JPH0226480Y2 - - Google Patents

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JPH0226480Y2
JPH0226480Y2 JP18091986U JP18091986U JPH0226480Y2 JP H0226480 Y2 JPH0226480 Y2 JP H0226480Y2 JP 18091986 U JP18091986 U JP 18091986U JP 18091986 U JP18091986 U JP 18091986U JP H0226480 Y2 JPH0226480 Y2 JP H0226480Y2
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water
valve
cap
supply tank
water supply
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はスチームアイロン、スチーマ、加湿
器等に用いるスチーマ装置に関する。
従来の技術 従来のこの種のスチームアイロンのスチーマ装
置として第2図に示すようなものが知られてい
る。
図において、1はスチームアイロンの本体であ
る。2は給水タンクで、前記本体1に着脱自在に
取付けることができるようになつており、注水用
の開口部2aを形成してある。この開口部2aに
は硬質プラスチツク製の蓋3を開閉自在に取付け
てある。4はノズルで、前記給水タンク2の下面
に設けてある。前記給水タンク2内には、ノズル
4に形成した小孔4aを閉塞可能なニードルバル
ブ5を配設しており、給水タンク2の上面に設け
た操作釦6を押すことによりラチエツト機構を作
動させ交互に操作を切換えるようになつている。
7は多量に蒸気を発生させるための蒸気多量発生
機構である。
この蒸気多量発生機構7は、前記給水タンク2
内に一体的に形成し下方にテーパー状段部を介し
て縮径した吸水筒部8aを有するシリンダ8と、
このシリンダ8内を上下に摺動するピストン9
と、このピストンに連結するピストンロツド9a
の上面に形成し前記給水タンク2の上面に配設し
た押釦10と、前記ピストンロツド9aの外周に
設けその下端がシリンダ8の上方に係止され常時
押釦10を上方へ付勢するコイルばね11と、前
記シリンダ8の下側に形成した連通路8bを介し
て連通する注水筒部12と、この注水筒部12の
下端に連結するとともに給水タンク2の下端を貫
通するノズル13とから構成している。
前記シリンダ8に形成したテーパー部の上面に
はボール14を配置し、注水筒部12の下端はテ
ーパー部を介して拡径している。このテーパー部
の下面には球弁15を配設して常時弁ばね16に
よつて上方に押圧し、前記注水筒部12の下面を
閉塞している。なお、17は加熱装置である。
このような構成によれば、通常の蒸気量を噴出
させもしくは止める場合は操作釦6を押すことに
よりラチエツト機構を作動させて交互に操作を切
換えてニードルバルブ5を開閉すればよい。
蒸気多量発生機構7を作動するには、まず押釦
10をコイルばねの弾性に抗して押圧するとピス
トン9がシリンダ8内を下方に摺動し、シリンダ
8内の圧力は高まりボール15は吸入筒部8aの
上面を閉塞して、シリンダ8内の空気は連通路8
bから注水筒部12を経て弁ばね16の弾性に抗
して球弁15を押し下げ、ノズル13から外部へ
逃げる。押釦10をはなすと、ピストン9はコイ
ルばね11の複帰力により上方に摺動してシリン
ダ8内の圧力は低下し球弁15によつて注水筒部
12の下端は閉塞しているので、給水タンク2内
の水は吸入筒部8aを通つてボール14を押し上
げてシリンダ8内に流入する。再び押釦10を押
すと、このシリンダ8内に溜つた水は連通路8b
を経て注水筒部12を通過してノズル13から放
出される。このとき加熱装置17によつて加熱さ
れ多量の蒸気となつて噴出する。
従来技術の問題点 しかし、従来の蒸気多量発生機構7によれば、
押釦10を2回押して初めて多量の蒸気を噴出す
ることができるようになつているので、操作しず
らいのみならず。蒸気を出すタイミングがずれて
アイロンをかけにくいという欠点があつた。
また構造が複雑で、部品点数が多くコストが高
く、さらに球弁15、ボール16と注水筒部1
2、吸水筒部8aとの間に少しでもゴミ等がつま
ると、弁としての機能が発揮できなくなり、蒸気
多量発生機構7が作動しなくなるという問題点も
あつた。
問題点を解決するための手段 このような従来の問題点を解決するためにこの
考案は、開口部を形成した給水タンクと、この給
水タンクにバルブを介して連通するノズルと、こ
のノズル近傍に配設した加熱装置とからなるスチ
ーマ装置において、前記開口部に弾性を有するキ
ヤツプを開閉自在かつ密封可能に取付け、このキ
ヤツプの内側には押圧することによつて前記バル
ブを開放する押釦を配設した構成としてある。
作 用 このような構成によれば、キヤツプを押圧する
と押釦が押されてバルブが開くとともに、キヤツ
プがへこんだ体積分の空気圧が給水タンク内の水
面に作用し、その分多量の水がバルブから流出
し、加熱装置によつて加熱されて多量の水蒸気が
噴出するように作用する。
実施例 以下この考案の実施例を第1図に基いて説明す
る。なお、従来技術と同一構成部分については同
一符号を付して説明する。
1はスチームアイロンの本体である。19は蒸
気発生機構18を備えた給水タンクで、前記本体
1には着脱自在に取付けてあるとともに開口部1
9aを形成してある。この給水タンク19の図中
右下側部にはバルブ20を設け、このバルブ20
に連通する連通路23を介して本体1の下面にノ
ズル24を形成してある。前記バルブ20のシー
