JPH02265610A - 顔料インクフィルター装置 - Google Patents

顔料インクフィルター装置

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JPH02265610A
JPH02265610A JP8696389A JP8696389A JPH02265610A JP H02265610 A JPH02265610 A JP H02265610A JP 8696389 A JP8696389 A JP 8696389A JP 8696389 A JP8696389 A JP 8696389A JP H02265610 A JPH02265610 A JP H02265610A
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JP
Japan
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pigment
ink
filter
pigment ink
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP8696389A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Ishikawa
雅久 石川
Yasuhiro Murata
村田 泰弘
Michinori Tsukamoto
美智徳 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Polytec Co
Original Assignee
Mitsubishi Monsanto Chemical Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合わせガラス用着色中間膜の製造等に使用す
るための顔料インクフィルター装置に関する。
〔従来の技術〕
建物内、車内等の入射光による室内温度の上昇を抑制し
、かつ、美観を向上させるため、着色樹脂中間膜を使用
した合わせガラスが多用されている。その場合、通常、
内部の照度および内部からの透視度を確保するために2
0%以上の光透過率を有する着色中間膜が使用される。
この着色中間膜は、熱可塑性樹脂、可塑剤及び着色剤よ
り構成されており、着色剤としては、染料よりも耐光性
の良好な顔料の使用が望ましい。
従来、顔料を用いる場合、粉体樹脂と可塑剤及び顔料イ
ンクを粉体混合を行って均一混合物とし、それを押出機
によって溶融・製膜する方法が一般的に使用されている
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来の方法によって合わせガラス着色中間膜
を製造する場合、顔料を均一に中間膜の樹脂中に分散さ
せ、効率よく生産することが困難であった。又、色替え
を行う場合、成膜開始及び終了の際に、製造系内の樹脂
を置換する必要があり、そのため不要な着色樹脂が大量
に発生して歩留りを低下させ、効率よく着色中間膜を製
造することができないという欠点があった。
本発明者等は、従来の方法の欠点を改善するものとして
、押出機のメータリング部における溶融樹脂中に顔料イ
ンクを定量圧入ポンプで注入する方法を提案した。しか
しながら、その場合、運転時間の経過とともに、定量圧
入ポンプのダイヤフラムに顔料が固着して、定量圧入ポ
ンプからのインク注入量が安定しなくなるという問題が
新たに生じることが判明した。本発明は、上記のような
問題点に鑑みてなされたものである。
したがって、本発明の目的は、合わせガラス用着色中間
膜の製造に際して使用する定量圧入ポンプが安定して作
動せしめるに好適な、顔料インクを処理する為の顔料イ
ンクフィルター装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、鋭意検討した結果、上記の方法における
問題点は、定量圧入ポンプの吸込口側に、顔料インクフ
ィルター装置を設ければよいことを見出したが、更に検
討の結果、顔料インクフィルター装置に顔料沈降防止手
段を設けると、−層、良好な結果が得られることが判明
し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の顔料インクフィルター装置は、下部側壁
に開口するインク排出口と連通したフィルター支持具を
内部に備え、上端が開口した筒状本体と、該フィルター
支持具上に着脱可能に支持された円筒状フィルターと、
筒状本体上端に液密に固定されるインク導入口を有する
蓋材とよりなり、該筒状本体に顔料沈降防止手段を設け
てなることを特徴とする。
本発明の顔料インクフィルター装置において、顔料沈降
防止手段としては、筒状本体の底部に設けられた撹拌装
置、或いは、筒状本体側壁に設けられた超音波振動装置
が使用される。これ等の撹拌装置および超音波振動装置
は、それぞれ単独で設けててもよいが、両者を、併設す
るのが好ましい。
即ち筒状本体の底部に撹拌装置を設け、かつ、筒状本体
側壁に超音波振動装置を設けたものが好ましい。
〔作用〕
本発明の顔料インクフィルター装置は、第3図に示され
るように、インクタンクから定量圧入ポンプに至る流路
に配置され、そのインク排出口が定量圧入ポンプの吸込
口側に連接される。インクタンクからの顔料インクは、
インク導入口から導入され、フィルターを通ってインク
