述した様に本発明で得られたプリント配線基板は
耐熱性にすぐれ、かつエツチング、加熱処理後の寸法変
化が少なく、従って高性能化、小型化した電子機器の回
路に利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
@1図は、本発明において開繊度を測定する装置の概略
説明図である。 符号の説明 (1)・・・糸、        (2)・・・エアー
ノズル、(3)・・・つかみ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス繊維織物に熱硬化性樹脂を含浸させたプリ
    プレグを積層、硬化したプリント配線基板において、前
    記ガラス繊維織物の経糸及び緯糸の撚数が0.2回/2
    5mm以下で、かつ経糸及び緯糸が開繊されていること
    を特徴とするプリント配線基板。
JP17874588A 1988-07-18 1988-07-18 プリント配線基板 Pending JPH0226733A (ja)

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JP17874588A JPH0226733A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 プリント配線基板

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JPH0226733A true JPH0226733A (ja) 1990-01-29

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ID=16053843

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JP (1) JPH0226733A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994007668A1 (en) * 1992-10-05 1994-04-14 Polyplastics Co., Ltd. Structure of fiber-reinforced thermoplastic resin and method of manufacturing the same
WO2021251103A1 (ja) * 2020-06-10 2021-12-16 日東紡績株式会社 ガラス繊維強化樹脂成形品、電子機器筐体、モビリティ製品用内装部品、及び、モビリティ製品用外装部品

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