ト部21はテーパ状に形成するとともにニードル
バルブ22の基部も前記シート部21のテーパー
面に対応した形状としてある。前記ニードルバル
ブ22は軸受部材25,25に摺動自在に支持さ
れている。このニードルバルブ22の前記軸受部
材25,25の中間部にはピン26を設けるとと
もに右端がこのピン26に係止するコイルばね2
7を外周に配設し、常時バルブ20が閉じる方向
に付勢している。このニードルバルブ22の図中
左端は中間部が軸受28にピン28aによつて回
動自在に軸支された「ト」状に形成した回動部材
29の下端に形成した長孔29aを貫通するピン
30によつて回動自在に連結している。また、前
記給水タンク19に形成した開口部19aには外
方に膨出した弾性を有するゴム製のキヤツプ31
を開閉自在かつ密封可能に取付けてある。すなわ
ち、このキヤツプ31の下端外周には前記開口部
19a下面に密接する縁部31aを形成するとと
もに、周側部の上方に形成した舌片31bを給水
タンク19に固着し、周側部の下方には手掛け用
の舌片31cを形成してある。前記給水タンク1
9の図中左下端部には略逆L字状の回動杆32の
下端を回動自在に取付け、この回動杆32の上端
面を曲面状に形成してこの上端面を前記キヤツプ
31の下面に位置する押釦33を形成してある。
この回動杆32のL字状の角度には溝32aを形
成し、前記「ト」状の回動部材29の上面を摺動
可能に案内している。
また、前記「ト」状の回動部材29の短軸部2
9bの右端に形成した長孔29cにピン34によ
つて上下動可能に連結された昇降杆35が設けら
れている。この昇降杆35の上面にはスイツチ釦
36を配設している。
このような構成によれば、通常の蒸気量が必要
な場合はスイツチ釦36を押すと昇降杆35が下
がり、ト状の回動部材29に形成した短軸部29
bがピン28aを中心に時計回りに回動する。す
ると、回動部材29の下端も時計回りに回動して
ニードルバルブ22はコイルばね27の弾性に抗
して図中左側へ移動し、バルブ20は開いて給水
タンク19内の水は通路23からノズル24へ導
かれて加熱装置17によつて加熱されて水蒸気と
なつて噴出する。
また、多量の蒸気を必要とするときは、キヤツ
プ31およびこのキヤツプ31の下面にある押釦
33を押圧すると、回動杆32は下端部を中心に
時計回りに回動し、この回動杆32の角部に形成
した溝32a内に嵌まり込んだ回動部材29の上
端は、前記溝32a内を摺動して時計回りに回動
し、この回動部材29の下端に連結したニードル
バルブ22を図中左方へ移動させてバルブ20を
開く。この時キヤツプ31を押圧することによ
り、凹んだ体積分の圧力が給水タンク19内の水
面に作用するので多量の水がバルブ20から連通
路23を経て加熱装置17により加熱されてノズ
ル24から多量の水蒸気となつて噴出する。
なお、給水するときは手掛け用の舌片31cを
手で持つてキヤツプ33を引き抜き、開口部19
aから給水して再びキヤツプ33を開口部19a
に嵌合すれば給水タンク19を密封することがで
きる。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、給水タンクの
キヤツプが加圧装置としての機能をも有し、単純
な構造で蒸気を多量に発生させることができると
ともに、多量の蒸気が必要な時に一回キヤツプを
押すだけで空気圧によつてタイミングよく多量の
蒸気を噴出させることができるという効果があ
る。
また、構造が単純で部品点数が少ないのでコス
ト低減を図ることができるとともに故障しにくい
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示した断面図、
第2図は従来技術を示した断面図である。 17……加熱装置、18……蒸気発生機構、1
9……給水タンク、19a……開口部、20……
バルブ、24……ノズル、31……キヤツプ、3
3……押釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を形成した給水タンクと、この給水タン
    クにバルブを介して連通するノズルと、このノズ
    ル近傍に配設した加熱装置とからなるスチーマ装
    置において、前記開口部に弾性を有するキヤツプ
    を開閉自在かつ密封可能に取付け、このキヤツプ
    の内側には押圧することによつて前記バルブを開
    放する押釦を配設したことを特徴とするスチーマ
    装置。
JP18091986U 1986-11-25 1986-11-25 Expired JPH0226480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18091986U JPH0226480Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18091986U JPH0226480Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6388300U JPS6388300U (ja) 1988-06-08
JPH0226480Y2 true JPH0226480Y2 (ja) 1990-07-18

Family

ID=31125313

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JP18091986U Expired JPH0226480Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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