排出口から排出され、定量圧入ポンプに導入される。そ
の場合、顔料沈降防止手段によって顔料が均一に分散さ
れた状態に保たれる。即ち、筒状本体の底部に設けられ
た撹拌装置の作動によって、顔料インク中の顔料粒子が
下方に沈降するのが防止され、或いはまた、側壁に設け
られた超音波振動装置の作動によって、顔料粒子がフィ
ルターの濾過面に固着するのが防止される。
実施例 本発明の実施例を図面によって説明する。第1図は、本
発明の顔料インクフィルター装置の一例の縦断面図であ
り、第2図は第1図のA−A線横断面図である。図中、
■は円筒状のケーシングであり、基板2と液密に固定し
て筒状本体を構成している。筒状本体は、電磁撹拌駆動
装置11の上に設置されている。ケーシングの上端は解
放端になっており、そこに、インク導入口4を有するキ
ャップ3が螺合され、0−リング5介して液密に固定さ
れている。フィルター内部には、インク排出ロアと連通
ずるフィルター支持部材6が設けられており、このフィ
ルター支持部材の上には、フィルターエレメントが着脱
可能に載置されている。
フィルターエレメントは、金属網で構成されたフィルタ
ー8とそれを固定するホルダー9とよりなり、ホールダ
によって上端が封止された円筒状の形状を有している。
フィルターは通常100〜350メツシユの範囲のもの
が好ましく使用される。ホルダー9とキャップ3の間に
はスプリングIOが取り付けられており、キャップをケ
ーシングに固定した場合に、フィルターエレメントをフ
ィルター支持台上に押圧して確実に支持されるようにな
っている。ケーシングの下部の基板の上には、電磁撹拌
子12が置かれており、又ケーシングの側面には超音波
発生装置13が配設されている。
上記のフィルター装置において、インクタンクからの顔
料インク組成物はインク導入口4から導入され、矢印の
様に流れてフィルター8を通り、フィルターエレメント
の内部に達する。顔料インク組成物は、次いでフィルタ
ーエレメント内部を下降し、インク排出ロアから排出さ
れ、定量圧入ポンプに導入される。上記の場合、ケーシ
ングの下部の基板の」二に置かれた電磁撹拌子12が、
電磁撹拌駆動装置11を駆動することにより回転し、又
、側面に設けられた超音波発生装置13が作動するから
、顔料インク組成物の顔料が下方に沈降することがなく
、又フィルター8の面上に固着することもなくなる。
上記の場合においては、撹拌装置として、電磁撹拌子が
回転するタイプの撹拌装置を使用しているが、その他の
撹拌装置、例えば回転羽が撹拌するタイプのものを用い
ることもできる。また、撹拌装置と超音波発生装置は、
それ等両者を作動させるのが好ましいが、いずれか一方
を作動させなくてもよい。或いは、撹拌装置と超音波発
生装置のいずれか一方を設けなくてもよい。第4図は、
撹拌装置のみを設けた本発明のフィルター装置の断面図
を示す。
第3図は、本発明の顔料インクフィルター装置を使用し
て、合わせガラス着色中間膜の製造する場合を説明する
もので、押出機の概略構成図である。
押出製膜装置は、ホッパー22を有するシリンダー21
と、駆動モータ24により回転するスクリュー23と、
先端に取り付けられたTダイ25とよりなる押出機本体
と、熱可塑性樹脂原料を供給する為の粉体混合機26、
押出された溶融状のフィルムを冷却するための冷却ロー
ル27とよりなり、また、顔料インク組成物をメータリ
ング部Aに注入する為の装置として、インクタンク28
及び定量圧入ポンプ29が配設され、そして、インクタ
ンク28と定量圧入ポンプ29との間の流路31に、本
発明の顔料インクフィルター装置30が設けられている
この押出製膜装置を用いて着色中間膜を製造するに際し
ては、粉体混合機26において混合された原料熱可塑性
樹脂組成物をホッパー22に供給する。
熱可塑性樹脂は、スクリュー23によって、シリンダー
のフィード部、圧縮部を経てメータリング部Aに移送さ
れる。
一方、顔料インク組成物は、インクタンク28から顔料
インクフィルター装置30を経由して定量圧入ポンプ2
9に達し、メータリング部Aの開始部位における溶融し
た熱可塑性樹脂に注入される。メータリング部中で、顔
料インク組成物と熱可塑性樹脂とが均一に混合され、着
色溶融混合物はシリンダー21の先端に取り付けられた
Tダ、イ25から冷却ロール27上に、膜状に押出され
、ワインジーにロール状に巻き取られる。
次に、本発明の顔料インクフィルター装置を備えた押出
機によって着色中間膜を作成した実験例を示す。
顔料インクとして、黒色顔料(カーボンブラック)、赤
色顔料(C,1,Plgment blue 15:1
 ) 、青色顔料(C,1,Pigment Red 
207 )及び黄色顔料(C,1,Plgient Y
ellow 110)の4種の顔料の等量混合物5重量
部とジーn−へキシルアジペート(Dll4)95重量
部を分散・砕粒機で処理して得た、顔料粒子が平均粒径
1,7虜、99%累積最大粒径3.3加で、見掛4すp
H4のものを使用した。
ポリビニルブチラール100重量部に対して1.DI+
A 35重量部を添加した混合物を押出機のホッパーに
投入し、メータリング部より定量圧入ポンプによって、
上記顔料インクを注入し、得られた中間膜が20%の光
透過率であることを確認した後、その状態で押出し成形
を続行した。光透過率が20±3%を外れる(インクの
注入量が不安定になったことを示す)までの時間(ボン
プランニング時間)を測定した。又、顔料インク注入量
が不安定になった時点で成膜を停止し、定量圧入ポンプ
のダイアフラムと顔料インクフィルター内部の状態を観
察した。結果を第1表に示す。
実施例1は超音波振動装置のみを備えたフィルター装置
を使用した場合、実施例2は撹拌装置のみを備えたフィ
ルター装置を使用した場合、実施例3はについて、攪拌
装置と超音波振動装置の両者を備えたフィルター装置を
使用した場合を示す。
また、比較のために、顔料インクフィルター装置を設け
ない場合(比較例1)、および、攪拌装置及び超音波振
動装置を備えないフィルター装置を用いた場合(比較例
2)についても同様に評価を行った。結果を第1表に示
す。
発明の効果〕 本発明の顔料インクフィルター装置においては、装置内
部に導入された顔料インクが、顔料沈降防止手段によっ
て均一に分散された状態に保持される。したがって、顔
料が顔料インクフィルター装置内で沈降するのが防止さ
れ、又、フィルターの濾過面に固着するのが防止される
。したがってまた、本発明の顔料インクフィルター装置
をインクタンクから定量圧入ポンプに至る流路に配置し
て使用した場合、定量圧入ポンプのポンプ・ランニング
時圃が長くなり、安定した着色中間膜を効率よく製造す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の顔料インクフィルター装置の一例の
縦断面図、第2図は、第1図のA−A線横断面図、第3
図は、本発明の顔料インクフィルター装置を使用した、
合わせガラス用着色中間膜形成の為の押出機の概略の構
成を説明する説明図、第4図は、本発明の顔料インクフ
ィルター装置の他の一例の縦断面図である。 ■・・・ケーシング、2・・・基板、3・・・キャップ
、4・・・インク導入口、5・・・0−リング、6・・
・フィルター支持部材、7・・・インク排出口、8・・
・フィルター9・・・ホルダー、10・・・スプリング
、11・・・電磁撹拌駆動装置、12・・・電磁撹拌子
、13・・・超音波発生装置、21・・・シリンダー、
22・・・ホッパー、23・・・スクリュー24・・・
駆動モータ、25・・・Tダイ、28・・・粉体混合機
、27・・・冷却ロール、28・・・インクタンク、2
9・・・定量圧入ポンプ、30・・・顔料インクフィル
ター装置、31・・・流路。 特許出願人 三菱モンサント化成株式会社代理人   
弁理士  製部 剛 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下部側壁に開口するインク排出口と連通したフィ
    ルター支持具を内部に備え、上端が開口した筒状本体と
    、該フィルター支持具上に着脱可能に支持された円筒状
    フィルターと、筒状本体上端に液密に固定されるインク
    導入口を有する蓋材とよりなり、該筒状本体に顔料沈降
    防止手段を設けてなることを特徴とする顔料インクフィ
    ルター装置。
  2. (2)顔料沈降防止手段が、筒状本体の底部に設けられ
    た撹拌装置である請求項(1)記載の顔料インクフィル
    ター装置。
  3. (3)顔料沈降防止手段が、筒状本体側壁に設けられた
    超音波振動装置である請求項(1)記載の顔料インクフ
    ィルター装置。
  4. (4)顔料沈降防止手段が、筒状本体の底部に設けられ
    た撹拌装置および筒状本体側壁に設けられた超音波振動
    装置である請求項(1)記載の顔料インクフィルター装
    置。
JP8696389A 1989-04-07 1989-04-07 顔料インクフィルター装置 Pending JPH02265610A (ja)

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JP8696389A JPH02265610A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 顔料インクフィルター装置

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JP8696389A Pending JPH02265610A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 顔料インクフィルター装置

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JP (1) JPH02265610A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324188A (ja) * 2004-04-15 2005-11-24 Cs Automazione Srl 貯蔵、均質化及び分与装置
CN112369919A (zh) * 2020-11-10 2021-02-19 德清三盛氟塑科技有限公司 一种便于清理的饮料制备阀门机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005324188A (ja) * 2004-04-15 2005-11-24 Cs Automazione Srl 貯蔵、均質化及び分与装置
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